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アトレチコ鈴鹿クラブのサポーターブログです。

三重県社会人サッカー選手権準決勝 対 TSV1973四日市

※試合の写真をSNS(ネット)に上げる事が禁止されていますので、今日も写真はありません。字ばっかりですが、良かったら読んでください。

 

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みなさんこんばんは。

 

試合が終わって振り返ると、第3グラウンドはとても静かでした。

世の中には、たくさんの素晴らしいグラウンドがありますが、ナカニシはこの第3グラウンドが一番好きです。

このグラウンドには、鈴鹿で戦った選手のたくさんの汗が染みついています。

そして今日も、たくさん汗が流れました。

次の試合には、新フラッグがお披露目できそうです。

ありがたいことに、今日もフラッグの寄付金の協力をいただきました。

ありがとうございます。大事に利用させていただきます。

 

みんなで作ったみんなのフラッグで、1戦1戦を戦っていきましょう。

 

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3連休の最終日。

 

前々日の金曜日、そして前日の土曜日、ずっと試合のことを考えてしまっていた。

 

この試合に負けると、全国社会人サッカー選手権(全社)への道が閉ざされる。

鈴鹿はまだまだチームとして整っていない。

美濃部監督の言う通り、まだ完成度は高くない。

伊勢YAMATO戦のようなバタバタした感じだと、コロッとやられてしまう。

 

今日の対戦相手は、TSV1973四日市(以下、四日市と書きます)。

ナカニシがサポーターを始めたころは、「マインドハウス四日市」と言う名前で、東海1部で戦っていた。

三重県リーグでも何度も優勝している地力のある強豪チーム。

鈴鹿は何度も苦戦した覚えがある。

 

まだまだ試合開始まで時間があるが、ジッとしていられなくて会場入り。

まだ9時。試合開始まで4時間もある。

 

なんとしても勝たないと・・・。

ずっと、どうしたら勝てるかを考えている。

 

前試合は、FC ISE-SHIMAと、Vencedor Mie United Clubの対戦。

両チーム互角の熱戦だったが、1-0でFC ISE-SHIMAの勝利。

 

「鈴鹿が決勝進出したらFC ISE-SHIMAと対戦か~」とは頭に浮かばない。

四日市に勝つことだけを自分の中で研ぎ澄ましていく。

四日市に勝つ。

なんとしても勝つ。

 

鈴鹿サポーターが集まってきた。

3本のフラッグ+パイプフラッグが一斉に振られる。

スタメンが発表されてチャントが始まる。

 

さあ、さあ、さあ、さあ、さあ。

1プレイ目から全力を出し尽くそう。

1点を取ることにこだわろう。

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 13渡邊星来

OMF 9北村知也・10梶山幹太・11ラミン

DMF 7日髙慶太・17北田大亜

DF 16深澤空・2大倉康輝・4庄司景翔・19森田夢生

GK 20有留奎斗

 

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試合開始。

 

鈴鹿は4-2-3-1のフォーメーション。

四日市は4-4-2?のフォーメーション。

 

試合開始から鈴鹿が押し出していく。

この試合では、2トップではなくトップ下の梶山幹太(10)にボールを預けて相手ゴールの近くで展開を狙う。

前節はロングボールを放り込む精度が悪かった。

キッチリ修正してきている。

 

鈴鹿は様子を見ない。

最初から飛ばしている。

試合開始直後からボールを支配しつつ、積極的に右サイドを中心に攻める。

 

右サイドバックの「鈴鹿に生まれた夢」、森田夢生(19)

夢生はゴリゴリに右から攻める。

サイドハーフのラミン(11)がボールを上手く受けて、その後ろを夢生がブッ飛んで追い抜いていく。

夢生の猛烈なダッシュは、地面を走るというより、地上スレスレを飛んでいるかのような超スピード。

四日市のサイドを深く深く切り裂いていく。

ディフェンスの庄司景翔(4)から、中盤の北田大亜(17)から、左サイドの深澤空(16)から、夢生の方向にボールが集まっている。

活き活きとプレイする夢生。

楽しそうだ。やっと怪我から完全復活だ。

森田夢生。本来のプレイが出て来た。

これだ。これだ。これが夢生だ。めちゃくちゃ良いぞ。

存分に走れ。

走って走って走り倒せ!

 

鈴鹿は徹底的に右から攻撃。

夢生(19)とラミン(11)の波状攻撃を、四日市は止めきれていない。

中への折り返しを、渡邊星来(13)が頭で合わせるが、惜しくも枠に飛ばない。

でも、右からのクロスボールは精度が高く、ワントップの星来(13)だけでなく、左から北村知也(9)も侵入してきて、ゴールを狙う。

 

ボール支配率は、8対2で鈴鹿。

雰囲気は良い。しかし、この鈴鹿の時間帯で点を取れないと、後々キツくなってくる。

早く点が欲しい。

1点入れば・・・。

 

センターバックの「王将」、大倉康輝(2)

鈴鹿はゲームを支配しているが、無理に前線に縦パスを放り込まない。

苦し紛れの蹴り合いに持ち込まず、きちんと試合を作っている。

中盤でパスのコースが無くなると、大倉に戻して形を作り直している。

名人大倉が後方にいる安心感が、チームに浸透している。

試合は始まったばかり。無理しなくていい。

大倉に戻して、何度でも作り直そう。

大倉は同じセンターバックの庄司(4)や、ゴールキーパーの有留奎斗(20)との連係も良く、安心して見ていられる。

大倉。頼むぞ。

 

試合は鈴鹿ペース。

ラミン(11)や森田夢生(19)が右に大きく開くが、四日市のディフェンスはサイドの駒が足りず、鈴鹿は大外で1人余っている状態。

今日は風も無いので、良いロングパスが出ている。

 

左サイドハーフの「スーパーボール」、北村知也(9)

鈴鹿は右に1人余ってボールを待つが、そこに展開するまでが一苦労。

トップ下の梶山(10)と共に、北村が中盤の最前線の位置で仲間をフォローしている。

一歩目が早く、滑るように加速する北村は、相手がボールコントロールに手間取ると、もう目の前まで迫ってきている。

北村の神速の寄せで、相手ディフェンスのパスの精度が落ちて、後方でパスカットができている。

前線から守備は始まっている。小さなことからコツコツと、その北村のコツコツ積み上げるプレイこそがビッグプレイだ!

北村は、怪我大丈夫?と心配になるほどの猛烈な勢いでボールを奪いに走る。

北村! 飛び出せ!決めろ!

相手にとって怖い選手でアレ!

 

鈴鹿ベンチから指示が出ている。

ラミン(11)へのポジションの指示が多い。ワイドなのか?インサイドなのか?

自由奔放のラミンは、相手だけでなく、仲間ですら予測不可能な時がある。

 

この試合、本当に右サイドが絶好調だった。

また、前半のボール支配率は鈴鹿が圧倒している。

その分、ラミン(11)も夢生(19)も前に出るので、右サイドの裏が大きく空いている。

ある意味仕方がない。

今は前に出るべきだ。

ここで引いていたら、いつまでたっても点が入らない。

それでも、サイドの裏にカウンターが来るのは怖い。

 

しかし!しかーーーし!

 

センターバックの右「闘志天翔」、庄司景翔(4)

この試合、鈴鹿はセンターバックの庄司(4)と大倉(2)の2人で守る時間が長かった。

さらに、右から攻めているため、庄司が右サイドの裏まで広い範囲をカバーしていた。

サポーターの目の前でプレイする庄司。

庄司に対するサポーターの信頼度は、チーム№1と言っても良い(ナカニシ調べ)。

庄司が四日市のカウンターを止め、縦パスで差し、横パスで展開する。

確実に間違いないプレイを積み上げる庄司。

完璧だ。男前だ。さすがキャプテンだ。

今日も庄司はナイスプレイだ。

 

鈴鹿ペースの試合、しかし四日市のディフェンスも硬く得点できない。

そうなると、四日市のセットプレイ1発ドンが怖い。

 

鈴鹿の左サイドから四日市のフリーキック。

競り合ったボールが逆サイドに流れる。

あっ、危ない!

そこに体を入れてディフェンスしたのは、北田大亜(17)

 

ボランチの「3秒先の未来を見る男」、北田大亜(17)

試合後、全世界の鈴鹿サポーターが言っていた「北田大亜は凄い!」

どちらかというと華奢な体格。凄いスピードでもなく、背が高い訳でもない。

ただ、ただ、ただ!大亜の3秒先を予測する動きは、もう涙が出るほど素晴らしかった。

鈴鹿が困った時には、必ずカバーに入っている。

「必ず」という言葉は嘘ではない。この試合、北田大亜のカバー率は100%だった(ナカニシ調べ)。

危ない所には常に大亜がいるし、相手にボールを奪われても大亜がいるし、カウンターを阻止する時も大亜がいるし、パスコースに困った時には大亜がいる状態。それが100%。

公式戦では初めて大亜のプレイを見たけど、ナカニシは本当に驚いた。

これは凄い。こんなに先を読めるプレイは見たことが無い。

鈴鹿の試合に来たら、絶対に北田大亜のプレイは見た方が良い。

イベントで少し話をしたけど、大亜はとても良い性格をしているナイス選手なので、より一層応援したくなる。

大亜。ナイスプレイ。

極めて見事!

 

鈴鹿は攻めているが、点が入らない。

丁寧につないでいるが、ゴール前の四日市ディフェンスが崩せない。

ベンチからも、全体的に押し上げろという指示が出ている。

 

ラミン(11)のフリーキックを、渡邊星来(13)が合わせてシュートを打つが、枠を捕らえられない。

惜しい!

星来が何本も惜しい所に侵入している。

 

鈴鹿は右だけではなく、左からも攻めている。

左サイドハーフの北村(9)が中に入り、深澤空(16)の進路を空ける。

 

左サイドバックの「鈴鹿の空は今日も微笑む」、深澤空(16)

鈴鹿は右だけではなく、左からもかなり攻めている。

右の森田夢生(19)が深く突撃するサイドバックならば、左の深澤はスナイパーのように高精度で的を射抜く感じのサイドバックだと思う。

身長も高く、ディフェンス能力も高いが、深澤の本質は攻撃にあると見た!

前半の終盤、サイドに流れてくる梶山幹太(10)と、裏に抜ける北村知也(9)を使いながら、中で待つ渡邊星来(13)を狙う深澤。

その左足が唸れば、チャンスが生まれる。

もう少し。もう少しだ。深澤。

狙え!!!

 

鈴鹿は両サイドから攻めている。

良いボールも入っているし、シュートも打っている。

それでもゴールにならない。

四日市ディフェンスも、しっかりと競り合って跳ね返してくる。

なんとか前半のうちに1点欲しい。

時間が過ぎると焦りが出てくる。

 

後半40分。

四日市ゴール前で混戦。

(遠くて何が起きたか全然見えていなかった)

審判がペナルティマークを指さしている。

(それでも最初PKとは思わなかった)

なに?PK?

喜ぶ鈴鹿サポーター!

いやいや待て待て。

鈴鹿サポーター!まだ何も決まっちゃいないぞ!喜ぶのは早い!

締めろ!気を抜くな!

キッカーは渡邊星来(13)。

前日もPKの練習をしていた。大丈夫。星来なら決める!

ゴーーーーーーール!!!1-0!

星来が落ち着いて決めた!

 

そして前半終了。

 

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ハーフタイム

 

控えの選手達がグラウンドに飛び出してアップを始める。

 

ベンチの選手だからといって、スタメンよりも劣っている訳ではない。

 

特に、今はまだ公式戦2戦目。

鈴鹿はJFL降格に伴う大量退団から、選手が大幅に入れ替わっている。

監督も、まだまだチームを整えている最中。

 

みんな一騎当千の猛者たち。

誰が交代で出ても面白い試合になることは間違いない。

 

点差はわずかに1点。

何か起きてもおかしくない。

四日市のディフェンスは硬い。

このままのペースでは追加点が取れないかもしれない。

ペースを変えて、こじ開けるしかない。

 

1点リードで鈴鹿サポーターに緩みはない。

昨シーズンは、その1点に何度も泣いた。

1点差なんて、無いも同然。

 

ここからだ。

ここからだ。

 

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HT

(OUT)9北村知也 ⇔ (IN)33キム・ボヨン

(OUT)16深澤空 ⇔ (IN)26安田政宗

 

後半開始

 

キム・ボヨン(33)と渡邊星来(13)の2トップに。

梶山幹太(10)が左サイドハーフに入る。

安田政宗(33)はそのまま左サイドバックに。

鈴鹿はフォーメーションを4-4-2に変更。

 

交代した北村(9)と深澤(16)は、決して悪かったわけではない。

悪いどころか、ナイスプレイだった。

膠着した状態のリズムを変えるための選手交代。

多くの選手に実戦経験を積ませるための交代。

 

さあ。どうかな?

 

後半50秒。

渡邊星来(13)からキムボヨン(33)に繋ぐ。

ボヨンから右に展開。

右でボールを受けたのは、前半から走りまくっている森田夢生(19)。

夢生かな?ラミンかな?(アシスト不明)

右からのクロスボールが中へ。

ゴールキーパーの後ろで狙っていたのは、梶山幹太(10)!

鈴鹿の子どもたちに見せてあげたいお手本のようなヘディングシュート!

ゴーーーーーーール!!!2-0!

幹太!ナイスヘディングゴール!

 

左サイドハーフの「司令塔」、梶山幹太(10)

前試合ではボランチだったが、幹太は中盤ならどこでもできるらしい。

そして、今の鈴鹿は梶山幹太のいるところがヘソの位置になっている。

前半から四日市陣内でのプレイが続いたが、これは幹太のトップ下の位置でのボールキープによるところが大きい。

そして、要所で飛び出してくる得点感覚はさすが10番!

後半は左サイドハーフに入っているが、幹太は中に絞ってくるため、サイドハーフの安田政宗(26)の駆け上がるスペースができている。

試合が見えている幹太の動きは、1つ以上の意味を持つ。

後半早々にゴールをゲットした。たぶん幹太は開始直後を狙っていた。

幹太がリズムを変えた。

さあ、ドンドン行こうぜ。

 

ボランチの「汗かきテクニシャン」、日髙慶太(7)

日高無くして鈴鹿の中盤無し。

この試合でも体を張って攻守を支えている。

特にサイド攻撃が良い今日の鈴鹿。

そのサイドに良いボールを展開するためのお膳立てをしている日髙。

溜めて。喰いつかせて。交わして。サイドに展開。

四日市の中盤にやられることはない。

日高が後方を良く支えている。

日高!頼むぞ!

 

フォワードの「ファイター」、キム・ボヨン(33)

前試合では、ポストプレイで相手を背負う場面が多く、動きが制限されて存分に動けなかった。

本来のボヨンのプレイは?と思っていたナカニシ。

この試合、これぞボヨンのプレイというのを十分に見られたように思う。

止まってポストプレイというより、少し流れてボールを呼び込む動きが上手い。

強烈なフィジカルを活かした前線でのボール奪取。

競り合いの中からでも精度の高いパスを出せる視野。

後半序盤にはボヨンが右に流れて、北田大亜(17)が中に突っ込んでくる場面もあった。

そして・・・、

梶山幹太(10)から右へ展開。ラミン(11)がボールを受けた瞬間、もう夢生(19)が大外一気で追い抜いている。

トップスピードにもかかわらず、夢生のクロスボールはブレない。

中に走りこむキム・ボヨンの頭に、シュートのようなドンピシャライナーのクロスボール!

ボヨンのヘディングシュート!ドーーーーーン!

歓喜の鈴鹿サポーター?

惜しくもオフサイドだったようだ。

しかし、それにしても良い展開と良いゴールだった。

素晴らしかった。見事だった。

 

後半10分

(OUT)7日髙慶太 ⇔ (IN)5日根野達海

 

ボヨンのビューティフルゴール(点が入ったと思った)がオフサイドで取り消され、会場がザワザワしている時、日根野達海がグラウンドに入る。

本職であるボランチの日根野達海(5)。これをナカニシは待ってた。

 

現在2-0。

ハーフタイムの指示では、恐らくもっと攻めろという指示が出ているだろう。

実際に鈴鹿は攻めている。選手の動きも悪くない状態。

しかし、ここで選手達が「いける!」と油断したら勝利が手から滑り落ちる。

鈴鹿は全体的に前掛かり。それも時には良い。

だけど、失点は絶対に避けたい。

ここを締める。ここを締めるために日根野達海(5)を投入。

視野が広く、フィジカルが強く、足元が万全。

本来ならばミドルシュートも打てる日根野が、中盤の底で四日市の攻撃を止めている。

 

鈴鹿の右サイド「トリックメーカー」、モハメド・ラミン(11)

この試合、活き活きしているラミン。ノリに乗っている感じ。

右サイドでボールを受けて、中に切れ込んだり、シュートを放ったり。

大外一気で駆けあがる森田夢生(19)を相手が警戒するあまり、ラミンへの寄せが遅くなっている。

寄せが遅れる分、自由なリズムを刻むラミン。

そして、ラミンには左足のクセ球を放つフリーキックもある。

 

後半16分。

右サイドの森田夢生(19)の突破を四日市がファウルで止める。

(この試合、森田夢生を止める術は誰にもなかった)

ここでフリーキック獲得。

キッカーは、ラミン(11)。

ラミンの蹴ったボールを四日市ゴール中央で競り合う。

キム・ボヨン(33)の頭が強い!

ゴーーーーーーール!!!3-0!

ボヨンのナイスゴール!

ラミンのナイスボール!

 

中盤の日根野達海(5)がアンカーのようにポジションをとる。

中盤に硬いセンターバックの壁があるようなプレイ。

その影響で、北田大亜(17)が少し前でプレイをする。

大亜のプレイエリアが前に出たことで、さらに鈴鹿の波状攻撃が続くようになる。

 

後半21分

(OUT)10梶山幹太 ⇔ (IN)18江間和哉

 

試合は後半の半ば。

この状態で左サイドハーフに、「汎用ヒト型決戦兵器」の江間が入る。

疲れの出てくる時間帯。

ここで江間の投入は、グラウンドに暴れ馬を放つようなもの。

相手にはキツイ。

 

四日市ゴールに突撃する江間。

上手い、早い、強い。

 

後半25分。

コーナーキックをクリアされた2次攻撃。

クロスボールを入れるのは、両足蹴れる安田政宗(26)。

ピンポイントクロスを頭で合わせたのは・・・江間エマンゲリオン和哉!

ゴーーーーーーール!!!4-0!

江間のゴールへの闘志が生んだナイスゴール!

見事!

 

後半27分

(OUT)2大倉康輝 ⇔ (IN)28中村尚輝

 

大倉(2)が交代。ディフェンスに日根野(5)が入り、テクニシャンの中村尚輝(28)がボランチ。

ナカニシは中村尚輝(28)はかなり上手いと思う。

そのプレイをよく見たい選手の1人。

 

左サイドバック「名刀マサムネ」、安田政宗(26)

後半から入った安田政宗。

キレキレの動きは後半の鈴鹿の攻撃をしっかりと支えていた。

特に、江間(18)がサイドハーフに入ってからは、江間にパスが集まり、攻撃の起点となったため、安田の追い抜くオーバーラップが良く決まっていた。

安田政宗。凄く良い選手。

次戦、伊勢志摩戦では恩返しの一撃を叩き込んでやろうぜ。

 

4-0。

支配率は8対2で鈴鹿優位。

とはいえ、まだ何も終わっちゃいない。

万全の状態で試合をしっかりと締めに入る。

何点取っても、失点は嫌だ。

サポーターの所へ、逆サイドの有留の声が聞こえる。

 

ゴールキーパー「フィールドキーパー」、有留奎斗(20)

今日の鈴鹿のゴールを守る有留奎斗。

シュートはあまり打たれていないが、有留とディフェンスとのパス回しが滅茶苦茶に安定している。有留は普通に足元が上手い。

ポジションをディフェンスライン付近まで上げて、フィールドプレイヤーとしてプレイする有留。ゴールキーパーがフィールドプレイヤーの動きをするのはカッコいい。

そして、後半の終盤になっても絶え間なくディフェンスラインに声をかけている。

(試合後はノドが枯れていた)

ゴールキーパーと言っても、足もプレイだし、声もプレイだ。

何点取っても失点は嫌だ。

有留。頼むぞ。

絶対に0で終わるぞ!

 

後半34分

元気いっぱいの江間和哉(18)がボールをキープし、後方から追い抜いてきたサイドバックの安田政宗(26)へ。

正宗のクロスボールを、(誰か不明)中で落として、飛び込んで決めたのは・・・北田大亜(17)!

ゴーーーーーーール!!!5-0!

北田大亜がここに飛び込んできた!

そして安田のクロスも最高!

誰か分からなかったけど、落としたプレイも良かった。

 

後半37分

センターバックの庄司景翔(4)からレーザービームのような弾道のボールが右サイドの裏へ。

ダッシュしたラミン(11)がなんとか追いつく(さすがのラミンもちょっと疲れてた)。

ラミンはクロスボールを上げるふりをして、そのままドリブルでペナルティエリア内に侵入。

自分で打つかな?と思ったが、ショートパスがキム・ボヨン(33)へ!

ゴーーーーーーール!!!6-0!

キム・ボヨン(33)2点目!

 

鈴鹿のワントップ「モンスター」、渡邊星来(13)

金曜日の「そよら白子店」のイベントで、渡邊星来のファンになったサポーターはたくさんいる。ナカニシも。

凄く意識が高く、アスリートとしてさわやかな選手。星来は良い。とても良い。

その渡邊星来。

前半のPKでの得点はあるものの、流れの中から点が取れなかった。

フォワードならば1点では満足しない。

何度も何度もゴールのチャンスがあるが決めきれない。

もっともっと点が欲しい。もっともっとゴールに餓えている。

後半になって仲間が大量得点を取った。

でも星来は取れていない。最後の最後までゴールを狙う。

それがフォワード。それがモンスター渡邊星来。

 

後半アティショナルタイム。

オラオラ系の江間和哉(18)が中盤でボールを奪い独走。

(後半の江間はホントに止められなかった)

四日市ディフェンスを引き付けながら、渡邊星来(13)へナイスパス。

サポーターの目の前。

決めろ!!!

渡邊星来がシュートを放つ!!!

ゴーーーーーーール!!!7-0!

渡邊星来(13)2点目!

ナイスゴール星来!

ナイスパス江間!

そして、小さくヒュージョンしてるのサポーターは微笑ましく見てたよ。

 

ここで試合終了。

 

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両チームの選手のみなさん、スタッフのみなさんお疲れさまでした。

試合運営をしていただいた、三重県サッカー協会のみなさん、ありがとうございました。

 

前試合同様、前半は良くありませんでした。

でも、前試合同様、後半はしっかり修正出来ました。

公式戦を2試合しか見ていませんが、このチームは1分1秒ごとに成長しているチームだと思います。

前半より後半、今日より明日、今週より来週、ドンドン良くなるような気がしています。

 

今のチームは、まだまだです。

だけど、ナカニシが今まで見た鈴鹿のチームの中でも、最大の「伸びしろ」があるように思います。

成長著しい若手。

苦難を乗り越えた中堅。

背中で語るベテラン。

とても良いチームだと思います。

応援していてとても楽しいです。

 

さーて!

本日のナカニシ的MVP「victorycross賞」の時間です。

この試合のナカニシ的MVPは・・・。

森田夢生選手(19)です!

理由は簡単です。めちゃくちゃ良かったからです。

入団当時、まだ体のできていなかった夢生は、何度も怪我で苦しみました。

でも、怪我の間も黙々と体を作り、鋼の肉体を手に入れました。

今日の夢生は凄かった。見事だった。最高だった。

しかし、この試合が夢生の100%ではありません。

夢生はこんなもんじゃない。もっともっと成長するに違いない。

森田夢生を今シーズン応援できることが、ナカニシは嬉しくて仕方がありません。

夢生。ナイス!ナイス!ナイス!

また右サイドを切り裂いてください!

 

7点取りました。

フフッ。7点。ニンマリ。

ナカニシの花粉症のような症状の風邪も治りました。

そりゃ、7ゴールを目の前で見たら、だいたいの体の不調は治ります。

 

いや!

こんなことで喜んでちゃいけない!

今日の試合は7得点でも、次の試合は0対0から始まります。

 

勝って喜ぶのは今日までです。

だから、今夜は良い夢見ましょう。

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

◇三重県社会人サッカー選手権大会 決勝

  3月29日(日)10:30 FC ISE-SHIMA@三交鈴鹿第3G

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