VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海1部リーグ 対 マルヤス工業

平成22年6月13日(日)東海社会人リーグ
対戦相手 マルヤス工業
場所   石垣池公園
観客   130人くらい

ブログをごらんいただいている皆さん。こんばんは。
試合終了からボーッとして,なかなかブログを書く元気が出ませんでした。
そのため,アップが遅くなりましたすみません。

試合開始前までは,FC鈴鹿は2勝1敗2分の9チーム中4位でした。
今回の対戦相手のマルヤス工業は3位のチーム。
上を目指すには,必ず勝たねばならない試合。

今日は,SBHOS(鈴鹿バラエティ班オフィシャルスポンサー)の方々と,SBHの
手が考えてくれた応援歌を引っさげて,会場入り。

GReeeeN の「歩み」のサビの部分)
Jを目指して 走れ鈴鹿
どんな一歩も 無駄にならない
大切な今日 この一戦
誇りもって 戦え鈴鹿

振り返るな 前へ進め
どんな時でも 俺らがいる
声を張って 歌い続ける
共に行こう Jの舞台へ

行くぜ!

今日のスタメン(以後敬称略)
FW 9中村豪・8山本遼
MF 22空山浩輝・24原祥太郎・6蒲原直樹・30矢野純平
DF 5榊親平・3村田雅則・4森本一樹・17望月陽介
GK 13北井太陽

#2木下が怪我のためベンチ入りせず。
どんな試合でも自らペースを作れる#2木下が入っていないと,攻守共にリズムが崩れる
ことがある。サイドで発生するノイズが全体に響くと命取り。大丈夫か?

それにしても,スタメンをいじってきた。
各々の選手の能力は高いと思うが,いっぺんに6人も変えて上手くまとまるか?
どうです木村監督?

さて,試合開始。

まずまずの鈴鹿ペース。
ボールは支配しており,サイドへの展開もまずまず。
しかし,この「まずまず」が曲者。

試合巧者のマルヤス工業は,ガツンというディフェンスではなく,ねっとりとしたディフ
ェンスをしてくる。
パスは回るのだが,選手が窮屈な感じでプレイしている。
なんか不安定。なんかプレッシャー。

試合の舵取りはやはりボランチにかかってくる。
#6蒲原もハイプレッシャーでパスコースを潰されている。
しかし,逆に走り回って相手にもスペースを与えていない。中盤はまさに潰しあい。
#24祥太郎も中盤の混戦へ。
アタリが強く,元気な祥太郎も消耗戦に持ち込まれている。
ボランチともに良い所を潰され,自分のプレイができていない。

ひとつ飛ばして,前線の「マエストロ」#8山本遼にボールが入ると試合が動く。
山本の前で#9中村と#22空山が動くが・・・
しかし,コースを潰され,マークに付かれ,シュートに持ち込めない。

センターが無理ならサイドから,初スタメンの#22空山浩輝が元気の良いプレイを見せる。
空山のキープから左SBに入る「バーニングブラッド」#5榊が再三オーバーラップを狙う。
初めて公式戦でプレイを見たけど,空山,テクニシャンでスピードがあり良い選手じゃない
ですか~。
カニシ的には,ウッチーと組ませてみたいプレイヤー。
前半は左の空山-榊の攻撃が良い感じ。
しかし,やはりこれも最後は抑えられてしまう。

今シーズン初スタメンのゴールキーパー#13北井太陽。
強風と雨天であるにもかかわらず,キャッチングに不安は無い。
足元のプレイも問題なく安心してみていられる。彼のテクニックの高さをうかがわせる。
そして何よりキックの精度が高い。
キック一発で中村までドンピシャで届く。
剛の水谷に対して,柔の北井という感じ。
良いよ良いよ~,太陽は出ていないけど太陽は光ってるぜ!
イメージ 1


押していながらシュートまで持っていけない。
個人技で突破はできるが,相手を崩せていない。
パスミス,意思の疎通,連携,どうしてもイマイチに見える。

鈴鹿の誇るディフェンスラインは今日も硬い。
しかし,左が上がった隙を付かれ,#4森本がサイドにつり出される場面が多い。
ディフェンスの不動の中心「鈴鹿の壁」#4森本一樹は中でドンと構えてもらいたい。
ちょっと心配

前半37分。
やはり左サイド(相手右サイド)を突破され,中であわせられて失点。
くっそー心配的中,0-1。

ノイズが広がっていく。リズムがおかしい。選手に苛立ちが見える。
ここまで1試合1点以上の失点をしていない鉄壁のディフェンス陣がドタバタしている。

こんな時こそ,声の限り応援しよう。
選手が苦しいときこそ,サポーターが力を出そう。
失点のときこそ,次の得点を目指そう。

マルヤスのCBは高く強く硬い。
こじ開けられないまま,前半終了。

ハーフタイム。
体を動かす控えの選手たち。
内田,久保田,大久保,石川・・・問題なさそうに見えるけどなー。

さて,監督はハーフタイムで手を打ってくるか?

後半開始。
メンバーはそのまま。
では策は・・・どうかな?

前半は攻撃的MFでありながら,プレッシャーに押されてあまり積極的に行っていなかっ
た#30矢野純平がドリブルで仕掛ける。
矢野の背後から#17望月陽介もオーバーラップの機会を狙う。
前半はお互いのタイミングがイマイチだった両者。後半は積極的な攻めを見せている。

1点負けている。
とらなきゃ勝ちは無い。

#9中村が右に流れて矢野のフォローに入っている。
中に入るのは山本,蒲原,原。
しかし,ハイプレッシャーの中でシュートを振りぬける選手がいない。
ミドルで打っても枠を捉えることができない。

うーん。

と,思っていたら森本がイエローカード
victory crossは決して審判に暴言を吐いたりしないけど,一つだけ言わせてください。
森本は一生懸命トレーニングを積んで,当たり負けしないフィジカルを作り上げてきた。
相手が小柄で華奢だったため,両者がタックルして相手が転んで,イエローってどうでしょう?
なんかおかしくない?
カニシはおかしいと思う。

後半7分。
また左サイド(相手右サイド)から。
スタンドから遠く,よく分からないけどごちゃごちゃっとして失点。
0-2。

うーん,マルヤスのここぞと言う時の人のかけ方がうまい。
この時も局地的に数的優位を作り出されていた。
鈴鹿ボランチ,ディフェンスラインのフォローがいつもより遅いように思える。

後半10分
OUT 22空山浩輝  ⇒  IN 26石川龍
OUT 24原祥太郎  ⇒  IN 27曽根祐一

「突貫小僧」#26石川で風穴を開けるか。
そして公式戦初出場。曽根のプレイは!

曽根がボランチに入って,少しボールが納まるようになってきた。
視野が広い。
逆サイドへの展開もスムーズ。
開いたスペースによく走っている。
なるほど,曽根は練習試合の時とは違うプレイヤーのような感じがする。怪我が直り,コンデ
ィションを上げてきた様子。

後半20分ごろ
(この辺からナカニシは興奮しており時間は正確ではありません)
OUT 6蒲原直樹  ⇒  IN 7久保田翔

ここで「エース」久保田翔の登場。
やっと出てきたか~。頼むぜ久保田。

山本がボランチへ下がり,久保田がFWへ。
石川も行く気満々なので,ほぼ3トップ。
いや,後半の終盤ますます元気が出てきたのは矢野純平。
矢野を含めて4トップ。
レジスタ的に中盤の底から,曽根,山本のパスが供給され始める。

後半時間不明
ペナネティエリア内で,森本がファウル!!!!
そしてイエローカード!!
スタンドから遠く,プレイの詳細は分からないけど・・・・・・。
PKを決められ,0-3。

絶対に失点したくない時間帯での失点。

もう後は何が何でも点を取りに行くしかない。
サポーターは最後の最後まで諦めない。
ガンバレ!

後半時間不明
中盤から出た縦パスに鋭く反応する矢野。
スピードで相手を振り切る。
前半にはこんなパスが出ていなかった。
矢野!走れ!!

トップスピードで抜け出した矢野のフォローについていけるのは・・・。
これまたトップスピードの「エース」#7久保田翔。
矢野が折り返し,久保田が流し込む。

ゴーーーーーーーーーーーーーーール!!!1-3

待ってたぜ久保田翔。

残り10分程度。
選手は走れ!
サポーターは歌え!
まだまだ試合は終わっちゃいない。

久保田,石川,矢野,中村の猛攻。
曽根から良い指示とパスが出ている。
山本が2列目でミドルを狙う。

後半40分。
こぼれ玉を,また久保田翔!

ゴーーーーーーーーーーーーーール!!2-3!!


久保田のSHOWTIME!いけいけ。

しかし,時すでに遅し。
試合終了。

当然ながら表情が暗い選手たち。
ここのところ,選手たちの笑顔を見ていない。
負けたことは悔しい。
だけど,まだまだ6月,シーズンはこれから。
下を向いても仕方が無い。
前を向いて,胸を張って,ご飯食べて,練習して,仕事して,次に備えよう。

選手のみなさんお疲れ様でした。
スタッフのみなさん,審判のみなさん,マルヤス工業のみなさん,お疲れ様でした。
雨の中,観戦に来ていただいたみなさん,SBHOSのみなさん,victory crossの仲間たち,
お疲れ様でした。

正念場の試合で負けてしまいました。
次は土壇場の試合です。

ブログを書きながら悔しくて仕方がありません。
次戦,アウェイで中京大学戦。
次は勝つ!

ではまた。