VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

三重県選手権準決勝 対 ホンダ鈴鹿FC

平成23年4月17日(日)三重県選手権準決勝
対戦相手 ホンダ鈴鹿FC
場所   スポーツガーデン第4グラウンド

ヒノキ花粉に苦しんでいるみなさん,こんばんは,
毎日毎日,大量のティッシュを消費しているナカニシです。

ちなみに好きな食べ物は,サンキッチンのボロネーゼです。

本日も晴天なり。
三重県選手権準決勝。
ホンダ鈴鹿FCとの対戦です。

カテゴリーは下とはいえ,ホンダ鈴鹿は弱いチームではありません。
さらに,同じ鈴鹿のチームとして,打倒FC鈴鹿の意思が最も強いチームと言っていいでしょう。

激戦必至!!!
しかし,勝~つ!!!

開始2時間前
カニシは開始2時間に会場入り。
グラウンド整備をする選手の横で,hosuさん製作の選手名のフラッグを金網に結んでいく。
選手の名前が春風に揺れる。
みんな頼むぞ!

開始30分前。
サポーターのミーティング。
今日もチャントがんばろう~。

開始5分前。
カニシのテンションMAX!!!
爆発寸前。

行くぜ!

本日のスターティングメンバー(以後敬称略)
FW 28伊藤駿祐・9中村豪・7久保田翔
MF 16関大輔・5榊親平・27曽根祐一
DF 2木下謙一・24原祥太郎・15大久保龍太・3村田雅則
GK 23池田健

4-3-3だと思うけど,久保田が少し下がり目にポジションしていたので4-4-2っぽく見える。

キックオ~フ

ゆっくりとしたペースで試合が進む。
ホンダ鈴鹿はドン引きで守るのではなく,きちんと自分たちのサッカーをしようとしている。
前線は早く,ディフェンスは堅い。

中盤で相手のパスをつぶす初スタメンの関大輔(16)
ガツガツ行くプレイで,一度奪われたボールにも食らいついていく。
しかし,緊張のためか視野が狭い。サイドが駆け上がっても見えていない。
取った後の次のパスが回らない。

関に限らず,みんな動きが硬い。
失敗を恐れてこわごわプレイしている感じ。
どうした?

この試合では中盤に入っている曽根祐一(27)
たくさん声が出ている。中でタメも作れている。
ボールは回っているのだけど,今日はミスが多い。
ダイレクトパスがことごとくつながらず,攻撃の勢いが止まってしまう。

小さなミスの多い鈴鹿
ロングパスだけでなくショートパスもつながらない。

グラウンドは確かに良くないが,両チーム同じ条件なので言い訳にはならない。

落ち着け。

大丈夫。

自分たちのサッカーをしよう。

木下謙一(2)がサイドからゲームを作ろうとする。
何度も何度もアップダウンを繰り返すが,ボールが出てこない。
それでも走る木下。味方を叱咤激励する木下。
ガンバレ木下。

木下,村田の両サイドバックが積極的に駆け上がるが,上手くボールが出ない。
その上,ホンダにサイドの裏のスペースを狙われても,フォローが入っていない。
祥太郎(24),大久保(15)がサイドバックのフォローに入るが,ディフェンスラインが不安定。人数が足りていない場面も。
攻撃の時は,ホンダはしっかり人数をかけてくるので,ヒヤッとする。

前半23分。
コーナーキックから,久保田(7)がゴール
(こっちサイドからほとんど見えなかった)

ゴーーーーーーール!!!1-0


やっと待望の先制点。
これでリズムを取り戻すか?

その後も,なんか元気のないプレイが続く。
下を向いている選手。足の止まる選手。

元気だせ!
サポーターから元気を届けよう。
全力で応援しよう。

触れればキレるカミソリのような切れ味を持つ駿祐(28)にも元気が無い。
スピードが出ていない。
1対1で勝負に行かない。どうした?

先制点を入れたエース久保田も孤立している。
ワン,ツー,あれっ。
という感じでパスが止まるため,走り出しができない。
パスの精度が悪いので,徐々に縦一本のサッカーになっていく。
ワン,ツー,ドカン
という感じで試合が進む。

パススピードとプレイスピードに変化が無い。
強と弱,オンとオフ,引くところと押すところ。
なんか一本調子でリズムが無い。

ここで前半終了。

気がつくと30人~50人くらいのお客さんが来ている。
横断幕を少し外して,多くの人に見てもらえるようにする。
たくさんの人に注目してもらってありがたい。

さあ,Jを目指すチームとして,お客さんに見せられるようなサッカーしようぜ。

後半開始。

前半同様,ゴツゴツした硬いプレイが目立つ。

ストライカ中村豪(9)が左右に流れる。
中で勝負したい中村が,ボールが出ないためサイドに流れている。

じれったい思いは選手たちにもあるだろう。
何かが違うという空気は選手たちも感じているだろう。
このままじゃいけないという思いもあるだろう。

選手たちが苦しんでいるのはよく分かる。
こんな時もサポーターができるのは自分たちの応援で,選手の背中を押してあげることだけ。
みんなガンバレ。
カニシのノド!かれてる場合じゃないぞ。
総帥の身体の一部ならここで根性を見せろ。
選手のために心から叫ぼう。

前半よりも攻められる場面が目立つ。

池田健朗(23)がボールをさばく。プレイが小さく見える。
池田ビビるな。
もっと思い切りのいい,野生的でワイルドなプレーヤーだったじゃないか。
飛び出せ。はじき返せ。自分から攻めていけ。気持ちで負けるな。

後半6分。
(OUT)16関大輔  ⇔ (IN)30矢野純平

レッドホット矢野が出場。
矢野が中盤に入るが,なかなか効果的なプレイができない。
スペースにボールが出ず,もがいている。

フォーメーションは超攻撃偏重。
中盤の底の榊(5)が,四苦八苦してバランスを取っている。
中盤が薄く,セカンドボールを取ることができない。
バイタルエリアで人数が足りない。
おいおい大丈夫か?

ホンダの動きは良い。
後半にあわやという場面もあるが,村田のカバーリングで難を逃れる。

後半19分。
(OUT)7久保田翔  ⇔ (IN)10内田寛人
(OUT)9中村豪   ⇔ (IN)18中川宏太郎
(OUT)28伊藤駿祐 ⇔ (IN)31天野裕太

いっぺんに前線を交代。
強引にリズムを変えに行く。
頼むぞ!!ウッチー!!!

縦に走りたい中川。
裏にスルーパスが欲しいが,出てくるのは後ろからのロングフィード
裏にパスが出ないので,飛び出すことができない。

天野も裏で欲しがっている。
サイドに流れるが,単発では突破できない。
中・外・中とパスを回したいが,上手くいかない。
中川と天野は縦に走りたがっている。

この2人の動きにアクセントをつけるべきウッチーの動きが良くない。
どうしたウッチー?
プレイが小さい。そして精度が悪い。
ウッチーはもっと良いプレイができるはずなのに・・・

後半33分。
オーバーラップしたところを相手選手と交錯して,祥太郎(24)が負傷。大丈夫か?
祥太郎は脳震盪らしくこのまま選手交代。

(OUT)24原祥太郎  ⇔ (IN)6蒲原直樹

後半35分。
キャプテン大久保龍太(15)が吼える。
業を煮やして,ど真ん中を中央突破のカウンター。
センターライン付近まで進出し,相手をひきつけておいて,ソフトタッチでスルーパス。うまい!

飛び出したのは・・・でたっ!矢野純平!!
純平が走り出したら追いつけるDFはいない。

ゴーーーーーーール!!!2-0


ナイスパス!大久保(15)
ナイスゴール!純平(30)

試合終了間際。
思い切りよくスルーパスに走る中川。
飛び出しいい!!!

しかし,相手GKと交錯し負傷。
PK獲得。
蹴るのは曽根祐一(27)

ゴーーーーーーール!!!3-0


「WE ARE 鈴鹿」の歌声の中で試合終了。

ホンダ鈴鹿の健闘に拍手。
課題は多いけど,頑張った選手たちに拍手。
審判やスタッフやトレーナーの方々など,この試合に携わったすべての人たちに拍手。
サポーターのみなさん,観客のみなさんお疲れ様でした。ありがとうございました。

はっきり言いますと,ナカニシの見た中でも相当悪い部類に入る試合内容でした。

victorycross賞は・・・該当者無しです。残念です。

選手が手を抜いていたわけではありません。選手たちは一生懸命頑張りました。
しかし,元気が無く,アグレッシブさに欠け,ミスが多く,それを修正することができませんでした。

1シーズンは長いです。
問題や課題が出ることは恥ずかしいことではありません。
ここで修正しましょう。

サポーターは選手を信じている。
選手が苦しい時こそ,声の限りに歌い続けよう。
ほんの1ミリでも選手の背中を前に押すために,心をこめて応援しよう。

次の試合は,三重県最強の相手,マインドハウス四日市
カニシは前半だけ見ましたが,はっきりいって強いです。

来週4月24日(日)10時30分から。
三重県社会人選手権決勝。
場所は,スポーツガーデン第4グラウンド

勝つ!!!
絶対に勝つ!!!

ではまた。