VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

三重県社会人選手権準決勝 対 ヴィアティンFC

平成25年4月14日(日)三重県社会人サッカー選手権準決勝
対戦相手 ヴィアティンFC
場所   鈴鹿スポーツガーデン第3グラウンド

みなさんこんばんは。

何を書いていいか分からず,しばらく書きだせませんでした。

試合を見に来ることができないサポーター,選手の親御さん・関係者の皆さん,応援していただいている人たちに見て欲しくて書き始めたブログです。

いろいろ思い悩んでいますが,書かないわけにはいかず,重い筆を取ります。



試合前に準決勝のもうひとつの試合。
マインドハウス四日市対ホンダ鈴鹿の試合は,マインドハウスが勝利。

さあ,次はうちの番だ。

準加盟,J3って言うならば,当然それだけの試合をしなきゃいけない。
当然それだけのチームじゃなきゃいけない。

たくさんの人が見に来てくれている。

しっかり勝とうぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 23北川慶・11川崎谷輝
MF 17工藤豪・7北森陽介・15樋口大貴・18大坪拓海
DF 22小場石朗・5榊親平・4原祥太郎・3村田雅則
GK 30松上大毅

試合開始。

今まで練習試合で見てきたのとはかなりメンバーが違う。
怪我の選手もいるが,元気なのにベンチにいる選手もいる。
なんか嫌な予感。

ポロポロするプレイが随所に。
緊張している?
集中できない?
固くなっている?

なんか安定しないプレイが続く。

対するヴィアティンはセンターバックを中心に「中」を固めている。

どちらかというとサイドでは持たせてくれるが,そこから鈴鹿は消極的になってしまう。
なかなか勝負に行かない。

ちょこまかパスを回して結局奪われたり,ギャンブル的なロングクロス一辺倒だったり。

なんか手応えが無い。
そしてなんか気迫が感じられない。

鈴鹿のディフェンスは榊親平(5)-原祥太郎(4)のラインで万全。
特に榊のカバーリングは素晴らしいものがあり,サポーターからも歓声が。

守りは問題なし。
崩されることも無い。

で,攻撃は???

サイドハーフの大坪(18)
サイドハーフの工藤(17)
ここで試合を組み立てて決定機を作りたいが,なかなか中に入れない。
サイドバックとちょこまかやり取りして,淡白に中に放り込んで終わってしまう。

右の村田雅則(3)。左の小場石朗(22)
何度も何度も駆け上がるが,相手を崩すことができない。

攻めている。

だけど崩せていない。
ボールが動くほど,人が動けいてない。
シュートは打っても窮屈で入る感じがしない。

ん・・・・・。

中の詰まったところで,もがく川崎谷輝(11)。
走ってリズムを作ろうとする北川慶(23)

時間が過ぎていく。

ここで前半終了。

守って守ってカウンターがヴィアティンの作戦ならば,鈴鹿もそれなりに考えないといけない。
サイドに押しだして中に入れないようにしているならば,鈴鹿も何か対策しないといけない。

手遅れになるぞ。
ハーフタイムで修正してくれ。
ボールも人も動いて。
頼む。

後半開始。
(OUT)17工藤豪 ⇔ (IN)9嶋田大二

ボランチの樋口大貴(15)
引いて守る相手に対し,引き気味で守備をする。
一生懸命プレイをしているのだけど,攻撃の意識が少ない。
もっと思い切って!

ボランチの北森陽介(7)
前を向いた時に出すパスは流石なのだけど,相手ディフェンスを崩すところまでいっていない。

パスはまわせるのだけど,打てない(打たない)鈴鹿

こねくりまわしながら,膠着が続く。

後半19分
(OUT)23北川慶 ⇔ (IN)10藤本安之

練習試合から得点を量産している藤本が出場。
頼むぞ藤本。ゴールをこじ開けろ。

しかし・・・。

無策のまま。

前半同様の展開が延々と続く。

サイドを攻めて,ギャンブル的なロングクロス。
相手が弾き返す。
何度も何度も・・・。

ペナルティエリアの外をパスでつなぐ。
綺麗で,上手くて,さらっとしてるのだけど,なんか迫力がない。
各自がバラバラで好き勝手やってる状態。

後半終了。

両チームに疲労の色が見える。
サポーターも最後の最後まで声を出そう。
スタミナが切れた時,選手の背中を押してやろう。
イメージ 1

どんな形でも良い。この試合を勝たないと,次が無くなってしまう。


延長前半開始。

・・・

延長後半開始。

・・・

そしてPK戦へ。

・・・

結果・・・。PK1-2の敗戦。

試合終了。

呆然・・・。



両チームの選手のみなさん。お疲れ様でした。

この敗戦で,FC鈴鹿は「三重県選手権・天皇杯予選」,「全国社会人選手権予選」への出場権を失いました。
これらの試合に出られないので,2012と比較するとシーズンの全試合の約1/3が失われてしまいました。

Jリーグとの試合もありませんし,三重県選手権でNHKに出ることもありません。

鈴鹿にチームが来てから,これらの大会に出られないのは初めてのことです。

さらに鈴鹿に来てからずっと連覇していた三重県の社会人チームの頂点の座を明け渡し,同じ三重からJを狙うと言っているヴィアティンに敗戦してしまいました。



この敗戦は,失うものがあまりにも多すぎます。



東海リーグを制覇した「俺たちのFC鈴鹿ランポーレ」はどこに行ってしまったのでしょうか?


何かを変えなくては・・・。


何かしなくては・・・。


何をすべきなのか・・・。


自分なりにいろいろ考えます。


ではまた。