みなさんこんばんは。
昨夜は、悔しくて何度も目が覚めました。
そして、今もまだ悔しくてイライラしています。
レイラック滋賀は、昨日の試合でJFLの首位に立ちました。
鈴鹿は負けたのですから、レイラック滋賀のほうが強いチームです。
言い訳はありません。
鈴鹿は弱かったから負けました。
だけど、鈴鹿の選手たちが戦えてなかったかというと、そうではありません。
選手たちは、闘志を燃やして、十分に戦えていました。
大ピンチもありましたが、大チャンスもありました。
だからこそ、勝ちたかったです。
だからこそ、悔しくて仕方がありません。
くっそーーーーー。
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試合当日は、やはり早く目が覚める。
何の夢を見たか覚えていないが、だいたい試合前は良い夢を見ることはない。
敗戦の不安。
惨敗の恐怖。
試合会場に早く入って、体を動かして会場設営作業をしていれば、少しは紛れる。
だけど、18時キックオフだと、早朝から会場入りするわけにもいかない。
(早く入り過ぎると熱中症でやられる=経験あり。)
それでもキックオフ6時間前の12時に会場入り。
仲間のサポーターが、ノボリ設置の準備をしてくれている。
ありがたい。
今日の対戦相手は、レイラック滋賀(以下、滋賀と書きます)
Jライセンスをもち、J3昇格に一番近いチームと言っても過言ではない。
選手補強もレベルの違う凄いチームで、元Jリーガーも大量に所属している。
また、元鈴鹿所属のバリバリ主力選手が6人も滋賀に移籍している。
そのうち、3人は年間VictoryCross大賞受賞者というとんでもない選手達。
鈴鹿とはケタ違いの選手層の厚さ。
JFL開幕戦では、2-4で逆転負け。
滋賀の後半の得点力は凄まじかった。
試合時間が近づく。
スタジアムではいろいろなイベントが行われている。
試合会場を盛り上げるために協力していただいたみなさん、ありがとうございます。
ただ、ナカニシは不安で仕方がない。
前節のヴィアティン三重戦では、開始直後に3失点した。
滋賀はもっともっと押し込んでくるだろう。
試合時間が近づく。
今回も高校生が応援エリアに来てくれた。
ものすごい人口密度の熱い応援。
高校生の迫力に移動したナカニシ。
さあ
行こうぜ。何度でも。くじけても。
さあ。
やってやろうぜ。勝利をつかんで帰ろうぜ。
いくぜ!
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 9福元友哉
OMF 21三好辰典・13北村知也・22桐蒼太
DMF 6小野寺亮太・8前田柊
DF 14木出雄斗・5平出涼・4庄司景翔・23渡邉吏海
GK 1出口貴也
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試合開始。
滋賀側がフィールドを選択。
西日が目に入るのを避けたか?
上空の風を嫌ったのか?
よって鈴鹿ボールのキックオフ。
ナカニシとしては、後半の勢いがつくときに「カモンカモン」を歌いたいので、本当はフィールドチェンジは無い方がいい。
試合開始。
鈴鹿はいつもの4-2-3-1。
滋賀は、3-4-3。
滋賀は、3バックだが、ほとんど5バックにならない。
(それだけ鈴鹿の攻撃のターンが少ない)
滋賀は、両サイドのウイングバックが、かなり高い位置を取り、サイドに1人、余る形を作る。
試合は様子を見る感じで始まった。
鈴鹿も開始直後の失点は絶対にできない。
そのため、少し引いた形で入る鈴鹿。
その引いた分を確実に押し込む滋賀。
試合開始から支配率を持っていかれた。
対人、フィジカル、連携、球際、ほんのわずかに滋賀が優位に立つ。
この、「ほんのわずか」が試合の流れをつくる。
滋賀はシンプルにサイドの奥に放り込む。
シンプルだけど、ウイングバックが高い位置を取るため、鈴鹿陣内に突き刺さる。
出し手のパス精度も、受け方のトラップも上手く、見事に前線に通してくる。
なるほど。滋賀はやっぱり上手い。
ボランチの、「中盤の剣闘士」、前田柊(8)
滋賀の攻撃を止めるためにも、中盤からの精度の良いパスを切りたい。
1歩目の出足が早く、動きが鋭い前田。
前田が一気に寄せてパスコースを切る。
中盤は滋賀の選手の密度が高い。鈴鹿は数的不利を持ちこたえている。
ここの数的不利を持ちこたえれば、数的有利となるエリアが生まれるはず。
前田も攻撃参加まで手が回らず、ディフェンシブハーフのような役割。
中盤の底で、滋賀の攻撃を止める前田。
この試合のヘソを押さえる我慢のプレイ。
我慢しながら、流れが変わるのを待つ。
前田の踏ん張りがチームを支える。
前田柊。前田柊。
ここを頼むぞ。
踏ん張ってくれ。
前半10分。
鈴鹿のサイドとセンターの間を抜かれる。
必死でサイドハーフの三好辰典(21)が戻るが、半歩届かず。
早くて低いクロスボールに対して、センターバックが競り合うが、これも半歩届かず。
中で、滋賀の人見拓哉選手に合わせられて失点。
0-1
半歩の半歩。鈴鹿は1歩及ばなかった。
試合を見ていると、ほんのわずかの差が積み重なり、チームの差になっているように思う。
悔しい。
ほんの少し。ほんの少しなのに止められない。
しかし。そのわずかの差を埋める選手がいる。
出口だ!
鈴鹿の出口だ!
ゴールキーパーの、「吼えろ出口貴也」、出口貴也(1)
前半の序盤。
最も失点してはならない時間帯。もう1失点している。
ここで追加点を取られると、反撃のタイミングで逆転できない。
押されている。でも流れは必ず変わる。もう1点もやれない。
滋賀の強烈ミドルシュートを片手1本ではじき出す出口。
加藤キーパーコーチの弾丸シュートに毎日喰らいついている出口。
ペナルティエリア外のシュートは絶対止める。
出口の吠える声がサポーターのところまで聞こえている。
セットプレイに対しても勇敢に飛び出す。
GOとSTOPの思い切りが良い。良いぞ出口。良いぞ良いぞ。
前半序盤の支配率を奪われている状態。
ピンチの時こそ鈴鹿の出口貴也は、炎のセービングを見せる!
出口!みんなのゴールを守ってくれ。
滋賀はサイドのウイングバックが、かなりワイドに開く。
そのため、鈴鹿のサイドハーフが下がってケアをすることとなる。
鈴鹿の攻撃の切り札である桐蒼太(22)と三好辰典(21)の両サイドハーフが、ディフェンスに下がるため、高い位置をキープできず、攻守の切り替えが遅れる。
さらに、滋賀のウイングバックにより、サイドに広く引っ張られることで、センターとサイドの間にスペースができ、そこを滋賀の3トップに狙われている。
後手、後手に回る鈴鹿。
滋賀の攻撃は連携が整っていて、防ぎにくい。
なんとかかんとか、ギリギリでクリアする場面が続く。
左サイドバックの、「オールラウンダー」、木出雄斗(14)
ナカニシの感覚では、前半のボール奪取は木出が多かったように思う。
滋賀の上手いパス回しからボールを奪取するのは大変。
それでも木出は上手くボールを奪っている。
サイドを攻められ、ゴール前に固まるのではなく、要所要所で前に出てボールを奪取する。
さすが木出。ボールの奪いどころの見極めが上手く、前に出たら交わされるということがない。
滋賀のウイングバックを押さえながらも、滋賀の3トップの右を押さえる。
サイドもやらせない。中にも走らせない。
しかし、木出が奪ってからのカウンターも滋賀は警戒している。
ヴィアティン三重戦で見せた、木出(14)から三好(21)へのスルーパスのホットライン。
このラインを止められている。
鈴鹿の攻守は木出から始まる。
早い攻撃を狙うがリズムが作れない。
互いに負けられない一戦。
激しい試合だが、滋賀はファウルをもらうのも上手い。
今日の審判は、かなり細かくファウルを取る。
良いタックルでボール奪取したように見えても、ファウルの判定。
鈴鹿は攻撃のチャンスで、ファウルがリズムを狂わせる。
もったいない。
センターバックの、「闘志天翔」、庄司景翔(4)
失点後に素早く立て直し、その後の滋賀の追撃を許さない。
サイド攻撃に対して、庄司は中に引きこもって対応するのではなく、素早くサイドにフォローに走り一撃で潰している。
後方からのサポートも安定しており、ディフェンス間、ゴールキーパー間の連携も良い。
滋賀は、それほど前線から圧力をかけてこない。
それを見ると、庄司は自らドリブルをして、ボールを持ちあがる。
センターバックのドリブルはチームに勢いが出る。
さらに、サイドバックへの展開後も、自ら上がってリターンを受ける。
失点後にも恐れずにアグレッシブな庄司のプレイが、徐々に鈴鹿の勢いとなる。
良いぞ、良いぞ。
庄司。最終ラインから押し上げて行こうぜ!
鈴鹿の攻める時間帯も増えてきた。
しかし、滋賀の3バックは、高く、上手く、硬い。
また、滋賀は連動して中盤からパスコースを切ってくるため、鈴鹿のスルーパスが引っかかる。
必殺の三好(21)。
エース福元(9)にボールが通らない。
試合は五分の展開。
鈴鹿も滋賀も互いに深く攻め込めず、決定機を作りだせない。
何か変化をつけないと、滋賀にズルズルと持っていかれてしまう。
深く攻め込めないため、実際にこの試合のコーナーキックの数はとても少なかった。
(ファウルによるフリーキックは多かったけど。)
トップ下の、「シャドウストライカー」、北村知也(13)
前線から細かいステップでボールを追う。
滋賀のディフェンスはパスのミスがなく、なかなか付け込めない。
しかし、周りがアウトと判断したボールを全力で追い、ボールを奪う。
滋賀のゴールライン際でボールを奪って北村が狙う!
中で待つ福元へ、フワリとループパス。
滋賀のゴールキーパーがファインセーブでボールをキャッチ。
惜しい!北村惜しい!
北村の全力ダッシュによる前線への圧力はずっと続く。
何か動かさないと点が取れない。
何か流れを変えるプレイを出さないと鈴鹿のペースに持ち込めない。
北村が走る。ずっと走る。
北村がんばれ。
滋賀陣内に深く攻め込めない鈴鹿。
奪っては奪い返される。
コツコツと前につないだ鈴鹿のパスが、滋賀のロングボール一発で振り出しに戻される。
鈴鹿の得点への突破口がない。
サポーターはみんな願っている。
三好(21)。三好(21)何とか切れ込んでくれ。
左サイドハーフの、「疾風怒濤」、三好辰典(21)
前節のピンチの際に鈴鹿の1点目を挙げたのは、三好の突破からだった。
膠着したとき。手詰まりのとき。みんなが困っているとき。
そんな時こそ、三好(21)の爽快な走りが鈴鹿に良い風を運んでくる。
切れのあるターンで滋賀の選手を一発で振り切り、前線につなごうとする。
しかし、三好のパスも滋賀のディフェンスの前でなかなか通らない。
また、後方の木出(14)からのスルーパスも三好に通らない。
滋賀は開幕戦でゴールを挙げた三好の独走を警戒している。
三好!パスじゃない!ドリブルだ!
相手のゴールの中に、そのまま突っ込んでいくようなドリブルだ!
自ら持ち込み、カットインからシュートを放つ三好。
惜しくも滋賀のブロックに合うが、それでもシュートを打っていく姿は頼もしい。
三好。突破口を開いてくれ。
三好(21)、福元(9)、桐(22)、北村(13)。
鈴鹿の得点を支える前線に良いボールが出ない。
滋賀のディフェンスと中盤は、うまく連携していてパスがズバリと入らない。
押されている展開。
押し出すための一歩を小野寺が刻む。
前半の半ばから鈴鹿が押し戻した。
小野寺のポジションが一歩前を意識しているように見える。
このままだと、ペースを持っていかれる。
少し無理してでも小野寺は前に出る。
小野寺と前田が前後の位置関係に。
前線から激しく体をぶつける小野寺。
謎のファウルを取られる場面もあるが、小野寺が試合の流れを変えるために動いている。
ボールを小野寺に渡したい。
ここから得点を狙えるパスが出るはず。
前半の終盤。
小野寺から滋賀ディフェンスの頭を越えるような絶妙なループパス。
走りこんだ福元(9)が胸で落としてシュート!
これを滋賀ゴールキーパーのファインセーブで止められる。めちゃめちゃ惜しい。
小野寺から点の入る匂いがしている。
小野寺の時間が増えれば、鈴鹿のチャンスが広がるぞ。
(やはりナカニシは、岩手戦の時のように小野寺にトップ下をして欲しい)
少し前へ移動した小野寺(6)がボールに触り、良い時間を作れる。
滋賀は強敵。
でも、やられっぱなしではない。
鈴鹿は戦えている。
滋賀はサイドが強い。ワイドに展開する。中で決める選手も多い。
鈴鹿は一手前でアクションしないと遅れる。
後手にまわれば失点は目の前。
徐々に鈴鹿も良い形ができる。
福元(9)がボールを持って、相手と接触。
福元だけにイエローカード。福元に?
なんか納得いかないけど、審判に文句は言わないナカニシ。
サッカーである以上、激しいコンタクトはある程度やむを得ないが、その線引きがちょっとフラフラしている感じがする。
木出(14)のドリブルも滋賀のファウルで止められるが、カードは無し。
福元に出たイエローカードと何が違うんだろう?
(ジャッジに文句を言ってるわけではない。ただ不思議なだけ。)
ワントップの、「アトレチコの矢」、福元友哉(9)
前半の小野寺(6)からのループパスをシュートしたシーンは惜しかった。
福元は、鈴鹿の超中心選手だが、その分、相手のマークも激しい。
この試合でも、福元が前線で孤立し、滋賀に完全にふさがれている場面が多い。
ただ、福元は足も速いので、サイドに流れてスペースを作り、自らチャンスメイクもする。
そして、滋賀ディフェンスやゴールキーパーに圧力をかけて、ロングボールの精度を落とす。
献身的ないつもの福元のプレイ。
福元にボールが入れば・・・。
ナカニシは、「トモヤ!」のコールアンドレスポンスを待っているぞ!
(あれは最高)
前半の終盤。
滋賀のセットプレイからシュートを打たれる。
クロスバー直撃。
大丈夫。気にするな!
入らなければ、なんてことはない!
鈴鹿は流れの中から決定機を作られていない。
ただ、鈴鹿の攻撃は福元(9)頼みなので、突破口がない。
三好(21)も走るが、かなり警戒されている。
だんだんと、両チーム共に攻めあぐねてパスを回す場面が増えて来た。
カウンターを警戒して、あまり上げ過ぎず、中盤でリスクを管理しながら。
前半終了間際
キッカーは、左利きの桐蒼汰(22)。
サポーターの祈りは届かず、枠を外れてしまう。
ここで前半終了
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ハーフタイム
無言で座り込むナカニシ。
枚方戦ほどやられていない。
まだまだ取り返せるチャンスがある。
ただ、滋賀のディフェンスがかなり固い。
それを突破するには、強い個の力が必要だと思う。
この試合では、最強の突進力を持つ藤田雄士(17)がベンチ入りしていない。
このタイミングで藤田のプレイが必要なのに残念。
どうすれば良い?
どうやって動く?
選手交代でギャップが出る。
そこを狙う?
無言のナカニシ。
周りも見えていない。
どうする?
どうする?
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後半開始。
選手交代は無し。
鈴鹿ペースの後半の入り。
滋賀は、あまりディフェンスラインにプレッシャーをかけてこない。
組織的に一気に押し出す鈴鹿。
小野寺(6)の位置が前目になり、前目に基点が作られる。
福元(9)が遠目からでもミドルシュートを狙う。
枠を外れるが、鈴鹿のシュートの意識は前半よりも高い。
そして、特に桐がサイドで高い位置を取っている。
左の三好(21)からのサイドチェンジが届く。
また、中盤を飛ばして、桐(22)へのパス。
鈴鹿はマークされている福元ではなく、右サイドの桐にボールを集めているように見える。
桐(22)はボールを受けたら、ドリブルもパスもシュートも自在に狙える。
右サイドで攻撃を組み立てられる桐。
しかし、レイラックもウイングバックが前半よりも下がり、高い位置を取る鈴鹿の左サイドを警戒する。
桐。何とか左から良いのを上げてくれ。
桐。頼むぞ!
ポジションを上げた小野寺(6)から、左サイドバックの木出へのスルーパス!
木出(14)から北村(13)へクロスボール。
北村が頭で中へ折り返す。
そのボールを渡邉吏海がダイレクトボレーシュート!
おっしい!
右サイドから桐(22)と共に高い位置を取る。
桐も吏海も左利きのため、縦への突破からのクロスボールにはこだわらない。
ドンドンカットインから内に侵入して、シュートを狙う。
特に吏海は前に上がるだけでなく、どこへ上がるか予測不能。
後半序盤のボレーシュートも意外なところに入ってきていた。
後半は特に攻撃に絡む吏海。
滋賀のディフェンスは硬い。
だが予測不能の吏海はマークできない。
吏海。滋賀陣内をかき回してやろうぜ!
わずかに鈴鹿ペースで試合が進む。
だか、やはり滋賀は体を入れるのがうまく、良い形で奪ってもファウルが取られる。
特に、三好(21)は厳しく見られている。
滋賀は上手いファウルの取り方。
上手い「間」の取り方。
鈴鹿の選手のフラストレーションが溜まる。
滋賀の3トップを、庄司(4)と平出(5)の、2人のセンターバックで止める感じ。
そんなときこそ、平出の絶妙ラインコントロールでオフサイドにハメる。
上手い!
プレイが切れるたびに、平出は周りに声をかける。
その天の声は、平出のファインプレイだ!
平出頼むぞ。
後半は特に小野寺(6)が、前目でプレイする。
福元(9)へのスルーパス。
サイドへの大きな展開。
などなど。
鈴鹿に良い形が増えてくる。
さすが小野寺!
前線に飛び出した福元(9)から中に折り返し。
滋賀のディフェンスにクリアされるが、そのボールを北村(13)がミドルシュート!
これも惜しい!
後半17分
(OUT)13北村知也 ⇔ (IN)25田中直基
前線で走り回った北村(13)が変わり、ターゲットになる田中(25)が入る。
滋賀も選手を交代する。
この試合の新たな局面が始まる。
鈴鹿は福元(9)、田中(25)が入り、前線の得点力が増す。
鈴鹿は押せ押せのムード。
そして、福元と田中だけでなく、もちろん!三好(21)も飛び出してくる!
福元(9)からのスルーパスを三好(21)!
しかし、滋賀ディフェンスに止められ、なぜか三好の方がファウル?
何がファウルだったんだろう?
鈴鹿は押しているが、滋賀のカウンターが怖い。
また、滋賀は攻撃時にもリスクを管理して、無理な攻撃をしない。
基本的に滋賀はフォワードの3人だけで攻める。
渡邉吏海(23)が、4人を引き付けてドリブルで突破!
凄い!
上手い!
吏海凄いぞ!
吏海(23)と桐(22)とのワンツー。
吏海のシュートはブロックされるが、本当に吏海の上手さが目立つ。
センターバックの庄司(4)も狙っている。
庄司からのクサビのパスも通ってきた。
木出(14)と吏海(23)がサイドから。
福元(9)と田中(25)が中で待つ。
セカンドボールは前田(8)がミドルシュートを打とうとしている。
良いぞ良いぞ。
鈴鹿ペース。
しかし滋賀は選手交代で、パワーのある選手を入れて来た。
選手層が厚く、バリエーションの多い滋賀。
滋賀との開幕戦では、この変化についていけず後半に3失点した。
スピードからパワーへ。
上手い選手同士の交代で、滋賀の攻撃の色が変わる。
途中交代で入った、滋賀の菊島卓選手の、とんでもない猛烈ミドルシュート!
鈴鹿のバー直撃!
めちゃめちゃ危なかったが、入らなければどうといえことはない!
出口(1)!菊島選手はどこからでも弾丸シュートを打つぞ!気をつけろ!
後半の半ばを過ぎて、一層激しくなってきた。
桐蒼汰(22)に、ポロっとイエローカード?
なんだ?
何かしたのか?
???
後半29分
(OUT)8前田柊 ⇔ (IN)18水口飛呂
(OUT)21三好辰典 ⇔ (IN)16堀江貴大
滋賀は3トップで攻めるが、残りはそれほど上がってこない。
しかし、その3トップが非常に強力で、鈴鹿も一瞬の隙も与えられない。
また、滋賀の中盤はやはり上手く、支配率を鈴鹿が維持し続けることができない。
鈴鹿は攻撃の糸口が無く、探り探りのパスまわし。
引いた滋賀に対して、決定機を作れない。
運動量の多い水口(18)が中盤を抑える。
その分、小野寺(6)が前に動く。
後半35分
(OUT)22桐蒼太 ⇔ (IN)26伊勢渉
滋賀の高身長のフォワード選手に対処するため、伊勢(26)が入る。
また、伊勢はセットプレイ時のヘディングにも強い。
そして、吏海(23)が右サイドハーフに上がる。
残り10分。
焦るな。
落ち着いて。
後半38分
激戦のさなか、水口飛呂(18)に一発レッドカード。
水口が、混戦の中で滋賀の選手ともつれ合い倒れたが、その起きる時に手で払ったのがレッドカードの判定になったらしい?
そんなに酷かった???
そんなに悪いことしたの???
どうも鈴鹿はジャッジに嫌われている。
ちょっと厳しいと思うけど、どうなんだろう?
(別に審判批判をしている訳ではない。ただ不思議なだけ)
ファウルは良くない。
カードはもっと良くない。
だけど水口!
ファイトする心や、戦う強い気持ちを失っちゃいけない。
戦った結果がカードならば、それをナカニシは批判したりしない。
水口。次は休んで、その次だ!
必ず復活の大きな花火を上げてやろうぜ!なっ水口!
鈴鹿は10人での戦い。
それでもアグレッシブに攻める。
前に前に。
選手達の戦う気持ちが伝わる。
田中(25)が前線からボールを追いまくる。
伊勢(26)が高さとフィジカルを制する。
堀江(16)がロングクロスで中を狙う。
滋賀がジリジリと時間を使う。
プレイが止まるたびに、じっくりと時間をかける滋賀。
滋賀のドリブルに対し、タックルした伊勢(26)にもイエローカード。
本当にファウルくらいの勢いでポンポンとイエローカードが出る。
左に流れた福元(9)のクロスに平出(5)がダイビングヘッド!
惜しい!!!
そして、試合時間が無くなりラストプレイ。
堀江(16)のフリーキック!
ナカニシが叫ぶ。
「出口!上がれ!上がれ!上がれ!」
・
・・
・・・
この試合、決定機の数は同じくらいだった。
シュートの数も、支配率もそれほど変わらないと思う。
ジャッジは鈴鹿に不利だったが、ゴールバーとゴールポストは鈴鹿の味方だった。
現在、JFL首位のチームに、みんな立派に戦った。
確かに滋賀は強かった。
だけど、鈴鹿もがんばった。
サッカーは難しい。
どちらが勝ってもおかしくない試合。
だけど点は滋賀に入って、鈴鹿には入らなかった。
・・・
・・
・
堀江のフリーキックは、鈴鹿の選手に合わず、滋賀にクリアされる。
試合終了
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両チームの選手のみなさん、スタッフのみなさんお疲れさまでした。
この試合は「鈴鹿市民デー」にしていただき、たくさんの方が来場していただきました。
また、協賛企業さんからのウチワや、AGFさんからの「MY Bottle Stick」など、たくさんいただき、感謝いたします。
みなさんありがとうございます。
試合会場には、鈴鹿高校、稲生高校、三重高校など、たくさんの学生さんたちが手伝いや観戦に来てくれていました。
また、鈴鹿高校生は前節に続き、一緒にチャントを歌ってくれました。
みなさんありがとうございました。
そして、ナカニシは三重高校のコーチである榊親平コーチとちゃっかり再会し、がっちり握手を交わしました。ふふん。
試合会場で歌っていただいたFYURA(エフユラ)さんは、鈴鹿のチャントを練習してきてくれていました。感激です。ありがとうございます。
実は、この試合ではバックスタンドとゴール裏のスピーカーが故障していたらしく(ちょっと前の落雷で壊れたらしい)、実はサポーターの所からは、ほとんどメインスタンドの音が聞こえていませんでした。
なので、FYURA(エフユラ)さんの歌は、またYouTubeで聞かせていただきます。
あと、佐野社長の話なども、全く聞こえていませんでした。
何言ってたんでしょう?大事な事かな?
いつも美味しい「鈴鹿ッちグルメガーデン」のみなさん、ピンクの髪の毛のMIYUさん、大道芸人の方、シャボン玉の方、キックインをしていただいた有森裕子さん、全ての協力いただいたみなさんに感謝いたします。
みなさん、ありがとうございました。
試合後、ナカニシは呆然として横断幕を片付けていましたが、そこに元鈴鹿の選手が挨拶に来てくれていました。
菊島選手、三宅選手、中村選手、海口選手、人見選手。そして鈴木選手。
みんなJ昇格に向けて頑張ってください。
体に気をつけて。みなさんの健闘を祈ります。
また会いましょう。
そして次は負けません!
試合が終わって、1日が経過しました。
なんかまだ、モヤモヤしています。
くっそーーーーー。悔しい。
絶対絶対絶対絶対絶対に次は勝つ。
絶対だ!
ではまた。
(追伸)
前回のブログにありました、8月3日のボール磨き大会は、『日曜日」開催です。
ナカニシの記載に誤りがありました(修正済)。ごめんなさい。
よろしくお願いします。
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(今後の試合)
◇JFL第17節 7月20日18:00 横河武蔵野FC@味の素フィールド西が丘
◇JFL第18節 7月27日18:00 ミネベアミツミ@三交スポーツの杜鈴鹿
◇JFL第19節 8月30日18:00 Honda FC@都田サッカー場
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このブログに使用している写真は,アトレチコ鈴鹿クラブの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。