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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

天皇杯予選準決勝 対 四日市大学

平成22年8月22日(日)天皇杯三重県予選準決勝
対戦相手 四日市大学
場所   スポーツガーデンメイングラウンド
観客   約300人

ブログをごらんいただいている皆さん。こんにちは。
どうしてもブログを書く手が止まってしまい,試合レポートが遅れました。楽しみにし
ていた方,すみません。

昨日は天皇杯予選三重県大会準決勝。
勝てば決勝戦はNHKで放送。
さらに2回勝てば,名古屋グランパス鈴鹿市スポーツガーデンで対戦という,凄く大
切な試合。
興奮してなかなか眠れないナカニシ。

その結果・・・16:00キックオフなのに13:30に会場入りするナカニシ(笑)。
気合は充実。

行くぜ!

今日のスタメン(以後敬称略)
FW 18安西大輝・30矢野純平
MF 8山本遼・10内田寛人・25田宮勇次・26石川龍
DF 2木下謙一・4森本一樹・3村田雅則・5榊親平
GK 1水谷允俊
イメージ 1


先日の練習試合で爆発した#18安西が先発。
行け!安西!

試合開始。
いつもどおり(?),あまり立ち上がりの良くない鈴鹿
悪い癖で縦一本が多い。
縦一本を#30矢野・#26石川が走って何とかする展開。
中盤で溜めが無いので,矢野と石川に良いボールが出ない。

ボランチの#25田宮勇次は獅子奮迅の活躍。
中盤のコースを切る動きとボール奪取は素晴らしい。
ヘソの位置でドンと相手の攻撃を防ぐ。
田宮いいぞ~!!!

暑いスタンドに多くのお客さんが来てくれている。
少しは写真展も効果があったかな?
灼熱のグラウンドで少しでも選手の力になるよう,サポーターもガンバレ!!

サイドハーフの「マエストロ」#8山本遼のところで,一度落ちつくようになる。
山本が持つと,連動して#2木下謙一が動く。
今日の木下は,まずディフェンスをきっちり。
しかし,ここぞの時には最速の駆け上がりを見せる。
山本-木下からの展開で,攻撃にバリエーションが増える。

前半30分を超えて「ディフェンス鈴鹿」のコールも,「ゲットゴール鈴鹿」のコールも
していない。
鈴鹿のディフェンスも硬いが,四日市大学も良く守る。

前半36分。
2列目からスルスルッと上がった,四日市大学の選手に対してペナルティエリア内でファ
ウル。
スタンドからは混戦で良く見えなかった。
PKを決められて,相手に先制0-1。

落ち着け,崩されたわけじゃない。

鈴鹿の攻めはやはり単調。
安西にボールが入らない。
練習試合では上手く体を使ってポストプレイもこなしていただけに,ボールが入らないの
は辛い。

その後,前半の終盤は両チームともに足が止まってくる。
灼熱の中,選手の消耗も激しい。

前半終了。

スタンドでも水分補給に観客が動く。
熱い。

後半開始。
OUT 18安西大輝  ⇒  IN 24原祥太郎

期待の安西も何もできぬまま交代。
力を発揮できなかった,もったいない。

変わって入ったのは,ミドルも打てる#24原祥太郎。
ガンバレ祥太郎!
あれっ#38伊藤竜二が準備してたのに出ないのかな?

後半は鈴鹿ペース。
#24祥太郎がボランチに入り,#10内田がトップ下に。
「マジシャン」#10内田寛人がこの位置に入ると,攻撃にリズムが生まれる。
パス,シュート,ドリブル,そして素晴らしい運動量。
いいぞウッチー。
ウッチーの力を見せてやれ!

内田から#30矢野へ良いボールが出る。
「火の玉ボーイ」#30矢野純平は,今日も熱いプレイで観客を沸かせる。
縦への突破を狙うが,四日市大学の守備陣は硬い。

内田から#26石川に良いボールが出る。
「突貫小僧」#26石川龍太は,今日もスピードに乗ったドリブルで魅せる。
中へ切れ込んでシュートを狙うが,これも良く守られる。

後半9分。
#8山本から#26石川へ。
石川から鋭いパスが中へ。
中で待つ矢野を通り越して,待っていたのは・・・「マジシャン」#10内田寛人!!!
狙い済ましたシュートは相手サイドネットを揺らす。

ゴーーーーーーール!!!1-1!!

良くぞ決めたウッチー。
よし!追撃開始!

前半,鈴鹿のディフェンスラインは,「鈴鹿の壁」#4森本一樹と「業師」#3村田雅則で
がっちり防いでいた。
四日市大学のポストプレイも,2列目の飛び出しも危なげなくクリア。

しかし後半の四日市大学は,センターバックとの直接の勝負を避け,サイドから中へ低く
早いクロスを狙ってくるようになる。
森本,村田のカバーで事なきを得るが,サイドからの崩しで危ない場面もしばしば。

後半も半ばを過ぎ,全選手の足が止まってくる。
ボールがアウトになるたび,水分を補給する選手。
暑いだろう。
苦しいだろう。
もう少しだガンバレ!!
サポーターの力を信じろ。
選手に力を。

前線の足が止まるのを見て,「神の子」#5榊親平が果敢に攻める。
中にクロスをあげるものの,バラバラっとしていて上手く合わない。
さすがのボランチも足が止まって,攻撃に厚みがなくなっている。

攻め手が無い。辛い。

ここで後半終了。

すぐに延長に突入。15分ハーフ。

選手の体が重い。
踏ん張りどころだ,ガンバレ。

四日市大学は2人を交代。
延長最終でさらに1人交代。
交代枠をフルに使い,揺さぶりをかけてくる。
さらに,選手の疲労を考慮し,カウンターでフレッシュな選手に攻撃を任せる。

対する鈴鹿は,相変わらず縦一本で#30矢野と#26石川を走らせている。
交代枠は?
戦術は?
策は?

運動量が目に見えて落ちている。
特に走り回ったボランチが動けていない。

灼熱のグラウンドで,120分近くを戦い疲労困憊の選手たち。

延長後半10分。
交代で入った相手の選手を基点に,2列目からの飛び出し。
バイタルエリアでシュートを打たれる。
止められない鈴鹿。ゴールを許し1-2。

まだまだ,立ち上がれ鈴鹿の選手たち。

選手たちは最後まで一生懸命走って立派に戦うものの・・・。
無常にもタイムアップ。

崩れ落ちる選手。
胸が詰まる。

120分走り続けた選手たちに拍手。
お疲れ様でした。

疲労困憊の選手を見ていながら交代枠を2人残し,なんら指示も無く,無策で敗れたのは,
監督の采配です。
日本代表であれ地域リーグであれ,敗戦の責は監督にあると思います。
・・・

選手のみんな,最後までよく走った!
選手のみんな,最後までよく頑張った!
惜しみない拍手とエールを送りたい。

天皇杯がここで終わったため,しばらく試合があきますが,また次に向かって立て直そう。
まだまだシーズンは終わっていない。

次は勝とう!

カニシも,次に勝つために何をすべきか精一杯いろいろ考えます。

ではまた。