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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第26節 対 沖縄SV

みなさん、こんばんは。

 

ブログの更新が遅くなりました。

もしも、楽しみにしていた方が見えましたら、ごめんなさい。

 

月曜の深夜に帰宅して、火曜日仕事に行って(結構忙しかった)、そして現在に至ります。

カニシは、寒暖差であまり体調が良くありません。

この寒暖差だと、選手たちもコンディションを整えるのか大変だったと思います。

 

カニシにとって、ある意味?試合はブログに想いを書ききった時に終わります。

まだ、頭の中に試合の失点シーンがよみがえるので、早く切り替えたいと思います。

 

本日リリースのありました、鈴鹿ポイントゲッターズの株主の変更に関しては、また日を改めて、自分の思っていることを書きます。

 

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試合の朝。

 

3時に起床。

セントレアに向けて車を走らせる。

気温は11度。

寒い。なかなかの寒さ。

 

セントレアから那覇空港に飛ぶ。

約2時間のフライト。

心の中は、ずっとスタメン予想と試合の考察。

 

那覇空港到着。

気温は27度。

道行く人のほとんどは半袖。

 

カニシは沖縄初上陸。

こんなに気温差があるのか・・・。

 

今日の対戦相手は、沖縄SV(以下、沖縄と書きます)。

リーグ最下位だが、ここのところ連勝をしていて、猛烈な勢いで勝ち星を増やしている。

実力もあり、前期とは全く違うチームと考えたほうが良い。

 

空港のレンタカーの手続きで時間が取られ、試合会場に付いたのは開場後。

急いで横断幕を掲出する(風対策の重りは「さんぴん茶」)。

暑い。

でも、風があるので、試合を見るには過ごしやすい気温。

ただ、風は少し強く吹く時もあるので、なんか気になる。

 

選手たちの準備が整う。

サポーターの応援も準備OKだ。

どこで試合をしていても、ナカニシはいつもの全力で応援する。

サポーターは変わらない。

安心して。いつもと同じ。

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 19藤山雄生

OMF 14鈴木翔太・10中村健人・28三好辰典

DMF 6小野寺亮太・16有馬和希

DF 24山下宇一・5平出涼・2中村俊貴・13石川竣祐

GK 1阿波加俊太

 

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試合開始。

 

今節はエース三宅海斗(7)が、カード累積で出場停止。

ワントップに藤山雄生(19)が入り、鈴鹿は4-2-3-1の布陣。

 

対する沖縄は、3-4-3という人もいるけど、ナカニシには4-1-4-1に見える。

ディフェンスも前後にかなり流動的に動くので、フォーメーションが分かりにくい。

 

沖縄は試合開始からロングボールで裏を狙う。

沖縄に限らず、JFLのチームは割とロングボールで裏を狙うことが多い。

例え奪われてもリスクが少なく、相手のミスがあれば得点につながる。

沖縄は4人のディフェンスと1人のアンカーで守って、4ミッドフィールダーと1トップで攻める感じ。つまり5人が攻めて、5人が守る。

 

沖縄は5人の攻撃陣が、積極的に鈴鹿のディフェンスに圧力をかけるため、数的不利を嫌い、鈴鹿ボランチが下がってフォローにいく。

 

ボランチの、「プレイメーカー」、小野寺亮太(6)

チームの中心となる小野寺も、沖縄のロングボールでディフェンスラインが下げられてしまうため、合わせてポジションを下げる。

この試合前半は、鈴鹿のディフェンスラインが下げられていたため、中盤の広大なスペースを小野寺が走り回る必要があった。

チーム内の試合出場時間が(たぶん)最多の小野寺は、なんか少し疲れているようにも見える。

前期の沖縄戦でゴールを決めた小野寺が、攻撃に飛び出すことができず、下がってディフェンスに終始している。

沖縄の攻撃陣は、上にも横にも体が大きく、フィジカルが強い。

そんなマッチョとのマッチアップになるが、小野寺は細身ながら体の芯が強く、競り合いでは一歩も負けていない。

小野寺が中盤にフタをしているため、沖縄はシュートまで持ち込めない。

しかし、小野寺自身も攻撃に転じれない。

試合は始まったばかり。

小野寺の落ち着きを見ていると大丈夫と思える。

小野寺。少し我慢の時間だ。ちょっと待っててくれ。

 

鈴鹿サイドバックの裏に放り込む沖縄。

沖縄は、サイドプレイヤーの身長も高い。

 

サイドバックの、「山下一番」、山下宇一(24)

沖縄のサイドへのロングボールをジャンプヘッドで迎撃する山下。

その高さと空中でのボディバランスは見事としか言えない。

前方のサイドハーフ鈴木翔太(14)は小柄なため、高さは山下が何とかする!

しかし、沖縄のロングカウンターでのサイド攻撃により、山下はサイドバックとしての攻撃参加ができていない。

沖縄のロングボールでずるずると下げられてしまう。

山下。しんどいペースだけど、とにかくサイドの選手を自由にさせちゃダメだ。

当たり負けせず、球際厳しく。

先に触っていこう。

 

前半9分。

左サイドからの沖縄ボールのコーナーキック。1本目。

沖縄は右と左のキッカーがいるが、左右のコーナーキックでは、内巻きのゴールに向かうボールを蹴ってくる。

そのため、鈴鹿の左サイドからは左のキッカーが蹴る。

沖縄は全体的に高身長が多く、セットプレイではかなりの迫力。

鈴鹿コーナーキックのボールを競り合うが、競り合いの中で、後ろにこぼれる。

一瞬の「間」。

そのこぼれたルーズボールに対し、先に反応したのは沖縄。

押し込まれて失点。

0-1

 

試合は始まったばかりだ。

セットプレイで失点したことの無いチームは無い。

全力を尽くしたのならば、セットプレイの失点なんかを気にすることはない。

次、次!

 

沖縄に目だったシュートは撃たれていない。

失点したものの鈴鹿のディフェンスは崩されていない。

鈴鹿は何かがハマれば一気にギアが入る。

 

ボランチの、「大先生」、有馬和希(16)

鈴鹿のサッカーに緩急をつけ、攻撃のアクセントを入れるのはやっぱり有馬。

有馬は素直で真面目なサッカーの中に、ひとかけらのイタズラ心がある感じがする(ほめてる)。

前半序盤で鈴鹿が良いリズムに乗っていないことは、有馬は良く分かってる。

だからこそ、有馬が少し癖のあるプレイを見せている。

ちょっと強引にダイレクトでボールを出したりする。

サイドバックの石川竣祐(13)から、有馬和希(16)へ。

石川からの強いパスは、有馬へのメッセージ「ダイレはお好き?」

有馬は石川からのパスを、勢いを殺さずにダイレクトで叩く!

ダイレクトパスとは思えない精度!

ボールの先の三好(28)は既にダッシュで最高速に達している。

有馬のダイレクトバスは三好の足元へズバリ!

三好のクロスボールは惜しくも沖縄ディフェンスに止められるが、有馬からの攻撃でやっと鈴鹿らしい早い攻撃ができて来た。

 

沖縄のディフェンスは高さだけでなく足元も上手い。

鈴鹿は沖縄ディフェンスに圧力をかけきれず、余裕を持ってプレイさせてしまっている。

逆に、鈴鹿のディフェンスは、沖縄の5人の攻撃陣に直接晒されている。

 

支配率は5分と5分。

ただし、鈴鹿陣内でボールが動くことが多く沖縄有利。

 

いやいや。まだまだ。ここから。ここから。

 

先制されて何とか反撃したい鈴鹿

しかし、焦りのためか、足元でのワンタッチ目のトラップで浮かせてしまう場面が多発。

 

フォワードの、「ゴールエリアの荒鷲」、藤山雄生(19)

カニシは、久しぶりの雄生のワントップに期待大だった。

しかし、沖縄攻撃陣に押し込まれる展開と、沖縄の高身長のディフェンスに対して、雄生の周りにフォローの選手がおらず、孤軍奮闘で雄生の負担が大きい。

ワントップでマークを外せない状態で、鈴鹿のサイドからのクロスボールを頭で狙うが、悉くクリアされてしまう。

また、鈴鹿が押し込まれるのに対応して、鈴鹿全体が引き気味となり、雄生との距離が広がり、ますます孤立してしまっている。

雄生(19)、三好(28)、翔太(14)の3人は、それぞれにボールをもらうために動いているが、3人の横の連携が乏しく、連携が整わない。

エース三宅海斗(7)不在にもかかわらず、雄生の良さを活かすというよりも、海斗を雄生に置き換えただけの戦術に見える。

雄生の良いところと、海斗の良いところは全然違う。

もっとゴールに近い所でプレイして欲しい。

もっと鈴鹿全体が前に押し出して、雄生をバイタルエリアへ。

雄生、まだまだ始まったばかりだ。

大丈夫。沖縄ディフェンスと駆け引きしながら時を待とう。

 

前半19分

沖縄の右サイドバックからロングボールのカウンター。

鈴鹿の左サイドの裏へ落ちたボールを競り合うが、中にフワッと入れられてしまう。

そのルーズボールに飛び込んでくる沖縄の選手。失点

0-2

 

一瞬、鈴鹿のディフェンスがフワッとした。

マークが遅く、後手後手で対応しているように見えた。

鈴鹿の1歩目が遅い。「やりきった」沖縄がフリーとなっている。

 

センターバックの、「ディフェンスマイスター」、平出涼(5)。

このままずるずると行くわけには行かない。

3点目は絶対に阻止しなければならない。

平出が声を出して仲間を修正している。

とにかく沖縄は裏にロングボールを入れてくる。

鈴鹿のサイドの深い場所で、競り負けると一気にやられてしまう。

ロングボールに対応しようとして引きすぎるとセカンドボールの位置がポッカリ空いてしまう。

下がり過ぎず、上がり過ぎず。

出過ぎず、引き過ぎず。

微妙なバランスでディフェンスラインを統率する平出。

平出。

3点目は止めてくれ。

頼む。

 

なんとなくナカニシの感想だが、沖縄の戦い方は、鈴鹿が完敗したレイラック滋賀に近い。

中盤のパス回し(ポゼッション)は、カットされるとショートカウンターを受けてしまう。

そのため、リスクを考慮して、中盤を飛ばして相手のサイド深くにロングボールを入れて、そこで球際の競り合いをする。

相手が引けば、中盤にスペースができる。

相手が引かなければ、ディフェンス裏にスペースができる。

なんとなくだが、沖縄のように戦い方のチームはJFLではよく見かけるような気がする。

サイドアタッカーが高くて強い。

サイドの攻防戦がカギとなる。

 

そんな時、平出がグラウンドに座り込んでしまう。

怪我?なんと?

しかし、立ち上がる平出。

本来ならばプレイ続行は不可なのかもしれないが、平出は立ち上がって少しの間プレイを続けた。

それは・・・交代選手の準備ができるまでの間、数的不利にならないため。

平出・・・男だぜ!

でも、無理するな。

 

桑原の準備ができたタイミングで、また倒れる平出(5)。

すぐに桑原が出る。

 

前半26分

(OUT)5平出涼 ⇔ (IN)21桑原海人

 

桑原(21)が左サイドバックに入り、山下(24)がセンターバックに入る。

 

トップ下の、「キャプテン」中村健人(10)

平出が交代し、チームに悪い雰囲気がある。

試合の流れを健人はよく分かっている。健人はトップ下だけど、試合全体を見渡している。

今は、まず中盤でボールを支配し、鈴鹿を落ち着かせたい。

チームを落ち着かせるため、少しポジションを下げて、そこから展開している。

今、すべきなのは絶対に3点目をやらないこと。

健人が中盤に降りて、試合を安定させるが。

チャンスは必ず来る。

健人も我慢ガマンのプレイ。

それでも健人は、藤山雄生の見事なポストプレイからのパスをミドルシュートで狙っていた。

ゴールにはならないが、いいタイミングで前との連係ができていた。

さすが健人!

 

沖縄は2点を取って、少しペースを落とした。

鈴鹿は、その沖縄の固いディフェンスを崩せない。

中盤の小野寺(6)、有馬(16)がセンターラインを越えられない時間が続く。

沖縄の戦術は変わらない。

しっかり守って、ロングボールでカウンター狙い。

ロングボールによる攻撃で、中盤のロストのリスクを減らし、少人数でカウンター。

これはJFLのトレンドなのかもしれない。かも?

 

サイドハーフの、「リトルマジシャン」、鈴木翔太(14)

前半途中に三好(28)とポジションチェンジしており、たまに右サイドに入っている。

この試合、沖縄のサイドバックはほぼ上がらず、サイドから狙い続ける翔太をきっちりマークしていた。

また、沖縄ディフェンスは、鈴木翔太に密着。

マークしていることをアピールし、中盤からのパスを出したくても出させないようにしている。

そのため、翔太にパスが出ても、次の動きにつなげられず、翔太の動きにスピード感が出ない。

球際でも、早い段階で体を寄せられて、中に切れ込むことができない。

沖縄ディフェンス裏にスペースを作って走りたいが、沖縄は守りに入っているため、スペースができない。

鈴鹿のサイド攻撃が手詰まりになっている。

またもや翔太もガマンのプレイ。

沖縄をなかなか突破できない。

 

鈴鹿は悪くない。

選手たちの闘志も、攻撃の意識も、球際の頑張りも。

ただ、沖縄の固い守りにより、息苦しいような展開に。

 

沖縄はシンプルに守り中心にシフトしている。

ボールを奪っても、無理に攻めてこない。

じっくり時間を使い、ディフェンスラインでパスを回し、鈴鹿が寄せるとロングボールを裏へ放り込む。

無理をしない沖縄。

 

中盤の有馬(16)がパスコースを探す。

小野寺(6)がドリブルでボールを運ぶ。

なかなか沖縄ディフェンスを攻略できない。

 

緊急発進の左サイドバック、「鈴鹿のくっびー」、桑原海人(21)。

スクランブル発進で難しい場面に登場。

桑原海人(21)特有の体幹の強さと、押しの強いドリブルで、沖縄陣内で穴を開けたい。

しかし、この試合桑原が入ってから、桑原の方向にロングボールが集中している。

沖縄のサイドは長身選手。桑原はそれほど背が高くない。

その高さのギャップを狙って放り込んでくる。

前半に激しいタックルで(正当だと思う)、桑原はイエローカードを1枚もらっている。

空中戦の競り合いで、なんとか体をぶつけて、相手に自由にさせない桑原。

桑原のサイドが狙われている。

 

ここで前半終了。

 

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ハーフタイム。

 

山内(9)と八木橋(17)のアップが早い。

出るのか?

ペースを変えられるのか?

 

暑い。

そして、乾燥しているのでチャントを歌うとノドが渇く。

さんぴん茶を、ガブ飲みするナカニシ。

 

試合展開は良くない。

鈴鹿の良い所を消され、沖縄の思う壺の展開。

 

スピードが活かせない。

スペースが無い。

パスがつながらない。

 

サッカーは90分で何度も流れが変わる。

このまま終わることはあり得ない。

 

サポーターも流れ来るまで耐えよう。

そして、選手たちを鼓舞し続けよう。

 

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HT

(OUT)19藤山雄生 ⇔ (IN)9山内健史

(OUT)10中村健人 ⇔ (IN)17八木橋俊介

 

後半開始。

 

後半から山内(9)と八木橋(17)が入り、鈴鹿は4-4-2の形に。

フォワードは、山内(9)と三好(28)のコンビ。

 

高さで勝負するのは、長身の沖縄ディフェンスに対して分が悪い。

山内のスピードと、八木橋のパワーで勝負!

 

後半開始から押し出す鈴鹿

沖縄陣内でのプレイが続く。

 

(話はちょっと戻って試合前日の練習)。

試合前日に練習を見ていだサポーターは、みんな山内の帯同を期待していた。

山内はしばらくベンチ入りもしていない。だけど調子は良いし、プレイも切れている。

練習後に、山内には浮かれた様子は1ミリもなく、表情はいつも以上に厳しい顔をしていた。

帯同メンバーから外れたのか?

そんなふうにも見えた。

今になって思うと、久しぶりの出場で結果を出すために覚悟を決めた男の顔だった。

 

今日の試合。山内は後半からの出場。

山内にとってこの試合は、沖縄だから、実家だから、そんな理由で出場するのではなく、ただ、ただ、結果を出すために全力でプレイする試合だった。

サポーターとして、全力でプレイする選手に対して、恥じないような全力の全力で応援したい。

山内!がんばれ!

カニシはノドが焼き切れるくらい山内の応援歌を歌おう。

 

後半から入った山内の動きは、ナカニシの知っている山内の本来の動きに戻りつつある。

山内は攻撃特化。だからディフェンスに力を割くより、徹底的に攻撃したほうが良い。

裏を狙い、斜めに走り、また裏を狙い、相手のミスを狙う。

後半開始直後。

中へのクロスボールに対して、鋭い反応で頭で飛び込みヘディングシュート!

惜しい!山内本当に惜しかった!

山内!良いぞ!

運命よ、そこをどけ!

山内、自分で運命を切りひらけ!

 

後半は完全に鈴鹿ペース。

前線の2トップの山内(9)と三好(28)の動きが鋭く、沖縄のディフェンスラインも揺さぶられている。

このマークのズレを狙って飛び込みたい。

 

センターバックの山下宇一(24)。

平出(5)の負傷交代で急遽センターバックに。

もちろん山下はセンターバックが本職なので、十分に対応できている。

 

同じくセンターバック、「鬼俊貴」、中村俊貴(2)

試合終了後に、サポーター同士で話している時、口々にみんな言っていた。

「俊貴が凄かった」

平出不在で心配だったディフェンスラインを、力でねじ伏せた俊貴。

ディフェンスを統率するというより、自らの動きでみんなを引っ張り、方向性を示す強いプレイ。

後半の鈴鹿は、かなり前方に伸びていて、サイドバックも上がっての攻撃体制。

沖縄のロングカウンターはそれでも飛んでくるが、それをことごとく迎撃する俊貴。

ピンチの場面でも、落ち着いてすり潰す。

相手の体格が良くても、スピードがあっても、俊貴には関係ない。

鈴鹿ゴールに迫るものは何であろうと潰す。それだけだ。

すごい、ほんとに鬼だ!

 

前半、低い位置だった小野寺(6)が前に出てきた。

小野寺の位置が鈴鹿のヘソの位置。

有馬(16)も有馬らしい良い動きを見せている。

 

ボランチ2人が前に押し出し、前半にボランチがいた位置には、センターバックの俊貴(2)と山下(24)が押し出してきている。

山内(9)と三好(28)が、走りまくって前線から沖縄ディフェンスに圧力をかける。

ボールを追い、ミスを誘う。

そしてそのミスを小野寺(6)、有馬(16)が回収。

鈴鹿は良い展開を作れているが、中心からのみ。

まだサイドからえぐるような多彩な攻撃ができていない。

悪くない。良い雰囲気になって来た。

 

後半からはフォワードでプレイする、「鈴鹿ハヤブサ」、三好辰典(28)

前半、なかなかいい形でボールを受けられなかった。

前を向いてプレイをしたいが、相手ゴールを背負ったプレイが多かった。

前半の流れが、後半変わってきていることを三好はよく分かっている。

この流れを止めないために、三好にできるのは、1歩でも、1センチでも相手ゴールに近づくこと。

体を投げ出し、頭から突っ込むようにゴールに迫る。

飛び出しの勢いが余って、沖縄ゴールキーパーに突っ込みカードをもらってしまう。

でも、三好の前に向かう気持ちや、何とかしたい気持ちは痛いほど分かる。

三好!

サポーターはここから何もできないけど、三好のためならノドを何度でも潰してやろう。

三好!GOかSTOPなら、迷わずGOだ!

鈴鹿を前に引っ張り上げろ!

 

後半17分

沖縄から左サイドに大きなボールが蹴り込まれる。

自分より高身長の相手に対して、競り合うために早くジャンプする桑原海人(21)。

しかし、風でボールが流れて、大きくオーバーしてしまう。

ボールの無いところで競り合ったため?桑原にイエローカード。2枚目が提示。

悪意があったプレイじゃない。桑原には競り合うしか選択肢がなかった。

桑原、気にするな。

先に先に競り合わなければ、相手に自由にされていた。

 

後半19分

(OUT)14鈴木翔太 ⇔ (IN)25藤山恭輔

 

鈴鹿は1人退場。10人で戦う。

山内のワントップの4-4-1となる。

 

サイドハーフの、「スーパー斜め走り」八木橋俊介(17)

後半から出場の八木橋

出場してすぐは、大きな動きができず、まずはディフェンスから慎重に入った。

しかし、時間の経過とともに、八木橋が前に前へと押し出していく。

八木橋特有の、「スーパー斜め走り」も狙う。

(ナカニシは八木橋の大学時代のYouTube動画でスーパー斜め走りを見た)

そして、八木橋が動いた後のスペースを、右サイドバックの石川が狙っている。

鈴鹿の右が少し動き出した。

八木橋が動くことで、スライドして選手が動き始めた。

沖縄のマークも少しずつずれていく。

八木橋、止まるな。動き続けろ。がんばれ。

 

前線では三好(28)と山内(9)が、走り出しのタイミングを探り、沖縄ディフェンスと駆け引きをしている。

しかし、最後の最後が通らない。

カニシの頭を一瞬よぎる。ここに健人がいれば・・・通せたかも・・・。

 

鈴鹿が押している。

しかし、沖縄のロングカウンターは、ずっと鈴鹿ゴールを狙っていたため、サイドバックが上がり切れていなかった。

そんな中で、藤山恭輔(25)が、グイグイ上がり、さらに鈴鹿の攻撃を後押しする。

 

サイドバックの、「モンテくん」、藤山恭輔(25)。

普段は右サイドが多かったが、左も問題なくプレイできている。

恭輔の独特のリズムと、後出しのドリブルが沖縄深くに突き刺さる。

恭輔のプレイは、攻守ともに相手をよく見て、その動きに対しての後出しの動きが良い。

なので恭輔は試合中に足元を見ていない。

相手の全身を見て、足以外の動作の「先」(予備動作)を見て動いている。と思う。

独特のステップを踏む恭輔!

リズム出てきたよ!

 

有馬(16)が前線に飛び出してきた。

有馬の攻撃参加は効く。

 

サイドバックの、「縦横無尽」、石川竣祐(13)

シーズン初め、石川のプレイを見て、そのサイドバックとは思えないポジショニングにワクワクした。

鈴鹿が3バックや5バックへの可変システムを使い、4バックの形が少なくなり、石川もあまり試合に出られなくなった。

ただ、そのプレイに陰りは無い。

ベンチで試合を見ながら、石川はグングン成長していた。

後半、鈴鹿は1人少なくなった。これは石川の出番だ。

縦横無尽の石川が、3人分のポジションを走るぞ!

右サイドの前には、連携抜群で息の合う八木橋(17)がいる。

石川が右サイドに大きく支配圏を広げる。

もっともっと!石川の良い所を出そう!

石川!やってやろうぜ。

 

10人になったが、鈴鹿は選手たちが動いてているため、人数が少なくなった感じはない。

ただ、それでも前に出てるので、ディフェンスラインに攻め込まれると、数的不利になることがある。

 

後半の半ばを過ぎて、沖縄は時間を使い始める。

これにイライラしたら、ファウルやカウンターの餌食となる。

沖縄は鈴鹿陣内になかなか攻め込めないが、セットプレイ一発の怖さは依然としてある。

鈴鹿はノーファウルで、ノーコーナーで。

 

後半31分。

左サイドから攻める鈴鹿

藤山恭輔(25)が起点となり、三好(28)、小野寺(6)が絡む。

山内(9)からのショートパスが有馬(16)に渡る。

有馬から絶妙のパスが八木橋(17)へ。

八木橋が右足でトラップして、ワンステップで左足のシュート!

落ち着いている。恐ろしいほど落ち着いている。

ゴーーーーーーール!!!1-2

 

八木橋がトラップした時点で、シュートを打ちやすい位置へボールをピタッと止めていた。

上手い。ナイス。グッド!

 

残り時間わずか。

サポーターの声が高まる

 

後半45分。

(OUT)16有馬和希 ⇔ (IN)18高見啓太

 

ATは5分。

この間に必ず高見の必殺のセットプレイがあるはずだ!高見!

 

そして、AT1分の時点で高見のコーナーキック

 

ゴールキーパーの阿波加(1)が上がっていいか確認している。

残り時間はまだあるため、ベンチから止められた様子(ナカニシは行け行けと思ってた)。

 

鈴鹿ゴールキーパー、「パーフェクトGK」、阿波加俊太(1)

この試合は、2失点したものの、他の場面で危ないシーンはなかった。

阿波加はディフェンスとの連携も良く、きっちりとゴールを守った。

その冷静な阿波加が、終了間際のコーナーキックで行きたがっている。

ガマンの時間が多かった試合。最後まで我慢してたのは阿波加だった。

悔しかっただろう。

点を取ることができないゴールキーパーは辛かっただろう。

阿波加、この悔しさを活かしてまた頑張ろう。

阿波加。ナイス!

 

鈴鹿は最後の最後まで攻め続ける。

走りまくった山内健史(9)が裏に走り、ヒールパスで繋ぐ。

中村俊貴(2)が早いスローイングを狙う。

石川竣祐(13)がサイドで待っている。

八木橋俊介(17)が沖縄のゴールキーパーとヘディングで競り合う。

 

まだまだ、まだまだ。1点。1点。

 

何とか1点・・・

 

ここで試合終了

 

鈴鹿は今年、Jリーグに昇格する資格が無い。

そして、現在の順位だと、ほとんど降格することははない。

残り4試合。消化試合という人もいるかもしれない。

でも!それでも!

それでも、選手達は優勝のかかった試合のように全力を尽くして戦った。

試合終了後、選手たちの顔には悔しさが滲み出ていた。

三好(28)は悔しさのあまり、試合終了の笛と共に座り込んでしまった。

小野寺(6)は、そんな三好を迎えに行って、共に整列した。

 

試合に出たくても出られない選手。

たくさんの応援してくれる人たち。

チームを支えてくれるスポンサーやチームスタッフ

鈴鹿の選手たちは、たくさんの想いをしっかり背負ってくれている。

そんな選手たちを応援できることを誇りに思う。

 

「三好、悔しいよな!みんな悔しいよな!」

「俺たちも悔しい!でもその悔しさを一緒に乗り越えようぜ!」

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

試合会場に遅れて到着した鈴鹿の横断幕を掲出するため、沖縄SVのスクール生たちが手伝ってまくれました。高田コーチの教え子とのことです。

高田コーチというのは、2018年に辛島監督と共に鈴鹿JFL昇格に導いたコーチです。

高田コーチ、ありがとうございました。

また来年も対戦できることを願っています。次は負けません。絶対勝ちます。

 

たくさんの人が応援してくれました。

たくさんの人がチームを支えてくれました。

 

まだまだ試合は続きます。

まだまだ何も終わっていません。

 

カニシは次の試合の選手たちの躍動が楽しみでなりません。

 

沖縄からの帰路、飛行機が遅延したのでずっとYouTubeで動画を見ていました。

 

みんな良く戦えています。

ファイトしています。

大丈夫。大丈夫。

胸を張って次の試合に挑みましょう。

 

さあ、次こそは勝つぞ!

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第27節 11月4日13:00 対 東京武蔵野ユナイテッドFC@武蔵野陸上競技場

JFL第28節 11月12日13:00 対 ヴィアティン三重@三交スポーツの杜鈴鹿

JFL第29節 11月19日13:00 対 高知ユナイテッドSC@春野陸上競技

 

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