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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第6節 対 クリアソン新宿

みなさん、こんばんは。

 

サッカーというのは「運」で決まるものではありません。

例え、「運」というものがあったとしても、それをつかむのは選手の力であり、これまで積み重ねてきた何千回、何万回もの練習の成果です。

 

「運命よ、そこをどけ、俺たちが通る」

サポーターの掲げている横断幕です。

 

これは、バスケットボール選手のマイケルジョーダンの言葉です(あと木下謙一選手)。

「運」や「運命」というものが例えあったとしても、そんなことは関係ありません。

自分の力でつかみ取るだけです。

 

だから、今日の試合が引き分けたのは、「運」ではありません。

鈴鹿が試合に勝てないのは弱いからです。

 

あと一歩足りなかったのは、選手だけじゃありません。

監督も、スタッフも、そしてサポーターも、ナカニシもまだまだ足りませんでした。

 

カニシは、今、もう次の試合を全力で応援したくて仕方がありません。

 

俺たちはもっともっとやれる!

 

絶対にやれる!

 

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試合の朝。

 

妻ノリコと娘さんを白子駅に送っていくので、早朝6時に家を出る。

こういうところで、コツコツとTNP(妻ノリコポイント)を稼がないと、今後の遠征に影響してしまうかもしれない。たぶん。

 

そのまま会場入りしたので、7時30分ごろには四日市の会場に到着する。

今日は他のイベントもたくさんあるので、この時間でも車が結構止まっている。

駐車場の相当な混雑が予想される。

 

今回の試合から初登場の選手ノボリを掲出していく。

第6節にしてやっと到着した。

 

選手の姿の写るものを雑には扱えないので、丁寧に設置する。

1本1本のノボリに「頼むぞ」、「ガンバレ」と念を込める。

 

今日の対戦相手は、クリアソン新宿(以下、新宿と書きます)。

首都東京のど真ん中で、大いに発展しているチーム。

観客動員、予算規模、選手層など、Jの入り口まで来ていると思う。

 

特に、怖いのは選手層。

元Jがほとんどを締めている。

昨年も、強大なフィジカルと、Jのテクニックで負けてしまっている。

まだまだ本調子ではないが、JFLの優勝候補だと思う。

 

ノボリを設置し、横断幕を張る。

今シーズン初の四日市開催。

しかし、試合開始3時間前で駐車場は満車。

この駐車場の具合だと、観客動員はあまり見込めないと思う。

 

三重県のサッカーの環境は日本で一番悪い。

本当に何とかならないものだろうか。

 

試合の時間が近づく。

カニシは集中したいので、スタンドの外の空を見ている。

 

良い天気だ。

サッカー日和だ。

 

3連敗?

 

そんなことは目の前の一戦に何の関係も無い。

 

今、ここにあるサッカーに全力を尽くすだけだ。

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 19人見拓哉・9福元友哉

MF 14鈴木翔太・25藤山恭輔・6小野寺亮太・10中村健人

DF 16堀江貴文・5平出涼・4庄司景翔・13萩原大河

GK 30平吹楽

 

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鈴鹿は、ほぼスタメンでチームを引っ張って来た、中村俊貴(2)と濱名真央(21)を控えに持ってきた。

思い切った戦術変更がどう出るのか?

 

フォーメーションは、鈴鹿は4-4-2

新宿は、3-4-3(だと思う)。

 

両チームともに落ち着いた立ち上がり。

サイドに大きくロングボールを放り込む。

そしてディフェンスはシンプルにクリアする。

 

まずは落ち着いて。

 

鈴鹿は庄司景翔(4)がセンターバックで初スタメン。

ベテランの平出涼(5)とペアを組む。

グラウンドは芝が根付いておらず、滑りやすい。

立ち上がりにミスが出れば浮き足立つ。

特に若い庄司はなるべく落ち着いて、試合に入りたい。

 

センターバックの右、「ハイジャンパー」、庄司景翔(4)。

まずはセーフティに試合に入る庄司。

新宿は前線のフォワードに対してロングボールを入れてくる。

3人の新宿フォワードが、2人の鈴鹿センターバックと競り合うが、庄司は1歩も引かない勇敢なプレイ。

試合開始直後から、足元の悪いグラウンドをものともせずにしっかりしたプレイで入る。

庄司。めっちゃ落ち着いていて、安定している。

ホントに大卒1年目か?留年か浪人してるんじゃないか?

新宿は早め早めにシュートを打ってくる。

ゴールキーパーが弾いたり、クリアが短くなると、セカンドボールに押し寄せてくる。

小さいクリアやテクニックはいらない。

まずは相手のプレイを切るきっちりしたプレイを。

庄司は試合を通して、対人で全く負けていなかった。

足元のミスも無く、さらに、1歩前に出るディフェンスが効いていた。

ナイス!庄司!

 

四日市のグラウンドも荒れている(AGFほどじゃない)。

足元を滑らせる選手も多い。

まだ前半序盤。

焦らずにチャンスを待つ。

 

ボランチの、「プレイメーカー」、小野寺亮太(6)

カニシの見たかった小野寺が出て来た。

リーグの最初は出られなかった。しかしやっぱり小野寺は必要だと思う。

足元の悪いグラウンド、それを全く問題にしないスムーズなパス回し。

そして、良い所にポジジョンを取るため、相手の攻撃を寸断し、守から攻への切替も抜群に早い。

鈴鹿の試合を見るということは、小野寺のプレイを見るということに近い。

攻守ともに良い形で試合に入った。

試合をコントロールする小野寺。

味方のプレイを作り出す小野寺。

ハッピーバースディ小野寺。

がんばれ。小野寺。

 

この試合、前節と比べて小野寺(6)のポジジョンが少し前目だった。

小野寺の位置が少し前と言うことは、鈴鹿の中心が少し前目に位置しているということになる。

そのため、フォワードの人見(19)と福元(9)にも、ボールが良く回っている。

 

しかし、ボランチの小野寺(6)が高い位置を保つとなると、ディフェンス時に中盤にスペースができてしまう。

でも大丈夫!恭輔がいるから。

 

ボランチの、「6つの肺を持つ男」、藤山恭輔(25)

イエローカードで前節は出場できなかった。

その恭輔が存分にグラウンドを走りまわる。

とにかくごちゃごちゃした競り合いに強いことと、1対1がめちゃめちゃ強い。

カニシは恭輔が1対1で負けるところを見たことが無い。

「激しさと、素早さと、心強さと」を併せ持つ藤山恭輔(25)。

新宿のカウンターに対して、ダッシュで追いつき、事なきを得た場面は数知れない。

恭輔。恭輔。恭輔。恭輔。

中盤を相手に渡すな!

そこは恭輔の縄張りだ!

 

鈴鹿は小野寺のボールタッチが多く、リズムをつかみ始めた。

左右への展開だけでなく、中の福元友哉(9)のポストプレイを狙う。

 

新宿はロングボールを鈴鹿のディフェンスにクリアさせて、それを2列目が狙う形。

ワイドなウイングバックがいるが、あまりサイドから攻めてこない。

また、新宿はサイドに1枚余らせずに、中に絞っている。

 

グラウンドが悪いためか、新宿は浮き球が多く、ドリブルで仕掛けてこない。

鈴鹿はヘディングで競り合うが、新宿の攻撃が高さ中心なので、庄司を中心にしっかり対応できている。

良いよ。良いよ。

良い感じで試合が進んでいる。

鈴鹿はボール支配率を増し、新宿陣内に攻め込んでいる。

おのずとコーナーキックが多くなっている。

 

今シーズンのセットプレイはワクワクする。

狙いのあるセットプレイ。

選手達-の意思が統一されたセットプレイ。

相手を揺さぶる意外なセットプレイ。

とても良い。

素晴らしい。

 

前半13分には、そのコーナーキックから平出が頭で合わせるが、ゴール前の選手がオフサイドポジションにいたため、ゴールならず。

しかし、完璧に合わせたセットプレイだった。

 

新宿は放り込む形を続けている。

鈴鹿は放り込むこともあるが、中盤で奪うと小野寺(6)がゲームを作る。

 

サイドバックの、「タイガーショット」、萩原大河(13)

鈴鹿の攻撃のキーマン。萩原大河。

サポーターの仲間がつぶやいた・・・「昨年、何で出られなかったんだろう。」

大河のイケイケの攻撃は、鈴鹿サポーターを最も熱くする。

この試合では、前方のサイドハーフ中村健人(10)がいるものの、中に絞って攻撃を作るため、大河の前方が空いている。右のタッチライン沿いは萩原街道だ!

右サイドからゴリゴリ攻める萩原。

足元の悪さなんて関係ない。

地面をえぐり取るような爆走で新宿陣内に攻め込む。

そして、セットプレイのクリアボールを思い切って強烈ミドルシュート!惜しい!

大河!

今日も良いよ。

ゴール狙っていこうぜ!

 

ベンチの選手もしっかりと戦っている。

ボールが外に出た際に、鈴鹿のプレイを切らせないため、濱名真央(21)がダッシュでボールを手渡す。

みんな試合に集中している。

みんな勝ちたい。

勝ちに餓えている。

 

サイドハーフの、「キャプテン」中村健人(10)

右から中に絞ってきて、福元(9)、人見(19)への必殺のパスを狙う。

そして、右からの萩原大河(13)のオーバーラップを待ち、絶妙な展開を見せる。

カニシも感服する。「やっぱり上手いな。健人は。」

そして、この試合は特にコーナーキックが多かった。

キッカーは、右の健人(10)と左の堀江(16)。

カニシが新宿だったら、コーナーキックのキッカーが右と左で変わるのは嫌な感じがする。

相手の嫌がることをしっかりデザインするセットプレイ。

超々高精度の健人のキックが、ゴール前の絶妙の位置に落ちる。

健人!

勝とうぜ。

みんなで勝とうぜ!

 

ボール支配率は鈴鹿優位。

新宿は大きいボールが多い。

鈴鹿は、大きくサイドに出る事もあるが、中盤で試合を作ることもある。

 

今シーズンの序盤。

鈴鹿はサイドへのロングボールが戦術の主流だった。

サイドには、鈴木翔太(14)、濱名真央(21)という、強烈な個性を持つサイドプレイヤーがいるため、その個人技での突破が得点に繋がった。

しかし3節以降、どうやら各チームに対応されはじめた。

 

「進化論」を唱えたダーウィンは、こう言っている(うろ覚え)。

「生き残るのは、強いものでも、賢いものでもなく、変化できる者だ」

 

鈴鹿は変化を始めているように見える。

 

試合は鈴鹿ペース。

良いペースのうちに何とか得点したい。

変化していくために、勝利がなんとしても欲しい。

 

堀江貴大(16)の左のコーナーキック

ゴール前で福元友哉(9)が、好反応を見せてシュート。

新宿にブロックされるが、良い反応と良い判断だった。

 

鈴鹿優勢だが・・・

こんな時こそ、縦1本が怖い。

 

前半40分。

右サイドの萩原(13)と、センターバックの庄司(4)の間に新宿のロングボールが入る。絶妙のタイミングで前線が走り出していたため、鈴鹿のディフェンスラインを突破され、ゴールキーパーと1対1に。

絶体絶命!

しかーし!

そこにいるのは楽やぞ!

完璧なタイミングで飛び出しシュートを止める!

さすが!平吹楽!

 

ゴールキーパーの、「リベロキーパー」、平吹楽(30)。

足元の悪い中で、今日も高精度のキックが前線に飛ぶ。

四日市は時折強い風が吹いているが、今日の平吹のキックはサイドに切れない。

前節、風で切れていたボールを平吹は修正してきた。

前半の終盤に大ピンチを防ぐが、平吹は当然のことのように落ち着いている。

続くコーナーキックも、集中した平吹のゴールを割ることはできない。

平吹。

今日の鈴鹿のゴールを頼むぞ!

 

フォワードの、「明鏡止水」、人見拓哉(19)。

福元と2トップだが、少し後ろ目で福元のポストプレイを受けている。

福元と人見の間のパス交換はとてもスムーズ。

さらに、走るのも早い人見。

ゴールキーパー平吹楽(30)からのロングキック一閃を、人見が走ってボールを受ける。

ターゲットの福元がいるため、シャドウ的な動きで抜け出すこともある。

万能型のフォワード。何でもできる人見拓哉。

それでも人見はゴールを狙う。

カニシは、ニクイほど落ち着いている人見のゴールが見たい。

人見。頼むぞ!

 

前半終了

 

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前半を終わって0対0。

 

鈴鹿ゴールキーパーと1対1の場面以外、十分にディフェンスが対応できていた。

 

攻撃陣も活発だが、まだまだゴールから遠い。

そして、決定的なタメがゴール前で作れていない。

フォワードの福元(9)と人見(19)を、ペナルティエリアの中でプレイできるほど押し上げたい。

 

ただ・・・3連敗のどの試合より、今日の試合は良い。

選手たちの気迫も十分。

 

だからこそ、勝たせてあげたい。

デコボコのグラウンドのトラブルなどに、この試合を邪魔されたくない。

 

後半、十分チャンスはある。

絶対に勝利を!

 

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後半開始。

 

後半開始から攻める鈴鹿

サイドハーフの、中村健人(10)と鈴木翔太(14)が、より一層中に入る。

新宿のカウンター時も、藤山恭輔(25)のダッシュ一発できっちり止める。

鈴鹿は悪くない。

良い立ち上がりで入った。

 

フォワードの、「ジェントルマン」、福元友哉(9)

なんか大人っぽいと思っていたが、実はまあまあ若い福元友哉。

その落ち着いたプレイは、紳士の所作を感じさせる。

足元の上手さは抜群で、さらに球際の強さと、体のしなやかさが良い。

高身長ながらも人見同様、オールラウンドに何でもできるフォワード。

さらに、献身的な戻りながらの守備がいい。

新宿の中盤を鈴鹿の中盤と福元が挟んで、ボールを奪うシーンが目立つ。

人見との連係も、何年も一緒にプレイしていたかのように息が合っている。

さらに後半は、右から中村健人(10)が近くでプレイし始めた。

ボールが収まるので、安心してターゲットになる福元。

福元!良いぞ!

ゴール頼みます。

 

後半の序盤。

右サイドの萩原大河(13)が激しくファウルを受けるがノーファウル。

しかし、もうその瞬間には小野寺(6)が新宿のパスコースを切っている。

そこに、センターバックの庄司(4)が押し出してきてクリア。

そのままオーバーラップする庄司景翔(4)。

クリアボールを受けたのは、フォワードの福元友哉(9)。

福元が新宿陣内に攻め込む。

オーバーラップしてゴール前に突っこんでくる庄司景翔(4)に、新宿ディフェンスが引き付けられる。

福元が落ち着いて中へ。庄司か引き付けて、マイナス方向で狙っていたのは小野寺だ!

小野寺のシュートは、わずかに新宿ディフェンスのブロックに当たる。

惜しい。

めちゃくちゃ惜しい!

 

ただ、その位置で狙っていた小野寺も、折り返した福元も、オーバーラップした庄司も素晴らしいプレイだつた。

次!

良い攻撃を続けていこう。

 

サイドバックの、「左のスペシャリスト」、堀江貴大(16)

後半の新宿はロングボールと共に、サイドに展開してくる。

堀江は足が早く、裏へのケアも新宿より1歩早く対応できている。

そして、1対1では、相手のやりたいボールの動きを読んで、引っ掛けるようにボールを奪う。

パワーでも、スライディングでもなく、堀江の足にボールが引っかかるような守備。

さらに後半も、多くのコーナーキックが生まれた。

堀江のナイスコーナーキックで、新宿ゴール前を狙いまくった。

堀江!良いぞ良いぞ。

今まで見た中で、今日の堀江が一番良い。

堀江。ナイス!

 

鈴鹿は右から中村健人(10)が中に入ってきて、右の萩原をより一層活かそうとする。

そして、左サイドハーフは・・・

 

サイドハーフの、「リトルマジシャン」、鈴木翔太(14)

鈴鹿はディフェンスが安定しているため、翔太が深く下がって守備をする必要が無い。

そのため、この試合では前目でずっとプレイしていた。

鈴鹿のナンバーワンドリブラーの翔太は、もちろん前目でボールを受けたほうが良い。

そして後半。鈴木翔太はサイドにこだわらず、中に入ってゴールを一直線に狙う。

中盤の小野寺からのロングパスが鈴木翔太(14)に届く。

左右にフェイントをかけながら、怒涛のドリブル。

右に左に、左に右に。

そしてシュート!

新宿ゴールキーパーのファインセーブでゴールならず。

惜しい!めちゃめちゃ惜しい!

 

鈴鹿ペースで試合が続き、後半の半ばを過ぎる。

まだ両チーム共に選手交代していない。

気温が高いため、少し選手たちが疲れて来た。

互いに、少しずつスペースができていく。

 

センターバックの右、「ディフェンスマイスター」、平出涼(5)。

後半に悲願の1点を取るため、全体で押し上げる鈴鹿

前掛かりとなりカウンターを受けるが、新宿の動きは平出には良く見えている。

前に出てディフェンスする庄司の動きと上手く連動して、裏のカバーリングをきっちりこなす。

まさに職人技。そして平出は絶対にディフェンスに必要と感じさせる。

危険なシーンでもスライディング一閃。素晴らしい。

平出。

ナイスナイス!

今日もナイス!

 

試合は鈴鹿ペース。

何度も攻めるが得点にならない。

両チームともに選手交代しておらず、がっぷり四つで膠着し始めた。

鈴鹿ペースのうちに、切り札を投入して、新宿が対応できないうちに得点を上げたい。

 

右からの鋭いパスに対し、中村健人(10)がボールに触れて角度を付けただけで、前線の福元(9)にズバリ通す。

福元も福元で、神トラップでボールを確保するが、シュートを打ちきれず点にならない。

それにしても、健人も福元も上手い。

 

後半25分。

(OUT)10中村健人 ⇔ (IN)21濱名真央

 

鈴鹿の切り札。濱名真央(21)の登場。

サポーターのボルテージが上がる。

マオはなんかやってくれる。

 

そして、新宿もどんどん選手交代をする。

2mくらいの長身選手が出てくる。

肩の位置に庄司の頭がある感じ。

 

試合が動き出す。

 

それでも鈴鹿はペースを離さない。

小野寺(6)が絶好調で中盤を支配している。

藤山恭輔(25)がディフェンスとセカンドボールに奮闘しているが、少し疲れてきた。

左の鈴木翔太(14)も、少し疲れているように見える。

 

福元友哉(9)が、前線から下がって新宿の中盤からボールを奪う。

すかさず小野寺がカバー。

小野寺から⇒濱名真央(21)⇒人見拓哉(19)⇒濱名真央(21)。

動いている濱名真央(21)は、なかなか止められない。

躍動する濱名真央(21)。

濱名から折り返しのボールが中へ。

福元が新宿ゴール前で競り合う。

ポロリとボールがこぼれてくる。

それを狙っていたのは・・・小野寺亮太(6)。

読みがドンピシャ!

小野寺のシュートは、ギリギリ新宿にブロックされる。惜しーーーい!!!

 

さらに、濱名真央(21)はロングスローも放り込む。

濱名に絶対に勝つという気概が見える。

なんとしても勝ちたい。

濱名真央には勝利しか見えていない。

 

新宿は前線の約2mの選手に放り込む。

そこに、ハイジャンパー庄司(4)が立ち塞がる!

絶対に負けない庄司が、ビシビシ競り合っていく。

 

新宿は体の大きい選手が前線に出て来た。

ロングボールを鈴鹿陣内に放り込む。

右サイドの萩原(13)は小柄だが、全く怯まずに体を入れてボールを確保する。

新宿の後からのファウルで吹っ飛ばされるが、それでも萩原は絶対に負けない。

萩原大河!ガンバレ!

 

後半34分

(OUT)14鈴木翔太 ⇔ (IN)22三好辰典

 

三好は入ってファーストプレイでシュート!

三好の炎のような気持ちの強さが出ている。

三好!良いぞ!

 

残りわずか。

なんとしても勝ちたい。

サポーターの出番だ!

サポーターの応援で、選手の背中を押そう。

 

サイドバックの堀江(16)の対応が確実で間違いない。

サイドハーフの濱名真央が勝負を仕掛ける。

フォワードの福元(9)がボールを欲しがっている。

 

ロングボールがオープンスペースへ転がる。

新宿の選手も見送ったボールに三好が追いつく。

ボールが活きている限り、三好は絶対にあきらめない。

三好の炎の気持ちが、サポーターにも良く見えている。

 

タッチラインを割ったボールを、ベンチの出口(1)が濱名(21)に返す。

出口が祈りを込めたボールを新宿ゴールに叩き込んでくれ。

 

濱名真央(21)のロングスローのこぼれ球を、小野寺(6)がミドルシュートで狙う。

シュートはブロックされるが、そのブロックされたボールを福元がシュート!

惜しい!

 

最後の最後まで戦う。

やはり恭輔(25)がいるとファイトが途切れない。

 

前節の高知戦とは全く違う試合になった。

悪くない。

いや、とても良い。

だからこそ勝ちたい。

 

時間が過ぎていく。

 

新宿のゴールは割れなかった。

 

残念。

 

試合終了

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

ボールボーイのみなさん、ボランティアスタッフのみなさん、いつもありがとうございます。

 

この試合の解説は、三浦俊太郎元選手でした。

カニシは帰宅してからYouTubeで解説を聞きましたが、とても聞きやすくて、試合を邪魔しない良い解説でした。

俊太郎君。ありがとうございました。

 

ハーフタイムでも駐車場を見ましたが、見たこと無いくらい混雑していました。

この試合をフラッと見に来るような方であれば、この駐車場事情だと、あきらめて帰ってしまうと思います。

観客動員を上げるためにも、駐車場問題の解決が必要だと思いました。

(なかなか難しいと思いますが)

 

鈴鹿の連敗は3で止まりました。

しかし。ナカニシは全然嬉しくありません。

この試合は、勝ち点1を取ったのではなく、勝ち点3を取れなかった試合だと思います。

まだまだです。

だけど、まだまだ伸びしろを感じさせる試合でもありました。

 

また、次の試合に向けて良い準備をしてください。

 

みなさん、お疲れさまでした。

 

次!勝つ!

絶対勝つ!

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

三重県選手権準決勝 4月21日11:00 対 四日市大学@東員陸上競技

JFL第7節 4月27日 13:00 対 ブリオベッカ浦安習志野市秋津サッカー場

JFL第8節 5月6日13:00 対 沖縄SV@タピック県総ひやごんスタジアム

 

(今後のイベント)

「第1回 芝に祈りを込めよう大会」

日時:4月29日(月・祝)13時から15時ごろまで

場所:AGFスタンド裏の階段付近に集合

 

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