VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海1部リーグ 対 藤枝市役所

平成23年5月7日(土)東海社会人リーグ
対戦相手 藤枝市役所
場所   石垣池グラウンド
観客  約500人

試合終了直後から今日の試合のことを,いろいろ考えていました。
でも,とりあえず忘れずに,妻ノリコに「誕生日おめでとう」を言ったナカニシです。セーフ。

本日東海リーグ開幕!!
Jへの階段を昇ろうぜ!!

盛り上がるテンション。みなぎる気合。

所用により少し抜けねばならないので,10時に会場入りしフラッグなどを設置。
既に何人かのサポーターが集まってきている。

みんなが待ち焦がれた開幕。
対戦相手は藤枝市役所。
昨年2度対戦して,1-1と3-3のドロー。
カニシの印象としては,戦術の理解が徹底していて,連動した動きが良いチーム。
個人技では鈴鹿優位だと思うが,組織力では藤枝市役所も侮れない。
全国の地方自治体の頂点に君臨する藤枝市役所。
弱い相手ではないが・・・乗り越えさせていただこう!!

試合前に選手紹介と監督の挨拶。
なんやかんやあって,試合直前。

まだかまだか・・・ホイッスルはまだか。

行くぜ!!!

本日のスターティングメンバー(以後敬称略)
FW 28中川宏太郎・11伊藤駿祐・8矢野純平
MF 17西田健吾・5榊親平・10曽根祐一
DF 13木下謙一・4原祥太郎・6蒲原直樹・3村田雅則
GK 21水谷允俊
大久保龍太(15),中村豪(9),久保田翔(7),内田寛人(16)がスタメンで出ていない。
怪我か?どうした?

試合開始。

序盤から矢野(8)を中心に積極的に攻めに出る。
中盤から前線の距離が近く,パスがつながっている。
曽根(10)のつなぎが効いている。

いいぞ。

3トップだけど流動的に前線は動く。
縦から横,1人下がって1人出て。

攻撃のアクセントはこの試合も両サイドバック
村田(3)の上がりが鋭い!!

前半8分。
村田(3)が右サイドを駆け上がる。
グラウンダーのクロス。
中川(28)が競る。
コボれたところに矢野(8)が!!
しかし足元に入りすぎたボールは,ミートすることができず。不発。
惜しい!!

前半,元気いっぱいに駆け回るのは,新加入の中川宏太郎(28)
前線からのプレスも献身的にこなし,中盤の支配率を上げている。
飛び出しも鋭く,喰らいつく感じのプレイは見ているものを熱くさせる。
イメージ 1

中川(28)は,矢野(8)からのパスに飛び出し,キーパーと1対1になる場面もあるが,藤枝のGKもさすがに上手い。
良い飛び出して得点に至らない。

右サイドは村田(3)が何度か駆け上がりを見せるが,左サイドの木下(13)はなんだか窮屈そうにプレイしている。
前でタメて追い越して駆け上がるのを狙っていると思うのだけど,サイドハーフフォワードが寄ってきて詰まってしまうので,駆け上がるスペースができない。

この試合センターバックに入った蒲原直樹(6)
足元のプレイは確実で上手い。
センターバックからのフィードも良いボールが出ている。
同じセンターバックで身体を張る祥太郎(4)とのマークの受け渡しもスムーズ

その祥太郎(4)は意気軒昂。
髪形も変えて,気合が渦を巻いている。
身体をうまく使い,相手を自由にしない。

センターバックは急造の割には安定している。

ゴールキーパーの水谷(21)は相変わらず安定したプレイ。
ハイボールのキャッチやパンチングに間違いが無い。
何度かセットプレイがあり,危ない場面もあったが,守備は非常に安定している。

スタメンで出場の西田健吾(17)
元気にボールを追いかけるが,追いかけ過ぎてコースを切れていない。
アンカーの榊(5)のところへ行くまでに,パスコースを潰すべきなのだが,試合の流れが見えていないように思う。

前半の終盤。

攻撃のカードが少なくなってきた。
押しているのだけど一辺倒。
バリエーションが少なく,相手からすれば守りやすい攻めをしている。

伊藤駿祐(11)もいつものキレが無い。
藤枝の早いプレッシャーに,潰されるシーンが続く。

ここで前半終了。


石垣池の屋根のある座席部分は,ほぼ満員。
他のところも結構人が入っている。
マッチデ-プログラムを配布して回る。
昨年,FC鈴鹿はスロースターターだった(と思う)。
運動量で相手を圧倒する試合がたくさんあった。
後半は必ずやってくれるはず。


後半開始。
(OUT)17西田健吾 ⇔ (IN)16内田寛人

ウッチー登場!!
ウッチーの技量を集まった観客に見せてやってくれ!!

後半は藤枝が徐々に押し返してくる。

アンカーの位置に入る榊親平(5)
ディフェンスのカバーはやはりうまい。
中盤でもゴリゴリ取りに行くわけでなく,コースを潰し危険なゾーンへ敵を入れない。
藤枝の攻撃が単発で終わるのも,榊のカバーリングが大きく効いている。
榊―――,ガンバレー!!

MFの前目に位置する曽根(10)がよく走っている。
前シーズンはそんなに走る選手のイメージが無かったが,4-3-3のフォーメーションでのハードな中盤をよく埋めていると思う。
しかし,パスの精度が今一つ。
フリーキックもコントロールが悪い。
曽根からビシッと出れば試合は決まるかもしれないのに,ため息の場面が続く。

後半から入ったウッチー(16)の様子がおかしい。
足にボールがつかない感じ。
ボールが懐からこぼれている。
パスの精度,ドリブル共に何かおかしい。
どうしたウッチー???自分のプレーができてないぞ。

後半になって運動量が先に落ち始めたのはFC鈴鹿
どうした?
練習量では負けていないはずなのに。

選手がつらい時こそ力を送ろう。
あと一歩が出るように応援しよう。
サポーターも共に闘おう。

戻りが遅く,カウンターを食らうと数的不利な場面もチラホラ。
藤枝は無駄に動くのではなく,要所要所で人数をグッとかけてくる。
蒲原(6)と祥太郎(4)の必死のディフェンス。
村田(3)と木下(13)がフォローに戻る。

前線とディフェンスラインの距離が少し大きい。
間延びした状態。大丈夫か?

後半31分。
(OUT)16内田寛人 ⇔ (IN)9中村豪
(OUT)5 榊親平  ⇔ (IN)2丸山勝之

丸山,中村を前線に入れて,パワープレイを狙う。
頼むぞGO!丸山!

榊(5)が退いたため曽根(10)が下がっている。
前線から矢野(30)が一段引いている。

前線へのパスの供給が少なくなり,ロングパス中心の攻撃に。

丸山(2)はヘディングで勝負したいが,なかなかそんなボールが入ってこない。
自ら下がってボールを奪いに行くが,それではターゲットの意味をなさない。

中村(9)もボールが出ないので,サイドに流れてボールに絡む。
しかし,次の次までボールがつながらず,攻撃は単発に。

膠着状態のまま試合は進み・・・

試合終了。


敢闘の藤枝市役所の選手たちに拍手。

鈴鹿の選手たちの表情は一様に暗い。
この試合が自分たちのサッカーなのかというと,決してそうではない。
また,開幕戦への思いも強かったと思う。
サポーターも(ナカニシも)絶対勝ちたい開幕戦だった。

・・・・・・・

しかーし,シーズンはもう始まっている。

前を向こう。負けたわけじゃない。次に決着をつけよう。

グダクダしている時間はない。

試合の終わった後,なんか脱力感でボーっとしたけど,このブログを書きながらナカニシは次の試合のことを考えています。

次の試合まで一週間。

選手の皆さん,もうやるだけだよ。

さあ,胸を張って闘おうぜ鈴鹿の勇者オーレ。

次は勝つぞ~(^O^)/

ではまた。