みなさんこんばんは。
今節,ヴェルスパ大分さんが勝利したため,今シーズンの鈴鹿ポイントゲッターズはJリーグ加入要件を満たすことができませんでした。
残念か残念じゃないかでいうと,残念です。
でも,ナカニシは全く下を向いていません
また,残念ではあるものの,ガッカリしている訳でもありません。
ナカニシにとって,最高なのは選手と共に戦うことができる事です。
今日は勝ちました。
選手が笑ってバスに乗り込みました
だから,今はとても気分が良いです。
昨年も,一昨年も,Jリーグに行ける可能性はありませんでした。
だけど,一生懸命応援することに変わりはありませんでした。
今日の1勝も,いつの日かJリーグに行くための大事な1歩です。
どんな1歩も決して無駄にはなりません。
以前,鈴鹿サポーターの歌ってた「歩み」というチャントが頭の中を回っています。
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試合の朝。
前日のバッチリ準備で,遠征時に忘れ物をしたことの無いナカニシが忘れ物。
忘れたのは手作りのフラッグ。
今日は,VictoryCrossの旗部がお休みなので,久しぶりに手作りフラッグを出してきた。
このフラッグは2012年にあにぃさんのお母さんが作ってくれた物。
ありがとうございます。今も大事に使っています。
前節はミラ監督解任後の最初の試合だった。
この試合は,今シーズンナカニシが肉眼で見ていない唯一の試合。
小澤司暫定監督が苦戦しながらも勝利を収めた試合だった。
しかし,この試合で枚方の強さは身に染みるほど感じた。
枚方は,昇格1年目ではあるが,JFLの強豪に決して劣るチームではない。
強い。本当に強い。
高速道路を走りながら,選手たちの事を考える。
みんな強い気持ちで戦えるか?
現地に到着。
こじんまりしているが見事な芝生。
横断幕を掲出する。
サポーターの仲間が結集する。
コロナが少し落ち着き,徐々にサポーターも戻ってきた。
さあ,誇りを持って戦え鈴鹿。
いくぜ!
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7リンタロウ
MF 4橋本晃司・8海口彦太・6西村仁志・42ニウド・40松木駿之介
DF 19田村翔太・35上田駿斗・26今井那生・15菊島卓
GK 23岩脇力哉
試合開始
鈴鹿は前節と同じフォーメーション。4-1-4-1。
枚方はたぶん,4-4-2。ひょっとして4-3-3かも。
試合は落ち着いた滑り出し。
両チームもとに,リスクを回避しつつ,ロングボールを蹴り出して始まる。
4-4-2?4-3-3?枚方のフォーメーションが分かりにくいのは,前線から縦横に選手が良く動いているため。
フレキシブルに動いているのに,中盤にスペースが無い。
全体が生き物のように良く動くチーム。
そして枚方は,早くて高くて上手いワントップ気味の選手が怖い。
鈴鹿のワントップ,「ER7」,エフライン・リンタロウ(7)
鈴鹿の攻撃のパターンのひとつは,リンタロウにボールを当てて,そのセカンドボールを拾うというもの。
リンタロウが競り合い,その後ろで海口(8),西村(6)のインサイドハーフが狙っている。
しかし,枚方のセンターバックは強くて高いので,リンタロウの頭で良いボールが落とせない。
また,足元にボールを収めようとしても,プレッシャーが厳しく,キープが上手くできない。
ワントップであるため,枚方はリンタロウにきっちりマークを付けている。
自由にボールを持てないリンタロウが,檻の中の猛獣のように暴れている。
リンタロウ。ガマンだ。
必ずチャンスは来るぞ。
鈴鹿はリンタロウへのロングボールが多い。
サイドに展開しても,厳しいアタリで前に伸びることができない。
どうも,鈴鹿の攻撃が詰まっているような感じを受ける。
鈴鹿はボールを追うものの,なかなか引っかからない展開。
インサイドハーフの,「疾走する若武者」,海口彦太(8)
奪取力の高いインサイドハーフの海口(8)と西村(6)が,枚方のダブルボランチにアタックをかけてボールを奪えれば,大きなチャンスなのだが,枚方の中盤は足元が上手く,そう簡単に取らせてくれない。
海口の得意とする,一瞬の寄せと粘り強いタックルが見られるが,枚方のボランチやディフェンス陣にブレは無く,落ち着いて対応されている。
それでも疾走する海口。
それそれ。ダメでも何度でも繰り返そう。同じシチュエーションは絶対にない。
前半の序盤には,橋本(4)からのパスに対して,枚方ディフェンスを縦に突破してゴールに迫った。惜しい!
ナカニシは,海口の疾走しながらボールを押さえつけて前に進むプレイが大好き。
トップ下なら,相手にとって怖い選手でいて欲しい。
海口!ガブリと噛みつけ!
海口のボール奪取からのショートカウンターが見たい。
ガンバレ!
鈴鹿はリンタロウ(7)にボールが収まらない。
リンタロウがガチガチにマークされているので,それより前に進めない。
前半の序盤を過ぎると,徐々に押し込まれはじめる。
枚方の攻撃の起点は,鈴鹿のアンカーのニウド(42)の横のスペース。
バイタルエリア直前のニウドの周囲でボールを回されてしまう。
中のスペースを消すため,鈴鹿のサイドバックは中に絞って来る。
そして,サイドの大きなスペースを使われてしまう。
左サイドバックの,「スピードスター」,田村翔太(19)
攻撃的な田村としては,前に前に進みたいところだが,枚方の攻撃は田村の左サイド中心。
中に寄せておいて,サイドに展開し,クロスを上げるか,ドリブルでカットインするか自在にやられている。
サイドハーフの橋本(4)も下がって来ているのだが,攻守の切り替えが遅れると一気に枚方に侵略される。
枚方は,足元のテクニックだけではなく,動きながらのスピードも相当早い。
足の速さでは人類史上トップに近いタムショーであっても,後ろから後ろからトップスピードで追い抜いてくる選手を捕まえるのは困難。
タムショーのサイドが厳しい。
中にも枚方は大きな選手がいて,センターバックがサイドに釣り出されるわけにはいかない。
タムショー。耐えてくれ。
前半22分。
やはり枚方は,ニウド(42)の横のスペースにクサビのパスを入れてくる。
そこからさらに左に展開。
サイドバックの田村翔太(19)がコースを切るが,枚方のサイドハーフはカットインから思い切りよくシュート。
そのシュートを枚方のセンターフォワードにコースを変えられて失点。
0-1
アンカーのニウドの両脇のスペースを,枚方のセンターバックからのクサビのパスで抜かれて失点。
枚方としては狙い通りの展開だろう。
鈴鹿は,ニウドの両脇のスペースを埋めるため,インサイドハーフからコースを切りたいのだが,枚方の選手は良く動きながらポールを受けるため,どうしても中盤を使われてしまう。
ここまでのボール支配率は4対6で枚方の優位。
そして,さらに鈴鹿は防戦一方となる。
センターバックの,「我武者羅120%」,今井那生(26)
ディフェンスのリーダーとして,しっかりとディフェンスラインを整えているが,中盤を枚方に支配されているため,ディフェンスが直接枚方の攻撃陣にさらされている。
前に後ろに,そして高さでも那生が獅子奮迅の活躍。
枚方のフォワードは高くて強いが,体を上手く寄せて相手のジャンプのタイミングをずらし,高さで勝てないまでも,自由にプレイさせない那生。
上手い。那生は対人のぶつかり合いだけでなく,駆け引きも上手くなっている。
そして,ディフェンスの裏に走られるボールに対しても,刃物のような切れ味鋭いスライディング一撃で止める。これも上手い。唸るナカニシ。
那生の声,気迫,根性,粘りはもちろんのことだが,この試合では,強い相手に対して駆け引きや,仲間の動きを上手く使ってディフェンスしている。
那生。今は苦しいけど反撃の時が来る。
ガンバレ。粘れ!
鈴鹿は前にボールを運べない。
リンタロウがマークを外すため左右に動くが,単独で連動していないので,枚方ディフェンスは十分に対応している。
2列目にいる橋本(4),海口(8),西村(6),松木(40),が前に押し出してプレッシャーをかける。
枚方は,鈴鹿の2列目が喰いついたところで,アンカーのニウド(42)の左右のスペースにボールが入る。
そして,鈴鹿は術中にハマっているように見える。
こういう厳しい展開の中で,今,前に運べるのは松木しかいない。
右のかなり高い位置をキープし,ボールを受ける松木だが,裏のスペースを使えず,ゴールに背を向けて受けるしかない。
枚方は全体的に当たりが大変激しく,松木もファウルでガンガン止められている。
サイドの攻防では,アタリとフィジカルの強い枚方ディフェンスと直撃で対面するため,中に絞って入ってくる松木。
前半の終盤には,リンタロウ→橋本→松木のトラップから,こぼれ球を海口がシュート!
と,良いつながりが出ている。
やはり松木か絡むと,攻撃に動きが出る。
試合展開はあまり良くない。
でも,こんな時こそ松木の動きが突破口となるはず。
松木。前に前に行こうぜ。
前半の終盤。
試合は完全に枚方ペース。
鈴鹿は前線にボールを運ぶこともできない。
リンタロウ(7)が前線で孤軍奮闘しているが,そこから先が無い。
ゴールキーパーの,「ファイヤー」,岩脇力哉(23)
厳しい前半の展開。
枚方はバイタルエリアを使いまくっているので,ドフリーでミドルシュートを打たれる。
しかし,見事なセーブでゴールを守る力哉。
ナイスキーパー!ナイスセーブ!
センターバックの2人は若くて活きが良いのだが,後ろから力哉がしっかりと支えている。
今日も力哉はファイヤーだ!
しかし前半33分
コーナーキックの2次攻撃で,再び中に放り込まれる。
枚方の強くて高いフォワードがボールをキープするが,ハンド?なんじゃないか?
レフリーはハンドを取らず,中への折り返しを決められ失点。
力哉がハンドをアピールするが認められず。
0-2。
厳しい!
枚方強い!
鈴鹿は,明らかに後手後手に回っている。
しかし,鈴鹿も何もできていない訳ではない。
何かが噛み合っていない。
何かがカチッとはまれば・・・と思うような試合。
2点のビハインド。
鈴鹿は攻めるしかないため,かなり押し上げている。
サイドバックの,田村(19),菊島(15)も,ポジションを上げている。
しかし,枚方はカウンターも鋭く,攻撃に出ても危ない感じは続いている。
ここで前半終了。
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この試合でも,三浦監督はハーフタイムにアップする選手を早い段階で引き揚げた。
控室で戦術の確認をしていると思う。
実際に,三浦監督就任以来,前半で良くなくてもハーフタイムで修正して,後半立て直した試合は多い。
監督が良く言うのは,相手より1点多くとったら勝利。
つまり,失点を気にするなと言うこと。
2失点したなら3得点すればいい。
その為の後半にしよう。
まずは1点。
しっかりと1点を。
この時点でも,ナカニシはなんか起きるんじゃないかと思っていた(本当)
なんか,今日の鈴鹿はひとつハマれば凄いことになるんじゃないかという気がしていた。
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後半開始。
(OUT)8海口彦太 ⇔ (IN)21山内健史
(OUT)19田村翔太 ⇔ (IN)20中村俊貴
そして,フィジカルで押してくる枚方攻撃陣に対して,「鬼俊貴」中村俊貴がセンターバックに入る。
後半開始から鈴鹿の攻勢が始まる。
攻勢のスイッチは明らか。
山内(21)が走り始めたため。
リンタロウ(7)と2トップを組む山内が,両サイドハーフの前のスペースに斜めに走る。
すると,山内,サイドハーフ,サイドバックと,3人が縦に並ぶことになり,一気に攻撃のバリエーションが増える。
それでいて,リンタロウは中でターゲットとして残っているため,枚方に強烈な2択を迫ることができている。
そして。
後半6分。
攻勢の鈴鹿は左サイドバックに入った上田(35)が,前線に飛び出してコーナーキックを獲得。
キッカーはもちろん橋本(4)
1歩,2歩,3歩。
橋本が助走を取る。
右で蹴る橋本のキックの曲がりを予想して,鈴鹿の選手は枚方ゴール前に密集する。
橋本の蹴ったボールはファーサイドのポストめがけて伸びる。
それを頭で叩き込んだのは・・・上田駿斗(35)!
ゴーーーーーーール!!!1-2
(逆サイドだったのでサポーターの席からは良く見えなかった。そのため帰宅後に動画で確認。)
上田のナイスヘッド!
そして,上田にフリーでヘッドさせるために,上田のすぐ前で俊貴(20)が体を張って競り合っていた。
俊貴もナイス!
橋本もナイス!
前半センターバック,後半左サイドバックの,「双頭の龍」,上田駿斗(35)。
両利きのハイジャンパー上田が反撃の狼煙を上げた。
後半の左サイドバック上田は,常にポジションを高くとり,攻撃の基点としてサイドハーフの橋本(4)を支えつづけた。
初めて鈴鹿に来たときは,細くて,弱弱しくて,大人しくて,大丈夫かな?と思うほどだった。
試合前に,その姿を見ると体が3周りくらい大きくなっている。
やっぱりめちゃくちゃ成長してるやん。上田。
上田の良い所は,何となく飄々としていて,精神的なプレッシャーに強い所だと思う。
どれだけ相手に寄せられても,本当に落ち着いてプレイしている。
後半左サイドバックに入ってから,上田のプレイがとても楽しそうに見える。
素晴らしい。
上田。ナイスプレイだ。
この試合ひっくり返そうぜ。
後半は,ずっと鈴鹿ペース。
鈴鹿が押し続けている理由は,前述の山内(21)の動き。
そしてもうひとつは,ニウド(42)が解放されたこと
ボランチの,「アトミックセンター」,ニウド(42)
後半からは西村(6)とダブルボランチとなっている。
前半はアンカーのニウド(42)の両脇にスペースができていた。
そこに枚方のクサビのパスが入るため,それを迎撃するためにも,ニウドはアンカーの位置から動けなかった。
後半は,世界で一番気の利くプレイヤー西村仁志(6)が,ダブルボランチを組むため,ニウド(42)が縦横無尽に動けるようになった。
後半の序盤から,ドリブルでするすると持ち込み,スーパーコントロールミドルシュートをぶちかますニウド。惜しくもバー直撃でゴールならず。
サイドにもフォローに入り,自らも2列目から飛び出す。
誰かが言った。「ニウド無双」。
後半のニウドは本当に無双だった。
素晴らしい。
ニウド。もう1点行こうぜ!
後半12分。
山内(21)の鋭い動きに枚方もたまらずファウル。
そしてイエローカード2枚で退場。
山内の動きは,ナカニシも未だに目で追えない。
それほどキレとスピードがあるので,相手にしたらボールに行ったつもりでもファウルとなってしまう。
また,山内はボールの受け方と,ターンの仕方が抜群。
振り向かせないように後ろからプレッシャーをかけても,その力を利用してターンされてしまう。
最近言いまくっているのだけど,山内のプレイに一番近いのはメッシだと勝手に思っているナカニシ。でもたぶんそう。
後半,鈴鹿のペースを引っ張ったのは,山内の前線の動き。
その山内の動きのため,リンタロウのマークがずれて,リンタロウも良い形でボールを受けられるようになっている。
前線にボールが入れば,2列目の上がってくるタイミングが生まれる。
山内の出場で,後手後手の鈴鹿の動きが,先手先手を取れるようになってきた。
さすが山内!
さすが鈴鹿の山内!
GOかSTOPなら,もちろんGOGOだ!
山内!行け!
鈴鹿の攻勢が続く。
そして枚方陣内での攻防。
ニウド(42)がとにかく無双中で,セカンドボールを拾いまくっている。
枚方は,1人少ないため,ワントップにボールを入れて突破口を探るが,センターバックの今井那生(26)と中村俊貴(20)で万全のディフェンス。
このニウド(42)と,ディフェンスラインを繋いでいるのが,縁の下の力持ちの彼!
大攻勢をかけている鈴鹿が浮足立たないように,中盤のスペースを埋めている西村。
誰かがパスコースを探していると,必ず西村がフォローに入っている。
世界で一番気の利くプレイをする西村。さすが!
特に,後半はニウドのサンバのリズムが鳴りやまないため,西村がその後ろを支えている。
西村。コツコツと地味なプレイだが,サポーターはみんな知ってる。
西村のプレイは全部ビッグプレイだ。
ナイス西村。
後半の支配率は,8対2で鈴鹿優位。
前半1本も無かったコーナーキックも12本もあったらしい。
ちなみに,後半のシュート数は,鈴鹿15本。枚方1本だったらしい。
コーナーキックを蹴るのは,ポジション不定「名人」,橋本晃司(4)
ショートコーナーや,ニアへの鋭いボールなど,揺さぶりをかけつつ,鈴鹿の選手の頭にピンポイントで合わせる。
後半半ばのリンタロウのヘディングは惜しかった。
後半に入り,ニウドからのパスが橋本にホットラインでつながるようになったため,ボールに多く振れている。
橋本がボールを持つと,周りがワッと動き出すため,得点の匂いがし始める。
縦の山内(21)だけでなく,逆サイドの松木へのロングパスも狙っている。
橋本が攻撃のタクトを握る。
橋本の指揮でみんなが踊る。
鈴鹿の選手全員が躍動している。
サンバのリズムだ!
橋本!頼むぞ!
押せ押せの鈴鹿。
枚方は1人少ないので,攻撃に厚みが出ない。
これは・・・守って守って時間切れを狙ってくるかもしれない。
枚方の退場でリンタロウ(7)のマークが前半程ではなくなってきた。
クサビのボールがリンタロウに入る。
これも鈴鹿の良い形ができている。
リンタロウ!決めろ!
鈴鹿のボールはほとんどニウド(42)を経由している。
サンバのリズムでノリノリのニウドは,引き続き無双している。
なんとか点が欲しい。
良い形はできているが,枚方も最期の最後で止めてくる。
なんとか決めて欲しい。
右サイドバックの,「菊島ロケット」,菊島卓(15)
鈴鹿の攻勢が続くため,コーナーキックと共に菊島ロケットも何発も放たれている。
良い形になるものの,さすがの枚方ディフェンスは固く高く,ゴールを割ることができない。
菊島自身もポジションを高くとり,サイドから何本も良い形を作っているが,ゴールにつながらない。
でも,菊島が何かやってくれそうな感じはプンプンしている。
菊島!
そして,後半31分。
(何本目か分からない)橋本のコーナーキックを枚方ゴールキーパーがパンチングで弾く。
そのボールをダイレクトで叩き込んだのは・・・キクシマ!菊島卓(15)!
ゴーーーーーーール!!!2-2
同点。ついに同点。
ナイスゴール菊島!
残り時間は少ない。
だけど,鈴鹿の大攻勢は続いている。
あと1点。
逆転するぞ!
枚方はどんどん選手を交代している。
さらに長身のフォワードも入れてきた。
鈴鹿はペースを変えずに,このままこの調子で押し切る。
山内(21)が後ろからのタックルで,腰を痛めている。
山内!大丈夫か?
惜しい。いいジャンプで合わせたけど惜しい!
松木!良いぞ!
那生(26)もコーナーキックを頭で合わせている。
那生!どんどん行こうぜ。
ニウド(42)の超ブレ球ミドルシュート!
山内(21)の単騎単独ドリブル突破はファウルで止められる(取らなかったけど)
リンタロウ(7)の超ポストプレイから,山内(21)のシュートは枚方ゴールキーパーのファインセーブで防がれる(これは相手ながらあっぱれ)。
鈴鹿の攻勢はあと1歩まで来ている。
もう少し。もう少し。
時間がじりじりと過ぎる。
アディショナルタイムは5分。
残り5分。
AT1分。
右の菊島(15)から流れて動く山内(21)へ。
この山内の動きは捕まえられない。
山内からリンタロウ(7)へ。
前半の苦しさを跳ね返すような,見事なポストプレイ。
溜めるだけ溜めて,チョンと後ろに流す。
そこにいるのは,俺たちの橋本晃司(4)!
橋本のパスのようなシュートがゴール左隅に決まる!
おっしゃーーーーー!
ゴーーーーーーール!!!3-2
大逆転!
ナイスゴール橋本!
みんなナイス!
AT2分
(OUT)7リンタロウ ⇔ (IN)25出岡大輝
さすがに鈴鹿もこれで締めに入るか・・・
と思いきや,三浦監督は攻撃の手を緩めない。
すでに時間経過。
ほぼラストプレイ。
出岡(25)が右サイドで粘り,走り出すの松木(40)へパス。
松木はさらにグイグイと中に切れ込む。
松木らしいドリブルだ!
松木が中に折り返す。
そこにいたのは・・・なんと左サイドバックの上田駿斗(35)が真ん中で待っている。
上田のダイレクトボレーシュート!
ゴーーーーーーール!!!4-2
ナイスゴール上田!
ナイスドリブル松木!
ゴールの瞬間,ゴールキーパーの岩脇がサポーターにガッツポーズをする。
よっしゃ!
ここで試合終了。
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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。
たくさんの方が試合会場にお越しいただきました。
鈴鹿サポーターも徐々に増えてきました。
みなさん応援ありがとうございます。
それにしても,サッカーの怖さをつくづく感じる試合でした。
前半と後半が全く違う,両極端の試合でした。
そんな難しい試合を,きっちり逆転で勝利した鈴鹿。
なんか強くなった気がします。
さて,この試合のナカニシ的MVPですが・・・
2ゴールを挙げた上田駿斗選手(35)に送りたいと思います。
上田選手,素晴らしいプレイでした。
次戦もよろしくお願いします。
鈴鹿は勝利したものの,ハードでファウルも多く荒れた試合でした。
今,ナカニシは選手達が怪我をしていないか心配しています。
腰は大丈夫か?
無理せずに,ちゃんと治療してください。
次戦は,今シーズンの最後のホームゲームです。
寂しいですが,今の選手たちを鈴鹿で見られるのはこれが最後です。
サポーターとして,選手たちに十分な応援が出来なかったことが本当に悔やまれます。
ナカニシは寂しい。
最後の最後まで,ナカニシは全力の応援を続けます。
みんなお疲れ様でした。
ゆっくり体を休めてください。
ナイスゲーム!
ではまた。
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(今後の試合)
◇JFL第33節 11月27日(土)13:00 対 いわきFC@AGF陸上競技場
◇JFL第34節 12月5日(日)13:00 対 高知ユナイテッド@春野総合運動公園
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このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。