VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第9節 対 Chukyo Univ FC

平成24年7月22日(日)東海リーグ第9節
対戦相手 Chukyo Univ FC(以下CUFC)
場所   石垣池公園グラウンド
観客   649人(ナカニシのカウント)

みなさんこんばんは。
これからブログを書き始めます。
今,ナカニシがどんな気分かわかりますか?
どんな気分かはブログの最後で。

久しぶりの石垣池公園へ。

試合に向けて緊張が始まる。
鼓動が高まる。
試合・・・早く始ってくれ!

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 23北川慶・8矢野純平・7久保田翔・11伊藤駿祐
MF 6木下謙一・4原祥太郎
DF 17安真也・5榊親平・15大久保龍太・10曽根祐一
GK 30松上大毅

さあ試合開始。

CUFCは前期アウェイ戦で2-2の引き分けだった相手。
学生ならではの運動量とスピードで勝負してくる。

それに対する鈴鹿
立ち上がり落ち着いているが・・・ん?落ち着き過ぎている?
なんか動きが重い?

前週の東日本大会で真夏の3連戦。
さらに埼玉県への強行軍で,国体選抜組に疲れが見える。

味方が持った時の,周りの動きだしが遅れる。
いつもと違う。
なんか疲れを感じる。

しかし,相手は元気の良い大学生。ドンドン走ってくる。

中盤で相手を潰しまくるのは「中心核」原祥太郎(4)
とにかく壁のように立ち塞がり,中央を遮断する。
サイドにセンターバックが釣り出された時も,中へのフォローが早い。
ボランチセンターバックの良いところを集めたような,見事な守備をする。

祥太郎とともにボランチに入る「左番長」木下謙一(6)
仲間のサポーターが言っていました。
「木下のボランチは最初驚いたけど,今となっては欠かせないよね」
体からあふれるほどの闘志。
木下抜けるもんなら抜いてみろ!

祥太郎-木下の中盤はこの試合も安定。
守備に関して不安はない。
しかし,トップコンディションと比べると2人とも攻撃参加が少ない気がする。

前線と中盤をつなぐ「ワイルドアットハート」伊藤駿祐(11)
変幻自在のプレイはこの試合も健在。
あっちにもこっちにも駿祐が絡んでくる。
しかし,周りに出しどころが無く攻めあぐねる場面も。

スピードと運動量の相手に対して早く主導権を握りたい。
早く先制点が欲しい。

前線で体を張る「ヒットマン」北川慶(23)
体をねじ込むように相手の隙間を狙う。

前半26分。
右サイドにロングパス。
北川が流れてボールを追う。速い!
相手DFと激しく接触しながら中へ折り返す!
そのなかに走りこんでくるのは!!!!ここにも出てきた!!!!
変幻自在!伊藤駿祐!
イメージ 1

ゴーーーーーーール!!1-0


良く走った北川!
良く決めた駿祐!
ナイスゴールに観客がわく!
よっしゃ。

サイドバックの攻撃参加も少なめ。
ボランチの飛び出しも少なめ。
そうするとどうしてもFWに直接放り込む展開になる。

前線でボールをキープするのは「エース」久保田翔(7)
怪我から復帰してやっとスタメンで出られるほど回復してきた。
前線で体を張るが,まだまだクボショー本来の切れ味には足りない?
SHOWTIMEを見せてくれ!

前半は一進一退。

鈴鹿も危ない場面があるが,崩されてはいない。
最終ラインに君臨する「闘志天翔」大久保龍太(15)
試合を重ねるごとに,徐々に怖い大久保になってきた!
まず,シュートコースに入り打たせない。
対人戦で競り負けない。
よしよし。大久保がしっかりしてれば大丈夫だ。

ここで前半終了。

ベンチに帰る選手の顔が暗い。

さあ!サポーター!
ここが俺たちの力の出しどころだ!
選手の背中を押そう!
最後の一歩が出るように。
心が折れないように。

共に,選手と共に闘おう。

後半開始。

後半1分。
一瞬の寄せが遅れた!
右サイドからミドルを打たれて失点。1-1

出会いがしらの一発。
さあ立て直せ。大丈夫だ。

鈴鹿の前線にはこいつがいるぜ!
「ファイヤーボール」矢野純平(8)
疲れを感じさせないほど動いているが,やはり辛そうな顔をしている。
ガンバレ純平!

前半6分。
ロングボールに対して矢野の単独突破。
誰も付いてこれないが・・・相手GKが鋭く飛び出し接触
(相手GKにイエローカード
CUFCディフェンスは割と浅く守っているのだが,GKが高めに位置して良く飛び出してくる。

後半13分
(OUT)23北川慶 ⇔ (IN)22伊藤竜二

「ミラクルドラゴン」伊藤竜二が入る。切り割け竜二!!

CUFCも選手を変えてくる。
足が速く上手い選手が鈴鹿の右サイドへ。

鈴鹿の右サイドはいつもの村田ではなく,曽根が入っている。
どうした村田?
「フィールドの監督」曽根祐一(10)
本来は中盤にいる選手。
右サイドから攻撃を仕掛けるCUFC。
必死で体を寄せる曽根。

右サイドのフォローに走る大久保龍太(15)
大久保の穴を埋めるために中へ戻る原祥太郎(4)
セカンドボールを取りに行く木下謙一(6)

相手は人数をかけてくる。危うい場面が・・・しかし・・・
鈴鹿には「神の子」榊親平(5)がいるぜ!!!
試合後にNカメラマンが言っていました。
「カメラをのぞいていて,危ないって場面は必ず榊がフレームインしてくるんです」
榊!

CUFCの攻撃を退けつつ,攻撃の中心は伊藤兄弟に。

竜二(22)の突破を駿祐(11)が支える。
あわやの場面も。

後半20分
竜二の突破から得たフリーキック
ゴールまで約20メートル。
曽根(10)か?安(17)か?
蹴るのは・・・安真也(17)!!
弾道は相手DFをかすめて少し変化。
球の勢いは落ちない。そのまま吸い込まれていく。

ゴーーーーーーール!!2-1


歓喜爆発のスタンド!
ナイスキック安!

後半23分
(OUT)7久保田翔 ⇔ (IN)9中村豪

サポーターは知っている。
中村豪の出てきた意味を
中村豪の仕事はゴールをあげることだ!

CUFCの攻撃も厚みを増してきた。
攻撃に人数をかけてくる。

みんな疲れているだろう。
汗も出尽くしただろう。
頼む。頑張ってくれ。

危ない場面で手を伸ばすのはGK松上大毅(30)
冷静な判断と,的確なキャッチング。
松上!みんなのゴールを頼んだぞ!

スタンド全体が応援している。
サポーターだけじゃなく,あちこちから手拍子が聞こえる。
子どもたちが歓声を上げる。
女性の声も聞こえる。
高校生が心をこめて応援する。
石垣池,盛り上がってきたぜ!

後半37分。
(OUT)17安真也 ⇔ (IN)25関大輔

安真也(17)が怪我で交代。
腰のあたりを打ったらしい。
治療のためトレーナーが走る。

木下が左サイドバックに入り,関がボランチへ。

昨年と比べて,関は相当成長していると思う。
なんか身も心もたくましくなった。
関(25)!試合終了までしっかり頼むぞ!

試合終盤。
両チームともに疲れてきた。
前線と最終ラインとの間が間延びしている。

後半44分。
右サイドから中をうかがう矢野純平(8)
矢野が見ているのは・・・GKの位置!

ロングシュート!GKの頭上をフワリとループで・・・うわっ。うわっ。

ボールはゴールポストを直撃。
誰もが反応できなかった。
誰もが走っていなかった。
しかし,ただ1人このボールに反応していたのは,「ストライカー」中村豪(9)
中村がトラップ。
GKがコースを塞ぐため飛び出す。
DFが必死で戻る。
中村は冷静に・・・右にパス!
さっきシュートを打った矢野純平(8)が詰めに来る!
落ち着いて流し込んで・・・

ゴーーーーーーール!!3-1


中村豪!焦らず良く見ていた。
矢野純平!ナイスゴール!

そして矢野のゴールアピール!
見事な宙返り!

イメージ 2

イメージ 3

みんな大喜び!そして大歓声!

ゴールを決めた後,選手にアピールしてもらうと本当にうれしい。
ちょっと涙が出る時も・・・
お客さんがたくさん見ている試合で,こういったアピール嬉しいね。

お見事!矢野純平!

そして試合終了。

歓喜のバンザイ。
子どもも,大人も,高校生も,バイオレットも。
バンザーーイ,バンザーーーイ,バンザーーーーイ

厳しい日程の中,本当にきつい試合でした。
でも,こんな厳しい試合をきっちり勝ちました。
カニシはチームの成長を感じます。

両チームのみなさん,スタッフ,関係者,観客,サポーター,バイオレットアイリスさん,日生学園の生徒さん,ナカニシとともに応援した子どもたち,この試合にかかわったすべてのみなさん,お疲れ様でした。
勝利って良いですね。
選手たちを称えてあげてください。
みんな本当によく頑張りました。
鈴鹿の誇りです。

さて,この試合のvictorycross賞は・・・
ずっと悩んでいました。
正直言うと,みんなコンディションが悪く力を出し切れ無かったように思います。
そんな中でも,ギリギリの競り合いを制し,最少失点に抑えたディフェンダーの大久保龍太選手(15)に送りたいと思います。
最近のディフェンスは本当に良い!!
大久保!
次も頼むぜ!
イメージ 4


ブログを書いたので寝ます。
あーーーーー!!!
最高の気分だ!!!!

ではまた。