みなさんこんばんは。
今日の試合で大活躍したのは,GKの池末知史選手です。
池末選手は昨年の半ばから,長い間,怪我に苦しみました。
練習を見に行っても,グラウンドをジョグで回り続ける姿をナカニシは何度も見ました。
今シーズン,何とか怪我から復帰しました。
やっと出番となりましたが,マルヤス岡崎戦に出場して4失点しました。
その後,鈴鹿は新たに2名のゴールキーパーを獲得しました。
池末選手の心中は穏やかではなかったと思います。
悩むことも,辛かったことも,たくさんあったと思います。
ただ,サポーターは信じて池末を待つしかありませんでした。
今日の試合の池末選手のプレイは,キレッキレでした。
サッカーに対して下を向いていたら,絶対にできないプレイです。
自分が出場する「その時」のために,池末選手は牙を研ぎ続けたに違いありません。
ベンチでも,ベンチ外でも,いつも試合と同じ緊張感に自分を置いていたのだと思います。
池末!ナイスプレイ!見事だった。
しかーし!ここが池末の100点満点じゃないぞ!
次に向けて,また頑張っていこうぜ!
(でも,今夜は笑いながら寝てください。)
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連休最終日。
試合の日が来た。
三重県サッカー選手権大会決勝。
三重県の最強のサッカーチームを決める大会。
対戦相手は,ヴィアティン三重(以下,ヴィアティンと書きます)
連休中,ずっとこの試合が気になっていた。
ずっとずっと,ソワソワしていた。
試合当日。早朝から起き出して何かと準備をする。
試合会場に到着すると,三重県サッカー協会の方たちが集合している。
邪魔にならないように,横断幕の準備をして選手たちを待つ。
緊張でウロウロする。
試合までには,まだ時間がある。
まだか。試合はまだか。
開場。
そして横断幕を掲出。
鈴鹿で試合をする以上,絶対にホームグラウンドの雰囲気を作りたい。
サポーターの仲間が集まる。
たくさんの方たちが鈴鹿側のバックスタンドに集まってくれる。
準備はできた。
三重県最強を決めるにふさわしい五月晴れ。
よし。
何があっても,サポーターがやることは変わらない。
いくぜ!
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 14北野純也・19三宅海斗
MF 10橋本晃司・17中村健人・7中里崇宏・21山内健史
DF 6上田駿斗・4平出涼・20中村俊貴・2進藤誠司
GK 31池末知史
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風はバックスタンドからメインスタンドに向けて,真横90度から強く吹いている。
微妙に風が舞うと,バックスタントから見て左から右への風。
おそらくヴィアティンが風下を取ったため,鈴鹿ボールでキックオフ。
試合開始。
鈴鹿は前節からスタメンを5人変えてきた。
4-4-2のオーソドックスな形。
ヴィアティンは,4-2-3-1だと思う。
ワントップには,昨年鈴鹿に所属していた田村翔太選手が裏を狙っている。
サイドを中心に丁寧に攻める鈴鹿。
前線のFWの斜めの動きを使いながら,サイドから早いパスを狙うヴィアティン。
全体的にパススピードが速く,前に前に動く試合。
左サイドバックの,「双頭の龍」,上田駿斗(6)
最近なんか元気の無いプレイが多かった上田。
この試合では,試合開始直後から良いアップダウンを見せている。
前方のサイドハーフは,橋本(10)だが,橋本はサイドに張り付いているわけではない。
その分,上田の前方が大きく開いている。
上田街道が,鈴鹿の左サイドにできている。
前半から高いポジションを取って,攻勢に出る上田。
ほぼウイングの位置から中への折り返しを狙う。
そして,ディフェンス時には,誰よりも早く戻って,ヴィアティンの攻撃を抑える。
上田らしい,若い元気が前向きに好循環するようなプレイ。
逆サイドからの大きな展開も効いている。
GO!ハヤト!
ボランチの,「テクニシャン」,中村健人(17)
グラウンド状況が良いため,健人のテクニックが攻守に光りまくっている。
ディフェンス時にも激しく当たるのではなく,サラッと上手くボールを奪い前線にパスを出している。
ボールの受け方,前への向き方,それだけでサッカーの上手さに見とれてしまう。
同じボランチの中里(7)との連携が良く,ヴィアティンがカウンターの際にも,健人がパスコースを消していて,それで時間を使わせている。
上手い。何度でも書くけど上手い。
ヴィアティンとの中盤の差し合いは,少し鈴鹿に分がある。
それは,中村健人の力が大きい。
今日の健人はなんかしそうだぞ。
前半の半ばまでは,完全に5分と5分の展開。
サイドから攻撃する鈴鹿は,中で合わせられず,ヴィアティンディフェンスに迎撃されている。
ヴィアティンも鈴鹿の高いディフェンスラインの裏を狙いたいが,中村俊貴(20),平出涼(4)のディフェンスは,裏へのケアがしっかりできている。
どちらかというとディフェンスラインの高い鈴鹿が,ボールを支配しているが,ディフェンスラインが高い分,ショートカウンター一発で失点しそうな感じがある。
センターバックの,「カバーリンガー」,平出涼(4)
ナカニシの思うヴィアティンの怖い攻撃は,ワントップの田村選手が斜めに走って裏を取られることだった。
鈴鹿のディフェンスラインはしっかりと上げている。
ヴィアティンはボールを奪うとすぐに鈴鹿のディフェンスの裏を狙ってくるが,センターバックの平出がよく見ている。
相手ボールになったとしても,飛び込まずに時間を使いスピードを殺している。
また,ゴールキーパーの池末(31)とパスのやり取りにも不安は無く,そこでボールロストすることも無い。
安定。そして万全。
平出!絶対に裏をやられるな!
点入っていないが,試合は膠着しているわけではない。
常に速いスピードで動いている。
攻守の切り替えも早く,カウンターをカウンターで返すような試合に。
それでも,両チームのディフェンスが固く決定機を作り出せない。
右サイドハーフ,「ワンダーボーイ」,山内健史(21)
後方のサイドバック進藤(2)から,巻くようなボールが裏に出ている。
走り出したら誰より早い山内が,楽々と追いつき右サイドを深く攻め入っている。
また,外から中へ切れ込んできて,大きなチャンスメイクをする山内。
今日の山内はいつもよりスピードが早い。
調子は良さそうだ!
ディフェンス時にも,体を張ったプレイで,サイドを自由にやらせていない。
進藤との連携がとにかく良くて,右サイドに不安は無い。
山内!ゴール決めようぜ!
ガンバレ!
右サイドバックの,「ポリバレント」,進藤誠司(2)
たぶんサイドならどこでもできるユーティリティブレイヤーの進藤は右サイドバック。
ディフェンスラインのバランスを考えて,左の上田(6)ほど高い位置を取っていないが,前方の山内の後ろをキッチリ支えている。
前半の半ばには,左の橋本(10)からの大きい何サイドチェンジから,進藤が持ち込み,中で待つ北野純也(14)の惜しいシュートをお膳立てした。
しかし,ヴィアティンのカウンターを止めた際にイエローカードをもらってしまう。
進藤!ガンバレ!
前半の終盤は,鈴鹿ペースに。
中盤を中里崇宏(4),中村健人(17),橋本晃司(10)が支配し,攻守ともに圧倒している。
しかし,ヴィアティンディフェンスは高く,固く,上手い。
なかなかこじ開けることができない鈴鹿。
フォワードの,「餓狼」,北野純也(14)
三重県選手権決勝でのヴィアティン戦に,鈴鹿のユニフォームを着て出場する北野というのは,ナカニシ的にはとても感慨深い。
でも,北野の目はそんな思いに浸る訳でもなく,徹底的にゴールだけを見ている。
餓えている。北野の餓えをひしひしと感じる。
前半,右からの山内(21),後方からの三宅(19),左の橋本(10)いろんなところから北野にボールが入った。
ヴィアティンディフェンスはシュートコースを切っていたため,北野もシュートが打てなかったが,そのボールをもらう動きに無駄は全くなかった。
良い位置で,ゴールの近くで存在感を出す北野。
北野。北野はもっとエゴイストであって欲しい。
点を取ったもん勝ちだ。
北野,ゴールを奪え!
北野がヴィアティンディフェンスラインに張り付いている。
一歩で勝負を決められる北野であれば,長いドリブルはいらない。1タッチで次はシュートが打てる。
また,右サイドの山内(21)が,裏を狙って走りまくっている。
北野と山内のプレイで,ヴィアティンディフェンスラインは下げられている。
そのため,中盤を鈴鹿が支配するようになって,攻勢が続くようになってきた。
今,押している。良い感じだ。点が欲しい。
フォワードの,「ネコ大好きな天才」,三宅海斗(19)
剛の北野(14),縦の山内(21),そして海斗は変幻自在のドリブルでヴィアティンゴールに迫る。
そのフェイントは,相手が出れば交わすという「後出し」のドリブル。
緩急を付けながら,前に進む海斗のドリブルをヴィアティンは中盤で捕らえ切れていない。
エグイ。エグイ角度で入って来るドリブルだ。
さらに海斗には弾丸のようなシュートを打てる左足がある。
ドリブルをしながらシュートを狙い,山内(21),北野(10)と連携する。
素晴らしい!三宅海斗!
得点をお願いします。
左サイドハーフだけどポジション不定,「名人」,橋本晃司(10)
山内(21),北野(14),三宅(19)の3人がヴィアティンディフェンスラインに侵入している。
その3人のタクトを振るうのが,我らがキャプテン橋本晃司。
フォワードを後で支えながら,必殺のパスのコースを狙っている。
なんかしてくれそうな感じがプンプンしている橋本。
また,ここぞという時には自らの飛び出すタイミングも計っている。
中里(7)から橋本(10)のホットラインが鈴鹿の背骨のように動いている。
セットプレイも上田の頭にドンピシャで合わせた。
今日の橋本も良い。
橋本,ガンバレ!
悪くない。
この流れのうちに早く点が欲しい。
ここで前半終了。
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ハーフタイムにNHKのスタンドレポートがある。
声出しができない中でレポーターの希望するようなインタービューがしにくいが,コールリーダーを中心に上手く対応してくれた。
ナカニシは腕組みをしながら,前半の展開を考えている。
鈴鹿のプレイは悪くない。
というかとても良い。
スロースターターの鈴鹿にとっては,前半0対0というのは悪くない。
ハーフタイムで修正して,後半はさらに良くなるはず。
ただ,ヴィアティンディフェンスは高くて固い。
このまま防ぎ続けられると,その高さを活かしたセットプレイの反撃が怖い。
早く先制して,鈴鹿のペースに持ち込みたい。
アップする選手の中に菊島がいない。
菊島,出るか!
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後半開始。
(OUT)2進藤誠司 ⇔ (IN)15菊島卓
進藤は前半でイエローカードをもらっていたため交代だと思う。
ヴィアティンディフェンスが固ければ,菊島のミドルでぶち破ってやろうぜ!
後半早々からヴィアティンが押し上げてきている。
たぶん,ディフェンスラインも上げているため,鈴鹿陣内での時間が増えている。
ヴィアティンのボランチも前線に出てくるようになった。
ゴールキーパーの,「ハードパンチャー」,池末知史(31)
サイドからのクロスに対して,なだれ込むように飛び込むヴィアティンの選手達。
攻撃の人数をかけている分,ピンポイントで合う確率も高い。
至近距離からシュートに対し,超反応で弾きだす池末!
池末!!!!!!!(声を出せないけど,心の中で叫ぶナカニシ)
さらに,ヴィアティンのコーナーキック時にも,その代名詞ともいえる拳を伸ばし,思いっきりパンチングでボールを弾き返す。
壮絶なまでに勇敢なプレイ。
絶対に点をやらないという激しい集中が,池末のオーラになっている。
池末,頼むぞ。
この試合,何となくロースコアの展開になりそうだ。
鈴鹿のゴールを守ってくれ。
鈴鹿は押される展開。
ヴィアティンの基点となる中盤が前に出てきたため,精度の高いスルーパスが鈴鹿ディフェンスの裏に出される。
斜めに走ってオフサイドをかいくぐりながらボールを受けるのは,ヴィアティンの田村翔太選手。
その田村選手にシュートを打たせないのは・・・,
鈴鹿のセンターバック,「鬼俊貴」,中村俊貴(20)。
カバーリングが上手いのは,同じセンターバックの平出(4)だけじゃない。
俊貴の一瞬のスピードと,その肉体の厚みは,生半可なもんじゃない。
スライディングの一撃必殺さも,チーム随一。
その俊貴のスライディングが,田村選手のシュートを止める。
ナイス俊貴!
堂々たる大黒柱感。
見事!
後半15分
(OUT)10橋本晃司 ⇔ (IN)41栗田マークアジェイ
(OUT)17中村健人 ⇔ (IN)25前田柊
この交代にナカニシはビックリした。
これまで鈴鹿の試合を組み立てていた橋本(10)と健人(17)を交代。
2人とも,絶好調に見えたのだが・・・
ディフェンスラインを押し上げたヴィアティンの低い位置でのパス回しに対して,北野純也(14)が前線から頑張ってディフェンスしている。
しかし,その後ろが抑えられていないため,北野単騎になってしまい鈴鹿は高い位置でボールを奪うことができない。
ちょっと鈴鹿がヴィアティンに対して引いている状態。
後半から入った,「超人」,栗田マークアジェイ(41)
ハイボールでのポストプレイでは,背の高いヴィアティンディフェンスに阻まれるが,しっかりと競っているため,セカンドボールを鈴鹿ボールにすることができるようになった。
さらに,マークは縦への突進力も高く,鈴鹿の攻撃のチャンスを作り出せるようになってきた。
後半の半ば過ぎには,マークが起点となり,三宅海斗(19)が技ありループシュートを狙うがヴィアティンゴールキーパーのファインセーブで得点ならず。惜しい!
マーク!前節取れなかったゴールを決めてやろうぜ!
ヴィアティンも選手交代をしてきた。
前線に長身のフォワードが入る。
ハードな内容の試合なうえに,日差しが強く,選手たちも消耗してきている。
互いに早いスピードでカウンターを狙いあう展開。
疲れの出てくる時間帯でも,両チームの足は止まらない。
大勝負になってきた。
大一番だ。
これぞ決勝戦だ。
ヴィアティンのカウンターからのシュートをまたもや池末が超反応で防ぐ!
池末!!!!!(ナカニシの声に出せない叫び)
さらに,コーナーキックからのシュートに対して片手1本で反応して,バーに当たるものの何とか失点を防ぐ。
池末!!!!!(ナカニシの声に出せない叫び2)
鈴鹿はピンチを迎えているが,決して押されまくっているわけではない。
マーク(41),海斗(19),を中心に,攻撃も厚みを増している。
後半34分
(OUT)19三宅海斗 ⇔ (IN)3今井那生
この交代もナカニシはビックリした。
攻撃の中心選手を下げて,ディフェンスを固める・・・
三浦泰年監督の采配では始めて見る守りの形。
鈴鹿は3バックになってたぶん,3-4-3の形へ。
ディフェンス時には,両サイドが下がって5バックになる。
那生(3)がヴィアティンの長身の選手につく。
ボランチの,「中里無双」,中里崇宏(7)
選手交代が激しく,チームをまとめるのが困難な状況。
それでも中里がいるので,試合にフワッとした所は無い。
この試合の中里は,特に守備面でヴィアティンの攻撃を刈りまくった。
その狙いすましたスライディングはボールだけを刈り取り,当然のようにノーファウル。
テクニックのあるディフェンスとは,こんな感じなんだと思えるようなプレイ。
かなりハードな試合だったと思う。
しかし,中里は最後の最後まで試合を作り続けた。
中里先輩。最高です。
後半から右サイドバックに入る,「菊島ロケット」,菊島卓(15)
後半の終盤,菊島の右サイドからマークが突進し,ロングスローのチャンスが来る。
菊島ロケットは強い逆風でいつもほど伸びない可能性があったが,菊島は低空をライナー性で投げる事で十分に飛距離を出している。
さらに,そのロングスローの跳ね返りをミドルシュートで狙う。
菊島の良さが出ている。
菊島。頼むぞ!
後半43分
(OUT)14北野純也 ⇔ (IN)11三浦知良
前線から走りまくった北野が交代。お疲れさま。
試合は延長に突入。
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後半終了と同時に疲れで座り込むナカニシ。
互いにパスが早く,ボールも人も動く展開。
今シーズンで一番ハードな試合になった。
ここから先は,サポーターの応援次第だ。
念を込めろ。
パワーを絞り出せ。
いくぞ!
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延長前半開始
鈴鹿は,3-4-3のフォーメーション。
ヴィアティンは,4-4-2になっていると思う。
3バックになったため,3バックの右側の中村俊貴(20)がサイトバックのようにボールを運んで良い形を作るようになってきた。
サイドバックもできる俊貴が,攻撃の基点を作る。
ボールを運ぶ俊貴(20)から,右サイドの菊島(15)へ。
打つ気満々の菊島がシュートを放つ!
惜しくもサイドネットだが,菊島の思い切りの良いシュートは見事。
菊島,打て!
ヴィアティンも前線に放り込む形になってきた。
身長の高いヴィアティンフォワードに対して,今井那生(3)が激しく競り合いに行く。
後ろを向くのは那生らしくない。
ディフェンスだけど前に前に我武者羅に行こう。
良いプレイだぜ!那生!
セカンドボールのチェックが早い,「勇往邁進」,前田柊(25)
運動量と体の動きの良さで,前田柊のそばは簡単には通れない。
スペースを埋めて,ディフェンスの負担を少なくする前田。
そして,自らも,サイドを深く走ってチャンスを作り出している。
がっぷり四つの試合になった。
本当に大一番だ。
後半終了間際に交代で入った,「キングカズ」,三浦知良(11)
少し下がり目のフォワードだが,そのワンタッチパスにキレがある。
正直に言って,鈴鹿に合流した当時とは比べ物にならない。
試合勘を取り戻しつつあり,日に日に良くなってきている。
そして,シュートコースがあると,思い切りよくシュートを狙う。
その打つタイミングも良い。
ナカニシが見た中で,一番いいプレイだった。
カズ!ナイス!
延長前半終了
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延長後半開始
試合は5分と5分。
ただ,両チームともに疲れてきたため,1歩が遅くなりファウルが増えている。
危険なファウルで,カズ(11)がうずくまる場面も。
延長の後半となっても,山内健史(21)のスピードは衰えない。
ヴィアティンディフェンスにアタックし,マーク(41)との連携で前に進む。
激しいタックルで痛める場面もあるが,それでも山内は進み続ける。
サポーターの太鼓の音が,さらに大きく力強くなってきた。
ナカニシは手を握りしめて祈るばかり。
みんなを勝たせて返してあげたい。
みんなの笑顔が見たい。
延長後半12分。
(OUT)41栗田マークアジェイ ⇔ (IN)13キムテウ
なんと!マークがインアウト。
ナカニシは試合開始から走っている山内かと思った。
そして,キム(13)がパワープレイで入って来る。
残り時間なわずかのヴィアティンの攻勢。
そのシュートを右足一本で止めるのは・・・この試合,超反応を見せたゴールキーパー池末知史(31)
凄い!
ナカニシの頭にPK戦の文字が浮かぶ。
そして延長後半終了。
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PK戦。
鈴鹿は後攻
ナカニシは正座して祈っている。頼む。
1本目。〇・〇
ヴィアティンが1本目を決める。
鈴鹿のキッカーは三浦知良(11)ここでカズが一番に蹴るか!
これをド真ん中にビシッと決める!
2本目。×・〇
ヴィアティンのキックを池末が超超ファインセーブ!
鈴鹿は菊島がドカンとゴールに叩き込む。
3本目。×・〇
ヴィアティンのキックは枠の外へ。
鈴鹿は中里がゴール右隅にきっちり入れる。
4本目。〇・〇
ヴィアティンのシュートが決まる。
鈴鹿のキッカーは,中村俊貴(20)。
俊貴が決めれば,鈴鹿の勝利。
息を飲む・・・
ゴーーーーーーール!!!
PKは4対2で鈴鹿の勝利。
ここで試合終了。
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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。
試合運営にご尽力いただきました,三重県サッカー協会のみなさん,関係者のみなさん,ありがとうございました。
ヴィアティンさんは,先日のコロナの影響でベストメンバーが組めなかったようですが,とても強かったです。
PKは,引き分けと同じです。また,JFLのリーグ戦で戦えるのを楽しみにしています。
ヴィアティンのみなさん,サポーターのみなさん,お疲れさまでした。
とにかく疲れました。
ナカニシ,試合終わったらヘトヘトでした。
だけど,選手たちがサポーターのところへ歩いてくるとき,とても良い笑顔だったがとても嬉しかったです。
池末選手の音頭による万歳三唱も最高でしたね。
良かった。本当に良かった。
今日のVictoryCross賞は,ゴールキーパーの池末知史選手です。
素晴らしいセーブでした。
見事としか言いようがありません。
ナイスプレイ!
次の試合に向けて,また頑張ってください。
ナカニシは,鈴鹿の試合以外のYouTube放送をほとんど見ないのですが,昨日,珍しく1試合丸ごと鈴鹿以外の試合を見ました。
ナカニシが土曜日見ていた試合は,Cento Cuore HARIMAの試合です。
Cento Cuore HARIMAは兵庫県代表として,天皇杯の1回戦で対戦します。
そして,ここには藤田浩平選手が在籍しています。
藤田選手が鈴鹿に来るのに,そして会場が三交スポーツの杜なのに,鈴鹿ポイントゲッターズが相手をしない訳にはいきません。
Cento Cuore HARIMAとの対戦を楽しみにしています。
試合が終わってから,バスの見送りをしました。
ヘトヘトでした。でも最高の気分です。
選手のみなさん,ゆっくり休んで,次の試合に備えてください。
ナカニシは三重県最強のサッカーチームのサポーターとして,今日はゆっくり眠ります。
勝ったぞーーーーーーー!
ではまた。
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(今後の試合)
◇JFL第8節 5月15日(日)13:00 対 HondaFC@三交メイン
◇JFL第3節 代替試合。未定 対 クリアソン新宿
◇天皇杯1回戦。5月22日(日)13:00 対 Cento Cuore HARIMA@三交メイン
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