VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

みんなありがとう(今井那生,上田駿斗)

みなさんこんばんは。

 

あかんて。

この時期はあかん。

本当にあかん。

・・・

 

選手の退団の知らせが止まりません。

毎日毎日,悲しくて仕方がありません。

 

退団する選手への感謝は,こんなブログでは書ききれません。

感謝の言葉を伝えたくても,直接会う術も無いですし,直接会ったら会ったで,何も言葉になりません。

 

退団する選手達に伝えたいのは「鈴鹿に来てくれてありがとう」ということだけです。。

Jの資格を失ったり,スタジアムが中止になったり,パワハラとか,訴訟とか・・・

選手にとって,良い事ばかりじゃなかったし,こんな鈴鹿の事を嫌いになっちゃうかもしれないけど,鈴鹿のサポーターは鈴鹿の選手が大好きでした。

 

鈴鹿Jリーグを目指したかった選手もいる事でしょう。

だけど,それを叶えてあげることはできなくなりました。

 

共に戦ってくれてありがとう。

ただ,ただ,その感謝の気持ちだけを,ブログにします。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

今井那生

「彼の声と我武者羅なプレイは,選手だけでなくサポーターをも奮起させた」

今井那生選手 退団のお知らせ | 鈴鹿ポイントゲッターズ

2020年に鈴鹿に来ました。

2020年は,9試合出場

2021年は,26試合出場

2020年は,29試合出場

着実に伸びていました。その急激な成長は伸びるというより進化でした。

那生を始めて見たのは,第3グラウンドです。2020年の事をよく覚えています。

当時は,センターバックに川里光太郎選手,佐藤昂洋選手,キローラン木鈴選手,として中村俊貴など,凄いメンバーがそろっており,何となくひょろっとしていた那生はなかなか試合に出られませんでした。

JFLはフィジカルが激しく,細身のセンターバックだった那生が試合に出るには,相当な努力が必要でした。

だけど・・・那生はその努力をやり切りました。我武者羅にやり切りました。

100%では足りなかった部分を,120%やってスタメンをつかみ取りました。

フィジカルで那生が相手に負けたところを見たことがありません。

どれだけ高い相手でも当たり負けせず,十分に競り合うことができます。

那生の大きな声で,選手だけでなくサポーターもビンビンに鼓舞されました。

いつの間にか,鈴鹿の顔と言える選手になっていました。

那生の笑顔が見たくて,みんな全力で応援しました。

那生の笑顔は最高でした。自慢の選手でした。

 

2020年,2021年は声出しができませんでした。

サポーターはみんな分かってました。

那生はサポーターのチャントに喜んで応えてくれる選手に違いない。

だけど,那生のチャントはたった3試合しか歌えませんでした。

勝利のラインダンスもできませんでした。

那生に与えてもらった笑顔を,サポーターは,ほんの少しもお返しすることができませんでした。

鈴鹿のシンボル的な選手である那生の退団は,残念でなりません。残念極まりない。

 

那生の写真を探していたら,笑顔の写真ばかりになりました。

那生。鈴鹿で戦ってくれてありがとう。

今後の進路にたくさんの笑顔が待っていることを願っています。

我武者羅は止まらない!なっ!ナイキ!やったれ!

 

 

上田駿斗

「繊細かつ大胆。冷静沈着かつ天真爛漫。最高かつ最高」

上田駿斗選手 退団のお知らせ | 鈴鹿ポイントゲッターズ

上田駿斗が鈴鹿に来る時に,なんか大きな病気を経験していると聞きました。

実際に入団の時の紹介写真では,細くて顔色の悪い青年が映っていました。

さらに,当時の鈴鹿の左には「最強の左」と言われた野口遼太選手がスタメンでバリバリやってました。

駿斗が鈴鹿に合流した時に,ナカニシは「細くて幼いなぁ」と思いました。

なんとなく高校生みたいで,なんかおどおどしていて,体も細かったのです。

野口選手の長期の怪我もあり,駿斗の出番はすぐに訪れました。

そして,1年目からが左サイドバックのスタメンを獲得しました。

駿斗が鈴鹿の左サイドを支配するのにそんなに時間はかかりませんでした。

スタメン定着が納得のプレイでした。

全てにおいてとにかくレベルが高かったです。

大きな病気が無ければ,もっと上のカテゴリーでプレイしているに違いない・・・

カニシはそんな気がしました。

 

サイドバックなのですが,ポジションの自由度は凄かったです。

これがサイドバックの動きか・・・とナカニシは何度も驚きました。

時にボランチであったり,時にフォワードであったり,そしてそれは的確なポジショニングでした。

ポジションに縛られず,戦術内で自在に動き,天真爛漫で元気なプレイでした。

大舞台もひょうひょうとプレイする度胸もあり,大観衆でも緊張する感じも無く,スケールの大きなプレイを見せてくれました。

そして点が入ると,誰よりも全身で喜びを表現し,その得意とするハイジャンプで歓喜の輪に飛び込んでいきました。

2022年は選手の中でただ一人,全試合に出場しました。

もう,その体には細い感じは全くなく,日本刀のような輝きを放っていました。

駿斗が鈴鹿を去ります。

鈴鹿でJリーガーにしてあげられなくて,申し訳ない気持ちでいっぱいです。

駿斗は,鈴鹿に来てよかったと思ってもらえているでしょうか?

そのピカピカの才能を2年間ここで使ってもらって,感謝しかありません。

駿斗。駿斗が大活躍するニュースを聞けることを楽しみにしている。

駿斗。4年後のワールドカップに出ちゃってもいいんだよ。

駿斗。ありがとう。前途に幸多きことを祈っている。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

今年J資格を失い,スタジアム建設が中止となりました。

 

Jリーグを目指していた選手達の大量退団は当然のことです。

 

アスリートの時間を,サポーターが簡単に鈴鹿で使ってくれとは言えません。

 

まだ退団の情報は続くと思います。

 

毎日,毎日,ずーっとナカニシは落ち込んでいます。

 

どうすれば良いのか分かりません。

 

ただ,ただ,それでも,共に戦ってくれる選手がいるならば・・・

 

・・・それを待ちます。

 

ではまた。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

(選手横断幕に関するお知らせ)

 

選手たちを応援する横断幕をたくさん預かっています。

作成していただいたみなさん,本当にありがとうございました。

これらの横断幕は,選手たちをきっと勇気づけた事だと思います。

引退・退団した選手の横断幕は,下記の3通りの取り扱いとさせていただきます。

 

①作成者の方に返送いたします。

②移籍したチームのサポーターに相談して,可能であれば引継ぎます。

③ナカニシが生きている限り保存します。

この3つのうちどれかです。

 

「①」の返却をご希望の場合は,お手数をおかけしますが下記まで連絡ください。

miracle_fcsuzuka@yahoo.co.jp

「②」の場合は,ナカニシが移籍先のサポーターと相談させていただきますが,引き継げなかった場合や,届けられなかった場合は「③」の保管とさせていただきます。

もしも,何もご連絡ない場合は,「③」のナカニシが保管するとさせていただきます。

 

横断幕ありがとうございました。

大事に使わせていただきました。心より感謝いたします。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-