VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海1部リーグ 対 FC刈谷

平成22年9月12日(日)東海リーグ
対戦相手 FC刈谷
場所   石垣池公園グラウンド
観客   約350人

ブログをごらんいただいている皆さん。こんにちは。
良く考えたら,今日4リットルは水分を補給しているナカニシです。

本日は(すでに昨日ですが),昨年までJFLでバリバリやっていた,強豪中の強豪FC刈谷と対戦。
前期対戦ではアウェイで0-1の惜敗。
さらに応援でも完全にやられました。
ホーム鈴鹿では負けるわけにはいかん!
そして,曽根監督代行の初陣を盛り上げなくては。

サポーターとしても気合が入る。
いざ!石垣池公園!
現地は灼熱の猛暑。本当に9月?
消耗戦が予想される。

いくぜ!

今日のスタメン(以後敬称略)
FW 18安西大輝・10内田寛人
MF 8山本遼・27曽根祐一・5榊親平・38伊藤竜二
DF 2木下謙一・24原祥太郎・4森本一樹・3村田雅則
GK 13北井太陽

監督交代後,初の公式戦。
怪我の影響で出られない選手もいるけど,メンバーも少しいじってきた。
メンバー表を見ると,コーチの欄に大久保龍太の名前が。
監督が出場しているので,ベンチワークを任された模様。

試合開始。
入り方が良い。
鈴鹿は決して立ち上がりの良いチームではなく,開始直後にバタバタする事が多いが,ボランチの曽根が良く引き締めている。
前線からのプレスも良く効いていて,危なげなくボールをさばいている。

しかし,刈谷も中盤が強い。さらによく走る。
そして10番からの展開が怖い。

公式戦で初センターバックの祥太郎(24)が,きっちりディフェンスをしている。
森本からの指示に対する反応もよく,マークの受け渡しに不安はない。
そして何より,中盤につなぐパスが正確。
縦一本の大きなボールではなく,正確にマイボールをつなぐ。
祥太郎(24)いいぞー!!!

ボランチの曽根(27)がゲームをコントロールする。
なんと言っていいか・・・とにかく効いている。
鈴鹿のプレーヤーが困ったときには,必ず曽根がフォローに入る。
常に俯瞰で試合を見ることができ,必要なところに必ずいる。
曽根から前線へ。

前線でタクトを振るうのは「マエストロ」山本遼(8)
もともと攻撃的な選手だった山本が生き生きプレイしている。
安西へのスルーパス
サイドへの展開。
そして自分自身が飛び出すプレイ。
良いプレイが続くが,さすが刈谷ディフェンスは硬い。

前半,ナカニシの感じでは6:4で鈴鹿がボールを支配していたように思う。
ボール支配率を引き上げた立役者は・・・「神の子」榊親平(5)
これまで右サイドバックでの出場だったが,本職はボランチセンターバックらしい。
本職のボランチで,冴える榊のプレイ。
とにかくセカンドボールをひろいまくる。
そして,ディフェンスラインのフォローに入るときも,鈴鹿のディフェンスが良く見えている。
そして,前半30分。
セカンドボールを奪った榊のミドルシュート!!!
レーザービームのような低い弾道のシュートは,相手GKがギリギリ触りコーナーキックへ。
惜しい!

がっぷり四つに組んだ我慢比べのような試合。
暑い中で,選手の体力は徐々に削られていく。

そして前半終了。

サポーターの体力も徐々に削られており,ナカニシもかなりきつい。
でも,選手はもっともっときついはず。
ガンバレ選手!ガンバレサポーター!
必ずサポーターの気持ちは届いている。

前半開始直後に素晴らしい助っ人が登場。
白子高校吹奏楽部のOBの方たち。
地元の若い人たちと一緒に応援できるというのは,本当にありがたい。
そして,元気満タンのSBHOSの方たちも参戦。

盛り上げていこうぜ!

後半開始。

後半開始早々安西(18)が,素晴らしいプレイを見せる。
右サイドに流れて,相手ディフェンスは3人。
そのド真ん中をフェイントで切り抜けていく。
なんてこった安西!!凄いじゃないか!!
安西から中へ。
待っているのは・・・「マジシャン」内田寛人(10)
少しファー気味に上がったボールをジャストミートしきれず,惜しくもゴールならず。

鈴鹿の右サイドハーフは,伊藤竜二(38)
竜二のプレイは,スピードでもなくテクニックでもなく,体のキレ!
体のフリだけで相手をかわすプレイは,スタンド目の前で見ているサポーターからもどよめきが。

竜二のキープの横を走るのは,「業師」村田雅則(3)。
攻守にわたって村田は良く走っている。
献身的なアップダウンは,見ていて声援を送りたくなる。
後半はコーナーキックに飛び込み,あわやゴールのシーンも。惜しくもキーパーチャージでゴールにはならなかったが,ナイスプレイ!!
村田のためにトランペットが鳴り響く・・・・いけ!村田!

後半も序盤を過ぎ,さすがの両チームの選手も足が止まりつつある。
アマラオ監督は早めの交代で,勝負をかけてくる。

しかし,鈴鹿のゴール前には森本がいる!
前半から何度も相手の攻撃をはじき返してきた「鈴鹿の壁」森本一樹(4)
相手の攻撃をノーファールで確実に潰す。
体のキレが良い。
動き出しが早い。
いいぞ森本。

後半18分。
OUT 38伊藤竜二  ⇒  IN 30矢野純平

竜二は少し運動量が落ちてきていた。
味方も相手も疲れたところで,攻撃力の高い矢野の投入はなかなか良い感じ。
矢野ガンバレ!

選手交代の時,交代ではいる選手とコーチに入っている大久保(15)が長い間話している。
そして,「いってこい」と背中を押し出す。
交代で下がってくる選手には,「おつかれさん」とプレイを讃えて握手する。
ベンチワークが良い感じ。

後半半ば,左サイドの支配者「雷神」木下謙一(2)が動く。
木下はこの試合も攻守とともに大活躍している。
特に守備の面ではアリの這い出る隙もないほど完璧に支配。
さらに,少し距離があったり角度があったりで狙うことはできなかったが,正確無比なFKで何度もチャンスを演出した。
山本(8)とのコンビネーションで,左サイドを突破。
どちらが上げたのか良く見えなかったけど,正確無比なクロスがファーサイドの安西(18)へ。
シュートコースを塞ぐ刈谷。潰しが早い!
安西の中に走りこんだのは,でた~!!内田寛人(10)
これも残念ながらジャストミートせず。
しかし,良い攻撃が続く。

後半も半ばを過ぎ,刈谷の交代したフレッシュな選手がチャンスを作る。
この試合ゴールマウスを守るのは,北井太陽(13)
この大事な試合のスタメンにもとにかく落ち着いている。
ディフェンスの位置から判断したポジショニングが素晴らしく,セーフティーに正面で受けているが,北井のテクニックのなせる技だと思う。
良いよ~。北井~。(ナカニシの奥さんも応援してるよ)

後半18分。
OUT 18安西大輝  ⇒  IN 9中村豪

怪我から復帰した「ストライカー」中村豪(9)
待ってたぜGO!!!!

終盤徐々に刈谷ペースに。
森本,祥太郎,北井の気迫のプレイが続く。

後半40分。
OUT 8山本遼  ⇒  IN 26石川龍

「突貫小僧」石川龍太(26)
ジョーカーとしてこれほど適任の選手はいない。
刈谷ディフェンスをぶち破れ!

灼熱の試合もあと少し。
両チームの疲労もピーク。
我慢比べのような消耗戦。

後半ロスタイム。
刈谷にゴールを割られたかに見えたが,何とかオフサイド(遠くて見えなかった)

そして終了のホイッスル。

握手する曽根監督代行と,この試合コーチで登録されていた大久保龍太選手
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この暑さ,そしてハードな試合の中で90分間集中を切らすことなく走り続けた,両チームの選手たちに心から拍手。
ナイスゲーム!
お疲れ様でした。

曽根監督。
初陣は勝利を飾れませんでしたが,見応えのある良い試合でした。
ベンチもスタンドも選手もスタッフも,みんながチームで戦っているという感じでした。
お疲れ様でした。

スタンドのサポーターのみなさん,観客のみなさん。白子高校吹奏楽部OBのみなさん。
暑い中,最後まで応援ありがとうございました。

審判,スタッフ,心華のみなさん,ボールパーソンの少年たち,この試合にかかわった全てのみなさん。
お疲れ様でした。

さて,話は変わりますが,試合終了後,ナカニシとカメラマンN君は桑名サンシティまで行って来ました。
明日から桑名サンシティでvictory cross写真展開始です。

FC鈴鹿ランポーレ応援写真展in桑名。
日時 9月13日(月)~26日(日)
場所 桑名サンシティ桑名市星川785)
内容 桑名サンシティ2階で写真展を開催。

お近くの方,鈴鹿ハンターでの写真展を見逃した方,ぜひ見に来てください。

次戦は芙蓉クラブ戦。
9月19日14時キックオフ。場所は石垣池公園グラウンド。

次は勝とう!
いや・・・絶対に勝つ!!!

ではまた。