みなさんこんばんは。
和歌山からの帰路,いろんなことが頭の中をめぐりました。
ほとんどが2年前の地域決勝の事です。
全社が終わり,リーグ戦が終わると,全国の強豪が勢ぞろいしてJFLへの昇格をかけた地域決勝大会が行われます。
ほとんどが2年前の地域決勝の事です。
全社が終わり,リーグ戦が終わると,全国の強豪が勢ぞろいしてJFLへの昇格をかけた地域決勝大会が行われます。
その事を考えていました。
選手たちのアップしている姿を見る。
声も出ている。
体のキレも悪くない。
声も出ている。
体のキレも悪くない。
準備は整った!
いくぜ!
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 10北野純也・16井上皓紀
MF 30鈴木雄太・4原祥太郎・28徳地俊彦・11青島誉
DF 18大村亮平・5榊親平・15大久保龍太・3村田雅則
GK 1蜂巣良哉
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 10北野純也・16井上皓紀
MF 30鈴木雄太・4原祥太郎・28徳地俊彦・11青島誉
DF 18大村亮平・5榊親平・15大久保龍太・3村田雅則
GK 1蜂巣良哉
試合開始。
試合開始の感じは悪くない。
みんな声が出ているし,体も重そうではない。
気合いも入っている。
みんな声が出ているし,体も重そうではない。
気合いも入っている。
昨日1得点を挙げた井上皓紀(16)。
クラブドラゴンズのディフェンスと肩をぶつけあいながら相手ゴールを目指す。
積極的にボールに絡んでいる。
受けてからのターンが早く,前を向いてプレイで来ているのが良い。
何とか早めに先制したいが,相手のディフェンスはなかなか硬い。
クラブドラゴンズのディフェンスと肩をぶつけあいながら相手ゴールを目指す。
積極的にボールに絡んでいる。
受けてからのターンが早く,前を向いてプレイで来ているのが良い。
何とか早めに先制したいが,相手のディフェンスはなかなか硬い。
前半のクラブドラゴンズの狙いは鈴鹿の左サイド。
大村亮平(18)がディフェンスする。
足元の上手さや,対人戦の粘りは抜群の大村。
テクニックでも負けてはいない。
しかし,クラブドラゴンズは,2人3人と人数をかけて攻め込んでくる。
そのうえ,パススピードが速く,ダイレクトプレイも多い。
的を絞り切れず,対応が後手にまわらざるを得ない大村。
大村亮平(18)がディフェンスする。
足元の上手さや,対人戦の粘りは抜群の大村。
テクニックでも負けてはいない。
しかし,クラブドラゴンズは,2人3人と人数をかけて攻め込んでくる。
そのうえ,パススピードが速く,ダイレクトプレイも多い。
的を絞り切れず,対応が後手にまわらざるを得ない大村。
サイドを中心に攻めてくるクラブドラゴンズ。
おそらく練習でもやっているのだろう。
サイドの攻撃に迷いが無く,各選手に戦術の統一感がある。
鈴鹿の選手も対応に行くが,ワン,ツー,スリーまでダイレクトでパスをつながれると・・・。徐々に崩されてしまう。
おそらく練習でもやっているのだろう。
サイドの攻撃に迷いが無く,各選手に戦術の統一感がある。
鈴鹿の選手も対応に行くが,ワン,ツー,スリーまでダイレクトでパスをつながれると・・・。徐々に崩されてしまう。
前半は左を中心に守備。
我慢の時間が続く。
我慢の時間が続く。
サイドハーフの青島がフォローに入り,後ろから走ってくる選手をケアするが,さらにその上を行かれてしまう。
サイドをえぐられ中への折り返し。
ドンピシャで合わせられる。
ヤバイ!!
しかし,村田(3)が一瞬早く足を出し,得点にはならない。
ドンピシャで合わせられる。
ヤバイ!!
しかし,村田(3)が一瞬早く足を出し,得点にはならない。
ディフェンスの対応が緩いわけではない。
それ以上に相手が早い。
それ以上に相手が早い。
ボランチの位置で攻撃を展開する徳地俊彦(28)。
本来ならば,ボランチのポジションながらも運動量豊富に動き周り,攻撃のチャンスも演出する。
しかし,この試合ではサイドの攻防のフォローに忙殺され,なかなか前線への展開が図れない。
本来ならば,ボランチのポジションながらも運動量豊富に動き周り,攻撃のチャンスも演出する。
しかし,この試合ではサイドの攻防のフォローに忙殺され,なかなか前線への展開が図れない。
鈴鹿は徳地(28)や祥太郎(4)から前線にパスを出し展開を図りたいが,パスコースを切られていて,サイドにいったん預けねばならない。
「鈴鹿の中心」原祥太郎(4)。
鋼のフィジカルは競合いの際に相手の攻撃を撥ね返すが,サイド中心の攻防のため決定的な仕事ができない。
相手クロスがディフェンスとボランチの間に入るのをセンターバックとサンドして潰している。
鋼のフィジカルは競合いの際に相手の攻撃を撥ね返すが,サイド中心の攻防のため決定的な仕事ができない。
相手クロスがディフェンスとボランチの間に入るのをセンターバックとサンドして潰している。
「神の子」榊親平(5)
スルーパスから裏へぬけてくる相手に対してのフォローは万全。
ディフェンスラインを上げ下げしながら,オフサイドトラップのタイミングをコントロールしている。
榊のラインコントロールは効いている。
実際,前半の相手のオフサイドは結構多かったように思う。
スルーパスから裏へぬけてくる相手に対してのフォローは万全。
ディフェンスラインを上げ下げしながら,オフサイドトラップのタイミングをコントロールしている。
榊のラインコントロールは効いている。
実際,前半の相手のオフサイドは結構多かったように思う。
クラブドラゴンズの勝負どころのパススピードは速い。
また,チーム内の約束事が徹底されている。
「あーきたら,こうする」ってところでは確実にプレイしている。
また,チーム内の約束事が徹底されている。
「あーきたら,こうする」ってところでは確実にプレイしている。
なんか嫌な感じ。
テクニックとスピード。
相手のやりたいことに合わせている気がする。
相手のやりたいことに合わせている気がする。
ここで前半終了。
ナカニシとして正直なところ,前半0-0はよく我慢したと思った。
相手のペースで試合をしていたが,ハーフタイムで切り替えができる。
相手も2連戦。
どこかで疲れてくれば,一気に流れを鈴鹿に持ってきたい。
相手のペースで試合をしていたが,ハーフタイムで切り替えができる。
相手も2連戦。
どこかで疲れてくれば,一気に流れを鈴鹿に持ってきたい。
クラブドラゴンズの攻撃は確かに鋭い。
しかし,大久保(15)と榊(5)が何とかしてくれるだろう。
我慢している間に点が欲しい。
しかし,大久保(15)と榊(5)が何とかしてくれるだろう。
我慢している間に点が欲しい。
試合はピリピリと均衡している。
まだどっちに転ぶか分からないぞ!
まだどっちに転ぶか分からないぞ!
後半の入り。
ここで一気にこの試合の流れを奪う。
ここで一気にこの試合の流れを奪う。
後半開始。
後半開始から。
(OUT)16井上皓紀 ⇔ (IN)38ハングル
(OUT)16井上皓紀 ⇔ (IN)38ハングル
後半から新加入のハングルが出場。
190センチを超える身長は,現在のグラウンドでは一番高い。
ハングル!
狙って行け!!
190センチを超える身長は,現在のグラウンドでは一番高い。
ハングル!
狙って行け!!
右サイドハーフの鈴木雄太(30)。
雄太の持ち味である積極的なプレイが良く出ている。
粘っこく競合い,しつこくプレスをかけ,誰よりも走る。
守っているだけでは相手に押し込まれて攻撃のチャンスを失ってしまう。
守備から長駆して攻撃まで。
雄太は走る。
雄太の持ち味である積極的なプレイが良く出ている。
粘っこく競合い,しつこくプレスをかけ,誰よりも走る。
守っているだけでは相手に押し込まれて攻撃のチャンスを失ってしまう。
守備から長駆して攻撃まで。
雄太は走る。
いいぞ!
と思った時。
と思った時。
ヘディングで当てたのはクラブドラゴンズ側の選手。
こぼれたボールをクリア?
しかし小さい!
こぼれたボールをクリア?
しかし小さい!
ボールを拾われシュートを打たれる。
やられた。
失点。0-1。
やられた。
失点。0-1。
まだまだ後半始まったばかりだ!
下を向くな!
切り替えろ!
サポーターの声に力が入る。
下を向くな!
切り替えろ!
サポーターの声に力が入る。
まだまだまだまだ!
行くぞーーーーーー!
行くぞーーーーーー!
しかし・・・。
ボールはポンポンとつながれ,最後にシュートを打たれる。
カバーはいないのか?
無念。
失点0-2。
カバーはいないのか?
無念。
失点0-2。
クラブドラゴンズのボールが良く回っている。
そして,それとともに選手が良く動いている。
それを捕まえ切れないか?
そして,それとともに選手が良く動いている。
それを捕まえ切れないか?
左サイドでボールを受ける「サイドワインダー」青島誉(11)。
誰にも邪魔されない孤高のプレイが青島の持ち味。
しかし,この試合は左サイドでボールを受けるものの,相手のマークが早くプレイに余裕が無い。
左サイドでの自由を奪われ,ペナルティエリア内に切り込むことができない。
単発のクロスをハングル(38)に入れるが・・・,ハングルとの息が合わない。
誰にも邪魔されない孤高のプレイが青島の持ち味。
しかし,この試合は左サイドでボールを受けるものの,相手のマークが早くプレイに余裕が無い。
左サイドでの自由を奪われ,ペナルティエリア内に切り込むことができない。
単発のクロスをハングル(38)に入れるが・・・,ハングルとの息が合わない。
クラブドラゴンズの攻撃は前半ほどサイド中心ではなくなってきた。
2得点の後,少し守っていたので,カウンターっぽく攻めてくる。
2得点の後,少し守っていたので,カウンターっぽく攻めてくる。
そこにいるのは「スパイダー」蜂巣良哉(1)。
相手のシュートをガッチリ止める。
ペナルティエリア外だったら,どんなシュートでも止めるんじゃないか?
蜂巣のプレイで鈴鹿サポーターから安堵のため息が漏れる。
蜂巣。ここを押さえてくれ!
相手のシュートをガッチリ止める。
ペナルティエリア外だったら,どんなシュートでも止めるんじゃないか?
蜂巣のプレイで鈴鹿サポーターから安堵のため息が漏れる。
蜂巣。ここを押さえてくれ!
「鬼の大久保」大久保龍太(15)。
崩されながらもボールに食らいついてシュートまで行かせていない。
1対1では無敵の大久保も,動きながら回されるボールには苦心している。
周りの選手に指示を送り,反撃の時を待つ。
崩されながらもボールに食らいついてシュートまで行かせていない。
1対1では無敵の大久保も,動きながら回されるボールには苦心している。
周りの選手に指示を送り,反撃の時を待つ。
「ライトサイドキング」村田雅則(3)
サイドハーフの鈴木雄太(30)を後ろから押し上げている。
右サイドは鈴鹿優勢で攻撃の中心となっている。
鈴木と村田のコンビは良い感じ。
村田に間違いなし!
確実に相手陣内を侵食する。
サイドハーフの鈴木雄太(30)を後ろから押し上げている。
右サイドは鈴鹿優勢で攻撃の中心となっている。
鈴木と村田のコンビは良い感じ。
村田に間違いなし!
確実に相手陣内を侵食する。
後半15分。
少し下がってボールを受ける北野純也(10)。
北野のキープ力で前線に基点を作る。
囲まれているが北野は揺るがない。
さあどうする?
少し下がってボールを受ける北野純也(10)。
北野のキープ力で前線に基点を作る。
囲まれているが北野は揺るがない。
さあどうする?
ボールを拾い走って戻る雄太。
反撃はこれからだ。
1点をまずしっかり返して同点にしよう。
1点をまずしっかり返して同点にしよう。
しかし・・・。
まだ終わって無いぞ!
まだ逆転はできる!
疲れてるだろうげと頼む!がんばってくれ!
まだ逆転はできる!
疲れてるだろうげと頼む!がんばってくれ!
ハングルが入ったことにより,少し下がって1.5列目にいる「デンジャーゾーン」北野純也(10)。
キープ力が高いので,北野からの攻撃の展開が何本もある。
北野もマークがきつく,自分自身のシュートコースは無い。
ハングル上手く使おうとするが,息が合わずもったいない場面も。
サポーターはみんな祈っている。
北野。何とかしてくれ!
キープ力が高いので,北野からの攻撃の展開が何本もある。
北野もマークがきつく,自分自身のシュートコースは無い。
ハングル上手く使おうとするが,息が合わずもったいない場面も。
サポーターはみんな祈っている。
北野。何とかしてくれ!
後半から入ったハングル。
ヘディングで何度かボールを合わせるが,ハングルがどんなプレイをするのか手探りの感じがある。
せっかく競り合ってボールを落としても,そこに誰もおらずそれを奪われてしまう。
孤立するハングル。
周りの選手と合わない。
ヘディングで何度かボールを合わせるが,ハングルがどんなプレイをするのか手探りの感じがある。
せっかく競り合ってボールを落としても,そこに誰もおらずそれを奪われてしまう。
孤立するハングル。
周りの選手と合わない。
ギリギリのディフェンスが続く。
何とか失点せずにしのぐ。
何とか失点せずにしのぐ。
得点が欲しい。
しかし,前線で上手くボールが収まらない。
しかし,前線で上手くボールが収まらない。
雄太も狙っている。
北野もハングルも青島も。
北野もハングルも青島も。
シュートを放つが,クラブドラゴンズのディフェンスは硬い。
ここで試合終了。
がっくりと来るナカニシ。疲れた。
グラウンドでは選手たちが肩を落とす。
選手たちがここまで下を向くのを久しぶりに見た。
選手たちがここまで下を向くのを久しぶりに見た。
試合が終わって選手がサポーターに挨拶に来ました。
全社を2回戦で終えるのは残念です。とても悔しい。
だけど,まだチャンスは残されている。
地域決勝の開始まであと約1ヶ月。
悔しさはバネになる。
怒りは推進力となる。
怒りは推進力となる。
この敗戦でFC鈴鹿はもっと強くなる!!
自分の全てを出しつくせるように,出来ること全てをやりきろう。
みんなガンバレ!
まだだ。まだ終わらんよ!
ではまた。