みなさん、こんばんは。
今日はヴィアティン三重と対戦し完敗でした。
点差は0対1ですが、もっと差があったように思いました。
鈴鹿は4連敗です。
4試合して1点しか取れませんでした。
今シーズンの残り試合は2試合です。
選手たちは落ち込んでいるでしょう。
悔しくて仕方が無いでしょう。
次の試合も負けるかもしれない。
もう6連敗しちゃうかもしれない。
不安がいっぱいでしょう。
さあ!
こんな時こそ、サポーターが頑張らねば!
と言いつつ、今日のブログはナカニシの元気が出ないので簡易版です。
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本日の対戦相手は、ヴィアティン三重(以下、ヴィアティンと書きます)。
前にも書いたが、ナカニシは三重ダービーと言う言葉を、あまりこのブログで使っていない。
もちろん、意識はしているのだが、2016年の敗戦以来、意識し過ぎないようにしたいと思っている。
どんな試合でも勝ちたい。
負けて良い試合なんてない。
全力の選手のプレイに応えるのは、全力の応援だけだ。
朝早くから会場到着。
小雨の中で準備を進める。
鈴鹿は3連敗中。
なにがなんでも負けることはできない。
ナカニシ自身の中で、身を焦がすようなピリピリとした緊張感がある。
なんとかして連敗を止めたい。
選手が笑った顔をしばらく見ていない。
みんなで笑って最後に歌いたい。
試合開始の時間が迫る。
いくぜ!
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 9山内健史・19藤山雄生
MF 28三好辰典・8前田柊・10中村健人・18高見啓太
DF 15湯澤拓士・24山下宇一・2中村俊貴・25藤山恭輔
GK 1阿波加俊太
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試合開始。
鈴鹿はスタメン常連の、鈴木翔太(14)、小野寺亮太(6)、有馬和希(16)がスタメンから外れている。
鈴鹿のフォーメーションは、4-4-2
ヴィアティンは、たぶん3-4-3。サイドは相当ワイドに開いている。
試合開始直後から、左サイドから攻められる鈴鹿。
左サイドバックの湯澤拓士(15)に対して、サイドに1人、センターバックとの間に1人走りこんできて、数的不利を作られている。
センターバックの、山下宇一(24)
山下が左サイドを良くカバーしている。
ショートスルーパスに抜け出す相手に対して、ノーファウルで良く止めている。
まずは先にボールに触って先手を取らねばならない。
山下の安定したプレイが光る。
ヴィアティンの攻撃は、JFL最強のHondaに似ている。
後から後ろから選手が追い越して行って、ディフェンスラインの裏を狙う。
さらに、FC大阪からエフライン・リンタロウ選手が加入したため、スルーパスだけでなく、中へのクロスボールで高さの勝負も十分にできる。
左サイドを押し込まれている鈴鹿は、何本もコーナーキックで攻め立てられる。
ボランチの、前田柊(8)
ボールへの寄せの速さ、球際の鋭さ、粘り強いフィジカル。
前田柊が中盤で八面六臂の大活躍をしている。
それでいて、前田のプレイはディフェンシブには見えない。
ボールを奪い、前線へ展開・・・しかし、チーム全体が早い攻撃ができていない。
鈴鹿は最近の試合で攻守の切替が遅い。
フォワードだけが攻撃し、ディフェンスだけが守備をしている感じがする。
攻撃に入った時に、全体の押し上げが弱く、攻撃の迫力に欠けている。
ヴイアティンの猛攻で、裏へ裏へ抜け出される鈴鹿。
2列目からの助走を付けたスピードで押し込まれている。
逆に鈴鹿の攻撃陣は前線にベッタリで足が止まっている。
そのため、後ろを向いて受ける場面が目立ち、助走ができずスピードを使い切れていない。
右サイドバックの、藤山恭輔(25)
競り合いに強く、高さも十分な恭輔。
しかし、後方から追い越してくるヴィアティンの選手を捕まえきれていない。
攻撃時にはもっと前に展開したいが、どうもゴール前まで運べない。
ディフェンス中心の恭輔。
恭輔の良い所が出せない。
動きのあるヴィアティンに対して、鈴鹿は走る距離が短い。
鈴鹿はポジションを空けることを躊躇していて、大きな動きができていない。
また、前線は個人技頼みのカウンターを狙っていることはバレバレなので、ヴィアティンは余裕をもって鈴鹿の攻撃を潰している。
鈴鹿は急なオーバーラップから生まれるマークのズレや、大胆なポジションチェンジなど、一瞬の数的有利を作る動きや、リスクを冒しても前に出るプレイが無く、次にどこにパスを出すのか簡単に分かるサッカーをしている。
試合の流れは、4対6でヴィアティン有利。
決定機の数では圧倒的にヴイアティン有利。
鈴鹿はとにかく後手、後手で、相手の動きを見てから、リアクションでプレイしている。
センターバックの、中村俊貴(2)
空中戦やフィジカルの強いヴィアティンに対して、中村俊貴は十分に対応できている。
センターバックとして、絶対に当たり負けはできない。
さすがのプレイ。
さすがの俊貴。
鈴鹿は押されている。
やりたいことができているのはヴィアティン。
鈴鹿はカウンターからの個人技頼み。
フォワードの、藤山雄生(19)
カウンターと裏を狙う鈴鹿。
センターフォワードタイプの雄生は、もっとゴールのそばでプレイして良さが出る。
ゴールから遠い所でもらっても、ポストプレイで孤軍奮闘するしかない。
鈴鹿のチグハグした攻撃の中で、何とかボールを受けようと頑張る雄生。
押されている鈴鹿。
鈴鹿はボールを保持できず、ヴィアティンのターンが長い。
鈴鹿は攻撃の糸口が見えず、放り込んでは迎撃される流れが続く。
中→外→中と、早いパスとダイレクトプレイを織り交ぜるヴィアティン。
ヴィアティンボールのコーナーキックが増える。
鈴鹿は高さで負けている。セットプレイには十分注意。
この試合、3点は阿波加の力で防いでいる。
特にセットプレイの際には、長く手を伸ばし、何とかボールに先に触っている。
また、裏に抜け出して1対1の場面もズバリ止めている。
阿波加のおかげで、何とか前半を持ちこたえている。
鈴鹿の攻勢の中で、良いリズムになるのは高見啓太(18)がボールを持った時。
高見のプレイが光っていた。
右サイドハーフの、高見啓太(18)
高見がボールを持つと、超精度の高いクロスボールが中に折り返される。
高見からのクロスボールに、山内(9)と雄生(19)が飛び込む!
また、高見からのクロスボールを雄生(19)が頭で合わせて、惜しいヘディングシュートを放つ。
この試合の前半、高見からの攻撃がヴイアティンゴールを脅かした。
左サイドはやられっぱなしの鈴鹿。
裏へ走られて、コーナーキック。
何度も何度もその場面を見る。
ヴィアティンに、ペナルティエリアのすぐ外でボールを回されている。
シュートも何本もブロックしているが、かなりシュートを打たれている。
フォワードの、山内健史(9)
押しこまれている分、カウンターを狙いたい。
少しでも押し戻して、鈴鹿のスペースを作りたい。
三好(28)からのスルーパスに飛び出す!
惜しくもシュートはGKに防がれるものの、山内らしい良い飛び出しだった。
ただ、山内もっと走れる。もっと走れる。ガンバレガンバレ!
前半の終盤。
左からのクロスボールがゴール前で風で流れてしまい、頭でクリアができない。
至近距離からのリンタロウ選手の弾丸シュートを、阿波加が間一髪で止める。
阿波加!!!
鈴鹿は前線にロングボールを入れようとするが、全く入らない。
前線はベタ付きで足を止めているので、裏に抜けるスビート勝負ができない。
山内が斜めに走って狙っているが、ボールが出てこない。
うーん。
うーん。
どこかで変えないと、ずっとヴィアティンのターンが続いてしまうぞ。
ここで前半終了。
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ハーフタイム。
今日の試合に向けて、ゲームプランはどうなっていたのだろう。
これで、狙い通りの成功の状態なのだろうか?
もし、上手くいっていないならば、早く選手を交代して修正したほうが良い。
ディフェンスはよく頑張っているが、攻撃面で手詰まりの感じがする。
引いて守ってカウンターならば、それも戦術。
ただ、引いて守っているようにも見えない。
支配率を増そうとしているようにも見えない。
なんか落ち着かない試合。
選手たちはみんな一生懸命だが、何かを狙っているのではなく、出たとこ勝負で何とかしようとしている感じがする。
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後半開始。
ヴィアティンは3-4-3でワイドに攻める。
鈴鹿は引き続き、4-4-2。
昨年まで、鈴鹿は後半に強かった。
前半の修正点をキッチリ後半立て直し、試合の流れを変えることがあった。
そしてこの試合、試合の流れは変わらない。
いや、後半はより、鈴鹿が攻め込まれる展開となった。
鈴鹿の攻撃はカウンターがカウンターとならない。
ヴィアティンのディフェンスは3人残っており、十分に余裕を持って対応している。
逆に、ヴィアティンのワイドに開いたウイングバックに左右に振り回され、サイドからしっかり攻め込まれる。
左サイドバックの、湯澤拓士(15)
防戦一方の試合。
高さも上手さもある湯澤だが、湯澤からのパスの選択肢は山下へのパスばかりだった。
さらに、ヴィアティンのサイドが押し込んで来たため、湯澤は積極的に攻撃参加することが全くできない。
湯澤、もっともっと自分を出したプレイをしていい。
サッカー楽しもうぜ。湯澤。
体を張ってセカンドボールを抑え、前線に上手くつないでいる。
しかし、健人のラストパスになかなか前線の息が合わない。
健人がなんとかリズムを作ろうともがいている。
健人のパスで流れを変えないと、攻撃回数の多いヴィアティンにやられてしまう。
しかし、惜しい所でシュートまで行けず、ボールを失う場面が続く。
試合はずっとヴィアティンのターン。
鈴鹿はボールを奪い、早い攻撃を仕掛けたいが、走り切れずに止まってしまう。
後半15分
(OUT)9山内健史 ⇔ (IN)14鈴木翔太
鈴木翔太(14)が左から攻め込む。
迫力のある翔太の攻撃が見られるが、やはり孤軍奮闘な感じがする。
この試合、とにかく鈴鹿の攻撃は、連携というより個人技頼みだった。
組織的にプレイするヴイアティンは、周りが良く動き常に数的有利を作り出している。
鈴鹿は残念ながら運動量でも負けていた。
フォワードの、三好辰典(28)
カウンターでうまくターンしているが、三好も凄く孤軍奮闘な感じがする。
三好にパスが出て、そこで中盤の動きが終わってしまう。
三好をフォローする動きや、追い越す動きが中盤以降に少ない。
何とか点を取るために走る三好が悔しがっている。
フォワードの自分が点を取らねば・・・。
三好の苦悩がサポーターにも伝わる。
三好がんばれ。
鈴鹿は
球際で勝てない。
運動量も落ちている。
走り負けしている。
そして、鈴鹿の中盤にスペースがあるので、クサビのパスを入れまくられる。
これは厳しい・・・。
後半28分
(OUT)8前田柊 ⇔ (IN)6小野寺亮太
後半34分
(OUT)18高見啓太 ⇔ (IN)16有馬和希
(OUT)19藤山雄生 ⇔ (IN)17八木橋俊介
一気に中盤を変えて、バランスが崩れたか・・・。
後半30分。
ついにヴィアティンのスルーパスに抜け出されて失点。
0-1。
鈴鹿は最後の最後まで1点を奪うために走る。
しかし、チャンスらしいチャンスは生まれなかった。
ここで試合終了
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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。
赤い羽根共同募金様、チアダンスをしてくれた3Happiness様、ありがとうございました。
沢山の方に会場にお越しいただきました。
勝利の試合をお見せしたかったのですが、残念です。
ご来場いただいたみなさんありがとうございました。
こんなことは言いたくありませんが、
ナカニシの見た感じ、ずいぶん差のある試合でした。
攻撃も。守備も。運動量も。
鈴鹿は、三重県選手権決勝を0対7で、ヴィアティンに敗れていますが、なんかその時より差が広がった感じがしました。
ナカニシは、試合後、言葉にできないほど悔しくて、怒り狂っていました。
4連敗です。全然ダメダメです。
全ての試合において、内容的にも完敗です。
。。。。。。。
ナカニシは、
このチームが強いチームだからサポーターをしているんじゃありません。
鈴鹿の選手たちと一緒に戦いたいからサポーターをしています。
4連敗! そんなことではくじけない。
上等だ! 鈴鹿は何度くじけても立ち上がる。
選手たちへ。
連敗という変なものは忘れていい。
重いものを背負わなくていい。
大丈夫。サポーターは絶対に選手の味方だ。
大好きなサッカーを楽しもう。
高知で!
ではまた。
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(追伸)
年間VictoryCross大賞と、サポーター忘年会 - VictoryCross (hatenablog.com)
サポーター忘年会と、VictoryCross大賞の募集をしています。
忘年会の参加申し込み、VC大賞の投票は、ナカニシのメールアドレスかDM、またはVictoryCross「X」へのDMでお願いします。
・ナカニシのメールアドレス ⇒ miracle_fcsuzuka@yahoo.co.jp
・VictoryCrossの「X」(@fcsuzuka_vc)へのDM
よろしくお願いします。
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(今後の試合)
◇JFL第29節 11月19日13:00 対 高知ユナイテッドSC@春野陸上競技場
◇JFL第30節 11月26日13:00 対 ラインメール青森@四日市中央陸上競技場
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