VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第1節 対 ソニー仙台

みなさん,こんばんは。

 

試合が終わり,帰宅してから,文字通りぶっ倒れて寝ていたナカニシです。

30分だけ寝て,横断幕を洗って干して,道具を片付けました。

ヘトヘトです。

ですが,頭の中は今日の試合の事で一杯です。

 

今,ちょうど22時です。

だいたい4時間くらいかけてブログを書きます。

今日は負けました。

負けた試合ですが,書きたいことがたくさんあります。

 

今,ここにあるサッカーをみんなで楽しみましょう。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

金曜の夜から,試合の事ばかり頭の中にある。

負けたくない。

何とか勝ちたい。

選手たちの笑顔が見たい。

その想いがグルグルと頭から離れない。

 

土曜の新体制発表会を見に行く。

その後の練習を見る。

選手たちの調子は良い。

チーム内も良い雰囲気に見える。

 

土曜のうちにしっかりと準備をする。

何度もやってきた準備だ。

ぬかりはない。

なかなか寝付けずに日曜の朝を迎える。

 

日曜の朝,8時前に現地到着。

久しぶりの巨大横断幕も含めて,現時点のフル装備の横断幕を持ち込んだ。

大量の荷物を,駐車場からちょっとずつ台車で運ぶ。

 

今日の対戦相手はソニー仙台(以下,仙台と書きます)

過去の対戦成績でも苦手としている相手。

さらに企業チームのため,一本芯が通っていて,シーズン開幕戦でも完成度の高いチーム。

正直なところ,開幕戦では当たりたくなかった。

だけど,乗り越えていかねばならない相手。

 

サポーターの仲間と,ボランティアスタッフのみなさんと,選手ノボリを組み立てる。

みんな良い顔で写っている。良いノボリだ。

全ての横断幕を掲出する。

選手の入りを待つ。

選手たちの来ている服は「kiik」の服だ!(上下とも)

めちゃくちゃカッコいいし,移動の際のストレスも大丈夫そう。

みなさん,健人&海斗の「kiik」を今後とも,よろしくお願いします。

 

スタンドにサポーターが集う。

試合前に選手のコールをする。

カニシは前半でノドを潰すと気合を入れていたが,なんと試合前の選手コールでノドが潰れ始める。

サポーターの仲間たちに挨拶をする。

ノドが潰れて声が出なくなってきた。

 

みんな待たせたな!

サポーターの出番が来たぜ!

サポーターの力を信じろ!

選手に届くサポーターの想いを信じろ!

 

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 19三宅海斗

MF 9山内健史・10中村健人・14鈴木翔太・6小野寺亮太・8前田柊

DF 21桑原海人・5平出涼・2中村俊貴・13石川竣祐

GK 23岩脇力哉

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

試合開始。

 

鈴鹿のフォーメーションは4-2-3-1。

仙台は4-3-3だが,両サイドは下がってくることもあるので,仙台ディフェンス時には1トップを残して,4-5-1のような形になっている。

どちらにしてもサイドが強そう。

 

会場の芝生は,まだ芽吹いておらず,枯れており土と同様。

もちろんスパイクも刺さり難いし,凹凸も多い。

さらに雨が降ってきた。

ホームとはいえ,グラウンドコンディションは悪い。

 

試合開始はゆっくりとしたペース。

ボールをまわす鈴鹿と,サイドをうかがう仙台。

まだガツガツした当たりあいにはならない。

互いのペースの探り合いが続く。

 

前半5分

鈴鹿陣内中ほどの右からの仙台のフリーキック

今日の1歩目のセットプレイ。

鈴鹿ディフェンスとゴールキーパーの間に,ピンポイントのフリーキック

競り合いの中から,仙台の選手に前に行かれる。

ドフリーでヘディングシュートを決められ失点。

0-1

 

なんとなくフワッとした感じで失点した。

競り合うというより,スルッと前に行かれて簡単に合わせられた。

新入団選手が多く,試合開始の一番大事な時に,サポーターの応援をもっと届けたかった。

いやいやいやいや。

下向く必要は無い。

切り替えて。

始まったばっかりだ。

 

前述のとおり,グラウンドコンディションが悪いが,鈴鹿の選手たちの足元に不安は無い。

カニシの見た感じ,今年の選手は特に「止める-蹴る」が上手い。

あの強敵仙台にもかかわらず,ボール支配率はずっと鈴鹿が奪い続けていた。

ボールを支配しながら,仙台を切り崩したい鈴鹿だが,仙台も鋭くパスカットを狙ってくる。

 

仙台は鈴鹿のパスをカットすると,サイドバックの裏を狙ってロングパスを出してくる。

 

センターバックの「鬼俊貴」,中村俊貴(2)

チーム在籍年数が一番長い俊貴。

サポーターからの信頼は山よりも大きい。

俊貴が落ち着いてサイドの裏のケアに走っている。

大きくクリアではなく,ボランチへのクサビのパスや,サイドに広く展開したりしている。

今シーズンの鈴鹿はパスを出すのが上手いだけじゃなく,パスをもらうためにも良く動く。俊貴のパスコースはたくさんある。

俊貴のパスが一気に攻撃のスイッチになる。

特に前半は俊貴から右サイドハーフ鈴木翔太(14)へのパスがズバリと上手く通っていた。

俊貴。今年も頼むぜ!

 

ボール支配率は鈴鹿優位。

鈴鹿ボランチの小野寺(6),前田柊(8)が攻守に効いていて,ボールを保持できている。

しかし,仙台のゴールまで到達できず,逆にカウンターを喰らう場面も多い。

 

サイドハーフの,「リトルマジシャン」,鈴木翔太(14)

前半は特に右サイドに張っている鈴木翔太からの攻撃が効いていた。

左で作ってから,右に大きく展開。そこに鈴木翔太

鈴木翔太がピシッと止めて,そこから攻撃のタクトを握る。

中で三宅海斗(7)が裏を狙う。後ろから石川竣祐(13)が爆走する。逆サイドから山内健史(9)が絞って来る。

鈴木翔太のボールキープからいろんな展開が生まれるが,ナカニシの思う鈴木翔太の良い所は,必ず「自分で行く!」という選択肢を持っていることだと思う。

自分で行くという意思を見せることで,相手を引き剥がし,仲間にスペースができる。

カニシはコウチーニョより鈴木翔太のプレイが見たい。

翔太!。2023の開幕から鈴木翔太の名を刻め!

いくぞ。鈴木翔太の力を見せてやろうぜ!

 

鈴鹿が仙台陣内に攻め込むのだが,なかなかシュートまで持っていけない。

悪くない攻撃。

積極機的な仕掛け。

落ち着いている。

何も悪くないのに,唯一足りないとすればシュート。

鈴鹿はここまで攻めていてもシュートが打てていない。

 

対する仙台は,ディフェンスのクリアや,ゴールキーパーからのキックでさえも,一発カウンターで鈴鹿の裏を徹底的に狙う。

それでも鈴鹿はラインを高く保ち,コンパクトにボール支配率を維持する。

 

サイドバックの,「インサイドアウトサイダー」,石川竣祐(13)

カニシは石川のプレイを練習試合で見た時,今シーズン一番の衝撃を受けた。

これが・・・現代サッカーのサイドバックの動きか!

ここまでフレキシブルで頭脳的に動くサイドバックを始めて見た。

サイドバックというのは,フォーメーションの一番端の角にいる。

つまり右サイドバックだと,左サイドから攻撃している時は一番遠い所にいる。

しかし,石川は逆サイドの試合展開でも,右サイドで休まない。

ズンズン前に出て,中に入ってシュートも狙うし,ボランチの位置でセカンドボールを狙っていたりもする。

インサイドかつアウトサイド。前も後ろも。

フォワードと一緒に仙台ゴール前で競り合っていたりもする。

もう,フィールド上のどこに石川が出てきても不思議じゃない。

そのうえ,自らの右サイドを攻められた時は,猛烈なダッシュできっちり帰っている。

石川。面白い!なんて面白いプレイだ。

石川竣祐の名をJFLで轟かせようぜ!

 

鈴鹿は攻め手が足りない。

中盤も支配しているし,ディフェンスも安定している。

だけど,最後の最後の1手が足りない。

 

サイドハーフの,「飛車」,山内健史(9)

練習や練習試合を見た鈴鹿サポーターがみんな言っていた。

「山内が大きくなっている」

「山内が大人っぽくなっている」

「山内が強くなっている」

間違いないのは,山内が今シーズンに全てをぶつけるくらいの気持ちでプレイをしているということ。

そして,自分の得意とする前一直線だけでなく,まわりと連携して,いろいろなプレイの幅が広がったということ。

カニシの印象としては,昨年までの山内はスピード勝負の将棋で言う「香車」だった。

そして,今年の山内は「飛車」になっている。

チームの攻撃の要となるような破壊力を持つ大駒になった。

前半,攻撃に出たい場面。

山内が走りたがっている。

ボールを欲しがっている。

山内,前だ。もっと前に突っ込め。

相手陣内深くで,山内は「龍」になるぞ。

山内,ゴールを決めろ。

そして龍が如く吠えろ!

 

鈴鹿は支配率が高い分,前かがりになっている。

仙台陣内深くに攻め込んでからの,攻守の切り替えが一瞬遅れると危ない。

 

鈴鹿ゴールキーパー,「鈴鹿の魂」岩脇ファイヤー力哉(23)

前半の半ば,右サイドの鈴木翔太(14)が倒されるがノーファウル。

ボールを奪われ,そのまま仙台のカウンターを受ける。

鈴鹿のディフェンスは中村俊貴(2)と平出涼(5)。

中盤が必死に戻って来るが間に合わない。

超至近距離からのシュートを岩脇がブロック。

弾かれたボールを仙台が押しこもうとするがさらに岩脇ブロック!

超至近距離のシュートを3度も体で止めた!

ファイヤーーーーー!!!

力哉ナイス!

選手会長で副キャプテン。

それが漢!それが力哉!

力哉。今シーズンも頼むぜ!

 

ボールは支配しているが決定機が作れない鈴鹿

しっかりとディフェンスしつつ,カウンターで追加点を狙う仙台。

どちらかというと,仙台のゲームプランにハマっている感じがする。

 

仙台のカウンターは鋭い。

攻守の切り替えで,ボランチの前田柊(8)がかなり気を使っている。

前田は,中盤でヘディングクリアの際に,仙台から激しく突っ込まれ,しばらく立てなかった。

脳震盪?前田!大丈夫か?

 

鈴鹿サイドバックの裏を狙う攻撃に対して,センターバックの中村俊貴(2)がサイドに引っ張り出される。

そして,さらにその俊貴(2)の裏へ。

しかーし。そこは平出が見ている。

センターバックの「カバーリンガー」,平出涼(5)

この試合の平出は,前に出てディフェンスする中村俊貴の裏のカバーが冴えていた。

危ないっ!と思った時には,平出がスライディングしている。絶妙!

特に,前半の危ない場面は平出に助けられた。

昨シーズンまでの鈴鹿の調子悪い時は,ディフェンスラインで延々バックパスがされていたが,今年はディフェンスから攻撃へ直通する展開ができるくらい,まわりがパスコースを作るために良く動いている。

平出から,前方へクサビのパスが入っている。

いいぞ!

平出今年も頼む!

 

鈴鹿は前線に,山内健史(9)や三宅海斗(7)など,1人で状況を打開できる強力な攻撃陣がいるのだが,それを使う裏へのパスが出ていない。

海斗が仙台のディフェンスに圧力をかけるが,上手く交わされている。

鈴鹿は決定機が作れない時間帯が長く続く。

 

前半42分

左サイドの鈴鹿陣内で鈴鹿ボールのスローイン

それを仙台に奪われる。

そのまま持ち込まれて,折り返しをきっちり決められる。

0-2。

 

1点目同様,なんフワッとした失点。

スローインを奪われた時点で,鈴鹿の選手の足が止まっていたように見えた。

 

対する仙台は,どちらかというと鈴鹿が攻めている展開の中で,1発をキッチリ決めた。

流石に上手い。

この追加点は重い。

 

ここで前半終了

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

ハーフタイムのイベントを見ながら,失点のシーン考える。

前半の開始間際。そして終了間際。

集中するのが難しい時間帯に失点している。

もっともっとサポーターとして雰囲気を作りたかった。

 

鈴鹿は上手い。

これまでのチームの中で,たぶん一番上手い。

ただ,今の鈴鹿の攻撃は怖くない。

仙台もしっかりと守り切れている。

 

監督不在のベンチで,どのように采配してくるか?

 

まずは1点返そう。

サポーター,流れを変える応援をしよう。

 

ちなみに,この時点でナカニシのノドは潰れているので,休み休みチャントを歌っている。

ノドがダメなら,手が腫れるまで手拍子しよう。

さあ,やったるぞ!

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

HT

(OUT)9山内健史 ⇔ (IN)19藤山雄生

 

雨が降って,滑りやすくなってきた。

身長の高い雄生(19)を投入してターゲットにする。

そしてなんと三宅海斗(7)がボランチの位置まで下がっている。

いや,三宅海斗(7)はポジションに縛られず自由に動いている。

フォーメーションは不明。

 

後半の鈴鹿はさらに積極的に攻勢に出る。

海斗(7)が下がり気味なためか,前田柊(8)が飛び出してきた。

 

ボランチの,「勇往邁進」,前田柊(8)。

右サイドからの攻撃に対して,縦に抜け出しシュートを狙う前田柊。

昨年,ナカニシは初めて前田柊を見た時,元ACミランの「ガットゥーゾ」に似ていると書いたが,どうも前田柊は「ガットゥーゾ」よりもプレイの幅が広い。

潰し役もできるが,自分で得点も狙えて,パスも上手くゲームも作れる。

オールラウンダーな前田柊が,後半は攻撃にギアを入れて来た。

鈴鹿の攻撃に厚みがでる。

前田柊(8)のクロスを小野寺(6)が拾い,チョンと流したところへ中村俊貴(2)が走ってきてミドルシュート

良い感じになって来た。

後半開始から鈴鹿のリズムが良い。

 

攻撃的ミッドフィールダーの,「キャプテン」中村健人(10)

練習や練習試合を見て思う。今シーズンのチームは健人の色が濃い。

そして,それは周りの選手たちを巻き込み,とても良い感じに見える。

昨シーズンの健人は,パスの出し手が仕事という感じだった。

今シーズンは,健人は出し手も受け手もできるようになった。

ゲームメイカーだけでなく,健人自らパスを受けてゴールを狙うプレイが見られる。

健人を中心にチームが作られている。

これぞキャプテン。

さすが中村健人

がんばれ。がんばれ。健人!

 

後半14分

(OUT)8前田柊 ⇔ (IN)16有馬和希

 

前半で頭を打った前田が交代。

超絶技巧士の有馬和希が入る。

 

試合は抜群に面白い。

ワクワクするような想像的なプレイがバンバン出ている。

後はとにかく点が欲しい。

 

ボランチの,「電撃ネットワーク」,小野寺亮太(6)

まず言いたいのは,小野寺は凄いということ。

鈴鹿の試合を見に来たら,最初に小野寺を見て欲しい。それほど凄い。

カニシが大絶賛の小野寺。

派手なプレイをしている訳ではないのだけど,止めて-蹴る,だけで凄い。

そして,小野寺が周りを引っ張って,まわりのプレイスピードも上がっていく。

鈴鹿の攻守を繋げる懸け橋として,小野寺の影響範囲は莫大に広い。

こんな素晴らしい選手を良く鈴鹿に連れて来てくれて,ありがとう。

小野寺。

全国に小野寺の名を轟かせようぜ。

 

鈴鹿の攻勢が続く。

特に前線にターゲットとして藤山雄生(19)が入っているのが大きい。

雄生はその場でタメが作れるため,基点が前に上がって来た。

 

後半19分

鈴鹿の右からのコーナーキック

キッカーはもちろん,中村健人(10)

ゴール前の競り合いを,中村俊貴(2),石川竣祐(13),藤山雄生(19)が体を張って競り合う。

こぼれたボールを鈴木翔太が回収。

鈴木翔太のクロスボール。

最高のボールきた!

平出涼が頭で押し込む!

ゴーーーーーーール!!!1-2

 

チーム全員で粘って得たゴール。

よし!よし!よし!

まだ十分追いつけるぞ!

鈴鹿ペース。まだ取れる!

点を取った後も,鈴鹿の攻撃は続く。

 

トップ下の位置にいる中村健人(10)からの超絶スルーパスが雄生(19)へ。

雄生(19)の走り出しとタイミングドンピシャ!

完全に抜け出してループシュートが入るが,オフサイド?でノーゴール。

惜しい。

惜しいぞ,「モンスター」藤山雄生(19)。

 

ポジション不明,「ネコ好きの天才」,三宅海斗(7)

海斗が中盤に下がってボールに触れる回数が増えた。

やけに後半は三宅海斗が目立つ。

そして,それだけで,鈴鹿のリズムが一段階アップする。

抜群のテクニックを持つ海斗は,中盤で受けてパスでもドリブルでも運べるだけでなく,全てのプレイの速度が速い。

ターン1発で相手を振り切り,そして前線へ。

前線の藤山雄生(19)に,きっちりパスを入れる。

上手い。何やっても上手い。

昨年は,怪我の影響で十分なプレイができなかった。

それでも13得点で得点王争いをした。

今年の海斗はさらに凄いぞ!

海斗!がんばれ!

 

ゴール前まで攻め込むものの,追加点が奪えない。

後半は仙台の攻撃も受け止めれているので,完全に鈴鹿ペース。

中盤からの危機管理も,最後方の,中村俊貴(2),平出涼(5),岩脇力哉(23)の頼りになるベテラントライアングルがフォローしてくれている。

 

いける。

いける。

いける。

サポーターが応援で焦ってしまった。

すまない。

応援で浮ついてしまった。

 

後半28分

前掛かりの鈴鹿は仙台のカウンターにディフェンスの戻りが遅れる。

裏から逆サイドに振られて,折り返しを押し込まれる。

仙台のお手本のようなカウンター。

1-3。

 

まだ時間はある。

1点づつ返していこう。

 

途中交代でボランチにはいった有馬和希(16)は,小野寺と同じ大学で一緒にプレイしている。両者の連携は抜群で攻守のリズムは良い。

 

サイドバックの,「ガンバレくっぴー」,桑原海人(21)

鈴鹿は少し疲れてきている。

そんな中で,桑原の粘りの熱いプレイが試合をさらに引き締める。

有馬和希が左サイドに流れてくるのを利用して,桑原が前に後ろに左サイドを押し込んでいく。

もう,ここまできたら,ディフェンスというより,相手を押しこむことで反撃を封じたい。

桑原は身長こそ小さいが,粘りと根性の溢れるプレイで左を支配する。

カニシがこれまで見た左サイドバックは,みんな不思議とクセが強かった。

木下,安,冨士,野口,芦田。

そんな左の独特のクセがナカニシは嫌いじゃない。

大クセの桑原。

今後に大期待している。

がんばれ!

 

後半34分

(OUT)14鈴木翔太 ⇔ (IN)17八木橋俊介

 

なんかやってくれそうな匂いがムンムンしている八木橋が出て来た。

藤山雄生(19)の胸トラップの落としから,いきなりシュートを打つ八木橋

 

前半よりもシュートは打てている。

だけどゴールが遠い。

 

後半44分

(OUT)21桑原海人 ⇔ (IN)15湯澤拓士

 

湯澤,残り時間は少ないけどガンバレ!

 

ラストプレイで仙台ゴールの前でのフリーキック

キッカーは中村健人(10)。

 

しかし,これを決めることができない。

 

ここで試合終了。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

2022シーズン終了から2023シーズン開幕までの間,たくさんの方のご尽力があったことと思います。

みなさん,ありがとうございました。

 

試合には負けましたが,創造的でアグレッシブなプレイだったと思います。

1試合負けたくらいで,バタバタする必要はありません。

大丈夫。

みんなよく頑張っていました。

下を向かなくても良いですし,サポーターに詫びたりすることは全く必要ありません。

次に向けて,前向きに取り組むことが何より大事です。

まずは体を休めて,次に向けて準備をしていきましょう。

 

そして,この試合で出場できなかった選手たち。

負けた次こそチャンスです。

自分の良さを発揮して,スタメンを狙ってください。

練習からバリバリ行きましょう。

それでこそ,チームの活性化につながります。

 

開幕戦と言うこともあり,差し入れをいただいたり,選手の親御さんに会ったり,懐かしい顔を見たりしました。

みなさんありがとうございます。

カニシは試合のことでパンパンだったので,面白いことが言えなくてすみませんでした。

 

 

この試合には492人が見に来てくれました。

今日行われた全国のJFL開幕戦の中では,最も少ない観客数です。

地域リーグの時よりも観客は少ないです。

昨年のカズ効果の時と比べて1/10に減ってしまいました。

スポンサーも減りました。会場内の看板も減りましたし,ノボリも減りました。

もちろん,サポーターも減ってしまいました。

だけど,チームは生まれ変わるための歩みを進め始めました。

まだまだですが,今シーズンはチーム変革の勝負の年になります。

 

前途が多難なのは最初から分かっています。

だけど,今日の試合を応援して,めちゃめちゃ悔しかったけど,選手と共に戦うことが,ナカニシにはとても楽しかったです。

また,何かの力になれるよう,コツコツと応援の輪を広げていきたいと思います。

 

 

さあ,次!次!次だ!

今日の負けを取り返そうぜ。

 

現在,深夜2時です。

また明日から次の試合の準備が始まります。

今日はぐっすり寝ます。

眠い!

 

ではまた。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

(今後の試合)

JFL第2節 3月19日 13:00 対 ブリオベッカ浦安フクダ電子アリーナ

JFL第3節 3月25日 12:00 対 ミネベアミツミFC@伊賀上野

JFL第4節 4月1日 13:00 対 マルヤス岡崎@龍北グラウンド

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。