VictoryCross

鈴鹿ポイントゲッターズ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第3節 対 クリアソン新宿

みなさんこんばんは。

 

いーわーわき,りきやー。

いーわーわき,りきやー。

いわーわき,りきや。

いーわーわき,りきや。

 

カニシは今日,この岩脇チャントがずっと頭の中でまわっていました。

 

そして,今,岩脇力哉が何を言いたいのかもよく分かります。

 

勝っても,負けても,うちの力哉はこう言うのです。

 

「次だ!次!」

 

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鈴鹿初のJFLナイターの試合。

それも平日。

お客さんの入りが気になるが,それよりも試合に勝つことだけがナカニシの心にプレッシャーをかける。

 

午前中は普通に仕事をする。

昼になったら,職場を飛び出し,速攻で三交鈴鹿へ。

 

14時に現地到着。

スタッフの準備しているのを横目でみながら,横断幕の重りを準備し,ノボリを設置する。

何かしていないと落ち着かない。

 

今日(昨夜)の対戦相手は,クリアソン新宿(以下,新宿と書きます)

昨年一気に関東リーグを駆け上がり,JFL昇格を成し遂げたチーム。

シーズン序盤は,まだJFLに慣れていないためか黒星先行だったが,ここ数試合で勝利しており,本来の力を出している様子。

新宿は現在リーグ最下位。ただ実力は相当高い。

鈴鹿に油断は無い。

今,そこにある試合に全力を尽くすのみ。

 

横断幕を掲出する。

徐々に気持ちが高まって来る。

 

この試合ではスポンサーのムゲンフーズさんが1000食のスタジアムグルメを無料で提供してもらっている。

試合の前には何も口にしないナカニシも(実は緊張で吐き戻すことがある),せっかくなので,ムゲンフーズさんのスタジアムグルメを美味しくいただく。

ウマい!

ムゲンフーズさん,ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

 

スタンドに立つ。

スイッチが入る。

カニシのスイッチはいつでも「強」だ!

やったるぞコノヤロー!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 41栗田マークアジェイ

MF 10橋本晃司・16斎藤翔太・25前田柊・17中村健人・33藤島樹騎也

DF 6上田駿斗・3今井那生・20中村俊貴・2進藤誠司

GK 23岩脇力哉

 

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試合前。

普段はスタメンで出る事の多い三宅海斗(19)が,コーチ陣と共に試合前練習の準備をしている。三宅海斗は今日ベンチスタート。

マーカーを配置し,コーンを並べて,水を運んで・・・。

ベンチメンバーとして,スタメンをしっかり支える海斗。

普段の雰囲気では,あまり観客やサポーターとベッタリ接しない海斗。

だが,大丈夫。海斗にはサポーターの声が届いている

(サポーターの声が届いている証拠は,試合終盤に書きます)。

 

試合開始。

 

鈴鹿は前節のスタメンから,なんと!8人を入れ替えてきた。

出られなかった選手たちが結果を出してくれることを祈っている。

試合に出られるのは当たり前のことじゃない。

その場所は,真剣勝負をして,切磋琢磨して,自らつかみ取るものだ!

 

鈴鹿のフォーメーションは4-2-3-1。

新宿は3-5-2。だと思う。

新宿の5人のMFは前後左右にフレキシブルに動くので,捕まえるのが大変そう。

 

試合は,いきなり新宿のハイプレッシャーで始まる。

ボールへの寄せが激しく早い。

 

その中で,前に前に抜け出すのは,トップ下の斎藤翔太(16)

長く怪我に苦しんだ斎藤翔太。ただその能力が爆裂に高いことはみんな知っていた。

斎藤翔太スタメン」の情報に,鈴鹿サポーターの力が入る。

翔太。応援するぞ!翔太。チャンスを掴め!

前節の出場で,その素晴らしいプレイを見せ,今節のスタメン起用となった。

新宿のハイプレッシャーの中でも,翔太のテクニックは光り輝いている。

試合序盤,キレのある動きと細かいタッチで抜け出す!上手い!

しかし,激しいアタリで新宿の選手にイエローカード

この試合,斎藤翔太を捕まえるため,新宿はより激しく球際で当たってきた。

潰し合いのような中盤。斎藤翔太の自由が奪われていく。

それでも,前半15分には,橋本(10)がマーク(41)にパス。マークからの折り返しに対して中に飛び込んできたのは斎藤翔太!惜しい!

翔太!ガンバレ!

 

新宿の選手たちは体格が良い。みんな胸板が厚い。

そのため,同じ高さでも,競り合うと鈴鹿の選手が負けてしまう。

球際の競り合いでも,新宿に分がある。

うーん。

 

センターバックの,「我武者羅100%」,今井那生(3)

ハードな試合の中で,新宿の前線には,より体格の良いフォワードが並んでいる。

サイドから攻撃する新宿は,中への折り返しで勝負してくる。

ハイボールの競り合いで,新宿攻撃陣に全く負けていない那生。

体格差はあるが,那生の気持ちの強さが勝っている。

全身をバネにしたかのような那生の空中戦。

絶対にやらせない。絶対に負けない。

我武者羅なのはプレイだけじゃない。那生の心が我武者羅100%。

この試合,ディフェンス陣にとっては地獄のような試合だったと思う。

その地獄のような試合を,那生は戦い抜いた。

那生!よく頑張った!110%出てたぞ!

 

前半の半ばを過ぎると,鈴鹿が押され始めた。

鈴鹿はセカンドボールを拾うことができず,さらに前線でボールが溜められない。

ボール支配率は3対7で新宿有利。

 

序盤は,ハイボールを放り込んできた新宿だが,長短,中外,織り交ぜて鈴鹿ゴールに迫って来た。

なんと言っても,新宿は完全に中盤を支配している。

 

ボランチの,「勇往邁進」,前田柊(25)

新宿の5人のMFのパス交換が非常に上手く,前田のチェックが間に合っていない。

前田が行けは,簡単にパスで交わされ,動いた後のスペースを使われる展開。

新宿は複数人が連動して攻め込むので,鈴鹿の中盤のディフェンスが動かされて剥がされてしまい,良いようにやられてしまう。

そのため,前田は前に前に出るディフェンスができず,ボールウオッチャーになる場面すらある。

前田の運動量と闘志が,鈴鹿の周りの選手と噛み合わない。

さらに,攻撃時の鈴鹿のディフェンスからの展開で,前田へのパスコースが切られてしまい,前田が隠れてしまっている。

そのため,鈴鹿は守備から攻撃に転じる際に,サイドに振るしかない。

攻守ともに厳しい前田のプレイ。

一生懸命やっている。一生懸命でない訳がない。

だけど,前田の存在感がグラウンドで光ってこない。

新宿に良い所を消されている。

 

セカンドボールを拾えない鈴鹿

鈴鹿のディフェンス時には,中盤でボールを奪うことができない。

さらに,鈴鹿の攻撃時には,中盤でボールを失うことが多い。

 

新宿にパスコースを切られているため,鈴鹿は流れるようなパスができない。

足元に。足元に。後に。横に。そんなパスばかりが目立つ。

スペースに出して,動きながら前を向いて受けられていない。

 

パスの出しどころが無いため,消去法でロングボールを放り込むしかない鈴鹿

 

ワントップの,「閃光のトップガン」,栗田マークアジェイ(41)

この試合,ナカニシが一番気になっていたのは前半のマークのプレイ。

マークの狙いはそれでいいのか?

マークの役割りはそれでいいのか?

そこがマークのストロングポイントなのか?

ハイボールがワントップのマークに放り込まれるが,新宿ディフェンスは空中戦に強く,マークはヘディングで競り勝つことができない。

例え,競り勝ったとしても,まわりに鈴鹿の選手がいないため,そこで単発の攻撃が終わる。

また,ハードなタックルの中で,足元にもボールを保持できず,ポストプレイもできていない。

マークが苦しみながら孤立無援の戦いをしている。

試合が進むと共に,鈴鹿は中盤より前に運べることが稀になってくる。

ハイボールを競り合い,簡単に弾き返される・・・。

そんなマークを何度見た事か・・・。

空中戦も地上戦も前でボールが収まらない。

マークの良い所が全然出ていない。

 

サイドハーフの,「キャプテン」橋本晃司(10)

最近フル出場が無い橋本。コンディションがあまり良くないのかもしれない。

この試合の鈴鹿の調子が悪いのは,誰よりも橋本がよく分かっている。

選手達に檄を飛ばし,熱く審判に抗議し,自ら走ってボールを追い,流れを変えるためいろいろ考えているように見える。

しかし,鈴鹿は押し込まれて,サイドハーフの位置ではボールを受けられなくなってきた。

中盤に下がり,ディフェンスをする橋本。

攻撃の要となる橋本が,前でボールを動かせていない。

一撃必殺のセットプレイでは良いボールを入れているのだが,新宿ディフェンスが高く,ことごとく迎撃されている。

厳しい。厳しいけど,橋本。何とか頼む。

 

鈴鹿はセカンドボールを奪えず,ロングボーが収まらず,前にボールが進まない状況。

そして新宿はどんどんリズムに乗って攻めてくる。

前半序盤はサイドから攻撃していたが,前半の半ばには中も外も新宿が支配。

鈴鹿バイタルエリアペナルティエリアの前方付近)まで,パスで崩されている。

新宿のスペースに動きながらパスを回す攻撃に対して,鈴鹿は「見て」動いている。

後手,後手にまわり,ボールを後ろから追いかけているような状況。

トップ下の斎藤翔太(16)も,下がってディフェンスに入っている。

ボランチの前田柊(25)も,的を絞れず走らされている。

鈴鹿の中盤のプレスが全然連動していない。

 

カニシはスタンド前段最後列で立って見ていたのだが,座り込んでしまった。

手拍子も気が付かぬうちに止まっている。

気が付けば,ただ,ただ,じっと,じっと,グラウンドを見ている。

 

鈴鹿の選手がボールを奪われる。

鈴鹿の選手がパスカットされる。

鈴鹿の選手がミスをして攻撃が止まる。

スタンドからは,たくさんのため息が聞こえる。「あー」

 

こんなに試合が作れない鈴鹿は見たことが無い。

攻守ともに全く連携が無く,新宿に蹂躙されているじゃないか。

選手達は頑張っている。それは間違いない。

だけど,その頑張りは「個」の頑張りだ。

実際に,前半だけで2度「お見合い」をしてピンチを招いている。

チームとして,攻撃も守備も何の形も無いじゃないか。

どうした。どうした。

 

前半30分。

ドフリーでペナルティエリア外からシュートを打たれる。

危ない弾道だったが,バー直撃で失点は免れる。

 

サイドは新宿にガンガン崩されて,中で競り合いが続いている。

これほどクロスを上げられていては,いつか点が入ってしまう。

 

新宿の中盤が止まらないので,鈴鹿のディフェンスラインそばまで,リズムに乗った攻撃をされている。

中盤が新宿の攻撃に対するスクリーンになれず,パスコースを切れぬまま,ディフェンスまで直接攻撃にさらされている。

 

前半35分。

鈴鹿ペナルティエリア内に侵入されたところでファウル。

新宿のPK。

判定はともかく,こんな奥までリズムよく進入されていたら,どうしようもない。

 

新宿のPK。絶体絶命の状況。

カニシも息を飲んで,手を握りしめて祈る・・・。

前田柊(25)が力哉に何か話しかける。

頼む・・・力哉・・・。

新宿の選手の放つPKシュートは,速さのある弾丸シュート。

同じ方向に飛んだ力哉だが,少しコースがずれている。

しかし,手だけが,力哉の左手だけが意思を持つようにボールを叩き落す!

うぉーーーーー!!!止めた!!!

値千金のPKストップの力哉は,次のゴールキックを蹴る前にゆっくりと「間」を取る。

ゆっくりと水を飲む力哉。ゆっくりと。ひと口。ひと口。

その噴き出す炎を,少し抑えるように。

ハートは熱く。だけど頭はクールに。

力哉。ナイスセープ。

 

鈴鹿ゴールキーパー,岩脇「ファイヤー」力哉「様」(23)

試合開始からずっと攻められている鈴鹿

セットプレイに関しても,フィジカルの強い新宿は脅威になる。

また,ディフェンスから前へクサビのパスも出ないので,一旦ゴールキーパーに戻すシーンもよく見られる。

GKとして,かなりのプレッシャーのかかる試合。

力哉は仲間を信じて,ずっとゴールを守っている。

試合全体を通して,力哉は素晴らしいプレイだった。見事。流石。最高。

 

力哉のスーパーセーブがあったが,鈴鹿のリズムは悪い。

カニシは早くハーフタイムになって,立て直して欲しいとずっと思っている。

なんとか,スコアレスでハーフタイムまで行きたい。

 

ボランチの,「テクニックモンスター」,中村健人(17)

テクニックに関して,健人の実力に疑問の余地はない。本当に上手い。

ただ,今までナカニシが鈴鹿で見た試合の中で,この試合が一番健人の存在が目立たなかった。

中盤での新宿の圧力が強く,パスコースが切られているため,健人の判断が遅れる場面が何度かあった。

そして,一瞬でも迷いがあれば,新宿はボールに寄せて奪われてしまう。

これまで鈴鹿の中盤では,無双の中里(7)が必ずパスコースを作って,ゲームを組み立てていた。

しかし,この試合に中里はいない。

健人もスペースにボールが出せない。

鈴鹿の選手の足が止まっている。パスコースを作れていない。

中盤の真ん中にいるのに,なんか孤立してしまっている健人。

健人。がんばれ。もっとがんばれ。

 

試合は圧倒的に新宿優位。

鈴鹿はシュートを1本も打てていない。

1本も。

 

新宿を無得点に抑えているのは,GKの力哉(23)を中心に,最後の最後で選手達が体を張っているため。

ただ,今のところ内容は最悪。

このままでは後半にやられる。

ハーフタイムで修正しなければ。

 

ここで前半終了。

 

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鈴鹿は新宿とは初対戦。

カニシも新宿の試合を見るのは初めて。

 

新宿は強い。

なぜ最下位なのか分からないくらい強い。

最初,フィジカル押しのチームかと思いきや,パス回しもバンバンに上手い。

ボールも人も動きながらプレイしていて,フィニッシュの形もできている。

 

鈴鹿はターンオーバーの影響のせいか,とにかく連携が悪い。

足元のパスばかりで,スペースに出せていないので,攻撃にスピードが出ない。

ワントップのマーク(41)もポストプレイなのか,裏を狙うのか,どっちつかずで全くボールを収められず,孤立無援。

 

カニシも元気が出ない。

猛烈にナカニシの感情が揺れ動く。

焦りと,怒りと,不安と,イライラと・・・,

 

あーーーーー。どうしたらいいんだ!

 

あーーーーー!

 

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後半開始。

(OUT)16斎藤翔太 ⇔ (IN)19三宅海斗

(OUT)17中村健人 ⇔ (IN)4平出涼

 

平出(4)がセンターバックに入り,今井那生(3)と前田柊(25)のダブルボランチに。

那生がボランチするのは,練習でもやっていたのか?

カニシは見たことが無い。

思い切った戦術変更。

 

後半序盤。

鈴鹿の攻撃を活性化したのはサイドバックから。

 

サイドバックの,「双頭の龍」,上田駿斗(6)

前半は防戦一方だった鈴鹿が,少し押し戻したきっかけは,サイドバックの活性化だった。

後半開始直後,上田駿斗がするするとドリブルで持ち込み,中に切れ込んで右足のシュートを放つ。

駿斗は両利きと聞いたことがある(だから双頭の龍)。左でも右でも鋭いシュートが打てる。

サイドバックがサイドにこだわらず,中に入ってシュートを打つのは積極的で良いプレイだと思う。

ポジションにこだわらず,常識に縛られず,自分のサッカーを表現するのは駿斗の良い所だと思う。

防戦一方は上田駿斗に似合わない。

暗い試合は上田駿斗に似合わない。

駿斗!

ナイターだけど,鈴鹿を照らしてくれ!

狙っていけ!

 

後半序盤は鈴鹿が押し返している。

前半1トップだったマーク(41)のそばに,藤島樹騎也(33)が入り,2トップになっている。

ポストプレイ中心だったマークの役割りが少し変わる。

 

フォワードの,「情熱烈風」,藤島樹騎也(33)

樹騎也は攻撃的なプレイが良く似合う。

前半は,新宿サイド攻撃に対して,ディフェンスに忙殺されていた樹騎也。

しかし,後半はマーク(41)の近くで,シャドウストライカーの動きをしている。

ボールを受けたら一直線の樹騎也は,この位置で受ければ持ち味を出すことができる。

特に後半の序盤,後方からのパスに対して,マーク(41)が体を張り,樹騎也がこぼれたボールを狙って新宿ディフェンスラインに迫った。

さらに,樹騎也は左,マークは右に流れてボールを受けるようになっている。

鈴鹿の選手の中で,ダッシュの初速が一番早いのは樹騎也だと思う。

樹騎也がなんかしてくれそうだぞ・・・

樹騎也!勝負だ!風を起こせ!

 

後半の序盤こそ,押し返していた鈴鹿だが,徐々に新宿に押されはじめる。

やはり新宿は地力がある。

後半の半ばを過ぎても,鈴鹿はシュート0本。

 

サイドバックの,「ファイティング・セイジ」,進藤誠司(2)

ハイプレッシャー,そしてフィジカルに優れた新宿に押される展開。

小柄な進藤は,体全体を使って何とか新宿の攻撃を阻止している。

激しいアタリで痛めるシーンも多いが,何とか立ち上がりプレイを続行する。

後半,鈴鹿の左サイドから橋本(10),上田(6),流れて受けている樹騎也(33)が攻勢に出ている。

進藤も右に江大きく開いて,左右にワイドに攻撃を展開する。

何とか攻撃を組み立てて,新宿の反撃で全部崩される・・・そんな展開。

でも,進藤の動きに陰りは無い。

熱く戦う誠司。

進藤。頼むぞ。がんばれ。

 

後半の半ば,やはり4対6くらいで押されている鈴鹿

しかし,鈴鹿の後半にはヤツが入っている。

 

後半から右サイドハーフに入っている,「ネコ好きの天才」,三宅海斗(19)。

海斗の独特のリズムを持つワンタッチパスで,マーク(41)が縦に走り,新宿のディフェンスラインを何度か破ることができている。

やはりマークはパスが出れば縦に強い。

マーク(41)が縦に強ければ,同じフォワードの樹騎也(33)も捕まえにくくなる。

海斗が入ったことで,鈴鹿の攻撃にバリエーションが増えてきた。

そして・・・。

 

後半23分。

新宿の攻撃をしのいだ鈴鹿は,上田駿斗(6)がボランチの今井那生(3)にパス。

今井那生からのパスを,中で受けたのは良い動きで流れて来た栗田マークアジェイ(41)。

マークから,左でまつ藤島樹騎也(33)へ。

そこから樹騎也の爆走。新宿ディフェンスも,鈴鹿の外→中→外のパス交換に樹騎也へのマークが一瞬遅れる。

 

爆走する樹騎也(33)は,ちらりと中を見てグラウンダーで中へパス。

橋本晃司(10)がオトリとなってマークを引き付けている。

裏でシュートを放つのは,右から侵入してきた・・・三宅海斗(19)!

スライディングしながらのダイレクトシュート!

ゴーーーーーーール!!!1-0

なんとこの試合,鈴鹿の初シュートが1点目。

海斗!海斗!海斗!ナイスゴール!

そして,樹騎也!見事なアシストだ!

 

前半からボコボコに攻められていた鈴鹿が先制。

(この時点で,ナカニシは新宿が追いつく可能性のほうが高いと思っていた)

 

後半25分

(OUT)10橋本晃司 ⇔ (IN)27日根野達海

 

先制した鈴鹿

新宿はさらに激しく攻め立てる。

 

先制直後には,右からのクロスボールに対して,新宿フォワードがダイビングヘッド!

それをまたもやGK岩脇力哉が腕一本で弾き返す!

なんて凄いんだ!力哉!

 

後半序盤はボランチに入っていた,今井那生(3)ディフェンスにはいり,鈴鹿は5バックに。

日根野(27)と前田柊(25)がダブルボランチとなる。

5バックとなったことで,中盤と前線の人数が減り,新宿の攻撃を受ける時間帯が増える。

 

その時,鈴鹿のゴール前に立ち塞がったのは,「マッスルキングダム」,中村俊貴(20)。

フィジカルと高さに優れる新宿フォワードに対して,真っ向勝負でぶつかり合う俊貴。

さらに,サイドを突破された際にも,素早くカバーに走り,スライディング一発で仕留める。

俊貴のプレイを見ていると「強い」という言葉が自然に出てくる。

肉体も精神も強い。問答無用で「強い」選手がゴール前にいるのはとてもありがたい。

そして,前がかりになった新宿のスキを突き,俊貴からマークへクサビのパスが一閃。

前半,待ったく出ていなかったマークへの縦パスを通す。

さすが,うちの俊貴。

俊貴。みんなのゴールを守ってくれ。

 

後半からディフェンスに入っている,「カバーリンガー」,平出涼(4)。

残り15分。今井那生(3),中村俊貴(20)と共に,センターバックで体を張る。

一瞬の迷いも許されない。シュートコースは開けられない。

ギリギリの攻防。

平出,守り切ってくれ。

 

時間がなかなか過ぎない。

鈴鹿は攻められっぱなし。

攻撃は単発で,残念ながら点を取れる感じはしない。

このまま逃げ切れるか?

点を取りに行くのか?

鈴鹿は,時間を使う感じはしない。

大丈夫か。

この試合まだ分からない。

 

三浦監督の絶叫のような指示が聞こえる。

もう,声が枯れていて,スタンドからは何を言っているの聞き取れない。

ただ,監督はずっと叫んでいる。

 

途中交代で入った,ボランチの「鈴鹿の未来」,日根野達海(27)

日根野のプレイは,とにかくスペースを使うのが上手い。

攻撃の時には,自分で動いて受けられるスペースを作る。

ディフェンスの時は,相手が使いたくなるスペースを潰してコースを限定する。

体を激しくぶつけたり,メチャクチャ足が早くなくても,中盤のバランスを見事に取っている。

鈴鹿の攻撃チャンスはそれほど多くない。

前線で走り出すマーク(41)のスピードと,ドンピシャのスピードでスルーパスを通す日根野

抜け出したマークから,中へセンタリング。

そこで頭で合わせたのは,オーパーラップしていた今井那生(3)。

那生のヘッドは,新宿ディフェンスが体を投げ出して防ぐ。

惜しい。惜しすぎる。

 

試合は残りわずか。

カニシは手元のストップウォッチを何度も見る。

鈴鹿はマーク以外,全員ディフェンスするぐらいの完全守備。

新宿はミドルシュートも撃ってくる。

 

これだけ守っていたら,もう鈴鹿に点が入る感じはしない。

なんとか。なんとか。なんとか逃げ切ってくれ。

 

ATは4分。

長い。

時間が過ぎない。

 

後半AT。3分

新宿のコーナーキック

新宿のゴールキーパーも上がって来る。

嫌な予感がする。

 

ファーサイドコーナーキックをカバーしたのは中村俊貴(20)。

落ち着いている俊貴は,簡単に大きく蹴り出さずに,一瞬待って走り出す三宅海斗19)にパス。

前を向いて走り出す海斗。

海斗。海斗。海斗。

ゴールキーパーがいない無人のゴールにロングシュート。

この極限状態のシュートがゴールに入る。

ガオーーーーー!(ナカニシの心の叫び)

ゴーーーーーーール!!!2-0

 

スタンドに走って来る海斗が,耳に手を当ててこっちに走って来る。

サポーターの声を聴かせてくれ!

俺を讃える声を聞かせてくれ!

みんなの歓喜を聞かせてくれ!

(多分そう言っている)

海斗にサポーターの声は届いている(声出せないけど)。

ナイスゴール!三宅海斗最高!

 

後半AT。

(OUT)33藤島樹騎也 ⇔ (IN)9遠藤純輝

 

最後に純輝が出場。

純輝,大阪戦頼むぞ!

 

守りに守ってディフェンスもナイス!

 

ここで試合終了。

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

平日の夜にもかかわらず,たくさんの方が応援に来てくれました。

なんか子どもがいつもより多かった気がします。

勝利をみんなに見てもらえて嬉しいです。

そして,ムゲンフーズさん。ありがとうございました。

 

スタジアムで沢山の人に会いました。

試合前後だと,ナカニシは変になっているので,挨拶もちゃんとできず申し訳ありません。

今後とも,鈴鹿ポイントゲッターズの応援よろしくお願いいたします。

 

この試合は,内容は良くありません。

修正点はたくさんあります。

でも,それは選手達が一番よく分かっていると思います。

サッカー修正できますか,今日の試合結果は修正できません。

なので,とにかく勝利できて良かったです。

この勝ち点3は次へ繋がりますね。

 

今日のVictoryCross賞は,「ファイヤー」岩脇力哉選手に送りたいと思います。

前半のPKを止められていなかったら,この試合は新宿の一方的な試合になっていた可能性もあります。

あのPKストップが後半につながりました。

力哉!ありがとう!

また次も頼むぜ!

 

昨日の試合から1日経って,ブログを書きました。

あと,2日で次の試合です。

 

選手のみなさんは,コンディション調整が難しいと思いますが,次の試合もがんばってください。

鈴鹿サポーターはどこまでも共に行きます。

 

さあ次だ,次!勝つぞ!

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第12節 6月19日(日)13:00 対 FC大阪@花園第1グラウンド

JFL第13節 6月26日(日)15:00 対 FC神楽しまね@三交スポーツの杜

JFL第14節 7月2日(土)15:00 対 奈良クラブ四日市中央緑地

 

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