VictoryCross

鈴鹿ポイントゲッターズ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第13節 対 FC大阪

みなさん,こんばんは。

今日は特に蒸し暑い日でした。
ボランティアスタッフとして会場設営などお手伝いいただいたみなさん,本当にお疲れさまでした。
試合前にかなり疲れたと思います。体調崩された方がいたかもしれません。
みなさん,本当にありがとうございました。
選手たちが少しでも良い環境でプレイできるように。
選手たちが少しでも試合に集中できるように。
サポーターとして,やれることは全てやりたいと思っています。
なにとぞ,少しでも構いませんので,みなさんのお力添えをよろしくお願いいたします。



試合の朝を迎える。
今シーズン初のホームでの土曜の試合。
1日違うだけで,なんかリズムが変な気がする。

昨日から,何度も何度も天気予報を見ている。
試合中に雨が降るかもしれない。
自分が濡れるだけなら,幾ら濡れてもかまわない。
だけど,雨の中で試合をして,選手が怪我をすることだけは避けたい。

試合会場に到着。
ムッとするような蒸し暑い中で,会場準備を進める。
テントを張り,ノボリを立てて,会場の濡れているイスを全部拭く。
汗が噴き出してくる。
このコンディションはキツイぞ。

今日の対戦相手は,FC大阪(以下,大阪と書きます)
昨年のJFL2位のチーム。
今シーズンは,ここ最近で調子を落としているものの,バリバリの強豪に間違いはない。

体中にオロナインを塗りたくったかのような,ベタベタした中で,サポーターに気合を入れる。
今節13節。東海リーグならば最終盤だ。
だけど,ここはJFLまた半分にも満たない。
13試合目と,開幕戦と,最終戦。何にも違いは無い。
選手ががんばることも,サポーターが全力で応援することも。
さあ行こうぜ!
いつもの!
堂々といつもの!
全力応援だ!

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 9藤沢ネット
MF 13遠藤純輝・18佐藤和馬・25和田篤紀・6藤田浩平・8小西洋平
DF 22芦田成利・34野口遼太・3キローラン木鈴・15中村俊貴
GK 1月成大輝

試合開始。

試合開始から大阪の圧倒的圧力。

実は,試合前の準備をしている際に,大阪の選手を横目でチラッと見ている。
なんとガタイの良い・・・。
ネットよりも大きく太い選手がゴロゴロしている大阪。
その強烈なプレッシャーに,一歩後退する鈴鹿

センターバックの,「不暁不屈」,キローラン木鈴(3)
大阪は中盤を省略して,大きくロングパスをフィジカルが強くて高いフォワードに放り込んでくる。
センターバックフォワードの競り合いの中で,ヘディングのクリアが小さくなると,そこを2列目が狙って走ってくる。
試合序盤から,その最前線の矢面に立っている木鈴。
確かに大阪の選手は高くて強い。しかし,一歩も引かずに徹底的に迎撃する木鈴。
体がきしむ音が聞こえてくるようだ。筋肉の悲鳴が聞こえてくるようだ。
しかし,大阪の2列目は早くて上手い。
この2列目に,バイタルエリアでセカンドボールを持たせるわけにはいかない。
大きく,ハッキリと,迷い無く。
戦え!木鈴!
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大阪は,どうやら4-1-4-1のフォメーションらしい。
攻撃時にフォワードに入ってからのセカンドボールを狙っている。
また,サイドハーフはクロスを上げるというより,斜めに走って中でスルーパスをもらおうと動いている。
中央は強いフィジカル。
サイドは早いスルーパス
そしてセカンドボールは2人のトップ下が狙う。
なるほど。これは強い。
間違いなく強い。

同じくセンターバックの,「最強の左」,野口遼太(34)
大阪は攻撃時に中盤がグッと上がるので,攻守の切り替え時にサイドハーフが戻りきれない場面が見える。
鈴鹿が大阪に押し込まれながらも,野口がボールを奪う。
大阪が戻りきる前に,ディフェンスから最強の左足が輝きを放つ!
ズドンで一発,裏へ抜けるスルーパス!飛距離は約40メートル!
惜しくも大阪ディフェンスに対応されるが,このロングパスはお金を出す価値のある見事な弾道。
前半,鈴鹿は少し押し込まれている。
しかし,木鈴(3),野口(34),月成(1)の最終ラインは,守りつつも,攻撃の基点として意識を高く保っている。
最終ラインも高く,大阪のサイドの選手が斜めに走るもの,良く見えて対応している。
ノグさんはやる気だ!
この試合取るぞ!
イメージ 2


試合は大阪が一歩早く動いている感じ。
鈴鹿は,パスを受ける選手が足を伸ばして届かないことが多い。
一歩ズレている。
少しリズムが整わない。

ゴールキーパー,「レーザービーム」,月成大輝(1)
ほぼゴールキーパーのスタメンの座をつかんだ月成。
ただ,今までのプレイの中で,ナカニシが見たいプレイが少ない。
それは・・・月成のレーザービーム!
ゴールキーパーパントキック(手で持ってからのキック)だが,この弾道が凄い。
たぶん,50mくらいなら,ナカニシの頭の上に乗せたリンゴを狙い落とせる。絶対。
それほどの超高高精度のキックを,なかなか見せず,ディフェンスにショートでつなぐ動きが多かった。
しかしこの試合,前述のとおり大阪は攻撃時に厚いが,鈴鹿がボールを奪ってからの,攻守の切り替え時に中盤が薄くなる(1ボランチのため)。
その1人のボランチ(アンカーと言うポジション)の横のスペースを使い,サイドハーフの,小西(8),和馬(18)にピンポイントパスを送る月成。
見事!声が出てしまうほど見事!
前半の中盤には,月成のボールを,和馬がトラップ一発で大阪ディフェンスを振り切り,アシストが月成に付くんじゃないかと言うほどのチャンスがあった。
ルーパスを狙う大阪に対して,飛び出しのタイミングも良く,ゴールを守る月成。
よしよし。
良いぞ良いぞ!
月成,頼むぞ!
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ワントップで張っている,「優しい鉄人」,藤沢ネット(9)。
鈴鹿のフォーメーションは4-2-3-1。
ワントップのネットは,何があっても自由にさせてもらえないハイプレッシャー。
相手を背中に背負いながらのプレイも,大阪ディフェンスにつぶされでしまう。
また,ハイボールの競り合いでも,ほぼ大阪のディフェンスが高さで勝っており,ネットにボールが入らない。
今シーズンの鈴鹿の攻撃が単調になる時は,ワントップと周りの選手が離れている感じになった時。そして,今のネットは孤軍奮闘の状態に見える。
冷蔵庫の集団に囲まれているような,大阪の圧倒的な壁。
ネット!
そこをぶち抜け!
そこを越えれば,ゴールが待ってるぞ!
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攻守ともに大阪が一枚上手を行っている。
しかし,鈴鹿はカウンターから,何度もチャンスを作る。
今シーズンの鈴鹿の違いは,押されている時でも,常にカウンターを狙っているという点。
そして,鈴鹿のカウンターの発動は・・・。

サイドハーフ,「雑草魂」,佐藤和馬(18)
奈良クラブ戦ではトップ下だったが,今日は右サイドハーフで張っている和馬。
大きな展開からフリーで受けるが,そのトラップから次へのプレイへのつなぎが見事。
和馬の特注である攻撃の選手でありながら,ルックアップしていてとても視野が広いため,ネット(9),遠藤(13),小西(8),和田(25)いろいろなところへパスが通っている。
最前線の指揮官のようなプレイ。
前半も,芦田の大きな展開,和田の展開,中村の押し上げなどからチャンスを作るが,ラストパスに対応されている。
カニシが叫ぶ!
和馬!行け!自分で打て!!!
和馬,みんなで笑おうぜ!
和馬,ナカニシと最高のハイタッチしようぜ!
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試合は4対6で大阪が優位。
ルーパスから抜け出されて,ゴールキーパーと1対1の場面が合ったが,月成が先に飛び出してシュートコースを消している。大丈夫!
それ以外に,大阪に決定的なシュートは打たれていない。
そして,鈴鹿は,シュート自体がゼロ。
攻め込むものの,崩しきれずに,シュートを打たないままボールを奪われている。

ボランチに入る,「バッドボーイ」,和田篤紀(25)
中盤で相手を引っ掛けるのは,やはり和田が一番上手い。
奪うというより,引っ掛ける。その一歩が効いている。
しかし,中盤で足を止めてのフィジカル消耗戦になると,ボールを奪われることがある。そこを注意!
フォワードのネットにズバリと入らない試合展開。
そんな時に,和田にパスが入ると,そこから無限に展開ができる。
コンダクター!マエストロ!そしてバッドボーイ!
今日の和田はなんだ?

前半35分。
鈴鹿のカウンター!!!
遠藤(13)が見事なターンから走り出し,併走して追い抜いていく右の和馬(18)へ。
和馬が走る!
この和馬は,ルックアップした和馬じゃない。前を向いて突撃する第2の和馬だ!
和馬から中へ(精度高い)。
中で待つのは,中のネット(9)か?左の小西(8)か?
ファーサイドに詰めているのは・・・なんと!なぜ相手ゴール前にボランチが!
ワダワダワダワダ!和田篤紀!!!
フリーの和田篤紀が大阪のゴールに流し込む!
キターーー!!!

ゴーーーーーーール!!!1-0

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遠藤のパス。
和馬のドリブル。
ネット,小西の誘う動き。
そして,和田のシュート!
おりゃーーー!!!

サポーターの大歓声はすぐに落ち着き,次のプレイに集中する。
大阪がこのまま終わるわけが無い。
今から危ないぞ。
締めろ締めろ。

鈴鹿の攻勢が続く。
とにかく,和馬と遠藤からカウンターのスタートが切れていて良い。
そして,ネットが動く事で大阪ディフェンスのギャップを作り,小西は着々と中に侵入している。
良い展開。
良い雰囲気。

鈴鹿コーナーキックを獲得したところで,前半終了。



ベンチに帰る選手たちに少し疲れが見える。
ハードに体をぶつけ合う試合。
そして,蒸し暑さは変わらない。
1点を取ったもののバランスは,ギリギリの均衡。

アップする選手たちを見る。
リラックスしていて悪くないアップだ。

さあ,後半はもっとハードになるぞ。
サポーーーターーー。選手がきつい時間帯こそ,俺たちの出番だ。
パワーを届けよう。
元気を渡そう。
さあ行こうぜ!



後半開始。

なんと,後半開始時に選手交代。
それもセンターバック
木鈴,激しく競合ってたので,どこか痛めたか?
(OUT)3キローラン木鈴 ⇔ (IN)4高野次郎

次郎は,開幕直前に怪我のため離脱していた。
選手会長として,そして1シーズン空けて鈴鹿に戻ってきた選手として,怪我で出られない時期は辛かっただろう。
サポーターも「次郎が出るぞ」とザワついている。

カニシはこの時,もっと集中すべきだった。
サポーターとして,もっと試合に気持ちを入れるべきだった。
今,深く反省している。

後半1分。
大阪のキックオフからのファーストタッチ
大きく蹴りだされたボールがバウンドするのを,蹴るタイミングを合わせるため,バウンドを見た鈴鹿のディフェンス。
そこに突っ込む大阪の選手。
バタバタッとボールを奪われ,浮き球を繋がれて,オフサイドの取りこぼし?
あっさりと鈴鹿ゴールに蹴りこまれる。
なんと,何てことだ!
失点。1-1。

最初のワンプレイで失点。
くそっ!なんてことだ!
いやいや,まだ時間は十分にある。
落ち着け。立て直せ。
ここからここから。

前半は,右サイドの和馬(18)が攻撃の基点だったが,後半は和馬がトップ下で,遠藤(13)が右サイドハーフに。
和馬が人もボールも左右に散らし始めたため,小西がドンドン前を向いてプレイし始めた。

サイドハーフの,「進撃のコニブル」,小西洋平(8)
サイドバックの芦田と2人で「はるさめコンビ」と言うらしい。
ボールを受けてから独特の間合いで,大阪ペナルティエリア内に侵入する。
その間合いは,何と言うか?飛び込むタイミングが取りにくいので,ペナルティエリア内の小西はとても危険なプレーヤー。
ネットが中心にいるため,大阪は守りにくそうに見える。
逆サイドの遠藤(13),セカンドボールを狙う和田(25),そして重戦車ネット(9)。
後半の小西からチャンスが続々と生まれる。
小西のクロスから,遠藤(13)が体を半身ずらして相手を押さえて見事なボレーシュートを放つ!
でも,小西,自分で打っても良いぞ!
あの時の刈谷戦のように,情熱でシュート打て!

たぶん,後半の大阪は4-4-2になっていると思う。
前線で捕まえ難かったセカンドボールを狙うトップ下よりも,サイドからの攻撃を中心にしている。
でも大丈夫。芦田と中村がいるから。

サイドバックの,「ウルトラタイガー」,芦田成利(22)
後半は,前半に比べて小西(8)が前戦で仕掛け始めた。
それを押し上げるかのように,芦田の攻撃参加が目立ち始めた。
大阪のサイドハーフもディフェンスに戻っているので,芦田の攻撃の迫力は,何よりもディフェンスになる。
小西がサイドをえぐるのではなく,切れ込んで中にいくので,芦田街道が姿を見せる。
後半から入った次郎(4)から,対角線のズバリとしたパスが通る。
行け!芦田!
そしてチャンスがあったら打っちゃえ!
芦田の左足も,十分に研ぎ澄まされているぜ!
そして,いざディフェンスの際には,難しいボールに対して,体をひねりながらヘディングでクリアする。
そのプレイに迷い無し!
良く見えてる!
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大阪は前半ほど裏を狙ってこない。
しかし,フィジカルの強さには鈴鹿もてこずっていて,セットプレイ時は本当に怖い。
だけど,鈴鹿はセットプレイの失点が本当に減った。
それは素晴らしい事だと思う。
何本ものコーナーキック,何本ものフリーキックを耐える鈴鹿
そして,大阪は戦術的に意思統一されているように,徹底的にそのセカンドボールを奪いに来る。

後半15分。
大阪の選手のファウル。
和田篤紀の足に直接当たり,和田篤紀が負傷。
なんと!かなり痛そうだ。
即座に,×が出る。
和田篤紀大丈夫か?
(OUT)25和田篤紀 ⇔ (IN)19海口彦太

慌てて海口が入る。
海口,気をつけろ。
大阪はフィジカル強いぞ!

セントラルミッドフィールダー,「鈴鹿の心臓」,藤田浩平(6)
鈴鹿の試合をピシッとまとめるのは,やはり藤田浩平。
セカンドボールの奪い合いで,まず藤田の何が完璧かと言うと,後ろに目が付いているかと言うほど,ファーストアタック時にコースを切っている。
なので,セカンドボールを奪われても,次にパスが通らず,もちろんシュートコースも空いておらず,一瞬の間を作り出している。
この「間」はとても大事。
大阪の選手は確かにセカンドボールの奪取は見事だった。
しかし,ミドルシュートはほとんど撃たれていない。
藤田が最初にアクションし,シュートコースを切っていたためだ。
そして,その場で奪えば,藤田から攻撃の指示が出る。
藤田に見事以外の言葉は無い。
藤田,頼むぞ!
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後半の半ばを過ぎると,ディフェンスラインと前線との間にスペースができてきた。
大阪も鈴鹿も少し疲れているのが分かる。
どこで誰が交代するかがカギとなるが,鈴鹿は選手の負傷ですでに2枚交替している。
次の1人は誰だ?

サイドバックの,「マッスルキングダム」,中村俊貴(15)
中村も左の芦田同様,前半は守備中心。そして後半は攻撃参加し始めた。
芦田の切れ味がカミソリだとしたら,中村の切れ味は斧。それもトマホーク。
フィジカルの強い大阪に対しても中村の肉体はびくともしない。
ノーファウルで中村のタックルが決まれば,一気にチャンスとなる。
遠藤を押し上げつつ,サイド中心で攻撃する大阪に対して,セーフティーに無理せず蹴りだす中村。
そうそう。ハッキリしたプレイでいい。
中村がファンタジックなプレイをする必要は無い。
中村俊貴。無口でカッコイイ男の生き様を見せてやろうぜ。
大丈夫だ。
落ち着いて。

後半24分
(OUT)18佐藤和馬 ⇔ (IN)7エフライン・リンタロウ

ディフェンスラインと前線のスペースが大きくなり,攻守がめまぐるしく入れ替わる。
そして,両チーム共に決定機は作りだせない。
そんな中で,リンタロウ,ネットの2トップは強烈。
やったろうぜ!!!

後半から入った,センターバック,高野次郎(4)
これがたぶんJFL初出場。
入った途端に失点してしまったが,それ以降は落ち着いて,いや落ち着きすぎるほど落ち着いている。
カニシは次郎を公式戦の舞台で見るのは,ほぼ1年半ぶり。
あれ?次郎ってこんなに冷静な選手だったっけ?
体の競り合いも,ヘディングの飛距離も申し分なく,きちんと相手を迎撃している。
そして,次郎の右足からズバッと,糸を引くような・・・,もう一度言おう,糸を引くようなパスが対角線に通る。
うわっ!ノグさんのパスみたいだ。
なんか違う選手を見ているかのような,そんな感じさえ受ける。
違う選手,それはレベルアップした次郎。
高野次郎。
一皮向けたな!
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試合は鈴鹿優位に進む。
サイドからの崩しが,あと一歩までいっている。
ここ何試合か,あと一歩が入らない。
大阪も強い。
ここまで来て,最後の一歩は絶対にやらせてない。

中盤のスペースが広いため,海口(19)がかなりの範囲をカバーしている。
カニシのイメージとしては,海口は「ここにいてほしいときにそこにいる選手」
この試合でも,誰かがボールを失って「危ない!」と思ったときに,海口のカバーリングが効いていた。

鈴鹿は次郎(4)から芦田(22)へ。野口(34)から遠藤(13)へ。
中盤をすっ飛ばして,徹底的に前へ前への展開。
大阪は,鈴鹿の右サイドを中心に攻めるが,中村が簡単には抜かせていないので,何とか耐えている。

1点欲しい。
でも,ここ何試合かは,こんな感じで試合が終わることが多い。
良い試合をしている。だけど1点が取れない。

後半から左サイドハーフに入っている,「ハートのエース」,遠藤純輝(13)
前半はトップ下だったが,ワントップのネットがなかなかボールをキープさせてもらえず,遠藤も少し下がり気味にセカンドボールを狙っている感じだった。
後半は,右サイドハーフだが,ほぼ右のフォワードのような位置で,再三のチャンスを作りだしている。
遠藤(13),小西(8),ネット(9),リンタロウ(7)で崩しているように見えるが,大阪も踏ん張っていて,シュートを思い切り良く打つところまでいけない。
ジリジリとした時間。
この試合も引き分けてしまうのか?

そして・・・。

後半40分。
リンタロウ(7)が左に流れる。
今日のリンタロウはワントップではないため,フレキシブルに動いている。
リンタロウのクロスが,中で合わずに逆サイドにこぼれていく。
それを拾った遠藤純輝(13)。
一度,フェイント,切り替えしが早い。
そして角度の無いところから思い切り良くシュート!!!
サポーターの目の前!
これだ!

ゴーーーーーーール!!!2-1


これだ!
このシュートだ!
ずっと待ちわびていたシュートだ!
遠藤がサポーターにハートマークをかざす。
イメージ 10

カニシもハートマークを作ろうとして,先日より痛めている右肩がズキリと痛む。
バカヤロウ!ここでハートマーク作れないような右肩ならば切って捨てるぞ!
腕を上げろ!
遠藤に見せろ!ハートマークだ!
でも,やっぱり右肩が上がらず,感極まってスタンドを走り,知らない人と抱き合って喜ぶナカニシ。
遠藤!遠藤!遠藤!スタンドが沸き立つ。

しかし・・・。
カニシはこれで勝ったと思った。
甘かった。
自分で自分を叱ってやりたい。
無念でならない。

後半43分。
鈴鹿の得点の直後。
大阪の波状攻撃を受ける。
大阪のサイドプレーヤーが,右サイドを突破。
中に折り返し。
ずっとこれまでハイボールで勝負していた大阪が,ニアサイドに早いボール。
それに頭から飛び込まれる。
少しかするようにコースを変えられたボールは,無常にも鈴鹿ゴール内に入ってしまう。
2-2。

失点の後も,最後の最後まで,鈴鹿の選手はあきらめなかった。
体はクタクタだったし,足は動かなかったし,そりゃミスもあったかもしれない。
だけど,彼らは,全身全霊で勝つために戦った。
まだ覚えていない鈴鹿の歌を適当に歌いたかっただろう。
サポーターとみんなで喜び合いたかっただろう。
久しぶりに笑ってハイタッチしたかっただろう。

結果は引き分けだったけど,鈴鹿の選手たちは,勝利のために全力を尽くした。
それは,ナカニシが保障する。

そして試合終了。



両チームの選手のみなさん,お疲れさまでした。
スタッフのみなさん,関係者のみなさん,お疲れさまでした。
大阪からもサポーターの方がお越しいただきました。
お土産までいただいてすみません。
また,大阪に参ります。よろしくお願いします。

試合会場には,懐かしい顔ぶれが来てくれました。
初代VictoryCross大賞受賞者の久保田翔選手と,鈴鹿唯一の永久欠番選手の榊親平選手です。
試合にお越しいただき,ありがとうございました。
なんか試合後にナカニシが元気無かったので,あまりお話できず,すみませんでした。

試合後の片付けの際に,選手たちの方を見られませんでした。
選手たちが,誰よりも悔しい気持ちなのは,当然分かったからです。

サポーターは,応援する事しかできません。
いや,もうひとつなにか出来るとするならば,悔しさと喜びを,選手と共有することが出来ます。

カニシは悔しいです。
だけど,同じ悔しさを鈴鹿の選手と共有できることは,自分の誇りでもあります。
そして,次,勝利したら,選手と共に誰よりもめちゃくちゃ喜びたいと思います。

次の対戦相手は,前年王者で現在首位の,HondaFCです。
帰路に着く小西選手に言いました。
「今日の悔しさを取り返すために,本田を食っちゃおうぜ!」
JFLで1勝するということは,それはとても大変な事だと思います。
だけど,選手が勝利のために戦うならば,ナカニシはどこまでも共に戦います。
そして,ナカニシは鈴鹿の選手を侮辱するようなことは絶対に許しません。



今日は引き分けでした。
結局,6月の鈴鹿は負け無しでした。
セットプレイで失点もなくなりました。
今日は2点取りました。
怪我人も戻ってきました。
試合後に最後までグラウンドを走るひとりの選手がいました。

今日出来なかった事が,明日出来るようになるように。
選手たちはいつもがんばっています。勝利のために。

全力で応援をするか?応援しないか?ならば,
カニシの答えは決まっています。
全身全霊全力全開で応援します。
必ず。

最後に一言。
明日,バーベキュー会場で会いましょう。

ではまた。



(今後の試合)
JFL第14節 7月7日(日)17:00 HondaFC @Honda都田サッカー場(静岡県浜松市
JFL第15節 7月14日(日)15:00 ソニー仙台 @AGF陸上競技場(鈴鹿市
JFL第16節 7月21日(日)15:00 MIOびわこ滋賀 @AGF陸上競技場(鈴鹿市

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