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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海1部リーグ 対 矢崎バレンテ

平成22年7月24日(土)東海社会人リーグ
対戦相手 矢崎バレンテ
場所   藤枝市民グラウンド
観客   約80人

ブログをごらんいただいている皆さん。こんばんは。
今日も暑かったですね~。藤枝も大変熱かったです。

本日は昨年度東海リーグ優勝チーム矢崎バレンテと対戦。
押しも押されぬ強豪チームだけど,鈴鹿の前に立ちふさがるものは蹴散らすのみ!
絶対に勝つ!!

と,思いながら,Nくんと焼津お魚センターで昼食。
帰りには,ご機嫌で中トロ買って帰ろうと約束。
ますます絶対勝つ!!

1時間前に会場到着。
車の温度計は39度をさしている。おいおいマジですか。

会場では藤枝MYFC対中京大学戦の最中。
結果的に3-0でMYFCが勝利。
MYFCは強いな~(でも鈴鹿には勝てなかったけどね)。

COSさん夫妻,熱田人さん,N平さん,他にもいろんな人が応援に来てくれている。

行くぜ!!

今日のスタメン(以後敬称略)
FW 29目黒淳・30矢野純平
MF 26石川龍太・24原祥太郎・25田宮勇次・8山本遼
DF 2木下謙一・15大久保龍太・3村田雅則・5榊親平
GK 1水谷允俊

試合開始。
いつもどおり,ゆっくりした立ち上がり。
#24祥太郎と#25田宮が中盤で矢崎と支配権を争う。

前半4分。
ポンと左サイドに展開。
#26石川がいったん納める。どうする石川?
その時,大外から駆け上がるのは・・・
キッターーー!
怪我から帰ってきた「雷神」#2木下謙一!!(ニックネーム変更しました)

フェイントは不要。小細工は不要。木下はそのスピードですべてを振り切る。
木下から中へ折り返し。
中へ走りこんできたのは,「火の玉ボーイ」#30矢・野・純・平!!!

ゴーーーーーーール!!!1-0


石川からの流れるような展開。
木下の素晴らしいオーバーラップ。
矢野の鋭い飛び込み。
ナイスシュート,ナイスプレイ!!
木下復活おめでとう。
イメージ 1


先制の後,膠着状態。
中盤の支配権を奪うため,#25田宮がガンガン行っている。
倒されても,引っ掛けられても,ユニフォームを引っ張られても,何度でも立ち上がる田宮。
いいぞ田宮。中盤は任せた!!

「突貫小僧」#26石川龍太はサイドで基点となりながら,攻撃の突破口を探す。
#2木下のオーバーラップがあるため,相手DFも的を絞れない。
しかし,1点やられているので,矢崎ディフェンス陣も慎重にマークしている。
石川は中へ入ったり,流れたり,多彩なプレイを見せるが,最後の最後で相手のDFを
突破できない。

鈴鹿のディフェンスも安定している。
薩摩隼人」#15大久保龍太の指示で,2列目からの飛び出しに対するサポートが早い。
「業師」#3村田雅則も早め早めのチェックで,ディフェンスラインを高く保っている。

こちらも怪我から復帰の#24原祥太郎。
先日の練習試合では,見事なシュートを決めたらしい。
ミドルをしっかり打てるシュート力と,体格を生かした中盤での守備に期待したい。
久しぶりの公式戦で,流れの中でのポジショニングを確認。
#15大久保や#25田宮と声を掛け合いながら,中盤のポジションを修正する。
三重県選手権でも良い動きを見せていたし,怪我さえ治れば確実にレギュラー争いに
なると思われていた非凡な選手。

すると・・・あれっ交代???
なんと,#24祥太郎は前半で途中交代。
なぜ???

前半大体30分くらい
OUT 24原祥太郎  ⇒  IN 6蒲原直樹

交代で蒲原が出場。
なんか急な交代だけど,蒲原はちゃんとアップしていたのだろうか???

前半40分くらい。
ゴール前でバタバタっとする。混戦。
鈴鹿ディフェンダーの足にボールが当たり,不運なオウンゴール。1-1

ガックリと倒れこむ選手。
崩されたわけじゃない!気にするな!切り替え切り替え!

最近の鈴鹿は1点取られたときの落胆が大きい。
「絶対に取り返す!」というよりも,「1点取られてもうだめだ~」という感じ。

顔を上げろ!
サポーターはまだまだ声が背出るぞ!まだまだ跳ね続けるぞ!

前半終了間際。
なんと,蒲原が怪我で退場。
打撲ではない様子。肉離れか?それとも靭帯か?
大丈夫か蒲原。

OUT 6蒲原直樹  ⇒  IN 27曽根祐一

曽根が出たところで前半終了。

それにしても暑い。
バックスタンドに座ろうとしても,コンクリートが熱くて座れない。
水をがぶ飲みする。飲んだとたんに汗になる。
過酷な暑さ。
選手たちもさぞかし苦しいだろう。暑いだろう。
サポーターも付き合うぜ!
炎天下だろうがなんだろうが,声の限り応援し続ける!

後半行くぜ!

後半開始3分。
矢崎の左からのコーナーキックを中で合わされて失点。1-2。
後半出会いがしらの一発。

崩された失点じゃない。立て直せ。立て直せ。
時間はまだまだある。

この試合,セットプレイから何度か危ない場面があった。
「守護神」#1水谷允俊の指示で何とか事なきを得る。
しかし,なんだか不安。
森本がいてくれたら・・・

「マエストロ」#8山本遼がサイドでゲームの基点を作る。
視野が広く懐も広いので,タメを作って前線にあわせる。
狙うのは#30矢野,#26石川,#29目黒。
そして,ここ一番で駆け上がる「神の子」#5榊親平!!

#30矢野は,鋭い抜け出しでGKと1対1になる場面もあるが,残念ながらゴールならず。
#26石川も相手サイドバックに警戒されて,なかなか思うように走らせてもらえない。

#29目黒は献身的に体を張ったポストプレイを見せる。
相手DFを背負った目黒の後ろで,落としたボールを拾うのは#27曽根。
曽根からさらに展開でチャンスが広がる。

#5榊も何度かクロスをあげるが,得点に結びつかない。

矢崎バレンテは中盤からガッチリ守っている。
何度攻めてもはじき返されるような展開。もうカッチカチの守備。
鈴鹿の攻撃が直球勝負ばかりなような気がする。
変化球で緩急をつけたい・・・こんな時に監督の采配は???

無策のまま時間が過ぎていく・・・。

矢崎はディフェンス中心でカウンター狙い。
鈴鹿の選手は縦横に走り回っている。
両チームともに少しずつ足が止まってきた。

サポーターの力を鈴鹿の選手へ。
ガンバレ!負けるな!
どんな時でも,俺らがいるぜ!

監督が最後のカードを切る。
OUT 29目黒淳  ⇒  IN 4森本一樹

鈴鹿の壁」#4森本一樹が登場。
闘志の塊のような森本の気迫のプレイは,疲れた選手たちに伝わるはず。
みんながんばれ!

#4森本がセンターバックに入り,#3村田が右サイドバック,#5榊が左サイドバック
#2木下が左MFに入って,#26石川が矢野とともに2トップを組む。

ポジションの移動が激しく,しばらくはバタバタのプレイ。大丈夫か?
#27曽根が声を出して,良く試合をコントロールしている。
#25田宮が体を張って攻撃を食い止めている。

サイドバックに入った#3村田が,気合の入ったプレイを見せる。
#26石川のフォローをしつつ,積極的に駆け上がりきれいなクロスを放り込む。
センターにはパワープレイでオーバーラップしてきた森本が待つ!
いけーー森本!!
森本一樹のプレイを見せたれ!
森本のヘディングシュートは惜しくも外れるが,森本の前線でのパワープレイは鬼気迫る
ものがある。
いいぞ森本!

みんなが疲れてきた時間帯で,村田のオーバーラップが冴える。
しかし,村田の上がった裏を狙う矢崎バレンテ
そこをフォローするのは#27曽根祐一。
俯瞰(バードアイ)で試合を見られる曽根は,開いたスペースのフォローが早い。
決してスピードが際立っているわけではないが,危険なスペースを確実に察知している。
いいぞ曽根!!どんどん行こう!

後半38分。
右45度の危険なエリアで相手にボールが渡る。
プレッシャーに行く人がいない。足が止まっている!
狙い済まされて中へ。
中で待つ相手FWにマークが付いていない。やられた。無念の失点。1-3。

暑い。
鈴鹿の選手の足が止まってきた。1テンポずつ遅くなる。
暑い。

いいいや,まだまだ。ナカニシは諦めない。まず1点とろうぜ。

しかし,選手の必死のプレイも実を結ぶことは無く,試合終了。

サポーターに挨拶に来る選手たち。
みんなうなだれている。
みんな水をかぶったかのように,体中に汗がしたたっている。
みんな・・・暗い。

こんな時こそサポーターは声の限り歌おう!
「さあ,胸を張って戦おうぜ鈴鹿の勇者オーレ!」

選手のみんな,よく走った!
選手のみんな,よく頑張った!
みんな,悔しいだろう。
みんな,いろいろモヤモヤしているだろう。
みんな,イライラしているだろう。

反省すべきは反省しよう。
修正すべきは修正しよう。
そして,いったんきれいさっぱり忘れよう。
次に向かって,顔を上げて切り替えよう。

選手のみなさん,灼熱の中お疲れ様でした。
遠くまで応援に来てくれたサポーターの皆さん,お疲れ様でした。
スタッフのみなさん,矢崎バレンテのみなさんお疲れ様でした。

カニシとNくんは,その後,中トロを買いに焼津お魚センターに向かう途中,道に
迷って散々な目にあいました。
結局,買い物できずに帰路へ。とほほ。
なんか今日は良い事無いな~(涙)

次の試合は2週間後の8月14日に藤枝市役所戦です。
鈴鹿スポーツガーデンメインで14時キックオフ予定です。

天皇杯も近い。
東海リーグもまだまだ続く。
落ち込んでいる時間は無いぜ。
ホームの試合にはたくさんの人が来てくれる。
みんなの前で,これがFC鈴鹿だというような良いプレイしよう!

カニシはまだまだ諦めない。
行くぜ!

ではまた。