VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第17節 対 松江シティ

ずーっと何も更新していなかったので,「ナカニシの奴は何してんだろうな?」と思っていたみなさん,こんばんは。

実は,公私ともにめちゃくちゃ仕事していたナカニシです。

そして,ちょこっとお疲れ気味です。

 

本日,JFLが再開されました。

半分中止なので,2戦目ですが17節になります。

コロナウイルス感染症の影響で,JFLのみなさんやチーム関係者のみなさんは,特に大変なことだったと思います。

今後,コロナウイルス関連が落ち着いて,一日も早く,以前の生活に戻れることを願っています。

 

 

 

今日の対戦相手は松江シティ(以下,松江と書きます)。

JFL昇格の道中で,何度も何度も死闘を繰り広げた相手。

久しぶりの試合,しかし無観客の開催。

JFLのルールを守り,ナカニシは自宅でその時を待つ。

 

鈴鹿では少数ながら,毎日のようにコロナ感染者が出ている。

そのせいか?鈴鹿は夏の間の中断期間でも十分な練習試合が組めなかった。

前週,本番さながらの紅白戦を行ったが,試合勘がどこまで戻っているのか気にかかる。

猛暑のホーム三交で,熱い戦いが幕を開ける。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200824000828j:plain


サポーターはどんな時も選手と共にある。

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 7リンタロウ,15菊島卓

MF 6藤田浩平・25和田篤紀・11遠藤純輝・18佐藤和馬

DF 34野口遼太・4キローラン木鈴・20中村俊貴・14蓮沼翔太

GK 30セルヒオ・アレナス

 

試合開始。

 

スタメンは,GK以外は三重県選手権決勝と同じメンバー。

松江は3-5-2のフォーメーションでサイドをワイドに使ってくる。

サイドに必ず一人余るので,鈴鹿サイドバックも広めにポジションを取る。

試合開始から,早速サイドの攻防が始まる。

早い時間帯で,両チーム共にコーナーキックを獲得している。

鈴鹿は,サイドを突破されて,えぐられているわけではないが,松江は大きなサイドチェンジよりも,一点に集中した丁寧なサイド攻略をするので,コーナーキックに逃げざるを得ない。

 

それにしても・・・なんか違和感がある。

全体的に省エネのプレイで,セーブしているように見える。

この試合が唯一無二の大一番という感じがしない。

猛暑なので,なるべく無理をせずに勝とうとしている感じ?

 

どうした?

みんなどうした?

 

前半7分。

ネット中継が途切れる・・・。

どうやら機材が暑さで熱暴走し,調子が悪いらしい。

チームの試合のツイートを見ながら,選手の頑張りを祈る。

 

しかし・・・

前半13分。

松江のミドルシュートで失点(見てない)。

0-1

 

そして・・・

前半17分。

リンタロウ(7)のゴールで同点(見てない)。

1-1

 

前半29分にネット放送が復旧。

 

試合は松江ペース。

パスの精度が良いのと,良く走り,良く見ている。

鈴鹿より松江のほうが走っているけど,ミスが少ないので無駄が無い。

一目で感じる。

これは2018年の地域CLの時の,強い強い松江だぞ。

 

松江がサイドに強いことは戦前から分かっていた。

ポイントとなるのは,攻守ともに左の野口と右の蓮沼。

 

サイドバックの野口遼太(34)

この試合の野口は,ナカニシがこれまで見てきた野口のプレイの中で一番よくなかった。

クロスボールの精度が悪く,中のフォワードには一度も合わせられなかった。

また,縦へのパスの距離感や,サイドチェンジの際のロングパスも,目測が定まらなかった。

ミラの狙っている(と思う)サイドチェンジが,逆に鈴鹿の縦への推進力を消すことになり,攻撃の形という形ができなかった。

この違和感は試合が終わるまで続いた。

野口,自分でも今日の結果は納得いかないだろう。

それを乗り越えようぜ。

次,やったろうぜ!

カニシはスタンドから声は出せないけど,野口を全力応援するぞ!

 

サイドバックの蓮沼翔太(14)

質実剛健な落ち着いたプレイができる蓮沼。

そこに食い込む松江のサイド攻撃。

松江攻撃陣は,ボールと共に人も良く動くため,数的優位を各所で作る。

蓮沼も後手後手に回りつつも,何とかぎりぎりでしのいでいる。

時にファウルでしか止められない場面もあるが,何とか耐えている。

松江に合わせて,鈴鹿もサイドがワイドに開きつつある。

その分,ディフェンスラインの選手間が離れており,その間に松江のトップがオフサイドギリギリの飛び出しを狙う。

蓮沼。今日はちょっと仕事が多いけど,何とか耐えてくれ。

後半は松江も運動量が落ちるはず。

それまで辛抱だ。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200824001206j:plain


鈴鹿のリズムではなく,松江のやりたいような試合展開となっている。

鈴鹿はそれに対応しつつ,個人の力で打開を狙う。

 

サイドハーフの,佐藤和馬(18)

視野の広い和馬ならば,試合展開が良くないことはよく分かっているだろう。

多少強引にでも前線で起点を作り,鈴鹿のラインを押し上げないと防戦一方となる。

ガツガツ行きながら,右サイドを押し込む和馬。

後ろから蓮沼(14)がフォロー。

そして,中に待つリンタロウ(7)と菊島(15)へ。

和馬から何とか鈴鹿は攻撃の糸口をつかみたい。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200824001224j:plain

 

試合展開は,4対6で松江ペース。

松江のサイドは中には進入できないものの,クロスの精度が良く,鈴鹿のディフェンスとゴールキーパーの間に精度よくクロスを入れてくる。

そのため,鈴鹿ディフェンスはコーナーへ逃げざるを得ない。

 

鈴鹿のゴールを守るゴールキーパー,セルヒオ・アレナス(30)

コーナーキックに対して,長い体を精いっぱい伸ばし,先にボールに触る。

キャッチに欲張らず,シンプルにボールを弾く。

また,サイドからの早いクロスにも対応し,きっちりキャッチする。

いつもより,セルヒオがボールに触る回数が多い。

シュートではないので記録には残らないかもしれないが,鋭いクロスがたくさんゴール前に放り込まれた。

セル。頼むぞ!

 f:id:miracle_fcsuzuka:20200824001243j:plain

鈴鹿の選手同士の距離感は修正されない。

コンパクトではなく,なんか全体的にスペースが多い。

また攻撃時もバタついていて,パスが長すぎたり,逆に行ってしまったり。

そしてそれを追う選手の反応も悪い。

暑いと思う。そりゃ暑いだろう。

だけど,条件は相手も同じ。

みんな頑張ってくれ。

チャンスが来るまで耐えてくれ。 

 

後半41分。

中盤からルーズボール鈴鹿側にこぼれた。

それが偶然,松江のフォワードの選手の足元に。

鈴鹿はディフェンスラインの選手間が広いため,寄せるのに一瞬かかってしまう。

木鈴が走るが間に合わず,きっちりシュートを打たれ失点。

1-2

 

崩された訳ではわけではないし,ある意味,アンラッキーかもしれない。

だけど,そこを予測して,先に動いた選手は,残念ながら松江の方だった。

 

前半も終盤。

選手たちの足取りが重くなっている。

カニシの目から見て,前半良く動いていたのは松江。

しかし,鈴鹿の足が先に留まる。

 

ハーフタイムで修正できる。

なんとか1ビハインドで前半を終えたい。

 

ボランチの和田篤紀(10)

和田もポジションを動きながら,縦へのスルーパスか,楔のパスを狙っている。

普段ならば,サイドに展開するところ,一発で縦を狙う和田。

フォワードの菊島(15)とリンタロウ(7)が,松江の3バックの間に入りつつ,斜めに走り狙っている。

サイドに強い松江に対し,和田はいつもより中で勝負しようとしているように見える。

曲者の和馬(18)もサイドから侵入してきた。

和田から何か起きそうだ。

篤紀,ガンバレ!

 

ここで前半終了。

 

 

家にいても暑い。

(選手と少しでも同じ環境にいるため,エアコンをつけていない。)

現地はもっともっと暑いだろう。

 

選手たちの勝ちたいという気迫が見えないわけじゃない。

ただ,それ以上に体が重く,相手のプレイにリアクションで後手に回っている。

ボールを持っても,一瞬の間があり,ワンテンポ遅くプレイしている。

残念ながら,鈴鹿のプレイにスピード感が感じられない。

どうした?

みんなどうした?

スタンドから大きな声で応援できたらいいのに。

ハーフタイムで修正してくれ。

大丈夫。

時間はたっぷりだ。

 

 

後半開始。

 

前線で頑張る,エフライン・リンタロウ(7)と菊島卓(15)

両者とも一騎当千の素晴らしい点取り屋。

リンタロウはこの試合,1ゴールを上げているので調子も悪くないはず。

菊島も左右に流れながらボールを求める。

しかし,なかなかフォワードにボールが入らない。

こんなに入らないかというほど入らない。

サイドは松江が押さえている。

鈴鹿アーリークロスか,早めのスルーパス

そのどれもが精度を欠き,前線とタイミングが合わず,形を作り出せない。

これはキツイ。リンタロウも菊島もキツイ。

この暑さで我慢比べのような試合になった。

リン,菊。

もうちょっと我慢してくれ。

流れは来るはずだ。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200824001918j:plain

 

後半修正できるかと思った鈴鹿だが,修正の糸口が見えない。

これが,鈴鹿のサッカーか?

スペースが大きく開いており,ディフェンスライン直前ですら,松江にワンツーで通される。

ファウルが増えて,焦りも見える。

攻撃時にはトラップミスやパスミスで,スピードに乗る前に引っかかってしまう。

どうした?

 

後半16分。

(OUT)18佐藤和馬 ⇔ (IN)28小澤司

(OUT)14蓮沼翔太 ⇔ (IN)26今井那生

 

戦況を打開しゲームを鈴鹿主導で作るため,小澤を投入。

イエローカードを1枚もらっていた蓮沼に代わり,元気なナイキが入る。

このメンバーチェンジで,鈴鹿は多分4-3-3になった。

 

(多分)3トップの右に入った遠藤純輝(11)

自分で現状を打開するため,ドリブルで進入する。

後ろからはナイキのフォロー。よし!

積極的に勝負を仕掛けるが,サイドがどれだけ崩されても,松江の3バックは不動のため,クロスは入れられても中に切り込むことができない。

また,鈴鹿の攻撃時に中盤の押し上げが遅れるようになってきた。

攻撃陣とディフェンス陣の間に大きなスペースができている。

セカンドボールを奪うことができず,純輝の攻撃が突破口にならない。

キツイ。

孤軍で走っている分,純輝はキツイだろう。

ガンバレ!純輝!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200824001954j:plain

 

センターバックの,キローラン木鈴(4)と中村俊貴(20)。

前週の紅白戦でも,両者ともに良いプレイをしていた。

2人とも調子が良く,鈴鹿のハイレベルなセンターバック陣の中でスタメンを確保したのも納得。

しかし,この試合ではとにかくリズムがつかめない。

特に後半は,全体に焦りがあるため,小さなミスが多発し,その影響でバックパスの精度が悪い。

俊貴と木鈴がミスすれば,直接失点につながる。

不安定なパス回しと,全員の焦りの中で,組織的なディフェンスというよりは,とにかく逃げるディフェンスになってしまう。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200824002014j:plain


鈴鹿の中心,藤田浩平(6)

試合の内容が悪い時は,選手全員がなんかおかしくなるので,なかなか修正できない。

そんな中で,試合中にペースを変えられるのがキャプテンの藤田。

「藤田!何とかしろ!」と後半始まってからずっと思ってるナカニシ。

その藤田も,今日は相当動きが重く,精度も悪い。

また,ポジションもかなり低い。セカンドボールの奪取が得意な藤田が良い場所にいないため,攻撃が波状攻撃にならない。

藤田にしては珍しいパスミスも出ていて,サイドに展開すべき野口との連携も合わない。

あれっ?て思うほど精彩を欠いている藤田。

どうした?

どうした藤田?

 

後半26分

(OUT)6藤田浩平 ⇔ (IN)25出岡大輝

f:id:miracle_fcsuzuka:20200824002059j:plain

 

昨年,全試合フル出場のキャプテン藤田が交代。

ここでスパッと変えるのか?

ミラの采配に少し驚いたナカニシ。

 

既に3トップ。

さらに小澤(28)がトップ下。

中盤に強力な左の出岡(25)。

ゲームを組み立てて勝負というより,殴り合いでも勝ちに行く選択か?

 

鈴鹿はパワープレイに近い戦術。

早い段階でクロスを放り込み中で競り合って,こぼれたらセカンドボールを狙う。

しかし,松江もディフェンスが粘っているので,精度を欠いている鈴鹿のクロスは得点機を作れない。

また,サイドは変わらず張っているため,サイドからの侵入もできない状態。

松江。ディフェンス固い。

やはり2018シーズンの強い松江とイメージが重なる。

 

後半36分

(OUT)4キローラン木鈴 ⇔ (IN)3川里光太郎

(OUT)7エフライン・リンタロウ ⇔ (IN)13斎藤翔太

 

木鈴も交代。

キャプテン藤田(6)と,副キャプテン木鈴(4)が交代というのは,かなりの緊急事態。

ゲームプランもあったもんじゃないだろう。

キャプテンマークはすでにもう1人の副キャプテンである野口(34)が巻いているが,野口も普段の良さは出ていない。

 

松江は無理に攻めないが,攻めるときはピタッとパスを通してくる。

この試合,ずっとスッキリしなかったのは,鈴鹿のパスの精度の悪さだと思う。

いろんなところで,合わず,引っかかり,逆に行き,最後までスピードを上げられなかった。

比べて松江は,ボールも人も動きつつ,「止める蹴る」の精度が高かった。

 

残り時間わずかで光るプレイを見せたのは,途中交代の斎藤翔太のドリブルでのカットインだった。

相手を見ながら後出しで抜いていくドリブルは,もっと長時間見たいプレイだった。

斎藤翔太。要注目!ガンバレ!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200824002149j:plain

 

試合終盤には,川里(3)のロングスローで競り合うが,一番高いリンタロウはすでに交代している。

ちぐはぐなパワープレイも効果を出せず・・・。

 

試合終了。

 

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

この試合開催にあたって,多数の関係者の方のご尽力をいただいています。無事に試合ができたことを心より感謝いたします。

暑い中の会場設営,スタッフのみなさんもお疲れさまでした。

機器のトラブルも大変だったと思いますが,試合を見ることができて感謝しています。

試合運営は,1試合1試合が課題と対応の繰り返しです。

次はボランティアスタッフで参加させていただきますので,よろしくお願いします。

 

ボールパーソンの生徒さんたちも,暑い中,本当にお疲れさまでした。

試合終盤,なるべく早く選手にボールを戻そうと走っている姿が見えました。

ありがとうございます。

 

松江シティには,みんなの大好きな泉宗太郎選手が所属しています。

たくさんの笑顔と,たくさんの涙を私たちと共に過ごした鈴鹿の大功労者です。

この試合が無観客試合となって,泉選手に会えないことを嘆く人もたくさんいたでしょう。

カニシも泉選手に会いたかった!

試合は完敗でした。泉選手ナイス!

今後の試合もがんばってください。

松江のみなさん,泉選手をよろしくお願いします。

 

次戦はJFLのルールである応援制限があるため,歌は歌えません。

↓(来場前にご一読ください。)

http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=1599

 

 

カニシの主観ではありますが,

試合内容はとても悪かったです。

ちょっと元気が出ないほど,得点の匂いがしませんでした。

でも,たぶん,この試合が今シーズンで一番悪い試合となるでしょう。

 

そんな時,サポーターって何考えると思いますか?

カニシは,負けて厳しい時こそ,選手たちと共に戦おうって思います。

来週は,

俺たちも会場に行って,

共に戦うぞ!!!

(声を出して応援できないけど) 

 

あと1週間。

今日疲れた体を休めて,そして次に勝つためのトレーニングをしてください。

 

俺たちはこんなもんじゃない。

なっ!

カニシが保証します。

次!勝つぞ!!!

 

カニシは選手たちと共に戦えるのが,楽しみです。

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第18節 8月30日15:00 対 テゲバジャーロ宮崎@三交鈴鹿メイン

JFL第19節 9月5日(土)15:00 対 Honda FC @三交鈴鹿メイン

天皇杯1回戦 9月16日(水)19:00 対 マルヤス岡崎 @瑞穂陸上

JFL第20節 9月12日(土)15:00 対 東京武蔵野FC @AGF鈴鹿

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。

 

※ このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

三重県サッカー選手権決勝 対 ヴィアティン三重

みなさんこんばんは。

 

本日,三重県サッカー選手権(天皇杯三重県代表決定戦)が,三交スポーツの杜鈴鹿で行われました。

この試合は,無観客試合となっており,例年行われているNHKの放送もありませんでした。

しかし,対戦相手のヴィアティン三重さんのスポンサーである,サトー工業さんによりネット中継され,多くの人が観戦することができました。

ブログを書くにあたり,まずはヴィアティン三重さんとサトー工業さんにお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

 

4連休の最終日。

三重県サッカー選手権が開催される。

全国各地でコロナウイルスの第2波が来ている中で,無観客試合とはいえ,開催できることがありがたい。

 

連休中は何も手につかなかった。

ソワソワしながらその時を待つ。

 

対戦相手は,2016年から5年連続(だと思う)でヴィアティン三重(以下,ヴィアティンと書きます)

昨年の三重県選手権では,延長の末,PK戦で敗れている。

ヴィアティンは,Jリーグ昇格の準備も整い,今シーズンの昇格を視野に入れるほどの強敵。

 

試合前日には,チームスタッフに横断幕を預けに行った。

サポーターではなくスタッフの掲出ならばOKらしい。

ヴィアティンの旧知のサポーターにも連絡し,両チームともに試合当日は横断幕を掲出する段取りを整えた。

 

試合開始まで,刻一刻と・・・。

 

雨が降り続いている。

 

さあ行こうぜ,明日めざし!

何度でも,くじけても!

さあ行こうぜ,夢めざし!

『歩み』を止めるなーーー!!!!!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727014533j:plain

どんな時でも俺らがいる。

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 7リンタロウ,15菊島卓

MF 18佐藤和馬・6藤田浩平・25和田篤紀・11遠藤純輝

DF 34野口遼太・20中村俊貴・4キローラン木鈴・14蓮沼翔太

GK 23岩脇力哉

 

試合開始。

 

両チームともに水たまりを気にしているため,シンプルに組み立てている。

様子を見ながら・・・深入りせずに・・・。

昨年のアウェイ東員でのヴィアティン戦に似た立ち上がり。

 

ヴィアティンはサイドからサイドから。そしてセンターとサイドの中間あたりに2列目が飛び込んできて,つなぐ感じの攻撃。

早い,そしてゴール前では細かくつないでくる。

 

鈴鹿は強い強いトップのリンタロウ(7)に送りつつ,菊島(15),遠藤(11),和馬(18)の強力な3人の攻撃陣がセカンドボールを狙う。

 

なんと!

前半4分。

鈴鹿が攻めたボールを蹴り出したヴィアティン。

しかし,クリアボールは野口(34)のもとへ。

左の野口(34)からリンタロウ(7)に入れたボールを,リンタロウが体を盾にしながら,サラリとつなぐ。

そこへ走ってきたのは・・・。

鈴鹿のゴールゲッター」

俺の名前を言ってみろ!菊島!キクシマタク!

このタイミングで走っているのに,力を抜いて見事にコントロールしたシュート。

見事!

ゴーーーーーーール!!!1-0!

 

いきなり来たー!

キクシマ!キクシマ!キクシマ!

 

カニシは自宅のパソコン前で小躍りしているが,選手たちにそれほど喜びは無い。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727015727j:plain


また試合は始まったばかり。

そして,ヴィアティンは昨年リードしながらも追いつかれて敗れている。

和馬が,藤田が,岩脇が,純輝が,ベンチも声が出ているだろう。

まだ始まったばかり。

リードなんて一瞬で消し飛ぶ。

 

先制ゴールを挙げた「鈴鹿のゴールゲッター」,菊島卓(15)

たぐいまれな攻撃センスは,前試合のMIO戦でも記憶に新しい。

菊島のプレイスタイルは,同じフォワードのリンタロウとは全く違う。

ドッカンシュートを打つわけではなく,枠のコースに飛び込む正確なシュートを持ち味とする。

そして,裏へ抜けるスピードも速く,昨年と比べると鈴鹿の中盤からの選択肢が1枚増えた感じがしている。

この試合,雨が降り続き,ボールが止まるアクシデントが続出したが,そうでなければ菊島はもっとチャンスをつかんでいたかもしれない。

菊島の動きにキレあり!

菊島!存分にやったろうぜ!

 

雨が降り続いている。

芝が綺麗に刈り込まれているので,水たまりは見えないが,芝の下はヒタヒタに浸かっているっぽい。

選手がボールを蹴るたびに水しぶきが上がる。3㎝くらい水の溜まったプールで試合をしているような感じ。

 

サイドバックの,「悪魔の左足」,野口遼太(34)

厳しいコンディションの試合。

たった一つのミスが失点につながる。

そんな中で,野口は自らのプレイで仲間に指示を送っているように見える。

バックパスはしない。シンプルに。中途半端にカットされるくらいなら縦に大きく。

そして,思い切ったロングシュートも。

俺の背中を見てろ!徹底的にリアリストな野口のプレイの数々。

ボールが地面に付くと予測できない動きになる。

空中のボールを,そのままボレーで打ち返す場面もあった。

大きく。大きく。シンプルに。

こんな大一番こそ頼りになる野口。

ノグさん,頼みます。三重県で一番になりましょう。

 

雨の影響か,両チームともにファウルが多い。

十分にパスで試合を組み立てられない状況で,セットプレイは大きな切り札となる。

鈴鹿のファウルで,ゴール前からのフリーキック

全員守備で守り通すが,守備のかなめ力哉の気迫が炎のように見えている。

 

鈴鹿ゴールキーパー,「男岩」,岩脇力哉(23)

起用で,要領よくて,小さくまとまったキーパーじゃない。

言葉にすると力哉は,デカくて,硬くて,強いキーパー。

ゴールを守る熱くて強い気持ちと,クールに積み上げたテクニックを一つの体に詰め込んだ,ハイブリットなキーパー。

ヴィアティンは右サイドからロングスローを投げてくる。これが怖い。

コーナーキックフリーキックも何本もあった。

その際の力哉の飛び出しに間違いなし!

雨なんか降ってないんじゃないかと思えるほど,キャッチに不安は無い。

力哉。最高の鈴鹿ゴールキーパーには,三重県最強の称号がふさわしい。

1点もやるな!絶対にやるな!

勝つぞ!力哉!!!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727015807j:plain


前半の半ばを過ぎて,徐々に鈴鹿が押し込まれる展開。

しかし,足元が悪すぎて,きれいに崩されている場面はほぼ無い。

鈴鹿はMIO戦から修正したのか,サイドからよく守備をしていて,ノープレッシャーでは通していない。

 

水たまりが一番ひどい場所は,鈴鹿の右サイド。

サイドハーフ,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)

試合はヴィアティンに押されているものの,全体的には雨で膠着している。

両チームの選手共に,雨で弾むボールの動きを見るため,一歩が遅くなっている。

特に右サイドは水が溜まっており,純輝のドリブルもスピードが付かない。

そんな中で,純輝は自分のやりたいプレイではなく,右サイドの守備で頑張っている。

後方の蓮沼と連携して,スビートのあるヴィアティンの攻撃陣に体を寄せている。

右サイドでの攻防は,剣道のつばぜり合いのようで,ごちゃごちゃしながらも,ロングパス1閃を狙っているような感じ。

純輝がこのまま終わるわけがない。

狙ってるぞ。ゴールに向かって走るタイミングを狙ってるぞ!

純輝!ガンバレ!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727020019j:plain


雨でさらにグラウンドコンディションは悪くなっている。

カニシの主観ではあるけど,雨の日の試合に鈴鹿は特に強い。

良く良く考えていたのだけど,相手が放り込むボールに対して迎撃できる強いセンターバックが歴代に多かった。それも理由の一つだと思う。

大久保,森本,藤井・・・そして。

センターバックの,「パーフェクトディフェンダー」,キローラン木鈴(4)

最強のセンターバックを継ぐ男!

パスやドリブルが十分にできるピッチコンディションではない。

ヴィアティンもサイドを攻略しつつ,ミドルレンジからゴール前に入れてくる。

しかーし!

空中戦では圧倒的に木鈴が強い。めちゃくちゃ強い。

何人かと競り合いながらジャンプしているのだが,自分の空中姿勢に乱れはなく,フィジカルでも圧倒している。

いうなれば,電柱と競り合っているような感じだろう(電柱が木鈴)。

そして,ヘディング飛距離も出ているので,木鈴のヘディングから,いきなり前線の菊島(15)が走り出したりしている。

木鈴強し!めっちゃくちゃ強し!

そして,足元のボールは一瞬の迷いも無く,鬼セーフティに蹴り出している。

隙が無い。良いディフェンスをしているぞ。

木鈴,ナカニシのお願いです。無失点お願いします。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727020105j:plain


ヴィアティンは,パス,サイド,早く。

鈴鹿は,ロングパス,中央,高く。

攻撃回数はほぼ同じ。

ボール支配率も同じくらい。

ただ,両チームともに決定的なところまでは行けていない。

 

鈴鹿の右サイドバックは,「ジャッカル」,蓮沼翔太(14)

怪我から復帰なので,まだまだ本調子ではないが,しっかりと連携の取れたサイドの守備をしている。

ボランチが本職だっただけあり,蓮沼の周囲との連携や空間管理能力は高い。

しかし,やはり水たまりで守備に苦戦している。

止まったり,伸びたり,そして滑ったり。

そんな中でも,センターバックと,サイドハーフとの距離感が絶妙で,蓮沼の付近はスペースが空いて通されることが少ない。

なるほど。公式戦で見るとよく分かる。蓮沼上手い。

派手じゃないけど相手にプレイしにくくさせることができている。

右サイドの名手,藏さんに似ている感じがする。

蓮沼にとってヴィアティンは古巣。

ハス。もう蓮沼は鈴鹿のハスだ。遠慮なくやったろうぜ!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727020135j:plain


前半も終盤になってきた。

雨の中の試合で選手たちの足にも負担がかかっているだろう。

足元を気にしながらのプレイは,みんな一瞬ボールウオッチャーになる。

 

鈴鹿ボランチ,「バッドボーイ」,和田篤紀(10)

前半の中盤に押し込まれていた中でも持ちこたえられたのは,和田(10),藤田(6)の鈴鹿の中盤のセカンドボールへのアプローチが早かったためだ。

特に,藤田より少し前でプレイする和田の,攻撃的セカンドボールへのアクションは相変わらず素晴らしい。

そして,土砂降りの雨の中でも,やはり和田はカッコよくプレイしている。

試合が膠着し,少しスピード感が失われてきた前半終盤。

和田が狙っている。

前線のこぼれ球に突如ハイスピードで飛び出し,ボールをかっさらい,相手ゴールキーパーと1対1まで詰め寄せる。

ウィアティンゴールキーパーの正面だったが,和田の一気呵成の飛び出しに,見ていたナカニシですら一瞬スキを突かれた。

雨の中だから・・・。

和田篤紀は雨の中でもやっぱり上手い。

篤紀!ガンバレ!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727020203j:plain


両チームともにフリーキックでドキドキする。

鈴鹿もヴィアティンも。

ただ,今日の鈴鹿ディフェンスはなんかとても良い感じがする。

鈴鹿の1点は試合の開始直後だった。

そのため,守りに入らず,0対0のような感じで試合をしている。

ディフェンスラインも高く,攻撃も積極的。

 

前半の最終盤。

疲れが出始めたころ。

 

左サイドの佐藤和馬(18)が中に入りつつ,良い形でゴールを狙う。

リンタロウ(7)が体を張って前に出る。

 

悪くない。

落ち着いている。

ヴィアティンの攻撃を形にさせていない。

 

ここで前半終了。

 

 

パソコンで見ているだけなので,汗びっしょりのナカニシ。

(もちろんユニフォーム着ている)

選手たちも雨の中のプレイは負担が大きいだろう。

 

だけど,このまま1対0で終わるとは到底思えない。

相手は今年J昇格を目指すチーム。

意地でも勝利を目指すだろう。

望むところだ!

三重県最強の座を争おう。

 

 

後半開始。

 

雨が少し落ち着いたように見えるが,水たまりは変わらず全体に敷き詰められている。

 

後半開始早々のヴィアティンの攻撃を,蓮沼(14)が鋭いスライディングで刈り取る。

ナイス!ハス!

 

リンタロウの落としから,菊島(15)が打つ!

キク!惜しい!

 

後半14分

(OUT) 14蓮沼翔太 ⇔ (IN) 26今井那生

 

頑張った蓮沼に代わり,元気一番の今井那生が入る。

ナイキはMIO戦で初先発し堂々たるプレイだった。

ナイキ!頼むぜ!

 

このあたりからヴィアティンも選手交代が続く。

早めの交代は,このコンディションで選手に負担がかかっているためだろうか。

カニシが一番恐れていた,ヴィアティンのフォワード北野純也選手もここで交代。

 

前線で体を張る,「ER7」,エフライン・リンタロウ(7)

足元理の悪い試合,鈴鹿はサイドの裏を狙うより,リンタロウに放り込んでいる。

2018の昇格の際に,リンタロウ-ネットで勝利を積み上げ続けたのが思い出される。

JFLでも(おそらく)ナンバーワンのターゲットマンであるリンタロウは,期待通り後ろからのボールを収めて,前線の仲間にボールを供給している。

リンタロウ自身も走って,ドリブルから強烈なシュートを放つため,ヴィアティンディフェンスもマークが十分についている。

前半は,リンタロウからの菊島がチャンスを作っていた。

後半開始早々も,リンタロウからの菊島でシュートまでもっていく。

この2人のコンビ。かなり良いかもしれない。

後半必ず厳しい時間帯が来る。

その時,最後の最後までリンタロウはゴールを狙い続けているだろう。

鈴鹿サポーターの希望の星。

2019年間VictoryCross大賞受賞者。

リンタロウ!1番取るぞ!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727020229j:plain


後半は前半以上に激しい試合展開となっている。

1歩を待つと,互いの寄せが早いため,半歩の見切り発車でプレイしている。

おのずと,荒く,ファウルが多く,コントロールしきれない試合となってきた。

ただ,このピッチコンディションでは仕方がない。

 

サイドハーフの,「雑草魂」,佐藤和馬(18)

この試合のキーマンは佐藤和馬だろう。

大舞台,そしてこんな悪条件でも和馬はとても頼りになる。

攻守に上手く関わり,ボールのないところでコースを切ったり,プレッシャーをかけたりしていた(映像でも和馬が動き回っているのがよく分かった)。

セカンドボールへのアプローチも早く,中,外,前,後に本当によく走り回った。

鈴鹿の右サイドでフリーキックを与えた際,一瞬,フワッとした感じがした。

みんな疲れている。一息入れた瞬間なのだろう。

しかし,笛が鳴っていないので,素早くリスタートされたらやばかった場面。

右サイドから走ってきて,ボールの前に立ち,相手のキックを止めた和馬。

良く見ている。ほんの少しの行動だけど,ナカニシはビッグプレイだと思った。

雑草魂って言葉は伊達じゃない。

ドロドロになって,踏みつぶされて,削られて,それでも和馬は花を咲かせる。

和馬!

この試合の和馬の代わりは誰にもできない。

最後まで頼む。

ミラ,和馬は最後まで残してください。

和馬!ガンバレ!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727020304j:plain


鈴鹿がリンタロウを起点に攻めるのに対し,ヴィアティンは鈴鹿サイドバックの裏へロングボールを入れてくる。

真ん中だと,木鈴(4)が徹底的に迎撃するので,狙いを変えてきた感じ。

 

センターバックの,「マッスルキングダム」,中村俊貴(20)

筋肉の弾丸,中村俊貴は実は足も速いのを知っていますか?

いや,単純に足の速さだけなら,ヴィアティンの攻撃陣のほうが早いかもしれない。

だけど,落下点の予測と,試合の流れと,先に相手とボールの間に体を入れるという点で,中村俊貴の早さはチーム随一と言える。

その肉体をフルに使って,ボールをガードして,躊躇なく蹴り出す中村。

特に後半,ヴィアティンがスピードのある選手を交代で入れ始めてから,中村の良い動きが目立った。

俊貴!

いいぞいいぞ!めっちゃいいぞ。

自分を信じろ。大丈夫。

信じれない時はナカニシが何度でも言ってやろう。

俊貴!今日もめっちゃいいぞ!

 

後半28分

(OUT) 11遠藤純輝 ⇔ (IN) 19海口彦太

 

なんと,普段はボランチで起用していた彦太をサイドハーフに。

彦太は攻撃的ミッドフィールダーが本職だから,そりゃできるけど,始めて見たポジション。

 

ミラはヴィアティンのサイドの攻撃を気にしているような感じ。

そこに,運動量と強さを兼ね備えた彦太を入れるのは,鬼手かもしれない。

 

海口彦太(19)は,サイドバックの今井那生(26)と,きっちりこの試合を引き締めた。

ふたりとも若いのに,ノーミスの完璧なプレイ。

そして那生は思い切りよく攻撃参加も見せる。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727020333j:plain

素晴らしい!鈴鹿の若手,素晴らしい!

 

両チームもとに決定機を作り出せないまま,時間が過ぎる。

 

後半33分。

審判が手を上げる。

雷のため中断。

 

カニシの家のそばでも雷がゴロゴロ鳴っている。

このまま終了?残り時間を再試合?

いや,何とか今日,決着をつけたい。

この中断が,鈴鹿にとって〇とでるか?×と出るか?

ジリジリした時間が過ぎる。

 

このまま終了は嫌だ。例え勝ったとしても嫌だ。

両チームの選手たちがこんなに頑張っているのだから,三重県最強はきっちり決めたい。

何度も何度も窓の外を見ながら,雷の通り過ぎるのを待つ。

 

40分後?くらい?

10分間?アップの後,開始するらしい。

 

残り約15分。

守りに入るな!絶対守りに入るな!

さあ,最後まで締めるぞ。

 

ヴィアティンがサイドから攻めてくる。

特にヴィアティンには高精度のロングスローがあるため,スローインを狙ってサイドから。

和馬(18),彦太(19)のサイドハーフが下がって,守備に献身的にプレイしている。

大丈夫。2人とも簡単にやられるような選手じゃない。

 

鈴鹿を最後の最後までまとめ切ったのは・・・。

セントラルミッドフィールダー,「鈴鹿の心臓」,藤田浩平(6)

中断の間,ナカニシが祈っていたのは藤田に対してだった。

藤田,この中断の時間を有効に使ってくれ!

藤田,みんなをまとめてくれ!

藤田,この試合勝とうぜ!

雷の中断からあけて,試合再開の時,藤田がみんなに指示をしている。

よっしゃ!藤田,決めるぞ!

この試合,ヴィアティンは中盤からのセカンドボールを良い形で拾うことができなかった。

それは,藤田(6)と和田(10)のセカンドボールへ寄せるスピードが落ちなかったからだ。

そして,最後まで鈴鹿は守りに入らなかった。

ボランチセンターバックの距離がちょうど良く,コンパクトにバイタルエリアを制圧できたからだ。

もう,言葉は無い。

藤田,最後まで頼む。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727020414j:plain

 

鈴鹿も守っているだけではない。

カウンターからの菊島(15)の独走!

ヴィアティンゴールキーパーのファインセーブで惜しくも得点ならず。

 

和田篤紀のコーナーキック3連発で得点を狙いに行く。

木鈴(4)のヘディングがわずかにそれる。

 

後半44分

(OUT) 7エフライン・リンタロウ ⇔ (IN) 16小口大司

 

ここで小口が出てきた。面白い!

前線を引っ掻き回してやろうぜ!

 

後半ATは4分。

鈴鹿は固く守ってカウンターを狙う。

ただただ,べた守りしているわけではないので,前線の菊島,小口は相手ゴールに迫って,ゴールはならないものの時間をうまく使っている。

 

ラスト少し。

水たまりに足を取られて和馬がファウル。

フリーキックの場所が水たまりのド真ん中になるが,少しでも蹴りやすい場所にずらしたいヴィアティンに対して,レフリーにアピールする。

凄まじい。勝利への執念を感じるプレイ。

 

時間が過ぎていく。

もう少し。

もう少し。

 

主審の手が上がる。

やった!

 

ここで試合終了。

 

 

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

ブログ最初にも書きましたが,中継をしていただいたサトー工業さんありがとうございました。

ポールパーソンの子供たち,雨の中ありがとうございました。

三重県サッカー協会のみなさん,鈴鹿市国体推進課のみなさん,お疲れさまでした。

この試合に関わったすべてのみなさん,お疲れさまでした。風邪ひかないようにしてください。

 

試合終了後,YouTubeの放送の中で選手の声が聞こえてました。

最初,高宮選手の声かと思ったのですが,良く聞くと和馬選手でした。

走り回って疲れて,喉がカッサカサの状態で歌ってたのでしょう。

コロナ感染を防除するため,選手同士で肩を組むことはしていませんでした。

でも,その眼はスタンドをしっかりと見ていました。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200727020449j:plain

さあ行こうぜ,明日めざし。

何度でも,くじけても。

さあ行こうぜ,夢めざし。

歩みを,止めずに。

アレアレッオー,スズカアレー。アレアレッオー,スズカアレー

(ほかの選手たちの声も重なった)

 

サポーターは会場にいません。

だけど,選手たちにはサポーターの想いが届いていたと思います。

そして,彼らはサポーターに向けて歌を歌いました。

いつも,勝った時にみんなで歌う歌です。

 

カニシは,和馬選手が歌ってるのを聞いて,感極まってました。

うちの選手たちは最高です。

そして,最高の選手たちに三重県最強のトロフィーを持たせてあげれて嬉しいです。

 

みんなお疲れさまでした。

風邪ひかないように。

また,選手のみなさんとスタンドとピッチで歌える時を楽しみにしています。

 

さて,今シーズン初のVictoryCross賞です。

(知らない人は知りませんが,ナカニシが勝手に選ぶMVPです)

0点完封の木鈴(4)と俊貴(20)も良かった。

2試合連続得点の菊島(15)も良かった。

中盤の和田(10)と藤田(6)も最高だった。

悩んだ結果・・・三重県選手権決勝のVictoryCross賞は・・・

佐藤和馬選手(18)に送りたいと思います。

和馬!最後の最後までよく頑張った!ナイス!

 

1年ぶりに三重県最強の座をつかみました。

ただ,シーズンはまだまだこれからですし,天皇杯では三重県代表としてしっかり戦ってこねばなりません。

 

まだまだです。

全然まだまだです。

でも,今日はちょっと嬉しかったです。

 

ニンマリ。

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第17節 8月23日15:00 対 松江シティFC(無観客試合)

JFL第18節 8月30日15:00 対 テゲバジャーロ宮崎@三交メイン

JFL第19節 9月5日(土)15:00 対 Honda FC @三交鈴鹿

JFL第20節 9月12日(土)15:00 対 東京武蔵野FC @AGF鈴鹿

天皇杯本戦は,9月16日か23日になるそうです(まだ未定)

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。

三重全社中止。とても残念です。

みなさんこんばんは。

 

先日の試合の小口選手のシュートには痺れました。

JFLさんの配信の動画を,毎夜毎夜見ています。

あのシュートを打った瞬間の「ズバコーーーン」という音が最高です。

これまでの練習試合を見た感じから,小口選手はなんか昨年と全然違ったのですが,1戦目で結果を出すとは,ナカニシ感心しました。

小口!!!次もやってやってやりまくろうぜ!

 

 

 

今日は残念なお話です。

 

あんなに楽しみにしていた全国社会人サッカー選手権(全社)三重大会が中止となりました。

中止ということは延期ではなく,中止です。

つまり,鹿児島国体が1年スライドして,来年全社をするのではなく,来年は三重国体本戦のようです。

 

カニシは全社に6回行きました。

そして6回お世話になりました。そのことは本当に感謝しています。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200722214629j:plain

千葉全社。1回戦敗退

東京全社。1回戦敗退。

和歌山全社。2回戦敗退。

愛媛全社。準優勝。

福井全社。優勝。

茨城全社。2回戦敗退。

 

地元のボランティアの駐車場誘導。

たくさんの人で賑わう送迎のバス。

ふるまっていただく地元の名産。

テントで売られているお土産の数々。

全国各地のサポーターの交流。

現地のグルメと特産品。

そしてその土地土地の雰囲気。

 

全国から集うサポーターが独特の空間を作り出し,その「全国」という雰囲気は,とても良い感じがしました。

確かに5連戦という,あり得ないほど過酷な大会でしたが,ナカニシはこの大会がとても好きでした(特に権利持ちで挑む全社は最高でした)。

 

たくさんの人にお世話になり。

たくさんのサポーターと出会い。

たくさんの美味しいものを食べ。

泣いて帰ることも,笑って帰ることもありました。

 

その全社が三重県で行われるということで,ナカニシはもう数年前から楽しみで仕方がありませんでした。

正直に言うと,来年の三重国体本戦より,前年のプレ大会である全社のほうが断然楽しみでした。

 

初日の夜は,居酒屋を借り切って,全国のサポーターと宴会がしたい。

鈴鹿の名物を全国のサポーターに案内したい。

ボランティアとしても試合運営を手伝いたい。

ふるまいは何が出るのだろう?

北海道から,千葉から,宮崎から,奈良から,全国各地から,鈴鹿で以前に共に戦った仲間たちが帰って来る。

あの選手に会える。この選手にも会える・・・。

 

夢は最高に膨らんでいたのですが,コロナウイルスに関するこの状況では仕方ありません。

この大会のために長らく準備をされていた,行政機関のみなさん,サッカー協会のみなさん,たくさんの関係者の方々は,ナカニシ以上にがっかりされていると思います。

 

残念です。

 

6回も全国でお世話になった分をお返ししようと思っていましたが,今年はダメでした。

せめて,来年の三重国体では何かお手伝いして,お返ししたいと思います。

 

全社が無くなって,がっかりしているみなさん。

それでもサッカーのシーズンは続きます。

次の1戦に向けて,気持ちを切り替えて集中していきしましょう。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200722214703j:plain



そして,鈴鹿の次の1戦は,今週末の日曜日に行われる三重県サッカー選手権です。

ヴィアティン三重さんと決勝を戦うのは,2016年から5年連続になると思います(たぶん)。

ヴィアティン三重さん,よろしくお願いします。

ちょっと雨模様ですが,三重県を代表するような良い試合をしましょう。

 

この試合は無観客試合ですので,会場に行ったり,選手の入待ち・出待ちをしたりしないでください。

鈴鹿サポーターとして,きっちりルールを守りましょう。

みなさん,くれぐれもよろしくお願いします。

 

 

三重県最強を取り返すぞ!

 

勝つぞーーーーー!!!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

三重県選手権決勝 7月26日16:00 対ヴィアティン三重 @三交鈴鹿(無観客試合)

JFL第17節 8月23日15:00 対 松江シティFC(無観客試合)

JFL第18節 8月30日15:00 対 テゲバジャーロ宮崎@三交メイン

JFL第19節 9月5日(土)15:00 対 Honda FC @三交鈴鹿

JFL第20節 9月12日(土)15:00 対 東京武蔵野FC @AGF鈴鹿

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。

JFL第16節 対 MIOびわこ滋賀

みなさんこんばんは。

 

コロナウイルス感染症の影響で,長い間,本当に長い間,公式戦が中断していました。

今も感染者は出ているので,まだまだ油断はできません。

しばらくの間は,無観客試合や観戦時の制限など,『いつものように』サッカーを応援することはできません。

 

試合のない日々は,我々サポーターも辛かったです。

だけど,もっともっと,選手たちのほうが辛かったと思います。

 

今日ナカニシは,自宅のパソコンで試合を見ていました。

選手たちがグラウンドに入る時,ちょっと感慨深かったです。

例え試合会場に行けず,声に出して応援できなくても,ナカニシは選手たちと共に戦います。

 

 

 

2020シーズンが始まる。

金曜の仕事が終わってからソワソワし始め,土曜の夜はなかなか眠れず,日曜も試合開始まで,ウロウロして過ごす。

やっと。

やっと。

やっと始まる。

 

初戦の対戦相手は,MIOびわこ滋賀(以下,滋賀と書きます)

滋賀との対戦は,昨年1分1敗で一度も勝てなかった。

(2019 第1節0-1敗戦。第16節3-3引き分け)

 

強い。2018年に練習試合でも対戦しているが,その時はケチョンケチョンにやられた。

さても寒い試合だった(気温が)。あまりのやられっぷりに,よーく覚えている。

滋賀は間違いなく強いチーム。

 

パソコンのモニターを見ながら,じっと時間の経つのを待つ。

ここまで待ったんだ。

もう少し待とう。

もう少し。

もう少し。

・・・・・・・・・

鈴鹿サポーター!気合入れていくぞ!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232010j:plain

いくぜ!!!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 7リンタロウ,18佐藤和馬

MF 8八久保颯・6藤田浩平・25和田篤紀・11遠藤純輝

DF 34野口遼太・3川里光太郎・4キローラン木鈴・26今井那生

GK 30セルヒオ・アレナス

 

試合開始。

 

試合開始後にバタバタするか?硬くなっているか?と思ったら,そんなことはなく落ち着いて試合に入っている。

 

試合を落ち着かせているのは・・・

センターバックの,「不撓不屈の男」,キローラン木鈴(4)

試合開始直後は,リスクを気にしながらロングボールが入る。

そのボールに対して,思いっきり頭で弾き返す木鈴。

また,ディフェンスでボールを回していても,相手が寄せてきたらセーフティに迷い無く蹴りだす。

空中戦,地上戦共にそのプレイに迷いはなく,ミラ監督のつなぐサッカーをしつつも,危険と判断したらシンプルにプレイしている。

センターバックの木鈴が微動だにしない。だからディフェンスラインが落ち着いている。

まずはしっかりとディフェンスから。

共に激戦を戦ってきたキローラン木鈴。こんな時やっぱり頼りになる。

 

前半の序盤はロングボールの多い展開から,徐々にサイドの攻防になる。

特に滋賀は,ロングボールを鈴鹿の左サイドに放り込むことが多い。

そして,鈴鹿は逆の右サイドから攻める。

 

サイドバックに入ったのは,大卒ルーキー,今井那生(26)

いきなりの初出場が開幕戦。ガンバレ!ナイキ!

サイドの攻防が続く中で,鈴鹿は左を押し込まれているので,自陣の右に大きく展開するボールが出ている。

サイドバックのナイキのミスひとつでやられる展開。

ちょっとドキドキしながら見ているナカニシ。

ところが,ところが,ところが!ナイキの落ち着いたプレイに2度驚く。

キックフェイントで相手をかわす。

前方の純輝(11)を追い越し,クロスを上げる。

1対1では,腰を落として抜かせていない。

唸るナカニシ。やる。ナイキはやるぞ。

一進一退の攻防のため,派手なプレイより堅実なプレイに終始したが,試合を通して,ナイキのプレイに怯んだところは一切無かった。

堂々たる初出場。見事な初JFL

ナイキ,まだまだ先は長いぞ,ガンバレ!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232107j:plain

 

滋賀は,スピードでサイドを押し込んでくる。

一本通れば,わき目も振らずに一気に伸びてくる感じ。

ドリブルにスピードを乗せると,振り切られるかもしれない。

パスの出どころと,パスコースのカットを慎重に。

 

セントラルミッドフィールダー,「鈴鹿の心臓」藤田浩平(6)

この試合の前半の序盤は,両チームともにコーナーキックが出なかった。

それだけ相手陣内に食い込むことができず,中盤から良いパスが出ていなかった。

滋賀の中盤を一手に背負って奮闘する藤田。

どちらかというと,少し下がり気味で,中盤の底でバランスを取る。

滋賀も鈴鹿も,一瞬でもバランスが崩れたら一気にやられる感じがする。

一瞬の緩みもない好ゲーム。それほどバランスはギリギリで均衡している。

密集した中盤で,一呼吸の間もなく,孤軍奮闘の藤田。

綱渡りのように,1つのミスも許されない激戦区。

ただ,ここでパスを出されたら,滋賀の早い攻撃陣が鈴鹿の裏を取ってしまう。

藤田!踏ん張れ!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232238j:plain

しかし。

 

前半20分。

滋賀の左からのカウンター。

サイドバックの野口(34)は,攻撃で上がっていたため間に合わない。

左サイドをスピードに乗ったドリブルで攻めあがられる。

滋賀の攻撃がスピードに乗っているため,中盤の戻りも間に合っていない。

木鈴(4),川里(3),ナイキ(26)の3バックで守る感じに。

左のセンターバックの木鈴が引っ張り出されるが,ドリブルのスピードが早く,切り返しで振られてしまう。

川里がフォローに入るが,思い切りよく振りぬかれたシュートは,無念の鈴鹿ゴールへ。

0-1。失点。

 

いやいや始まったばかりだ,こんなもん絶対取り返すぞ。

 

サイドハーフの,熊本からの新加入,八久保颯(8)

試合を見ていて思ったのだが,八久保のプレイしる姿は,なんか大きく見える。

左サイドで中盤の差し合いに加わる八久保。

この試合,前半の早い段階で,鈴鹿イエローカードが3枚出ている。

ジャッジがどうとかはともかく,そのうちの1枚が八久保。

ちょっとカリカリしている感じがする。

サイドに張るというより,かなり中にポジションを取る八久保。

攻撃面でも前線のリンタロウへ必殺のスルーパスを出したがっているが,滋賀ディフェンスに潰されている。

かなり攻撃的に行っている分,サイドのディフェンス時に遅れてしまっている。

実際,前半は鈴鹿の左サイドが良く狙われていた。

カニシの目には,何となく少し焦りがあるように見える。

八久保。大丈夫。攻守のバランスを整えて。

八久保。ガンバレ!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232346j:plain

 

滋賀のサイド攻撃は冴えている。

後ろから(小さいパスで)前の選手に当てて,

ターンせずに折り返し(小さいパス)を,

サイドに展開(大きいパス)。

トン・トン・トーン。

こんなパス回しを,緩急をつけてやってくる。

サイドに足の速いドリブラーがおり,長短のパスからの展開が見事にはまっている。

鈴鹿は滋賀のパスで選手のポジションを動かされながら,スペースを狙われ始めた。

 

フォワードでがんばる,「雑草魂」,佐藤和馬(18)

辛い時間帯。ディフェンスが精いっぱい。中盤がじりじり下げられていく。

そんなキツイ時こそ,こそっとした和馬の気の利いたプレイが際立つ。

昨年はボランチでも出場していたが,和馬はやはり前線が似合う。

滋賀の攻撃時,下がりながらのプレイ。

ホンの少し後ろから足を出してボールに触る(伸ばしすぎるとファウル)。

ホンの少し背中からプレッシャーをかける(やりすぎるとファウル)。

パスを出そうとした相手の視野にチラッと入って牽制する。

前線での曲者感が凄い和馬。

そして左右に流れてドリブル,クロスでターゲットのリンタロウ(7)を狙っている。

かなり飛ばしている和馬。

交代枠は5人。フル出場は考えていないだろう。

いや,和馬はいつだって目の前のプレイに100%を出している。

その背中は,いつもカッコいいぜ!

 

試合展開とボール支配率は,5分と5分。

しかし,鈴鹿の攻撃の方が単発で淡白に終わっている感じがする。

滋賀は徹底的にサイドから。

行くときは中盤がグッと思い切りよく上げるので,圧力が凄い。

滋賀のほうが前後のスペースがコンパクトになっている。

 

サイドバックの,「悪魔の左」,野口遼太(34)

滋賀は野口の左サイドを攻撃することが多い。

八久保との守備時の連携がいまいち良くなく,数的不利で押し込まれる場面もある。

しかし,引いて守ったら,滋賀の早い攻撃陣にスピードで抜き去られてしまう。

野口はビルドアップしつつ,アーリークロス気味の精度の高いボールを滋賀ゴール前に入れてくる。

そして,機を見て,野口のミドルシュートが爆裂。

滋賀ゴールキーパーがわずかに触ってコーナーキックとなったが,野口の攻撃は何よりもドキドキ,ワクワクする。

試合を通して,野口(34),木鈴(4),川里(3),ナイキ(26)のディフェンスラインは,一生懸命頑張っていたが,サイドの裏を狙う相手や,前方のサイドハーフとの連携に関しては,まだまだ連携が整っていない場面もあった。

ノグさん,ディフェンスラインを頼みます。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232412j:plain


後半40分。

やはりサイドから展開する滋賀に対して,中盤の藤田が右サイドバックのフォローに入る。

ナイキ(26)と藤田(6)でクロスは上げさせないが,滋賀はいったん中に戻したボールを,中盤の選手がするするっとドリブルで運ぶ。

サイドにフォローに入った藤田の場所がカバーがされていない。

一歩,二歩,三歩,と持ち込まれて滋賀のミドルシュート

川里(3)が前にブロックしていたが,川里の体にあたってコースが変わり,ゴールキーパーのセルヒオの逆を取られる。

くそっ!!!無念。

0-2。失点。

 

アンラッキーな失点だが,ナカニシの目から見ても中盤の真ん中がぽっかり空いていた。

選手がスライドした穴が埋まっていない。

 

前半の終了間際。

少し選手たちも疲れてきて,一歩が重くなってきている。

 

ここで前半終了。

 

 

前半は,滋賀がボールを回したり,選手が走ったりするたびに,鈴鹿のどこかに「空き」ができるような感じだった。

スライドしたり,カバーしたりは,ディフェンスラインはしているが,それ以外は,リアクションで動いていた感じがする。

ボールを回されるたびに,鈴鹿がドタバタした感じがする。

 

しかし。

カニシが思うことぐらい,選手たちはもっとよく分かっている。

ハーフタイムで修正してくるはずだ。

鈴鹿には3点を取るだけの攻撃力は十分にある。

 

さあ,滋賀まで「念」を送ろうか!!!

 

 

後半開始

 

後半の開始直後からバタバタっと攻められる。

滋賀はやはり,サイドから早く早く。

 

センターバックの,「先輩」,川里光太郎(3)

JFL経験豊富な川里。

見た目がいかつくて先輩っぽいので,ナカニシは先輩と呼んでいる。

ちょくちょくディフェンスが裸となる難しい試合となったが,落ち着いて対処している。

センターバックの木鈴(4),ゴールキーパーのセルヒオ(30)と三角形を作り,危ない場面でも自分にボールを出せるような位置にいる。

足元も競り合いも,なんでもできるユーティリティなセンターバックだとおもうが,身長はそれほど高くない。

高いボールは木鈴が得意なので,少し下がってスイーパーのような位置でプレイする。

この試合,徹底的にサイドを狙われているため,両サイドバックセンターバックの距離感が難しいように思う。

離れてもダメ。近くてもダメ。高くても低すぎてもダメ。

ディフェンスには課題が出た試合になったと思う。

そして,それは必ず修正できる。

川里先輩。ドンドンいっちゃってください。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232452j:plain

 

後半8分。

(OUT) 8八久保颯 ⇔ (IN) 15菊島卓

菊島はフォワードに,佐藤和馬(18)が左サイドハーフに入る。

 

そして・・・

期待のフォワード菊島のファーストタッチ(たぶん)は・・・

 

後半8分。

滋賀のディフェンスラインでのパス回しに寄せる菊島(15)。

左から和馬(18)が,後ろから和田篤紀(10)も,一斉に寄せに行く。

一瞬,戸惑う滋賀のディフェンスからボールを奪い,ワンステップで即座にシュート!!!

シュートはゴール左のサイドネット側に突き刺さる!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232520j:plain

 

ゴーーーーーーール!!!1-2

 

今シーズンの公式戦初ゴールは,「ゴールゲッター」,菊島卓のシュート!!!

菊島,見事!

 

ゴールを決めるのに最も大事なことは,枠に行くことだと思う。

どんなシュートでも枠に行かなければ絶対に入らない。

練習試合から見ていて,菊島はなんか感覚的にゴールの枠を掴んでいる気がしていた。

キクシマタク!大注目!

 

この試合の大きな転機は,間違いなく菊島の1点目のゴールだった。

その後半8分のゴール以降,一気に鈴鹿の攻勢が始まる。

 

鈴鹿が押せ押せムードになってきた。

滋賀は逆にサイドハーフが下がり,鈴鹿のサイド攻撃に備えている。

そのため,中央に2人のフォワードが残っているだけになった。

中央へのロングボールは木鈴が迎撃する。

木鈴(4)のカバーには川里(3)が安定している。

その状況を見て,藤田(6)と和田(10)の中盤も押し上げてきた。

 

サイドハーフの,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)

鈴鹿で一番のキレキレ選手である純輝も,前半からの滋賀の攻勢で良いところを出せていなかった。

後ろにいるディフェンスのナイキ(26)と連携しつつ,相手を抑えるディフェンスのプレイが多い。

後半の菊島のゴールで,流れは一気に鈴鹿に傾く。

純輝が飛ばし始めたのが分かる。

純輝(11)から,逆サイドから走りこんできた和馬(18)に,超超高精度ピンポイントクロス。

和馬(18)がマークを外してダイビングヘッドで飛び込むが,相手ゴールキーパー正面。

惜しい!惜しすぎる!

その後もぐいぐい押し込む純輝。

滋賀の攻撃陣もたいがい早かったけど,純輝も超早いぜ!

純輝!行こうぜ!

 

後半27分。

良い形でボールをキープした藤田から,右の純輝(11)へ展開。

ククッとフェイントを入れて,鋭いクロスボールを入れる。

もうそこに来ることは分かってるぜ!!!

ニアで頭をちょこんと合わせたのは・・・

俺たちの得点王!!!

エフラインリンタロウ!!!

 

ゴーーーーーーール!!!2-2

 

そして,この映像を見ている誰か?のための「ゆりかごパフォーマンス」

ご出産おめでとうございます。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232619j:plain


フォワード,「ER7・鈴鹿の得点王」,エフライン・リンタロウ(7)

前半からずっと,滋賀の攻勢で鈴鹿の攻撃は単発にならざるを得なかった。

厳しい場面では,リンタロウをターゲットにして放り込んでくるボールも多かった。

ヘディングで競り合うものの,リンタロウとしてはもう少しゴールの近くで勝負をしたかっただろう。

後半からサイドが押し上げ,特に右の純輝(11)から突破口が開かれている。

2点目はリンタロウらしいさすがのゴール。

そして,虎視眈々と3点目を狙う。

リンタロウ,今シーズンも取って取ってとりまくろうぜ!

 

中盤の,「バッドボーイ」,和田篤紀(10)

篤紀のプレイの素晴らしさは,ここに書き尽くせない。

気温30度を超えている(らしい)ピッチの上で,優雅にそして華麗なプレイを見せる。

菊島とリンタロウのゴールから攻撃のターンが増えてきた後半の終盤。

藤田と前後の関係となり,かなりポジションを上げている。

そして,味方との連携で篤紀(10)のセカンドボールの奪取率が上がる。

篤紀から左右に展開。

そして,裏を狙う菊島(15)が欲しがっている。

カニシの感じだと,このポジションに篤紀が入ると,鈴鹿の攻撃が活性化する。

さあ,篤紀タイムだ。篤紀劇場だ。

取るぞ!!!

取り返すぞ!!!

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232640j:plain


後半の終盤を迎えても鈴鹿の攻勢は続く。

この時点で,ナカニシはこの試合逆転することも十分あると思っていた。

ただ,選手たちの消耗が激しい。

そして,滋賀も選手をドンドン変えてきている。

今年の交代枠は5人(交代は3回まで)

11人のうち5人変われば全然違うチームになる。

両チームともに,この変化にどう対応できるかがカギとなる?

 

後半30分

(OUT) 7エフライン・リンタロウ ⇔ (IN) 25出岡大輝

(OUT) 18佐藤和馬 ⇔ (IN) 16小口大司

 

攻撃陣を変え,さらに1点を取りに行く鈴鹿

滋賀も攻撃陣を変えているので,最後の最後で殴り合いのような展開になってきた。

 

滋賀は縦一本でスピードを使う。

そして,さらに中にも選手が走りこんでくる。

後半の序盤までは,鈴鹿がペースを握っていたが,ここで盛り返してきた。

攻守の切り替えが早くなり,徐々に中盤のスペースが生まれる。

 

途中交代でフォードに入った,「ゴールゲッター」,菊島卓(15)

リンタロウが交代したため,前線のターゲットになっている。

リンタロウほど背が高いわけではないが,菊島はとにかく懐が広い。

体を使って,グッイっとボールを保持する力は素晴らしいと思う。

流れながら後ろからくるボールを自分の打ちやすいポジションに置く。

「止める・蹴る」のような,基礎の事だけど,これがしっかりできる選手は安定して上手い。

1点目をゲットした菊島。

菊島,まだあるよな?

菊島,まだ欲しいよな?

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232707j:plain


後半40分。

深い位置から純輝(11)のロングパス一閃!

滋賀ディフェンス2人の真ん中に通す。

そこに走っているのは・・・キクシマ!タク!

早い早い。体で相手を押さえながら相手と逆側でボールを保持する。

ドリブルもスピードに乗っている。

打つぞ!このまま菊島が決める!

と,思った瞬間。

なんとヒールパス。

なんと!

えっ!

菊島のヒールに相手ディフェンスも一瞬対応できない。

菊島のボールの先には・・・

猛然とダッシュする,「魂のストライカー」小口大司が!

小口のキャノン砲が火を噴く!

ドカーーーン!

 

ゴーーーーーーール!!!3-2

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232745j:plain

凄い!小口がめちゃくちゃ凄いゴールを奪った!

そして菊島,なんじゃこりゃ!

カニシは自宅で震えが止まらない。

なんと素晴らしい。なんと見事な。

喜ぶ選手たち。喜ぶベンチのメンバーたち。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232806j:plain

 

しかし,パソコンのモニターには,センターサークルで試合再開を待つ選手が映っている。

次のプレイの準備をしている選手がいる。

藤田(6)と出岡(25)だ。

ATを含めてまだ10分近くある。

彼らは十分わかっている。

締めろ。ここが勝負どころだ。

 

声を出せたらいいのに。

こんな時こそ,チャントを歌うべきなのに。

こんな時こそ,選手に最後の力を与えたいのに。

 

頼む。

勝ちたい。

 

ゴールキーパー,「最後の砦」,セルヒオ・アレナス(30)

残り約10分。選手たちは疲れている。ここから守りに入るだろう。

滋賀の攻勢は厳しくなるが,ここは最後の最後でセルヒオに頼むしかない。

セル,頼む。ゴールを守ってくれ。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200719232905j:plain

 

滋賀攻勢の中で,センターバックの川里(3)が少し痛めて退場。

 

後半38分

(OUT) 3川里光太郎 ⇔ (IN) 17佐藤昂洋

 

最終盤でディフェンスの交代。

これで交代4人だが,3回使ったのでもう交代はできない。

どうしても嫌な感じがぬぐえない。

 

みんながんばれ。

もう祈るしかない。

 

ベンチからコンパクトに,と声が出ている。

鈴鹿は前後左右共にコンパクトにしている。

その分,逆サイドのスペースを使われる。

 

後半44分。

滋賀は,右から左へ展開。

サイドバックはコンパクトにするため中に絞っているので,サイドのケアはサイドハーフの小口(16)が全力で走っていく。

しかし,一瞬届かない。

滋賀の狙いすましたクロスが中へ。

セル!出られないか?セル!止めてくれ!

飛び込んできた選手にヘディングを決められ失点。

3-3

 

試合は最終盤で同点に引き戻される。

 

選手たちは,最後の最後まで走るが・・・試合終了の笛。

 

試合終了。

 

 

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

 

試合は最後の最後に同点にされてしまいました。

実は,2019シーズンのホーム戦でもMIOびわこ滋賀さんにはATに同点弾を喰らっています。

その試合も3対3の引き分けでした。

 

「守りに入ると,途端に守れない」

残念ですが,ここが鈴鹿の最大の弱点であり,最大の修正ポイントです。

そしてそれは,監督もコーチも選手たちも,痛いほどよく分かっていると思います。

思うようにいかないのも(が)サッカーです。

サッカーは難しいです。でもだからこそ,それを乗り越えて次の進化があります。

 

最後は残念で仕方がありませんが,サッカーのある週末が戻ってきたのは嬉しいです。

そして,みんながそれぞれに持ち味を出して,生き生きとプレイしていて,それも嬉しかったです。

本当は,勝ってたらもっと嬉しかったと思いますが,それは次戦にお預けにします。

 

たくさんの人が公式戦の開始を待っていました。

カニシもめちゃくちゃ待っていました。

 

鈴鹿ポイントゲッターズの魅力は,選手たちのプレイする試合です。

それが魅力あるからこそ,このチームはたくさんの人に支えられています。

今日も夢中になるような試合でした。

素晴らしいプレイの数々でした。

 

2020シーズンが始まりました。

おそらく最も短いシーズンになると思います。

だけど,選手たちが1戦1戦全力で戦うことに何の変りもありません。

 

さあ行こうぜ,明日めざし,何度でも,くじけても

さあ行こうぜ,夢めざし,歩みを,止めずに

 

ではまた。

 

(今後の試合)

三重県選手権決勝 7月26日16:00 対ヴィアティン三重 @三交鈴鹿(無観客試合)

JFL第17節 8月23日15:00 対 松江シティFC(無観客試合)

JFL第18節 8月30日15:00 対 テゲバジャーロ宮崎@三交メイン

JFL第19節 9月5日(土)15:00 対 Honda FC @三交鈴鹿

JFL第20節 9月12日(土)15:00 対 東京武蔵野FC @AGF鈴鹿

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。

 

※ このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

来週公式戦開始。その前に確認を。

みなさんこんばんは。

 

熊本県を中心とする豪雨で被災されました方々に,心よりお見舞い申し上げます。

みなさんが,一日でも早く普通の暮らし戻れることを祈っています。

 

 

 

※令和2年7月11日時点で分かっていることのお知らせです。

 

JFLから試合観戦に関する注意が出ました。

http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=1599

長い文章でしたので,『ナカニシの覚えとして』要約しましたが,この文章はあくまで個人のブログです。

自粛やコロナウイルスに意識の高い方は,後でどうこう言わないように,必ず自分で原文を確認してください。

  

 

◇リモートマッチ(無観客試合)の注意

① スタジアム,スタジアム周辺に行かない

② スタジアム付近で応援しない。

③ 他の場所でも密を避ける。

④ サポーターの横断幕などは禁止

 

現時点の無観客試合の対象は下記の第16節と第17節です。

【第16節】7月19日(日)15:00 対 MIOびわこ滋賀 @甲賀

【第17節】8月23日(日)15:00 対 松江シティFC @AGF鈴鹿

 

 

 

◇有観客試合での注意

   ⇒ 入場はスタジアムの定員の50%まで

① 自分,または身近な人が体調不良ならば会場に行かない。

② 握手などの接触は禁止し,ソーシャルディスタンスを確保すること。

③ スタジアムではマスクをすること(各自で持参)

④ うがい・手洗いをすること。

⑤ 観戦時に移動しないこと。

⑥ 大声での発声は禁止。

⑦ アルコールの持ち込みは禁止。

◇応援についての注意

① 横断幕の掲出は密に気を付ければ可能(各会場の判断あり)

② チャント,コールリード,手拍子,タオルマフラーを回すことは全て禁止。

③ メガホン,太鼓,ハイタッチ,ビッグフラッグ,肩を組むことは禁止。

 

第18節から観客を入れて試合が行われる予定です。

【第18節】8月30日(日)15:00 対 テゲバジャーロ宮崎 @三交鈴鹿

【第19節】9月5日(土)15:00 対 Honda FC @三交鈴鹿

【第20節】9月12日(土)15:00 対 東京武蔵野FC @AGF鈴鹿

 

上記の措置がいつまでなのかは,明記されていませんので不明です。

ただ,18節から20節までは鈴鹿でホーム3連戦です。

応援したい!声を出したい!という気持ちはよく分かりますが,

サポーターとして,サポーターの取りまとめをする立場として,JFLから発表された注意事項を厳守します。

 

鈴鹿を愛するみなさんの,ご理解,ご協力をお願いします。

 

 

 

昨日は,鈴鹿市内でコロナの感染者が確認されました。

そして,今日も三重県内でコロナの感染が確認されました。

そのためかどうか分かりませんが,明日予定されていた練習試合は無観客開催となりました。

こちらに関しても,現地に行ったり,お出迎え,お見送りなどしないようにお願いします。

アルテリーヴォ和歌山さんとは,2016年の地域決勝1次ラウンドで対戦して以来だと思います。

関西のトップレベルの強豪ですので,公式戦直前の対戦を楽しみにしていました。

こちらに関しても,残念の無念です。

 

 

 

サッカーの無い期間中,自分の中の『応援の炎』を燃やし続けようとしていましたが,水をぶっかけられるようなことばかりです。

 

無事に公式戦が始まり,サッカーのある週末が戻ってくることを心待ちにしています。

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第16節 7月19日15:00 MIOびわこ滋賀無観客試合

三重県選手権決勝 7月26日16:00 対ヴィアティン三重無観客試合

JFL第17節 8月23日15:00 対 松江シティFC無観客試合

JFL第18節 8月30日15:00 対 テゲバジャーロ宮崎 @三交鈴鹿

JFL第19節 9月5日(土)15:00 対 Honda FC @三交鈴鹿

JFL第20節 9月12日(土)15:00 対 東京武蔵野FC @AGF鈴鹿

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。

無観客試合について

みなさんこんばんは。

 

昨年の今頃,雨上がりのスタジアムで滑って転んで肩の腱を部分断裂したナカニシです。

先日,病院で診察した結果,ほぼ完治となりました。いわゆる全治1年です。

一時は,右腕が全く上がらず,ハンドルも握れず,どうなることやらと思いましたが,何とか動くようになって良かったです。 

カニシの教訓「スタジアムでは走っちゃいけない」

 

 

JFLの試合について

先週,JFLの開幕試合となる第16節と,第17節が無観客試合となることが発表されました。

対象となるのは下記の2試合です。

 

【第16節】7月19日(日)15:00 対 MIOびわこ滋賀 @甲賀

 

【第17節】8月23日(日)15:00 対 松江シティFC @AGF鈴鹿

 

この2試合は観戦できません。

 

サポーターの溜まりに溜まったパワーは,ナカニシはよ~~~く分かります。

試合を見に行きたい。

少しでも選手と同じ空間にいたい。

その気持ちはよく分かりますが,いろんなところに迷惑が掛かりますので,スタジアム周辺に集まらないよう,みなさんのご協力をお願いします。

 

この2試合については,JFLのサイトで観戦できるようです。

 

JFLチャンネル」

https://www.youtube.com/c/JFLOfficialChannel

 

鈴鹿の第16節と第17節はリモートマッチ対象試合となっていますので,こちらのURLで観戦できるそうです。

たぶん・・・できると思いますが,不具合があるかもしれません。

なお,第18節以降の無観客試合の是非については,改めて発表があるそうです。

 

カニシとしては,第17節の松江シティ戦で,泉宗太郎選手が鈴鹿でプレイする姿を見たかったのですが,このようなこととなりとても残念です。

泉選手,元気にやってますか?

 

前述の通り,みなさんの無観客試合へのご理解と,ご協力をお願いします。

カニシもサポーターとして,チームや選手に迷惑が掛からないよう,これから考えていきたいと思っています。

  

 

天皇杯予選(三重県選手権)について

こちらも,残念ですが,無観客試合となりました。

 

三重県選手権決勝】

7月26日(日)16:00 対ヴィアティン三重 @三重交通G スポーツの杜メイン

 

この試合に関しては,例年行われているNHKの放送は無いそうです。

今のところ,リモート放送の発表もないので,試合を見ることはできません。

たぶんですが,チームのTwitterで思いっきり試合内容をツイートすると思うので,もし,このブログをご覧の方で,チームのTwitterをフォローしてない人がいましたら,フォローしてみてはどうでしょうか?

鈴鹿ポイントゲッターズTwitter: @SuzukaPG

 

見たい!

この試合も見たい!

選手と同じ空間で戦いたい!

だけどルールには従いましょう。

みなさんのご理解ご協力をお願いします。

 

 

◇セレクションについて

来年度に向けて,チームのセレクションが行われるようです。

 

日時:8月15日(土) 18:00~21:00(17:00受付開始)

場所:四日市緑地公園Cフィールド

 

詳細はこちらを見てください

https://suzuka-un.co.jp/news/33387/

 

大学生を対象としたセレクションですが,鈴鹿がこの時期にセレクションをするのは初めてだと思います。

コロナで遅れているかもしれませんが,来年度に向けて,大学生は就職活動などをやっているのだと思います。

その時期の進路の一つとして,セレクションを開催することは,たぶん有意義なんじゃないかな?と思っています。

強化担当の小澤テクニカルディレクターの手腕が発揮されるのが楽しみです。

 

 

 

明日は,練習試合が行われます。

日時:6月28日 11:00

場所:三重交通G第4グラウンド

対戦相手:FC TIAMO枚方

 

公式でも案内がありましたが,マスク着用,ソーシャルディスタンス,観戦者名簿の記入など,みなさんのご協力お願いします。

また,選手との接触や握手など,感染の可能性のある行為は,厳に避けてください。

カニシは試合が終わったら,とっとと帰るつもりです。

 

そして,試合後には,チーム主催のポイントサイトの利用講座があるようですので,お時間ある方は,ちょろっと見に行ってください(当日の飛び入りでも良いようです)。

詳細はこちらへ ↓

https://suzuka-un.co.jp/news/33240/

 

 

 

無観客試合の発表に対しての,遠藤純輝選手のツイートです。

f:id:miracle_fcsuzuka:20200627235245j:plain

熱い!

純輝の気持ちが熱いぜ!

ならば,ナカニシも言わせてもらおう!

「リモートマッチでも俺たちは選手と共に戦っている!!」

 

勝つぞ!!!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第1節~第15節まで中止

JFL第16節 7月19日15:00 MIOびわこ滋賀無観客試合

JFL第17節 8月23日15:00 対 松江シティFC無観客試合

JFL第18節 8月30日15:00 対 テゲバジャーロ宮崎@三交メイン

⇒ 第18節以降は,今後の状況により変更可能性あり。

鈴鹿の選手たちは元気です

みなさんこんばんは。

 

しばらく更新してなかったナカニシです。

なぜ更新してなかったかというと,身も心もめちゃくちゃ弱っていたからです。

 

その弱ってるナカニシが,少しブログでも書こうかな?という気になったのは,今週,選手の姿を見たからです。

 

 

この水曜日には,偶然!所用で昼から休暇を取る予定だったので,一日休暇にして,練習試合を見てきました。

対戦相手は,サッカーに力を入れている高校のサッカー部でした。

高校生ですので,まだ体ができておらず,どうしてもフィジカルでは勝負にならないのですが,一生懸命にボールを追い,喰らいつく姿はとても若くて元気でした。

挨拶や礼儀に関しても,きっちりしていて,偶然!試合を見に来ていたサポーターからも拍手が起きていました。

ナイス!高校生!

 

 

そして,今日は土曜なのですが第3グラウンドで練習があったため,朝早くから見に行ってきました。

この日は週末のため紅白戦が行われていました。

相変わらず,スタメンを全然固定しないミラ監督が分けたメンバーは,見ていたナカニシも唸るほど,両チームともに甲乙つけがたいメンバーでした。

というか,現在の鈴鹿はバリバリの2チームが作れるほどポジション争いが激しいチームです。そしてスタメンを保証されている選手はいないように感じます。

それほど,バチバチの真剣勝負が日々,繰り広げられているのですが・・・

・・・にもかかわらず,このチームは例年以上に選手間の仲が良くて,不思議な一体感があります。

 

練習試合と紅白戦はあくまで練習なので,詳細は書きません。

なので,ナカニシの一言感想です。

 

・ナイキ!右京!元気いっぱい!勇気いっぱい!ナイス!良いよ良いよ~。

・昨年と比べて小口の良さは10倍アップ。小口から目を離すな!マジでやるから。

・藤田が入るとゲームが変わる。さすがキャプテン。唯一無二の選手に間違いなし!

・木鈴のプレイが見事!ディフェンスリーダー感が爆上げ!声もよく出てる!

・出岡の存在感がチームに馴染んできた。特に攻撃時のハマり方はうまし!

 

全員分を書きたいけど,今日ここまでです。

 

選手の姿を見られない方にお伝えしたいのは・・・

選手たちは自粛期間に「きっちり」体づくりをしていたということです。

体が締まった選手,筋肉で一回り大きくなった選手,体の切れが良くなった選手。

誰一人,緩んでいる選手はいませんでした。みんな完璧です。

しっかりコンディションを整えて,練習に励んでいます。

 

こんな選手たちを,思いっきり応援したい!

 

そのために,ナカニシももっともっと頑張りたいと思います。

 

 

 

紅白戦の後,U-15の練習がありました。

中学生のチームですが,ナカニシが知らない間に,こんなに大勢になったのですね。

最初は本当にチームもできないほどだったのですが,今は見違えるほどたくさんの子供たちが参加しています。

何にもないところからコツコツチームを作り上げたコーチたちにも感謝です。

そして,練習着を作るのにスパイラルネットさんがスポンサードしてくれているそうです。なんて嬉しい。ありがたい。

スパイラルネットさんは,トップチームの胸スポンサーというだけでなく,チームの宣伝,選手の就職先,スクールへの支援,鰻のたれ作り,などなど何から何まで,本当にご支援ありがとうございます。

今後とも,なにとぞよろしくお願いします。

 

U-15も紅白戦をしていたのですが,びっくりするほどみんな上手いです。

簡単に言うと,「止める+蹴る」がしっかりしていて,適当に蹴って,ワーって走るようなサッカーではありません。

基本がしっかりした,骨太のサッカーでした。

 

U-15(中学生),U-12(小学生)に関しては,随時,体験や入団を受け付けているようです。

http://suzuka-un-school.jp/

f:id:miracle_fcsuzuka:20200620233623j:plain

もし,ご検討されているようでしたら,ぜひお問い合わせください。

子どもたちの同じ時間をサッカーに費やすとしても,より成長でき,より密度の濃い時間を使うことができるはずです。

トップチームの選手たちも指導してくれますしね。

 

 

鈴鹿を退団した高野次郎君が,18日に吉田社長と(お仕事で)会ってたそうです。

今はスポーツ選手のセカンドキャリアなどを支援している会社にいるそうです。

立派にスーツを着こなした次郎君とビジネストークをしたかったけど,元気に頑張ってるようで何よりです。

高野次郎!ガンバレ!また会おうぜ!

 

 

JFLのリーグ戦,天皇杯,国体,全社。

まだまだ,普通にサッカーができるような状態ではないのかもしれません。

だけど,「その時」のために,今できる事をするしかありません。

 

みんながんばれ!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第1節~第15節まで中止

JFL第16節 7月19日15:00 MIOびわこ滋賀水口スポーツの森

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。