VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第23節 対 松江シティ

みなさんこんばんは。

 

夏が終わって,かなり涼しくなってきました。

これからシーズンも終盤に入ります。

 

1戦1戦が勝負の試合です。

コロナの影響で,サポーターとして共に戦えないことが辛いです。

でも,俺たちの魂は,いつもスタンドで選手を応援しています。

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さあ行こうぜ,明日めざし。

何度でも,くじけても。

さあ行こうぜ,夢めざし。

歩みを止めずに。

 

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台風の影響で全く眠れずに夜が明ける。

パラパラと雨が降っているが,なんとか試合はできそうだ。

ただ,猛烈に眠い。

 

今日の対戦相手は,松江シティ(以下,松江と書きます)。

前期は1対1の引き分け。

昨年2020シーズンは敗れている。

2017年までは割と分の良い相手だったが,それ以降,鈴鹿は松江戦を苦手にしているイメージがある。

 

試合が近づくが,今のナカニシには何もできない。

ボランティアも,応援も,ボールに念力を送ることもできない。

 

時間が過ぎるのが遅く感じる。

食欲は無いが,昼食はトンコツラーメンを食べる。

白あんパンは,マックスバリュを2軒まわったけど,売り切れていた。

(ナカニシは最後までこの売り切れを悔やんだ)

 

ウォーターブレイク時の水を準備し,ユニフォームに着替える。

 

選手達のテンションはどうだ?

上がっているか?

戦う集団になっているか?

 

パソコンの前で仁王立ち。

 

精神を集中。

頭から爪先まで,研ぎ澄まされてきた。

 

会場はどこか分からないけど,何となくあっち方向に祈る。

パワー!!!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 24川森有真

MF 4橋本晃司・25出岡大輝・6西村仁志・13蓮沼翔太・40松木駿之介

DF 35上田駿斗・26今井那生・20中村俊貴・19田村翔太

GK 23岩脇力哉

 

試合開始

 

1トップのフォワードが交代しているが,前節Honda戦とほぼ同じ布陣。

 

鈴鹿は,4-5-1のドリプルボランチ

松江は,3-4-3だと思う。

カニシ的にも松江は3-4-3のイメージが強い。

 

試合はペースが落ち着くまで,ハッキリとしたプレイが続く。

鈴鹿は,松江の3バックの横にサイドハーフを走らせたい。

松江はサイドで組み立て,中に良い形でアプローチしたい。

 

ボランチの,「セクシーフットボール」,西村仁志(6)

前節Honda戦では,中盤のスイーパー的なプレイをしていたが,この試合では,より積極的にセカンドボールを拾いに行っている。

何度もブログに書いているけど,ボランチの中でも低めに位置しているが,西村は守備的な選手ではない。

本来は攻撃的な中盤だと思う。ただ,試合が良く見えているため,チームの空いている穴を埋めるために献身的に縁の下の力持ちをしている感じ。

この試合では,蓮沼(13),出岡(25)と共に,中盤をしっかり作り,セカンドボールも確保しながら試合に入った。

西村の動きにも無駄が無い。

良い感じの土台を作ったぞ。

西村。

鈴鹿の土台を支えてくれ。

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フォーメーションはHonda戦と同じだが,大きく違うのはサイドバックの動き。

鈴鹿サイドバックは,攻撃的にサイドを侵略する。

 

サイドハーフの,「スピードスター」,田村翔太(19)。

トップスピードに至るまでの歩数が少なく,急加速できる田村が松江サイドの裏を走る。

鈴鹿は中盤が厚いため,細かくトン・トン・トンとつないでサイドの上りを待ち,大きく展開している。

右のボランチ蓮沼か(13)から,オーバーラップした田村へ。

田村からクロスボールが中に入るが,惜しくも川森(24)に合わず。

前半の田村は,高い位置を取りつつも,松江とのサイドの差し合いに負けていなかった。

タムショー!

頼むぜ!

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前半の序盤は,互いにはっきりしたプレイを続けている。

ダイレクトプレイは少なく,確実につなぎ,サイドからクロスボールを入れる。

共にそういう展開。

そのため,ボールの奪いどころが低くなってしまい,カウンターという感じではない。

互いに前線は足を止めて,サイドからのクロスを待つ。

 

センターバックの,「我武者羅100%」,今井那生(26)

松江は鈴鹿の左サイドからの展開が多い。

センターバックの右に入っている那生は,DFとGKの間のスペースに入れられるボールが入った瞬間,一歩下がって前に向いてクリア出来ている。

クロスボールの入った瞬間の動きが速いため,自陣ゴールに向かってプレイせずに,セーフティーにクリアできている。

我武者羅な闘志が持ち味の那生だが,素早く身を動かし冷静にプレイしている。

冷静と言っても,那生の熱さは全く変わらない。熱い。燃えるように熱い。

後ろからは俊貴(20)の声が出ていて,それも良く聞こえている。

ディフェンス力は十分。

良いセンターバックコンビだ。

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サイドハーフの,「鈴鹿松木」,松木駿之介(40)

鈴鹿は右から松江陣内に深く進入している。

テニスのダブルスのように,前衛が松木(40)で後衛が田村(19)の形を取っていて攻守にスキがない。

そして,中盤からサイドへの展開では,ゴリゴリと音がするほどのドリルのようなドリブルで松江ディフェンスに突入する。

相手の嫌がることを狙うのがサッカーならば,松木のプレイは松江にとってとても嫌だろう・・・。と思っていたら・・・

前半15分

右サイドから,松木の単騎突入。

まだパスを出さない。まだパスを出さない。自力で中に切れ込んでくる。

そして,ペナルティエリア内で倒されてPK獲得。

キッカーは松木

角度をつけたシュートは,ゴールの左に外れる。

PKを外したものの,その突貫ドリブルは見ごたえがあった。

松木!切り替えだ!もう一発ドリブルで行ってやろうぜ!

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鈴鹿のワントップは,「10センチの爆弾」,川森有真(24)

前節で最高のゴールを挙げたノッている川森が先発。

しかし,3-4-3の松江のセンターバック3枚は,ワントップだけでは突破できない。

左右に流れてスペースを作り,基点となるべく川森が動く。川森の動きに連動して右サイドハーフ松木(40)は上がってくるが,それ以外の上りが少ない。

鈴鹿は3ボランチが,それほど前目に出てこないので,川森がサイドに流れた後のフィニッシャーが不在。

どうも前線の枚数が足りなくて,鈴鹿の攻撃が淡白になっている。

そのため,前半の序盤から鈴鹿の攻勢と言っても,個人技によるところが大きい。

ロングボールでワントップに当てるなら,当然リンタロウのほうが,高さがある。

先発で川森を使うのは,川森の良さであるスピードと裏への抜け出しを狙うためだと思う。

しかし,パスの出どころが低く,良い形でボールを受けられなかった。

川森,我慢の時間だ。

流れが変わるから,それまでがんばれ!

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サイドバックの,「両利きハイジャンパー」,上田駿斗(35)

この試合の前半は,特に右からの攻撃が多かった。

試合を見ていて,上田のポジションにあれ?となるナカニシ。

右サイドからの攻撃時に,上田は,サイドバックから中盤の位置にポジションを変えている。

鈴鹿の攻撃が跳ね返された後のセカンドボールを何度も確保する上田。

なるほど。この位置を厚くして,セカンドボールの支配率を上げるか!

ある意味,器用で繊細なプレイのため,誰でもできるポジショニングではないと思う。

中盤のフォローに入りつつ,左サイドバックの裏のスペースをカバーする上田。

前半からかなり広い範囲でプレイしているように感じる。

上田。

みんな見てるぞ!がんばれ!

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前半の給水タイム。

そして,この給水をきっかけに試合展開が変わる。

 

前半の序盤。松江はシュートを打てていなかった。

鈴鹿のディフェンスは十分に整っていて固いため,サイドからのアーリークロスの対応が主だった。

前半の終盤にかけて,松江のプレイがより松江らしくなってきた。

ボールも人も動きながらのショートパスが松江の強い部分。

 

3ボランチの右側,「ハスのダンディズム」,蓮沼翔太(13)

前節のHonda戦では,Hondaのクサビのパスを切りまくっていた蓮沼。

激しく当たってボールを奪取するのではなく,ボールの無いところでパスコースを切って相手の攻撃を止めていた。

前半の序盤,蓮沼は右サイドの松木(40)や田村(19)の攻撃を支えていたため,特に右からの攻撃チャンスが多かった。

前半の飲水タイム後は,松江が前に出ながらパスを回して支配率を高めており,蓮沼(13),西村(6),出岡(25)の位置が下がり始める。

2列目が走ってくるHondaと異なり,松江は最初から前線に3人が張り付く攻撃的な布陣。

この3人にクサビの縦パスが入り始める。

十分に注意しているが,後ろの松江の攻撃陣の動きが激しく,蓮沼もコースを切りつくせない。

ペナルティエリアそばまで侵入されて,ショートスルーパスを出される場面も。

そして守備面で3ボランチがそろって守備に回ったため,鈴鹿の攻撃のターンが遠くなり,1トップの川森にボールが届かない。

試合の流れの中で,ディフェンスの時間帯。

ハス。ガンバレ。

ガマンのプレイだ。

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松江の攻勢が続く。

鈴鹿は前線からボールを奪いに行かず,自陣中盤からボランチが圧力をかけている。

しかし,ボールも人も動く松江が止まらない。

 

ゴールキーパーの,「男岩」,岩脇力哉(23)

松江が押し込んできて,バイタルエリアからヘディングでショートスルーパスを出す。

危ない!

しかし,力哉はそれを読んでいる。

滑るように飛び出して,ガッチリキャッチ。見事!

松江コーナーキックからのドンピシャヘディングシュートもガッチリキャッチ。見事!

緊迫する試合展開の中で,力哉のプレイは,冷静で安定している。

松江は前線が3枚のため,DFとGK間でのパス回しはシンプルにしている。

時には大きく蹴り出して,松江優位の試合の流れを切ることも。

力哉。1点を争うゲームになるぞ。

頼む。

鈴鹿のゴールを頼む。

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前半の終盤は,松江が支配率を増すが,再び鈴鹿押し戻した。

五分と五分の展開。

攻撃の回数自体は五分だが,選手全員が連動し始めた松江と比べて,鈴鹿はボールの無いところの選手の動きが落ちてきている。

台風一過で気温が上がってきた。暑い。

やりたいことができているのは松江。

鈴鹿は中盤が低いため,前目でボールを奪ってショートカウンターとはならない。

 

そんな膠着した時は飛び道具。

鈴鹿には(最近得意としている)セットプレイがある。

 

サイドハーフの,「名人」,橋本晃司(4)

この試合の橋本は,サイドから攻撃してくる松江の守備に重点が置かれていて,流れの中ではナカニシの思う橋本らしいプレイは出ていなかった。

前半の守勢に立つ場面でも,カウンターを川森(24)に通しきることができず,パス,ドリブル共に決定的な場面は作れなかった。

しかし,橋本には名人芸ともいうべき超々高精度のセットプレイがある。

鈴鹿には,上田駿斗(35),今井那生(26),中村俊貴(20)ら,高さに自信のある選手が多いが,橋本のセットプレイは,ピンポイントで「そこ」に落としてくる。

しかし,セットプレイ時の松江の配置は,ゾーンとマンツーマンの複合。

鈴鹿の高さのある選手には,松江の高い選手がピッタリとついている。

あれ?鈴鹿のセットプレイ,研究されてる?

橋本,ガンバレ!

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松江は自分らしさを出し,鈴鹿は何となくリズムに乗れないまま時間が進む。

 

前半終了間際には,松木(40)が,自陣から相手ペナルティエリアまでの約80mの独走で,川森(24)に折り返すが,惜しくもゴールならず。

惜しい!

 

ここで前半終了。

 

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ハーフタイムに,控えの選手達がアップをする。

時間いっぱいまでアップする松江と異なり,鈴鹿の控え選手は早々にベンチに引き上げる。

 

たぶん,三浦監督の狙っていたことはできていない。

何となく,鈴鹿の選手がやり難そうにプレイしている。

また,攻守の切り替えも時間がかかり,(お互いに)カウンターが打てない。

足を止めての,ジャブだけの応酬を見ている感じ。

 

全員がベンチに入り,何かを修正しているのだろう。

後半は少し動きがあるはず。

ただ,スポーツである以上,ある意味,変化はギャンブル。

 

フォーメーションや選手の変更は,今の鈴鹿がどう対応できるか心配。

前ブログでも書いたけど,緊急事態宣言下で鈴鹿は練習がほとんどできていない。

ぶっつけ本番の形もあると思う。

 

その「運」や「流れ」手繰り寄せることができるか?

その眼に見えないラッキーをつかむ勢いこそが,サポーターの力だと思う。

 

カニシは相変わらず,仁王立ちで汗だくの状態。

みんな。

ガンバレ!

魂を込めろ!!!!!

 

鈴鹿に良いボールが転がってきますように。

 

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選手交代。

(OUT)24川森有真 ⇔ (IN)15菊島卓

 

後半開始。

 

菊島(15)が右サイドハーフに入り,右サイドバック松木(40)が下がる。

ワントップには,田村翔太(19)が上がる。

 

そして,ナカニシの見た感じだと,蓮沼(13)がかなりポジションを上げている。

トップ下?くらいの位置。よって後半の鈴鹿は4-2-3-1。

 

いきなりの後半3分。

西村(6),蓮沼(13)とつなぎ,タメを作り,中の状況が整うのを待ち,右サイドの松木(40)に流す。

松木から松江DFとGKの間の,一番守り難いところに早くて低いクロスが入る!

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そこにダイビングヘッドで飛び込んだのは・・・タムショー!田村翔太!(19)

ゴーーーーーーール!!!1-0

膠着した試合に値千金のゴール。

ナイスシュート!田村!

そしてナイスアシスト!松木

 

鈴鹿はリードしたものの,前半より中盤にスペースを生み出してしまっている。

蓮沼がトップ下の位置で,ボールを奪うためにプレスをかけるが,「止める蹴る」の上手い松江は,鈴鹿も何人かが連動しないとボールを奪えない。

 

前線で蓮沼(13)と田村(19)がプレッシャーをかけるが,松江にかわされ中盤のスペースを突かれる。

フォワードと2列目ではボールが奪えない。

鈴鹿の危ないシーンが徐々に増えていく。

 

後半13分

(OUT)13蓮沼翔太 ⇔ (IN)21山内健史

 

トップ下?の蓮沼が交代し,前節大活躍の山内が入る。

山内(21)と田村(19)のスピードで松江ディフェンスの裏を狙う。

この交代で鈴鹿は4-4-2になったと思う。

 

左のボランチ,「カミソリの左」,出岡大輝(25)

前節,機能した3ボランチはこの試合にフィットしているとは言い難い。

松江は前線3人が良く動くので,クサビの縦パスのパスコースが切り切れない。

後半からは,出岡(25)と西村(6)のダブルボランチとなったが(たぶん),待ってディフェンスすると松江が更にリズムに乗るので,出岡も待ってパスコースを切るというより,選手自身にアタックするような前に出るディフェンスになっている。

そのため,交わされてしまうと決定的にピンチとなるが,なんとかかんとか周りがカバーしている。

今の鈴鹿の状態は良くない。出岡もよく分かっていると思う。

出岡は,伝家の宝刀,カミソリミドルシュートを狙っている。

出岡,やっぱりどこからでも狙ってる選手ってかっこいいよ。

出岡。カッコいいヤツぶっ放してくれ!

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後半19分。

松江のクサビの縦パスが,ほぼグラウンド中央をズバリと切り裂く。

一番,通してはダメなパスだ。

鈴鹿センターバックサイドバックの間に入ってきた松江の選手に渡る。

中で繋がれるが,鈴鹿ディフェンスが寄せたため,もみくちゃとなる。

混戦の中からシュートを打たれ失点。

1-1

結果的に混戦を押し込まれだが,Honda戦の失点と同じ形だった。

 

切らなければならないクサビの縦パスが通った。

鈴鹿全体のバランスが悪く見える。

いや,松江にそうさせられているのかもしれない。

 

後半の半ばを過ぎ,先に鈴鹿の運動量が落ちてきた。

攻守の切り替えの際に,前線とディフェンスの間に大きなスペースができている。

 

センターバックの,「マッスルキングダム」,中村俊貴(20)

動きながらスルーパスを狙う松江に注意しながらも,ディフェンスラインを上げ,自分自身もボランチの位置に上がって支配率を保つ俊貴。

俊貴が前に出る際には,那生(20)がカバーに入っているが,それでも前に出て抜かれたら決定的ピンチになってしまう。なぜなら,松江は3人のフォワードが全員残っているため。

常に数的不利の危険と隣り合わせながら,それでも前に出て鈴鹿の屋台骨を支え続ける俊貴。

俊貴。今,めっちゃ厳しいけど,持ちこたえてくれ。

 

鈴鹿は前線の山内(21)が,松江陣内奥深くまで侵入するため,右サイドでコーナーキックが多く生まれている。

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キッカーは橋本だが,松江のディフェンスを交わすためか?,今日のボールは少し長くて高い。

ファーサイドで那生(26),上田(35)が狙うが,ゴールならず。

 

後半27分

(OUT)19田村翔太 ⇔ (IN)11遠藤純輝

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最近ベンチにも入っていなかった純輝が入る。

ネットで試合を見ている鈴鹿サポーターのボルテージが上がっているだろう。

純輝が出てきたぞ!ゴール頼む!

 

鈴鹿は右から攻めているが,前半の松木(40)のようには中に切れ込めない。

タッチライン付近からのロングボールのクロスだと,鈴鹿の前線には高さが無いため,松江にクリアされる。

山内(21),純輝(11)ともにスピードはあるが,高さはそれほどでもない。

この形で攻めるならば,やはり高さが欲しいところ。

 

鈴鹿の攻守が疲れてきている。

前半から攻守に活躍した上田駿斗(35)も足を痙攣させている。

攻める鈴鹿

攻める松江。

互いに,自分たちのほうが勝利に近いと思っているような展開。

 

三浦監督が,「遠藤,遠藤」と指示を出しているのが聞こえる。

最後の切り札は遠藤純輝か?

 

橋本のコーナーキックのこぼれ球を,中村俊貴(20)がシュートを放つが,惜しくもサイドネット。惜しい!

 

上田(35)と菊島(15)がロングスローで中に放り込む。

再三,書いているが,鈴鹿の中での競り合いの高さが足りない。

 

後半AT

(OUT)4橋本晃司 ⇔ (IN)7リンタロウ

(OUT)25出岡大輝 ⇔ (IN)17佐藤昂洋

 

ラストプレイでやっと高さのある2人を投入し,パワープレイに。

しかし,最後のセットプレイも得点ならず。

 

ここで試合終了。

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

緊急事態宣言下での試合運営にご協力いただいた,施設管理者の方,行政の担当者の方,ありがとうございました。

サポーターのみなさんも,会場非公開だったので,場所が分からなかったと思いますが,現地に行ったりせずに,ご協力いただきありがとうございました。

 

試合後,ボーっと放心状態のナカニシは考えていました。

 

試合には流れがあり,川の流れのように同じ形にはなりません。

鈴鹿はHonda戦で,4-5-1が上手くいきました。

でもこの松江戦は,4-5-1がバッチリだったかというと,そうではないと思います。

対戦相手によって変化。

チームの状況によって変化。

選手の出場によって変化。

試合の流れで変化。

そして,対戦相手は嫌というほど鈴鹿を研究してきます。

三浦監督は,試合中にフォーメーションや選手の役割を変えます。

常にアップデートしながら,変化に対応していかねばなりません。

それがサッカーの難しいところであり,面白いところであり,怖いところなのかもしれません。

 

選手たちにとって,グラウンドが無く,フルコートで試合形式の練習ができない状況では,三浦監督の求めるサッカーのイメージをつかみにくいと思います。

グラウンド問題を何とかしてあげたいのですが,コロナ禍の中でナカニシにはどうしようもありません。

新しいサッカー場ができるのが待ち遠しいです。本当に。

 

惜しい引き分けとはいえ,下を向く必要は全くありません。

選手達の戦う姿勢を,ずっとナカニシは見ていました。

前を向いて,しっかりと戦えていました。

そして,ハートは熱く,頭はクールに試合を運んでいたと思います。

 

でも・・・悔しい。

勝てた。

勝てた。

いや,勝てた。

悔しい。

うーん。悔しい。

 

阪ちゃんが実況解説で大事なことを言ってました。

「切り替えが大事です!」

 

みなさん,お疲れさまでした。

1週空きますが,ゆっくり休んで,次の試合に備えてください。

切り替えが大事です。

次に向かいましょう。

そして,勝ちましょう。

次は勝って爆笑しましょう。

 

ではまた。

 

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クラウンドファンディング実施中です。

ファイナルゴールに向けて,みなさまのご支援よろしくお願いします。

https://readyfor.jp/projects/suzukaPG2021

 

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(今後の試合)

JFL第24節 10月3日(日)13:00 対 ヴェルスパ大分@日田市陸上競技

JFL第26節 10月16日(土)13:00 対 奈良クラブ@AGF陸上競技

JFL第27節 10月24日(日)13:00 対 ソニー仙台@めぐみのAグラウンド

 

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