VictoryCross

鈴鹿ポイントゲッターズ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第22節 対 高知ユナイテッドSC

みなさんこんばんは。

 

ビザの手術を行い,リハビリを頑張っていたうちの重戦車が,そろそろ帰ってきそうです。

そうです。藤沢ネット選手(9)です。

カニシは「うちのネットが最強や!」と早くスタジアムで叫びたいです。

ネット,焦っちゃダメだ。だけど・・・そのプレイを早く見たい!

さらに迫力を増したネットを待ってるぜ!

 

この試合には,Nカメラマンが同行していませんので,ブログに使用できる写真がありません。

また,高知ユナイテッドさんの動画配信が途中で切れたため,試合の詳細は不明です。

よって,動画配信が切れた後は,チームのツイートをコピーして記録とします(赤字部分)。

 

どこで試合があっても,選手たちの事をサポーターは応援しています。

そう,そこはもうAGFです。

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今日は,高知ユナイテッドSC(以下,高知と書きます)と対戦。

全社で一度対戦しているが,JFL昇格後は,もう別のチームになっているだろう。

ここまでリーグは最下位だが,上位チームとも引き分けたり,1点差試合だったりして,十分に強いチーム。

JFL2年目。鈴鹿はJFLで十分に戦えている。

だけど,どのチームに勝っても,そして,どのチームに負けてもおかしくはない。

そうだ。いつだって挑戦者で,いつも負ける恐怖と戦ってきた。

 

試合開始が近づく。

リモートであっても,昨夜からナカニシはソワソワしている。

選手たちのコンディションはどうだ?

長旅で疲れているだろうが,ゆっくり眠れただろうか?

ちょっと早い12時の試合開始だけど,早起きして体をほぐしているか?

 

さあ,高知と鈴鹿で距離は離れてるけど,共に戦おう。

そこはAGFだ!!!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 11遠藤純輝・16小口大司・25出岡大輝

MF 10和田篤紀・6藤田浩平・19海口彦太

DF 34野口遼太・20中村俊貴・3川里光太郎・14蓮沼翔太

GK 23岩脇力哉

 

試合開始。

 

前試合と比べてフォワードが2人変わっている。

小口!出岡!やったれよ!!!

 

高知はある意味,極端に4-1-4-1。

4ディフェンスと1アンカーでディフェンスし,4ミッドフィールダーと1トップで攻めてくる。

鈴鹿は落ち着いて試合に入った。

ボールを保持しながら,攻撃のチャンスをうかがう。

 

高知は1アンカーなので,和田(10),海口(19)にクサビのパスが入っている。

そこから鈴鹿の前線は足が速いので,裏へのパスを通したい。

前節から引き続き,和田(10)が絶好調で攻撃を引っ張る。

 

高知のスタジアムDJの方は,鈴鹿の事をちゃんと調べていただいたようで,凄く丁寧に実況してくれる。

インカレで出岡大輝(25)がベストフォワードだった件,そして中村俊貴(20)もそのインカレでキャプテンとして国士舘大学を率いてた件,岩脇力哉(23)がアンダー世代の日本代表だった件。

DJの方,良い実況ありがとうございました。

 

鈴鹿が支配率を維持しているが,どうも足元のミスが多い。

パスが長かったり,ワンタッチ目が大きかったり。

その一瞬のスキを狙って,高知はカウンターをかけてくる。

 

高知のカウンターは,1人の足の早い選手が突進するのではなく,4ミッドフィールダーと1トップが折り重なるように押し寄せてくる。

一気に波状攻撃になり,セカンドボールも数的有利で狙ってくる。

このカウンターは鈴鹿にとって脅威。

川里(3),俊貴(20)のディフェンスだけでなく,アンカーの藤田(6)もその対応に追われる。

 

小澤コーチから「コンパクトに」と声がかかるが,鈴鹿は高知の深い位置まで攻め込めてしまう分,逆に中盤にスペースができている。

 

突進する小口大司(16)と,遠藤純輝(11)。

そして右の出岡大輝(25)は,それを見ながら,中盤のバランスを取る。

 

ボール支配率は鈴鹿

ただし,決定機は4対6で高知。

 

試合開始すぐは,高知の中盤の圧力がそれほどでもなかったので,やり易い相手かと思ったら,ディフェンスの固さと,分厚いカウンターで,とんでもなくやりにくい相手に見えてきた。

 

ただ,支配率は鈴鹿

早めに1点を取って,落ち着いてカウンターを呼び込む側になれば状況が変わる。

 

そして,前半30分ごろ。

高知の機器の不具合で,リモート中継が中止となった。

 

***以下はチームのツイートをコピーしたものです***

 

前半30分 相手カウンター!パスミスに助けられました。

前半31分 鈴鹿が押し込みますが、決定機は作れません。

前半32分 DFラインでボールを回す鈴鹿。小口が攻める!

前半32分 川里にイエロー!恐らく次節出場停止です。。。

前半33分 相手FKは守りました。

前半34分 少しベンチが熱くなっています。相手ファールに対して。

前半34分 「前がかりになったら奥にボールを蹴ろう」小澤コーチより

前半36分 小口が攻めるもゴールキック

前半37分 ここで相手が名FKの4番松本を入れてきました。要注意。

前半38分 恐らく小口にイエロー!競り合いにて。

前半39分 自陣でボールを回す鈴鹿。なかなか攻めこめません。

前半39分 相手がエグル攻めをしてきましたが、ゴールキックに逃れました。

前半40分 お互いゴール前まで運べない形です。

前半41分 鈴鹿がボールを相手陣でキープ!

前半42分 相手陣深くゴールライン際で遠藤がファール獲得

前半42分 FKは和田か?出岡?和田のFKは壁に当たりました

前半43分 野口のスローイン

前半43分 引き続き野口スローイン!攻めてます

前半44分 野口CK獲得!

前半44分 和田のCK!こぼれ球をミドル!惜しくもキーパーキャッチ!

前半AT アディショナルタイム2分です。

前半AT 危なし!4番FKから波状攻撃!守りました!!!!怖かった。

前半AT 4番からのパスで相手FWシュート!決定的でしたが、バーの上!

 

前半終了!

 

 

ツイートを見ている限り,試合展開は同じ。

攻める鈴鹿と,カウンターの高知。

高知の4番の選手のフリーキックの精度が高いようで,それが脅威となっているようだ。

鈴鹿は早く攻め手を見つけたい。

 

 

後半開始

 

後半1分 和田CK!一瞬入ったかと思いました!サイドネット!再びCK!

後半1分 ショートコーナーは相手が上手く守備

後半1分 後半は鈴鹿がやや押し気味で始まっています。

後半2分 岩脇からビルドアップ。

後半3分 海口!スローイン獲得

後半4分 鈴鹿が相手陣でボールを回しています。

後半4分 うわー 遠藤のクロスに出岡!!後は決めるだけだった・・・次!

後半5分 和田が遠藤を縦に走らせます。

後半5分 中村の無回転縦パス!初めて見た。

後半6分 蓮沼のスローイン。引き続き相手陣でのプレイが続く。先取点が欲しい。

後半7分 相手が攻めに転じます!

後半7分 危ない!!!相手4番から左サイドへラストパス!枠を捉えられず。

後半8分 高知ゴール。0-1

後半8分 0-1 相手19番のゴールでした。

後半10分 0-1 遠藤FKは、ワンバウンドで相手GKキャッチ

後半10分 0-1 遠藤から海口!相手陣でスロー

後半11分 0-1 蓮沼スローから小口もゴールライン割りました。サブがアップのペースを上げています。

後半12分 0-1 引き続き相手陣でプレイを進めるもシュートが打てません。

後半13分 0-1 藤田のクロス!相手クリア!

後半13分 CK獲得!

後半14分 出岡CK!相手クリア!ゴール!!!

後半14分 CKのこぼれ球を、小口がゴールしました!!!ナイス小口!!!!!

ゴーーーーーーール!!! 1-1

後半14分 1-1 CKを蹴った出岡、ゴールを決めた小口が交代します!ラストプレーで決めた2人ナイス!!!

後半15分 1-1 IN 佐藤和馬、山内健史  OUT 小口大司、出岡大輝

後半16分 1-1 相手がカウンターにでましたが、オフサイド

後半17分 1-1 佐藤昂が出ます!

後半17分 1-1 IN 佐藤昂洋  OUT 川里光太郎

後半18分 1-1 引き続き7割方、相手陣で試合をしています。カウンターに気を付ける

後半19分 1-1 相手CB陣は大型でしっかり守っています

後半19分 1-1 山内がGK1対1になりましたが、決めきれず!!!

後半20分 1-1 相手のカウンターに和田がカット。相手は中盤で奪ったら一気にカウンター狙いです。

後半21分 1-1 野口のクロスは高知CBクリア!

後半21分 1-1 高知カウンターに中村がブロック!

後半22分 1-1 高知右サイドのクロスにヘッド!!枠の右に!危なかった!!!高知のカウンターは脅威です!

後半23分 1-1 飲水終了。試合再開。

後半24分 1-1 高知クロスはゴールラインを割りました。高知はスイッチが入ると一気に厚い攻撃をしかけます。

後半25分 1-1 高知2枚交代しそうです

後半26分 1-1 高知 IN 18、28 OUT 25、9

後半27分 1-1 佐藤昂が冷静にプレイをしています

後半27分 1-1 佐藤和が倒れています。平子TR入ります。

後半28分 1-1 右の足首の様ですが、立ち上がりました。

後半29分 1-1 蓮沼がファール嫌な場所です・・・・

後半30分 1-1 相手4が狙うか?

後半30分 1-1 うわーーーー!岩脇!!CKに

後半30分 1-1 相手CK 怖い

後半31分 1-1 相手CKは、蓮沼がクリア 先ほどFKは枠に飛んできましたが、岩脇がはじき出しました!!!

後半32分 1-1 IN 紀藤隆翔  OUT 海口彦太

後半32分 1-1 確実に高知のスイッチが入っています。ここから15分、本当の戦いが始まります。

後半33分 1-1 敵陣深くでFK獲得!

後半34分 1-1 和田FK!相手クリア!

後半35分 1-1 相手カウンターも、シュートは枠の2m右に

後半36分 1-1 うわー!!!めちゃめちゃえぐられました。CKに

後半37分 1-1 CKのピンチ。4番は怖いんです

後半37分 1-2 先ほどはCKの崩れをミドルシュート。更にこぼれた所を3番が決めました。失点。1-2

後半38分 1-2 またカウンター

後半38分 1-2 CKピンチ

後半39分 1-2 高知CK。うわーーー。相手ヘッドはバー上に危ない・・・

後半40分 1-2 まだまだここから!!!

後半41分 1-2 相手が時間を使います・・・早くスローインして下さいm(__)m

後半41分 1-2 ロングボールが多くなってきました。まだ5分以上ある。

後半42分 1-2 うわーーー!!相手がシュート。僅かにバーの上

後半43分 1-2 冷静にいこう。まだ時間はある。ボールキープして、前線へ

後半43分 1-2 紀藤!!!

後半44分 1-2 高知 IN 2 OUT 7

後半44分 1-2 なぜかボールがキープできない。

後半AT 1-2 アディショナルタイム4分

後半AT 1-2 岩脇ブロック!!!高知がおしています。。。

後半AT 1-2 2分経過。後半AT 中村の自陣からロングスロー

後半AT 1-2 FK獲得!!40m付近

後半AT 1-2 相手DFクリア!

後半AT 2-2 蓮沼ゴール!!

ゴーーーーーーール!!!2-2!!!

後半AT 2-2 あと1分ある!!! 逆転だ!!!

 

試合終了

 

(試合内容の詳細)

【得点】

後半8分 赤星魁麻(高知)

後半14分 小口大司(16)

後半37分 藤﨑将汰(高知)

後半AT 蓮沼翔太(14)

 

【交代】

後半15分 出岡大輝(25) → 佐藤和馬(18)

後半15分 小口大司(16) → 山内健史(21)

後半17分 川里光太郎(3) → 佐藤昂洋(17)

後半32分 海口彦太(19) → 紀藤隆翔(32)

 

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

バスでの長旅は,選手もスタッフも2人のドライバーさんもお疲れだと思います。

体を休めて,次の試合に向かいましょう。

 

リモートでは試合の1/3くらいしか見られませんでしたが,高知ユナイテッドはとても強いチームだと感じました。

鈴鹿も昨年経験しましたが,実力があるチームでも不思議なJFLの魔力で勝てない時があります。

今は結果か出ていないだけで,このチームは強いです。

次に会うときは,高知さんはもっと強くなっていることでしょう。

そして,鈴鹿も,もっともっと強くなります。

来年は,ナカニシも高知に乗り込みますので,よろしくお願いします。

 

次戦はホームでいわきFCと対戦です。

こちらも初対戦です。

 

10月からは何とか解除して欲しかったのですが,JFLのホームページによれば,この試合は,「有観客試合における入場者限定試合」になりました。

残念ながら,ホームの入場制限は解除されていませんし,手拍子以外の応援もできません。

http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=1649

https://suzuka-un.co.jp/news/35529/

 

こんなこととなり,ナカニシは残念極まりないですが,ルールには従おうと思います。

悔しい!

いろいろ悔しい!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第23節 10月3日(土)13:00 対 いわきFC@AGF陸上競技場(制限あり)

JFL第24節 10月17日(土)13:00 対 FCマルヤス岡崎@港陸上競技

JFL第25節 10月24日(土)13:00 対 FC大阪@AGF陸上競技

⇒ 今後のコロナウイルスなどの状況により変更可能性あり。

JFL第21節 対 奈良クラブ

みなさんこんばんは。

 

天皇杯の敗戦の時,悔しさに唇をかみしめ過ぎて,口から出血してました。

選手たちのバスを見送りながら,ずっと口の中は血の味がしてました。

選手たちの力を出し切れずに負けてしまった。

この悔しさを,どう扱っていいかわからず,ずっと腹の底でうごめいていました。

水曜日の敗戦から,木曜日,金曜日,土曜日。

土曜日の朝,三交鈴鹿に練習を見に行きました。

選手たちは元気にプレイしていましたが,ほんの少し下を向いて疲れた感じでした。

いつも声が聞こえる選手の声が聞こえませんでした。

でも,力哉と俊貴の声が,とてもよく聞こえていました(本当の本当)。

カニシは練習が終わると,選手の誰にも会わずに,すぐ帰りました。

 

 

 

連休の中日。

本当ならば奈良の地に鈴鹿サポーターが集結するはずだがアウェイ観戦禁止。

アウェイ観戦禁止ならば,ナカニシはルールを守る。

 

今日の対戦相手は,奈良クラブ(以下,奈良と書きます)

昨年は,2戦して2分。両試合共に0対0。

 

金曜日に,職場の上司から,ゲン担ぎのお菓子をいただく。

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負けん!

 

サッカー選手を元気づけるのには勝利しかない。

人生をかけてプレイする彼らにとって,勝敗はその一つ一つが人生の分岐点となる。

良い試合でも負けたら,彼らは笑ってくれない。

選手が笑ってくれなければ,ナカニシの心はやっぱり晴れない。

 

なんとしても勝ちたい。

日々,そのことばかりを考えている。

サポーターは何ができる?何をすべき?どうすれば選手たちに届く?

他事はどうでもいい。

カニシにとっては選手が全てだ。

(だいぶ暑苦しいと思いますが,ナカニシはクレイジーなので,お気になさらず読み進めてください)

 

日曜日。ナカニシは朝から某所へ外出していたため,ダッシュで帰宅。

試合開始に間に合わなかったけど,3分遅れでネット接続。

(ネット!待ってるぞ!)

 

ちょっと遅れたけど・・・

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 15菊島卓・7リンタロウ・11遠藤純輝

MF 10和田篤紀・6藤田浩平・19海口彦太

DF 34野口遼太・20中村俊貴・3川里光太郎・14蓮沼翔太

GK 23岩脇力哉

 

試合開始。

 

選手たちの大半は中3日での3試合目となる。

当然,疲れもあるだろう。

この試合に挑むにあたって不安もあっただろう。

それを振り払うかのように,前半からブンブン飛ばす鈴鹿

 

鈴鹿は4-3-3と言いつつも,4-1-4-1のフォーメーション。

ただ,ディフェンスもフォワードも,サイドは中に絞ってポジショニングしている。

鈴鹿の前線の,リンタロウ,菊島,純輝,海口,和田が,きれいな五角形を作っている。

それぞれの距離が近く,すぐにフォローに入れるし,動き出しの際のパスコースも多い。

 

3トップの右,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)

インサイドハーフの和田(10)海口(19)との距離が近いため,パスカットからのカウンターが早い。そして純輝の動き出しのキレもいい。

カットから高精度のショートスルーパスが出ているので,純輝のテクニックとスピードを生かした前を向く攻撃ができている。

前半序盤にも,和田のパスからの独走でシュートを放った。

残念ながら枠をとらえられなかったが,鈴鹿のカウンターはやっぱり純輝だ。

高速でかつ足元が上手い。

純輝の攻撃力が爆発する!

そして,ディフェンス時は,サイドよりもグッと絞って真ん中をケアしている。

この試合を通して,ベンチからの指示は,コンパクト+中を絞れだった。

攻撃的ながら献身的に守備に入る純輝。

純輝。インスタ見てるぞ。やっぱ勝たなきゃな。

勝つぞ!!!

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試合は鈴鹿ペースで進む。

支配率は5分5分だが,攻撃時に鈴鹿は3トップまでボールが運べている。

その為,より深く奈良陣内に食い込んでいる。

 

インサイドハーフ,「疾走する若武者」,海口彦太(19)

鈴鹿の攻撃は左の野口(34)から始まることが多い。

コンパクトに保つと,自然に全員が左に寄ってしまい,右サイドにスペースができる。

奈良のカウンター時に,そのスペースを使われるが,その場所は海口の縄張り。

奈良は鈴鹿右サイドの広大なスペースにボールを入れるが,その瞬間には海口が寄せている。

海口は,攻勢から守備に切り替えるタイミングがとてつもなく早く,ただ走るだけでなく,動きながらコースを切り,プレッシャーをかけ,下がりながら守備をしている。

ディフェンスからの「ディレイ!(遅らせろ)」の声に,海口が十分に反応している。

海口も中3日。フロントの仕事も大変だろう。

だけど海口!本職はサッカー選手だ!

この凛々しく力強い姿を見ろ!

これが鈴鹿の海口だ!

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鈴鹿の攻勢が続いている。

今まで見た中で,一番リンタロウにボールが入っている試合だと思う。

それは,和田(10),海口(19)そして,アンカーの位置の藤田(6)から,リンタロウにクサビのパスが入っているためだ。

 

フォワードの真ん中,「ER7」,エフライン・リンタロウ(7)

この試合,ロングボールの空中戦もがんばっているが,足元にズバリと入ることも多い。

受けてからのターンも上手いリンタロウが,奈良ゴールに向かってプレイできている。

なかなかシュートコースは開けてもらえないが,リンタロウはドリブルも上手いので,動きながらシュートコースを探す。

また,純輝(11),菊島(15)へのスルーパスも出しており,なんかリンタロウが目立っている。

リンタロウからのパスコースも多く,前線の5人は動きながらフリーになる選手もいるので,無理にギャンブルのパスをしていない。

その為,前線でボールを保持しても,そのままフィニッシュまでもっていけている。

鈴鹿の誇る3トップ。純輝(11),リンタロウ(7),菊島(15)どこからでも得点が狙える。

その中心にいるのがリンタロウ。

我らが得点王のリンタロウ!

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ベンチから活発に声が出ている。

「コンバクトに!」

「簡単に失うな!」

「しっかりやりきれ!」

ベンチの指示が全てグラウンドに反映している。

みんなよく分かっている。

地に足の着いたサッカーをしている。

 

サイドバックの,「悪魔の左」,野口遼太(34)

鈴鹿の誇る超弾道。悪魔であり,サムライでもある野口。

将棋で言うと,飛車とか角みたいな存在感の大きさがある。

攻撃の起点となる野口だが,今日はあまり高いポジションを取らず,後ろから支えるような位置にいる。

鈴鹿ディフェンスは守備時に,かなり中に絞っている。

ベンチからも「優先順位は中!」という声が飛んでいる。

天皇杯で中がやられた。

同じ失敗をするような鈴鹿ディフェンスじゃない。そして鈴鹿ディフェンスにはノグさんがいてくれる。

ノグさん,天皇杯残念でしたね。

この試合取りましょう!

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鈴鹿は4-3-3っぽい4-1-4-1。

奈良は4-4-2。

 

天皇杯鈴鹿を研究したのか?奈良は前線から鈴鹿ディフェンスに圧力をかけてくるが,今日の鈴鹿センターバックはびくともしない。

 

センターバックの右,「素敵な先輩」,川里光太郎(3)

ラインコントロールは川里がしっかりやっている。

川里のラインは高い。高い分,同じセンターバックの俊貴(20)やゴールキーパーの岩脇(23)との連携が重要。

そしてその連携が,格別によろしい。

欲しい時に狙ってオフサイドにハメている。

中盤の不利な時には,必ず後ろでパスコースを開けて避難できるようにしている。

川里のプレイを言葉で表すと,ナカニシのイメージでは,危機管理と連携。

顔は怖そうなのだけど,ものすごく繊細でインテリジェンスなことをしている。

奈良の攻撃でピンチの時もあった。

だけど,ディフェンスはバタつかなかったし,慌てていなかった。

川里先輩。ナイスです!

 

前半の終盤から奈良が押し返して鈴鹿ゴールに迫る。

特に,中盤でのファウルからのセットプレイが多くなってきた。

セットプレイは鈴鹿ディフェンスが跳ね返す。しかし,競り合っているので十分な距離でクリアできない。

そのセカンドボールを狙われている。

 

アンカーの位置にいる,「鈴鹿の心臓」,藤田浩平(6)

ゴール前や,中盤の危ない位置には,必ず藤田が止めに入っている。

必ずって言葉がサッカーにあるかって?ある!藤田にはある!

アンカー1枚というのは,藤田にしかできない。

その藤田にしかできないことを,確実に確実に,そしてまた確実にプレイする藤田。

セカンドボールの跳ね返りのミドルシュートは打たせない。

そこからのスルーパスも通さない。

自分の後ろに目があるかのように,奈良の選手間のパスコースを切る藤田。

藤田は派手なことをしていない。

藤田は,パスコースもシュートコースも切る。ボールに寄せてプレッシャーをかける。

だけど派手にタックルに行って,もしも交わされたら・・・そんなことはしない。

だから藤田はほとんど転ばない。神のような体幹の強さとバランス感覚。

藤田が奈良の動きを止めていれば,海口(19)も和田(10)も戻ってアタックしてくれる。

鈴鹿の心臓は伊達じゃない。心臓はあちこち移動しない。

常に真ん中で血液を送り出している。

よし!藤田!

アンカーでさらに進化してるぞ!

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インテリオール,「バッドボーイ」,和田篤紀(10)

インテリオールというのは,スペイン語インサイドハーフという意味らしい。

何となく和田篤紀には,インテリオールというカッコいい言葉がよく似合う。

この試合の前半の和田は,手が付けられないほど見事過ぎた。

(ただ,シュートが決まらなかったのは残念)

パス,ドリブル,オーバーラップ,そしてシュート。

守備陣が安定しているだけに,一歩突っ込んだプレイをしていた。

もう,和田篤紀から得点の匂いがプンプンしている。

和田の動き出しのキレの良さが,周りに伝わって,菊島(15),純輝(11)も動き出しが良い。

自在にダンスを踊るインテリオールの和田篤紀。

素晴らしい。

和田。ドンドン行こうぜ!

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鈴鹿は良いところまで行っている。

ボール支配率は五分だが,多分シュート数は鈴鹿のほうが多い。

小澤コーチが,大きな声で何度も叫ぶ。

コンパクトに!

ボールを失うな!

小澤コーチの声が熱い。気合か乗っている。

 

みんな,みんな天皇杯の敗戦は悔しかった。

カニシの50倍くらい選手たちは悔しかっただろう。

過去の敗戦は取り戻せない。

ただ,目の前の試合に勝利することはできる。

チーム全体から勝利への熱を感じる。

 

良いところまで行っている。

なんとか1点欲しい。

鈴鹿はかなりハイペースで飛ばしている。

後半ゲームの流れが変わると怖い。

 

ここで前半終了。

 

 

 

カニシはずっと立ったまま,リモートの画面を見ている。

普段の試合もそうなのだけど,試合中は座っていられない。

(今はルールなのでスタジアムでは座っている。)

 

ハーフタイム中に水分補給。

リモートの画面見ているだけなのに,体がぐったり疲れている。

 

俺はこんなところで何やってんだ。

奈良へ行きたい。

今からでも選手と共に戦いたい。

なんとか選手たちに元気を届けられないか?

 

祈りが届くか?

念が届くか?

選手たちは後半も戦えるか?

 

アップする選手たちを見る。

良い緊張感と,良い準備だ。

誰が出ても,後半のキーマンとなるだろう。

 

カニシ落ち着こう。

大丈夫。

 

 

 

後半開始。

 

奈良クラブはハーフタイムで2人を交代してきた。

思った以上に,早い仕掛け。

 

鈴鹿は落ち着いて試合に入った。

大丈・・・夫・・・。ん?ん!!!

 

後半3分。

中盤でボールを奪う海口彦太(19)

海口が半歩早い!そしてその半歩の早さはビッグプレイだ!

海口彦太からリンタロウ(7)へ。

リンタロウは,走りながら奈良ディフェンスと駆け引きをしている。

シュートか?パスか?

リンタロウが左利きということは誰もが知っている。

奈良ディフェンスも左を警戒。

いや,それではリンは止まらんよ。

リンタロウの右足でのシュート!強烈!

奈良ゴールキーパーは,キャッチできず体に当てて弾く。

そこに詰めてきているのは・・・ゴールゲッター菊島卓(15)!

ゴーーーーーーール!!!1-0

海口→リンタロウ→菊島の見事なゴール。

みんなナイス!

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このゴールシーンを,後からネットで何度も見返したのだが,あることに気が付いた。

ゴールの後,奈良ゴール前で,選手たちが喜んでいるのだけど,センターサークル付近にカメラが戻ると,4バックとアンカーの藤田は,全く動じずに,その間もディフェンスの指示を出し合っている。

藤田キャプテン,カッコいい。そして恐るべし。

 

試合は鈴鹿が1点リード。

しかし,まだまだ先は途方もなく長い。

小澤コーチからも,引き続き大きな声で指示が出ている。

 

ゴールを挙げた3トップの左,「ゴールゲッター」,菊島卓(15)

天皇杯でのアシストで分かるように,菊島もドリブルが上手く足が速い。

純輝と比べると,フェイントの突破ではなく,裏を狙うことが多いが,いろんな形に対応できるフォワードだと思う。

この試合では,和田(10),海口(19)がセカンドボールやパスカットすることが多く,そこからすぐにショートカウンターが始まっている。

それに対応して,菊島も裏を狙い走る。

後半の先制後は,少し下がり気味となったが,リンタロウのヘディングの落としに反応し,ゴールを狙い続けた。

ズルズル引いて守っていては,奈良の攻撃陣をシャットアウトできない。

奈良が押す分,こちらも押す。

ゴールを狙い続ける菊島が,奈良に刺さったトゲのように光る。

 

奈良クラブは再度,選手交代。

たぶん,後半15分までに4人を交代。

鈴鹿はまだ交代しない。

涼しくなったとはいえ,中3日で連戦している。

鈴鹿の選手の足が止まれば,1点差なんてあっという間にひっくり返される。

 

鈴鹿のセカンドボールへの寄せは早い。

和田,海口,藤田の中盤が良く集中していて,キレているのがよく分かる。

後半の序盤には,和田篤紀のドッカンミドルシュートもあった。

 

サイドバックの,「右のダンディズム」,蓮沼翔太(14)

ハスも連戦している。

天皇杯でも疲労感が見えた選手の一人。

この試合は,縦への突破ではなくディフェンスから丁寧に入っている。

先制してからもハスの落ち着きが,チーム全体を落ち着かせている。

ボールがこぼれてきても,相手がコースを切っている場合は,無理に触らずタッチラインにシレっと流す。

無理するくらいなら,スローインで上等。

スローインならば,右は川里(3)。左は俊貴(20)がロングスローを入れられる。

このニクイまでの落ち着きが,ハスのダンディズム。

慌てない。どれだけ心が燃えていてもクールに。

セーフティにが第一。ボールを失えば,相手にチャンスが生まれる。

ハス,ナイスプレイ!

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鈴鹿は先制の後,押し込まれながらも,ガッツリ反撃している。

セカンドボールの奪取が良く,リンタロウのミドルも放たれる。

守っちゃダメ。そのままそのまま。

 

アンカーの藤田(6)を頂点とした,コンパクトなディフェンス陣。

リンタロウ(7)をトップとした,五角形の攻撃陣。

それぞれが上手く連動している。

 

まだ言えない。

また思っちゃいけない。

だけど,頭によぎってしまう。

(今日は良いぞ!!!勝てるぞ!!!)

 

奈良の攻撃が鋭さを増す。

鈴鹿はコンパクトに中に絞っているので,簡単に言うと,逆サイドが開いている。

奈良が左から右へ大きくサイドチェンジ。

しかし,そこが空いているのは,みんな把握している。

だから,それは読んでいる。

蓮沼(14)と海口(19)が逆サイドをキッチリ止める。

奈良はいったん後ろに戻すが,ディフェンス裏に超絶技巧のフワッとしたボールを送る。

緩,急,緩,のチェンジオブペース。

一瞬,ハッとなる。

危ない!

 

センターバックの左,「マッスルキングダム」,中村俊貴(20)

先に言っておこう。今日の俊貴は鬼。

現地のNカメラマンから試合後にメールが来た。

たった一言「鬼俊貴!」

メールは一言だけだが,言いたいことはよく分かった(なんで一言やねん!)。

ディフェンスの裏に抜けたボール,それに飛び出すゴールキーパーの力哉。そして俊貴の反応も早い!

その超危険なボールをクリア!

先制点を挙げていると,どうしても後半の終盤は守備に入って押されてしまう。

これまで鈴鹿は,この守り切るというのが,とても苦手だった。

特に後半の俊貴の怖いこと怖いこと。

俊貴のスーパーディフェンスは,その後も集中を切らすことなく続く。

もう人間じゃない。鬼が守っている。

鬼俊貴。

俊貴。ええじゃないか。

それそれ。鬼俊貴ナイス!

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鈴鹿は慌てていない。

攻撃にも手数をかけている。

しかし,奈良の攻撃は押し返せずに,ジリジリと激しさを増す。

鈴鹿サイドバックの裏にロングボールを入れて,斜めにフォワードを走らせてくる。

 

鈴鹿ゴールキーパー,「男岩」,岩脇力哉(23)

天皇杯に出ていないのか不思議なくらい好調を維持している。

ハイボールも,バックパスも丁寧に処理しており,ミスは無い。

そして,高いディフェンスラインの裏も,もう一人のフィールドプレイヤーとしてディフェンスしている。

奈良クラブの裏へのロングパスに,ペナルティエリア外まで飛び出して,ヘディングでクリアする。

勢いあまって,奈良クラブの選手と交錯するが,力哉は強い子だから大丈夫。

ゴールキーパーという最後の砦でありながら,最終ラインの後ろのフィールドプレイヤーとして,アグレッシブにプレイを続けた力哉。

フィールドプレイヤーの意識もあるだけに,プレイエリアはペナルティエリア内に留まらない。

飛び出しに迷いが無く,ディフェンスとの連携も良い。

給水タイム直後の,奈良攻撃陣の意表を突くヒールパスに対しても,力哉は見えていた。

思い切った飛び出しでゴールを守る。

力哉!

そのプレイは,ワンダフル。

その気持ちたるや,熱盛。

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後半28分。

試合は,だんだんと当たりが激しくなってきた。

接触で藤田(6)と,菊島(15)が痛めている。

菊島は体を起こした。

藤田がプレイを切らぬ状態で倒れているというのは大変だ。

痛くてもプレイを切るまで,藤田ならば倒れない。

背中がゾッとする。

大丈夫か?

 

佐藤和馬が準備しているが,そのまま交代するか?

藤田は・・・大丈夫そうだ。

藤田,痛いだろうけど,がんばれ!

 

後半30分。

(OUT)10和田篤紀 ⇔ (IN)18佐藤和馬

 

前半から飛ばしてチームを引っ張った,和田篤紀(10)が交代。

ここで和馬(18)が入る。

 

和馬は,攻撃的な選手でありながら,フィールド全体を見てバランスがとれる選手。

そして,勝利にこだわる献身的なプレイができる。

ここで和馬が入れば,不用意なオープンスペースはできない。

さあ,和馬。やったろうぜ!

 

残りは15分。

鈴鹿は守りに入っている感じはないが,攻め急いでもいない。

前線にパスがつながる回数は前半と比べて少ないが,海口(19)の運動量は落ちておらず,セカンドボールへのアクションも早い。

和馬は左のサイドハーフに入ったようなので,鈴鹿は4-4-2になった。

 

後半33分。

(OUT)15菊島卓 ⇔ (IN)16小口大司

 

この終盤で,相手にとって一番厄介な小口が入る。

獰猛な小口のボールチェイスは,奈良のディフェンスに圧力をかけるはず。

小口,残り15分だ!ずっとダッシュでガンバレ!

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元気な小口は走るスピードを止められず,勢い余ってファウル。

小口がイエローカードをもらったところで,リモートの具合が悪くなり,画像が途切れる。

クルクルが続く。

画面が動かない。

 

大丈夫か?

耐えているか?

選手たちは引いていないか?

 

リモート画像復帰。

1対0にホッとする。

残りわずかだ!

 

後半36分

(OUT)14蓮沼翔太 ⇔ (IN)26今井那生

 

バランスを取り続けた蓮沼が交代。

実はめちゃくちゃ空中戦が強い今井那生が入る。

おそらくここでベンチの指示は,「守り切れ」になったと思う。

 

奈良の後方からのロングボール。

競り合いの中,高さで上をいかれて,ボールを落とされる。

奈良の選手がヘディングの落としに,ドンピシャで走っている。

危ない!・・・えっ!

奈良の選手が走り込む前に,力哉が前に出て体を投げ出しコースをふさいでいる!

力哉!!!なんというスーパーな飛び出し!

あまりのハイスピードナイス飛び出しに,奈良の選手も止まれずに力哉に接触

力哉もダメージを負うが大丈夫。

力哉は大丈夫。

力哉は大丈夫。

力哉は大丈夫と,祈るように手を合わせるナカニシ。

 

鈴鹿は前線に小口(16)とリンタロウ(7)を残しており,無理に攻めあがらない。

両者ともに,1対1ならば確実に勝負する強力なフォワード。

その為,奈良もディフェンスは3人残っている。

鈴鹿は4ディフェンス4ミッドフィールダーの2列がキッチリそろった形。

この形で足を止めて攻められるとしても,なかなか鈴鹿のディフェンスは割れない。

 

気が付けば,奈良は3バックを残して上がっている。

おそらくディフェンダーの長身選手がパワープレイで上がってきている。

 

俊貴(20),川里(3),野口(34),那生(26)ディフェンスがなんとかクリアするが,競り合った状態なので距離が出ない。

そのセカンドボール奪取からのミドルシュートを狙われている。

 

奈良は5人が前線に張り付いている。

後手に回るとパスを通されるので,最初の1手目で厳しく球ぎわに競り合わねばならない。

川里がディフェンスラインから前に出てヘディングでクリア。

川里は,イザというとき,持ち場を離れてプレイができる。そういうところ見事!

 

前線でリンタロウ(7)と小口(16)が時間を使いたくて,ボールを欲しがる。

ただ,奈良も激しくマーク!

 

ファウルやコーナーキックも増えてきた。

膠着してはいるものの,セットプレイは何が起きるか分からない。

 

激しい攻防。

厳しい鈴鹿

 

アディショナルタイムは5分。

 

ゴールキーパーコーチの高宮が,ベンチから出たり入ったりしている。

小澤コーチが指示を出している。その声がいつもより良く聞こえる。

そう,小澤コーチはただの通訳じゃない。その熱さとその指示をグラウンドへ。

 

奈良はロングボール一辺倒。バンバン上げてくる。

そのうえ,セカンドボールを奪いに来るので,攻撃が分厚い。

ハイボールに対するゴールキーパー力哉(23)のミスは無い。

そして,このタイミングでもオフサイドを取る川里(3)。

海口(19)のスピードは落ちない。ボールをキープし前線に運ぼうとする。

 

ギリギリの攻防だが,シュートを打たれていない。

まだ,鈴鹿は踏ん張れている。

 

AT5分は経過している。

カニシの時計では6分を越えた。

 

鈴鹿陣内でフリーキック

おそらくラストプレイだ。

集中。

パソコンのディスプレイの前で祈るナカニシ。

 

・・・・クリア!!!

 

ここで試合終了。

ふぅーーー。キツかった。

 

 

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

良かったですね。勝ちましたね。

リモートで手に汗握りながら応援していた鈴鹿サポーターみなさん。

やったね!勝つと嬉しいですね。

試合後に,奈良のサポーターの方たちが,うちの和馬に拍手をしてくれたそうです。

ありがとうございます。感謝いたします。

 

鈴鹿奈良クラブに勝ったのは,初めてだと思います。

おそらく練習試合でも勝った記憶がありません。

その強い奈良クラブに対して,1対0で勝利できたのは,とても嬉しいです。

 

天皇杯の敗戦後,選手や監督スタッフはうなだれていました。

もちろんナカニシも底の底まで元気がありませんでした。

でも,今日はみんなご機嫌です。

どこをどう見てもナイスゲームでした。

 

さて,この試合のVictoryCross賞(ナカニシの選ぶMVP)ですが・・・。

考えに考えましたが,どうしても1人に絞れなかったので,2人です。

ゴールを守り通した2人。

「鬼俊貴」,中村俊貴選手(20)

「男岩」,岩脇力哉選手(23)

男の中の男を2人並べて書くと,とても暑苦しく感じますが,この2人のプレイには,ナカニシ心から感服です。

2人ともナイスプレイ!

次も頼むぜ!

 

試合を会場で見たくて仕方がありません。

もっともっと歌って,もっともっと選手を称えたいです。

選手チャントを聞いたことのない新入団選手もいます。

鈴鹿サポーターはたくさんの歌を持っています。

そして,みんなでバンザイしたいです。

 

叫んで,笑って,祈って,嬉し泣きして。

早くそんなスタジアムで,選手たちと共に試合を戦いたいです。

 

今日はもう一度,YouTubeで試合を見返します。 

みんなお疲れさまでした。

勝ったね。良かったね。

 

次も勝つぞ!!!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第22節 9月27日(日)12:00 対 高知ユナイテッド@宿毛(アウェイ入場制限)

JFL第23節 10月3日(土)13:00 対 いわきFC@AGF陸上競技

JFL第24節 10月17日(土)13:00 対 FCマルヤス岡崎@港陸上競技

⇒ 今後のコロナウイルスなどの状況により変更可能性あり。

 

このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

天皇杯1回戦 対 FCマルヤス岡崎

みなさんこんばんは。

 

9月16日の水曜日の夜,パロマ瑞穂スタジアム天皇杯が行われました。

カニシが心待ちにしていた,トーナメントです。

しかし,おもいっきり敗戦でした。完敗でした。

鈴鹿の強いところを出せず,弱いところを攻められ,ミスを誘われ,選手たちの力を出し切れず,てんでダメでした。

先週末,良い勝利を挙げたのに,なんでこんなことになったんでしょうね?ミラ監督?

 

 

 

パロマ瑞穂スタジアムは,2011年の天皇杯名古屋グランパスと対戦)で戦ったスタジアム。

当時,サポーター仲間のhosuさんが場所取りしてくれて,瑞穂のスタンドに入る最初の1歩をナカニシに踏ませてくれた。

最初の1歩から約8年。今,鈴鹿は何歩進んでいるのだろう?

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今日の対戦相手は,FCマルヤス岡崎(以下,マルヤスと書きます。)

鈴鹿ポイントゲッターズが三重県代表なら,マルヤスは愛知県代表。

東海リーグのころから何度も何度も対戦してきた。

昨年は2戦して2敗。

 

現地到着。

久しぶりの瑞穂をウロウロして回る。

その間に,鈴鹿サポーターが集まってきた。

開場。

横断幕設置個所は,ほんのわずかのため,選手小断幕のみを掲出。

 

そうそう,瑞穂はこんな感じだった。

あの場所で,みんなで固まって応援した。

 

選手の発表の放送の後,審判の紹介。

なんと!その2011年の,名古屋グランパス戦と同じ方が第四審判

この方には,中京大学のグラウンドで行われた別の試合で,原祥太郎選手(当時キャプテン)が大変お世話になった。

 

選手たちの気合が入る。

その気合がスタンドに届く。

声を出して応援はできないけど,気持ちはいつも同じ。

選手と共にガッツリ戦うだけだ!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 18佐藤和馬・15菊島卓・25出岡大輝

MF 10和田篤紀・6藤田浩平・19海口彦太

DF 34野口遼太・4キローラン木鈴・3川里光太郎・14蓮沼翔太

GK 30セルヒオ・アレナス

 

試合開始。

 

いきなり感じる鈴鹿の違和感。

先週末と同じフォーメーションなのに,なんかギクシャクしている?

何だ?

 

サイドバックの,「悪魔の左足」,野口遼太(34)

相変わらずサイドで大きな存在感を出す野口。

野口は,鈴鹿の攻撃を組み立てる一つの大きな要素だと思う。

野口の守備から,野口の攻撃へ。鈴鹿は野口から攻守が変わることが多い。

マルヤスは3バックだが,サイドが下がって5バックの時間帯が長い。

野口から逆サイドに大きく展開したいが,逆サイドまでマルヤスがきっちり張っている。

そのため,前方の和馬(18)に預けて,縦に組み立てたい野口。

試合を通して,マルヤスはサイドを徹底的に潰しに来ていた。

野口も我慢のプレイ。

どれだけ包囲網を敷かれても,野口ならやってくれるはず!

ノグさん,頼みます。

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 マルヤスは3-4-3っぽいけど,サイドが落ちるので5-2-3の形が長く続く。

サイドに広く守備を張るため,横はとてもワイドになっている。

普通ならば,サイドにケアをした分,前後の厚みが薄くなるところだが,フォワードと,ディフェンスまでの間がとても狭く,前後にもコンパクトにして鈴鹿を自由にしていない。

そしてマルヤスの攻撃は,前線の3人が鈴鹿ディフェンスにプレッシャーをかけ,コースを切ったうえで奪ってショートカウンター

徹底的にそれを狙ってくる。

 

前半6分。

鈴鹿は自陣中盤でボールを失い,そのままショートカウンター

マルヤスのワンツーが連続する。

鈴鹿は的を絞れず,一瞬ボールウォッチャーに。

サイドからに中へ切れ込んでシュートを打たれるが,それがバーに当たって入る。

いきなりやられた。

失点。0-1。

 

鈴鹿はディフェンス間でボールを回して,マルヤスのスペースを突きたい。

しかし,マルヤスは前線からガンガンプレッシャーをかけてくる。

それに対して鈴鹿は,少し引き付けてパスを出している。

多分,マルヤスの選手を動かして,その空いた場所のスペースを狙おうとしているのだが,それがまた危なっかしい。

そのため,スタンドから見ていると鈴鹿の選手の判断がワンテンポ遅いように見える。

事実,マルヤスの前線は鈴鹿にプレッシャーをかけて,コースを切って,何度もボールを奪うチャンスを作り出していた。

 

センターバックの,キローラン木鈴(4)

久々のスタメンで気合の入る木鈴だが,マルヤスのプレッシャーに一番苦しんでいる。

ディフェンスラインのパス回しでも,ゴールキーパーのセルヒオとの受け渡しがどうも不安な感じ。

ミスしないように慎重にプレイしている感じで,なんか木鈴の迫力が出ていない。

マルヤスのフォワードは長身でフィジカルも強く,木鈴しか対応できない。そこの空中戦の主導権争いは木鈴らしくバッチリなのだが・・・。

どうした木鈴。

欲張らなくても良い。いつもの木鈴の鬼セーフティで良い。

木鈴,大丈夫だ。落ち着いていこうぜ。

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ボール支配率はほんのわずかに鈴鹿

マルヤスとは,フォーメーションが違うので,がっぷり4つにはなっていない。

 

アンカーの,「鈴鹿の心臓」,藤田浩平(6)

マルヤスの狙いは,おそらく中盤で奪ってからのショートカウンター

その分,奪いにくる中盤の圧力が強い。

藤田はディフェンスラインに落ちてくるので,ディフェンスから藤田にはパスがつながる。

しかし,藤田から和田(10),海口(19)へのインサイドハーフへのパスが徹底的にコースを切られている。

そのため,藤田は横のサイドバックにボールを預けざるを得ない。

前への推進力が出ない。

藤田のディフェンスやセカンドボールへの寄せは万全だった。

しかし,藤田から攻撃への展開ができない。

マルヤスにコースを切られている。

藤田,早く追いつきたいけど今は我慢だ。

マルヤスのカウンターを止めてくれ。

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普通に見ていても,マルヤスは上手い。

ショートパスをトントンとつないで突っ込んでくるところは,HondaFCの前線に似ている。

動きながらのワンツーが厄介極まりない。

 

センターバックの,「先輩」,川里光太郎(3)

川里は,常に高いラインを取っているが,鈴鹿は攻勢の際にサイドがワイドに広がるので,奪われてカウンターを受けると,スペースが無数にできてしまう。

サイドバックをワイドに広げて攻撃するか?コンパクトに整えて守備するか?

この2つをバランスよくコントロールする川里。

(あくまでナカニシのイメージ)顔は怖いけど,「柔」のディフェンスをする川里。

マルヤスは足を止めての攻撃はほとんどしてこない。

スピードとスルーパスで,裏を狙ってくる。

裏に対応するため,センターバック2人の戻り,ゴールキーパーの飛び出しのタイミングをあわさねばならない。

難しいディフェンスが続く。

川里も声を出しながらディフェンスラインを整えようとしている。

川里。なんか狙われてるぞ。

気をつけろ!

 

鈴鹿はパス回しの中で前に進めない。

サイドに振っても縦に抜けられない。

どうやってゴールに迫るのか?

やり方が分からない。攻め方が分からない。

 

3トップの右に入る,出岡大輝(25)

前節,大活躍を見せた出岡だが,この試合ではどうも動きが重く感じる。

いや,動きが重いというか,とてもやりにくそうにプレイしている。

鈴鹿の選手全般に言えるが,パスコースを探す場面と,パスコースが無くてディフェンダーに戻す場面が多い。

それほどマルヤスは,鈴鹿のパスコースを消している。

ディフェンスからの受け。攻撃陣への出し。

両方でコースが無く,出岡が目立たなくなっている。

コースが無いため,自らミドルシュートを放つが,得点には至らない。 

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前線の,「ゴールゲッター」,菊島卓(15)

この試合の公式記録を見ていないが,マルヤスは決してたくさんシュートを放ったわけではなかった。攻め込んだ数は鈴鹿のほうが多いと思う。

その中でも,和田(10)や海口(19)が前を向いてプレイし,菊島にボールを出した時は,わわっと盛り上がった。

菊島のシュートはマルヤスディフェンスにブロックされるものの,何度もコーナーキックを獲得した。

決して悪い出来ではない。

キク!もう少し!

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前半22分。

相手ゴールキーパーがボールを持ちすぎ,遅延行為でファウル。

(相手のプレイだけど,ちょっとジャッジが厳しいとナカニシは思った)

ペナルティエリア内での関節フリーキックに。

 

蹴るのはもちろん野口遼太(34)

ノグさんのシュートが簡単に跳ね返せるわけがない。

和馬(18)がチョンと転がし,野口の悪魔の左足が火を噴く!

ボールは,体にあたって威力を失うものの,マルヤスの壁を貫きコロリとこぼれる。

それを詰めていたのが・・・和田篤紀!(10)

ゴーーーーーーール!!!1-1

前半で追いついたのは大きい。

ナイス篤紀!

 

しかし!

 

前半27分。

鈴鹿のクリアが短くなったところを,マルヤスに奪われ,そのままカウンター!

短いワンツーが鈴鹿ディフェンスの裏へ出される。

マルヤスのフォワードが抜け出し,鈴鹿ゴールキーパーセルヒオと1対1。

セルが飛び出しに躊躇する。出るの遅れた!

これを,あっさり決められ失点。

1-2。

 

鈴鹿ゴールキーパー,セルヒオ・アレナス(30)

セルも変な感じがする。

十分に力を出し切れておらず,動きが良くない。

だいたい,前節からゴールキーパーを変える意味があるのか?ナカニシには分からない。

マルヤスは前線からプレッシャーをかけてくる。当然ゴールキーパーへのバックパスが多くなる。

セルのバックパスの受け渡しは,「ゴールキーパーとして」ボールを扱うため,ディフェンスが数的優位にならない。

1手1手を慎重にプレイしているように見える。

その一瞬の遅れのため,マルヤス攻撃陣に詰められ,コースを切られ,結局大きく前へ蹴るだけになってしまう。

前述の通り,マルヤスは3人が鈴鹿の最終ラインにプレッシャーをかけている。

そんな中で,パスを回してのポゼッションどころではない。

セル!無理するな。

もう一点もやれないぞ!ガンバレ!

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試合は前半の終盤に。

 

試合は鈴鹿がディフェンスでパスを回す。

それをカットしようとするマルヤス。

鈴鹿はマルヤスのミッドフィールダーがワイドに通せんぼしているので,前にパスを送れない。

そんな展開が続いている。

 

3トップの左に入っている,「雑草魂」,佐藤和馬(18)

全体的に鈴鹿の選手は,お疲れ気味の感じがする。

攻撃の手が無く,和馬も前にボールを運べない。

野口からマルヤスディフェンスラインの裏へ,フワッとしたボールも出ているが,和馬がそれをチャンスに広げられない。

たぶん自分でもわかっているだろう。

苦しい展開。

苦しい試合。

和馬,そこから立ち上がってこその雑草だろ!

やつたれ!!!

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前半終了間際。

蓮沼(14)からのサイドチェンジを野口(34)と和馬(18)でサイドを突破。

惜しくもコーナーキックとなるが,熱い男,野口と和馬がなんとかしようとしている。

 

左は和田篤紀(10)。右は出岡大輝(25)が蹴る。

空中戦の得意な木鈴(4)が満を持して上がってくる。

数本連続した左右からの鈴鹿コーナーキックは,マルヤスに阻まれゴールならず。

 

ここで前半終了。

 

 

 

この試合は,桜のマークの天皇杯専用ボールを使っている。

なんか変な感じを確認したくて,ナカニシは練習している選手をじっと見る。

 

前半を見ていて,鈴鹿のパススピードがとても遅く感じた。

ボールが水を吸って重くなっているような感じ。

芝か?

ボールの性質か?

ナイターゆえの目の錯覚か?

その為,鈴鹿のロングボールは,ひと伸びを欠き,手前でパスカットされる場面もあった。

 

ボールも元気がないけど,選手たちも元気がない。

和馬,海口,出岡,蓮沼・・・何人かの選手が前節よりも疲れている感じがしている。

うーん困った。

こんな時,チャントで選手のテンションを上げようとできるのに。

なんかしたい。

なんか叫びたい。

 

だけど,ナカニシにできるのは拍手と手拍子だけ。

ならば,手の平が裂けるまで,拍手してやろう。

ならば,手の指が折れるまで,手拍子をしてやろう。

 

なんとか!なんとか踏ん張ってくれ!

 

 

 

後半開始。

 

鈴鹿のプレイに変わりはない。

ディフェンスラインで回しながら,攻撃の糸口を探る。

そして,マルヤスがプレッシャーをかけてきたら,慌てて前に大きく蹴る。

 

サイドも中央も,前線にぽんぽんとロングボールを放り込むが,今日はリンタロウが入っていないので,ターゲットが無い。

マルヤスの3バックは,高くて上手くて固い。

菊島(15)や和馬(18)が必死でジャンプするが,鈴鹿のロングボールはことごとくクリアされる。

 

ならば鈴鹿は,クリアのセカンドボールを奪って波状攻撃につなげたい。

 

インサイドハーフの,「バッドボーイ」,和田篤紀(10)

不思議なことに,全員が何となくリズムを崩し,やりにくそうな試合の中。篤紀のプレイには曇りが無い。

セカンドボールを拾い,前に進めサイドの深いところにパスを出し・・・。

和田篤紀のプレイで何とか攻撃の形を作りつつある。

さすが篤紀!

篤紀,ちょっとしんどい試合だけど,そろそろ選手交代で流れが変わる。

それまで踏ん張ってくれ。

 

後半5分。

(OUT)18佐藤和馬 ⇔ (IN)11遠藤純輝

(OUT)25出岡大輝 ⇔ (IN)7エフライン・リンタロウ

(OUT)4キローラン木鈴 ⇔ (IN)20中村俊貴

 

一気に3人を交代。

 

ここまで鈴鹿のゲームプランは完全に相手に研究されていた。

見ていて悔しい。それほど鈴鹿の選手の力を出し切れていなかった。

凄い凄い強いチームに力負けしいてるんじゃない。

鈴鹿の選手は一生懸命している。だけどチームの戦術に合わせた結果,苦悩しているように見えて仕方がない。

 

試合の想定は早くも後半5分でご破算か?

ここからは純輝(11)とリンタロウ(7)の個人技で打開する。

 

サイドバックの,蓮沼翔太(14)

この試合でナカニシが最も疲れているように見えたのは蓮沼。

ボールの扱いや,競り合い,ポジショニングは相変わらずしっかりしている。

このあたり,落ち着いた蓮沼らしいプレイ。

しかし,駆け上がるスピードと,クロスの精度が良くない。

何となく足を踏ん張れていない感じがする。

どうした蓮沼。まだいけるぞ。ガンバレ! 

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3トップの左サイドに,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)が入った。

ここから一気に鈴鹿に縦への推進力が出る。

サイドバックの野口(34)が,抜群のフォローを見せて純輝(11)を後ろから支える。

中に切れ込み,縦に突破し。

いいぞ純輝!

 

鈴鹿の3人交代から,鈴鹿の攻勢が続く。

サイドが攻め込むようになると,中でもがいていた選手が目立ち始める。

 

インサイドハーフの,「若武者」,海口彦太(19)

前節,大活躍だった海口が,この試合の前半は,ほとんどボールに絡めなかった。

いや,ボールには絡んでいたが,攻撃の場面を作り出せなかった。

走って,競っての消耗戦を黙々と繰り返し,中盤を支えていた。

その海口が前線に顔を出し始める。

ファイトしたボールを,そのまま前線につなげる。

少しずつ,海口らしいプレイが出始める。

ガンバレ!!!

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しかし・・・

 

後半18分。

鈴鹿の攻勢が続くため,全体がワイドに開いている。

ディフェンスラインもサイドバックは高い位置を取っていて,広い範囲を,センターバックの川里(3)と俊貴(20)が守っている。

鈴鹿がボールを失う。

しかし,攻撃から守備への切り替えが遅く,失った瞬間からディフェンスが始まっていない。

マルヤスはカウンターで手数少なく前線へ。

伸びきったディフェンスラインの間を通すスルーパス

走り込むマルヤスのフォワードが独走。

セルヒオ!止めてくれ!

願いむなしく,セルはボールに触ることもできない。失点。

1-3。

 

攻勢に出ている間も,マルヤスはカウンターを狙っていた。

鈴鹿は攻守の切り替えが遅かった。

どうしたことだ。無念。

 

川里が声を出している。

「まだ時間あるぞ!」

サポーターは声を出せない。

だけど,こんなピンチの時こそみんなで祈っている。

 

前半も感じていた,鈴鹿のパススピードが上がらない。

ディフェンスへのプレッシャーで一瞬迷いが出て,ボールを奪われる。

あわや失点の場面も。

 

やはりなんかこの試合変な感じがする。

選手みんながやりにくそうだ。

 

後半28分

(OUT)6藤田浩平 ⇔ (IN)28小澤司

 

リンタロウ,純輝で前進の推進力は出たが,ここで前線を整えるため,小澤投入。

藤田が交代するのは心配だが,小澤の登場はナカニシ素直に嬉しい。

 

混乱する後半の終盤を,小澤の展開で少し形ができてくる。

よしよし。

小澤頼むぞ。

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2点差になって残り15分。

マルヤスは引いて守り始めた。

鈴鹿はクロスボールを放り込むが,リンタロウはガッチリマークされており,マルヤスにクリアされている。

 

川里がロングスローを投げるため,前線にやってくる。

中での競り合いが激しくなる。

しかし・・・ゴールを奪えない。

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後半35分

(OUT)19海口彦太 ⇔ (IN)16小口大司

 

切り札小口!ガンバレ!

 

純輝(11)とリンタロウ(7),そして前線を走る小口(16)がゴールに迫る。

やっと,やっと,鈴鹿の攻撃がマルヤスゴールに迫り始めた。

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純輝(11)のミドルシュート

菊島(15)がサイドを走る。

 

後半42分。

マルヤスの攻撃を,川里が高い位置で粘りに粘ってボールを奪う。

逆に鈴鹿ショートカウンターだ。

リンタロウ(7)からディフェンスの裏へ抜ける菊島(15)へ。

菊島(15)から,狙いすまして純輝(11)へ

流れるような動きだ!!!純輝!!!

ゴーーーーーーール!!!2-3!

 

マークを2人引き連れていても純輝は決めた!ナイスシュート!!!

 

残り時間わずか。

マルヤスは徹底的に時間を使う。

鈴鹿は少しでも早く前線にボールを送る。

カニシも焦る。手に汗を握る。

小澤,頼む。

 

それでもマルヤスのディフェンスは落ち着いている。

ミスもなく,90分間やってきたことを同じようにプレイしている。

なるほど。マルヤスは強い。

 

鈴鹿の必死の攻勢は得点を挙げることができない。

 

ここで試合終了。

 

 

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

天皇杯を開催してくれた,すべてのみなさんに感謝します。

そして,1回戦で負けてしまったことを,三重県のみなさんにお詫びします。

 

選手たちが全力でプレイしたことは間違いありません。

みんな勝ちたいという想いが伝わってきました。

しかし。 

今シーズン,ナカニシの試合を見た中で,選手たちが一番やりにくそうにプレイしている試合でした。

どう見ても,選手の力を出し切れているように見えませんでした。

逆に,みんながイライラした不完全燃焼のような試合でした。

 

試合中,そして試合後,ずっと,ミラ監督が怒っている声が聞こえました。

チャンスに得点できなかったことに対して,ファウルに対して,ジャッジに対して,そしてアディショナルタイムに対して。

いつもの試合も,ミラ監督は怒ってばかりですが,この天皇杯はいつも以上になんか言っていました。

だから,どうこう言うわけではありません。

ただ,スタンドからその姿がとてもよく見えて,ナカニシは試合中に気になっていました。

 

鈴鹿には試合に出られない選手がたくさんいます。

リーグ戦以外に,天皇杯で試合数が増えれば,その選手たちの活躍の場も広がると思っていました。

だから,もっと勝って試合数を増やしたかった。

その道が1戦目で途絶えたのは残念です。

そして,選手だけでなく,ナカニシも不完全燃焼です。

 

マルヤスは強かったです。

そして,チーム全体にとても意思統一がなされていると感じました。

リーグ戦での対戦を楽しみにしています。

 

試合終了後,一番最後まで控室に戻らず,ベンチに座っていたのが川里選手でした。

とても疲れているように見えました。

川里,お疲れさま。次も頼みます。 

 

チームが良くない時。うまく回っていない時。

これまでナカニシは,もっともっと大きな声で歌ってきました。

雑音を吹き飛ばすように。選手が試合に集中できるように。

今は歌えません。

次の奈良クラブ戦でも,現地にも行けませんし,もちろん歌えません。

何もしてあげられないことが,サポーターとしてより一層辛いです。 

でも,キツイ時こそ,サポーターは選手と共にありたいと思っています。

 

大丈夫。

カニシが保証する。

君たちはこんなもんじゃない!

ガオーーーーー!!!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第21節 9月20日(日)15:00 対 奈良クラブ@ならでん(アウェイ入場制限)

JFL第22節 9月27日(日)12:00 対 高知ユナイテッド@宿毛(アウェイ入場制限)

JFL第23節 10月3日(土)13:00 対 いわきFC@AGF陸上競技

⇒ 今後のコロナウイルスなどの状況により変更可能性あり。

 

※このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

 

JFL第20節 対 東京武蔵野シティFC

みなさんこんばんは。

 

今日はAGFで試合がありました。

コロナウイルスの関連でお客さんをたくさん入れられず,入場制限試合でした。

ボランティアスタッフも少人数で大変でしたが,鈴鹿ポイントゲッターズU15の少年たちが,たくさん会場設営を手伝ってくれました。

もの凄い助かりました。

思えば・・・少し前までは,U15と言っても全然集まらなくて,試合をするにも苦労していたのに,今はこんなにたくさんの子たちが手伝ってくれるんだ・・・。

と,ナカニシは嬉しく思いました。

 

 

 

4戦勝ち無し。3連敗。リーグ最下位。

選手たちのプレイは決して悪くないのだけど,勝ちにつながらない。

つまり,ナカニシは選手たちの笑顔が見られていない。

やはり勝ちたい。猛烈に勝利が欲しい。

 

ボランティアスタッフの集合は11時なのだが,ナカニシはいてもたってもいられず8時に会場入り。

もうすでに鈴鹿のスタッフは準備を始めている。

 

今日の対戦相手は,東京武蔵野シティFC(以下,武蔵野と書きます)。

昨年の対戦は,2戦2敗。1対4と,3対4。

2試合共に4失点して敗れている。

カニシの印象としては,上手くて速くてカウンターのイメージ。

速攻から攻撃が始まり,動きながらパスをつないで,ディフェンスの準備が整わないうちにゴールを奪われていた。

カウンターサッカーを苦手とする鈴鹿にとっては,昨年,一番相性が悪い相手だったと思う。

 

仲間と共に試合の準備をする。

何をするかは分かっている。何回も設営した。

いつも設営しながら思う。撤収の時,自分はどんな気持ちになっているだろう?

 

横断幕を張った。

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選手たちが入場する。

応援できない。立つこともできない。何にもできない。

だけど,ここから魂を込める!

 

さあ行こうぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 11遠藤純輝・7リンタロウ・25出岡大輝

MF 10和田篤紀・6藤田浩平・19海口彦太

DF 34野口遼太・20中村俊貴・3川里光太郎・14蓮沼翔太

GK 23岩脇力哉

 

試合開始。

 

またまた前試合に続き,監督はスタメンをいじってきた。

さあ,どうなる?

 

武蔵野キックオフから試合開始なのだが,武蔵野のスタンバイでちょっと驚く。

フォワードとディフェンスが密集している。

キックオフ時に,ディフェンスラインがセンターサークルまで上げているのを始めて見た。

4-4-2のオーソドックスなフォーメーションだが,めちゃくちゃコンパクト。

一目で感じる。

やはり武蔵野は手ごわいぞ。

 

試合は序盤から鈴鹿が支配する展開。

 

鈴鹿は半円を描くように,ディフェンスラインからサイドバックへパスを回しながら,要所の一突きを狙う。

そして,前が詰まって危険な場合は無理をしていない。

 

サイドバックの,「悪魔の左」,野口遼太(34)

サイドから試合を展開する鈴鹿

野口から前線のリンタロウ(7),純輝(11)へディフェンスラインの裏へ落とすようなパスが出ている。

前述の通り,武蔵野のディフェンスラインは高く保たれている。

その裏へ落として,競り合いで活路を開こうとする鈴鹿

強いリンタロウ(7)。早い純輝(11)が,野口のフィードを待っている。

そして,コンパクトに守る武蔵野が,鈴鹿の左に寄せてきた時・・・。

悪魔の左足が,逆サイドに超弾道のロングパスを通す!!!

これこれ!このノグさんの左のサイドチェンジ最高すぎる!!!

野口のプレイは最後の最後まで,白刃のような光を放っていた。

磨きに磨きぬいた刃が振り下ろされる。

野口!頼むぜ!

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試合は鈴鹿の主導権。

武蔵野陣内でのプレイが多い。

 

3トップの右に入っている,「カミソリの左」,出岡大輝(25)

出岡のプレイで驚いたのは,試合開始直後に,「左の」純輝の位置から縦に抜けた場面。

ポジションチェンジでなく,普通に移動して逆サイドに数的優位を作りプレイしていた。

自由。出岡の動きが変幻自在。

この試合の3トップ全員に言えることだが,ポジションを自由に変化させていた。

なので,全員が良くボールに触れており,空白地となる選手がいなかった。

そして,出岡はディフェンスもがんばる。

守備時には,4-1-2-3から,4-1-4-1に変化し,サイドの守備も十分に機能していた。

ん?今日の出岡は特別に目立ってるぞ!

そして,下がりながらのプレイも効いていて,カウンターを仕掛ける武蔵野を,ディレイで見事に遅らせている。

出岡!いいぞ!めちゃいいぞ!

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この時点で,ナカニシが独り言をつぶやく。

今日の試合のプレイはシンプルだけど,11人全員が連動している。

いいぞ!

 

前半は鈴鹿の支配率が高いまま進む。

鈴鹿はワイドに。武蔵野はコンパクトに。

 

武蔵野は鈴鹿のパスにミスがあれば,一気にカウンターで点を取る力がある。

鈴鹿はワイドな分,当然ながらディフェンス間の距離は離れている。

カウンターを怖がらずに。ミスを恐れずに。

とは言うものの,鈴鹿のキープする時間帯でも,武蔵野が虎視眈々とカウンターを狙っているのが分かる。

 

鈴鹿がそれでもカウンターを恐れず展開できるのは・・・。

鈴鹿のアンカーの位置に,「鈴鹿の心臓」があるから。

アンカーの位置で中盤の底を支える藤田浩平(6)。

鈴鹿の前線には自由度があり,中盤の海口(19),和田(10)も攻撃参加をしている。

決して鈴鹿は引いているわけでない。

鈴鹿のパス回しを武蔵野のカウンターが狙っているが,それをさせない藤田。

鈴鹿がボールを奪われても,一瞬でカバーに入り,コースを切り,体をぶつけてプレッシャーをかける。

藤田は倒れないし,ごちゃごちゃっとした中から強引に突破もさせない。

強い。藤田の体が強い。藤田のプレイが強い。藤田の気持ちが強い。

セカンドボールの奪い合いでも,後れを取らず,一枚前の海口,和田につないでいる。

壮絶なまでの藤田のプレイ。もう体から炎が出ているのは間違いない(たぶん)。

この試合,最後まで藤田は攻撃を遮り続けた。

藤田に「見事」は似合わない。

藤田。熱盛!

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藤田はディフェンスばかりではない。

中盤の底から,右サイドを走る蓮沼(14)へスピード,位置共にドンピシャパス。

蓮沼のクロスは,武蔵野GKがパンチングするが,そのパンチングすら読んでる和田篤紀がミドルシュート!惜しい!

鈴鹿はディフェンスラインのパス回しから,スイッチが入って相手ゴールに迫るまでが早く,シンプル。良い意味でシンプル。

 

不思議なことに(後で考えても),この試合では「あまり姿を見なかった選手」がいない。

全員が良く動き,全員が守備も攻撃もがんばったからだと思う。

 

ボールの支配率は,7対3くらいで鈴鹿

武蔵野はしっかりディフェンスしているため,鈴鹿も攻めあぐねている。

そして,一つのミスからカウンター発動となる。

 

鈴鹿パスミスから,一瞬バタバタした時。

「落ち着け!自分たちで難しくするな!」

と,全体に檄を飛ばしたのは,センターバックの,「先輩」,川里光太郎(3)

実に,実にクレバーなプレイを見せる川里。

慌てない。無理しない。セーフティ。

体を張るところはしっかりと寄せているし,鈴鹿が押している分,ディフェンスラインも最高潮に高い。

武蔵野は4-4-2の形を崩さず,そのままスペースを作らずにディフェンスする。

そのため,最前線に選手が張り付かないので,あまりオフサイドは取れなかった。

ただ,川里のディフェンス統率は素晴らしい。

ラインが綺麗な分,裏へ抜けるのも十分に対応できている。

川里先輩。頼みます。守ってください。

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試合は展開する鈴鹿と,守ってカウンター狙いの武蔵野。

両チームとも攻めあぐねていて,決定的な場面が作れない。

鈴鹿はシュートを打っているが,武蔵野は打ってないんじゃないか???

これは・・・ロースコアになるぞ。

 

3トップの左は,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)

前半の半ばを過ぎ,膠着し始めた試合。

鈴鹿は困った時のリンタロウに当てて落とすプレイが増えてきた。

リンタロウの落としに素早く反応する純輝(11)。

前節は怪我?のため出られなかったが,純輝のプレイは今日もよく切れている。

ドリブルで動き出すと,懐が広いため,なかなか奪われずに後出しで抜いていく。

さすが,ジュンキドリブル!

そして,ディフェンス時にはしっかりと下がってディフェンスする純輝。

ヘディングで競り合い,ディレイで体を当てて,サイドバックのフォローに全力疾走。

純輝のプレイを見ていると,選手たちがベンチでどんな会話をしたのか聞こえてきそうだ。

「みんなで戦おうぜ!」

純輝から言葉が聞こえてきそうだ!

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鈴鹿は左の野口(34)が試合を作っている。

野口から,縦にリンタロウへフワッと。

野口から,逆サイドの蓮沼へ一直線。

 

サイドバックの野口からのロングパスを受ける右サイドバックは。

「右のダンディズム」,蓮沼翔太(14)

サムライのような野口と異なり,右の蓮沼は実に落ち着いている。

野口からのロングフィードをピタッと止めるが,無理に突っ込まない。

後ろに戻したり,一気に最終ラインの中村俊貴(20)まで戻して,立て直したりする。

スピードを上げて行くときは行く。だけど,無理をしてボールを奪われてカウンターを喰らうようなことはしない。

前述の通り,鈴鹿はほぼ4-3-3。

サイドハーフがいない分,相手のサイド攻撃の際には数的不利もありうる。

それも十分に分かったうえで,2手3手先を読んだ蓮沼のプレイ。

相手がボールを懐に入れようとしても,足を延ばしてサクッと仕留める。

大人っぽい。大人のダンディズム。Officialハスダンディズム。

蓮沼のプレイには一コマの不安もなかった。

ピシっと締まる試合を支えたハス。見事。

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前半の終盤。

鈴鹿パスミスから,一気に左サイドを破られ,中の選手に合わせられる。

シュートは枠をとらえられず,セーフだったが,やはり一瞬のミスから一気に失点の気配が出てくる。

武蔵野怖い。ゾッとする。

 

インサイドハーフに入る,「進撃の若武者」,海口彦太(19)。

先に書いておきますが,今日のMVP。VictoryCross賞は海口です。

この若武者が,放たれた矢のように走る走る走る。

攻撃,守備,サイド,中盤。いたるところで海口が効いている。

凄い!海口ここまでやるか!

鈴鹿はディフェンスラインのパス回しから,サイドを経由して試合を作っている。

おのずとパススピードは単調になり,同じリズムが続く。

しかし,海口の走りはある意味,不協和音で,リズムが一気に早くなるサインのように見える。

前半の終盤。右サイドで和田篤紀(10)からのスルーパスに走り出す海口。

切れ込んだ海口から,武蔵野GKとディフェンスの間に早いパス!

一瞬,リンタロウに合わなかったが,得点の匂いのする良いプレイだった。

成長著しい海口。

いや,成長という言葉では足りない。

それは進化だ!

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前半の終盤も鈴鹿ペース。

左右に動きまくる出岡が,左サイドから中に持ち込みシュート!

惜しくも武蔵野GKにセーブされる。

 

藤田がセカンドボールを拾いまくっている。

藤田と和田篤紀(10),海口(19)の間のパスに不安は無い。

かなり狭いスペースも通している。

レベルが高い。悪くない。とても良い。

 

ここで前半終了。

 

 

 

試合は鈴鹿ペース。

だが,鈴鹿は攻めさせてもらえない。

虎視眈々と狙う武蔵野も不気味。

 

日差しはそれほどでもないが,蒸し暑く汗がにじみ出てくる。

選手交代と,そのスタミナの出しどころが難しい。

 

鈴鹿のディフェンスはしっかり守っているが,後半はスペースがどうしてもできてしまう。

そこでどれだけ踏ん張れるか?

 

さあ行くぞ!

声は出せないけど,心は絶対に選手と共に。

 

後半開始前から,スタンド下から選手たちの雄たけびが聞こえてくる。

吠えるような裂帛の気合。

ビリビリ震えるような緊張感。

いくぞ!

 

 

 

後半開始。

 

前半同様,落ち着いた展開。

鈴鹿はゆっくりと無理をせずに攻める。

武蔵野は前後も左右もコンパクトにスペースを作らない。

 

インサイドハーフの,「バッドボーイ」,和田篤紀(10)

この試合の中盤,和田,海口,藤田はとてもよく機能していた。

特に,攻撃時は,誰かが攻撃参加するため,攻撃の枚数が1枚多くなり,優位に攻撃参加ができていた。

後半開始早々の,海口からの和田篤紀へのスルーパスも,相手GKの飛び出しでゴールならなかったが,タイミングはとても良かった。

カニシのそばで,U15の少年たちが試合を見ている。

和田篤紀のボールさばきを見て,「うまい」という子が何人かいる。

「君たち良い目をしているじゃないか。あれが和田篤紀だよ」

(密を避けるため心の中で言う)

怪我明けにもかかわらず,和田篤紀のハードワークは止まらなかった。

何度もチャンスを作り,何度もゴールへ迫った。

篤紀!ナイス!

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後半4分。

左サイドの深い位置で遠藤純輝(11)が粘りのプレイ。

純輝を後ろからフォローした野口(34)が,逆サイドまで大きなクロス。

コンパクトに守っている武蔵野はゴール前に4人いるが,逆サイドの海口にはマークがついていない。

野口からのボールを丁寧に折り返す海口(19)

中央は武蔵野のディフェンスだらけ,だけど決める!ヤツなら決める!

 

海口からの折り返しを,頭で押し出すようにコントロール

ゴール隅にパスするようにシュートするのは・・・エフゥゥライン!!!

リンタロウだ!!!

ゴーーーーーーール!!!1-0

 

決めたのはリンタロウ!

よっしゃー!おらー!(ナカニシの心の声。たぶんサイレント)

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リンタロウは選手たちに祝福されるが,まだまだ後半始まったばかり。

逆に選手たちの締める声が響いている。

 

ベンチの小澤コーチが,いつもより断然大きな声で言っている。

変わんないぞ!やること変わんないぞ!

変わんないぞ!やること変わんないぞ!

変わんないぞ!やること変わんないぞ!

 

得点後,鈴鹿は全く守りに入らない。

全く同じ鈴鹿主導の試合が続いている。

よし!

集中が良い!

 

先制ゴールを決めた,「ER7」,エフライン・リンタロウ(7)

チャンスは少ない。たぶんシュート数も少ない。

そんな試合でも,ここぞで決めるリンタロウ。

攻めあぐねる鈴鹿は,リンタロウの頭をターゲットにして,周りが動いている。

激しく空中戦で競り合い続けるリンタロウ。

そして,攻守の切り替え時には,自分から最初のディフェンスに行っている。

鈴鹿は3トップのサイドが引くため,4-1-4-1になっている。

1トップで削られながらも,周りを生かすプレイを続ける。

リンタロウ。ガンバレ!

今,高さに勝るリンは下げられない。

もうちょっと粘ってくれ!

 

武蔵野もカウンターではなく,押し上げて攻め込んでくる。

選手交代をして,フレッシュな選手で流れを変えようとしている。

 

鈴鹿は未だベンチが動かず。

じっくりと無理せず攻める。

 

武蔵野の攻勢に対して,鈴鹿は全く慌てていない。

サイドバックの蓮沼が,足が遅れて入る技ありのスライディングでディフェンスする。

川里がゴールキーパーの岩脇との連携で裏へのケアも怠りない。

 

センターバックの,「マッスルキングダム」,中村俊貴(20)が吠えている。

カニシは,こんなに大きな声で指示を飛ばす俊貴を,あまり見たことが無い。

俊貴のグレーの髪色が,銀色に光って見える。

それほど体から気炎が立ち上っている。

一粒,一粒,積み上げるように鍛えた俊貴の体が,フルパワーで動いている。

この試合,武蔵野のカウンターは最後まで俊貴の裏を取れなかった。

特に後半。俊貴の集中は最高潮となる。

もう俊貴の山は越えられん。

俊貴!ナイスだ!

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後半の半ば。

ポジションチェンジではなく,右に来ていた遠藤純輝(11)。

ボールを受けると,リンタロウへピンポイントクロス!

リンタロウがピタッと止める。

シュートを打ちたいが,ぎりぎりで武蔵野ディフェンスが足を延ばしてくる。

打ちたい。打てない。打ちたい。打てない・・・ちょこんとパス!

後ろから突進してきたのは,悪魔の左足,野口遼太!

野口のミドルシュートは武蔵野ディフェンスに当たりゴールならずだが,十分に決まる威力だった。惜しい!ノグさん!

 

武蔵野は早め早めで放り込んでくる。

鈴鹿の攻勢から,ロングパスで裏を一気に狙う。

鈴鹿ゴールキーパー,「男岩」,岩脇力哉(23)

後半の半ば。武蔵野のディフェンスから縦一本が,悪い場所に入る。

一気に駆け上がったフォワードと1対1に。

一瞬で距離を詰め,ハンドボールゴールキーパーのように体全体で止める力哉。

すげぇ!

体に当たったボールを拾われ,シュートを打たれるが,ゴール内には俊貴が入っていた。

俊貴のクリアで難を逃れる。

それにしても,力哉の飛び出しが危機一髪を防いだ。

力哉も成長している。

以前より格段に安定し,そして自分の長所であるファイトする部分には磨きがかかった。

困難が人を強くする。

力哉!最高だぜ!

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武蔵野はドンドン選手交代をしている。

鈴鹿は後半の半ばを過ぎてから。

 

後半22分。

(OUT)10和田篤紀 ⇔ (IN)18佐藤和馬

(OUT)11遠藤純輝 ⇔ (IN)15菊島卓

 

和馬(18)が3トップの左に入り,出岡(25)がインサイドハーフに。

フォーメーションは変わらず,4-1-2-3。

 

前節ではベンチにも入れないほどの怪我だった和田と純輝が交代。

苦しい時に頼りになる和馬と,前線でタメを作れる体の強い菊島が入る。

 

後半の半ばを過ぎると,支配率は武蔵野に傾く。

逆に鈴鹿がカウンターを狙う展開。

鈴鹿は3トップのサイドが引くため,4-1-4-1っぽい形に。

鈴鹿はサイドに選手が手厚いため,武蔵野はサイドをえぐることができず,アーリークロスを放り込む形に。

どんどん放り込んでくる武蔵野。

 

後半27分。

(OUT)25出岡大輝 ⇔ (IN)13斎藤翔太

 

ここでキープ力とドリブルで時間を使える斎藤が入る。

 

鈴鹿ベンチからは,交代した遠藤純輝がめちゃくちゃ声を出して指示している。

カニシのところまで良く聞こえるが,純輝の言葉は指示というが応援に近い。

純輝も勝ちたい。めちゃくちゃ勝ちたい。

でも交代した。仲間に託すしかない。

純輝の気持ちが発する言葉は,グラウンドの選手に届いている。

 

両チームともに交代枠を切ってきた。

交代した途端がバランスを崩しやすい。

ここが大事。

 

ミラ監督の指示を通訳してグラウンドに発する小澤コーチ。

その言葉が,通訳をしているように聞こえない。

それほど,小澤コーチの心のこもった指示が響く。

 

後半35分。

(OUT)14蓮沼翔太 ⇔ (IN)4キローラン木鈴

(OUT)7エフライン・リンタロウ ⇔ (IN)16小口大司

 

相手フリーキック直前で急いで交代。

武蔵野は放り込んできている。

ここで対空迎撃最強の木鈴が入る。

中村俊貴(20)が右サイドバックへ。

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残り10分。

より一層,武蔵野は攻勢をかける。

鈴鹿のファウルも増えてきて,セットプレイでもゴールを脅かされる。

 

小澤コーチの声がかすれてきた。

「セカンドだぞ!セカンド!」

 

佐藤和馬(18)が下がってボールを追いまくる。

少しでもプレッシャーをかけて,自由なプレイを防ぎたい。

 

菊島卓(15)がサイドでボールを保持して,時間を使う。

 

海口(19)はまだ走っている。

海口のおかげで,鈴鹿は攻守ともに数的優位を作れた。

 

小口(16)はより獰猛にボールを追う。

 

斎藤翔太(13)も体を張ってボールを受ける。

 

木鈴(4)は徹底的に無双。空中で木鈴に勝てる人類はいない。

 

みんな集中している。

そして防戦一方ではなく,しっかりと攻め手にも力を使っている。

ボールを支配している時間が一番安全だ。

 

後半ATは5分。

 

競り合いの中で斎藤翔太(13)が足を痛める。

立っていられず,倒れ込む翔太のため,岩脇(23)がすぐにスローインにボールを出す。

タンカが入る。

大丈夫か?翔太?

翔太は戻れない。怪我の具合が心配。

1人少ない鈴鹿は,4-4-1にフォーメーションを変更。

武蔵野はその位置から,「ボールを返さずに」ロングスローを放り込んでゴールを狙う。

 

小澤コーチが「藤!藤!」と藤田に声をかける。

藤田は,大丈夫。このままいくと返事。

藤田。頼む。勝とうぜ!

 

武蔵野の再三のロングスローは,鈴鹿のスーパーゴールキーパー力哉がキャッチ。

そして,激しくキーパーチャージを受ける。

大丈夫か!力哉!

 

勝たせてあげたい。

頑張ったら勝てるという簡単な世界じゃない。

頑張っても勝てないこともたくさんある。

だけど,今日は鈴鹿の選手たちを勝たせてあげたい。

今日は笑って家に帰してあげたい。

 

座っていられないナカニシ。

だけど立っちゃダメ。だから腰は中腰。空気椅子の状態。

 

ATは5分のはずだが7分を越えている。

審判を見る。いつ止まるんだ?

 

そして・・・

 

試合終了。

 

 

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

車の展示などで,またスパイラルネットさんにお世話になりました。いつも温かいご支援ありがとうございます。

ブログ前段にも書いたのですが,鈴鹿ポイントゲッターズU15の少年たち,ありがとうございました。みんなサッカー頑張ってください。

ボランティアスタッフにご参加いただいたみなさん,お疲れさまでした。ありがとうございました。

差し入れもいただきました。最後にサポーターみんなでいただきました。ありがとうございます。

 

そして,試合会場でナカニシとお話し?させていただいたみなさん,今後ともよろしくお願いします。

 

JFLを5戦して1勝目です。

たった1勝です。降格も昇格も関係ない1勝です。

だけど,ナカニシにはとても大事な勝利です。

選手たちと共に戦い,悩んで,苦しんで,悔しがって,それで勝った1勝は格別でした。

試合が終わって整列して,ベンチに帰ってくる選手たちの顔を見ました。

みんな笑って帰ってきました。

カニシもニッコリでした。

 

サポーターは,声も出せず,立ち上がれず,何にもできなかったです。

でも,最後に選手たちがサポーターに向かって,サイレントでバンザイしてくれました。

バンザーイ。バンザーイ。バンザーイ(声無し)。

(ナカニシはルール通り座ってたはず。たぶん。)

うちの選手たちは最高です。

 

今日のVictoryCross賞は,すでに書いていますが,海口彦太選手(19)です。

彦太のプレイは最高でした。

攻守にわたる大活躍は本当に素晴らしです。

彦太!ナイス!

ゆっくり休んで,次も頼むぜ!

 

昨夜寝られず,早起きして会場入りし,今,遅くまでブログを書いています。

やっと長い一日が終わりました。

 

鈴鹿ポイントゲッターズの強さ見た?

鈴鹿ポイントゲッターズの強さ見た?ホントに見た?

凄いでしょ。うちの選手たち。

そうなのよ~。良い選手たちばっかりなのよ~。

みんな良い笑顔だ!

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あーーーーー!

楽しかった!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

天皇杯1回戦 9月16日(水)19:00 対 マルヤス岡崎 @瑞穂陸上(応援制限)

JFL第21節 9月20日(日)15:00 対 奈良クラブ@ならでん(アウェイ入場制限)

天皇杯2回戦 9月23日(水)19:00 対 長良クラブ @長良川(1回戦勝利の場合)

JFL第22節 9月27日(日)12:00 対 高知ユナイテッド@宿毛(アウェイ入場制限)

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。

 

  • このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

JFL第19節 対 HondaFC

みなさんこんばんは。

 

二週連続の猛暑の中,ボランティアスタッフから最後の撤収まで,きっちりやって,帰宅しました。

今,ナカニシはヘトヘトです。

そして,あんまり元気がありません。

私たちは負けたからです。

 

負けた試合のブログを書くのは,ちょっとしんどいです。

でも書きます。12年間くらいサポーターやっていますが,悔しい時も書きます。

悔しいブログを書くのは,次に歓喜のブログを書くためです。

 

 

 

本日の対戦相手は,HondaFC(以下,ホンダと書きます。)

言わずと知れたJFLの絶対王者

現在4連覇?しているバキバキでパツパツの強敵。

そんなホンダに,鈴鹿は昨年1勝1敗。

強敵なのは間違いないけど,勝負はどっちに転ぶか分からない。

 

今日のマッチスポンサーは,鈴鹿のメインの胸スポンサー様であらせられる「スパイラルネット」さん。

メインスポンサー前でぜひ勝利したい。

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ノボリや横断幕を設置する。

選手ノボリを立てるときに,「ガンバレ!」って祈る。

選手の横断幕を張る時に,「力を出し切れ!」って願う。

 

声は出せない。

太鼓も叩けない。

立ち歩けない。

 

でも,応援の気持ちは・・・届くぞ!!!

 

いくぜ!!!

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 18佐藤和馬・7リンタロウ・15菊島卓

MF 25出岡大輝・6藤田浩平・19海口彦太

DF 34野口遼太・20中村俊貴・3川里光太郎・26今井那生

GK 23岩脇力哉

 

試合開始。

 

前試合に続き,監督はスタメンとフォーメーションをいじってきた。

この試合の選手交代も含めて,ナカニシの目にはミラ監督が迷走しているように感じる。

決して,今回出た選手がどうとかではなく,スタンドから見ている分では,監督のやりたいことが選手にどう伝わっているのか,よく分からない。

選手たちは大丈夫か?戦えているか?

 

サイドバック,「我武者羅100%」,今井那生(26)

サポーターの側のスタンドの目の前でプレイする。

サイドに展開するホンダ勢に対し,対人での勝負で全く負けていない。

体の寄せと,相手との距離感をうまく測っていて,「抜けないし自由にプレイできない」位置取りをしている。

本職はセンターバックなので,攻撃的なサイドバックではない。

だけど,ナイキは守っていてもディフェンシブではない。

相手とのデュエル。その場から引いて守らず,押して守るナイキ。

スタートから激しいプレイ。

ナイキ!今日も良いぞ!!!

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鈴鹿は4-3-3のフォーメーション。

ただ,藤田(6)がアンカーの位置にいるので,変形だけど4-1-4-1の状態の時間のほうが多い。

 

ボランチでアンカーでセントラルミッドフィルダー,「鈴鹿の心臓」,藤田浩平(6)

前節ではスタメン落ちしていたが,この試合の藤田の動きは特に良い。

ホンダはパスの精度が高く,選手もボールも鋭く動くため,マークが捕まえにくい。

動きながらパスを出す攻撃は,ディフェンスだけでは対応できず,まずファーストアタックでコースを絞り,パスコースを消すことが重要となる。

ホンダの攻撃の芽を摘みまくる藤田。

一歩が良く伸びていて,ホンダの攻撃が引っかかっている。

ボールを取ると言うことだけでなく,中盤のスペースの取り合いで,藤田の姿がとても目立っている。

下がりながらディフェンスする出岡(25),スピードと運動量でディフェンスする海口(19),個性のある中盤の選手たちが,それぞれ連動するように,藤田が中盤の底で整えている。

さすが藤田。

藤田のプレイにブレは無い。

見事!

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前半の序盤。

ホンダの猛攻を引くことなく押し返し,試合は鈴鹿ペースとなっている。

主導権は,5分と5分。

カニシの目には,ホンダ陣内でボールが動く時間のほうが長いような気がする。

 

3トップの左に入る,「雑草魂」,佐藤和馬(18)

雑草の生命力を持つ和馬が暑さの中で輝いている。

鈴鹿のカウンター時に相手を背負ってボールをキープしようとしたが,なぜかファウル?の判定。

惜しいシーンだったが,確かに和馬の当たりは普段より激しく強いように見える。

気合が入っている。

鈴鹿はリーグ戦勝ち無し。だんだんチーム内の雰囲気も悪くなる。

この状況を打破するためにも,勝つためのサッカーをせねばならない。

和馬にはこの試合に自分が出て,何をすべきなのかよく分かっている。

左サイドの前線で,攻撃の起点を作り,後ろから上がる野口(34)のクロスをお膳立てする。

良く走っている。よく当たっている。

和馬,ガンバレ!

声を出せないけど,大音量で祈ってるぞ!

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3トップの右に入る,「ゴールゲッター」,菊島卓(15)

鈴鹿は中盤で奪って,右サイドの菊島,左サイドの和馬(18)に流して,攻撃のスタートとしている。

もちろん,リンタロウの落としから菊島が走ったりもしているが,前半はサイドのウイングに渡すことが多かった。

右でボールを持つ菊島。

しかし,ホンダはドリブルでの中への侵入を嫌うため,菊島もドリブルでカットインできない。

ナイキ(26)が後ろから上がってくる,リンタロウ(7)が流れてくる,海口(19)も全力疾走してくる。

菊島からのワンタッチパスで状況を打開しようとするが,その連携が合わず,決定機を作り出せない。

ゴール前での菊島の決定力を期待しているのだが,ゴールから遠いところでのプレイに

終始している。

菊島,もっと行けるぞ。突っ込め!

 

鈴鹿のボール支配時に,ホンダの選手から声が出ている。

「外に押し出せ」

その言葉の通り,鈴鹿はサイドでボールを持てても,中に切り込めない。

リンタロウへのハイボールを狙うが,そこはホンダもよく分かっている。

鈴鹿は攻撃するものの,ホンダゴールは遠い。

 

サイドバックの,「悪魔の左足」,野口遼太(34)

この試合の野口も,攻守のアップダウンが激しく,ハードなプレイをしている。

前半の序盤,右サイドでナイキが粘って奪ったボールを,海口(19),リンタロウ(7)とつなぎ,左サイドに展開。

野口のミドルシュートが発射される。

タイミング的にとても良い「間」だったが,ボールは枠をとらえられず残念。

ただ,野口には攻めていても膠着しているのがよく分かっている。

そして,それを打破するためにその左足を使うところも分かっている。

サムライが真剣を抜くように,左足が一閃する。

野口,ミドルシュート狙っていこう。

鈴鹿でそれをズバッと決められるのは野口だけだ。

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前半の半ばに給水タイム。

 

この試合はコロナの関係で,グラウンド周囲に給水用のボトルが置かれていない。

各チームのゴールの脇に,未開封のペットボトルが置いてある。

ただ,試合中にはなかなかそこへ飲みに行けないので,給水がほとんど取れないままプレイしている。

(そのためボールが外に出るとベンチ前で,急いで給水していた。)

給水に戻る選手たちに,ベンチメンバーが駆け寄る。

水を渡すだけでなく,指示やマークの確認など,忙しいベンチ前。

みんなで戦うぞ!

 

前半の半ばを過ぎ,試合は五分の展開から,ホンダ優位へ。

ホンダはパスミスが少なく,「止める→蹴る→動く」がハイレベル。

なのでトラップ際を狙っても,すぐに対応するため,取るポイントがなかなか無い。

ボールを奪えぬまま,攻め込まれるシーンが出てくる。

 

センターバックの,「マッスルキングダム」,中村俊貴(20)

足が速く,裏への反応も良い俊貴がギリギリでホンダの攻撃を止めている。

同じセンターバックの川里との距離感も良く,ホンダの攻撃からミドルシュートのコースを作らせていない。

ホンダの攻撃は,ドリブルのカットインというより,ショートスルーパスでスペースに走ってくるという感じ。

それに対応するためには,高さよりもスピード。フィジカルよりも目。

俊貴はマッスルだけど,筋肉でプレイする選手じゃない。

サイドバックもできるスピードと,それをコントロールする戦術眼もある。

俊貴,苦しいだろうけど,踏ん張りどころだ。

攻守の切り替えでカウンターを狙うぞ。

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この試合は全体を通して,コーナーキックがほとんど無かった。

それだけ両チームのサイドバックが良い動きをしていたと思う。

サイドに押し込み,ドリブルでの突破を許さなかった。

鈴鹿の攻撃はサイドから始まる。

サイドを封じられて,徐々に単発のリンタロウ頼みになってきた。

 

しかし,ナカニシはずっと気になっている選手がいた。

爆発するのを待つように。

走りたい気持ちを抑えるように。

ずっと狙っているのが分かっていた。

 

右のインサイドハーフに入る,「若武者」,海口彦太(19)

前半の時点で両チーム合わせて,一番走っていたのは海口だと思う。

中盤でディフェンスをしつつ,右サイドにフォローに入り,カウンター時には攻撃の起点となる。

プレイは安定していて,困ったときには必ず海口がカバーに入っている。

ただ,ナカニシは何となく,その一つ一つのプレイが,海口が狙う一発の布石に見えていた。

前半41分。

鈴鹿ゴール前からホンダのフリーキック

それを奪って,鈴鹿のカウンター。鋭い!

リンタロウが左から中。菊島が中から左へクロスする。

菊島にボールが渡る。その時!中盤から猛烈な勢いで走ってくるは・・・

大地が弾むような爆走。これを狙ってたぞ!海口彦太だ!

菊島からのフワッとしたクロスをボレーでシュート!

惜しくも,惜しくもホンダのディフェンスに当たりゴールならなかったが,この試合で鈴鹿の最高の場面だった。

スタンドから今日一番の拍手が起きている。

海口!ナイス!

いいぞいいぞ!出てこい!試合に出てこい!

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前半の給水以降はホンダのペースで前半終了。

 

 

ハーフタイムで,抽選会が行われている。

前半の得点数の合計を当てるものだった。

カニシの予想は申し訳ないけど,0対0。

ホンダから簡単に点は取れないし,鈴鹿も失点する気はさらさらない。

前節のテゲバジャーロ戦もそうだったが,ハイレベルの攻防ではなかなか点が入らないと予想していた。

 

両チームが疲れてくる後半。

そして,選手交代のタイミングで先手を取れるかが勝敗を分ける。

 

どんな鉄人でも,この暑さの中で90分間は走り続けられない。

ミラ監督の采配が勝負のカギとなる。

 

 

後半開始。

 

後半からもホンダのペース。

パスミスが少なく,ボールを失わないので,ずっとホンダがボールを持っている。

ただ,鈴鹿は藤田を中心にコンパクトに守っているので,ホンダもスルーパスを出すスペースが無い。

足を止めて半円を描くように,右から左へ展開しスキを狙う。

 

鈴鹿は自陣のパス回しの中で,ミスが出てしまい,ホンダ攻撃陣とゴールキーパーが1対1に!

うわっ!しかし,ゴールキーパー岩脇の超反応でゴールを守る。

 

ゴールキーパーの,「鈴鹿の男岩」,岩脇力哉(23)

前節も素晴らしいプレイを見せたが,この試合も見事極まりない。

既に前半でスルーパスで裏に抜けたホンダの選手との1対1を止めている。

そして,後半開始早々のパスミスをフォロー。

1対1の決定的な場面で,見事のシュートストップ。

力哉のプレイは,ゴールキーパーで唯一VictoryCross大賞を受賞し,そして力哉自身の先輩でもある,柴田大地選手のプレイによく似ている。

一言で言うと「勇敢」そして,思い切りに迷いが無い。

後半も一瞬たりとも気の抜けない時間が続くが,力哉のプレイはずっと素晴らしかった。

最終的に止めたシュートだけで逆ハットトリックの活躍。

力哉のスクールの生徒さんたち見てたか?

君たちのコーチは凄いよ。

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攻めるホンダ。

守る鈴鹿

しかし,鈴鹿も守りっぱなしではない。

4-1-2-3のフォーメーションは,後半は4-5-1の形へ。

 

ワントップ気味に前線に張る,「ER7」エフライン・リンタロウ(7)

鈴鹿は3トップの両サイドの菊島(15),和馬(18)も下がり,サイドのディフェンスに入っている。

おのずと,リンタロウのワントップとなり,リンタロウに向けて放り込む場面が増えてきた。

ヘディングの強いリンタロウだが,その落とす場所は,なかなか連携しにくい。

ネットや小澤など,リンタロウと息があったプレーヤーなら落としに合わせられるが,同じフォワードの菊島との連携が未だ合わない。

孤軍奮闘でボールを保持し,味方の上りを待つリンタロウ。

しかし,鈴鹿は深く攻め込まれているので,守から攻への切り替えスピードが上がらずカウンターを仕掛けられない。

消耗しながらも耐えるリンタロウ。

リンタロウ,ストレスのたまる展開だけど,もうちょっと我慢してくれ。

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ホンダが一歩一歩,鈴鹿ゴールに迫る。

それを鈴鹿フォワードのリンタロウへ向けて大きく蹴り出す展開。

それだけならば一方的に攻められるのだが,リンタロウが競り合って,跳ね返されたセカンドボールに喰らいつく選手がいる。

 

左のインサイドハーフに入っている,「シャープネス」,出岡大輝(25)

中心で存在が太い藤田(6),スピードと運動量で3人分働く海口(19),この試合の3人の中盤の中で,出岡のプレイを例えるならば,切れ味鋭いシャープネス。

後半苦しい鈴鹿は,リンタロウに放り込む展開の中で,そのセカンドボールを奪うことが攻撃に展開する手段の一つ。

そこにアプローチする出岡。

もちろんホンダもセカンドボールは全力で奪いに来る。

しかし,出岡は体の使い方がうまく,体を入れ替えるように競り合いながら,次のプレイへと続けていく。

攻撃センスはもともと折り紙付きなので,自分自身もゴールを十分に狙える。

後半の苦しい時間帯。

出岡,ここでやったろうぜ!

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後半の15分過ぎから,ホンダは2人を交代している。

そして給水タイムのすぐ後に2人交代。

 

 

センターバックの,「みんなの先輩」,川里光太郎(3)

前節で素晴らしいラインコントロールを見せたが,途中負傷で交代していた。

怪我はひどくなさそうで,この試合でも元気にプレイしている。

相手の布陣を見て,自分でドリブルで持ち上がり,あわやシュートまで行っちゃいそうな場面も。

それほど背が高いわけではないが,競り合いに強く,ラインコントロールがうまい川里。

鈴鹿はずっとディフェンスラインを高く保ち,コンパクトに試合を進めている。

テゲバジャーロ戦では何度もオフサイドにはめだが,ホンダはオフサイドをかいくぐって裏を狙ってくる。

同じセンターバックの俊貴(20)と共に,なるべく自陣のゴールに向かいながらのプレイを避けている。

川里先輩!

ゴールを守ってください。お願いします。

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後半24分。

(OUT)7エフライン・リンタロウ ⇔ (IN)21山内健史

 

ホンダはすでに4人を交代している。

鈴鹿はここで1人目の交代。

 

消耗したリンタロウが戻ってくる。

山内,走りまくれ!

 

試合は交代したフレッシュな選手を,どう捕まえるかにかかってきた。

膠着からの動き。

ここの緩急を押さえられるかが勝負。

 

後半30分をまわる。

中盤の動きが徐々に落ちてきた。

最後の一歩でゴリっと押し通られるように見える。

海口,藤田,出岡,共に体を張っているが,動きながらボールを回すホンダを捕まえきれない。

ディフェンスもサイドから絞って中に入る。

サイドハーフも落ちてくるので,6バックみたいな布陣。

鈴鹿はコンパクトにディフェンスを・・・

 

後半30分。

ホンダがサイドではなく中に入ってくる。

クサビのパスからの,超ショートレンジのワンツー。

ホンダの選手はボールを出した後も,走り続けており,鈴鹿のディフェンスを置き去りにする。

やられた!

失点。0-1。

 

超ショートレンジでのワンタッチプレイの精度と,それを決める信じて走る動き。

一瞬とはいえ,ワンツーで鈴鹿の選手は振り切られてしまった。

あの精度でワンタッチができるのは,鈴鹿では小澤司くらいだと思う。

それほどの見事なプレイだった。

 

後半35分。

(OUT)26今井那生 ⇔ (IN)4キローラン木鈴

(OUT)18佐藤和馬 ⇔ (IN)32紀藤隆翔

 

中村俊貴(20)が右サイドに入り,センターバックは,川里,木鈴となる。

失点の後の,後手を踏んだ交代。

ここから何とか猛追したい。

 

フォワードは,山内(21),菊島(15),紀藤(32)の3人となった。

全員,それほど身長が高くないので,スルーパスとドリブル突破を狙う。

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時間はじりじりと過ぎていく。

ホンダに焦りはない。

引いて守ることもなく,得点前と同じプレイを続けている。

自チームでボールをキープすることほど,完璧なディフェンスは無い。

焦らずにじっくりとパスを回す。

 

紀藤や山内がホンダのパスに対して,ボールを奪いに行くが,なかなか奪えない。

どうしても鈴鹿は単騎のプレイになってしまう。

 

後半40分。

(OUT)15菊島卓 ⇔ (IN)16小口大司

(OUT)25出岡大輝 ⇔ (IN)13斎藤翔太

 

残り5分で小口と斎藤を投入。

ヘトヘトの菊島と出岡が交代。

 

カニシの目には,いかにも交代が遅く見える。

この時間からでは,小口も斎藤も力を出し切る前に試合が終わってしまう。

 

そして,鈴鹿は空中戦に強い木鈴(4)を前線に上げる。

 

今シーズンほぼ毎試合,試合終盤は木鈴が前線に上がっている。

パワープレイとしては,空中戦の勝負で抜群の強さを誇る木鈴が上がるのはよく分かるのだが,前線の山内,紀藤,斎藤の交代で入った3人は身長が低く,小口もそれほど高くないので,ヘディングで勝負できない。

まさに,木鈴1点でのパワープレイ勝負に変な感じがぬぐえない。

これがゲームプランなのか?

なんか行き当たりばったりじゃないか?

 

ホンダのディフェンスは,全くびくともしない。

カニシの感覚では,後半鈴鹿はほとんどシュートを打てなかった。

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試合終了。

 

 

暑い中,両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

また,マッチスポンサーをしていただいたスパイラルネットさん,本当にいつも温かいご支援ありがとうございます。

マッチスポンサーをしていただいたこの試合で,勝利を挙げられることができずにすみません。

今後とも,鈴鹿ポイントゲッターズよろしくお願いします。

 

この試合でも,少年団やスクールの子供たちがボールボーイとして手伝ってくれました。

クリアボールがはるか遠くに飛んで行ったのも,子どもたち回収してくれていました。

みなさんありがとうございました。

 

また,前節に続き,名古屋リゾート&スポーツ専門学校の学生さんたちが手伝いに来てくれました。

原祥太郎スタッフの指導のもと,みんなきびきび動いていて,とても頼もしいです。

みなさんありがとうございました。

 

鈴鹿市の国体推進課のみなさんも,会場でとこわか国体のPRに来てくれていました。

カニシも少し関係していますので,国体の成功を願っています。

暑い中,お疲れさまでした。

 

他にもいろんな出店や,キッチンカーや,配布や,抽選など,いろいろな催しがありました。

みなさんのおかげで,会場もにぎやかになっていました。

ありがとうございました。

  

試合の方は,前節,前々節と比べて,選手たちの動きが格段に良くなっていると感じました。

しかし,選手ができるはずプレイができていないということは,何かが問題だと思います。

カニシは鈴鹿の選手の力が,他のチームに劣っているとは思っていません。

ただ,その力を出し切れていないとは感じています。

 

シーズンが始まり4戦。結果が1分3敗。

昨年も真夏に4連敗しました。

 

この厳しい時こそ,選手たちをしっかり応援したいと思います。

サポーターは声も出せないけど,選手たちに念を送ります。

 

今シーズンの三交スポーツの杜鈴鹿での試合は,この試合が最後です。

コロナなどの規制の中での開催ですが,この大きな会場で,もっともっとたくさんの人に試合を見てほしかったです。

少しでも早く,コロナの規制がなくなり,サポーターが思いっきり応援し,たくさんの人が心配なく会場に訪れ,普通の生活の中にサッカーのある週末が戻ってくることを願っています。

 

みなさんお疲れさまでした。

ゆっくり体を休めてください。

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第20節 9月12日(土)15:00 対 東京武蔵野FC @AGF鈴鹿(入場規制あり)

天皇杯1回戦 9月16日(水)19:00 対 マルヤス岡崎 @瑞穂陸上(詳細不明)

JFL第21節 9月20日(日)15:00 対 奈良クラブ@ならでん(アウェイ入場制限)

天皇杯2回戦 9月23日(水)19:00 対 長良クラブ @長良川(1回戦勝利の場合)

JFL第22節 9月27日(日)12:00 対 高知ユナイテッド@宿毛(アウェイ入場制限)

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。

 

  • このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

ポイ活について

みなさんこんばんは。

 

まず最初に申しますが,このブログはサポーターの情報発信もしていますが,

今日の記事は,あくまでナカニシの個人的な考えです。

なので,別にみなさんに強制するわけではありません。

 

 

 

ずいぶん前のブログに書きましたが,ナカニシはチーム名の変更には反対でした。

JFL昇格の際に,みんなで叫んだ「アンリミテッド」という名前は,それほど軽いものではなく,自分の中で今もとても大事です。

ポイントゲッターズという名前も,変なエンブレムも「ダサくて」仕方ありません。

また,当日の紙の入場料が5000円というのも,信じられない価格設定です。

これにも反対しています。

初めてサッカーを見に来た来たお客さんが,5000円払って試合を見るでしょうか?

 

 

わざわざ書くのも恥ずかしいですが,

カニシはチームを大事に思い,選手を大切に思っています。

もう,めちゃくちゃクレイジーなほど,そう思っています。

このチームが悪く言われたり,ファンや支援者が離れていくのが心配です。

だから,みんながこのチームを嫌いになってしまいそうなことには反対です。

 

 

さて,先日の試合は,鈴鹿ポイントゲッターズという名前になってから,観客の前で行う初めての公式戦でした。

この冬には社長の交代があり,本来ならばもっと早い段階ですべきだった吉田新社長の公の場での挨拶がありました。

ザクッとしか覚えていませんが,吉田社長の話の内容はこんな感じです。

・チーム名変更とポイントサイトを利用した収入確保について

・スタジアムの建設について

・3年以内にJリーグに昇格する意気込みについて

 

プロスポーツチームを維持していくということは,とても大変なことです。

特に,大企業のバックアップの無いチームは,常に存続とのせめぎあいがあります。

 

今年の春ごろから,コロナウイルス感染症の影響で,日本中がすったもんだとなりました。

来年はプロスポーツチームの大半が,入場料やスポンサー収入の大幅減収となることが予想されます。

そこで,鈴鹿ポイントゲッターズが収入確保のために取り組んでいるのが,ポイントサイトを利用した資金調達です(以下,ポイ活と書きます)。

 

前述の通り,ナカニシはチームの行うことに,賛成か反対かをはっきり言うことにしています。

実は,この反対意見をチームに対して遠慮なく言うため,VictoryCrossは今までチーム公認のサポーターズクラブになったことはありません。

 

チームの収入を確保し,

選手たちの待遇を向上させ,

今後もチームを存続させるために

ポイ活を行う。

このことについて,ナカニシは賛成です。

 

ポイ活の中身や,ポイ活のやり方,周知の仕方,などなど,まだスタッフも手探りの部分ばかりです。

もちろん,これに関しては修正すべき点は直していかねばなりません。

より良いものにしていくため,検討も努力も必要です。

しかし,直すべき点もあるかもしれませんが,ポイントがお金になってチームのために使われるという根本については,ナカニシは賛成しています。

 

ポイ活をして,吉田社長がウハウハに儲かって外車を乗り回すわけではありません。

 

それは,この街にサッカーチームを存続させる大事なお金になるはずです。

 

それは,ナカニシの大好きな選手たちの給料にも使われるはずです。

 

それはひょっとしたら,スタジアム建設資金の一部に使われる?かもしれません。

 

 

 

チーム名もエンブレムもカッコ悪いです。

だけど,それを着ている選手たちのプレイは,最高にカッコ良いです。

選手たちが,『我らの誇り,この街の夢』であると言うことに寸分の迷いもありません。

だから,このチームを存続させるためにも,選手たちと共に戦うためにも,ナカニシは,(自分のできる範囲で)ポイ活に協力しようと思っています。

 

 

ネットの使い方が心配な方は,

鈴鹿ポイントゲッターズの事務所に問い合わせてみてください。

苦情,相談,使い方,良い情報,なんでもスタッフが教えてくれます。

また,予定を合わせていただければ,直接会ってゆっくりと教えてくれるはずです。

 

このブログをご覧のみなさん。

ポイ活の活用について,まずは自分のできる範囲からで構いません。

ご利用,ご活用,ご協力をお願いします。

 

いつかスタジアムができて,

こんな感じでJの旗と看板が立ったら・・・

その日が楽しみですね。

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ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第19節 9月5日(土)15:00 対 Honda FC @三交鈴鹿メイン(応援制限)

天皇杯1回戦 9月16日(水)19:00 対 マルヤス岡崎 @瑞穂陸上(詳細不明)

JFL第20節 9月12日(土)15:00 対 東京武蔵野FC @AGF鈴鹿(入場規制あり)

JFL第21節 9月20日(日)15:00 対 奈良クラブ@ならでん(アウェイ入場制限)

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。

JFL第18節 対 デゲバジャーロ宮崎

みなさんこんばんは。

 

本日,今シーズン初の有観客試合が行われました。

コロナウイルス感染症という未曽有の事態に対して,いろいろ大変だったことと思います。

まずは無事に選手の姿を見られたことを嬉しく思います。

有観客試合と言っても,応援ダメ,手拍子ダメ,大きな声を出すのもダメ,太鼓もダメ,ソーシャルディスタンス確保で席が指定・・・,などなど相当な厳戒態勢でした。

チームスタッフの方たちも大変だったと思います。

本当にみなさんお疲れさまでした。

 

 

 

今シーズン初の公式戦を見ることができる。

前日からそわそわするナカニシ。

寝苦しい夜が明けて,試合の朝を迎える。

久しぶりの気持ちが滾る感覚。

 

ボランティアスタッフの集合は10時。

しかし(クレイジーな)ナカニシは,8時に現場到着。

まだ,ボランティアスタッフの仕事が始まらないので,うろうろしながらその時を待つ。

 

10時からボランティアスタッフの仕事開始。

お仕事は,新品のノボリの設置とスポンサー横断幕の掲出。

まずノボリから手を付けるが,早く来すぎているナカニシは,早々にバテ始める。

いやー参った。こんなに暑いと思ってみなかった。

まだ体が慣れていないせいか,暑さが身に染みる。

 

今日は選手たちを,声を出して応援することができない。

ノボリや横断幕を,心を込めて設置しよう。

サポーターの気持ちは選手のもとへほんの少しでも届くはずだ。

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会場設営が一段落したら,日陰で休憩する。

カニシ,恥ずかしながらバテバテのヘロヘロ。

 

今日の対戦相手はテゲバジャーロ宮崎(以下,宮崎と書きます)。

J昇格の挑戦権を持つ強敵。

昨年は1勝1敗。

 

時計が14時を回る。

選手のアップが始まる。

 

声を出せないけれど・・・。

どんな時も,俺らはここに。

 

いくぜ!!!

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 7リンタロウ,15菊島卓

MF 11遠藤純輝・25出岡大輝・25和田篤紀・16小口大司

DF 34野口遼太・20中村俊貴・3川里光太郎・26今井那生

GK 23岩脇力哉

 

試合開始。

 

スタメンを思い切っていじってきたミラ監督。

これが当たればいいのだが・・・。さて?

 

試合開始早々。

ちょっとドタバタした鈴鹿

そして,多分いつもの練習通りに自分たちの戦術を狙う宮崎。

両チームともに4-4-2のサイドがからの攻撃。

しかし,徐々に宮崎に押されていく。

 

今日のスタメンで小口が入っていたことで,なんかナカニシのテンションは上がっていた。

小口は,鈴鹿で一番なんか凄いことをやってくれそうな選手。

しかし,本職ではなくサイドハーフ

小口のディフェンス力はどうか?

サイドハーフに入る「疾風迅雷の狂犬」,小口大司(16)

サイドから丁寧に攻める宮崎に対し,サイドバックの今井那生(26)と共にしっかりディフェンスする小口。

スライディングも的確で,宮崎のサイドを自由にさせていない。

フリーでクロスを上げさせず,きちんとプレッシャーをかけていれば,鈴鹿センターバックは簡単には破れない。

そして,気を見て獰猛に攻勢に出る小口。

よしよし!小口!

運命を押しのけて前に出ろ!

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サイドバックは,「100%勇気」,今井那生(26)

練習試合,紅白戦,ナイキのプレイは何度も見た。

そして,1試合ごとに成長しているのをひしひしと感じる。

この試合では,特にディフェンスラインを高くし,オフサイドトラップをかけた。

ディフェンス間の連携が必要となる中,ナイキは出場選手の中で最年少にもかかわらず,バンバン声を出していた。

熱い。暑くて熱い。

プレイも対人に激しく,そして運動量も抜群でセンターバックのカバーも早い。

サイドの攻防が続く中で,元気な小口,勇気のナイキが宮崎の攻撃を遅らせる。

良し!

鈴鹿の右サイドは両者ともに本職ではないかもしれないが,しっかりと試合に入った!

大丈夫だ,やられない!

ナイキ!

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試合は,わずかに鈴鹿が押されている。

展開は両チームともにサイドを使って組み立てているので,がっぶり四つの感じだが,鈴鹿フォワードにリンタロウがいるため,リンタロウへのパス1発も狙う。

 

ボランチの「バッドボーイ」,和田篤紀(10)

いつも中盤に君臨するキャプテン藤田が出ていないため,和田が少し引き気味でプレイしている。

とは言っても,守備だけでなく,当然攻撃にもタクトを振るう和田篤紀。

前線のリンタロウ(7),菊島(15)だけでなく,サイドから小口(16),遠藤(11),そして出岡(25)も攻撃に参加するが,宮崎の中盤も固く,コースがなかなか作れない。

サイドからディフェンスを経由し,何度もゲームを組み立てる和田篤紀。

前を向いてプレイはできている。動きもとても良い。

流石と唸るプレイも数々。

ただ,宮崎ディフェンスは,しっかりと中に絞っているので,クサビのパスが入らない。

それでも落ち着いてチャンスを待つ和田篤紀。

そうそう,篤紀。慌てなくていい。

大丈夫。チャンスは必ず。

 

前半の半ば。

急に小口の足が止まる。

不用意なパスミスで相手のチャンスにしてしまう。

宮崎のサイドバックに付いていけない。

熱中症か?大丈夫か?

ピッチサイドで斎藤翔太(13)と佐藤和馬(18)がアップを始める。

ウォーターブレイクで給水する。

小口は給水をして少し戻った様子。

前半の終盤もサイドチェンジからチャンスを作っていた。

 

前半の半ばを過ぎたころ。

 

鈴鹿の攻撃の要,「ER7」,エフライン・リンタロウ(7)

復活した小口(16)と,駆け上がるナイキ(26)が攻め込んでコーナーキックを獲得した。

蹴るのは,出岡大輝(25)

出岡のコーナーキックに対して,バックステップしながら体をひねってヘディングシュートを放つリンタロウ!

ドンピシャヘッドだが,宮崎のゴールキーパー正面。

この試合,良いシュートを放ったシーンもあったが,宮崎ゴールキーパーの正面という場面が多かった。

でも,リンタロウはやはり一撃必殺の迫力がある。

ガンバレ!リンタロウ!

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試合は拮抗している。

雰囲気的にロースコアの試合になる感じがする。

どちらもディフェンスは固く,そしてゴールキーパーとの連携も良い。

 

この試合で特に鈴鹿ディフェンスで特筆すべきは,オフサイドの多さだった。

センターバックの,「先輩」,川里光太郎(3)

宮崎から鈴鹿に移籍。この試合は古巣との対戦となる。

今まで川里のプレイを何度も見たが,こんなプレイをするとは分からなかった。

とにかくディフェンスラインか高く中盤の底との距離が近い。なのでコンパクトで相手が息つく暇なく寄せている。

宮崎攻撃陣から何度もオフサイドを取るが,流れで取ったのではなく,ほぼ全てが「はめた」オフサイドだった。見事!

左サイドの野口が声を出す「ラインは光太郎に合わせろ!」

なるほど。川里はこんなことができるのか。

いかつい外見とは裏腹に,相手を良く見て,仲間もよく見て,戦術的でクレバー。

川里!頼むぜ! 

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鈴鹿ゴールキーパーは,「男岩」,岩脇力哉(23)

ディフェンスラインが高いため,タイミングを合わせて裏に抜けてくる宮崎攻撃陣が怖い。

まさに,前半終了間際,ショートスルーパスに抜けられる!

ゴールキーパーと1対1に。

あっ!

っと思った時には力哉はもう飛び出して,シュートコースをふさいでいる。

ナイス!力哉!ビッグプレイだ!

それは力哉が集中を切らさず,試合全体をしっかり見ていた証!

宮崎のクロスボールに対しても飛び出して見事にキャッチした力哉。

飛び出し,高さ,そしてファイトする精神。

心・技・体ともに,男岩脇力哉,やったろうぜ!

 

ここで前半終了。

 

 

 

ベンチに帰って来る選手たちの足取りが重い。

この炎天下の灼熱のピッチで,ハイレベルな攻防をする辛さは計り知れない。

実際に会場設営をしたけど大変だった。

 

戻ってくる選手たちを,藤田(6)や和馬(18)や木鈴(4)が,水と氷を準備して迎えている。

スタメンで出られなくて悔しいだろうが,試合中もベンチから声がとてもよく出ていた。

選手全員で戦う。

言うのは簡単だが,彼らこそ,それがよく分かっているナイス選手たちだ。

 

鈴鹿は真夏の試合を苦手としている。

実際に,昨年も真夏に4連敗した。

そして,前試合でも松江に負けている。

選手交代のタイミング?選手起用?戦術?

何が良くないのか分からないが,真夏に選手たちの力を出し切れているとは言い難いのが現実。

 

前半,宮崎のほうが選手が走っているように見える。

鈴鹿の選手はこんなもんじゃない。

もっとできる。もっとやれる。

こんな時にこそ,選手の背中を押せるくらいの応援をしたいのに。

 

後半は,必ずスタミナ切れが出てくる。

選手交代のタイミングと,それでチームにブレが出ないかが勝負。

 

 

後半開始

 

円陣を組んだ選手から声が聞こえる。

「出し切れ!」

「交代いるぞ!」

「出しつくせ!大丈夫だ!」

交代メンバーを信じて,今を出し尽くす叫びが聞こえる。

ベンチのメンバーも,控えのメンバーも,みんな一緒に戦っている。

 

後半開始からは両チームともに,少しずつディフェンスと前線との距離が離れてくる。

暑い。そしてベンチや手すりなど,どこを触っても熱い。

ハードなトレーニングを積んだ選手たちでも,フルコンディションで動くのは辛いだろう。

100%の動きは不可能。

ただ,宮崎も同条件。

ならば,ここはホームだ。

本当ならば,今こそ応援したい。

 

センターバックの,「マッスルキングダム」,中村俊貴(20)

かなり足が速く,その鋼の肉体は競り合いにも抜群に強い。

オフサイドを取るため高いラインを敷いているが,裏への反応も抜群で,試合全般において俊貴のプレイは素晴らしかった。

カニシはほとんど俊貴と話したことが無い。

寡黙でストイック.そしてちょっと恥ずかしがり屋。

ちゃんと話しているところを見たのは,「力哉のインスタライブ」が始めてだった。

その俊貴の声がとてもよく聞こえる。

大声で指示し,2列目の飛び出しや,裏へ抜ける選手のマークを確認している。

ホーム側スタンドとは逆側で,俊貴はプレイしている。

そこそこの距離があるが,それでも競り合いの中で,汗が吹き飛ぶのが見えるようだ。

勝ちたいという想いが,ビンビンに伝わる。

この試合,宮崎は最後まで俊貴を抜くことができなかった。

俊貴の筋肉にウソは無い。

ナイス!俊貴!

 

前半から通して,鈴鹿がやられているわけではない。

危なかったのは,前半の岩脇の1対1のみ(力哉は止めたけど)。

宮崎に崩されたという場面もなく,逆に鈴鹿も崩してもいない。

両チームともにディフェンスラインは高い。

そのため,鈴鹿の攻撃陣は,ゴール前の近いところでボールを受けられず,ゴールから遠い位置に封じ込められている。

 

フォワードの,「ゴールゲッター」,菊島卓(15)

ゴール前で無類の強さを誇る菊島だが,シュートエリアでボールを受けられない。

両サイドの小口(16),遠藤(11)が再三仕掛けるが,リンタロウと,菊島へはパスが入れられない場面が続く。

ゴールを向いてプレイさせてもらえない菊島も,ワンタッチで壁役としてワンツーを狙うが,宮崎もコンパクトに守っているため,パスがなかなか通らない。

厳しい。菊島の良いところが出ない。

出したくても出せない。

左右に流れ,後ろに下がり,待つだけでなく菊島が動いてスペースを作ろうとしている。

菊島,今は無駄走りかもしれないけど,チャンスを信じて走ってくれ!

ガンバレ!

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サイドハーフの,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)

前半と後半で違うところは,左サイドからの鈴鹿コーナーキックが増えたことだ。

それは純輝が押し上げて,狙っていることを示している。

なかなかサイドで起点ができないと見るや,純輝はドリブルで仕掛けて,最悪でもコーナーキックを獲得する。

宮崎のディフェンスは固い。

固いが,コーナーキックからなら,何かが起きそうな感じがする。

純輝の仕掛けから,コーナーキック

そして蹴るのも純輝!

コーナーキックにリンタロウ(7)が合わせる。

こぼれたボールを待っているのは和田篤紀(10)。

和田のミドルシュートは,宮崎ディフェンスに当たりわずかに枠をとらえられず。

でも,良いよ良いよ!純輝!良いよ。

さすがエースだ!さあ行こうぜ!

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後半12分。

(OUT)16小口大司 ⇔ (IN)13斎藤翔太

 

疲れ切った小口が交代。

小口。暑さで辛かったけど,小口の力がこんなもんじゃないということは,ナカニシはよ~く知ってる。

また,やったろうぜ!

ゴール取るぞ!なっ小口!

 

そして,テクニシャン斎藤翔太(13)が登場。

いや,斎藤翔太はテクニシャンだけでは収まらない選手。

さあ,見せてくれ!斎藤翔太

 

後半14分

(OUT)3川里光太郎 ⇔ (IN)4キローラン木鈴

 

この試合ずっとディフェンスラインを整えていた川里がアクシデントで交代。

交代に入るのは,キローラン木鈴

難しい場面で急遽スクランブル発信だが,木鈴なら大丈夫!

 

前線とディフェンスの距離が離れつつあり,攻守の切り替え時の数的優位は中盤の選手にかかっている。

 

この試合,ボランチには,「カミソリの左」,出岡大輝(25)が入っている。

出岡のプレイは,一言で言うとよく切れる。

パスの出しどころ,ボールの受け方,体の使い方,全てにおいてスパッと切れる感じ。

粘っこいプレイというより,ターンの一撃で相手を引きはがすようなプレイ。

鈴鹿ボランチをする選手の中で,最も攻撃的なのが出岡だと思う。

中盤で出岡が受けると,そのまま相手を切り裂くプレイが始まる。

ドリブルで運びつつ,クサビのパスを狙い,そして目はゴールを真っすぐに見ている。

なるほど。

相手からすると,危険な匂いのするプレイヤーだ。

灼熱の試合は消耗戦へ。足が前に出たほうがボールを奪う。

その中で,切れ味鋭い出岡が,地上で殴り合うようなプレイで削りあっている。

出岡。出岡はまだ鈴鹿サポーターの応援を聞いたことが無かったね。

こんな時,鈴鹿サポーターは出岡の個人チャントを歌うだろう。

出岡,ガンバレ!

 

交代で入った,斎藤翔太(13)

遠藤純輝(11)とポジションを交代しているので,左サイドハーフに入る。

サイドハーフの位置から,するっするっとドリブルで進入。

そのドリブルは「後の先」を取るような,見事なタッチ。

斎藤から菊島(15)へ。そして斎藤自身はさらに動く。

斎藤翔太のプレイは,ボールも動いて人も動くプレイ。

その水のようなスムーズな流れは,目を奪われるようだ。

斎藤翔太!どんどん行こうぜ!

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後半の半ばを過ぎた。

試合は宮崎ペースに。

鈴鹿はセカンドボールが拾えず,何とか蹴り返しているが,すぐに宮崎に奪われ攻撃を受ける。

鈴鹿側でゲームを作れない。

鈴鹿陣内でのボール回しが増える。

波状攻撃に防戦一方となる。

 

後半25分。

宮崎は右から左へサイドチェンジ。

中へ絞っていた左サイドバックの野口がチェックに走る。

この時点で,鈴鹿の中盤は十分に戻り切れていなかった。

宮崎の攻撃陣は,中へ切り込み,センターバックの木鈴(4)と野口(34)の間の位置でシュート。

ゴールぎりぎりのコースに飛んだシュートは,岩脇の手をかすめゴールに。

失点。

0-1。

 

灼熱の中での失点。

いや,時間はある。

ガンバレ!

 

声出せない。応援もできない。手拍子もできない。

ただ,ただ,心の中で祈る。

ガンバレ!!!

 

後半28分

(OUT)7エフライン・リンタロウ ⇔ (IN)18佐藤和馬

(OUT)10和田篤紀 ⇔ (IN)6藤田浩平

(OUT)25出岡大輝 ⇔ (IN)19海口彦太

 

一気に3人を交代。

(ナカニシ的にはもう少し早く変えてほしかった)

 

サイドバックの,「悪魔の左」,野口遼太(34)

失点はしたものの,この試合の野口のプレイには凄味があった。

キャプテン藤田不在の中で,キャプテンマークを巻き,ディフェンスラインを川里と整え,宮崎の攻撃を防ぎ続けた。

失点したので本人は不本意だと思うけど,試合を通して野口は見事なディフェンスだった。

そして,後半の終盤。藤田(6)と海口(19)が入り,前線で和馬(18)がかき乱す。

野口がポジションをグッと上げる。

悪魔の左の準備はできた。

野口,やり返そうぜ!

 

残り15分。

宮崎は前線にフォワードだけを残して,引いて守っている。

4人のディフェンスと,4人のミッドフィールダーが2列に並ぶ綺麗なゾーン。

 

ピンチの時こそ!

雑草魂は暑い夏にも負けない!

前線に入った佐藤和馬(18)が躍動している。

ボランチの海口もポジションを高くとっているため,前線のセカンドボールを奪えるようなった。

海口(19)と和馬の連携から,菊島(15)が狙う!

引き絞られた弓から放たれた矢のような和馬のプレイ。

宮崎の激しいチェックを受けるが,何度でも立つさ!

鈴鹿の和馬だぜ!

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宮崎が少し引いたこともあるが,海口(19)と藤田(6)のボランチも強い。

前を海口が,そして少し後ろでこぼれたボールを藤田が拾いまくる。

藤田,素晴らしい!

海口,とても良い!

この両者の活躍で,終盤は完全に鈴鹿の試合になった。 

 

今シーズンの鈴鹿の選手層はとても厚い。

その分,試合に出られない選手の不満が心配なほど。

誰が出でもおかしくないほどレベルは高く,この試合でもベンチメンバーの交代のタイミングは,一つの勝負所だった。

 

攻勢の続く鈴鹿

シュートも打っているので,コーナーキックが連続する。

もう少しで・・・という場面もあるが,宮崎のゴールキーパーのファインセーブに阻まれる。

 

菊島がシュートを放つ!

斎藤翔太が打つ!

キローラン木鈴がパワープレイで上がってくる!

中村俊貴がロングスローを放り込む!

 

しかし・・・ゴールが遠い・・・。

 

ここで試合終了。

 

 

 

本当に暑い中,両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

また,マッチスポンサーをしていただいた勢洲建設さん,このような状況の中で,マッチスポンサーをしていただき,本当にありがとうございました。

暑い中で働いてくれた,ボランティアスタッフのみなさん,そしてお手伝いに来てくれた,名古屋スポーツ&リゾート専門学校のみなさん,ありがとうございました。

 

初の有観客試合が,コロナウイルス感染症の防除のための厳戒態勢で行われました。

席は指定,会場の張り紙,検温など,スタッフのみなさんも大変なご苦労だったと思います。

みなさんお疲れさまでした。

 

今シーズン初めてボランティアスタッフをして感じたのは,鈴鹿のスタッフの働きです。

昨年の開幕では,吉田社長と小林さん(当時)が走り回っていて,正直なところ,ひっちゃかめっちゃかでしたが,今年はスタッフが3人(塩見さん,竹尾さん,原祥太郎君)増員となり,スタッフの役割分担がされていたため,ナカニシとしてはやり易かったです。

(そして,原祥太郎君と共に仕事をするのは,ちょっと楽しかったです)

 

また,試合会場前の第3グラウンドでは,朝から少年サッカーの交流戦?が行われていました。

これは,U15の近藤監督が段取りしていただいたもののようです。

交流戦をして,スタジアムグルメも食べて,JFLの試合を見て,ボールパーソンもしてくれて・・・。

地域との交流や,子どもたちの触れ合いなど,とても良い企画だと思いました。

 

直すべきところや,修正すべき点はあると思います。

100点なんてまだまだです。

だけど,ここにチームがある限り100点に挑戦するチャンスがあります。

この地域のサッカーチームとして,そして鈴鹿の大事な選手たちのためにも,ナカニシは協力していきたいと思っています。

 

試合前に,吉田社長から挨拶がありました。

これについては,また改めて書くことにします。

 

試合の結果は残念でした。

ワンチャンス!とまではいかないかもしれませんが,少ないチャンスをキッチリ決められました。

それは,鈴鹿が弱くて,宮崎が強かったからだと思います。

 

でも,鈴鹿の選手が勝利のために全力で戦っていたのはよく分かりました。

やはり,現地で観戦すると,選手の気持ちが伝わってきます。

それだけに,全力で応援したかった・・・

 

鈴鹿ポイントゲッターズの選手のみなさん,お疲れさまでした。

ゆっくり体を休めて,次の試合に向かいましょう。

 

カニシはスタンドから帰る時に,選手たちに(小さな声で)つぶやきました。

「来週やったろうぜ!」

「こんなもんじゃないぞ!」

 

次戦もJFLのルール応援制限があるため,チャントなどは歌えません。

↓(来場前にご一読ください。)

http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=1599

 

くっそーーーーー!!!!!!!

次は勝つ!

なっ,みんな!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第19節 9月5日(土)15:00 対 Honda FC @三交鈴鹿メイン(応援制限)

天皇杯1回戦 9月16日(水)19:00 対 マルヤス岡崎 @瑞穂陸上(詳細不明)

JFL第20節 9月12日(土)15:00 対 東京武蔵野FC @AGF鈴鹿(入場規制あり)

JFL第21節 9月20日(日)15:00 対 奈良クラブ@ならでん(アウェイ入場制限)

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。

 

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