VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第3節 対 ミネベアミツミFC

みなさん,こんばんは。

 

負けて帰宅しました。

帰路の道中,約1時間。

ずっとブログの最初の言葉を考えていました。

 

上手く行かない日もあるさ。

元気出していこう。

 

上手く行かない時こそ,サポーターの出番でしょ。

 

今日の敗戦で,バタバタする必要は無いと思います。

修正すべき点はありますが,選手たちは悪くありません。

 

まだ始まって3戦目です。

まだ3月です。

 

大丈夫。

慌てなくていい。

 

大丈夫。

自分を信じて。仲間を信じて。

 

大丈夫。

変えない覚悟も大事です。

 

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土曜の朝。

 

実は,ナカニシは土曜の試合が苦手。

 

金曜まで働いて,土曜日に身も心も準備するのが理想なのだが,金曜の仕事が終わってすぐに翌日試合というのは,心の準備ができない。・・・気がする。

とは言っても,土曜の早朝に起床して,ファイヤー状態で現地に向かう。

 

今日の対戦相手は,ミネベアミツミFC(以下,ミネベアと書きます)

元々ホンダロックSCなのだが,今シーズンからチーム名が変更になったらしい。

 

鈴鹿は以前から,ホンダロックを苦手にしている。

そして,ナカニシは上野公園のグラウンドで勝った記憶が無い(勝ったことはあるはず)。

 

嫌な予感がしつつ(だいたい毎試合嫌な予感がしている),会場到着。

城北公園の駐車場に車を止めて,テクテク歩いていく。

桜が咲いている。

帰りにこの道を歩く時,ナカニシはどんな気持ちで桜を見ているだろうか?

 

少し雨が降っている。

ノボリを設置し,横断幕を掲出する。

この時点でもお客さんが少ない。

 

普段,試合前に物を食べないナカニシだが,キッチンカーのみなさんに申し訳なくて,それぞれの店で美味しいものを購入。

ウマい!大満足のメニューに感動。

 

試合直前に,会場に集まった人たちに挨拶する。

ところが,喋ってる途中に一瞬ノドがチクッと痛いと思ったら,頭の中が真っ白になった。

こんなこと,今まで無かったのに・・・面目ない。

みんなのファイヤーに水を差してしまった。申し訳ない。

もう,ナカニシも歳かな・・・。

 

観客は少ない。

でも,2009年にナカニシが応援を始めた時は,ホームでも3人くらいの日もあった。

今シーズン,チームは再生する。

生まれ変わると言っても良い。

ここから上げていこう。

ここから増やしていこう。

そのための1試合1試合を大事にしていこう。

 

さあ,共に行こうぜ。

どんなときも俺らはここに。

 

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 19藤山雄生

OMF 14鈴木翔太・7三宅海斗

MF 21桑原海人・10中村健人・6小野寺亮太・13石川竣祐

DF 3キムテウ・5平出涼・2中村俊貴

GK 1阿波加俊太

 

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試合開始。

 

なんと鈴鹿は3-4-2-1で入った。

昨年のディフェンス重視の時のフォーメーション。

 

ミネベアは,3-6-1。

ディフェンス時は,5-4-1に近くなる。

 

互いにディフェンス時は5バック。

鈴鹿は1戦目,2戦目で前半に失点している。

それを防ぐための形と思うが,このフォーメーション変更がどう出るか?

 

試合開始から鈴鹿ペース。

ボランチの小野寺(6)を中心に試合を組み立てるのは鈴鹿

 

ミネベアはチーム名こそ変更したが,チームのスタイルは変わっていないように見える。

高く大きく強い選手が多く,セットプレイで得点を狙ってくる。

さらに,両サイド共にロングスローで放り込んでくる。

とにかく,高さと競り合いで負けたら,一発でやられるチーム。

ホンダロックの時から変わらない。企業チームとして戦術に一本芯が通っている感じ。

 

鈴鹿のゴールを守る,「精密機械」,阿波加俊太(1)

一手一手が確実な阿波加のプレイに間違いはない。

ミスも少なく,確実なプレイ。

ミネベアは高さで勝負するため,一気に放り込んでくる。

阿波加がパンチングで飛び出すが,他のミネベアの選手にブロックされて前に出られない。

ミネベアはセットプレイが上手い。

阿波加の飛び出しの判断が遅れると,やられる雰囲気がしている。

阿波加。出たら絶対に触れ!誰よりも早く触れ!

セットプレイはゴールキーパーが主役だ!

全部止めるぞ!

 

ミネベアのロングスローは精度が高く,スピードもあるため怖い。

スローインに逃げることも危険なので,できる限りミネベア陣内で戦いたい。

 

支配率は鈴鹿

テクニシャンだらけの,今の鈴鹿のパスは滅多に取られない。

ただ,鈴鹿のパス回しからの,勝負のラストパスが出せない。

 

3バックの左,「無敵でムキムキのキム」,キムテウ(3)

前節の空中無双で,一気に進化したキム。

昨年の今井那生選手もそうだが,サッカー選手が成長する時は,少しずつじゃなく,一気に別人のように成長する時がある。

前節でキムは成長と言うより進化している。見事に殻を破って「シン・キムテウ」が生まれた。

無敵に疑う余地はない。無敵という自分に自信を持ってプレイしている。

この試合でも,高く強いミネベアに対して,攻守に渡ってキムアタックが炸裂した。

相手に合わせる必要はない。

キムはキムのプレイに集中すればいい。

そうすれば大丈夫だ。

キム。無敵の座は絶対に渡すな!

 

そして,キムを支えているのは,

3バックの真ん中,「カバーリンガー」,平出涼

キム(3)が自分のプレイに集中するならば,相手に合わせた柔軟なプレイをするのが平出。

キムがラオウならば平出はトキ(北斗の拳参照)。

ミネベアの攻撃を受け流し,きっちりつないで鈴鹿の攻撃に転じていく。

キムのクリア後のフォローも早い。

ミネベアのカウンターへの反応も抜群。

平出。ミネベアに先制点を取られちゃダメだ。

まずは前半しのいでくれ。

 

試合を支配しているのは鈴鹿

しかし,ボールを奪われるとミネベアが一気に押し寄せてくる。

 

鈴鹿は突破口が見つからない。

ただ,前半に無理をする必要はない。

スローペースでサイドから。

 

トップ下のインサイドハーフ,「リトルマジシャン」,鈴木翔太(14)

スラロームなドリブルでミネベアのバイタル付近を侵略する鈴木。

しかし,コンパクトに守るミネベアはスペースを作らせてくれない。

サイドに流れながら,カットインからのシュートを狙う鈴木。

ミネベアゴール前は,ぎゅうぎゅうに選手が守っている。

サイドに釣り出して,そこから攻めたい鈴木。

翔太!

悪くない。というか今日も良い。

切り裂け!

決めるのは自分だと心に刻め!

 

鈴鹿は良い展開をしている。

悪くない。

ボールを奪ってからの切り替えにも対応できている。

ボールを失った後の危機管理もできている。

前半の序盤には,ノリノリのキム(3)が矢のようなミドルシュートを放つ。

それそれ。

それ凄く良い!

打て撃て!

 

鈴鹿にとって怖いのは,ミネベアのフィジカルを活かしたノーファウルのタックル。

そこからのショートカウンターは脅威。

無敵無双のキム(3)。

ミネベアに当たられるより早く展開している平出涼(5)

そしてボランチの小野寺(6)も狙われている。

 

ボランチの,「電撃ネットワーク」,小野寺亮太(6)

前節,小野寺は激しくマークされて削られていた。

鈴鹿のゲームメイカーとして,今後も研究されていくのだと思う。

研究されるほど恐れられるのは,サッカー選手としての「誉(ほまれ)」。

ならば,研究された上を行けばいいだけのことだ。

この試合の小野寺は,パスワークだけでなく,ドリブルでするすると持ち込みシュートを狙っていた。

相手の虚を突くようなドリブルは,実に小野寺らしい上手さがある。

激しく中盤で寄せられるが,先に先に動いて,ミネベアを引き剥がしていく。

小野寺のプレイはいつものようにとても良い。

しかし,ミネベアのゴール前は,思っていたよりも高くて厚い。

小野寺。

焦らなくていい。このままでいい。必ずチャンスは来る。

焦っちゃダメだ。

 

鈴鹿は攻めあぐねている。

ミネベアの5バックと4ミッドフィールダーは,綺麗に列を作っていて,裏のスペースを狙いにくい。

さらに,クサビのパスに対して,背を向けてボールを受けると,背後から猛烈な圧力をかけて前を向かせてくれない。

シュートを打てない鈴鹿

抑え込まれている鈴鹿

 

前半28分。

ミネベアのロングスローに対して,相手が触ってラインを割るがミネベアボールのコーナーキックのジャッジ?

ミネベアコーナーキック1本目。

中で激しく競り合ったボールは大きくクリアできない。

こぼれたボールが偶然にミネベアフォワードの足元へ。

近距離から撃たれて失点。

0-1。

 

まだまだ。

気にする時間じゃない。

大丈夫。

落ち付こう。

 

先制したミネベアは,少し引いて守りに入った。

ホンダロックの時代から,ディフェンスの固さは有名。

さあ,これを攻略していこう。

 

3バックの右,「鬼俊貴」,中村俊貴(2)

鈴鹿のディフェンスの大黒柱。

長年共に戦った俊貴がいるだけで,ナカニシとしては安心できる。

ウイングバックの石川(13)の後ろのケアが早い。

さすが俊貴。確実で早い。

ミネベアのフィジカルにも全く怯んでいない俊貴。

俊貴の威圧感最高。

この試合を通して,鈴鹿はセットプレイやられたものの,他に危ない場面はほぼ無かった。

特に,俊貴がいた前半の3バックは固かった。

しかし,ミネベアは得点後に1トップになったように見える。

1トップに3バックなので,鈴鹿の人数が多すぎてバランスが悪い。

守備的から,攻撃的布陣に変えるため,俊貴もドリブルで右サイドを駆け上がるが,中で勝負できない。

先制されてから,さらに攻めにくくなった。

 

鈴鹿は支配率をさらに増すが,パスを通すコースがない。

後ろに戻して作り直したり,リターンパスが多くなって来た。

ミネベアは,5-4-1でゾーンを作っている。

鈴鹿のパスに対しても,引っ張り出されず,コンパクトなディフェンスを維持している。

 

鈴鹿優位。決して悪くない。

ただ,点を取る動きが少なく,時間だけが過ぎていく。

 

右のウイングバック,「インサイドアウトサイダー」,石川竣祐(13)

ウイングバックの石川を始めて見たのだが,いつもの4バックより自由に動いていないように見える。

サイドバックの石川なのでもちろんサイド中心なのだが,この試合では「より」サイドを縦に攻撃しているように見えた。

石川はサイドだけでプレイさせるのはもったいない。縦横無尽でちょうどいい。

しかし,ミネベアウイングバックなので,攻守の主戦場はサイドになる。

全力ダッシュで前後に走る石川。

たくさん走っている。サイドを切り裂いた。

石川が頑張っても,それでも,得点のチャンスが生まれない。

石川。前半は我慢だ。

後半は,変幻自在の石川で勝負だ!

 

鈴鹿は両ウイングバックの,桑原(21),石川(13)が攻勢に出る。

中への折り返しを受ける藤山雄生(19)が猛烈にマークされていて,勝負できない。

また,ミネベアサイドバックが残っているので,サイドの攻略から中に切れ込むことができず,外に外に押し出されてしまう。

 

ワントップの,「ゴールエリアの荒鷲」,藤山雄生(19)

どこに動いても,ミネベアの3バックのうち2人が雄生を挟んでマークしている。

ミネベアからしたら,雄生にだけは得点させたくないだろう。

後方からのパスも,三宅海斗(7)から雄生(19)のラインがつながらない。

マークがきつい以上,どうしても早く難しいパスになってしまうが,それが足に付かない。

ハードなマークを受ける雄生。

そして,ハードに競り合う雄生。

雄生のプレイは見ていて熱くなる。

選手たちもそうだろう。

雄生のゴールでみんなが吠えたい。

それこそがストライカー。

雄生,ストライカーに言葉は不要。

ゴールを奪え!

 

鈴鹿はシュートを放っていない訳じゃない。

ミドルシュートもドリブル突破も見せている。

しかし,シュートコースにミネベアディフェンスが立ち塞がっている。

そのため,鈴鹿のシュートは枠に行かないものが多い。

ハイプレッシャーと,限られたコースの中で,どうしても浮いてしまう。

 

ここで前半終了。

 

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カニシがハーフタイムにトイレに行ったら,階段で小さい男の子が「ポイントゲッターズ勝つかなぁ」と突然聞いてきた。

「勝つさ!前の試合だって後半逆転したやん」と,ナカニシは答えた。

男の子は嬉しそうに笑っていた。

 

そう。

みんな信じている。

鈴鹿はギアが上がる後半が強い。

 

アップする選手を見る。

みんな良い調子だ。

 

引いて守るミネベアに対し,鈴鹿も変化を出さないと攻略しきれない。

誰をどう使うのか?

 

山内が用意している。

山内だ。

鈴鹿の切り札は山内だ。

 

さあ,サポーターも元気出してやるぞ!

 

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HT

(OUT)2中村俊貴 ⇔ (IN)9山内健史

(OUT)1阿波加俊太 ⇔ (IN)23岩脇力哉

 

後半開始

 

なんと,阿波加を変えて来た。

ゴールキーパーの交代は珍しい。これにはビックリ。

 

鈴鹿は3バックではなく,4-2-3-1のフォーメーションに変更。

 

後半も攻め込む鈴鹿

前半同様,パスは回しているがシュートまで持っていけない。

ミネベアのプレッシャーで,スピードを上げることができず,選手の全力疾走が見られない。

ミネベアの思い通りの展開にさせないために,何か変化をつける必要がある。

 

サイドバックの,「くっぴー」,桑原海人(21)

鈴鹿は後半から山内が入り,右からの攻撃が増えた。

中で勝負するには,ミネベアの高身長のセンターバックに弾き返されるため,鈴鹿は逆サイドで勝負を狙う。

右からのボールが左へ流れてくる。左の奥で桑原が虎視眈々と狙っている。

シュートを放つが惜しくも枠に行かない。

桑原!良いよ良いよ!シュートを打って悪いことなんて,なにひとつ無い。

ドンドン打とう。打たなきゃ入らない。

後半からウイングバックからサイドバックになったが,ナカニシの目には桑原はサイドバックの方がやり易そうだった。

桑原!その左足を振り抜け!

 

グラウンド後方から,岩脇力哉(23)の声が聞こえる。

安定の声だ。良い声だ。

 

ボランチの,「キャプテン」中村健人(10)

何度も言っているが,今年の健人は凄い。

この試合も,健人が支配している。

特に後半は,鈴鹿の支配率がさらに上がったため,健人がボールに触る機会が増えた。

健人のタッチで,試合に緩急が付き,メリハリが出る。

ただ,後半はミネベアが守りに入ったため,さらにパスの出しどころが減り,厳しい展開を余儀なくされる。

山内(9)が縦に欲しがってる。

雄生(19)がポストプレイを狙う。

海斗(7)が裏に抜け出そうとしている。

健人にももちろん見えている。

それでも出せない。

ミネベアがコースを切っている。

健人,必ずチャンスはある。

それを見逃すな!

 

鈴鹿の攻勢が続くが,ボールを失うと,ミネベアもロングキックでカウンターをも狙う。

鈴鹿は,キムテウがさらに絶好調で,体を弓なりにしならせて,超々ハイジャンプでクリアしている。

何という高さだ!ヘッド到達高度は4m以上(ナカニシ調べ)

キムのヘディンングクリアが,そのまま裏へのパスとなっている。

 

途中交代で入った,「ワンダーボーイ」,山内健史(9)

攻撃の切り札として申し分のない力を持つ山内。

山内のスビードが活きれば,試合展開は一気に変わる。

相手ディフェンスの裏を狙う山内。

惜しい抜け出しもあるが,わずかにオフサイド

まわりの鈴鹿の選手もよく分かっていて,山内の前にボールを送り込んでくる。

裏を狙う山内。

しかし,ミネベアの5バックはラインがあまり高くなく,4ミッドフィールダーも,中盤のスペースを潰している。

なかなか山内のスピードを出せない。

山内!狙い続けろ!GOだ!

 

後半半ばを過ぎて,ミネベアが時間を使い始めた。

鈴鹿の選手たちに焦りも出てくる。

 

鈴鹿は前半同様,小野寺(6),中村健人(10)がゲームを作るが,試合の基点が低く,パスを回すエリアがミネベアゴールから遠い。

鈴鹿は,失点をしないような形はできているが,得点を取る形には少し遠い。

 

後半の支配律は8対2

ほぼ鈴鹿がボールを持っている。

ディフェンス面でもキム(3)と平出(5)で十分対応している。

 

ボールは支配。

しかし,攻めあぐねる。

ボールを持たされている。

鈴鹿は,作り直すためのバックパスとリターンパス。

ボールを大事にしているが,荒っぽく攻めることは少ない。

 

クサビのパスが入らず,藤山雄生(19)目立たなくなってきた。

サイドの山内健史(9),鈴木翔太(14)がなんとかしようと奮戦するが,サイドはやらせてくれても,中のスペースは潰されている。

 

後半21分

(OUT)19藤山雄生 ⇔ (IN)16有馬和希

 

有馬がボランチに入り,中村健人(10)が1枚上がり基点を押し上げる。

有馬,がんばれ!鈴鹿の中盤を頼むぞ!

 

試合のペースは変わらない。

嫌でもゆっくりさせられている。

完全に,ミネベアの狙う展開に持ち込まれた。

 

鈴鹿の選手に焦りが出てきた。

時間を使うミネベアに,選手たちも苛立っている。

また,微妙なジャッジも集中を切らす。

大丈夫!

落ち着け!

サポーターの声を聴いてくれ。

 

ゴールキーパーの岩脇力哉か(23)から,ずっと声が出ている。

選手会長として選手たちの精神的な支柱となれ。

焦っちゃダメだ。

力哉,頼むぞ!

 

ミネベアのディフェンスは,赤い壁があるように見える。

磨き上げられたディフェンスライン。

 

そこに挑むのは,三宅海斗(7)

 

フォワードの,「ファンタジスタ」,三宅海斗(7)

前半から攻守に渡って大車輪でプレイしている海斗。

後半は,健人と共に前目でプレイする時間が増えた。

ミネベアのゴール前でボールキープするが,顔に相手の手が当たり転倒。

それでもノーファウルのジャッジ?

海斗は,ずっと動いている。

パスで相手を崩し,ドリブルでボールを運び,セカンドボールを競り合い,そして自ら強烈なシュートを放つ。

ミネベアのベンチから,海斗を「走らせちゃダメだ」と指示が出ている。

走らせないために,ミネベアから削られる海斗。

海斗を勝たせてあげたい。

海斗を笑顔にしてあげたい。

海斗。がんばれ。

サポーターはみんなに海斗の笑顔が見たい。

 

鈴鹿は得点の匂いがずっとしている。

悪くない。

悪くないけど,点が取れない。

無常に時間が過ぎる。

攻めまくっているがシュートを打てない。

 

後半37分

(OUT)10中村健人 ⇔ (IN)22兒玉澪王斗

後半39分

(OUT)21桑原海人 ⇔ (IN)25藤山恭輔

 

鈴鹿はキム(3)を上げてパワープレイに出る。

澪王斗(22),恭輔(25)も前線でゴールを狙う。

 

フリーキックコーナーキックを獲得する。

キム(3)からの折り返しで勝負するが,ミネベアはセットプレイを守るのも上手い。

 

ジリジリと時間を使われる。

 

カニシは負けている試合で,時間を使われるのが一番嫌いだ。

(勝っている時は大好き。たぶんみんなそう。)

 

ミネベアから得点を奪うことができない。

 

ここで試合終了。

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

スタッフのみなさんは,昨日,2時間かけてゴールを設置したそうです。

鈴鹿がそのゴールを揺らせなくて残念です。

 

上野公園のグラウンドは,緑がキレイに映えていました。

伊賀のお城は桜に彩られていました。

 

でも・・・ナカニシの目には桜が映りませんでした。

めっちゃくちゃ悔しかったからです。

頭に血が上っていて,桜どころではありませんでした。

 

鈴鹿の選手たちのプレイは悪くなかった。

だけど勝てなかった。

サッカーの難しさと,ナカニシのサポーターとしての力不足を感じます。

もっともっと,ホームの良い空気を作れたら・・・。

サポーターの応援が,疲れた選手の背中を押せたら・・・。

 

試合が終わってから,バスを見送りました。

みんな元気です。

それで良いんです。

負けた試合に対して,くよくよしてても勝敗は変わりません。

次!

次の試合に向けて頑張りましょう。

 

何も悪くありません。

ブレずに継続することも大切です。

 

みんながんばれ。

サポーターは,笑顔も涙も君たちと共にします。

 

次!次!

もう,次の試合は始まっています。

勝つぞ!

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第4節 4月1日 13:00 対 マルヤス岡崎@龍北グラウンド

JFL第5節 4月9日 13:00 対 ティアモ枚方四日市中央

JFL第6節 4月16日 13:00 対 ヴィアティン三重四日市中央アウェイ

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