VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第11戦目 対 常葉大学浜松キャンパス

みなさんこんばんは。

試合の帰り道は,ずっと試合のことを考えています。
試合を初めから巻き戻して,1人1人がどんなプレイをしていたか,記憶の中から探します。

一戦必勝の厳しい試合が続きます。
選手達にはプレッシャーや疲労もあるでしょう。
サポーターは選手と共にあります。笑顔も涙も。
今シーズンの最後に一緒に笑いましょう。
今,ナカニシが勝手に思っていることです。



今週の試合は日曜日。
土曜の試合と,日曜の試合が交互に来るのは,心の準備をする上でちょっと辛い。
カニシがこうなのだから,選手たちに悪い影響は無いか心配。

手持ち無沙汰な土曜日を過ごす。
日曜日の試合のことが,ずっと染み付いているように頭の中にある。

今日の対戦相手は,常葉大学浜松キャンパス(以下,常葉浜松と書きます)。
サッカーの名門浜松大学が,常葉大学と合併してできたサッカー部らしい。
もちろん強い。
夏の明けた大学生。
そして,今シーズン初対戦。

大丈夫。
鈴鹿アンリミテッドは大丈夫。

ジリジリした時を過ごし,早朝から車を走らせる。

会場には,たくさんのサポーターが来てくれている。
心強い。

試合前にサポーターに話をする。
リーグ戦の1試合の重みは,どんな試合でも同じだ。
どこと対戦しても,悔いの無い試合になるよう,悔いの無い応援をしよう。

腹は据わった!
イメージ 1

いくぜ!!!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 16藤沢ネット・7リンタロウ
MF 10堀河俊大・20江頭一輝・3藤田浩平・11泉宗太郎
DF 6冨士祐樹・5榊親平・4藤井竜・21原広樹
GK 1曵地裕哉

試合開始。

試合開始直後から感じる違和感。
両チーム共にスペースが大きい。

常葉浜松は前線からグイグイ圧力をかけてきている。
チームのパスの基点は,攻撃的ミッドフィルダーの2列目付近。
対する鈴鹿は,サイドに大きく展開する分,中が薄い。
ボールをさばくのは3列目のボランチの位置。

幅広くグラウンドを使う鈴鹿と,縦に長い常葉浜松。
選手が動くたびに,スペースができたりできなかったり。
このスペースを,上から俯瞰で見ることができればチャンスになる。

サイドバック「左サイドのジェントルマン」冨士祐樹(6)。
この試合の攻撃の先陣は,左サイドバック冨士祐樹
主導権争いや,差合いで遅れを取るような冨士ではない。
試合序盤は,サイドハーフの堀河との連携で,再三,前に出ようとしている。
中-外-中-外でボールが欲しいが,中に渡した後,どうも次がつながらない。
フォワードのリンタロウ(7),ネット(16)と堀河)(10),冨士(6)の意思疎通が悪いように見える。
リスクを犯して大きく開くよりも,パスを受けて仲間を使うようにビルドアップをしていく冨士祐樹
柔と剛。縦と横。
冨士祐樹がいろいろ考えているのが分かる。

前線でボールを受ける「ER7」エフライン・リンタロウ(7)。
前半の序盤,後ろからのパスに対して,一瞬で抜け出し,あわやの場面を作るがゴールならず。
左右に流れて,ボールを受けようとするが,どうも足元に良いボールが入ってこない。
常葉浜松の中盤にコースを切られて,孤立無援の状態。
前節,東海学園戦の前半の状況に近い。
2列目との狙いが一致せず,半歩ずれたパスに対して,足を伸ばすプレイが多い。
合えば一撃の破壊力はある。
まだその咆哮は聞かれない。
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前半の序盤。
鈴鹿は行けそうなのに,引き気味。
常葉浜松は積極的に前から当たってくる。

サイドハーフ「キャプテン」堀河俊大(10)。
堀河のところで試合を組み立てたいが,常葉浜松の早いプレスに一瞬の「間」が作れない。
堀河からの攻撃はかなり警戒されているようで,キープしても一瞬で2人3人と寄せてくる。そのため常に窮屈な場所でプレイしているように見える(実際にかなり削られてた)。
左サイドは,サイドバック冨士祐樹との連携で良いボールをあげている。
だけど,試合全体に堀河の臭いがしない。
上手い。だけど,まばゆいほどにギラッとした堀河本来のプレイではない。
どうした堀河,ガンバレ!!!
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常葉浜松は,よく走り,よく動き,決まり事が徹底している。
東海学園戦で感じた夏の大学生のチーム感がある。

今シーズンのリーグ初先発,センターバックの榊親平(5)。
藤井(4)とのコンビでセンターバックに入っているが,ナカニシがずっとずっとずっと見てきた榊の本来のプレイではない。
確かにミスは無い。パスまわしに不安は無い。だけど違う。
榊?どうした。
こんなもんじゃないだろ。
俺たちの誇り,サカキシンペイはこんなもんじゃないだろ!
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前半の半ばに給水が入る。
選手達がベンチで水を飲む。
選手間で話をしている。

まだ試合は5分と5分。
どちらも1回ずつぐらい,決定的なチャンスがあった。
まだまだこれから。

フォワードの「重戦車」藤沢ネット(16)。
その圧力のある存在感は,常葉浜松のディフェンスに大きな圧力をかけている。
後ろから出てくるボールをポストプレイで受けて,リンタロウ(7),堀河(10),泉(11)が連動したいが,常葉浜松もネットには,ゴリゴリに思いっきりプレッシャーをかけている。
超ハイプレッシャーの中で,周りとタイミングを合わせられないネット。
ネット!誰が最強か知ってるか???
自分が最強のフォワードだと証明してやれ!
前向いて突破せよ!
やったれ!ネット!
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前半の給水タイムの再開後,鈴鹿の攻撃が増えてきた。
ネットとリンタロウが噛み合い始め,そこに泉が突入してくるようになった。

サイドハーフ「レジェンドメーカー」泉宗太郎(11)。
オフに手術をして肉体改造を行った。
そのダイヤモンドより硬い超合金の肉体は,ユニフォームの上からも十分に判るほどだった。
しかし,復帰直後は,そのポテンシャルの高すぎる肉体を,プレイの中で使いきれていない感じがあった。
そして9月。
泉!
そろそろ泉のMAXを見せてもらうぜ!

前半38分。
中盤で藤田(3)がパスカット!
そのままカウンターになる。
藤田から泉へ!
スルスルスルっと地をすべるように駆け上がった泉は,ディフェンダーゴールキーパーをすり抜けるような見事なシュートを放つ!

ゴーーーーーーーール!!!1-0


泉の見事なゴール!
そして藤田の見事なパス!
サポーターが涌く。
そして泉宗太郎のチャントが高らかに秋空に舞う!
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前半のシュートだけでなく,泉は何度も加速装置(サイボーグ009参照)のような突破を見せていた。
前半は,全体的にパスのタイミングが合わなかったが,ここ一番で見事に合わせた藤田もアッパレ!

ボランチレジスタセンターハーフ?「鈴鹿の心臓」藤田浩平(3)。
この試合の前半は,決してリズムの良い内容ではなかった。
パスが合わずにスピードを生かせなかったり,スペースが空いてカウンターを受けたり,セカンドボールを失ったり・・・。
しかし,そこをグッと地に足をつけて踏ん張れたのは,藤田の力によるところが大きい。
試合の流れを読む目。
危険を察知する勘。
そしてそれをプレイとして実現できるテクニック。
藤田がゲームを作る。
その鼓動が全体に広がる。
サポーターの声が聞こえる「藤田スゲェ」。
藤田,きついけど頼む!

先制しても,試合の流れは鈴鹿に傾かない。

常葉浜松は元気が良くてとても強い。
対する鈴鹿はなんか元気が無い。

個人で勝負できるところでも,勝負に行ってないんじゃないか?

どうしたどうした!!!

ここで前半終了。



ハーフタイムに選手の様子を見る。
かなり汗をかいて疲れている感じがする。
思っていたより気温が高い。
大学生との走りあいはキツイだろう。

サポーター!!!
ため息つく間があったら,
「あーあー」っていう間があったら,
次のプレイにつながる応援をしよう!

選手たちに声がなかったら,
選手たちに元気が無かったら,
サポーターが声を出して,サポーターが元気に応援しよう。

さあいこう!!!



後半開始。

(OUT)16藤沢ネット ⇔ (IN)18近藤和哉

後半開始から常葉浜松の勢いはそのまま。
高い位置からプレッシャーをかけ,ディフェンスラインはかなり高く保っている。
フォワードだけでなく,チーム全体の縦への推進力が強く,鈴鹿は波状攻撃にさらされる。

後半6分。
左サイドで両チーム混戦の中から,ボールがポロリと常葉浜松にこぼれる。
前へ前への常葉浜松に,ボールが渡る。
こぼれた時点で,鈴鹿のディフェンスの人数が足りていない。
落ち着いて流し込まれて失点。
1-1。

サポーターの声がさらに高まる。
このままじゃダメだ。
声を出して何か変えられるならば,このノドはここで潰してしまおう。
背中を押せ!
前を向け!

サイドバックの「鬼神金剛」原広樹(21)。
前半から泉との連携で,何度も右サイドを深く駆け上がっていた。
後半になり,ハイペースで飛ばしてきた常葉浜松の選手たちも,足が痙攣する選手が出始めた。
そんな中,さらにギアを上げて走り出す原広樹。
高いポジションは裏を狙われる。
その裏ですら,原広樹の守備範囲内。
どれだけ動いてるんだ?
どれだけハードなんだ?
広樹!
男はソフトよりハードだ!
広樹が走る限り,声を出し続けよう!
一緒にぶっ倒れてやるぜ!
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試合は一進一退。

鈴鹿の選手達がハードにタックルすると,ボールに行っていてもファウルを取られている。
(審判への苦情ではない)
ヘディングの競り合いに相手が飛ばなくても,こちらが飛んだらファウルになっている。
(審判への苦情ではない。たぶん)
常葉浜松の選手が足が攣って倒れても,こちらのファウル・・・。

鈴鹿陣内での常葉浜松フリーキックが何本か出てきた。

鈴鹿ゴールキーパー「俺たちのヒッキー」曵地裕哉(1)。
前半から早く早くシュートを打つ常葉浜松のシュートを何本も止めてきた。
曵地のシュートをキャッチする技術は見事の一言。
そして,セットプレイ時の圧倒的な高さ。
常葉浜松の枠内ゴール角の直撃フリーキックをがっちりキャッチする。
最高到達点に達するのが早く,パンチングではなくキャッチ!
俺たちのヒッキーはキャッチ!

試合は時間が経っても五分と五分。
決定的な場面は鈴鹿のほうが多いが,常葉浜松もフリーキックから何度も鈴鹿のゴールを脅かす。
早く,早くもう1点を。

常葉浜松は足が痙攣したり,怪我をしたた選手がいたため,選手交代が早い。
交替した元気な選手が鈴鹿陣内を走り回る。

しかーーーし!!!

後半から鈴鹿の攻守の切り替えが早くなった。
攻撃から守備への切り替えの場所にいるのは・・・

レジスタ「コンダクター」江頭一輝(20)。
前半は,前線がボールを失ってから,最初のチェックが遅く,二手三手先にボールを回されていた。
後半は,逆に江頭は高い位置を取り,セカンドボールへの寄せと,守備へのファーストアタックを早くしていた。
高い位置から無駄なくプレッシャーをかけて,相手の攻撃を封じる。
書けば簡単だが,簡単にできれば苦労はしない。
だけど,江頭にはそれができる技術がある。
セカンドボールの奪取率が徐々に上がる。
江頭のプレスで,ディフェンスが余裕を持って対応できるようになる。
同じボランチの藤田が,江頭のフォローをする。
江頭!
大分からサポーターさんが来てるぞ!
江頭は,鈴鹿でこんなに成長してるってところを見せてやろうぜ!
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ここでウォーターブレイク。
選手達が給水を取る。
残り時間は約25分。
サポーターの根性の見せ所だ!

後半23分。
(OUT)11泉宗太郎 ⇔ (IN)22芦田成利

前試合で良い動きを見せた芦田がここで入る。
常葉浜松の選手たちの動きが少しずつ悪くなっているところへ,芦田投入。
このスピードに付いて来られるわけが無い。
両サイドを自由自在に走り回る芦田。
走り回るというより,切り裂くというほうが近い。
芦田が試合をかき回し始め,常葉浜松の中盤に大きなスペースができ始めた。
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中盤の位置をしっかりと藤田,江頭が押さえ,鈴鹿の攻撃が常葉浜松のゴールに近づく。
再三の波状攻撃でもう一歩のところまで行くが,常葉浜松のゴールキーパーやディフェンスの体を張った守りで,ゴールにならない。

もう少し。もう少し。
ベンチからグラウンドの堀河に「あと15」と声がかかる。
緊迫してきた。
ドキドキしてきた。

後半32分。
(OUT)7リンタロウ ⇔ (IN)26パブロ

藤田,江頭,堀河が中盤を作っている。
あとは問答無用のゴールだけだ!

後半から入ったフォワード「蒼き炎」近藤和哉(18)。
鈴鹿のリズムの悪いときに入ったが,慌てて攻撃するだけじゃなく,バランスを取って,丁寧にパスを繋いでいる。
渡して-もらって-渡して-もらって。
前半と異なり,早くて雑なプレイよりも,確実にゴールに迫る。
青い炎は涼しげに見えるけど温度は高い。
身を焦がすような熱いプレイと,体から噴出すほどの闘志が和哉の持ち味。
和哉,燃やし尽くせ!

後半36分。
常葉浜松のディフェンダーが痛めて1人外で治療している。
交代枠は使い切ったため,常葉浜松は一時的に10人。

左サイドに芦田が走っている。
中をチラッと見て,居合切りのようにスラリと刀を抜くようなクロス。
ドン!ドン!ピシャで合わせたのは・・・近藤和哉!!!
ミートよりも当てて角度をつけるようなシュート!

ゴーーーーーーーール!!!2-1


待望の得点は和哉のゴール!!!

サポーターの「カズヤ!」「カズヤ!」「カズヤ!」という叫び声が止まらない。
そして同時に,「まだまだ試合時間はあるぞ!気を抜くな」の声。

後半38分。
立て続けに鈴鹿が攻める。
3人に囲まれながらも近藤和哉(18)が,グイグイとゴールに迫る。
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完全に常葉浜松のディフェンスをひきつけてから,パブロにショートパス。
それをキッチリ決めるパブロ!!!

ゴーーーーーーーール!!!3-1


強引なまでに前に進み続けた和哉(18)のドリブル。
そしてキッチリ枠の中に決めたパブロ(26)。
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ナイスゴール!
オレ!パブロヤンフェレイラ!
オレ!パブロヤンフェレイラ!
オレ!パブロヤンフェレイラ!
みんなが歌いたかったパブロのチャントが響く。
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残り時間はアディショナルタイムを合わせて約10分。

ここが正念場だ!!!
サポーターのサポーターたるところを見せようぜ!

常葉浜松の攻撃が鈴鹿に襲い掛かる。

センターバックの「飛竜乗雲」藤井竜(4)。
前半から藤井のプレイはガマンのプレイだった。
リズムの悪い中をグッと耐えて,耐えて。
行けば裏を狙われる。行かなきゃパスをまわされる。
そこを耐えて,耐えて,フォローして,カバーして。
後半の終盤。藤井が炎を吐くような,猛烈なディフェンスを始める。
一撃で相手の攻撃をぶっ潰すディフェンス。
自分が守るという強い意志。
絶対に負けない猛烈なフィジカル。
ラスボスのような圧倒的な力。それが藤井竜。
藤井,残り頼むぞ!

残り時間はわずか。

常葉浜松の攻撃は,単発になってきた。

鈴鹿は,
パブロがグイッと,フェイントとか関係なくドリブルで抜く。
芦田が左サイドをグングン走っている。
和哉がゴール前で狙っている。

交替した選手が良い雰囲気を作れば・・・。
堀河,江頭,藤田も攻撃参加して圧倒的な攻勢に。

ここで試合終了。



両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

たくさんのサポーターが応援に来てくれました。
常葉浜松の有玉グラウンドまで,こんなに来てくれるのは初めてのことだと思います。

お土産もいただきました。
サポーターで美味しくいただきました。ありがとうございました。



この試合は,今シーズンの試合の中でも,かなり悪いほうだと思います。
でも,勝利したことで,この試合を反省し,修正し,そして次に繋げることができました。

鈴鹿アンリミテッドの選手たちは,悪い内容の試合の次の試合こそ,良い試合にしてくれます。
それを修正する力を彼らは持っているからです。

そして,この試合のvictorycross賞は・・・。
たぶん,誰に送っても,その選手は自分じゃないと言うでしょう。
なので該当者無しです。

失点はディフェンスだけの責任じゃない。
得点はフォワードだけの手柄じゃない。
みんなで良い試合にして行きましょう。

鈴鹿アンリミテッドの選手達が100%の力を出せるよう,サポーターとして全力応援します。

必ず次も勝ちます。

ではまた。



(次戦=東海リーグ第12戦目)
日時: 9月16日(土)15時00分キックオフ
対戦: FC岐阜SECOND
場所: AGF陸上競技場(旧石垣池公園グラウンド)


(今後のホームゲームのご案内)
・9月24日(日) FC刈谷 戦
・9月30日(土) 常葉大学浜松 戦
ホームゲームは15時キックオフです。
会場はAGF陸上競技場(旧石垣池公園グラウンド)で,無料で観戦できます。