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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第18節 対 デゲバジャーロ宮崎

みなさんこんばんは。

 

本日,今シーズン初の有観客試合が行われました。

コロナウイルス感染症という未曽有の事態に対して,いろいろ大変だったことと思います。

まずは無事に選手の姿を見られたことを嬉しく思います。

有観客試合と言っても,応援ダメ,手拍子ダメ,大きな声を出すのもダメ,太鼓もダメ,ソーシャルディスタンス確保で席が指定・・・,などなど相当な厳戒態勢でした。

チームスタッフの方たちも大変だったと思います。

本当にみなさんお疲れさまでした。

 

 

 

今シーズン初の公式戦を見ることができる。

前日からそわそわするナカニシ。

寝苦しい夜が明けて,試合の朝を迎える。

久しぶりの気持ちが滾る感覚。

 

ボランティアスタッフの集合は10時。

しかし(クレイジーな)ナカニシは,8時に現場到着。

まだ,ボランティアスタッフの仕事が始まらないので,うろうろしながらその時を待つ。

 

10時からボランティアスタッフの仕事開始。

お仕事は,新品のノボリの設置とスポンサー横断幕の掲出。

まずノボリから手を付けるが,早く来すぎているナカニシは,早々にバテ始める。

いやー参った。こんなに暑いと思ってみなかった。

まだ体が慣れていないせいか,暑さが身に染みる。

 

今日は選手たちを,声を出して応援することができない。

ノボリや横断幕を,心を込めて設置しよう。

サポーターの気持ちは選手のもとへほんの少しでも届くはずだ。

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会場設営が一段落したら,日陰で休憩する。

カニシ,恥ずかしながらバテバテのヘロヘロ。

 

今日の対戦相手はテゲバジャーロ宮崎(以下,宮崎と書きます)。

J昇格の挑戦権を持つ強敵。

昨年は1勝1敗。

 

時計が14時を回る。

選手のアップが始まる。

 

声を出せないけれど・・・。

どんな時も,俺らはここに。

 

いくぜ!!!

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 7リンタロウ,15菊島卓

MF 11遠藤純輝・25出岡大輝・25和田篤紀・16小口大司

DF 34野口遼太・20中村俊貴・3川里光太郎・26今井那生

GK 23岩脇力哉

 

試合開始。

 

スタメンを思い切っていじってきたミラ監督。

これが当たればいいのだが・・・。さて?

 

試合開始早々。

ちょっとドタバタした鈴鹿

そして,多分いつもの練習通りに自分たちの戦術を狙う宮崎。

両チームともに4-4-2のサイドがからの攻撃。

しかし,徐々に宮崎に押されていく。

 

今日のスタメンで小口が入っていたことで,なんかナカニシのテンションは上がっていた。

小口は,鈴鹿で一番なんか凄いことをやってくれそうな選手。

しかし,本職ではなくサイドハーフ

小口のディフェンス力はどうか?

サイドハーフに入る「疾風迅雷の狂犬」,小口大司(16)

サイドから丁寧に攻める宮崎に対し,サイドバックの今井那生(26)と共にしっかりディフェンスする小口。

スライディングも的確で,宮崎のサイドを自由にさせていない。

フリーでクロスを上げさせず,きちんとプレッシャーをかけていれば,鈴鹿センターバックは簡単には破れない。

そして,気を見て獰猛に攻勢に出る小口。

よしよし!小口!

運命を押しのけて前に出ろ!

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サイドバックは,「100%勇気」,今井那生(26)

練習試合,紅白戦,ナイキのプレイは何度も見た。

そして,1試合ごとに成長しているのをひしひしと感じる。

この試合では,特にディフェンスラインを高くし,オフサイドトラップをかけた。

ディフェンス間の連携が必要となる中,ナイキは出場選手の中で最年少にもかかわらず,バンバン声を出していた。

熱い。暑くて熱い。

プレイも対人に激しく,そして運動量も抜群でセンターバックのカバーも早い。

サイドの攻防が続く中で,元気な小口,勇気のナイキが宮崎の攻撃を遅らせる。

良し!

鈴鹿の右サイドは両者ともに本職ではないかもしれないが,しっかりと試合に入った!

大丈夫だ,やられない!

ナイキ!

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試合は,わずかに鈴鹿が押されている。

展開は両チームともにサイドを使って組み立てているので,がっぶり四つの感じだが,鈴鹿フォワードにリンタロウがいるため,リンタロウへのパス1発も狙う。

 

ボランチの「バッドボーイ」,和田篤紀(10)

いつも中盤に君臨するキャプテン藤田が出ていないため,和田が少し引き気味でプレイしている。

とは言っても,守備だけでなく,当然攻撃にもタクトを振るう和田篤紀。

前線のリンタロウ(7),菊島(15)だけでなく,サイドから小口(16),遠藤(11),そして出岡(25)も攻撃に参加するが,宮崎の中盤も固く,コースがなかなか作れない。

サイドからディフェンスを経由し,何度もゲームを組み立てる和田篤紀。

前を向いてプレイはできている。動きもとても良い。

流石と唸るプレイも数々。

ただ,宮崎ディフェンスは,しっかりと中に絞っているので,クサビのパスが入らない。

それでも落ち着いてチャンスを待つ和田篤紀。

そうそう,篤紀。慌てなくていい。

大丈夫。チャンスは必ず。

 

前半の半ば。

急に小口の足が止まる。

不用意なパスミスで相手のチャンスにしてしまう。

宮崎のサイドバックに付いていけない。

熱中症か?大丈夫か?

ピッチサイドで斎藤翔太(13)と佐藤和馬(18)がアップを始める。

ウォーターブレイクで給水する。

小口は給水をして少し戻った様子。

前半の終盤もサイドチェンジからチャンスを作っていた。

 

前半の半ばを過ぎたころ。

 

鈴鹿の攻撃の要,「ER7」,エフライン・リンタロウ(7)

復活した小口(16)と,駆け上がるナイキ(26)が攻め込んでコーナーキックを獲得した。

蹴るのは,出岡大輝(25)

出岡のコーナーキックに対して,バックステップしながら体をひねってヘディングシュートを放つリンタロウ!

ドンピシャヘッドだが,宮崎のゴールキーパー正面。

この試合,良いシュートを放ったシーンもあったが,宮崎ゴールキーパーの正面という場面が多かった。

でも,リンタロウはやはり一撃必殺の迫力がある。

ガンバレ!リンタロウ!

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試合は拮抗している。

雰囲気的にロースコアの試合になる感じがする。

どちらもディフェンスは固く,そしてゴールキーパーとの連携も良い。

 

この試合で特に鈴鹿ディフェンスで特筆すべきは,オフサイドの多さだった。

センターバックの,「先輩」,川里光太郎(3)

宮崎から鈴鹿に移籍。この試合は古巣との対戦となる。

今まで川里のプレイを何度も見たが,こんなプレイをするとは分からなかった。

とにかくディフェンスラインか高く中盤の底との距離が近い。なのでコンパクトで相手が息つく暇なく寄せている。

宮崎攻撃陣から何度もオフサイドを取るが,流れで取ったのではなく,ほぼ全てが「はめた」オフサイドだった。見事!

左サイドの野口が声を出す「ラインは光太郎に合わせろ!」

なるほど。川里はこんなことができるのか。

いかつい外見とは裏腹に,相手を良く見て,仲間もよく見て,戦術的でクレバー。

川里!頼むぜ! 

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鈴鹿ゴールキーパーは,「男岩」,岩脇力哉(23)

ディフェンスラインが高いため,タイミングを合わせて裏に抜けてくる宮崎攻撃陣が怖い。

まさに,前半終了間際,ショートスルーパスに抜けられる!

ゴールキーパーと1対1に。

あっ!

っと思った時には力哉はもう飛び出して,シュートコースをふさいでいる。

ナイス!力哉!ビッグプレイだ!

それは力哉が集中を切らさず,試合全体をしっかり見ていた証!

宮崎のクロスボールに対しても飛び出して見事にキャッチした力哉。

飛び出し,高さ,そしてファイトする精神。

心・技・体ともに,男岩脇力哉,やったろうぜ!

 

ここで前半終了。

 

 

 

ベンチに帰って来る選手たちの足取りが重い。

この炎天下の灼熱のピッチで,ハイレベルな攻防をする辛さは計り知れない。

実際に会場設営をしたけど大変だった。

 

戻ってくる選手たちを,藤田(6)や和馬(18)や木鈴(4)が,水と氷を準備して迎えている。

スタメンで出られなくて悔しいだろうが,試合中もベンチから声がとてもよく出ていた。

選手全員で戦う。

言うのは簡単だが,彼らこそ,それがよく分かっているナイス選手たちだ。

 

鈴鹿は真夏の試合を苦手としている。

実際に,昨年も真夏に4連敗した。

そして,前試合でも松江に負けている。

選手交代のタイミング?選手起用?戦術?

何が良くないのか分からないが,真夏に選手たちの力を出し切れているとは言い難いのが現実。

 

前半,宮崎のほうが選手が走っているように見える。

鈴鹿の選手はこんなもんじゃない。

もっとできる。もっとやれる。

こんな時にこそ,選手の背中を押せるくらいの応援をしたいのに。

 

後半は,必ずスタミナ切れが出てくる。

選手交代のタイミングと,それでチームにブレが出ないかが勝負。

 

 

後半開始

 

円陣を組んだ選手から声が聞こえる。

「出し切れ!」

「交代いるぞ!」

「出しつくせ!大丈夫だ!」

交代メンバーを信じて,今を出し尽くす叫びが聞こえる。

ベンチのメンバーも,控えのメンバーも,みんな一緒に戦っている。

 

後半開始からは両チームともに,少しずつディフェンスと前線との距離が離れてくる。

暑い。そしてベンチや手すりなど,どこを触っても熱い。

ハードなトレーニングを積んだ選手たちでも,フルコンディションで動くのは辛いだろう。

100%の動きは不可能。

ただ,宮崎も同条件。

ならば,ここはホームだ。

本当ならば,今こそ応援したい。

 

センターバックの,「マッスルキングダム」,中村俊貴(20)

かなり足が速く,その鋼の肉体は競り合いにも抜群に強い。

オフサイドを取るため高いラインを敷いているが,裏への反応も抜群で,試合全般において俊貴のプレイは素晴らしかった。

カニシはほとんど俊貴と話したことが無い。

寡黙でストイック.そしてちょっと恥ずかしがり屋。

ちゃんと話しているところを見たのは,「力哉のインスタライブ」が始めてだった。

その俊貴の声がとてもよく聞こえる。

大声で指示し,2列目の飛び出しや,裏へ抜ける選手のマークを確認している。

ホーム側スタンドとは逆側で,俊貴はプレイしている。

そこそこの距離があるが,それでも競り合いの中で,汗が吹き飛ぶのが見えるようだ。

勝ちたいという想いが,ビンビンに伝わる。

この試合,宮崎は最後まで俊貴を抜くことができなかった。

俊貴の筋肉にウソは無い。

ナイス!俊貴!

 

前半から通して,鈴鹿がやられているわけではない。

危なかったのは,前半の岩脇の1対1のみ(力哉は止めたけど)。

宮崎に崩されたという場面もなく,逆に鈴鹿も崩してもいない。

両チームともにディフェンスラインは高い。

そのため,鈴鹿の攻撃陣は,ゴール前の近いところでボールを受けられず,ゴールから遠い位置に封じ込められている。

 

フォワードの,「ゴールゲッター」,菊島卓(15)

ゴール前で無類の強さを誇る菊島だが,シュートエリアでボールを受けられない。

両サイドの小口(16),遠藤(11)が再三仕掛けるが,リンタロウと,菊島へはパスが入れられない場面が続く。

ゴールを向いてプレイさせてもらえない菊島も,ワンタッチで壁役としてワンツーを狙うが,宮崎もコンパクトに守っているため,パスがなかなか通らない。

厳しい。菊島の良いところが出ない。

出したくても出せない。

左右に流れ,後ろに下がり,待つだけでなく菊島が動いてスペースを作ろうとしている。

菊島,今は無駄走りかもしれないけど,チャンスを信じて走ってくれ!

ガンバレ!

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サイドハーフの,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)

前半と後半で違うところは,左サイドからの鈴鹿コーナーキックが増えたことだ。

それは純輝が押し上げて,狙っていることを示している。

なかなかサイドで起点ができないと見るや,純輝はドリブルで仕掛けて,最悪でもコーナーキックを獲得する。

宮崎のディフェンスは固い。

固いが,コーナーキックからなら,何かが起きそうな感じがする。

純輝の仕掛けから,コーナーキック

そして蹴るのも純輝!

コーナーキックにリンタロウ(7)が合わせる。

こぼれたボールを待っているのは和田篤紀(10)。

和田のミドルシュートは,宮崎ディフェンスに当たりわずかに枠をとらえられず。

でも,良いよ良いよ!純輝!良いよ。

さすがエースだ!さあ行こうぜ!

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後半12分。

(OUT)16小口大司 ⇔ (IN)13斎藤翔太

 

疲れ切った小口が交代。

小口。暑さで辛かったけど,小口の力がこんなもんじゃないということは,ナカニシはよ~く知ってる。

また,やったろうぜ!

ゴール取るぞ!なっ小口!

 

そして,テクニシャン斎藤翔太(13)が登場。

いや,斎藤翔太はテクニシャンだけでは収まらない選手。

さあ,見せてくれ!斎藤翔太

 

後半14分

(OUT)3川里光太郎 ⇔ (IN)4キローラン木鈴

 

この試合ずっとディフェンスラインを整えていた川里がアクシデントで交代。

交代に入るのは,キローラン木鈴

難しい場面で急遽スクランブル発信だが,木鈴なら大丈夫!

 

前線とディフェンスの距離が離れつつあり,攻守の切り替え時の数的優位は中盤の選手にかかっている。

 

この試合,ボランチには,「カミソリの左」,出岡大輝(25)が入っている。

出岡のプレイは,一言で言うとよく切れる。

パスの出しどころ,ボールの受け方,体の使い方,全てにおいてスパッと切れる感じ。

粘っこいプレイというより,ターンの一撃で相手を引きはがすようなプレイ。

鈴鹿ボランチをする選手の中で,最も攻撃的なのが出岡だと思う。

中盤で出岡が受けると,そのまま相手を切り裂くプレイが始まる。

ドリブルで運びつつ,クサビのパスを狙い,そして目はゴールを真っすぐに見ている。

なるほど。

相手からすると,危険な匂いのするプレイヤーだ。

灼熱の試合は消耗戦へ。足が前に出たほうがボールを奪う。

その中で,切れ味鋭い出岡が,地上で殴り合うようなプレイで削りあっている。

出岡。出岡はまだ鈴鹿サポーターの応援を聞いたことが無かったね。

こんな時,鈴鹿サポーターは出岡の個人チャントを歌うだろう。

出岡,ガンバレ!

 

交代で入った,斎藤翔太(13)

遠藤純輝(11)とポジションを交代しているので,左サイドハーフに入る。

サイドハーフの位置から,するっするっとドリブルで進入。

そのドリブルは「後の先」を取るような,見事なタッチ。

斎藤から菊島(15)へ。そして斎藤自身はさらに動く。

斎藤翔太のプレイは,ボールも動いて人も動くプレイ。

その水のようなスムーズな流れは,目を奪われるようだ。

斎藤翔太!どんどん行こうぜ!

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後半の半ばを過ぎた。

試合は宮崎ペースに。

鈴鹿はセカンドボールが拾えず,何とか蹴り返しているが,すぐに宮崎に奪われ攻撃を受ける。

鈴鹿側でゲームを作れない。

鈴鹿陣内でのボール回しが増える。

波状攻撃に防戦一方となる。

 

後半25分。

宮崎は右から左へサイドチェンジ。

中へ絞っていた左サイドバックの野口がチェックに走る。

この時点で,鈴鹿の中盤は十分に戻り切れていなかった。

宮崎の攻撃陣は,中へ切り込み,センターバックの木鈴(4)と野口(34)の間の位置でシュート。

ゴールぎりぎりのコースに飛んだシュートは,岩脇の手をかすめゴールに。

失点。

0-1。

 

灼熱の中での失点。

いや,時間はある。

ガンバレ!

 

声出せない。応援もできない。手拍子もできない。

ただ,ただ,心の中で祈る。

ガンバレ!!!

 

後半28分

(OUT)7エフライン・リンタロウ ⇔ (IN)18佐藤和馬

(OUT)10和田篤紀 ⇔ (IN)6藤田浩平

(OUT)25出岡大輝 ⇔ (IN)19海口彦太

 

一気に3人を交代。

(ナカニシ的にはもう少し早く変えてほしかった)

 

サイドバックの,「悪魔の左」,野口遼太(34)

失点はしたものの,この試合の野口のプレイには凄味があった。

キャプテン藤田不在の中で,キャプテンマークを巻き,ディフェンスラインを川里と整え,宮崎の攻撃を防ぎ続けた。

失点したので本人は不本意だと思うけど,試合を通して野口は見事なディフェンスだった。

そして,後半の終盤。藤田(6)と海口(19)が入り,前線で和馬(18)がかき乱す。

野口がポジションをグッと上げる。

悪魔の左の準備はできた。

野口,やり返そうぜ!

 

残り15分。

宮崎は前線にフォワードだけを残して,引いて守っている。

4人のディフェンスと,4人のミッドフィールダーが2列に並ぶ綺麗なゾーン。

 

ピンチの時こそ!

雑草魂は暑い夏にも負けない!

前線に入った佐藤和馬(18)が躍動している。

ボランチの海口もポジションを高くとっているため,前線のセカンドボールを奪えるようなった。

海口(19)と和馬の連携から,菊島(15)が狙う!

引き絞られた弓から放たれた矢のような和馬のプレイ。

宮崎の激しいチェックを受けるが,何度でも立つさ!

鈴鹿の和馬だぜ!

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宮崎が少し引いたこともあるが,海口(19)と藤田(6)のボランチも強い。

前を海口が,そして少し後ろでこぼれたボールを藤田が拾いまくる。

藤田,素晴らしい!

海口,とても良い!

この両者の活躍で,終盤は完全に鈴鹿の試合になった。 

 

今シーズンの鈴鹿の選手層はとても厚い。

その分,試合に出られない選手の不満が心配なほど。

誰が出でもおかしくないほどレベルは高く,この試合でもベンチメンバーの交代のタイミングは,一つの勝負所だった。

 

攻勢の続く鈴鹿

シュートも打っているので,コーナーキックが連続する。

もう少しで・・・という場面もあるが,宮崎のゴールキーパーのファインセーブに阻まれる。

 

菊島がシュートを放つ!

斎藤翔太が打つ!

キローラン木鈴がパワープレイで上がってくる!

中村俊貴がロングスローを放り込む!

 

しかし・・・ゴールが遠い・・・。

 

ここで試合終了。

 

 

 

本当に暑い中,両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

また,マッチスポンサーをしていただいた勢洲建設さん,このような状況の中で,マッチスポンサーをしていただき,本当にありがとうございました。

暑い中で働いてくれた,ボランティアスタッフのみなさん,そしてお手伝いに来てくれた,名古屋スポーツ&リゾート専門学校のみなさん,ありがとうございました。

 

初の有観客試合が,コロナウイルス感染症の防除のための厳戒態勢で行われました。

席は指定,会場の張り紙,検温など,スタッフのみなさんも大変なご苦労だったと思います。

みなさんお疲れさまでした。

 

今シーズン初めてボランティアスタッフをして感じたのは,鈴鹿のスタッフの働きです。

昨年の開幕では,吉田社長と小林さん(当時)が走り回っていて,正直なところ,ひっちゃかめっちゃかでしたが,今年はスタッフが3人(塩見さん,竹尾さん,原祥太郎君)増員となり,スタッフの役割分担がされていたため,ナカニシとしてはやり易かったです。

(そして,原祥太郎君と共に仕事をするのは,ちょっと楽しかったです)

 

また,試合会場前の第3グラウンドでは,朝から少年サッカーの交流戦?が行われていました。

これは,U15の近藤監督が段取りしていただいたもののようです。

交流戦をして,スタジアムグルメも食べて,JFLの試合を見て,ボールパーソンもしてくれて・・・。

地域との交流や,子どもたちの触れ合いなど,とても良い企画だと思いました。

 

直すべきところや,修正すべき点はあると思います。

100点なんてまだまだです。

だけど,ここにチームがある限り100点に挑戦するチャンスがあります。

この地域のサッカーチームとして,そして鈴鹿の大事な選手たちのためにも,ナカニシは協力していきたいと思っています。

 

試合前に,吉田社長から挨拶がありました。

これについては,また改めて書くことにします。

 

試合の結果は残念でした。

ワンチャンス!とまではいかないかもしれませんが,少ないチャンスをキッチリ決められました。

それは,鈴鹿が弱くて,宮崎が強かったからだと思います。

 

でも,鈴鹿の選手が勝利のために全力で戦っていたのはよく分かりました。

やはり,現地で観戦すると,選手の気持ちが伝わってきます。

それだけに,全力で応援したかった・・・

 

鈴鹿ポイントゲッターズの選手のみなさん,お疲れさまでした。

ゆっくり体を休めて,次の試合に向かいましょう。

 

カニシはスタンドから帰る時に,選手たちに(小さな声で)つぶやきました。

「来週やったろうぜ!」

「こんなもんじゃないぞ!」

 

次戦もJFLのルール応援制限があるため,チャントなどは歌えません。

↓(来場前にご一読ください。)

http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=1599

 

くっそーーーーー!!!!!!!

次は勝つ!

なっ,みんな!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第19節 9月5日(土)15:00 対 Honda FC @三交鈴鹿メイン(応援制限)

天皇杯1回戦 9月16日(水)19:00 対 マルヤス岡崎 @瑞穂陸上(詳細不明)

JFL第20節 9月12日(土)15:00 対 東京武蔵野FC @AGF鈴鹿(入場規制あり)

JFL第21節 9月20日(日)15:00 対 奈良クラブ@ならでん(アウェイ入場制限)

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。

 

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