VictoryCross

鈴鹿ポイントゲッターズ(JFL)のサポーターブログです。

三重県サッカー選手権決勝 対 ヴィアティン三重

みなさんこんばんは。

 

本日,三重県サッカー選手権(天皇杯三重県代表決定戦)が,三交スポーツの杜鈴鹿で行われました。

この試合は,無観客試合となっており,例年行われているNHKの放送もありませんでした。

しかし,対戦相手のヴィアティン三重さんのスポンサーである,サトー工業さんによりネット中継され,多くの人が観戦することができました。

ブログを書くにあたり,まずはヴィアティン三重さんとサトー工業さんにお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

 

4連休の最終日。

三重県サッカー選手権が開催される。

全国各地でコロナウイルスの第2波が来ている中で,無観客試合とはいえ,開催できることがありがたい。

 

連休中は何も手につかなかった。

ソワソワしながらその時を待つ。

 

対戦相手は,2016年から5年連続(だと思う)でヴィアティン三重(以下,ヴィアティンと書きます)

昨年の三重県選手権では,延長の末,PK戦で敗れている。

ヴィアティンは,Jリーグ昇格の準備も整い,今シーズンの昇格を視野に入れるほどの強敵。

 

試合前日には,チームスタッフに横断幕を預けに行った。

サポーターではなくスタッフの掲出ならばOKらしい。

ヴィアティンの旧知のサポーターにも連絡し,両チームともに試合当日は横断幕を掲出する段取りを整えた。

 

試合開始まで,刻一刻と・・・。

 

雨が降り続いている。

 

さあ行こうぜ,明日めざし!

何度でも,くじけても!

さあ行こうぜ,夢めざし!

『歩み』を止めるなーーー!!!!!

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どんな時でも俺らがいる。

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 7リンタロウ,15菊島卓

MF 18佐藤和馬・6藤田浩平・25和田篤紀・11遠藤純輝

DF 34野口遼太・20中村俊貴・4キローラン木鈴・14蓮沼翔太

GK 23岩脇力哉

 

試合開始。

 

両チームともに水たまりを気にしているため,シンプルに組み立てている。

様子を見ながら・・・深入りせずに・・・。

昨年のアウェイ東員でのヴィアティン戦に似た立ち上がり。

 

ヴィアティンはサイドからサイドから。そしてセンターとサイドの中間あたりに2列目が飛び込んできて,つなぐ感じの攻撃。

早い,そしてゴール前では細かくつないでくる。

 

鈴鹿は強い強いトップのリンタロウ(7)に送りつつ,菊島(15),遠藤(11),和馬(18)の強力な3人の攻撃陣がセカンドボールを狙う。

 

なんと!

前半4分。

鈴鹿が攻めたボールを蹴り出したヴィアティン。

しかし,クリアボールは野口(34)のもとへ。

左の野口(34)からリンタロウ(7)に入れたボールを,リンタロウが体を盾にしながら,サラリとつなぐ。

そこへ走ってきたのは・・・。

鈴鹿のゴールゲッター」

俺の名前を言ってみろ!菊島!キクシマタク!

このタイミングで走っているのに,力を抜いて見事にコントロールしたシュート。

見事!

ゴーーーーーーール!!!1-0!

 

いきなり来たー!

キクシマ!キクシマ!キクシマ!

 

カニシは自宅のパソコン前で小躍りしているが,選手たちにそれほど喜びは無い。

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また試合は始まったばかり。

そして,ヴィアティンは昨年リードしながらも追いつかれて敗れている。

和馬が,藤田が,岩脇が,純輝が,ベンチも声が出ているだろう。

まだ始まったばかり。

リードなんて一瞬で消し飛ぶ。

 

先制ゴールを挙げた「鈴鹿のゴールゲッター」,菊島卓(15)

たぐいまれな攻撃センスは,前試合のMIO戦でも記憶に新しい。

菊島のプレイスタイルは,同じフォワードのリンタロウとは全く違う。

ドッカンシュートを打つわけではなく,枠のコースに飛び込む正確なシュートを持ち味とする。

そして,裏へ抜けるスピードも速く,昨年と比べると鈴鹿の中盤からの選択肢が1枚増えた感じがしている。

この試合,雨が降り続き,ボールが止まるアクシデントが続出したが,そうでなければ菊島はもっとチャンスをつかんでいたかもしれない。

菊島の動きにキレあり!

菊島!存分にやったろうぜ!

 

雨が降り続いている。

芝が綺麗に刈り込まれているので,水たまりは見えないが,芝の下はヒタヒタに浸かっているっぽい。

選手がボールを蹴るたびに水しぶきが上がる。3㎝くらい水の溜まったプールで試合をしているような感じ。

 

サイドバックの,「悪魔の左足」,野口遼太(34)

厳しいコンディションの試合。

たった一つのミスが失点につながる。

そんな中で,野口は自らのプレイで仲間に指示を送っているように見える。

バックパスはしない。シンプルに。中途半端にカットされるくらいなら縦に大きく。

そして,思い切ったロングシュートも。

俺の背中を見てろ!徹底的にリアリストな野口のプレイの数々。

ボールが地面に付くと予測できない動きになる。

空中のボールを,そのままボレーで打ち返す場面もあった。

大きく。大きく。シンプルに。

こんな大一番こそ頼りになる野口。

ノグさん,頼みます。三重県で一番になりましょう。

 

雨の影響か,両チームともにファウルが多い。

十分にパスで試合を組み立てられない状況で,セットプレイは大きな切り札となる。

鈴鹿のファウルで,ゴール前からのフリーキック

全員守備で守り通すが,守備のかなめ力哉の気迫が炎のように見えている。

 

鈴鹿ゴールキーパー,「男岩」,岩脇力哉(23)

起用で,要領よくて,小さくまとまったキーパーじゃない。

言葉にすると力哉は,デカくて,硬くて,強いキーパー。

ゴールを守る熱くて強い気持ちと,クールに積み上げたテクニックを一つの体に詰め込んだ,ハイブリットなキーパー。

ヴィアティンは右サイドからロングスローを投げてくる。これが怖い。

コーナーキックフリーキックも何本もあった。

その際の力哉の飛び出しに間違いなし!

雨なんか降ってないんじゃないかと思えるほど,キャッチに不安は無い。

力哉。最高の鈴鹿ゴールキーパーには,三重県最強の称号がふさわしい。

1点もやるな!絶対にやるな!

勝つぞ!力哉!!!

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前半の半ばを過ぎて,徐々に鈴鹿が押し込まれる展開。

しかし,足元が悪すぎて,きれいに崩されている場面はほぼ無い。

鈴鹿はMIO戦から修正したのか,サイドからよく守備をしていて,ノープレッシャーでは通していない。

 

水たまりが一番ひどい場所は,鈴鹿の右サイド。

サイドハーフ,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)

試合はヴィアティンに押されているものの,全体的には雨で膠着している。

両チームの選手共に,雨で弾むボールの動きを見るため,一歩が遅くなっている。

特に右サイドは水が溜まっており,純輝のドリブルもスピードが付かない。

そんな中で,純輝は自分のやりたいプレイではなく,右サイドの守備で頑張っている。

後方の蓮沼と連携して,スビートのあるヴィアティンの攻撃陣に体を寄せている。

右サイドでの攻防は,剣道のつばぜり合いのようで,ごちゃごちゃしながらも,ロングパス1閃を狙っているような感じ。

純輝がこのまま終わるわけがない。

狙ってるぞ。ゴールに向かって走るタイミングを狙ってるぞ!

純輝!ガンバレ!

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雨でさらにグラウンドコンディションは悪くなっている。

カニシの主観ではあるけど,雨の日の試合に鈴鹿は特に強い。

良く良く考えていたのだけど,相手が放り込むボールに対して迎撃できる強いセンターバックが歴代に多かった。それも理由の一つだと思う。

大久保,森本,藤井・・・そして。

センターバックの,「パーフェクトディフェンダー」,キローラン木鈴(4)

最強のセンターバックを継ぐ男!

パスやドリブルが十分にできるピッチコンディションではない。

ヴィアティンもサイドを攻略しつつ,ミドルレンジからゴール前に入れてくる。

しかーし!

空中戦では圧倒的に木鈴が強い。めちゃくちゃ強い。

何人かと競り合いながらジャンプしているのだが,自分の空中姿勢に乱れはなく,フィジカルでも圧倒している。

いうなれば,電柱と競り合っているような感じだろう(電柱が木鈴)。

そして,ヘディング飛距離も出ているので,木鈴のヘディングから,いきなり前線の菊島(15)が走り出したりしている。

木鈴強し!めっちゃくちゃ強し!

そして,足元のボールは一瞬の迷いも無く,鬼セーフティに蹴り出している。

隙が無い。良いディフェンスをしているぞ。

木鈴,ナカニシのお願いです。無失点お願いします。

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ヴィアティンは,パス,サイド,早く。

鈴鹿は,ロングパス,中央,高く。

攻撃回数はほぼ同じ。

ボール支配率も同じくらい。

ただ,両チームともに決定的なところまでは行けていない。

 

鈴鹿の右サイドバックは,「ジャッカル」,蓮沼翔太(14)

怪我から復帰なので,まだまだ本調子ではないが,しっかりと連携の取れたサイドの守備をしている。

ボランチが本職だっただけあり,蓮沼の周囲との連携や空間管理能力は高い。

しかし,やはり水たまりで守備に苦戦している。

止まったり,伸びたり,そして滑ったり。

そんな中でも,センターバックと,サイドハーフとの距離感が絶妙で,蓮沼の付近はスペースが空いて通されることが少ない。

なるほど。公式戦で見るとよく分かる。蓮沼上手い。

派手じゃないけど相手にプレイしにくくさせることができている。

右サイドの名手,藏さんに似ている感じがする。

蓮沼にとってヴィアティンは古巣。

ハス。もう蓮沼は鈴鹿のハスだ。遠慮なくやったろうぜ!

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前半も終盤になってきた。

雨の中の試合で選手たちの足にも負担がかかっているだろう。

足元を気にしながらのプレイは,みんな一瞬ボールウオッチャーになる。

 

鈴鹿ボランチ,「バッドボーイ」,和田篤紀(10)

前半の中盤に押し込まれていた中でも持ちこたえられたのは,和田(10),藤田(6)の鈴鹿の中盤のセカンドボールへのアプローチが早かったためだ。

特に,藤田より少し前でプレイする和田の,攻撃的セカンドボールへのアクションは相変わらず素晴らしい。

そして,土砂降りの雨の中でも,やはり和田はカッコよくプレイしている。

試合が膠着し,少しスピード感が失われてきた前半終盤。

和田が狙っている。

前線のこぼれ球に突如ハイスピードで飛び出し,ボールをかっさらい,相手ゴールキーパーと1対1まで詰め寄せる。

ウィアティンゴールキーパーの正面だったが,和田の一気呵成の飛び出しに,見ていたナカニシですら一瞬スキを突かれた。

雨の中だから・・・。

和田篤紀は雨の中でもやっぱり上手い。

篤紀!ガンバレ!

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両チームともにフリーキックでドキドキする。

鈴鹿もヴィアティンも。

ただ,今日の鈴鹿ディフェンスはなんかとても良い感じがする。

鈴鹿の1点は試合の開始直後だった。

そのため,守りに入らず,0対0のような感じで試合をしている。

ディフェンスラインも高く,攻撃も積極的。

 

前半の最終盤。

疲れが出始めたころ。

 

左サイドの佐藤和馬(18)が中に入りつつ,良い形でゴールを狙う。

リンタロウ(7)が体を張って前に出る。

 

悪くない。

落ち着いている。

ヴィアティンの攻撃を形にさせていない。

 

ここで前半終了。

 

 

パソコンで見ているだけなので,汗びっしょりのナカニシ。

(もちろんユニフォーム着ている)

選手たちも雨の中のプレイは負担が大きいだろう。

 

だけど,このまま1対0で終わるとは到底思えない。

相手は今年J昇格を目指すチーム。

意地でも勝利を目指すだろう。

望むところだ!

三重県最強の座を争おう。

 

 

後半開始。

 

雨が少し落ち着いたように見えるが,水たまりは変わらず全体に敷き詰められている。

 

後半開始早々のヴィアティンの攻撃を,蓮沼(14)が鋭いスライディングで刈り取る。

ナイス!ハス!

 

リンタロウの落としから,菊島(15)が打つ!

キク!惜しい!

 

後半14分

(OUT) 14蓮沼翔太 ⇔ (IN) 26今井那生

 

頑張った蓮沼に代わり,元気一番の今井那生が入る。

ナイキはMIO戦で初先発し堂々たるプレイだった。

ナイキ!頼むぜ!

 

このあたりからヴィアティンも選手交代が続く。

早めの交代は,このコンディションで選手に負担がかかっているためだろうか。

カニシが一番恐れていた,ヴィアティンのフォワード北野純也選手もここで交代。

 

前線で体を張る,「ER7」,エフライン・リンタロウ(7)

足元理の悪い試合,鈴鹿はサイドの裏を狙うより,リンタロウに放り込んでいる。

2018の昇格の際に,リンタロウ-ネットで勝利を積み上げ続けたのが思い出される。

JFLでも(おそらく)ナンバーワンのターゲットマンであるリンタロウは,期待通り後ろからのボールを収めて,前線の仲間にボールを供給している。

リンタロウ自身も走って,ドリブルから強烈なシュートを放つため,ヴィアティンディフェンスもマークが十分についている。

前半は,リンタロウからの菊島がチャンスを作っていた。

後半開始早々も,リンタロウからの菊島でシュートまでもっていく。

この2人のコンビ。かなり良いかもしれない。

後半必ず厳しい時間帯が来る。

その時,最後の最後までリンタロウはゴールを狙い続けているだろう。

鈴鹿サポーターの希望の星。

2019年間VictoryCross大賞受賞者。

リンタロウ!1番取るぞ!

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後半は前半以上に激しい試合展開となっている。

1歩を待つと,互いの寄せが早いため,半歩の見切り発車でプレイしている。

おのずと,荒く,ファウルが多く,コントロールしきれない試合となってきた。

ただ,このピッチコンディションでは仕方がない。

 

サイドハーフの,「雑草魂」,佐藤和馬(18)

この試合のキーマンは佐藤和馬だろう。

大舞台,そしてこんな悪条件でも和馬はとても頼りになる。

攻守に上手く関わり,ボールのないところでコースを切ったり,プレッシャーをかけたりしていた(映像でも和馬が動き回っているのがよく分かった)。

セカンドボールへのアプローチも早く,中,外,前,後に本当によく走り回った。

鈴鹿の右サイドでフリーキックを与えた際,一瞬,フワッとした感じがした。

みんな疲れている。一息入れた瞬間なのだろう。

しかし,笛が鳴っていないので,素早くリスタートされたらやばかった場面。

右サイドから走ってきて,ボールの前に立ち,相手のキックを止めた和馬。

良く見ている。ほんの少しの行動だけど,ナカニシはビッグプレイだと思った。

雑草魂って言葉は伊達じゃない。

ドロドロになって,踏みつぶされて,削られて,それでも和馬は花を咲かせる。

和馬!

この試合の和馬の代わりは誰にもできない。

最後まで頼む。

ミラ,和馬は最後まで残してください。

和馬!ガンバレ!

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鈴鹿がリンタロウを起点に攻めるのに対し,ヴィアティンは鈴鹿サイドバックの裏へロングボールを入れてくる。

真ん中だと,木鈴(4)が徹底的に迎撃するので,狙いを変えてきた感じ。

 

センターバックの,「マッスルキングダム」,中村俊貴(20)

筋肉の弾丸,中村俊貴は実は足も速いのを知っていますか?

いや,単純に足の速さだけなら,ヴィアティンの攻撃陣のほうが早いかもしれない。

だけど,落下点の予測と,試合の流れと,先に相手とボールの間に体を入れるという点で,中村俊貴の早さはチーム随一と言える。

その肉体をフルに使って,ボールをガードして,躊躇なく蹴り出す中村。

特に後半,ヴィアティンがスピードのある選手を交代で入れ始めてから,中村の良い動きが目立った。

俊貴!

いいぞいいぞ!めっちゃいいぞ。

自分を信じろ。大丈夫。

信じれない時はナカニシが何度でも言ってやろう。

俊貴!今日もめっちゃいいぞ!

 

後半28分

(OUT) 11遠藤純輝 ⇔ (IN) 19海口彦太

 

なんと,普段はボランチで起用していた彦太をサイドハーフに。

彦太は攻撃的ミッドフィールダーが本職だから,そりゃできるけど,始めて見たポジション。

 

ミラはヴィアティンのサイドの攻撃を気にしているような感じ。

そこに,運動量と強さを兼ね備えた彦太を入れるのは,鬼手かもしれない。

 

海口彦太(19)は,サイドバックの今井那生(26)と,きっちりこの試合を引き締めた。

ふたりとも若いのに,ノーミスの完璧なプレイ。

そして那生は思い切りよく攻撃参加も見せる。

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素晴らしい!鈴鹿の若手,素晴らしい!

 

両チームもとに決定機を作り出せないまま,時間が過ぎる。

 

後半33分。

審判が手を上げる。

雷のため中断。

 

カニシの家のそばでも雷がゴロゴロ鳴っている。

このまま終了?残り時間を再試合?

いや,何とか今日,決着をつけたい。

この中断が,鈴鹿にとって〇とでるか?×と出るか?

ジリジリした時間が過ぎる。

 

このまま終了は嫌だ。例え勝ったとしても嫌だ。

両チームの選手たちがこんなに頑張っているのだから,三重県最強はきっちり決めたい。

何度も何度も窓の外を見ながら,雷の通り過ぎるのを待つ。

 

40分後?くらい?

10分間?アップの後,開始するらしい。

 

残り約15分。

守りに入るな!絶対守りに入るな!

さあ,最後まで締めるぞ。

 

ヴィアティンがサイドから攻めてくる。

特にヴィアティンには高精度のロングスローがあるため,スローインを狙ってサイドから。

和馬(18),彦太(19)のサイドハーフが下がって,守備に献身的にプレイしている。

大丈夫。2人とも簡単にやられるような選手じゃない。

 

鈴鹿を最後の最後までまとめ切ったのは・・・。

セントラルミッドフィールダー,「鈴鹿の心臓」,藤田浩平(6)

中断の間,ナカニシが祈っていたのは藤田に対してだった。

藤田,この中断の時間を有効に使ってくれ!

藤田,みんなをまとめてくれ!

藤田,この試合勝とうぜ!

雷の中断からあけて,試合再開の時,藤田がみんなに指示をしている。

よっしゃ!藤田,決めるぞ!

この試合,ヴィアティンは中盤からのセカンドボールを良い形で拾うことができなかった。

それは,藤田(6)と和田(10)のセカンドボールへ寄せるスピードが落ちなかったからだ。

そして,最後まで鈴鹿は守りに入らなかった。

ボランチセンターバックの距離がちょうど良く,コンパクトにバイタルエリアを制圧できたからだ。

もう,言葉は無い。

藤田,最後まで頼む。

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鈴鹿も守っているだけではない。

カウンターからの菊島(15)の独走!

ヴィアティンゴールキーパーのファインセーブで惜しくも得点ならず。

 

和田篤紀のコーナーキック3連発で得点を狙いに行く。

木鈴(4)のヘディングがわずかにそれる。

 

後半44分

(OUT) 7エフライン・リンタロウ ⇔ (IN) 16小口大司

 

ここで小口が出てきた。面白い!

前線を引っ掻き回してやろうぜ!

 

後半ATは4分。

鈴鹿は固く守ってカウンターを狙う。

ただただ,べた守りしているわけではないので,前線の菊島,小口は相手ゴールに迫って,ゴールはならないものの時間をうまく使っている。

 

ラスト少し。

水たまりに足を取られて和馬がファウル。

フリーキックの場所が水たまりのド真ん中になるが,少しでも蹴りやすい場所にずらしたいヴィアティンに対して,レフリーにアピールする。

凄まじい。勝利への執念を感じるプレイ。

 

時間が過ぎていく。

もう少し。

もう少し。

 

主審の手が上がる。

やった!

 

ここで試合終了。

 

 

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

ブログ最初にも書きましたが,中継をしていただいたサトー工業さんありがとうございました。

ポールパーソンの子供たち,雨の中ありがとうございました。

三重県サッカー協会のみなさん,鈴鹿市国体推進課のみなさん,お疲れさまでした。

この試合に関わったすべてのみなさん,お疲れさまでした。風邪ひかないようにしてください。

 

試合終了後,YouTubeの放送の中で選手の声が聞こえてました。

最初,高宮選手の声かと思ったのですが,良く聞くと和馬選手でした。

走り回って疲れて,喉がカッサカサの状態で歌ってたのでしょう。

コロナ感染を防除するため,選手同士で肩を組むことはしていませんでした。

でも,その眼はスタンドをしっかりと見ていました。

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さあ行こうぜ,明日めざし。

何度でも,くじけても。

さあ行こうぜ,夢めざし。

歩みを,止めずに。

アレアレッオー,スズカアレー。アレアレッオー,スズカアレー

(ほかの選手たちの声も重なった)

 

サポーターは会場にいません。

だけど,選手たちにはサポーターの想いが届いていたと思います。

そして,彼らはサポーターに向けて歌を歌いました。

いつも,勝った時にみんなで歌う歌です。

 

カニシは,和馬選手が歌ってるのを聞いて,感極まってました。

うちの選手たちは最高です。

そして,最高の選手たちに三重県最強のトロフィーを持たせてあげれて嬉しいです。

 

みんなお疲れさまでした。

風邪ひかないように。

また,選手のみなさんとスタンドとピッチで歌える時を楽しみにしています。

 

さて,今シーズン初のVictoryCross賞です。

(知らない人は知りませんが,ナカニシが勝手に選ぶMVPです)

0点完封の木鈴(4)と俊貴(20)も良かった。

2試合連続得点の菊島(15)も良かった。

中盤の和田(10)と藤田(6)も最高だった。

悩んだ結果・・・三重県選手権決勝のVictoryCross賞は・・・

佐藤和馬選手(18)に送りたいと思います。

和馬!最後の最後までよく頑張った!ナイス!

 

1年ぶりに三重県最強の座をつかみました。

ただ,シーズンはまだまだこれからですし,天皇杯では三重県代表としてしっかり戦ってこねばなりません。

 

まだまだです。

全然まだまだです。

でも,今日はちょっと嬉しかったです。

 

ニンマリ。

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第17節 8月23日15:00 対 松江シティFC(無観客試合)

JFL第18節 8月30日15:00 対 テゲバジャーロ宮崎@三交メイン

JFL第19節 9月5日(土)15:00 対 Honda FC @三交鈴鹿

JFL第20節 9月12日(土)15:00 対 東京武蔵野FC @AGF鈴鹿

天皇杯本戦は,9月16日か23日になるそうです(まだ未定)

⇒ 今後の状況により変更可能性あり。