VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第4節 対 ミネベアミツミFC

みなさん、こんばんは。

 

なんか、もの凄く気分の悪いナカニシです。

 

今日の負けた理由は、アトレチコ鈴鹿クラブがミネベアミツミFCより弱かったからです。

グラウンドが日本で一番悪かったからではありません、

審判のミスジャッジのせいでもありません。

全ては、鈴鹿が弱かったからです。

 

ならばどうするか?

 

強くなるだけです。

この敗戦の悔しさを糧にして、次の試合に向けて、強く強くなるしかありません。

 

選手もスタッフもサポーターも。

 

みんなで、次に向けて頑張りましょう。

 

サポーターは笑顔も涙も選手と共にします。

 

次は絶対にみんなで笑いましょう。

 

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試合の朝。

 

久しぶりのAGF開催。

 

東海2部リーグ時代から、数えきれないほどの試合をしてきた。

AGF。石垣池公園。

鈴鹿サポーターに聖地と呼ばれるだけの思い出の多い会場。

 

8時30分に現地に入る。

なんと、だいたいの準備はほぼ終わっている。

こんなの初めての経験。

スタッフの手際が素晴らしい。

 

時間をちゃんと守り、横断幕を張る。

カニシの作成した選手小断幕は、元々AGFのフェンスに合わせ作ったので、きちんと寸法があっている。

やっぱりホームグラウンドは良い。

 

準備終了後、サポーター20人くらいでグラウンド整備を手伝う。

とにかくデコボコしている。

雑草が芝の面から飛び出しており、歩くだけで足の裏に凸凹が伝わる。

ここまでひどいグラウンドは、アウェイで見たことが無い。

三重の、鈴鹿の、スポーツ施設の遅れが際立つ。

 

今日の対戦相手は、ミネベアミツミFC(以下、ミネベアと書きます)。

JFLに長く君臨する古豪。

そして、昨年鈴鹿に在籍していた、縄靖也選手が所属している。

 

ミネベアとの試合は、良いイメージが無い。

先制されてしぶとく守り切られたり、フィジカルごり押しでセットプレイから決められたり。

とにかくディフェンスが硬いので、ロースコアになりがちで、さらにスローペースの試合に持ち込まれると鈴鹿が不利となる。

そして、グラウンドはボールが転がりながら跳ねまくる悪コンディション。

前節、ティアモ枚方には外国人選手のフィジカルでやられた。

 

嫌な感じが試合前から拭えない。

 

お客さんもたくさん入ってくれた。

試合時間が近づく。

旗を揚げよう。

俺たちの鈴鹿の旗だ!

疾風勁草の旗だ!

・・・さあ行こうぜ!明日めざし!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 19人見拓哉・10中村健人

MF 14鈴木翔太・8有馬和希・25藤山恭輔・21濱名真央

DF 18石川竣祐・16堀江貴大・2中村俊貴・13萩原大河

GK 30平吹楽

 

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鈴鹿は怪我人?やインフルエンザ?のため、前節から選手が交代している。

控え選手の奮起など、チームの総合力を出す機会だ!

みんながんばれ!

チャンスを掴め!

 

鈴鹿は4-2-3-1のフォーメーション。

 

ミネベアは3-4-3だが、ほとんどの時間を5-4-1でディフェンスを固めていた。

ミネベアの布陣を見た時、いつものロースコア、スローペースが頭をよぎる。

 

試合開始直後から前に大きく蹴り出すミネベア

鈴鹿が後方でボール処理をもたつくと、ミネベアの選手が飛び込んでくる。

 

鈴鹿も中途半端なことはせずに、大きく前に蹴り出す展開。

互いにロングポールを前線に放り込む。

しかし、フィジカルが強いミネベアにセカンドボールを奪われ、ズルズルと押し込まれてしまう。

 

センターバックの、「鬼俊貴」、中村俊貴(2)

試合開始直後のセカンドボールは、ミネベア有利。

鈴鹿は常に攻められているようなピンチを迎えている。

鈴鹿のフィールドの選手で身長180㎝を越えているのは中村俊貴(182㎝)だけ。

高さの競り合いで押し込まれると、鈴鹿ゴールで近いところでキープされてしまう。

全力でジャンプし、激しく競り合う俊貴。

さすがの俊貴でも、高さで上を行かれることがあるが、競り合っているので相手に十分なプレイをさせていない。

この試合、俊貴に踏ん張ってもらわないと危ない。

ミネベアに先制されるのは絶対にマズイ。

俊貴、頼む。失点を止めてくれ。

 

試合開始直後、鈴鹿はフワッとしたディフェンスをしてしまう。

ミネベアのフォーメーションが分かりにくく、特にサイドでは誰が誰に付くのかが曖昧になっている。

選手たちは少し迷うようなプレイをしている。

そのフワッとしたルーズな時間をミネベアは見逃さない。

 

センターバックの、「左のスペシャリスト」、堀江貴大(16)

サイドバックが本職の堀江が、センターバックの左に入っている。

足元の上手さに裏付けられた堅実なプレイが堀江の持ち味。

前半のミネベアの猛攻に対し、前に出る際も裏に走る際も、人よりも1歩早く反応している堀江。

その出足の速さで危険な場面も確実にクリアしている。

前半のミネベアの攻撃から、セカンドボールを思い切ったシュートを打たれる。

しかし、堀江の反応が早く、コースを切って突っ込みシュートをブロックする。見事!

さらに、セットプレイを蹴るほどの高精度ロングパスで、鈴鹿の攻撃の基点にもなる。

堀江、まずはディフェンス頼むぞ。

そして、チャンスがあれば縦に一気だ!

 

ミネベアは徹底的にロングボールを放り込んでくる。

ミネベアはフィジカルの強さを活かし、セカンドボールが取れているので、その戦術が効く。

 

鈴鹿もロングボールを両サイドに展開したい。

しかし、ミネベアの5バックが、きっちり両サイドに残っている。

そして、ミネベアの両サイドバックは、背が高く筋肉が太い。

 

鈴鹿はセカンドボールを確保できない展開。

鈴鹿の選手が体で当たると、弾き飛ばされる場面がある。

 

ボランチの、「ブレードランナー」、藤山恭輔(25)

対人にめっぽう強い恭輔がミネベアの中盤を自由にしない。

さらに、鈴鹿がボールを奪われショートカウンターを受けても、恭輔がカバーして何とか持ちこたえている。

フィジカルに勝るミネベアを自由にしない。

この試合のポイントは、恭輔がどこまで中盤を支えてくれるのかが重要。

対人に強く、足も速く、空中戦に強い恭輔が、ミネベアの攻撃の芽を摘む。

恭輔完璧。

鈴鹿を支える太い柱だ!

 

しかし・・・・・

 

前半18分。

鈴鹿の右サイドを突破される。

中に鋭く早いパス。

それをシンプルに押し込まれて失点。

0-1

 

まだまだ!

ここからだ!

 

しかし、鈴鹿は前線にボールが全く入らない。

サイドにも良い形で展開できない。

 

鈴鹿はロングボールを大きく蹴り出して、何かが起きるのを待っている。

試合を組み立てられず、ゲームの主導権を確保できない。

攻撃の糸口が見えず、手詰まりな感じがする。

ミネベアの5バックに足が止まっている。

スタンドから見ていても動き出しが無い。

密集して守るミネベアに付け入るスキが無い。

 

どうした?どうした?

 

センターフォワードの、「大賢者」、人見拓哉(19)

ボールが前線に全く出ないため、人見は前線から下がって、中盤のセカンドボール争いに加わっている。

結果的に、鈴鹿はカウンターで1歩遅れてしまい、ミネベアに押し込まれてしまう。

人見のフォワードとしてのプレイが少ない。

つまり、鈴鹿は攻められていない。

人見が埋没していく。

攻撃のチャンスが無い。

人見、必ずその時が来るから、少し我慢だ!

 

ミネベアは、先制してから無理に攻めてこない。

しかし、鈴鹿のミスからのカウンターを待っている。

 

鈴鹿がボールを失い、ミネベアは縦パス1本。

競り合いの中、ノーファウルで堀江(16)が競り負ける。

しかし、堀江の競り合っている一瞬の間に、鈴鹿ゴールキーパー平吹楽(30)が飛び出してシュートコースを切る。上手い!楽!

 

ゴールキーパー、「リベロキーパー」、平吹楽(30)

ミネベア鈴鹿より高さがあるため、ハイボールを放り込んでくる。

ハイジャンプで美しいキャッチを見せる平吹楽。

後方からの試合の組み立てにも参加し、足元のうまさを存分に発揮する。

AGFの芝は凸凹だけど、平吹のボールコントロールには一切のミスが無かった。

そして、平吹には超高精度ロングキックがある。

押しこまれる展開。平吹がキャッチした時がカウンターの合図だ!

平吹、遠慮はいらない。

蹴って蹴って蹴りまくれ!

 

鈴鹿は攻撃の切っ掛けがつかめない。

ミネベアの思惑通り、ロースコア、スローペースに引き込まれている。

 

なんとかその状況を打開するには、健人の力が必要だ。

トップ下の、「キャプテン」中村健人(10)

健人は本来、高い位置を取り、ワントップの人見(19)のそばでプレイしたい。

しかし、ミネベアに押し込まれて、健人の位置が低い。

ボールをもらうために下がる必要があるほど、鈴鹿は競り合いで押されている。

それでも、ディフェンスライン付近から右をオーバーラップする萩原大河(13)ぴったりのポールを入れる。

前半の鈴鹿は、左右の攻撃でコーナーキックを何本も得ている。

左が堀江(16)、右が健人(10)

今年の鈴鹿のセットプレイは期待大。右も左も中に巻いてくるボール。

選手全員が意思統一のできたセットプレイ。

健人!良いボール頼むぞ!

 

ボランチの、「大先生」、有馬和希(16)

大きな体格のミネベアの選手とぶつかり、押し負ける場面がある。

セカンドボールの奪い合いにも激しく当たるが、この潰し合いだと有馬の良い所が出せない。

有馬の作る中盤は、セオリー通りではなく、有馬の独特のノイズの入ったクセのある中盤。

ボールも動き、選手も動き、有馬も動く中盤が有馬の持ち味だ。

しかし、鈴鹿は全体的に選手の足が止まっていて、足元で受けようとしている。

また、ロングパスが多く中盤で作るというよりも、中盤はセカンドボール要員な感じがする。

有馬が良い形で受けても、オープンスペースに選手が走っていないため、有馬がパスの出し所を探して、どこにも出せず後ろに戻す場面が多い。

有馬の良い所が出せない。

ミネベアの5バックに前線が機能不全を起こしている。

有馬。必ずチャンスが来る。

必ずどこかが乱れる。

その時こそ、有馬のビートを刻んでやろうぜ。

 

筋肉が太く、背が高いミネベアに対して、競り合いの分が悪い鈴鹿

鈴鹿は大きくサイドに展開したいが、ミネベア鈴鹿のサイド攻撃をしっかり警戒している。

形が作れない鈴鹿

苦し紛れのロングボールが、ミネベアに次々と迎撃される。

 

サイドハーフの、「リトルマジシャン」、鈴木翔太(14)

AGFの凸凹に一番苦しんだのは、ドリブラー鈴木翔太だと思う。

その芸術品のようなドリブルが、小さなバウンドで狂ってしまう。

パスは空中を飛ぶ、しかしドリブルは空中を飛べない。

また、すでに今シーズン3節が終了していて、翔太も研究されている。

ミネベア鈴木翔太に対して、ボールを取りに行くというより、選手の体で壁を作るようにディフェンスする。

場合によっては、最低でも2人、時には3人も鈴木翔太を押さえに行く。

肉の壁に引っかかる翔太。

なかなか良い所が出せない。

翔太、まだまだ。

大丈夫。

チャンスは必ず来るぞ!

 

前半40分

(OUT)19人見拓哉 ⇔ (IN)24熊谷誠也

 

今シーズン、時間的に一番早い交代。

前節で少し痛めていた人見。

やはり、少し体調が悪いのかもしれない(詳細不明)。

前線で体を張って戦う熊谷が入る。

 

鈴鹿は追う展開だが、試合を組み立てられない。

フィジカルに勝るミネベアに球際で負けている。

 

それでも選手たちはミネベアゴールに向かい続ける。

鈴鹿コーナーキックのこぼれたところに、堀江(16)の左足ボレー!少し浮く。惜しい!

 

濱名真央(21)の単独ドリブル突破から、熊谷へ(24)!オフサイド。惜しい!

 

右から萩原大河(13)が競り合って突破。中で健人(10)ゴールを狙う。惜しい!

 

前半終了

 

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試合はロースコア。

そして、足を止めてスローペースの試合になった。

 

カニシの感覚では、凄くミネベアらしいサッカー。

そして、鈴鹿がそれに完全にハメられている。

見事にミネベアのペース。

 

鈴鹿ミネベアの激しい球際に付き合って、体をぶつけている。

相手の強い所で勝負しなくていい、もっと早く、もっと精度を上げて、もっと動いて。

鈴鹿の良い所を出すためにも、ゲームを作る必要がある。

 

ゲームを作るのは誰だ!

 

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HT

(OUT)8有馬和希 ⇔ (IN)6小野寺亮太

 

後半開始。

 

カニシ期待の小野寺が入る。

試合を構築し、仲間の良いプレイを引き出すのは小野寺が一番だと思う。

だからこそのプレイメーカー。

そして、2023シーズン年間VictoryCross大賞受賞者だぜ!

 

ボランチにはいる、「プレイメーカー」、小野寺亮太(6)

小野寺が入り、鈴鹿の選手のプレイが動き始めた。

後半、ミネベアに対して押し上げて中盤に基点を作る。

最終ラインからの長距離パスばかりだったのが、小野寺が入り中距離のパスが出始める。

ボールも人も動かし始める小野寺。

今シーズン最初から、小野寺はスタメンを外れていた。

ベンチから試合を見ていて、小野寺は何を考えていただろう。

小野寺は成長しているだろうか?

時には積極的に前線に飛び出し、小野寺自身が勝負に行く。

渓流を泳ぐ魚のように、一瞬も止まることなく流れるようなプレイ。

さすが!

さすが!小野寺!

 

鈴鹿が前に出始めた。

しかし、ミネベアディフェンスラインに圧力がかけられず、余裕を持って展開されている。

 

ワントップの、熊谷誠也(24)

熊谷は全身を使って体を張る。

いわゆる頑張れる選手。

高さではミネベアが上、それでも全身を使いボールを確保し、攻撃のチャンスを作る。

ミネベアディフェンスは、ラインがしっかり整っていて、ギリギリを抜け出す熊谷はオフサイドにもはめられている。

それでも、後半早いクロスボールに飛び込んだり、ファーサイドからボレーでゴールを狙った。

熊谷。

フォワードがオフサイド恐れてちゃ仕事にならない。

10回外しても、1点取ればフォワードの勝ちだ。

ドンドン打て!

ドンドン走れ!

チャンスを作り出したもん勝ちだ!

 

後半、ミネベアは5-4-1のフォーメーション。

完全に引いている。

これまでのミネベアとの試合でよく見た光景。

鈴鹿の攻撃時には、ペナルティエリア内に10人が入るほどの密集守備。

硬い。固い。

もう守りに入っている。

 

サイドハーフの、「天才」、濱名真央(21)

前半は、ワントップへのボールの出し手だった真央が、後半は、小野寺が入ることにより、受け手となり相手ゴールに近いところまで攻め込むようになった。

ディフェンスも頑張る真央だが、本来は攻撃大好き選手。

ガンガンドリブルで仕掛けて、シュートを狙う。

しかし、ミネベアのブロックが厚い。

それでもチャンスを狙う。

濱名真央!

頼む。点取ってくれ。頼む。

 

試合は鈴鹿ペースだが、シュートを打てていない。

5バック4ミッドフィールダーミネベアの守りは硬い。

名手、中村健人(10)のスルーパスも、前線の選手に合わない。

 

サイドバックの、「ミスター縦横無尽」、石川竣祐(18)

ミネベアが引き始めた後半からは、ディフェンスだけでなく攻撃面で前に出て来た。

石川はサイドバックだけど、守備の選手じゃない。攻撃にも力のある選手。

厳しい展開の続くこの試合、石川は左だけでなく、中盤を支え、前線に駆け上がり、そしてディフェンス時には全力で戻って来る。

ガンバルマンの石川。

たくさん走った。

たくさん競り合った。

ナイスナイス!

 

後半の半ばを過ぎる。

鈴鹿が押す展開。

後半から入る小野寺がゲームを組み立てる。

そして、同じ中盤の藤山恭輔(25)が、セカンドボールに激しくアタックする。

鈴鹿は中盤を支配しつつある。

ミネベアは引いているため、中盤にスペースができている。

 

しかし、ミネベアフォワードに1人残し、カウンターで鈴鹿ゴールに迫る。

しかし、しかし、藤山恭輔(25)のスーパーダッシュ一発で追いつき、ナイスカバー!

恭輔大活躍!

 

鈴鹿は引いて密集するミネベアゴール前を攻略できない。

シュートやパスを奪われるというより、肉体の壁に遮られる。

モヤモヤした感じが続く。

 

サイドバックの、「タイガーショット」、萩原大河(13)

今シーズンの鈴鹿の最高攻撃戦力が右サイドバックの萩原だ。

右サイドを駆け上がって来る萩原。

萩原が上がって来るとサポーターのボルテージが上がる。

みんな知ってる。大河が凄いことを。

ミネベアの屈強なディフェンス2人に阻まれるが、大河はあきらめない。

ボールに喰らいつくような執念で、相手からボールを奪う。

タックルで弾き返される。でも大河は粘る。

転びながらも地面ごと噛みつくようにその場に踏みとどまる。

鬼魂あふれるプレイ。

絶対に負けない!

絶対に渡さない!

見ているのが辛いほどの熱いプレイ。

大河!

大河のためにノド潰れても、これっぽっちも惜しくない。

大河!がんばれ!

 

鈴鹿が試合を支配。

しかし、引きまくっているミネベア

後半は、ずっとこんな状況が続く。

ミネベアの狙い通り。

鈴鹿はシュートを打てない。

 

後半26分

(OUT)14鈴木翔太 ⇔ (IN)7桑原海人

 

ボールを運ぶプレイが上手い桑原。

対人のアタリに強く、問答無用でぶれずにボールを運べる。

 

しかし・・・・・

 

後半28分

ミネベアのカウンターを止めに行った藤山恭輔(25)が2枚目のイエローカードで退場。

イエローカードが出るほどのプレイには見えなかったが・・・。

無念。

 

それでも、この試合の藤山恭輔のプレイは素晴らしかった。

フィジカルに勝るミネベアとここまでやれたのは、恭輔の力が大きい。

恭輔、気にするな!

1試合休んで、また元気なプレイを頼むぜ!

 

守りを固めるミネベアに対して、数的不利は最悪の展開。

それでも鈴鹿は点を取らないと勝てない。

しかし、ミネベアは数的有利を活かしてボールを回し、さらにスローペースに持ち込む。

 

後半の終盤

右サイドから、濱名真央(21)が突入してくる。

中に折り返すが、ミネベアのディフェンスに阻まれる。

ミネベアの密集した守備のため、鈴鹿のパスは常に狭いところを通す必要がある。

その狭いところが、引っかかってしまう。

しかし!

その狭いところも通り抜けるのが萩原大河(13)。

右サイドを強引に抜け出し、萩原から上がって来た小野寺(6)へ!。

小野寺のシュートは枠を取られなかった。惜しい!!!

右の濱名真央(21)と、萩原大河(13)が積極的に仕掛ける。

 

ミネベアディフェンスのヘディングのバックパスが乱れる。

ゴールーキーパーがゴールラインを割った状態でキャッチする。

ゴールラインを完全に割っているが、線審は見ていない。

なんと!

なんと言うことだ!

誤審にもほどがある。

 

試合終盤。

徹底的に時間を使うミネベア

ミネベアとの試合でリードされていると、こんな展開になる。

何度も見た。

何度も時間を使うプレイに唇を噛んだ。

ジリジリする。イライラする。

だけど、試合に勝つために相手が時間を使うのは当然だ。

鈴鹿はここまで点を取れなかった。

鈴鹿は点が取れなかった。

 

ミネベアにボールをキープされる。

じっくりと時間を使われる。

鈴鹿はチャンスを作れない。

 

試合終了

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

今シーズン初のAGF開催でしたが、駐車場やトイレの増設でスムーズに試合が運営できたと思います。

関係者のみなさん、ありがとうございました。

 

そして、ハーフタイムにダンスショーをしていただいた、「ShinyStar27」さん、ありがとうございました。

キラッキラで素晴らしいダンスでした。

 

ミネベアミツミボランチでがんばっている元鈴鹿の縄靖也選手は、ミネベアボランチとしてスタメンフル出場しました。久しぶりに元気なプレイが見られて良かったです。

縄選手、頑張ってください。また次の対戦を楽しみにしています。

 

 

 

今日の試合の90分間は、とても長く感じました。

やっぱり、ナカニシは悔しくて仕方がありません。

ただ、ただ、悔しいです。

 

うちの選手たちは、こんなもんじゃない。

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第5節 4月7日 13:00 対 高知ユナイテッド@春野陸上競技

JFL第6節 4月14日13:00 対 クリアソン新宿@四日市中央緑地競技場

三重県選手権準決勝 4月21日11:00 対 四日市大学@東員陸上競技

 

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