みなさんこんばんは。
鈴鹿には,たくさんの若者が選手として戦っています。
鈴鹿サポーターは,グラウンドで戦う選手だけを応援しているわけではありません。
鈴鹿で汗を流し,鈴鹿で大きくなろうとしている若者も,よーく見ています。
そして,若い彼らがグラウンドに立つときは,いつも以上の大声援で応援します。
ナカニシが試合に出られない若い選手に,たまに言うことがあります。
残念ながらチャンスは平等じゃない。だけどチャンスは必ずある。
だから,1日,1試合,1プレイ,を大切に。
サポーターみんなが(たぶん)同じ気持ちです。
「チャンスをつかめ!!!」
高見力生斗 背番号24
(リキトーリキトー タカミリキトー)
リキトが鈴鹿に来たのは,2018年の夏だったと思います。
山岡社長が何かのご縁で?入団となったと聞いた気がします(詳細は不明)。
高校卒業して入団でしたので,特に若さが際立っていました。
そして,鈴鹿の選手と比べて体が細く感じました。
体格的に大きい選手ではなかったですが,プレイスタイルは,鋭く,激しく,厳しく,早くです。
ヒヤッとするくらい激しく削りに行くスタイルは,練習時に見ていてもドキドキしました。
自分自身をアピールするためにも,対人には特に負けん気が強く,体ごと突っ込むような特攻のスタイルでした。
2019シーズンは,練習試合が少なかったですが,FC岐阜との練習試合に出場しました。
この試合でもリキトの元気と対人の強さは活かされており,Jリーグチームの選手に対して,一歩も引かないプレイを見せました。
大きな獲物に向かっていくハヤブサのようなプレイでした。
その大阪戦でもリキトは対人でバリバリやって,自分のプレイを存分に出しました。
ほとんどの試合はベンチ外でした。
サポーターとして応援してあげられなかった事に悔いが残ります。
リキトはサッカーを続けると言っていました。
まだまだ伸び盛り,まだまだやれる,まだまだ全部出していない。
リキトの前途に良いサッカーがあることを願っています。
リキト,チャンスを奪い取れ!
また対戦しよう。
佐藤隼 背番号17
(シューンシューン サトシューン)
ナカニシが始めて佐藤隼を見たのは,小野祐輔の時と同じ三重高校との練習試合です。
すでにゴールキーパーは3人いたので,4人目のゴールキーパーが練習参加していると言う事に,まず驚きました。
月成,高宮,岩脇の3人のゴールキーパーよりも長身で,しなやかなムチのような体格をしていました。
・・・そして,見たことの無いくらいイケメンでした。
元Jリーガーで抜群のイケメン。
ナカニシは,前から居た3人のゴールキーパーに「佐藤隼に負けるな!」と思っていました。
サトシュン,ごめんね。
ミラ監督はゴールキーパーを固定せず,結構コロコロ変えました。
なので,特に何のミスが無くても,毎試合変わっている時期もありました。
選手たちにとって,特にゴールキーパーにとって,モチベーションを維持するのが難しいのではないか?と心配していました。
試合に出るたびに,サトシュンのイメージが変わりました。
サトシュンは,何でもできるゴールキーパーでした。
高さ,反応,キック,そして相手に蹴られることも恐れずボールに向かうその根性。
泥臭く,そしてある時は華麗に,素晴らしい才能を持つゴールキーパーでした。
東京武蔵野との対戦では,試合中に相手選手と激突し,脳震盪を起こしていました。
しかし,ほぼ意識の無い状態でゴールを守り,試合後すぐに救急車で運ばれました。
回復まで,時間を要しました。
復帰してからも,ヒザの靭帯?を大怪我して離脱しました。
離脱中には,5人目のゴールキーパー,セルヒオが加入し,心身ともに落ち込んだこともあったと思います。
そんな離脱している中でも,和馬とインスタライブに出たり,フットサル場で手伝いをしたりと,チームのために尽力してくれました。
もう,イケメン選手という枠ではありませんでした。
サトシュンは,鈴鹿の大事な選手のひとりでした。
そのポテンシャルは,怪我のため十分に発揮できたとはいえません。
鈴鹿にいた時間は辛い時間のほうが多かったと思います。
ゴールキーパーは特別ポジションを奪うのが難しいです。
しかーし!
サトシュンなら,そのチャンスをしっかりとキャッチできるはずだ!!!
チャンスを掴め!
次にどこでサッカーをするのか分かりませんが,サトシュン怪我には気をつけて。
達者でな。
サトシュンの前途に良いサッカーがありますように。
≪退団じゃなくて期限付き限付き移籍≫
小圷瑛士 背番号20
大卒の選手にありがちなのですが,卒業式とかがあるので,練習開始の1月末に合流できないことが多々あります。
エイジも確か少し遅れて練習に入ったと思います。
春先には,良く走る体格の良い若い選手が入ったと,楽しみにしていました。
エイジは,加入が決まった時は,チャントのコールをどうするか,サポーターで考えました。
ただ,早々にエイジと呼ぶことにして,それが,なんか親近感が出てて,みんなエイジ,エイジと話しかけました。
身長が176cmで,鈴鹿のディフェンダーの中で一番小さかったです。
鈴鹿は,シーズン当初にセットプレイからの失点がめちゃくちゃ多く,その影響もあつたと思いますが,ミラ監督が背の高い選手を中心にスタメンで出しており,エイジの起用はありませんでした。
ナカニシはエイジを励まそうとして,たくさん調べました。
バルセロナのプジョル,イタリアのカンナバーロ,ガンバ大阪の宮本恒靖,そして鈴鹿のレジェンド榊親平。
この3人に共通するのは,エイジと同じ身長が約176cmと言うことです。
大丈夫。その肉体は世界でも通用する。
その時のために,絶対に緩めちゃいけない。
オフの間も練習を続けました。
誰もいない三交スポーツの杜を走り続けました。
走りに走って,筋トレをしまくって。
秋になると顔つきまでも変わるほど,エイジの肉体は鋼のようになっていました。
そして,練習中でも大きな声で先輩たちに,遠慮の無い指示をするようになりました。
今シーズンは練習試合が少なかったのですが,その少ない練習試合FC岐阜戦では,Jリーグの選手相手に見事なディフェンスを見せました。
ナカニシはそんな成長著しいエイジが試合に出ることを楽しみにしていました・・・
エイジが試合に出たら,絶対に自分が一番大きな声で「エイジ!」と叫ぼう。
しかし,エイジにそのトレーニングの成果を発揮する場は,与えられませんでした。
鈴鹿から関東リーグのアイデンティみらいにレンタル移籍することになりました。
ただの移籍ではなく,期限付きと言うことは,出場して,成長して,帰って来いと言う意味です。
アイデンティみらいのみなさん,サポーターのみなさん,うちのエイジがお世話になります。
チームのことを考えて,しっかりとがんばれる選手です。
チラシ配布も何度も笑顔で手伝ってくれました。サッカーの枠を越えためちゃくちゃ良い男です。
アイデンティみらいのみなさんの応援,なにとぞよろしくお願いします。
(そして鈴鹿に返してください)
エイジ!アイデンティみらいにも,当然がんばっている選手が居るぞ。
それでも,それ以上に,もっとがんばって,スタメンを勝ち取れ。
何度も書くけど,チャンスは平等じゃない。ただ,必ずチャンスはある。絶対にある!
だからこのチャンスを離しちゃダメだ。
絶対に自分のものにしようぜ!
前途がどうとかじゃない。
エイジの前途は,鈴鹿につながっているはずだ。
待ってるぜ。エイジ。
大きくなって必ず帰ってこい!
ではまた。
(お知らせ)
選手たちを応援する横断幕をたくさん預かっています。
作成していただいたみなさん,本当にありがとうございました。
これらの横断幕は,選手たちをきっと勇気づけた事だと思います。
退団した選手の横断幕は,下記の3通りの取り扱いとさせていただこうと思います。
①作成者の方に返送いたします。
②移籍したチームのサポーターに引き次ぎます。
③ナカニシが生きている限り保存します。
この3つのうちどれかです。
ナカニシが所有者の連絡先を知っている場合は,メールやDMなどで連絡させていただきますが,不明の場合は,お手数をおかけしますが,下記まで連絡ください。
↓
miracle_fcsuzuka@yahoo.co.jp
①の場合は,返送先の住所とお名前をお知らせください。
②の場合は,ナカニシが全力で次のチームにお届けしますが,外国や相手先に受け手が居ないなどの場合,③の保管とさせていただきます。
横断幕ありがとうございました。
大事に使わせていただきました。心より感謝いたします。