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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第3節 対 マルヤス工業

平成24年5月27日(日)東海リーグ第3節
対戦相手 マルヤス工業サッカー部
場所   石垣池公園グラウンド
観客   約500人(ナカニシのカウンターで調査)

みなさんこんばんは。
なんだか,ずっといろいろなことを考えているナカニシです。

浅い眠りが覚めて,11時ごろに会場到着。
今季初の石垣池なので,ノボリや横断幕の配置を考えながら準備する。
選手も集まってきた。
観客も集まってきた。

サポーターの準備は良いか!
負けられないこの一戦!
サポーターが後押ししようぜ!

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 8矢野純平・23北川慶・22伊藤竜二
MF 25関大輔・4原祥太郎・18西村亮介
DF 17安真也・2ラファエル・15大久保龍太・3村田雅則
GK 30松上大毅

バタバタとした立ち上がり。

この試合トップ下の位置に入っている西村亮介(18)
開幕戦,第2戦と途中出場ながら攻撃にアクセントをつけ,良いプレイを見せてきた。
だが,この試合,西村の足にボールが落ち着かない。
本来ボールキープができる選手だと思うのだが,体の大きいマルヤスに対して,出し急ぎが目立つ。
出し急ぎはパスミスに直結。
攻撃のタクトをふるうべきポジションでリズムが狂う。

テクニシャン伊藤竜二(22)もボールが落ち着かない。
ドリブルで仕掛けているが,竜二の本来の力ではない。
マルヤスのフィジカルに焦って,落ち着きが無いように見える。
竜二のプレイはどこか踊るように楽しそうなのだが,今日は辛そうに見える。
焦燥感から徐々に前線に張り付き,ボールに触れなくなる竜二。

全体のパスミスが多い。
ショートパスをごちゃごちゃしている間に,カットされてカウンターと言う悪い流れが続く。
パスと一緒に人が動いていないため,スペースができない。
動かないからポジションがかぶり,相手にフリースペースを与える。
ノールックパスが相手のもとに・・・
ヒールパスが相手のもとに・・・
味方まで意表を突かれドタバタと・・・
そんなテクニック必要か???
落ち着け。
大丈夫だ。

スピードで勝負したい矢野純平(8)
しかし,パスは最終ラインからのロングパス一辺倒。
ロングパスにヘディングで競り合う矢野。
矢野の良さが出せない。走れない。スペースが使えていない。
前を向いてプレイできず,悪いループが続く。

中盤の支配権はマルヤス。
鈴鹿の中心「ハードコア」原祥太郎(4)
体を張ってプレイしているが,止めても止めてもマルヤスの選手がわき出てくる感覚。
祥太郎と西村の間のスペースが大きく,鈴鹿は4人が攻めて,6人が守る形になっている。
攻守の間がぽっかり空くので,やっぱり単調にロングボール。そしてセカンドボールは取れない。
攻守ともに全体が動いているマルヤスに対して,鈴鹿は必然的に数的不利に。

見ていて辛い。
選手たちが苦しんでいるのが分かる。
みんな何かおかしいことに気づいている。

前半20分。
ボールをカットされ,思い切りよく打たれたミドルシュートがゴールに吸い込まれる。
ああ,やられた。0-1。

まだまだ前半20分だ!!
これからこれから,ペースは必ずこっちに来るぞ!

祥太郎(4)とともに中盤のボランチの位置に入る関大輔(25)
運動量も闘志もあるのだが,マルヤスのフィジカルに若干分が悪い。
当たり負けがピンチを招く場面も。
球離れを早くして,動いていきたいのだが,プレッシャーのためミスが目立つ。
ボールに対してリアクションで動くので,ワンテンポ遅い。

大久保,ラファエルからロングボールが前線に出る・・・それが続く。

前半30分。
(OUT)25関大輔 ⇔ (IN)10曽根祐一

ペースをつかむため,曽根が入る。
形的には4-1-2-3。

曽根がサイドに流れて基点となり,少しペースが落ち着きだす。

しかし,前線にボールは渡らず,勝負を仕掛けることも無く・・・

ここで前半終了。

たくさんの人が応援に来てくれている。

周りに子どもたちがいる。一緒に応援してくれる。
鈴鹿は後半から凄いよ!前も3点取ったもん」
子どもが言っている。
選手のみんな頼むぜ!

後半開始。

選手は一生懸命なのだが,ペースを取り戻せない。
センターバックの大久保龍太(15)
たくさん指示が出ているが,中盤との連携でピンチを招くことが少なくない。
マルヤスはワントップ。
ワントップを抑えつつ,2列目の対応に追われる。
攻め込まれると数的不利になるなか,何とかかんとか守っている。

同じセンターバックのラファエル(2)
2列目が見えていないので,フォローが全然できていない。
マークも緩いので,ひやひやする場面が続く。

後半10分。
マルヤスの綺麗なサイドチェンジ。
そしてきっちりゴール前にパス。
大久保が詰める。ラファエルのフォローが無い。他の選手の戻りが遅い。
右に左にパスで振られて,あっさり決められる。0-2。

後半11分。
(OUT)8矢野純平 ⇔ (IN)11伊藤駿祐

サイドバックの上りが目立たない。
縦一本でヘディング勝負だったため,サイドに上手くつながらなかった。

左の安真也(17)
安のやりたい事が出来なくて,もがいているのが良く分かる。
上がってもパスは出ず,たまに上がっても切りこませてもらえない。

右の村田雅則(3)
右サイドを何度も駆け上がるが,ボールが出てこない。
攻撃が組み立てられていないので,なかなか勝負もできない。

たとえサイドが上がっても,マルヤスは外に外に押しだしてくる。
マルヤスとしては,フィジカルに勝り,高さもあるので,ロングクロスならばセンターフォワードの北川だけをマークしていれば安全。
中に放り込んでも易々とはじき返されてしまう。
危ない中のバイタルエリアボランチががっちりガード。

手が出ない。

子どもたちが応援している。
「点取って~」
サポーターも応援しよう。
声出して選手を鼓舞しよう。
カッコよくて,凄いテクニックを見たいわけじゃない。
泥臭くてもチャレンジするサッカーをしよう。

後半22分。
マルヤスボールのフリーキックがラファエル(2)の頭を越える。
あっ!
マルヤスに簡単に決められ0-3。

3点目が入ったあたりから,お客さんが帰り始める。
無念。

サポーターは諦めないぞ。
最後の1秒まで応援し続けよう。

後半25分。
(OUT)2ラファエル ⇔ (IN)7久保田翔

怪我のため長い間サッカーができなかった久保田が出場。
祈るようなナカニシ。
クボショ-,頼む。

久保田が入りいきなり雰囲気が変わる。
前を向いてルックアップし,パスがきっちり出せる久保田がリズムを作り始める。
ターンひとつで相手を置き去りにする。
凄い!クボショー!

村田(3)が上がれるようになってきた。
駿祐(11)にボールが回るようになってきた。
見ていて楽しくなってきた。

後半44分。
コーナーキックのボールを久保田(7)がつなぎ,最後は北川慶(23)が押し込む!

ゴーーーーーーール!!!1-3


しかし,時すでに遅く・・・

試合終了。

・・・・力が入らない。

試合後,いろんなことを考えました。

今日の鈴鹿は,今まで見たなかで一番弱く感じました。
マルヤスがとてつもなく強く感じました。

ド完敗でした。

誰が悪いとかの前に,チームを弱く感じました。

こんなこと今までありませんでした。
どんな負けた試合でも・・・
「あそこがこうだったら,うちのほうが勝ってた」
と強がりが言えました。
たまに調子が悪い時はあるけど,本来の力が出せれば鈴鹿より強いチームなんて無いと思っていました。

試合後は悔しいというより,なんだか残念で仕方ありませんでした。

サポーターの仲間たち,お疲れ様でした。
たくさん来ていただいた観客のみなさん,ありがとうございました。

試合が終わってから,長い間考えました。

カニシが何をするべきか?





切り替え!切り替え!大!切り替え!

今日は疲れたから寝よう!
悪いところは悪い!
直せ!
修正しろ!
今日は途中で帰っちゃったお客さんが,次は最後にバンザイしてくれるように。

次はアウェイ藤枝で矢崎バレンテ戦!

いくぞいくぞ!いくぞいくぞ!

絶対に絶対に勝つ!

カニシが何をするべきか?

バカヤロウ!決まってるじゃないか!!!!!

サポーターにできるのは選手を信じて,全力で応援するだけだ!
応援で疲れ果てて,藤枝から帰ってこれないくらい全力で応援するぞ!

簡単にあきらめない!
と言うか全然,全くあきらめてないぞ!

鈴鹿の強さを藤枝でナカニシに見せてみろよ。
全部この目で見ててやるよ。

久保田,榊,木下,中村,大久保,村田,純平,駿祐,竜二,曽根,祥太郎,ガン,中川,関,天野,本多,北川,西村,大野,小宮山,戸谷,座間,ラファエル,松上,安,金,そして高木成太!

1週間で強くなれ!

鈴鹿がキッチリ立て直して,見事に巻き返すことをナカニシは心から信じている。

やられて終わるな!やり返せ!

ではまた。