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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第3節 対 岐阜セカンド

みなさんこんばんは。

今日も石垣池で,「ブログ読んでます」と言ってもらいました。
こんなブログですが,楽しみにしていただいているみなさん,いつも更新が遅くてすみません。
カニシの目に映った試合を,その時の気持ちの残っているその日のうちに綴っています。
読みにくい所や,不適切な表現もあるかもしれませんが,よろしくお付き合いください。



本日は東海リーグ第3節。
開幕2連勝の鈴鹿
開幕2連敗ながらも,チーム力は折り紙つきの強豪「岐阜セカンド(以下,岐阜と書きます)」。
石垣池グラウンドに迎えての一戦。

石垣池に来ていただいた観客は約700人。
開幕に来てくれたお客さんが,減らずにさらに試合を見に来てくれた。
嬉しい。
たくさんのお客さんの前で,最高のサッカーを見せたい。
応援もがんばらねば。

試合前にゆるきゃらのイベントがある。
会場も盛り上がって良い感じになってきた。

何がどうだろうと,主役は試合をする選手達。
気合入れろ。
集中しろ。

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 10北野純也・11パブロ
MF 16鈴木雄太・23山之内優貴・14久保拓也・9大村亮平
DF 7保﨑淳・15大久保龍太・5榊親平・3村田雅則
GK 13柴田大地

試合開始。

試合開始直後から変な感じがする。
試合開始してすぐ。何にも焦らなくて良い。

まず自分のペースに持ち込みたいためか,鈴鹿のやっていることが危なっかしい。
なんといっていいか???
自分たちで勝手に浮き足立っている感じ。

対する岐阜は,戦術が明確に1本。
しっかり守って縦に早くカウンター。
ボールは鈴鹿DFとDFの間に。GKとDFの間に。

今シーズン初の石垣池での試合。
気負いすぎているのか?
動きが疲れている。

鈴鹿の右サイドバック村田雅則(3)。
カニシは村田のプレイを6年間見てきた。
誰よりも信頼できる選手。どんな時でも全力で闘う選手。そして一生懸命応援したくなる選手。
その村田が,見たことが無いほどバタついている。
相手の速いパスに翻弄され,スピードに振り回され,カウンターで裏を取られ・・・。
どうした村田。
なんか調子が悪いぞ。
ガンバレ!
ガンバレ!
イメージ 1


前半11分。
右サイドからスルーパスで裏を狙われる。
大久保,榊がカバーに行くものの,逆に一瞬かわされ鈴鹿ゴールに走られる。
ディフェンスとディフェンスの間の隙間が埋まっていない!
追走するのは村田。
しかし,追いつくことができず,流し込まれて失点。0-1。

サポーターの声が大きくなる。
立て直せ。まだ始まったばかりだ。

前半14分。
また右サイドからの攻め。
今度も鈴鹿ゴールキーパーとディフェンスの間に入れられる。
スペースが空いているんじゃないか?
鈴鹿の選手の足が止まる。
セルフジャッジ!!!
オフサイド
線審の旗は上がらず,そのまま流しこまれてさらに失点。
0-2。

リーグ戦初スタメンの保﨑淳(7)。
オフサイドやファウルに対して,線審の判定に不満をあらわにしている。
キックの正確さや,サイドでのゲームメイクはさすがに上手いが,チーム全体に与える雰囲気はどうもしっくりこない。
1人でサッカーをしているようにも見える。
保﨑がこのチームでしっかりとかみ合った時,さらに鈴鹿は強くなるだろう。
保﨑,みんな期待しているぞ。
チームの勝利のためにガンバレ!

村田(3)だけでなく,大久保(15),榊(5),保﨑(7)のディフェンスラインにギャップ(食い違い)がある。
マークの受け渡し,誰が当たりに行くのか,誰がカバーに入るのか?
それぞれが迷っているようなプレイ。
そしてなんか行き当たりばったり感がある。

先週の常葉大浜松の試合を見てナカニシはいろんな人に言った。
「春先の鈴鹿と今の鈴鹿は全然違う,特にボランチを見て欲しい」

常葉大浜松で大活躍した山之内優貴(23)。
ディフェンスの崩壊はディフェンスだけではない。
サイドハーフが崩され,サイトバックが孤立し,センターバックが吊りだされ,ボランチが下がらねばならなくなる。
下にさがり,サイドに走り,ボランチとして攻撃の形を作りたいところだが,守備に忙殺され前を向けない山之内
しかし,常にシュートは狙っている。
思い切ったミドルシュートを放つ場面も。
イメージ 2


この試合のマッチデープログラムの表紙を飾る久保拓也(14)。
昨年より格段に良いプレイを見せていたのだが,この試合はどうも目立たない。
最初,前に前にポジジョンを取っていたが,徐々に押し込まれ,リアクションでサッカーをさせられている。
自分の目で見た展開ではなく,プレッシャーに押されて蹴らされる場面がしばしば。
山之内とのペアも連携らしきものは見られない。
我慢のプレイが続く。
イメージ 3


前半半ばを過ぎ,内容は良くないが,それでもボール支配率は5対5ぐらい。
攻撃回数も変わらないが,鈴鹿よりも岐阜のほうが得点の匂いがしている。

みんなが我慢のプレイをしているように見える。
何かが変われば・・・,スタンドのサポーターも同じ気持ちで我慢の時間が続く。

センターバックの榊親平(5)。
裏に出されるボールに対して,誰よりも危機察知能力が高く,誰よりも試合の流れが読めているはずの榊が,処理にてこずっている。
「危ない!」と思った時に,そこにいるはずの榊がこの試合ではいないことが多い。
なぜ榊がここにいない?
なぜディフェンスの隙間が埋まっていない?

同じくセンターバックの大久保龍太(15)。
どうにもピリッとしないプレイが多い。
前からの攻撃に対して弾き返すというより,スルーパスを出されて後ろに走るプレイが目立つ。
ゴールキーパーの柴田とのやり取りを狙って走ってくる岐阜攻撃陣。
カニシのドキドキが止まらない。
頼むぞ。
セーフティーに。
はっきりしたプレイを。
イメージ 4


村田,榊,大久保。
カニシの最も信頼する自慢のディフェンスが,足並みがそろわずドタバタしている。
なんでだ?
どうしてだ?

岐阜は中盤を飛ばして,後ろからロングボールを入れてくる。
前線の2人のFWが裏へ走りながら,ゴリゴリとこじ開けにくる。

鈴鹿ボランチから綺麗につないで,綺麗にサイドに展開する。
細かいパスを回そうとして,ドン詰まりになり取られてカウンター。

岐阜のシンプルなサッカーに振り回されている。
支配率は五分だが,どちらのサッカーかというと岐阜のサッカー。

沈黙している鈴鹿攻撃陣。
前線でボールを求めるパブロ(11)。
前線に出たボールをキープし周りを見るが,パスコースが無い。
自力でドリブル突破を狙うが,岐阜ディフェンスは多くて固い。
みんなが得点を狙い,前線(相手の作ったディフェンスライン)に張りついてしまい,ギュウギュウに詰め込まれている。
セカンドボールのポジションにも人がおらず,そこから相手のカウンターが始まっている。
持ち味を生かせず,苦しいプレイが続くパブロ。
イメージ 5


岐阜の攻撃はディフェンスの裏へ展開。
鈴鹿の攻撃はディフェンスの前で展開。

攻撃もディフェンスもちぐはぐ。
だけど,何とか持ちこたえている。
みんな一生懸命に,その時を待っている。

前半終了。

ゆるきゃらのイベントが続いている。
ゆるきゃらダッシュでは伊賀の「いがぐりお」が優勝。

鈴鹿盛り上げ隊(仮)の山中さんがスタンドに言う。
「後半も元気な応援をしてください!!」

負けている時こそ,チームが辛い時こそ,サポーターがエールを送ろう。
雰囲気が悪い時,なんか変な時,サポーターが流れを変えよう。

さあ胸を張れ!

後半開始。
(OUT)11パブロ ⇔ (IN)4近藤和哉

前半,あまり目立たなかったサイドハーフの大村亮平(9)。
いつもの運動量が無く,あまり走れていない。
大村のところでプレッシャーに行けないのも,サイドがやられる要因になっている。
セカンドボールへの寄せも遅れている。
どうした?
点を取りに行かねばならない。
単発ではなく,きちんと鈴鹿のゲームメイクを。
大村,ゲームを作ってくれ。
イメージ 6


もちろん点を取りに行くため,前がかりになる鈴鹿
岐阜はカウンターを狙っているので,鈴鹿が攻めれば攻めるほど,岐阜の攻撃が鋭くなってくる。
岐阜の2人のFWは強力で,2人で最後までもっていってしまう。
大久保が最終ラインのフォローに走る。
榊も走ってカバーに入る。
しかし,後半は前半以上に決定的なシュートが何本も・・・。

ゴールキーパー柴田大地(13)。
直撃に近いシュートを何本も止める。
スタンドから悲鳴が上がる。
綺麗なセーブというよりは,ボールに喰らいつくようなキャッチング。
地元だけに,柴田の応援のためたくさんの子供たちがスタンドに来ている。
柴田。
俺たちみんなのゴールを守ってくれ。
イメージ 7


ボール支配率は5対5。
ただし決定的な場面は圧倒的に岐阜。

鈴鹿は前線でゴチャゴチャして手詰まりに。
その後ろでセカンドボールも上手く拾えていない。
リズムは悪い。

が,しかし!

後半から入った近藤和哉(4)。
明確で目的がはっきりしたプレイ。
前線で競り合い,ポストプレイで味方の攻撃を待つ。
がっちり体を入れ,ボールをキープする。
近藤のキープで,大村(9),雄太(16),北野(10)が活気づき始める。
単発だった攻撃が,徐々に徐々に形になり始める。

誰よりもゴールが欲しいであろう北野純也(10)。
前線に走り,サイドに流れ,ポストプレイやヘディングの競り合い。
いろんなことをして突破口を開こうとしている。
北野へのマークはきつい。
1人だけでなく2人3人と取り囲んでくる。
もがき苦しむ北野。
しかし後半,近藤(4)のプレイから流れが変わってくる。
何とかここで1点を!

後半最終段階に入り,わずかに鈴鹿ペース。
岐阜も前半飛ばしていた分,少し疲れてきたか?

気温は高い。
ペースをつかめず走らされた分,鈴鹿の選手達も疲れの色が見える。

最後まで応援しようぜ!
まだまだあきらめるな。
心をこめて応援を。

鈴鹿にはまだヤツがいる。
何度もピンチを救ってくれた。
何度も歓喜を与えてくれた。
走って走って走る鈴木雄太(16)。
この時間帯でも攻守に走ることをやめていない。
止まってボールをキープした時は,保﨑の上がりを待っている。
走るだけじゃない。試合もよく見れている。
後半のこの時間,雄太がメチャメチャ目だっている。
イメージ 8


時間は少ない。
鈴鹿の攻撃。

身を粉にして前線で体を張っていた近藤和哉(4)が単騎で抜け出す。
イメージ 9

イメージ 10

どよめくスタンド。
チャントが止まるサポーター。
しかしゴールには届かない。


時間が過ぎる。

ここで試合終了。



両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,ありがとうございました。
たくさんの観客が来てくれました。
開幕戦は大きなイベントでしたが,その次のホーム戦にどれだけ来てくれるかが大事だと思っていただけに,嬉しかったです。
何とかたくさんの人に勝利を味わってもらいたかったのですが,残念ながら敗戦でした。

4体(人)のゆるきゃらのみなさん,暑いなかありがとうございました。
試合前も,試合後も会場を盛り上げていただき感謝です。

そして試合のアナウンスをしていただいた鈴鹿盛り上げ隊(仮)のワイエムプラス山中さん,アナウンスありがとうございました。
鈴鹿の得点で「ゴーーーーーール!」って言えなくて残念でしたね。
また,次回は「ゴーーーーーーール!」お願いします。

この日はオフなのにスタンドに来ていただいた,鈴鹿盛り上げ隊(仮)の太田さん。
スタンドを一体感あるものにしていただいて感謝しています。
弾幕の撤収までありがとうございました。
今日は残念でしたが,次は必ず勝利の歓喜を共にしましょう。

仲間のサポーターのみなさん。
長くFC鈴鹿の試合を見てきましたが,今日の試合はかなり悪かったように思います。
試合が終わって,みんながなんか放心状態になったのもよくわかります。

だけど,こんな負けた時こそ,サポーターがしっかりしていきたいと思います。

選手が辛い時こそ。
チームが上手くいっていない時こそ。
次の試合こそ。
頑張って応援よろしくお願いします。

次の試合まで1週間。
カニシは知っています。

負けた時こそ強くなるチャンスです。
次の試合までに必ず選手達は建て直してきます。
俺たちの自慢の選手を信じよう。
この借りは,もっともっと強くなって必ず返す!!!!!

次戦は
5月31日(日)14時30分から。
藤枝総合運動公園で,矢崎バレンテと対戦します。

カニシは全然下を向いていないぜ!

勝つぞ。

次は絶対に勝つぞ!!!!!

ではまた。