VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第11節 対 流経大ドラゴンズ龍ヶ崎

みなさん,こんばんは。

今日,応援している方に聞かれました。
「その棒はなんですか?」
カニシが常日頃持っている棒は,伸ばすと5mになる本来は釣り道具です。
でも,釣りに使うのではありません。サッカー場で使います。
この棒は,名づけて「堀河トラメガ棒」といって,堀河俊大選手(10)が復帰した時に,スタンドからトラメガを渡すため“だけ”に,スタジアムへ持ってきている棒です。
そろそろ,この棒を使う時が近づいているようです。



日曜日の夜が開ける。
ちょっと前から,試合前に眠れるようになってきた。
(以前は全然眠れなかった)
快調に起きて,準備をする。
今日もナカニシは元気だ!

試合会場に到着すると,見慣れたイケメンがワイシャツで動き回っている。
岡田明久(元選手)だ。
手薄極まりない鈴鹿のフロントに協力してくれる。
ありがたい!
カニシの脳内で,「おーおっおーおかだあきひさー」と岡田チャントが鳴り響く。
そして,受付は矢野純平(元選手)がやってくれる。
「おっおーおおおおっおージュンペイアレアレ!」

引退してフロント教務をしてくれる元選手を,どう呼べば良いか,ちょっと考え中。
○○選手と言うのもなんだし,○○さんと言うのも他人行儀だし,○○くんと言うのはちょっと照れるし・・・。

そんなことを考えながら,着々と準備が進む。
鈴鹿サポーターのボランティアスタッフとしての作業は(ナカニシが言うのもなんだけど),大変手際が良い。
カニシのことも,たくさんフォローしてもらい感謝。

選手たちが会場に入ってくる。
準備するサポーターは,なるべく選手と顔を合わさず,話しかけもしない。
選手の集中を妨げないように。

今日の対戦相手は,流経大ドラゴンズ龍ヶ崎(以下,流経大と書きます)
鈴鹿は過去に流経大と3度対戦している。
2014年の全社,地決。2016年の全社。1勝2敗。
カニシのイメージでは,とにかく基本がしっかりとした,骨太なチームの印象。
日本有数のJリーガー輩出大学。
年代別日本代表にも選出されるほどのサッカー名門校。

風が強い。
台風のような風で,方向,風の強さが一定ではない。
グラウンドは,水溜りができると思っていたが,それほど濡れていない。

試合が迫る。
集中せよ!

この1戦は唯一無二の1戦だ!

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7エフラインリンタロウ
MF 13遠藤純輝・18佐藤和馬・25和田篤紀・6藤田浩平・8小西洋平
DF 22芦田成利・34野口遼太・3キローラン木鈴・15中村俊貴
GK 1月成大輝

サイドバックが怪我の原広樹から,中村俊貴に代わった以外は,青森と同じメンバーでキックオフ。
鈴鹿のフォーメーションは,4-2-3-1。
対する流経大は,4-4-2のダブルボランチ

試合は早速鈴鹿が主導権を奪う。

サイドバックの,「ウルトラタイガー」,芦田成利(22)
鈴鹿の攻撃は左から。
野口の「ちょっと長いんじゃないか?」ぐらいのロングフィードを,走ってピタリと追いつく芦田。
陸上を走る限り,芦田に敵はいない。
それを中へ折り返し。和馬が飛び込む!リンタロウが狙う!
この場面が前半で何度もあった。
芦田のプレイは切れている。問答無用でぶち抜くスピードは止められるもんじゃない。
しかし,流経大は体を投げ出すほどの圧力で,最後の最後に体をぶつけてくる。
試合開始から芦田から得点の臭いがしている。
いいぞ!いけ!芦田!
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鈴鹿の中盤に位置する,「バッドボーイ」,和田篤紀(25)。
この試合一番と言って良いほどのナイスプレイを見せた。
とにかく,中盤の底の一歩前の位置で,流経大の攻撃を引っ掛ける。
奪うとか,カットするとか,当たるとか,では無く,引っ掛けるというのが言葉で言うと一番近い。
コースを読む目が冴えていて,足でちょんと触るだけで,相手の攻撃を寸断する。
上手い!やっぱり和田篤紀めちゃくちゃに上手い。
前半,和田篤紀からのショートカウンターが何度も発動する。
前半のペースを鈴鹿に手繰り寄せるハードワーク。
和田くん!頼むぜ!
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試合は鈴鹿ペース。
ただ,支配率は5分5分。
流経大は上手くて早い。しかし高くは無い。
カニシが見てきたこれまでの大学生のチームの動きに近い。
東海学園関西学院浜松大学中京大学・・・。
ハイレベルの大学は,とにかく基礎がしっかりしている。
パスミスが少なく,パスアンドゴーでボールの無いところでよく走り,スルーパスを狙い,サイドを攻めてくる。
前半も,流経大は豊富な運動量で,局地的に数的有利を作っていた。

センターバックの,「最強の左」,野口遼太(34)
サイドを攻めつつ,縦に斜めに走ってくる流経大
パスから裏へ走る動きも多い。
自陣のゴールに向きながら,難しい姿勢で守備をする野口。
しかし,鈴鹿にはゴールキーパーに月成(1)が出ている。
月成との連携も良く,いったんゴールキーパーに預ける選択肢も増えている。
野口のプレイに不安定さは微塵も感じられない。つまりそれはいつもの野口に他ならない。
ファインプレイをしないと言うファインプレイ。
それが野口遼太 。
それが鈴鹿の誇る最強の左。

前半の半ばを過ぎる。
攻撃回数だと,鈴鹿流経大を圧倒している。
特に,左からの攻撃が冴えていて,芦田(22),遠藤(13)の仕掛けが効いている。

トップ下の位置でゴールを狙う,「雑草魂」,佐藤和馬(18)
リーグ開幕戦のMIO戦の時とは,全く違う和馬が躍動している。
これこれ,この佐藤和馬を見てくれ!!!
左から遠藤(13)芦田(22),右から小西(8),どの経路を通っても,和馬がボールに絡んでいる。
チーム全体のゴールを目指すパスのラインに,しっかりと和馬の存在が入っているように感じる。
視野の広さから,前後左右の全てを使い,そして自らのゴールへの意識も高い。
これは,相手からすれば危険な選手だ!
そして,その意気やよし!
前半の遠藤の突破を中であわせたプレイは見事。そしてゴール惜しかった!
これが和馬。これぞ佐藤和馬。
和馬!ゴール決めて,最高の顔してサポーターに向かって来い!
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サイドハーフの,遠藤純輝(13)
連敗が続いた時に,チームが内部で何をしたのかは分からない。
ただ,青森で勝利した時,一番チームの中で輝いていたのは遠藤だった。
この試合でも,その存在感,球ぎわの強さ,ボールを保持してからの粘りは,前線で良い形の基点を作っている。
遠藤がボールを慌てずキープするため,周りがいろんな形でアクションが出来る。
そして周りのアクションに,リアクションした流経大のギャップを上手く突く遠藤。
上手い!そこ通るかってところを通る遠藤!
遠藤が鈴鹿の攻撃を引っ張る。
これこれ,これぞ遠藤純輝!
遠藤!ゴール行っちゃえ!
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前半の終盤になると,鈴鹿の攻撃が深く流経大をえぐり始める。
左の遠藤(13),右の小西(8)は,クロスではなく,1対1を制して中へ切れ込み始めている。
もの凄く得点の匂いがするが,点が入らない。
上空は変わらず風が舞っている。
ジャンプしてからボールが押し戻されたりして,ヘディングの精度も良くない。
サイドバックの芦田が,ハイボールをボレーで蹴ろうとしたところ,目測を誤り,キックミス。
ミスを狙って走っていた流経大に突破される。
それを神セーブで止めたのは・・・アレオレ鈴鹿の月成!

ゴールキーパーの,「レーザービーム」,月成大輝(1)
上空は強い風で,ハイボールの処理が難しい。
それを狙って突入してくる流経大
ディフェンスは危険なプレイではなく,ハッキリしたプレイを選択する。
つまり,大きく蹴りだす事。しかし,大きく蹴りだすだけでは自ボールにならず,次の攻撃につながらない。
しかーし!鈴鹿にはゴールキーパーと共に,フィールドプレーヤー月成がいる。
ディフェンスは危険なタイミングで,必ずパスコースが1本空いている。
最終ラインの,その後ろにいる月成へのコースだ。
そして月成の足元の技術,そして何よりキックの精度は超絶抜群。
キック一閃で左を駆け上がる芦田へズバリ!
月成,裏狙ってきてるぞ!
頼むぜ!
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セントラルミッドフィールダー,「鈴鹿の心臓」,藤田浩平(6)
藤田について,ナカニシが書くことはほとんど無い。
心臓が常に動いているように,藤田のサッカーに間違いはない。
その点で,ナカニシは誰よりも藤田を信じている。
この試合,前述のとおり,和田篤紀が冴えていて,流経大の攻撃を引っかけまくっていた。
そして,その引っ掛けたボールを,奪って次につなげるのが藤田の役目。
流経大は良く走るので,中盤の藤田の周辺で数的不利になっている。
タックルでフラッとしたら,一発でやられる。
しかし,鋼のような体幹で,腰を落とし,どんな角度で当たられても,ビクともしない藤田。
少年たちよ。藤田のプレイを見るべし!
これがサッカーが上手いという事だ。
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前半は鈴鹿優位で進んでいる。
シュート数もおそらく勝っているが,なにより決定機の数が多い。
前半の終了間際。
攻めていても点が取れない時が・・・危険。

前半42分。
流経大が人数をかけて中央から攻める。
鈴鹿はゴール前でブロックしており,攻撃したボールを蹴りだす。
しかし,波状攻撃で流経大が思いきり良くシュート。
左のバーに当たり,ゴールに入ってしまう。
ディフェンスがコースを切っていた分,月成からボールが見えなかった。
失点。
0-1。

いやいや。まだまだ。
行こうぜ!
大丈夫!
鈴鹿サポーターから声が出ている。

ここで前半終了。



控え選手の動きを見る。
みんな試合の流れを変えられるキラ星の如き選手たちだ。

サポーターの仲間と話す。
青森の時より小西が目立ってないんじゃないか?
あの時の小西は手が付けられないほど,キレのあるドリブルだった。
(本当にこんな話をしてた)
共通意見としては,小西はこんなもんじゃないだった。

そして・・・。



後半開始。

やはり左からいきなり芦田(22)が攻める。
今日の芦田は,かなり攻撃的になっている。
良し!
芦田のニアへの早いクロス!
飛び込むのは,こちらもキレている佐藤和馬(18)!
惜しい!!!

後半開始から炎のように攻める鈴鹿

後半5分。
後半から?ポジションチェンジして,左サイドに張っていた小西(8)
いつの間にかスルスルッと,中に入ってきて,和馬(18)とワンツー!
抜け出した!
キターーー!!!

ゴーーーーーーール!!!1-1


小西のゴールで同点!
湧き上がるサポーター!
来たよ来た来た,小西が来たぞ!
AGFのこっち側のゴール得意だもんな!小西!!!
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前半は右サイド,後半から左サイドに入った,「進撃のコニブル」,小西洋平(8)
サイドバックの芦田の攻撃が効いているので,その進路を空けるために,より中に切れ込んできている。
中に入ってこれば,視野の広い和馬(18)が,クサビとなり,小西が前を向く一瞬を生んでくれる。
小西が前を向けば,そりゃドリブル発動でしょ。
後半の小西は,フォワードのような攻撃的なプレイを見せる。
和馬(18),芦田(22)とのコンビネーションも良く,ボールを奪われずに,相手陣内深く切れ込んでいる。
小西!もう1点頼むぜ!

同点ゴールの後,試合は一気に鈴鹿に傾く。
球際で圧倒し始めた鈴鹿は,奪ってからカウンターが早く,遠藤(13),小西(8),リンタロウ(7),和馬(18)が自在に躍動している。
そして流経大は,中盤を省略し,オープンスペースにロングボールを入れて走ってくる。
走るとかなり早いので,前かがりの鈴鹿は裏に落とされるとピンチとなる。

サイドバックの,「マッスルキングダム」,中村俊貴(15)
カニシには青森でも感じた違和感が残る。
まだ,なんか連携の輪に入ってない感じがして,孤軍奮闘な感じがする。
フィジカルで負ける訳の無い俊貴だが,流経大は当たらずに,すり抜けるようにショートスルーパスを使ってくる。この点で,ナカニシの感じでは青森の攻撃に近い。
サイドハーフセンターバックと連携しつつ,裏を警戒する俊貴だが,反応が一歩遅れている感じがする。
やられては無い。ピンチも防いでいる。
だけど,ナカニシの知っている俊貴はもっともっと出来るはずだ。
有無を言わせない岩のような存在感。
神々しさすら感じる圧倒的な山のような迫力。
それが中村俊貴。
まだまだ,まだまだ中村は凄いぜ!
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俊貴の横で,ディフェンスラインを整える,「不暁不屈」,キローラン木鈴(4)。
後半,流経大は特にロングボールを入れてきている。
上空の風はまだ不規則に強く舞っている。
落下点の予測が難しいが,狙いをつければ確実に迎撃する木鈴。
自陣に向いた後ろ向きのプレイも,月成(1)と声を掛け合い,セーフティーで良い安定感がある。
後半の同点ゴールの後,前がかりとなっている鈴鹿
中盤のスペースも空いてしまっている。
そのスペースを使い流経大が攻めてくるが,前方にめちゃくちゃ強い木鈴が前に出てシャットアウトする。
木鈴!そこ絶対負けるな!

後半14分。
鈴鹿のセットプレイ。
佐藤和馬のフリーキックから,ドンピシャでリンタロウのヘッド!!!
流経大の長身ゴールキーパーのファインセーブで,ゴールにならないが,本当に惜しい!

ワントップの点取り屋,「ER7」エフライン・リンタロウ(7)
前線に張っているが,フィジカルが強く,高さでも勝っているため,前半から良い存在感を放っている。
得に,佐藤和馬(18)との連携が良く,悪い時の鈴鹿に感じるリンタロウの孤立感が無い。
後半も高さで競合うと,和馬(18),小西(8),遠藤(13)そして後ろから和田篤紀(25)がそれぞれボールを受けるため,リンタロウの体の張りがいがある。
後半もペナルティエリア少し外で,シュートを降りぬこうとするが,流経大の必死のディフェンスでシュート出来ない。
左の小西からも良いボールが出ている。
これはリンタロウ,いけるぞ!
カニシの今まで見た中で,リンタロウ悪くない!
いけるぞ!
ゴールを奪え!
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後半20分。
(OUT)18佐藤和馬 ⇔ (IN)28小澤司

試合を通して走りまくった和馬が交代。ナイスプレイ!
そして,「鈴鹿の皇帝」,小澤司(28)が入る。

たぶん小澤のファーストタッチ(と思う)
右サイドからボールを受ける。
少し浮き球のボールだと思う。
(それほど,このボールが一発でゴールに向くとは思ってなかった)
このボールをノールックのワンタッチで,流経大の裏へ流す小澤(28)
ただ,ボールを流しただけじゃない。走り出した小西(8)の足元へピタリ。
小西は一発でディフェンスラインを振り切っており,流経大ゴールキーパーと1対1。
しかし,シュートは外れてしまう。

サポーターが声を出す!!!
小西!次だ!次だ!

それにしても・・・小澤。すげぇ。

後半25分。
(OUT)13遠藤純輝 ⇔ (IN)14田路大樹

ドリルのような突破力を持つ田路が入る。
田路,頼むぞ!

鈴鹿は攻め立てている。
和田(25)から,右サイドを上がってきた中村俊貴(15)へ。
俊貴から,中へ高速クロス!
リンタロウ(7),小西(8)が飛び込むが,一歩合わず。

右に入っている田路(14)も,ゴールライン沿いをドリブル。
中へ折り返すも,小西(8)に合わず。

もう少し,もう少し。ゴールは目の前に。

後半32分。
(OUT)7エフライン・リンタロウ ⇔ (IN)9藤沢ネット

フィジカルで勝る鈴鹿
そのストロングポイントを最大限に活かすため,人類最強のネットを投入。
さあ,点取るぞ!

途中交代で入った,「皇帝」,小澤司(28)
シーズン当初から,少し試合に出ていなかった。
カニシの感じでは,少しコンディションも悪かったのかもしれない。
でも,小澤へのサポーターの想いはとても熱い。
小澤は,2016と2018を共に戦った,最高の戦友だからだ。
小澤が出る時に,ナカニシがつぶやく。小澤遅いよ。
小澤か出てから,ナカニシがつぶやく。小澤にボールを入れてくれ。
ワンタッチ目で,小西に絶妙なパスを通した小澤。
そして,後半38分。
またもや,相手に完全に囲まれた状態から,天使が微笑むようなパスを通す!!!
これだ!
ギラリと白刃がきらめくように。
ほんのわずかな動きで,世界を変える。
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天使の微笑むパスは,すでに走り出している小西に通る!
いや,通ると言うより,走っている小西の前に突然ボールが出現したかのようにすら感じる。

小西!決めろ!!!!!!!
しかし,ボールはゴールネットをとらえることが出来ない。

サポーターが声をだす。
小西!下向いている場合じゃないぞ!
それで萎縮したらサッカー選手じゃないぞ!
次,決めろ!
次,決めてみんなを笑顔にしようぜ!

流経大も最後まで攻めてくる。
見事なファイト。さすが名門流経大

試合終了間際には,鈴鹿のディフェンスの隙間を突いて,素早いシュート!
タイミング的には今日,一番危ないシュートだった。

最後の最後。
鈴鹿コーナーキック
キッカーは,小澤司(28)
大きくファーサイドに蹴りだしたボールをネットが折り返す。
乾坤一擲の野口のボレーシュートもゴールならず。

ここで試合終了。



両チームの選手のみなさん,お疲れさまでした。
スタッフのみなさん,関係者のみなさん,お疲れさまでした。
たくさんのサポーター,たくさんのお客さんが,AGFに来てくれました。
選手たちが強盗を捕まえたCOSMOSさんの店長も来てくれました。
ミラ監督のソーセージみたいなやつを,肉のクスノキさんが焼いてくれていました。
リバランドさん,AGFさん,鈴鹿高校さん,いろいろな方が試合を支えてくれました。

みなさんありがとうございました。

この試合,小西選手のゴールで同点となり,追加点のチャンスも山ほどありました。
勝てる試合か?といえば,勝てる試合だったと思います。
でも,結果は引き分けでした。
シュート数は鈴鹿のほうが圧倒的だと思います。内容も悪くありません。
選手たちも全力でがんばってました。
ならば,なぜ勝てなかったのか?

それは,鈴鹿アンリミテッドが弱かったからです。

選手たちは悔しいでしょう。
カニシも悔しいです。

ならばどうする?

明日から考えましょう。どうすれば勝てるのかを嫌と言うほど。
明日から練習しましょう。どうすれば強くなれるのか探しながら。
たくさん話しましょう。監督もコーチも入れて,いっぱい話しましょう。

強くなるのは簡単じゃありません。
ケンカもするし,意見も違うし,もめるし,キツイし。
簡単じゃないけど,ナカニシは鈴鹿アンリミテッドが強くなることを信じています。
なぜなら,うちの選手たちならば,絶対大丈夫と信じているからです。

小西!
次は小西のゴールでみんなを笑顔にしようぜ!
大丈夫。大丈夫。
ゴール決めたらサポーターに向かって走って来い!
大丈夫。大丈夫。
必ず取り返せる。なっ。

押しに押してて,引き分けでした。

こんな雰囲気の時こそ,次の試合の入りが大事です。
いつも以上に,気合を入れるんじゃない。
いつも以上に,熱くなるんじゃない。

俺たちのいつもの応援を,胸を張って堂々とやろう。
しっかりと応援しましょう。

ではまた。

(今後の試合)
JFL第12節 6月23日(日)15:00 奈良クラブ @ならでんフィールド(奈良市鴻ノ池陸上競技場
JFL第13節 6月29日(土)13:00 FC大阪 @AGF陸上競技場(鈴鹿市
JFL第14節 7月7日(日)17:00 HondaFC @Honda都田サッカー場(静岡県浜松市

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