VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

三重県サッカー選手権決勝 対 ヴィアティン三重

みなさんこんばんは。

三重県最強のサッカーチームのサポーターのナカニシです。



三重県選手権決勝の前日。
何をしていても試合のことを考えてしまう。
鈴鹿アンリミテッド対ヴィアティン三重(以下,ヴィアティンと書きます)。

マスコミなどはこの試合を因縁めいたものにしたいらしい。
でも,ナカニシの心の中のどこかで,単純に特別な試合にはしたくない気持ちがよぎる。

平常心。

この試合は,JFLにつながる試合ではない。
この試合は,鈴鹿がさらに成長するための試合にしたい。
とかなんとか思いながら,
未だにヴィアティン戦を直視できない自分を少し感じる。

試合のイメージをずっと頭の中で再生する。
昨年鈴鹿に在籍し,今はヴィアティンにいる北野選手と野口選手。
この2人の凄さとプレイの素晴らしさは誰よりもナカニシが知っている。
北野選手に蹂躙されるディフェンス陣。
野口選手に抑えられる攻撃陣。
嫌な感じがして仕方が無い。

まだ今シーズンの鈴鹿アンリミテッドの力が分からない。
最強の対戦相手ヴィアティンに通用するのか?

心を整えて。

サポーターの心が乱れてどうする!
胸を張って俺たちの応援しよう。
我らの誇り,この街の夢を信じよう。

試合当日。

会場入りの時にはまだ雨が降っている。
会場にはすでに仲間のサポーターが続々と集ってきている。
全国各地から鈴鹿の応援に集ってきてくれた。

横断幕を準備し,ラジオ体操で体をほぐす。

ノドの奥に違和感がある。
早く叫びたい。
早く選手と共に闘いたい。

腹が据わった。

いくぜ!
イメージ 1


本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7リンタロウ・16藤沢ネット
MF 25矢野純平・20江頭一輝・3藤田浩平・14吉田光
DF 6冨士祐樹・8高野次郎・4藤井竜・21原広樹
GK 1曵地裕哉

試合開始。

試合開始からヴィアティンの攻勢。

鈴鹿はキャプテン堀河俊大(10)と,シーズンインから好調だった近藤和哉(18),伊藤竜二(24)が相次いで怪我で試合に出られない。
攻撃の核となる3人が不在のため,どうしても攻撃のリズムが作れない。
前線にボールが入らずタメが作れないので,おのずとヴィアティンの攻撃のターンが多くなる。

今シーズン初スタメンの左サイドバックは「百戦錬磨」冨士祐樹(6)。
ヴィアティンの攻撃は厚みがあり,セカンドボールへのヨセも早い。
左右に展開し,立体的に攻めてくるが,冨士の前でペースを落とす。
派手にカットしたりスライディングするわけでなく,しっかりとコースを切って危険なゾーンに入れさせない。
まずはディフェンスから組み立てる冨士。
落ち着いている。全然慌てていない。
左サイドにこだわらず,危険なときは中へのフォローに走る。
良く見えている。
ヴィアティンの攻撃をガッチリ受け止める我慢の時間。
ここを冨士が良くコントロールしている。
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サイドハーフの「不死鳥」矢野純平(25)。
前半の守勢の時間帯に左サイドをよく守っている。
純平の前は無傷では通れない。必ず何らかのプレッシャーをかけていくので,後ろでディフェンスが対応する間ができる。
ディフェンスの冨士(6)と共に,多重攻撃を仕掛けるヴィアティンを良く止めている。
本来のスピードを生かした純平のプレイは出来ていない。
しかし,相手のプレイも自由にさせていない。
純平は何度でもよみがえる。
何度でも立ち上がり,何度でもボールを追いまわす。
ヴィアティンのサイドプレーヤーとガマン比べだ。

前半の序盤は3対7でヴィアティンペース。
ボール保持率,パスの繋がる感じもヴィアティンのほうが上。
やはり強い。
メチャクチャ強い。

ボランチに入っている「鈴鹿の心臓」藤田浩平(3)。
ヴィアティンの中盤は2列目から飛び出すというより,前線の攻撃力の高いフォワードの攻撃チャンスを増やすため,少し引いてセカンドボールへの意識が高い。
その分,中盤のセカンドボールの奪い合いが熾烈だが,1対多数でも全く引かずにポジションを維持する藤田。
藤田が引くと,ずるずるとディフェンスラインも下がってしまい,ヴィアティン攻撃陣にスペースを与えてしまう。
ヴィアティンのフォワードに対してもプレイをさせず,スペースを潰し,やりたいことをさせていない。
一本の鋼の糸を紡ぐような,繊細で大胆で力強いプレイ。
鈴鹿は押されている。だけどやられていない。
そうだよ。藤田がいるんだよ。

前半半ばを過ぎて,鈴鹿が徐々に押し始めてきた。
それでもボールは4対6でヴィアティンが保持している。
試合はヴィアティンペースだが,両チーム共に危険なエリアには侵入されていない。
満足な体勢で打たれたシュートや,ディフェンスを崩されることも無い。

つぶしあい。
まさに相手のやりたいことを潰しあう試合。

センターバックの「フィジカルモンスター」高野次郎(8)。
ロングボールに対してヘディングで激しく競り合う。
長身の相手フォワードに対して,体をぶつけ,首を伸ばし,何とかクリアする。
サポーターから声が飛ぶ「次郎!絶対に負けるな!」
押されている前半。最終ラインの負担は大きい。
ヴィアティンは高さだけでなく,早さも,上手さも持ち合わせている。
次郎!何が来ようと負けるな!
次郎!誰が来ようと止めろ!
次郎の所が最前線だ!!!

鈴鹿の攻撃のタクトを振るうボランチ「コンダクター」江頭一輝(20)。
ハイプレッシャーの中で何とか前線にボールを蹴りだすが,なかなかリンタロウ(7),ネット(16)に良いボールが渡らない。
ヴィアティンの中盤は,ぶ厚くてヨセが早い。
江頭は自分の周りに絶対領域が持てる選手なのだが,どうにも一瞬のスキが見出せない。
藤田と共にディフェンスをしつつ,目は前を見ている。
突き刺すぞ。
江頭,ヴィアティンの急所を突き刺せ!
イメージ 3


鈴鹿に前半序盤のバタつきはなくなった。
ディフェンスも中盤も,落ち着いて対応している。
跳ね返すごとにディフェンスのリズムがよくなる。

鈴鹿に失点の雰囲気は無い。
しかし,得点の臭いも無い。

堀河(10),竜二(24)のいない公式戦は今シーズン初めて。
やはり,最後のフィニッシュで合わない場面がある。

前半はつぶしあいの消耗戦。
シュートも少ないんじゃないかな?

ここで前半終了。



この試合はNHKで放送されている。
両チームのサポーターにインタビューが入る。
カニシの記憶では,三重県選手権決勝でハーフタイムにサポーターにインタビューがあるのは初めてだと思う。
三重県が少しずつだけどサッカーに注目してくれると嬉しい。

三重県にも最高のサッカーがあることを証明しよう。
鈴鹿アンリミテッドが最高だと証明しよう。



後半開始。

キャブテン堀河(10)不在のためか,鈴鹿の2列目でボールがキープできない。
そのため,ボランチやディフェンスラインから前線に一気のボールが多い。

2トップの1角,エフライン・リンタロウ(7)。
高さと足元の上手さを兼ね備えたフォワードだが,鈴鹿の攻撃は2トップのリンタロウかネットのため,ヴィアティンに対応されている。
後半からリンタロウが左右に流れるようになってきた。
ネットとの公式戦初のコンビも少しずつ合うようになってきた。
しかし,鈴鹿には攻撃の厚みが無い。
あと一押しのところで突破できない場面が続く。
この試合,鈴鹿のベンチには怪我のためフォワードの控え選手がいない。
リンタロウとネットが自らリズムを変えねば,このまま終わってしまう。
なんとか!
なんとかならんか?リンタロウ!

後半の序盤。
支配率は4対6でヴィアティン優位。
少しずつヴィアティンが鈴鹿ゴールに迫っている。

鈴鹿は首の皮一枚で防ぐ場面もある。
しかし!その首の皮はとてつもなく頑丈だぜ!

「ウルトラゴールキーパー曵地裕哉(1)。
カニシはこれまで曵地は高さと安定感のキーパーだと思っていた。
確かに高さと安定感は抜群。
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しかし,この試合,ディフェンスの裏に出されるパスに対して,積極果敢にクリアに出てきている。
飛び出しの鋭さ,その勇敢なプレイ,試合を見る目。
なんなん!曵地すごいやん!
想像を超える曵地のプレイ。
鈴鹿のディフェンスラインは高さを保っている。
スペースを与えれば,ヴィアティンの攻撃陣が体をねじ込んでくる。
その裏,その後ろには・・・ヒッキーがいるよ。
曵地,頼んだ!

後半も時間が過ぎていく。
選手たちの疲労も少しずつ蓄積されてきた。
球際で負けないように激しく体をぶつけ合う両チーム。
一歩引けば,相手が一歩ゴールに近づく。

フリーキックコーナーキックも多い。
無理なプレイや中途半端なプレイは即相手のチャンスとなる。

後半22分。
鈴鹿陣内中ほど,右からのフリーキック
逆サイドまで大きく蹴りだされたボールをヴィアティンの選手が競り勝って折り返し。
中に転がったボールを押し込まれて失点。無念。
0-1。

膠着した試合で怖かったセットプレイ。
ここまで崩されずに踏ん張っていただけに残念。

いやいや,ここからだ!!!
ピンチの時こそサポーターが応援しよう。
まだまだ時間はある。
まだまだ選手達の目は勝利を見ている。

後半23分
(OUT)25矢野純平 ⇔ (IN)23小西洋平

サイドバックの「鬼神金剛」原広樹(21)。
普段働いている職場からも応援の人が来て,原広樹を一生懸命応援してくれている。
原広樹のプレイはもの凄く応援のしがいがある。
その激しいアタリと,負けん気の強さ。
その運動量と,最後の最後まで諦めない粘り。
ヴイアティンの左サイドは元Jリーガーのバリバリの選手。
左サイドからの攻撃は得点パターンのひとつ。
過去の対戦で何度も鈴鹿は右サイドを破られてきた。
ヴィアティンの最強の左サイドに真っ向勝負する原広樹。
原広樹!
何度でもその名を叫ぼう。
原広樹!原広樹!原広樹!
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後半26分
(OUT)20江頭一輝 ⇔ (IN)13蔵川洋平

時間は刻一刻と過ぎていく。
後半も残り10分。

途中交代で入った「永遠の若手」蔵川洋平(13)。
初公式戦が,三重県選手権の決勝で,1点負けている場面。
それなのに・・・なんだ・・・このふてぶてしいまでの落ち着きは・・・。
練習も含め,ボランチに入ったところをナカニシは始めて見た(右サイドバックは何回か見た)のだけど,ボールを受けてから出すまでの「間」と「精度」が並外れている。
今まで前線に早く長いボールが出ていたのだけど,蔵川が一瞬タメを作るので,サイドハーフが上がる「間」が出来てきた
何だ?この不思議な「間」は???
永遠の若手???いやいや。
なんと老獪で,したたかで,見事なプレイ。
蔵川,流れを変えてくれ!!!
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サイドハーフの「鈴鹿の輝ける太陽」「ライジング・サン」吉田光(14)。
前半から守備で走り回っていた。
原広樹(21)同様,マッチアップするヴィアティンの左サイドは大きな脅威のひとつ。
中からフォローが入れば中が薄くなる。
何とか原広樹と右サイドを死守している。
これまでは深く攻め入られるため,攻撃への切り替えに時間がかかってしまい,吉田の持ち味である攻撃参加が遠かった。
後半,蔵川が入ってリズムが変わる。
一瞬のタメがあれば,吉田は10メートルは走る。
鈴鹿の輝ける太陽。
吉田光はすごいぞ!!!

2トップの一角「重戦車」藤沢ネット(16)。
猛烈なフィジカルでボールをキープするものの,2列目,1.5列目のフォローが無く,どうにもシュートまで持っていけなかった。
もっとゴールそばでプレイしたいが,ヴィアティン守備陣の作るゾーンは固く,中でプレイできなかった。
リンタロウとの連携も,最初はドタバタしたが・・・。
後半の終盤になり,少しずつ中盤にスペースができてきた。
リンタロウとネットがそこを食い破る。
噛み千切れ!!!
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後半44分。
蔵川(13)の「タメ」から藤田(3)へ。
藤田が上がってきて,基点が前にスライドする。
藤田が鋭くパスを通す!!!

足元に吸い付くようにキープしたのは藤沢ネット(16)。
打つか???
打て!!!

右にチョコンと流す。
そこにいるのはリンタロウ(7)。
打つか???
ネットが前に出る。
ヴィアティンディフェンスを一瞬・・・外す!
リンタロウのミドルシュート!!!
ドカーーーーン!!!

ゴーーーーーーーーール!!!1-1


終了間際の見事なゴール!!!

ずっと押さえられていたディフェンスを振り切って,男のゴールを叩き込んだ!
ナイスシュート,リンタロウ!!!
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ここで後半終了。
試合は延長戦に。



サポーターの仲間に声をかける。
死闘というべき90分が終わった。
選手たちは疲れているに決まっている。
ここで走るか止まるかは,サポーター次第だ!

サポーターいくぞ!
サポーターなんて偉そうな名前もらってるなら,ここで根性見せろ!!!

サポーターに向かって,吉田が煽る!
サポーターに向かって,高野が鼓舞する!
サポーターに向かって,ネットがもっとくれと言う!

上等だ!
やってやるぞ!
カニシのノド!
ここでつぶれてしまえ!
(ナカニシのノドはちょくちょく潰れてしまえと言われます)



延長前半開始。
(OUT)6冨士祐樹 ⇔ (IN)30中野晃希

怪我あけの冨士はここで交代。
このキンキンに緊迫した試合に中野が入る。

後半途中から入った「変幻自在」小西洋平(23)。
ずっと試合の中心にいる選手ではない。
地味にこっそりとコースを切ったり,フォローしたりしている。
バン!と小西が目立つとき,それは鈴鹿の決定的な得点チャンス。
延長に入り,蔵川(13)と藤田(3)の中盤が強力に押し上げてきた。
2人とも良く試合か見えているので,不用意なボールの失い方をしない。
信じてサイドが駆け上がることが出来る。
小西の真骨頂であるドリブルでの突破が冴える。
ギリギリのところでゴールまで至らないが,鈴鹿の攻撃のターンが増えてきた。
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試合は鈴鹿とヴィアティンが5分と5分。
どちらに転んでもおかしくない。

サイドバックに入った「デュエリスト」中野晃希(30)。
選手が疲れている延長で,何が怖いかと言うと相手フォワードの単騎突破。
ヴィアティンの前線はそれが出来る力を持っている。
1対1に絶対の力を持つ中野が,体をぶつけながら相手の攻撃を止める。
延長から入ったにもかかわらず,中との連携も良く,左サイドに固執するのではなく,穴が出来ないよう細かくポジジョンを動かしている。
中野,大丈夫だ!
中野,間違いない!
良いぞ良いぞ!!
そうだそうだ!!
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鈴鹿のサイド攻撃が効き始めてきた。
右サイドの原広樹(21)が,相手ペナルティエリアまで駆け上がってミドルシュートを放つ。

死闘だ!
どちらも負けたくない。

サポーター!!!
まだ声出るだろう!!!
まだ力あるだろう!!!
全部グラウンドに注げ!!!

ここで延長前半終了。



すぐにコートをチェンジして延長後半が始まる。

延長後半開始。

鈴鹿のディフェンスラインに君臨する「最強の竜」藤井竜(4)。
藤井の気合が炎のように燃えている。
最強そしてラストボス。
試合最初から攻め込まれた試合だった。
危ない場面を何度も防いだ。
鈴鹿のゴールをセットプレイの1失点のみで守ってきた。
試合が始まるまで,ナカニシは藤井がここまで凄いとは思っていなかった。
凄い。
空中戦の強さ。
対人の強さ。
相手の攻撃を読む目。
仲間のフォロー。
凄い。
藤井は凄い。
藤井。勝とうぜ!!!

延長後半は5対5で拮抗している。
しかし,中盤にスペースができてきたため,カウンターをカウンターで返すような攻守の切り替えの速い展開へ。
両チーム共にギリギリの中でプレイしているため,コーナーキックフリーキックか多くなる。

カニシのノドはもうヒーヒーしか声が出ない。
みんな頼む。
このゴールを守るのはサポーターのパワーだ。
念を,声を,パワーを。

そして・・・。

延長後半14分
鈴鹿の左サイドで抜き身の刃物がギラリと光る。
カウンターで小西が来た!!!!!
小西からスピードを上げて走りこんだリンタロウへ。

試合が始まって120分の死闘。疲れていないわけがない。
それでも右サイドから長い距離を爆走するのは吉田光(14)!!!
吉田の走りが,スタンドのサポーターに見えている。
ヒカルだ!ヒカルだ!ヒカルだ!

リンタロウの早くて低いクロスが中へ。
ピンポイントで頭で合わせた!!!

ゴーーーーーーーーール!!!2-1


これが鈴鹿の「ライジングサン」吉田光だぜ!
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そして,さすが小西!見事リンタロウ!


ATは3分。

守る鈴鹿
攻めに攻めるヴィアティン。

何度も叫ぶ。
みんなの応援がきっと届く。
みんなで守るぞ。
声もっと出るだろう。
みんなで選手を応援するぞ。

ここで長い長い試合が終了。



両チームの選手のみなさん,大会スタッフのみなさん,お疲れさまでした。
北野選手,野口選手,お疲れさまでした。コールに答えてくれてありがとうございました。
JFLでも頑張ってください。

たくさんの方が応援に来てくれました。
ありがとうございました。たくさんの声が聞こえてきました。
選手たちにサポーターの想いはビンビンに伝わっています。
今後とも鈴鹿アンリミテッドをよろしくお願いします。

讃岐,横浜,九州,東京などなどサポーターが応援に来てくれました。
みなさんありがとうございました。
たくさん差し入れやお土産もいただきました。
ありがとうございました。

この試合のvictorycross賞をナカニシが勝手に決めたいと思います。
みんなみんな素晴らしかったので,いろいろ思い悩みましたが・・・。
「最強の竜」藤井竜選手(4)に送りたいと思います。
藤井選手,全てが素晴らしかった。最高の笑顔も素晴らしかった。
今シーズン共に闘えることを誇りに思います。
頑張ってください。
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試合前に,この試合への気持ちの持ちようがどうもボヤッとしていました。
この試合に勝ってもJFLに向かう道ではありません。
だけど,ナカニシの迷いを吹き飛ばすかのように,選手たちは思いっきり全力で闘いました。

この試合で得たものはとても大きいと思います。
それは,死闘を制した自信であり,精神的な強さであり,選手達の団結だったように思います。
間違いなくこの試合でチームは成長しました。

この試合に勝って,やっとJFLへの道のスタートラインに立ったように思います。

ここで浮かれているわけにはいきません。
試合は終始ヴィアティンペースでしたし,危ない場面もたくさんありました。
こんなところで満足しているわけにはいきません。
まだJFLへの道は始まってもいないのですから。


でも・・・。


今夜は最高の気分で寝かせてください。

選手のみなさん,鈴鹿アンリミテッドに関わる全てのみなさん。
三重県選手権優勝,おめでとうございます。

勝ったぞーーーーーーーーーーー!!!

ではまた。



(次戦=天皇杯1回戦)
日時 : 4月22日(土)13時00分キックオフ
対戦相手: AC長野パルセイロ(J3)
場所 : 長野Uスタジアム