VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

極めて濃厚な1年をありがとう。祐輔,サネ,田路

みなさん,こんばんは。

 

本日,ファン感謝祭とサポーター忘年会が行われました。

過去最多のたくさんの人にご来場いただき,にぎやかな一日でした。

ご参加いただいたみなさん,選手・スタッフのみなさん,ありがとうございました。お疲れさまでした。

 

今日,朝の準備からナカニシを見た人はわかると思いますが,運動会が始まるまで,ナカニシは笑顔が作れませんでした。爆裂に機嫌が悪かったためです。

だけど,運動会が始まり,選手たちの笑顔を見たら,やっばり楽しくなりました。

サポーターが悩んだ時は,選手を姿を見るに限ります。

うちの選手たちは最高です。

 

しかし,ファン感謝祭,サポーター忘年会のことを書くのは,ちょっと後回しとさせていただきます。

 

 

 

先日より,チームより退団,引退の発表が出ています。

カニシはもちろん発表の日に確認していましたが,心が乱れまくっていたので,今日のファン感謝祭できちんと選手の姿を見るまでは,ブログが書けませんでした。

頭の中でグルグル考えて,ギュッと歯を喰いしばる毎日でした。

 

そして,今からしばらく書くのは,ブログではないかもしれません。

たぶん・・・恥ずかしいけど,選手への手紙です。

 

 

 

小野祐輔 背番号21

(オーノー,ユウスケ,ラララー)

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小野祐輔を見たのは,三重高校との練習試合でした。

年明けにミラ監督が就任して,急ピッチで選手を集め,セレクションっぽい練習試合が行われました。

寒い寒い,松阪のグラウンドに30人くらいが見に来ていました。

ユウスケは練習試合とは言え,レベルの違うピッカピカに光るプレイを見せ付けて,今シーズンの契約となりました。

その時,ナカニシが見た強烈な印象は,「左足の小澤みたい・・・」でした。

極めてテクニシャン,極めてサッカー大好き,そして極めて少年の心を持っていました。

 

しかし,出場機会はあまり巡って来ませんでした。

ユウスケの力不足と言うよりも,フィジカルで押してくる相手に対して,身長の高い選手を監督がチョイスしたためだと思います(たぶん,ナカニシの推測)。

 

満を持して,11月17日の今治戦に出場しました。

その日のユウスケは,今まで出られなかった鬱憤を晴らすように,ファンタジスタなプレイを連発しました。

試合後のラインダンスでアピールするのを恥ずかしがって,ダッシュで逃げて,岡山コーチに捕まりました。

会場はユウスケの独壇場でした。彼がみんなを最高の笑顔にしました。

 

左足の芸術家。永遠の小学5年生。それが小野祐輔。

練習しながらブツブツ言っている君が見たい。

君のみんなが笑顔になるようなプレイが見たい。

ユウスケ,また会おう!

 

 

 

チョン・サネ 背番号26

(チョンサネ,チョンサネ,ミドルを見舞え!)

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今年のシーズンは監督の就任がめっちゃくちゃ遅かったため,なかなか新入団が決まりませんでした。

そんな中でもFC岐阜からレンタルされたサネは,かなり早い段階で発表がありました。

長身の選手で,足も速く,細身ながらも体幹がしっかりしている印象でした。

足元の技術もとても上手く,練習開始の日から,「おおっ!これは!」となりました。

しかし・・・

何度も怪我をしてしまいました。

日本語も十分ではなく,選手間のコミュニケーションが難しそうでした。

試合中の指示も良く分からなかったかもしれません。

日本語,スペイン語,韓国語の中で,とても孤独で辛そうに見えました。

今シーズンの(ナカニシ的)№1ゲームである,ソニー仙台戦のリンタロウへの最後のパスは,サネのファインプレイでした。

でも,サネなら不思議はありません。それくらいサッカーは上手かったからです。

レンタル元のFC岐阜との試合でも,遠慮なくゴリゴリ削りました。

クールなのにプレイはとても熱い選手でした。

 

いつも一生懸命でしたが,どうにもそれが十分に活かせたように思えません。

まだまだポテンシャルは未知数です。

またどこかでサッカーをして,サネの活躍のニュースを聞くのが楽しみです。

サネ,まだだ。まだ終わらんよね。

達者でな。また会おうぜ。

 

 

 

田路大樹 背番号14

(トージヒロキーオーオーオートウジヒロキーーー)

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田路を始めて見たのは,三交スポーツの杜鈴鹿の第四グラウンドです。

前述のとおり,やっと監督が決まって,早い段階の練習生でした。

その時期は1週間練習生で入って,週末に練習試合を兼ねたセレクションをしている感じでした。

その時のセレクションは,田路大樹と,佐藤和馬と,J2から来た某選手の3人だったと思います。

3人とも攻撃的な選手だったので,それぞれに特徴がありました。

そ3人の中で一番,強引な目立つプレイをしていたのが田路です。

「左の泉だ!!!」と思ったのがナカニシの第一印象です。

こいつは凄いぞ!!!と直感で思いました。

そのドリブルにはスピードだけでなく,「圧」がありました。

それは田路の強い気持ちが,前に前に向かう力だったと思います。

でも,今シーズンの鈴鹿には攻撃的ミッドフィルダーが,10人いました。

(8.9.10.11.13.14.18.21.26.28)

もの凄い激戦区の中で,田路はなかなか試合に出られなくなりました。

そして最終戦の古巣FC大阪との対決。

その持ち味である強引に体を使って前に進むプレイから,リンタロウの先制点のお膳立てをしました。

 

鈴鹿でその才能を出しきれたとは思いません。

まだまだ田路には前に進む力があります。

田路!迷わず行こうぜ!

前だ!前!

君の向かう先に決めるべきゴールが有ることを願っています。

 

 

 

今日,ここに書いた3選手は鈴鹿アンリミテッドで1年間一緒に闘いました。

たった1年かもしれないけど,アスリートの貴重な1年を鈴鹿で使ってくれました。

 

カニシは絶対に君たちを忘れません。

そして,またサッカーがどこかで人と人とをつないでくれる事を信じています。

必ず,また会おう!

そして,君たちの前途に幸多きことを祈ります。

 

ではまた。

 

(お知らせ)

選手たちを応援する横断幕をたくさん預かっています。

作成していただいたみなさん,本当にありがとうございました。

これらの横断幕は,選手たちをきっと勇気づけた事だと思います。

 

退団した選手の横断幕は,下記の3通りの取り扱いとさせていただこうと思います。

①作成者の方にお返しいたします。

②移籍したチームのサポーターに引き次ぎます。

③ナカニシが生きている限り保存します。

この3つのうちどれかです。

 

カニシが所有者の連絡先を知っている場合は,メールやDMなどで連絡させていただきますが,不明の場合は,お手数をおかけしますが,下記まで連絡ください。

miracle_fcsuzuka@yahoo.co.jp

 

①の場合は,返送先の住所とお名前をお知らせください。

②の場合は,ナカニシが全力で次のチームにお届けしますが,外国や相手先に受け手が居ないなどの場合,③の保管とさせていただきます。

 

横断幕ありがとうございました。

大事に使わせていただきました。心より感謝いたします。