VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第10節 対 マルヤス工業

平成24年7月29日(日)東海リーグ第10節
対戦相手 マルヤス工業
場所   港サッカー場

みなさんこんばんは。
オリンピックの柔道見ていて更新が遅くなったナカニシです。すみません。

今日は現在東海リーグ2位のマルヤス工業と,3位のFC鈴鹿の直接対決。
カニシも気合入りまくりで会場へ。

サッカー場は,とても立派な会場なのに鳴り物禁止。
そして,スタンドも使用できずピッチサイドでの観戦。

暑いぞ!
鈴鹿の応援は約50人。

いくぜ!!!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 8矢野純平・23北川慶・19ブルーノ
MF 25関大輔・4原祥太郎・11伊藤駿祐
DF 6木下謙一・5榊親平・15大久保龍太・10曽根祐一
GK 1本多隆悟

さあ試合開始。
開始早々押し込まれる鈴鹿

マルヤスはきっちりサイドを使って攻めてくる。
サイドハーフサイドバックボランチ,3人が連動する。
クサビを入れてワンツー。
後ろから追い抜いて。
さらにFWが流れて。

局地的に数的優位を作られ,鈴鹿のサイドが危ない。
特に右サイドは集中的にやられている。
何度かマルヤスに破られる。

カバーリングに走る「闘志天翔」大久保龍太(15)
思い切りよくサイドのフォローに走る。
闘志むき出しのプレイで何とかサイドをフォロー。

大久保の飛び出しで中が薄くなるが,「神の子」榊親平(5)がガッチリ守る。
前節敗戦の時,榊は怪我で出場できなかった。
榊のプレイ見てみろよ。
神秘的な力すら感じるぜ!
イメージ 1


サイドを攻められペースの上がらない鈴鹿
中盤の支配率,パスの精度ともにマルヤスが優位。
前半序盤は完全にマルヤスペース。

しかし,鈴鹿は崩れない。
危ない場面でもシュートまでもっていかせない。

中盤にどっかり陣を構える「ハードコア」原祥太郎(4)
フィジカルで相手にプレッシャーをかけ,簡単には通さない。
ディフェンスは厳しくいっている。OKOK。
原-榊-大久保。
ディフェンスのトライアングルで,サイドをやられても中で止めている。

効果的なシュートが打てないマルヤス。
攻撃の糸口が無い鈴鹿

我慢の展開。

その時・・・ボランチの関(25)と,サイドバックの曽根(10)がポジジョンチェンジ。

エースキラー」関大輔(25)
厳しく激しい当たりを持つ潰し屋タイプの選手と思いきや,実はテクニシャン。
サイドに走ってくるマルヤスのパスコースを読んで,サクッとパスカットする。
走りも負けない!!
だって関だぜ!
簡単に通すか!

カニシの感じでは,前半の時点で危なかったシュートは2本。
この2本のシュート。
完璧に止めた男の名は「ゴール前の怪人」本多隆悟(1)
反応が鋭い。集中している。
真っ黒に日焼けした本多。
本多は絶対暑さに強い。

ボランチにポジションチェンジした「フィールドの監督」曽根祐一(10)
曽根は中が良く似合う。
コーチング。守備と攻撃のリンク。相手の2枚目を止める。
曽根。やることいっぱいあるけど,頼む。何とかしてくれ!

ディフェンスから攻撃へのつなぎが足りなかったが,曽根が1枚入って展開できるようになった。
祥太郎(4)との受け渡しも良い。

試合を観戦していた岐阜セカンドサポーターから,「ボールがつながりだしたね」って声が。

中盤を徐々に支配し始める。
マルヤスのパスが途切れがちになる。

我慢の時間は終わった。
これから鈴鹿の番だ!

前線で自由に動く「アトム」ブルーノ(19)
なんか不思議と愛嬌のあるキャラが定着してきた。
貪欲に自分でドリブル突破を仕掛ける。
ルーパスに鋭く反応。ドリブルで相手を置き去りに。
ファウルで止められるものの,勝負を仕掛ける姿勢は素晴らしい。
いけいけブルーノ!

超絶なスピードでディフェンスラインをぶっ壊す「ファイヤーボール」矢野純平(8)!!!
暑い?きつい?矢野には関係ないね!
気温よりも燃える男!
矢野!ゴール取ってこい!

前半41分。
榊(5)から右サイドに流れた北川(23)へ
ぴたりと吸いつくトラップで,中をうかがう。
北川からクロス気味のショートパス。(あっちのほうだったので詳細不明)
それを(誰かが)つないで・・・左から飛び出したのは・・・矢野!YANO!純平!

ゴーーーーーーーール!!1-0

イメージ 2

良い展開だった。
きっちり決めたゴール素晴らしかった。

イケイケの鈴鹿

ヒットマン」北川慶(23)はガチガチにマークされている。
しかし,周りを生かすプレイで,ブルーノ,矢野が動き回っている。
フィジカルに優れたマルヤスディフェンス陣相手に,なかなか懐に納められず,苦しいプレイの北川。

北川が押さえられてるのなら,2列目から行っちゃうよ。

ワイルドアットハート」伊藤駿祐(11)
この試合も前線で献身的に動いている。
1点入り,マルヤスが体勢を立て直そうとした矢先・・・

レーザービームのような綺麗なロングパスが,2列目から走っている駿祐のもとに。
ドンピシャ!落ち着いて蹴りこみ・・・

ゴーーーーーーーール!!2-0


前線にマークが釘づけになった瞬間を見逃さず走った駿祐。
ナイス!良く決めた!!

ここで前半終了。

力の差はない。
潰し合いで両チームともシュート数は少ない。
2回の決定機を2回とも決めた鈴鹿が,得点の上では勝っているが,逆にマルヤス優位の場面も多々ある。

次の1点をどっちが取るか。
この暑さ。絶対に後半選手は疲れてくる。
その時こそサポーターが選手と共に闘おう。

いくぜ!

後半開始
(OUT)23北川慶 ⇔ (IN)22伊藤竜二

「ミラクルドラゴン」投入。頼むぜ竜二!!

この試合,左サイドバックで出場する「レフトサイドマスター」「左番長」木下謙一(6)
派手なプレイはないものの,簡単にクロスは上げさせず,下からのビルドアップも的確。
右サイドを中心に攻めるマルヤスに対して,センターバックが釣り出されるため,ファーサイドの守備は木下にお任せ。
後半さらにきつくなってくる。ガンバレ木下!

後半13分。
矢野のスピードにかげりはない。
ルーパスに飛び出す。うまい!
抜けた!
ここでマルヤスが後ろから引っ掛けファール。そしてレッドカード。
矢野の超絶スピードから得たゴール前のフリーキック

蹴るのは・・・「アトム」ブルーノ!
ペナルティエリアすぐ外。ほぼ真ん中。
直接・・・おおおっ!!!
イメージ 3

ゴーーーーーーーール!!3-0

なんか軽く蹴ったらスポッと入った。なんとまあ美しい。
そして謎の(?)ダンスをするブルーノ。
祥太郎・・・曽根・・・楽しそうだ!
イメージ 4


サポーターは歓喜
3点入った。
嬉しい。嬉しい。

ピッチサイドから叫ぶナカニシ。
「まだまだ!集中集中!」
でも,心の中では勝った気でいたのかもしれない。
相手は10人。正直に言うと,完全に勝ったと思った。
甘い。
サポーターとして甘い。
甘いぞ!ナカニシ!

3点入って,鈴鹿は落ち着いたプレイに。
無理に攻めず,パスを回す。
慌てないプレイは大切。
落ち着いたプレイは大切。

だけど,相手陣内に深く攻め行っているのに,ディフェンスラインまで返すのは・・・
まだ,時間はたっぷりある。
時間稼ぎには早すぎる。

パス回しが後ろ過ぎないか。不安定じゃないか。
このグラウンドはカラカラに乾いているから,少し跳ねる。
相手はパス回しを狙っているぞ。

なんか不安。

攻めるのか?守るのか?ベンチからの指示は?
意思統一はどうなっている?

後半26分
(OUT)10曽根祐一 ⇔ (IN)18西村亮介

「フィールドの監督」曽根祐一が下がる。
西村投入は,さらに点を取るサイン。
よっしゃ,もう1点いこう。

しかし・・・・

ディフェンスラインのパス回しがGK本多へ。
パウンドしたボールを蹴りそこね,ミスキックに。
相手が詰めに来る。
ヤバイ!
走る関大輔(25)やむを得ずファウル。
やられた!ペナルティエリア内。
マルヤスにPKを決められ,3-1。

立て直せ!

ベンチから曽根が指示をしている。
左から木下の声が聞こえる。
大久保の声も榊の声も・・・

よしよし,うちの選手たちは大丈夫だ。

後半鈴鹿の攻撃は,左サイドの伊藤竜二(22)から展開。
駿祐がフォローに走る。
矢野が前をうかがう。

しかし,マルヤスのセンターバックは硬くて高い。

後半40分。
(OUT)25関大輔 ⇔ (IN)16小宮山翔悟

この試合の最激戦区,右サイドバックに小宮山が入る。
小宮山!来たぞチャンスが!
ガンバレ!

後半42分
最終盤で入った小宮山が,まだゲームに入りきれないうちに怒涛の攻撃が右サイドに。
切り返されて巻いて打たれたミドルシュート
これが入ってしまう。やられた。3-2。

サポーターの力,全開だ!
泣いて帰るのは嫌だ!
全力で,全力で,

最後の最後で,危ないシュートを打たれる。
本多隆悟(1)が必死に手を伸ばす。
わずかに触れたボールはバーを叩き,ギリギリセーフ。

ロスタイムが長い・・・・・・・・・・・まだか。
ここで試合終了。

やったーーーーーーーー\(^o^)/
3点取りながら2点返されて,内容的には完璧なものではありませんでした。
この暑さの中で,シーソーのように優位が動く難しい試合だったと思います。

きつい試合をものにした選手たちに,今は感謝と拍手をおくりたいです。
修正すべき課題は明日考えましょう。
暑かったね。本当に良く頑張った。お疲れさん。

マルヤス工業のみなさん,強かったです。お疲れ様でした。
審判団のみなさん,暑い中ありがとうございました。スタッフのみなさん,お疲れ様でした。
この試合を応援するために来ていただいたみなさん,ありがとうございました。
サポーターの仲間たち,2位になりましたね。次は1位を狙っていきましょう!!!

この試合のvictorycross賞ですが・・・。
先制のゴール!
3点目のPKゲット!
熱いプレイは,猛暑の中でも輝いていた!
「ファイヤーボール」矢野純平選手(8)に送りたいと思います。
純平!お見事!

この試合で,リーグ戦はしばらく中断期間に入ります。
中断期間でもお休みではありません。その間に,国体や天皇杯予選やサポーターズイベントがあります。
また,ブログなどでお知らせしていきますので,よろしくお願いします。

勝ったぞーーーーーーーーーーー!
やったーーーーーーーーーー!!!

ではまた。