VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

笑顔のクボタク,笑顔の杉本

みなさんこんばんは。

シーズンオフは,身を切るように辛い季節です。
心がグサグサになるので,言葉少なくなるナカニシです。



久保拓也選手退団のお知らせ。
http://suzuka-un.co.jp/news/13085/

久保選手は,平成26年に鈴鹿に来ました。
3年間で32試合に出場しています(ナカニシ調べ)。

最初の年のシーズン前に「選手とフットサル」という企画があり,ナカニシは新入団したての久保チームに入りました。
それからナカニシのフットサルの先生は久保選手です。

はじめて見た時は「こりゃーイケメンが入ってきたぞ!」と思いましたが,とても素朴でサッカーに対して真摯な姿勢は,正直言って「軽い感じの都会のイケメン」ではありませんでした。

ボランチや中盤を主なポジションとしましたが,平成27年の東日本大会ではセンターバックとして出場し,見事に東日本で一番の栄誉をつかみとりました。
ボランチでもセンターバックでも,その視野の広いプレイは,攻守の急所を良く押さえていて,本当にサッカーが見えている選手という印象を受けました。

印象深い試合は,ナイターで行われたトヨタ蹴球団戦です。
それまで綺麗で丁寧なプレイが多かった久保選手が,ワイルドにプレイして素晴らしい活躍をしました。
まだまだ伸びる選手だと確信しました。
今シーズン公式戦には出ていませんでしたが,練習での紅白戦を見ていると,スタメン組をアッと言わせるような見事なプレイを随所に見せていました。

サッカー選手としての生活は,決して楽ではなかったと思います。
楽でないどころか,辛い事ばかりだったでしょう。
だけど,クボタクはいつも笑ってました。そしてご機嫌でカラオケを歌ってました。
久保サルでは「サッカー楽しーい」って言ってました。

クボタクが鈴鹿からいなくなる事に実感がわきません。
カニシのヒザが治ったら,また久保サルで会いたいと思っていました。
クボタクに「ナカニシさん上手い!」とおだてて欲しかった。
来週も,再来週も,来年もグリーンタウンにいてくれるような感じがしてました。
仕方の無いこととはいえ・・・残念でなりません。
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杉本翼選手退団のお知らせ
http://suzuka-un.co.jp/news/13080/

平成25年の途中から入団しました。鈴鹿での出場は8試合です。
最初は練習生でプレイしていました。
大同特殊鋼サッカー部との練習試合が,三交スポーツの杜第1グラウンドで行われ,その際にボランチで出ていたのが,ナカニシがはじめて見た時です。
当時の鈴鹿の選手は,身長が低い選手が多く,ボランチで背の高い杉本選手はとても目立ってました。

印象深い試合は,焼津の矢崎バレンテ戦です。
この試合はメチャメチャ負けたのですが,ディフェンスに入っていた杉本選手が試合後にとても落ち込んでいて「こんな時こそサポーターとして応援で励まさねば!」と思ったのを覚えています。

翌年のシーズン途中で,伊勢YAMATOに移籍(レンタル?一時的な移籍?)しました。
カニシは伊勢YAMATOの試合を2試合見に行きました。
チームの中盤の中心となり守備的なプレイだけではなく,攻撃的なプレイもバリバリやってました。
背が高いのと守備も上手かったので,ディフェンシブなポジションで起用される事が多かったですが,本当はトップ下やチームの中心でプレイしても良い選手だと思っています。

なかなか試合に出られませんでした。
今年はチャンスすらほぼありませんでした。

でも,試合前に準備をしている時にサポーターから声をかけると笑顔で答えてくれました。
白子の夏祭りで,チームがリフティング大会をした際,「平泉成」の物マネをしてくれました。
(子どもはピカチュウの物マネしてました。)
カニシの40年を越える人生の中で,ナンバーワン平泉成でした。
平泉成を見るたび,杉本選手を思い出すでしょう。

良い選手でした。
良い男でした。
笑顔が良い好青年でした。
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久保選手,杉本選手は,鈴鹿アンリミテッドを退団しますが,今後も所属チームを探してサッカーを続けるそうです。
どこへ行ってもサッカーが人と人とをつないでくれます。
またプレイを見に行くよ。本気で。

クボタクと杉本の前途に,幸多き事を祈っています。

今夜はスタンドであんまり歌えなかった,クボタクと杉本の個人チャントを歌おう。
本当は,試合に出て欲しかった。
そして個人チャントをノドが枯れるまで歌いたかった。

また会おうぜ!

まずはファン感で。

ではまた。