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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第9節 対 ヴェルスパ大分

みなさんこんばんは。

 

まず,最初にお願いがあります。

 

中村健人選手,三宅海斗選手の企画しているクラウドファンディングが終了間際です。

活動報告の更新も第3弾まで出ています。

彼らからのメッセージを読んでみてください。

そして,少しでもご協力願えましたら,なにとぞお願いします。

 

最初

サッカーとカフェで鈴鹿の街を元気に!! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)

 

第2弾

『 kiik プロジェクト 第2弾 』 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)

 

第3弾

『 kiik プロジェクト 第3弾 !!』 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)

 

ケントカイトの挑戦を応援してください。

 

そして,カフェが出来たら・・・みんなでコーヒー飲みに行きましょう。

(ラテアート付きで)

 

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試合の朝。

 

やはり試合前日の夜は,ほとんど寝られない。

うとうとしても1時間おきに目が覚める。

 

ずっと考えているのは,「試合の入りが大事」と言うこと。

前試合でヴィアティン三重に,0対7で敗戦した。

怪我明けで,久しぶりにスタメンで出る選手もいるだろう。

試合の入りでバタつくと思う。

 

対戦相手はヴェルスパ大分(以下,大分と書きます)。

JFL優勝経験もある強豪。

鈴鹿は,過去のJFLのシーズンで大分より上位に行ったことが無い。

 

入りが大事な試合。

そして対戦相手は強い強い大分。

心配がずっと胸の中に渦巻いている。

 

5時に家を出て飛行機で大分へ。

会場入りすると,鈴鹿サポーターが集まっている。

九州に実家のある選手のご家族や,前所属のサポーターもたくさん応援に参加してくれる。

 

横断幕を張る。

いつものように。

祈りながら。

丈夫。

俺たちはいつものような応援をするよ。

いつものように。

全力で。

大丈夫。

 

試合開始直前。

サポーターに話す(最近やってなかった)。

入りが大事な試合!

久しぶりの試合で選手たちの動きも固いと思う!

そんな時こそサポーターの応援が力になる!

サポーターがしっかり入ろう!

サポーターが雰囲気を作ろう!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 7三宅海斗

MF 10中村健人・14鈴木翔太・6小野寺亮太・16有馬和希・28三好辰典

DF 21桑原海人・5平出涼・3キムテウ・13石川竣祐

GK 30平吹楽

 

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試合開始。

 

入りが大事!

 

鈴鹿は4-2-3-1で試合に挑む。

大分はたぷん,4-4-2。

 

一番最初に飛び出したのは・・・。

 

フォワードの「ネコ好きのファンタジスタ」,三宅海斗(7)

ゴムゴムの実の能力者のようなプレイ。

溜め込んだものが爆発するように飛び出す海斗。

屈辱の前試合から切り替えたと言っても,海斗の試合への餓えは相当だっただろう。

負けた試合の悔しさは,勝った試合で上書きしないと消すことはできない。

大分ディフェンスにプレッシャーを掛け,何度もボールにアタックする。

大分のバックパスに反応して,ゴールキーパーのキックミスを誘う。

海斗の前線での積極的なプレスにより,全体が引っ張り上げられるかのように鈴鹿の陣が前に動く。

「入りが大事」ナカニシが思っているようなことは,当然,海斗は分かっている。

入りからフルスロットル。

入りから仲間を引っ張る。

体を張って。

キープして。

突っかけて。

走って走って突っ走る。

三宅海斗!

さすが!

 

大分は,高さも強さも備えた大型フォワードが2トップで張っている。

押しこまれて,ゴール前で大分フォワードに入ると失点の危険性がある。

鈴鹿は何とかボールの支配率をあげて,大分陣内で試合を組み立てたい。

大分の大型フォワードを止められるか?

 

センターバックの,「無敵のキム」,キムテウ(3)。

大分のフォワードは,高さだけでなく体の厚みもある。

ノーファウルで競り負けたら,一発でやられる。

前半の大分は,この2トップにハイボールを入れて来た。

屈強なフォワード2人とのマッチアップ。そしてそれはキムの大好物だ。

キムよりも大きい2人のフォワードに向けて入るボールを迎撃しまくるキム。

キムが競り合いで負けるなんて考えられない。

なぜならキムが無敵だからだ。

キムは一歩も引かない。引かないというか一歩前で競り勝っている。

人体の70%は水でできているらしい。

キムの体の70%はパワーでできている。あとの30%は負けたくないという強い想いだ!

昨年まではほとんど試合に出られなかった。

2021年は1試合。2022年は6試合。全てが途中出場か途中交代。

ベンチにも入れない日々。練習でもいっぱい叱られてた。

しかし,今やキムは堂々たる鈴鹿センターバックだ!

キム!絶対に下がるな!

全部叩き落とせ!

絶対に負けんなよ!このやろー!

 

鈴鹿は左からの攻撃が多い。

サイドハーフの,「リトルマジシャン」,鈴木翔太(14)

鈴鹿に天才はたくさんいるけど,鈴木翔太も飛び切りの天才。

キレッキレの足元の技術だけでなく,ルックアップして周りを見る目が突出して凄い。

足元がキレキレのまま,周りを見られるってもう魔法としか言いようがない。

鈴木翔太のドリブルは,自らフェイントで仕掛けるというより,相手の動きを見て後出しで抜き去る感じ。居合で切り捨てるイメージに近い。

大分のディフェンスラインは4人とも大きくて体格が良い。

でも,触られなければフィジカルも使えない。

左サイドに大きく開き,大きな展開から大分ゴールを狙う鈴木翔太

鈴木翔太の大攻勢をカバーする元祖天才,中村健人(10)。

中でフィニッシュを狙う,ネコ好きの天才,三宅海斗(7)。

天才だらけの鈴鹿で,全員が躍動している。

前半の序盤。

右から左へ大きな展開。

鈴木翔太(14)がパスをつないで,中の三宅海斗(7)へ。

三宅海斗(7)の流したボールに走り込む,石川竣祐(13)。

石川の大胆ミドルシュートでサポーターが沸き立つ。

さあ,鈴木翔太から攻撃が始まるぞ!

ドンドン行こうぜ!

 

両チーム共にディフェンスは固い。

大分の大型フォワードを支える中盤の選手はテクニックが高く,ボールの回収が早い。

どれだけセカンドボールを奪い,チャンスを多く作れるかが勝負の分かれ目となる。

 

鈴鹿ボランチ,「プレイメーカー」,小野寺亮太(6)

大分のパワーに押されながらも,鈴鹿は前へ展開。

小野寺が鈴鹿の攻撃を後方から支え,大分のクリアボールを超予測して確保している。

試合を見る目が抜群な小野寺は,「ここにいて欲しい時」に,そこにいてくれる選手。

相手のクリアの予測も素晴らしく。あっ!と思った時に足を伸ばしてボールを確保している。

大分はゴール前のディフェンスが硬く密集している。

サイドは行けても,中に行けない鈴鹿

そんな中で,試合の中央に位置し決定的な一撃のクサビを狙う小野寺。

これまでの大分との対戦では,中盤の上手さに何度もやられた。

しかし,今年の小野寺は大分に全く負けていない。

サッカーの神髄は小野寺の足元にあり。

鈴鹿の試合を見に来たら,まず小野寺を見ればいい。

小野寺。

がんばれ。

踏ん張れ!

 

もう一人のボランチ,「ベイビーフェイス」,有馬和希(16)

怪我明けで,久しぶりの出場。

カニシは大分の中盤の怖さを知っているので,有馬の入りのプレイが一番気になっていた。

久しぶりの公式戦でスタメン出場にもかかわらず,バリバリの有馬和希。

見事な存在感。見事な有馬らしさ。

鈴鹿が押し込む場面からの,大分のカウンターを,遅れて入るスライディングでキッチリ止めている。

両チーム共に攻守の切替が早いが,有馬が攻守の切り替えのキーマンとなっている。

息詰まる熱戦。

綱渡りのような攻守のバランス。

一瞬のミスも致命的となる。

その試合の真ん中で,有馬は微笑むかのようにサッカーを楽しんでいる。

99%の全身全霊全力の中に,1%の遊び心かある。

その1%が素晴らしい。

その微笑む有馬のプレイが,ナカニシは大好きだ。

有馬。がんばれ!

 

カニシの感じでは・・・

大分の天然芝グラウンドはとても整備されているが,小バウンドが多く,割と下が硬めのグラウンドのような気がする。

ちょっとのパウンドに手間取ると,一気に寄せられてしまう。

基本的な,止める蹴るの技術が必要となっている感じ。

 

前半の半ばを過ぎる。

攻守は互角。

互いに攻守の切り替えが早く,球際も激しくて鋭い。

鈴鹿は三宅海斗(7)を中心とした攻撃も深く刺さっている。

(海斗はだいぶ削られてるけど大丈夫か?踏まれてたし)

 

大分に攻められる場面もあるが,全く崩れていない。

カニシは何度も手元のストップウォッチを見る。

「入りが大事」と自分で言ったが,いつまでが「入り」だ?

もう大丈夫か?

もう「入り」は安定したか?

選手は緊張せずにしっかり試合に入れたか?

 

ずっーと大事な時間が続く。

絶妙なバランスで無得点の試合になっている。

1秒先に,どちらかに点が入ってもおかしくない。

 

ディフェンスが攻撃。

攻撃がディフェンス。

ゴールキーパー平吹楽(30)も一瞬も緩めていない。

前線の三好辰典(28)にロングボール一発。

ダッシュしながら,斜め後方から来るボールを神トラップする三好。凄い!エグイ!

惜しくもシュートまで行けなかったが,とにかく攻守の切替が早い試合になった。

 

左サイトバックの,「鈴鹿のくっぴー」,桑原海人(21)

大分は大型フォワード2人が最前線に張っているが,その周りで早い選手が動いてくるのが怖い。

一瞬の緩急で,鈴鹿ディフェンスが揺さぶられてしまう。

特に大分の右サイドには,危険な前への推進力をもつ選手(23)が狙っている。

そしてそことマッチアップするのは,桑原海人(21)。

スピードとテクニックで激しく競り合う桑原。

前に前に押し込んでくる大分のサイドハーフ(23)。

それでも桑原はしっかりと抑え込み。耐えきる。

今シーズンの戦いを見ていて,ナカニシにはどれだけ考えても桑原が抜かれるシーンが思い浮かばない。

小柄な体の全身を使い,這ってでも,ボールに噛り付いても,絶対に抜かせない桑原。

うちの桑原は強いぞ!抜けるもんなら抜いてみろ!

 

鈴鹿の前半は左サイドの鈴木翔太(14)からの展開が効いている。

大分は,フォワードのポストプレイからの中央突破を狙う感じで,あまりサイドをえぐってこない。

 

息がつまるような試合。

綱渡りのような攻防。

 

ここで前半終了。

 

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ハーフタイムに座り込むナカニシ。

疲れた・・・。

攻守に渡って力の入る場面が多く,ずっと張り詰めていた。

キツイ。

 

互いに選手の消耗は激しい。

選手交代のタイミングがどう出るかが勝負の分かれ目。

 

ハーフタイムの選手たちを見る。

どうやら交代は無さそう。

 

さあ,あと45分。

大分から笑って帰るぞ!

 

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後半開始。

 

後半いきなり行ったのは・・・。

サイドハーフにポジションを変えていた,「突貫小僧」,三好辰典(28)

中村健人(10)が繋ぎ,三宅海斗(7)が倒されながら出したスルーパス

信じて走り抜ける三好の足元へ。

動いている三好は,空の鳥のようなもので人間には触ることはできない。

大分ディフェンスを置きざりにし,ゴールキーパーと1対1へ。

大分GKの鋭い飛び出しでゴールならなかったが,常にゴールを狙い続ける三好のプレイはとてもナイス!

三好!

ドンドン行こうぜ。

エゴイストで上等!

攻撃は点取ったもん勝ちだ。

自分でシュートを打て。

 

後半,大分が少し戦術を変えたように見えた。

ラインをかなり押し上げてきており,鈴鹿陣内に強いプレスをかけて来た。

さらに大分は,向かい風となったたことと,キム(3)を高さで崩すことができないため,中央への空中戦勝負とポストプレイではなく,サイドからの攻撃が増えた。

 

鈴鹿は後半序盤から押し込まれる展開に。

鈴鹿陣内でのコーナーキックフリーキックが増える。

 

鈴鹿ゴールキーパー,「リベロキーパー」,平吹楽(30)

サイドからクロスを放り込む大分に対して,中のハイボールをきっちりキャッチする平吹。

セットプレイなどにもガンガン飛び出している。

鈴鹿は押しこまれている状況で,セカンドボールも奪えていない。

パンチングではなく,キャッチを選択し,素早いスローで攻撃に繋ぐ平吹。

そして平吹には,誰もマネできない凄いキックがある。

(アシスト平吹が記録される日も近いと思う)

サポーターの仲間が「平吹がカッコ良くなった」と言っていた。ナカニシ納得。

顔のカッコ良さではなく(それもあるけど),今の平吹には,自信と責任感が備わっている。

ゴールを守るオーラと貫禄が出て来た。男はそれがカッコいい。

プレイをしていても体が一回り大きく見える。それもカッコいい。

オーレー楽。オーレー楽。(「オレ」とは,スペイン語で「行け」という意味です)

いくぞ!平吹!

 

鈴鹿は押し込まれる展開。

サポーター全員が息を呑む場面が続く。

鈴鹿は攻撃の手が止まっている。

 

鈴鹿は左サイドを崩されてシュートを決められる。

なんとかオフサイドの判定だったが,狙ってハメたオフサイドでは無かった。危ない。

 

後半16分

(OUT)28三好辰典 ⇔ (IN)9山内健史

(OUT)16有馬和希 ⇔ (IN)8前田柊

 

前半からのハードワークで,両チーム共に少し疲れてきている。

鈴鹿は選手交代で前に動きたい。

 

そこに山内が登場。

サイドハーフに入った,「ワンダーボーイ」,山内健史(9)

カニシは,山内はこの時間に出てくるのが一番相手に取って嫌だと思う。

全体的に疲れの出る時間帯に,山内が入って右サイドを搔き乱す。

この試合の山内は,前のオープンスペースでボールを受けて,後半終盤の攻撃の基点となっていた。

カニシ思わず叫ぶ「平吹,山内の前に蹴ってくれ!」

前に走れば天下無敵。

山内。ゴールに向かって走れ!ナカニシはそんな山内のプレイが大好きだ。

山内のプレイでサポーターの応援にも火がつく。

苦難の時を過ごし,今シーズンを共に戦う山内に対するサポーターの想いは熱い。

山内がゴールを決めたら,結構な数のサポーターが涙する(たぶん)。

山内ならやってくれる。

前だ!前だ!山内!山内に後ろはないぞ!

振り返るな!前へ!

 

後半の半ば。

山内(9)が入り攻撃が前向きになり,前田柊(8)がセカンドボールにアタックし始めた。

 

そして,チームのカギとなる中村健人(10)も押し上げて来た。

 

トップ下,「キャプテン」中村健人(10)

大分の固く密集したゴール前にてこずっていた鈴鹿の攻撃陣。

健人のワンタッチパスや,角度を変えるタッチに周りが反応できなかった。

大分の守備はパスコースだけでなく,人の動くコースも潰していて,勝負できないまま,ゴール前でボールを失う場面が多かった。

後半,より一層健人が押し上げて来た。点を取りに来た。

しかし,小野寺(6)からのパスも,ダイレクトでシュートを打ちきれない。

山内(9)からのパスも,健人のシュートに威力が出ない。

ガチガチにゴール前を固める大分。

大分の途中交代のボランチ(5)からのハイプレッシャーも受け続けている。

健人が狙っている。

その目は三宅海斗(7)を見ている。

健人,海斗へのホットラインを,なんとか見つけてくれ!

 

試合終盤。

大分の中盤のボランチが交代した事により,セカンドボールを奪えなくなった鈴鹿

さらに,攻撃の要である三宅海斗(7)もマークが厳しい。

大分から激しく攻め立てられる鈴鹿

 

センターバックの,「ディフェンスマイスター」,平出涼(5)

大分の攻撃は,大型フォワードと連動するスピードのある2列目の飛び出しが怖い。

鈴鹿は引いて守っているため,籠城戦の様子。

そんな中にカットインで飛び込んでくる大分の2列目。

しかし・・・平出には見えている。

「悪いな。そこには平出がいるよ」

ただ大きくクリアするのではなく,サイドハーフに繋いで大分の攻撃を切ると共に,鈴鹿の攻撃のターンにする平出のプレイ。

この1手が大きい。

平出のビッグプレイだ。

平出。鈴鹿のゴールを頼むぞ。

 

サイドバックの,「インサイドアウトサイダー」,石川竣祐(13)

怪我明けの初戦が,ハイハイプレシャーの試合となった。

攻勢をかける大分に対して,石川も防戦一方で守りに入る。

柔軟で自由度の高い石川だが,ここは我慢のプレイ。

つばぜり合いのような時間が長い。

しかし,石川は鈴鹿のカウンター時には縦に思いっ切り走る。

中村健人(10)のスルーパスに,ゴールライン沿いに走り込む石川。

さっきまでディフェンスしていた選手が,ここまでダッシュで来るか!

石川のナイスオーバーラップ。

そのプレイの直後,両足が痙攣。

良く走った石川。

よく頑張った石川。

ナイス!

 

後半31分

(OUT)13石川竣祐 ⇔ (IN)2中村俊貴

頼むぞ。頼むぞ。俊貴。

 

鈴鹿は右サイドの山内(9)からの展開頼み。

大分に押されているが,平出涼(5)の仕切るディフェンスは崩れない。

みんな全力の全力を出している。

鈴鹿は攻撃の形が作れない。

それでもチャレンジを続けている。

戦う姿勢を貫いている。

 

この試合では,選手全員がギリギリの半歩を,最後まで伸ばし続けていた。

その半歩出した足で,相手のボールをチョコンと触り,何度も危機を脱した。

最後の最後に出る力。

疲れ切った後に絞り出すあと半歩。

それを感じた試合だった。

 

試合終盤,ナカニシは思っていた。

「勝ち負けに限らず,この試合の終わった後,鈴鹿はもっと強くなるに違ない」

 

後半40分

(OUT)10中村健人 ⇔ (IN)19藤山雄生

(OUT)7三宅海斗 ⇔ (IN)22兒玉澪王斗

 

最後の最後に,鈴鹿の2大点取り屋が入るが,この交代は少し遅かったと思う。

雄生も澪王斗も,充分に出しきれぬまま時間が過ぎる。

 

最後は守り切って試合終了。

 

試合終了

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

試合運営には,学ばせていただくことも多かったです。

ヴェルスパ大分のみなさん,ありがとうございました。

 

たくさんの応援の方が,大分まで来てくれました。

本当に選手たちの力になったと思います。

たくさんの方から,サポーターにもたくさんお土産いただきました。

みんなで美味しくいただきました。ありがとうございました。

 

大分に所属している,松木駿之介選手,日根野達海選手,佐藤隼選手にも会いました。

みんな本当に良い選手たちです。

カニシは君たちに会えて本当に嬉しかったです。

試合後のお疲れのところ,挨拶に来てくださり,ありがとうございました。

次は鈴鹿で待ってます。

 

鈴鹿サポーターは,バスの右側と左側の両面を見送って会場を後にしました。

 

帰路,大分空港で選手とバッタリ会いました。

1000人の前でしゃべっても緊張しないナカニシですが,選手の前では緊張して何もしゃべれません。

試合中はあんなにヤイヤイ言ってるのにね。

試合後にリラックスしている選手に気を遣わせるのも気の毒なので,こっそり遠巻きに眺めていました。

それでも,大分空港はそんなに大きくないので,三宅海斗選手の一団にバッタリ遭遇しました。

カニシは「クラウドファンディングします」と言うのが精一杯でした。

そして今日,追加支援をしてきました。

 

前試合で7失点しました。

この試合は「入りが大事」でした。

攻め込まれる場面もありましたが無失点で抑えて,鈴鹿らしい攻撃もできました。

みんな元気に前向きなプレイができました。

戦術や選手のプレイに迷いやブレはありませんでした。

いつもの良い感じのサッカーでした。

勝利できなかったのは残念です。

課題もたくさんあります。

でも・・・,ナカニシはがっかりしていません。

次に向けて,次の勝利に向けて,サポーターとしてもしっかり準備するだけです。

 

さあ行こうぜ,明日めざし。

何度でも,くじけても。

さあ行こうぜ,夢めざし。

歩みを,止めずに。

 

クラウドファンディングお願いします。

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第10節 6月3日 13:00 対 Honda FC@三交鈴鹿

JFL第11節 6月11日 13:00 対 クリアソン新宿@味の素フィールド西が丘

JFL第12節 6月18日 15:00 対 高知ユナイテッド@四日市緑地

 

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