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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第11節 対 クリアソン新宿

みなさんこんばんは。

 

試合終了後・・・

選手の見送りもせずに,東京駅に向かいました。

「鉄人」と言われているナカニシなのですが,この試合は疲れました。

そして,なんかガッカリな気持ちが止まりませんでした。

 

東京駅の新幹線の待ち時間にYouTubeで試合を見返しました。

帰宅後は,またYouTubeを見返しながら,朝まで寝落ちしてました。

 

カニシは,負け試合の時は,ほとんどYouTubeを見返しません。

なのでブログも記憶だけで書いています。

だけど,この試合は何度も見直しました。

 

カニシの主観ですが,この試合はなんか変でした。

そんな試合でした。

 

そして,試合終了後から今まで,ずっと思っていることがあります。

それはブログの最後に。

 

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試合の朝。

 

4時30分に起床。

早朝の寝過ごしが怖くて,ほとんど眠れなかった。

それでも,一気に飛び起きて試合の準備をする。

 

準備は昨夜のうちに完璧にできている。

早朝の新幹線に乗り東京に向かう。

 

最近勝てない。

点も入らない。

大量失点。

何がダメなのか考える日々。

 

青ノリのおにぎりを作った。

昨夜の晩御飯は,妻ノリコが「カツオ」にしてくれた。

 

勝利が欲しい。

本当に本当に何とかして勝ちたい。

 

今日の対戦相手は,クリアソン新宿(以下,新宿と書きます)

昨シーズンは勝利できていたが,とにかく強いチームだった。

今シーズンは絶好調で,この試合で鈴鹿に勝てば首位になるらしい。

 

カニシの新宿のイメージは,元Jリーガーがたくさんいて,体格が良く,足元が上手いチームの印象。

 

味の素フィールド西が丘に到着。

始めて来たのだが,このグラウンドはとても良い。

カニシの好きなアウェイ会場ランキングで,藤枝市民グラウンドと並び同率の1位になった。

「聖地」と呼ばれるだけのことはある。

鈴鹿のAGFも,ある意味「聖地」だけどちょっと違う。

 

鈴鹿には関東の大学サッカー部出身の選手がたくさんいる。

関係者や親御さんも見に来てくれている。

 

横断幕を張り,応援の準備を行う。

 

鈴鹿の応援席にはたくさんの方が集まってくれた。

ありがたい。

アウェイだけど,良い雰囲気を作って,選手の背中を押そう。

時は来た。

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 7三宅海斗

MF 10中村健人・14鈴木翔太・6小野寺亮太・8前田柊・18高見啓太

DF 21桑原海人・5平出涼・2中村俊貴・13石川竣祐

GK 30平吹楽

 

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試合開始。

 

鈴鹿は前節から2名スタメンが交代。

中村俊貴(2)と前田柊(8)がスタメンに入っている。

 

鈴鹿は,4-2-3-1のフォーメーション。

新宿は3-4-3。

 

試合開始直後から,鈴鹿は丁寧に入った。

まずは守りから様子を見る。

 

センターバックの,「鬼俊貴」,中村俊貴(2)

新宿は体が大きく競り合いに強い選手が多い。

というか,スピードのあるサイドハーフの選手まで,ほぼ全員体が大きい。

新宿の筋肉の圧力に対し,俊貴は敢然と立ち塞がる。

競り合いで負けるような俊貴じゃない。

スピードで負ける俊貴じゃない。

そして,俊貴のプレイはとても落ち着いている。

ゴールキーパーの平吹(30),センターバックの平出(5)との連係も抜群で,試合中,鈴鹿のディフェンスが崩されることは,ほとんどなかった。

安定のディフェンス。

カニシが誰よりも信頼する選手。俊貴。

ガンバレ!

 

鈴鹿は守備から入った。

安定している。落ち付いている。悪くない。

 

前線から三宅海斗(7)が積極的にボールを追っている。

新宿のゴールキーパーのキックミスを誘う。

 

鈴鹿のトップ下,「キャプテン」中村健人(10)

フォワード登録だが,縦横無尽にポジションを変え,局地的な数的有利を作り出している。

しかし,鈴鹿がボールを奪い,健人にボールが渡っても,前を向いて健人がパスを出すコースが無い。

前線に走り出す選手が三宅海斗(7)しかおらず,海斗がマークされると,健人が早い攻撃をしたくても出しどころが無い。

健人は決定的なパスを出せない。

鈴鹿はまだディフェンシブに寄っている。

健人の攻撃のタクトは,まだ振ることができない。

それでもわずかなスキを突いてシュートを放つ。さすが健人!

でも,少しガマンだ。

時が来れば鈴鹿の時間帯が来る。

 

鈴鹿は慎重にディフェンスから入った。

相手を見る時間が長く,鈴鹿ボールになっても攻守の切替は遅い。

実際にディフェンスは上手く整っている。

しかし,前線の動き出しが無く,攻撃の手数が少なく遅い。

 

サイドハーフの,「リトルマジシャン」,鈴木翔太(14)

この試合,鈴鹿は両サイドハーフの,鈴木翔太(14)と高見啓太(18)が両サイド共にパンパンに張って待っていた。

おそらく,新宿のワイドに広がるウイングバックを警戒してと,大きなサイドチェンジで攻撃のリズムを作りたかったのだと思うが,横に広く張り出す分,縦への動き出しが少なく,中が薄くなり,相手ゴールに向かって効率的に攻撃ができなかった。

鈴木翔太もディフェンスラインからのボールは渡るものの,サイドに張り出しているため,ゴールに向かう動線が長く,裏への動き出しは少なかった。

カニシは,鈴木翔太は単純なサイドプレイヤーでは無いと思う。

試合を決めるエースであってもおかしくないと思う。

その為にも,サイドを縦に走るのではなく,相手ゴールに向かうプレイが見たい。

大丈夫。

鈴木翔太のドリブルは,タネも仕掛けも無い魔術に近い。

翔太!

勝負に行くタイミングを狙え!

 

鈴鹿はディフェンスは万全。

しかし,攻撃面が作れていない。

前線の三宅海斗(7)もボールを求めて下がってきている。

新宿の3-4-3を警戒しているため,鈴鹿自身の良い所が出ていない。

そのため,鈴鹿は前後にはコンパクトだが,左右にはコンパクトになっていない。

 

ボランチの,「勇往邁進」,前田柊(8)

ガットゥーゾのファイトと,ピルロの技術を持つ前田。

スタメン復帰で結果を出したい。

しかし,鈴鹿は攻守の切替が遅く,狭いところから、広いところへ展開できない。

展開できないうちに,新宿に詰められてボールを奪われる場面が目立つ。

鈴鹿サイドハーフがとても広く開いているが,そこへ展開できないため,結果的に中盤で数的不利となり,トップ下の健人(10)が下がり,フォワードの海斗(7)が下がってしまっている。

前田らしい激しいプレスを見せているが,ボールを奪ってから遅くなってしまう。

悪循環に陥る鈴鹿

前田。何か壁があるようだ。

前田の力でぶち破ってくれ!

 

鈴鹿はボールを奪っても,サイドのウイングバックが下がって5バックなる新宿に対して,効果的な展開ができない。

大きな展開ができず,バックパスを経由し,中盤のプレッシャーを避けている。

鈴鹿は緩急のない,まったりとした攻撃にならざるを得ない。

 

ボランチの前田柊(8)が局面を打開するため,思い切ったミドルシュートを放つ。

いいぞ!柊!

 

サイドバックの,「くっぴー」,桑原海人(21)

新宿のサイドに大きく展開する攻撃に対して,バックダッシュしながら,ヘディングでクリアする桑原。

よく走った。よく競り合った。

この試合では,攻撃時にサイドハーフが大きく開いてボールを受けているので,桑原自身は,中に入っていくようなオーバーラップをしている。

しかし,桑原(21)も,前方のサイドハーフ鈴木翔太(14)も,なかなか前に突破ができない。

桑原は攻守に渡り熱いプレイを見せてくれるが,新宿の大きな体格を前にして,なかなか決定的な場面を作り出すことができない。

桑原,まだまだチャンスは出でくる。

ガンバレ!

 

試合は新宿と鈴鹿の五分と五分。

ただ,両チーム共に決定機は無い。

しかし,決定機の無い理由が違う。

 

新宿は,鈴鹿のディフェンスがしっかり対応して止めているのに対し,

鈴鹿は,新宿のゴールのそばまで攻め込むこともできない。

 

カニシの目から見ても鈴鹿は動けていない。

裏へ走る動きがない。

追い越す動きもない。

フォワードの動き出しを探しながらの中盤のプレイ。

鈴鹿のパスは,足元,足元,足元,そして詰められてボールを奪われる。

それがずっと続いている。

 

逆に,新宿は鈴鹿のディフェンスラインの裏を狙う。

センターバックの,「ディフェンスマイスター」,平出涼(5)

中村俊貴とのコンパも抜群で,鈴鹿センターバックに穴は無かった。

そして,裏への抜け出しに対しても,平出のスライディング1発!

見事にノーファウルで相手を止める。見事!職人技!

しかし,ディフェンスからの展開は,サイドに渡すことが精一杯。

大きな展開や,ディフェンス裏を狙うロングパスは出せていない。

全体的に,鈴鹿の動き出しが少ない。

ディフェンスからの展開も,受け手がもらうための動きをしていない。

平出。

それでも狙っていこう。

新宿サイドの裏に大きいのを入れていこう。

 

前半の終盤。

 

鈴鹿の攻撃が,,,全然ない。

サイド深くに侵入しても,勝負できずに戻すパス。

さらに,寄せられるとディフェンスに戻す。

出しどころが無い。

受け手が動いていない。

 

どうした?

どうした?

どうした?

 

鈴鹿は緩急が無く,同じペースでパスが回っている。

後へ,横へ,また後ろへ。

前への推進力が無い。

パスばっかりで,誰が点を取るんだ?誰がシュートを打つんだ?

 

サイドハーフの,「小旋風」,高見啓太(18)

左の鈴木翔太(14)と同じく,高見も大きく開きっぱなし。

両サイドが開いているため,中の密度が薄く,中村健人(10)と三宅海斗(7)が孤立してしまっている。

新宿も3-4-3のウイングバックなので大きくサイドが開いており,高見がどれだけ開いても,フリーで受けることは難しい。

なんかやり難そうにプレイしている両サイドハーフ

高見もマルヤス戦で見せたような,サイドからの中への切れ込みもできていない。

それでも,後方からのロングパスを,足元にピタッと止める神トラップを見せる高見。

高見がグラウンドにいると,なんかしてくれそうで期待できる。

高見。ゴール頼みます。

 

鈴鹿はなんかバラバラな感じがする。

前後はコンパクトだが,左右に間伸びしてるように見える。

試合に関与していない選手が多い。

動きが少なく,3人目の動きが無い。

 

これは・・・良くない時の鈴鹿だ。

かなり良くない。

 

鈴鹿は,次にどこにパスするのか,スタンドで見ていてもよく分かる。

ディフェンスからサイドに渡して・・・

そこで詰められて・・・

バックパスして・・・

選手たちはトリカゴという練習をしているかのように,足が止まっている。

 

こりゃダメだ。

ハーフタイムでテコ入れが必要だ。

 

ハーフタイムで変えてくれ。

それまで何とか無失点で切り抜けろ。

 

ここで前半終了。

 

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ハーフタイム。

 

以前鈴鹿に所属していた,川里光太郎選手と,大音右京選手が試合を見に来てくれた。

川里選手,大音選手ありがとうございます。

カニシは前半の調子が悪くて,ちょっと元気が無かったため,ちゃんとお話もできず失礼しました。

鈴鹿で共に戦った仲間として,2人の活躍を祈っております。

 

鈴鹿のディフェンスは十分に守れている。

しかし,攻撃面で打開策が見えない。

 

ハーフタイムでどう変えて来るのか?

新宿は試合巧者。

変えるのが遅ければ手遅れになる。

 

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後半開始。

 

HT

(OUT)8前田柊 ⇔ (IN)16有馬和希

 

後半から有馬が入る。

頼むぞ!有馬!

 

ボランチにはいった,「ベイビーフェイス」,有馬和希(16)

こんなに変わるか!

ってほど,試合が動き始めた。

有馬が入り,ボールと共に人が動き始めた。

有馬は,足元ではなく,スペースにボールを出し,自分も動き,人も動かす。

素晴らしい。有馬良い!

後半の鈴鹿が躍動し始めた。

有馬の存在感が光る。

有馬(16)から,鈴木翔太(14)へ。

鈴木翔太(14)から前に飛び出した小野寺亮太(6)へ。

小野寺(16)が下げた所に有馬が飛び込みシュート!

惜しい!

前半になかった前へ進む連係で鈴鹿の攻撃が活性化し始めた。

 

しかし・・・

 

後半7分。

新宿のコーナーキックのこぼれ球を,ゴール前に放り込まれる。

ゴールキーパーの平吹(30)が飛び出すが,その前に平出(5)の足に当たり,そのボールはゴールの中へ。オウンゴール

0-1。

 

不運な失点。

下を向いている暇はない。

アンラッキーに心を乱すな。

時間はたっぷりある。この流れで点を取れば良い。

 

サポーターの声が高くなる。

もっともっと,選手たちにパワーを。

 

ボランチの,「プレイメーカー」,小野寺亮太(6)

前半はパスコースが少なく,大きく展開できなかった小野寺。

有馬が動くことで,新宿にスペースができ,小野寺も前線に積極的に飛び出していく。

足元が抜群で,落ち着いている小野寺が,ゴール前に出てきたら,それはそれは期待値が上がる。

後半は,点を取るために押し上げる小野寺。

小野寺が狙っているが,前線の枚数が足りない。

なかなか新宿を突破できない。

小野寺。狙え!

ガンバレ!

 

鈴鹿の後半は悪くない。

前半と比べて見違えるほどいい。

ただ,最後のフィニッシュへ行くまでの選択肢が少なく,途中でコースを読まれて新宿に潰されている。

どうも,無難なパスの選択が多く,パスコースを読まれている。

 

フォワードの,「ネコ好きのファンタジスタ」,三宅海斗(7)

昨年点を取りまくった海斗だが,今年はほとんど取れていない。

本人も焦りがあるだろう。エースとしての責任も感じていただろう。

実際にこの試合,大きな声を出して悔しがる海斗の姿が何度も見られた。

海斗の力に疑いはない。一級品どころか特級品の素晴らしい選手。

ただ,今年は海斗が1人で単騎突入が多く,相手に取っては守りやすい状態。

さらに,鈴鹿は2列目が中に侵入して海斗を追い越す動きが無く,海斗が最前線で体を張ることが決まりのようになっている。

この試合でも,ディフェンスは海斗のマークを離さない。

そのため,ボールを受けに下がってくるしかない海斗。

しかし,海斗と健人のホットラインは,それですら突破する。

 

ボランチの小野寺(6)から,中村健人(10)にクサビのパス。

健人(10)は,ダイレクトでボールのコースを変える。

それが走り出した海斗の足元にズバリ!

走り出したら海斗は止まらない。

新宿ゴールキーパーと1対1。

相手ゴールキーパーのファインセーブでゴールは奪えなすかったが,海斗と健人らしいプレイで,新宿ディフェンスに風穴を開けた。

海斗!大丈夫。大丈夫。

がんばっていこうぜ。

 

押せ押せムードの鈴鹿

しかし・・・後半の半ばを過ぎると,選手たちの足が重くなってくる。

新宿のディフェンスラインのパス回しに,追いかけることができない鈴鹿の選手たち。

 

新宿は選手交代を頻繁に行っている。

鈴鹿は・・・まだか?

早く選手交代を。

 

サイドバックの,「インサイドアウトサイダー」,石川竣祐(13)

両チーム共に疲れの見え始めた後半の半ば過ぎ,石川はドンドン走っている。

攻撃時には,センターフォワードの位置でゴールを狙い,すぐにディフェンスに戻って相手のウイングバックを潰す。

走るだけでなく,そのポジショニングも的確。

石川のプレイエリアの広さは,鈴鹿ナンバーワン。

簡単に言うと,石川だけで3人分動いている。

鈴鹿の攻撃は良いリズムになっている。

しかし,ゴールまであと少しで届かない。

石川の背中を押すため,サポーターの応援にも力が入る。

石川のミドルシュート

惜しくも枠に行かなかったが,石川の頑張りで鈴鹿の優位は何とか保てている。

石川。がんばれ!

 

カニシは,何度も何度もベンチを見る。

何度も何度も控え選手を見る。

みんな準備できている。

いつでも試合に入れるように,「自分ならどうするか?」を考えながら試合を見ている。

まだ動かないか?

 

ベンチの選手はただの交代要員じゃない。

戦術として,試合の流れの中で入るべき時に,きちんと入るための選手だ。

ウォーミングアップで流す彼らの汗は,試合に出るために流す汗だ。

 

雄生(19),澪王斗(22),山内(9),三好(28),

鈴鹿の攻撃は新宿に止められている。

攻撃の選手が足りない。パターンも読まれている。

チャンスメイクだけでなく,自分で点の取れる選手を。

(ナカニシは,藤山雄生(19)と兒玉澪王斗(22)の投入だと思う)

 

早く交代を。

時間が過ぎていく。

 

まずは同点に追いつきたい鈴鹿

中盤から押し上げているため,新宿のカウンターが怖い。

フィジカルで押し込まれて,ゴール前まで持ち込まれるものの・・・

鈴鹿ゴールキーパー,「リベロキーパー」,平吹岳(30)

平吹がしっかりとゴールを守る。

この試合では,ほとんどシュートは打たれてないのに,平吹がボールに触る機会が多い。

それだけ鈴鹿は攻めあぐねていて,前に出しどころが無く,バックパスが多くなっていた。新宿の攻撃陣が猛烈に突っ込んでくるが,落ち着いて,見事にボールをさばく平吹。

さらに平吹のキックで,中盤の穴に落とすようなミドルパスが効果的に決まっている。

安定と貫禄。繊細と大胆。

キーパーとしてのプレイの幅が広い平吹。

平吹。今日も見事。

お婆ちゃんも応援してるぞ。

ガンバレ!

 

後半33分

(OUT)18高見啓太 ⇔ (IN)28三好辰典

 

遅い!

交代が遅いとしか言いようがない。

待ちに待った出場に,疾風のようにグラウンドに飛び出す三好。

三好!

残り時間は少ないけど,とにかくゴールに向かって突っ込め!

 

鈴鹿の攻勢は続く。

 

中村健人(10)から小野寺亮太(6)

小野寺が倒れ込みながらシュートを放つが,新宿ディフェンスに当たってゴールならず。

そして,それがゴールキックの判定・・・???

 

さらに,左に流れた海斗(7)が左足で強烈なシュート!

新宿ゴールキーパーが枠の外にはじき出すが,それもゴールキックの判定・・・???

 

コーナーキックなのに,ミスジャッジでゴールキックの判定になっている。

鈴鹿の応援エリアの目の前なので良く見えている。

あまりに酷いミスジャッジに,新宿のゴールキーパーですら笑っている。

 

まだ,まだ,雄生(19)や澪王斗(22)は入らないのか?

コールへの嗅覚を持つ,点取り屋を入れて欲しい。

 

後半40分

(OUT)5平出涼 ⇔ (IN)3キムテウ

 

キムを前線に入れてパワープレイかと思ったが,普通にセンターバックに入る。

新宿に高身長の選手が入ったためだと思うが,なぜ,今ここでディフェンスの交代?

 

新宿のパスまわしと,時間稼ぎが続く。

それをずっと見せられている鈴鹿サポーター。

疲れでスピードが出ず,足の重い選手たち。

 

後半AT

(OUT)21桑原海人 ⇔ (IN)9山内健史

 

アディショナルタイムに時間を使って山内を入れる?

なんだそれは?

山内を入れるのが45分遅い!

 

最後まで試合をアップエリアで見ていた藤山雄生(19)と兒玉澪王斗(22)

2人の点取り屋は,サポーターの目の前でずっと体を動かしていた。

そして,アップ中も,ずっと試合から目を離さなかった。

自分が出たら・・・

そのイメージもできていただろう。

点を取るアイデアもあっただろう。

 

彼らが汗をかいているのは勝利のためだ。フォワードとして点を取るためだ。

1点差で負けている試合。

チームとして点が欲しい時に,フォワードの自分が試合に出られなかいという無念。

 

この試合,チームは,チームの力を全て出し尽くしただろうか?

全ての力を振り絞っただろうか?

 

試合終了

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

新宿のスタッフさんは,とても丁寧に誘導などをしてくれました。

ありがとうございます。感謝いたします。

 

素晴らしいスタジアムで,選手たちを応援することができました。

また,このスタジアムで試合を見たいと思いました。

そして,こんなスタジアムが鈴鹿に会ったらなー,と思いました。

 

また,たくさんの選手関係者の方と会いしました。

みなさんに勝利の瞬間をお見せできなくてすみませんでした。

今後とも,鈴鹿の大事な選手たちを支えてください。

よろしくお願いします。

 

試合は敗戦です。

 

カニシは,選手たちが挨拶に来た際も立ちあがることができませんでした。

座ったままで手を叩きました。

7失点で負けた時より,

4失点で負けた時より,

そのどちらよりも,体に力が入りませんでした。

力が入らないというより,ガッカリしていました。

チームの力が出しきれているように思えなかったためです。

 

アレが入っていたら・・・。

アレが決まっていたら・・・。

勝利と敗北は紙一重です。

 

敗戦で凹む必要はありません。

グスグズ引きずるよりも,次に向かうほうが100億倍大事です。

道は前にしかありません。

修正すべきところから目をそらさず,次に向けて真剣に取り組むだけです。

 

まだまだ。

まだまだ。

俺たちはこんなんもんじゃない。

 

大丈夫です。

敗戦の悔しさは,勝利で上書きするしかありません。

「みんなでがんばろう」

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第12節 6月18日 15:00 対 高知ユナイテッド@四日市緑地

JFL第13節 6月25日 13:00 対 ラインメール青森新青森総合

JFL第14節 7月2日 15:00 対 沖縄SV@AGF陸上競技

 

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