みなさんこんばんは。
ブログ更新が遅くなりました。
今回の敗戦で、ナカニシが冒頭にとやかく言う必要はありません。
全ては日根野達海の試合後のコメントにあります。

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日曜日の対戦相手は、岳南Fモスペリオ(以下、岳南と書きます)。
昨年のリーグ優勝チーム。
優勝を狙う両チームとしては、互いに負けられない戦い。
富士の街に鈴鹿の旗がたなびく。
「吉川山」が少しだけ見える。

ほとんどのサポーターが知らないと思うが、ナカニシは2016年の地域決勝、山梨1次ラウンドの時から、いわゆる「富士山」の事を「吉川山(よしかわやま)」と呼んでいる。
これは、当時大活躍したボランチの吉川拓也選手の活躍を称えて、ナカニシの中で勝手に決めたこと。てへ。
(吉川は京都産業大学サッカー部の監督をしている)
鈴鹿はいつも崖っぷち。
この大一番に、想いは溢れそうなほどに胸にいっぱいになっている。
ナカニシはどれだけ緊張しても、硬くなっても構わない。
ただ、ただ、選手達にはリラックスして力を出して欲しい。
いつもの通り!いつもの通り!
どんな試合展開でも気持ちで負けるな!
いくぜ!
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 13渡邊星来
OMF 10梶山幹太・18江間和哉
MF 26安田正宗・7日髙慶太・5日根野達海・14木出雄斗
DF 4庄司景翔・2大倉康輝・15大島遼介
GK 20有留奎斗
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試合開始。
鈴鹿は3-4-2-1のフォーメーション。
前試合の伊勢志摩戦と同じスタメン。
岳南は4-2-3-1だと思う。
岳南とは初対戦。
第一印象はとにかく大きい。
高さだけでなく、体の厚みが鈴鹿より数段大きく見える。
シーズン前の練習試合で対戦した関西リーグの各チームに近い。
岳南は大きいフィジカルを活かして、球際での競り合いに強い。
そこに食い下がる鈴鹿。
最初の主導権は岳南に持っていかれた。
しかし、大きさや高さで勝負なら、鈴鹿には大島がいる。
センターバックの右、大島遼介(15)
大島が攻め込んでくる岳南のフォワードを迎撃する。
前に出るというより、壁になって勢いを止める感じの鉄壁ディフェンス。
岳南も体をねじ込んで突破を図るが、大島は引かない。

そして、大島の背中を守るのは、飛鳥からの盟友、大倉(2)。
センターバックの中央、大倉康輝(2)
右に大島(15)、左に庄司(4)。
強く跳ね返すセンターバック2人を両側に配置し、そのこぼれるボールを大倉が確実に対応している。
センターバック3人の連携はとても良い。
穴が無く、スペースも無く、攻め込まれてもシュートを撃たせない。

鈴鹿は押されているが、引いてはいない。
トップ下の江間和哉(18)と、フォワードの渡邊星来(13)の2人が、カウンター気味に岳南ゴールへ迫る。
この2人の連携はとても良くクセも強い。
2人だけで状況を打開できる力がある。
前試合の伊勢志摩戦では、引いて待つディフェンスが多かった。
そのため、重心が後方になり、相手ゴールまでが遠くなってしまった。
しかし、この試合では前試合の修正をしているように見える。
特に、ボランチの日髙慶太(7)と日根野達海(5)の出足が早く、一歩でも前で喰らいつくような対応をしている。
さらに、ディフェンスの3人も機を見て中盤までポジションを上げており、ボランチが前に出ても、中盤にスペースが生まれないように対応している。
ボランチとディフェンスが一歩前に。
それだけで、全然印象の違う展開となった。
前に出る鈴鹿。
勝負を仕掛ける前線。
その勢いにより、岳南陣内でのファウルが増える。
前に出ることで相手のファウルを誘う。
良い感じだ。
ボランチの、日高慶太(7)
前試合の伊勢志摩戦の反省点など、ナカニシがどうこう言う50倍、日高は考えている。日高は賢いから。
その日髙が前に出て、一歩前で試合を組み立てる。
実際にこの試合の前半、日高はディフェンスラインまで落ちてこなかった。
日高自身が前に出て、鈴鹿全体を前に引っ張り上げる。
そして、岳南陣内では高精度のフリーキックを狙う。

試合は五分と五分。
力の岳南。
スピードの鈴鹿。
そして、鈴鹿のスピードを活かすのは、もちろん生命線のサイド攻撃だ!
右ウイングバックの、木出雄斗(14)
テクニシャンでCOOLだけど熱い漢。
前半、鈴鹿の展開は右サイドの木出が中心だった。
ボールの受け方が上手く、球際で寄せられてもボールを失わない木出。

木出が基点となり、右からのクロスボール!
そのこぼれ球を、押し上げて来ていた日根野達海(5)が左足でダイレクトランニングミドルシュート!
惜しい!

ボランチの、日根野達海(5)
ナカニシは知ってる(日根野を知ってる人ならみんな知ってる)。
日根野の素晴らしさはディフェンスだけじゃない。
攻撃参加と大砲のようなミドルシュートも日根野の持ち味のひとつ。
燃えている日根野。
頑張っている日根野。
鈴鹿を何とかしようと戦う日根野。
日根野。がんばれ。
左のトップ下、梶山幹太(10)
岳南の猛烈なフィジカルと、体の圧力に押される展開。
梶山は小柄だが、体の使い方が上手く、押し負けている感じは全く無い。
逆に、岳南のタックルの力を利用してターンしたりしている。上手い!
前線に飛び出しているのは、星来(13)と江間(18)
その2人を梶山が上手く使う。
トップ下で粘る梶山。
粘って仲間の「間」をとり、前線の重要な基点となる。

押す岳南。
カウンターを狙う鈴鹿。
トップ下の右、江間和哉(18)
縦横無尽の江間は、とにかく捕まえるのが難しい。
特に気持が強い選手だけに、行ける時は一人でも突撃をかましてくる。
ナカニシは試合前に思っていた(本当)。
この試合、点が入るなら江間が絡んでいるはずだ!

前半35分
中盤で日根野(5)がボールを奪う。
動きだしている江間(18)にパス。
江間が前を向いてボールを受ける。
江間は抜群のタイミングで右サイドの木出雄斗へパス!
良い!流れるようなパス回しが良い!
木出のクロスボールは、低く早く。
そして、岳南GKとDFの間にスパッと入る!
中で合わせるのは渡邊星来(13)!来た来た来たキタキタキタキタ!
ゴーーーーーーール!!!1-0

先制は鈴鹿。
エース星来のゴール!
ワントップの、渡邊星来(13)
試合開始からずっと岳南ディフェンスと駆け引きしているのが見えていた。
高さでもフィジカルでも、岳南のディフェンスは鈴鹿よりも優位。
ならば、スピードと連携で穴をあけるしかない。
星来の狙っていた形で得点。
このゴールは、今後の星来の成長に繋がるゴールだ!
しかし、鈴鹿の先制後、岳南の圧力が3段階ほど強くなる。
押し込まれる展開に。
鈴鹿は3バックというより、5バックで守る時間が増え、攻撃のためのウイングバックが沈黙してしまう。
ゴールキーパーの、有留奎斗(20)
岳南の攻撃を耐える有留。
セットプレイ時に高さに勝る岳南と勝負できるのはGK有留だけ。
ハイボールに果敢に飛び出し、鈴鹿ゴールを守る。
また、岳南のシュートが鈴鹿ディフェンスに当たり、アンラッキーな失点かという場面でも、素早く立て直しゴールを守り切る。見事!
有留。頼むぞ。

鈴鹿は防戦。
しかし、星来(13)と江間(18)はカウンターを虎視眈々と狙っている。
この2人が狙っているため、岳南は全体を上げきれていない。
そして、渡邊星来(13)が良い形からのミドルシュート!
惜しくも枠に行かなかったが、星来はどんな時でも虎の目で狙っている。
ここで前半終了
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ハーフタイム
岳南は強い。
さすが前シーズンの優勝チーム。
そして、岳南は地域CLの必勝パターンである「大きくて強くて高いフォワードに放り込む」という戦術を徹底している。
実際に、2018年に鈴鹿が昇格した際にも、エフライン・リンタロウ選手と藤沢ネット選手の不動の2トップが猛威を振るった。
対する鈴鹿は、小柄な選手が多い。
背の高さだけでなく、体の厚みも岳南ほどではない。
セットプレイやクロスボールを100%防ぐことはできない。
引いて守れば、いつか合う時が来てやられる。
自分達でボールを保持し、相手の攻撃の回数を減らす必要がある。
鈴鹿はシーズンのここまで、支配率を増すようなプレイをしていない。
割とポンポン放り込むサッカー。
ビビっちゃダメだ。
ボールを保持して。
パスコースを作って。
パスしたら走って。
要所要所で鳥かごを作って。
自分達がボールを持っている限り、相手は絶対にシュートは打てない。
ビビっちゃダメだ。
慌てちゃダメだ。
リラックス。
練習のときみたいにリラックス。
祈るように後半開始を待つ。
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後半開始
鈴鹿は後半戦が強い。
ハーフタイムに修正する力があるためだと思う。
実際に、これまでの試合では後半の得点が断然多い。
しかし・・・この試合はガマンの後半になった。
前に出ようとしても、どうしても引かざるを得ない鈴鹿。
それほどまでに押し込んでくる岳南。
岳南のサイドからの攻撃で鈴鹿がワイドに開くと、中央にクサビのパスを差し込んでくる。
中と外の攻撃を使い分けてくる岳南。
鈴鹿は動けばスペースを突かれるため、前に出られずセカンドボールを確保できなくなってきた。
また、ロングボールでカウンターを狙っても、高さの競り合いでボールを前線でキープできなくなった。
後半開始から悪循環が続く。
センターバックの左、庄司景翔(4)
キャプテン庄司が何とか持ちこたえている。
バイタルエリアからのシュートに対しても、体を張ってシュートコースを切る。
鈴鹿はボールを奪い返すというより、岳南のシュートをブロックするのが精いっぱいの状況。
そのギリギリのディフェンスを庄司がなんとか踏みとどまる。
あと1点あれば勝てる。
それまでガマン。

鈴鹿ゴール前に何本も岳南のクサビのパスが入る。
ゴール前の混戦が続き、何とかクリア。
これが何度も見られる。
風を変えなきゃ。
流れを変えなきゃ。
左ウイングバックの、安田正宗(26)
鈴鹿で最も切れるドリブラー、安田正宗がカウンターで走る。
縦に走り、中に切れ込み、岳南ディフェンスに1対1の勝負を仕掛ける。
連係を取っている余裕はない。
正宗の個人技でこの状況を打開しようとしている。
正宗。頼む。

徐々に鈴鹿の選手に疲れが見え始めた。
前半から前に前に勝負をかけていた分、後半押し込まれる展開で足が止まった。
力の岳南。
スピードの鈴鹿。
鈴鹿からスピードが落ち、力勝負になる。
岳南の得意な部分で試合が展開される。
後半22分
(OUT)7日髙慶太 ⇔ (IN)6山本修也
(OUT)18江間和哉 ⇔ (IN)23西口亮城
前半、前に前に出て飛ばした鈴鹿。
足元へのパスが増え、走り出しの反応が遅くなる。
パスを出してから、ダッシュが動かなくなり、ワンツーが空回りする。
交代で入ったフォワードの西口亮城(23)
後半の半ばを過ぎ、鈴鹿の選手の動きが重たくなる中で、西口が果敢に前線に飛び出し、岳南に仕掛ける。
惜しくもオフサイドになったが、西口のキレのある攻撃を見せることで、岳南がディフェンスラインを上げられない。
ドンドン仕掛ける西口。
ドンドン仕掛けるしかない西口。

岳南の攻撃が続く。
ボール支配率は、3対7で岳南有利。
鈴鹿は前半の出足の早さが出せず、試合を作れない。
さらに、球際で押されてしまい、セカンドボールを確保できなくなった。
セカンドボールだけでなく、自ボールのスローインすら確保できない場面がある。
キツイ。
なんとかこのまま時間が過ぎて欲しい。
後半40分。
岳南の攻撃。
鈴鹿ゴール前、左45度の位置からのクロスボールを、岳南攻撃陣が雪崩のように押し寄せて、頭で合わされて失点。
1-1。
後半41分。
(OUT)10梶山幹太 ⇔ (IN)9北村知也
(OUT)26安田正宗 ⇔ (IN)24郷原颯斗
残りわずか。
何とか1点欲しい。
しかし、鈴鹿の選手達が引いてしまって前に出られない。
そんな時。
交代で入った郷原颯斗(24)が左サイドを単騎で猛烈に突破する。
リーグ戦初出場の郷原。郷原行け!!!

郷原の低く早いシュートの様なクロスボールに、体全体で飛び込んだのは、こちらも途中交代の北村知也(9)
北村のシュートは、わずかにわずかにゴールに入らず。

後半47分
(OUT)5日根野達海 ⇔ (IN)8前田柊
後半49分
岳南の右からのコーナーキックを、またもや雪崩れ込まれて頭で合わされて失点。
1-2
ここで試合終了。
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両チームの選手のみなさん、スタッフのみなさんお疲れさまでした。
試合会場でお会いしたたくさんのみなさん、試合後、ちゃんとご挨拶もできず失礼しました。
しばらく言葉が出ませんでした。
足元がフワフワして、定まりませんでした。
何もできなくてごめんなさい。
試合後、ナカニシは選手達に掛ける言葉がありませんでした。
何を言って良いのか?
何を言うべきなのか?
何を言って欲しいのか?
頭の中がまっ白で言葉が出てきませんでした。
試合は完敗です。
岳南は全てにおいて、今の鈴鹿を上回っていました。
このままだったら、5回やったら5回負けます。
そんな試合を見て、何を言えばよかったんでしょう。
今の鈴鹿は・・・。
鈴鹿がこのままだったら・・・。
答えは、全て冒頭の日根野選手のコメントの中にあります。
「自分たちの弱さを受け入れ、成長し、強くなる」
ではまた。
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(今後の試合)
◇全社東海予選
6月27日(土)11:00 岐阜SECOND @三交スポーツの杜メイン
6月28日(日)11:00 未定 @三交スポーツの杜メイン
◇東海社会人リーグ
7月5日(日)14:00 東海FC@テラスポ鶴舞ウエスト
7月11日(土)17:00 矢崎バレンテ@三交スポーツの杜鈴鹿メイン
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