VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

練習試合 対 伊賀KMEW

平成22年8月29日(日)練習試合
対戦相手 伊賀KMEW
場所   水口スポーツの森サッカー場


ブログをごらんいただいている皆さん。こんにちは。
いろんなことがありましたが,ナカニシはFC鈴鹿を愛しております(ちょっと照れますが)。
みなさん引き続きよろしくお願いします。

さて,ブログも心機一転,いろんなことを書いていこうと思います。
どんなことを書くかは・・・乞うご期待ください。

本日は,伊賀KMEWと練習試合。
オフの最中に急に決まったらしく,合流できない選手もいる様子。
しかし,夏休みの影響で,練習場所(ガーデン)の確保がままならず,十分な練習のできな
かった選手たちにとっては,良い練習試合だと思う。
曽根新監督のもと,時間と練習はどれだけあっても足りないくらい。

カメラマンNくんと会場に到着。
26人の選手が集まっている。
イメージ 1


さて,曽根新監督の采配,とくと見せていただこう!!!

前半の選手(以後敬称略)
FW 18安西大輝・14手塚翔次郎
MF 8山本遼・24原祥太郎・27曽根祐一・38伊藤竜二
DF 2木下謙一・16猪熊寛太・4森本一樹・36田端純男
GK 13北井太陽

試合開始からゴリッと鈴鹿ペース。
パスのつなぎが良い。
ボールが来てから動くのではなく,ボールが来た時には次の動きがスタートしている。
ポンポンポンポンとテンポが良い。
これを支えているのは,周りの声。
周りから声が良く出ている。
前回の中京大学との練習試合とは比較にならない。
また,今まではスタメンと控えで,きっちり選手を分けてチームを組み練習試合をしていたが,
今回は混ぜている。
そのため,控えの選手とも連携を確認し,声が良く出て,お互いのプレイを見ることができる。
サッカーは11人だけではできない。
控えのレベルアップと連携強化こそ,チームの底上げだと思う。

困ったときのロングパスが全く無い。
ボールを持った選手にパスコースができるように,みんなが動いてボールをもらっている。
必ずボールを持っている選手にフォローが入る。

見ていて楽しい。

前半7分。
右サイドを相手選手が突破。
田端(36)がユニフォームを引っ張りPK。
抜かれた時に,ユニフォームを手で引っ張ることは,公式戦でも審判が相当厳しく見ている
(らしい)。
これを機会に気をつけよう。
PKを決められ0-1。

田端(36)は,初のサイドバックかな?
相手に合わせるプレイで,積極的な動きが少ない。
もう少し積極的に行ってもよかったのでは。

また,サイドハーフの竜二(38)も動きが良くない。
オフザボールの動きが悪いので,散漫な感じに見える。
2人の連携も悪く,右からの攻撃の形は少ない。

センターバックの猪熊(16)が頑張っている。
ディフェンスラインを統率する森本(4)から出る指示への反応がすばやい。
体を張ったディフェンスは,闘志にあふれて良い感じ。

鈴鹿の闘志といえば森本(4)
コーナーキックのこぼれ玉を全力で追いかける。
相手のプレッシャーに強い。
素晴らしく声が出ている。
頼むぜ森本(4)

前半13分。
曽根(27)のコーナーキック
弾道が低い。
頭で飛び込む祥太郎(24)

ゴーーーーーーール!!1-1

祥太郎(24)の動きは良かった。
ボランチとして,試合のへその位置に留まり,あまり左右に流れない分,安定感があった。
また,パスのさばきも速く正確。ミドルシュートも積極的に狙っていて,良いんじゃない
でしょうか。

前半15分。
左を突破した木下(2)
トップスピードの木下を捕まえられるのはカールルイスしかいない。
低空のクロス。
ドンピシャ!飛び込むのは安西(18)

ゴーーーーーール!!!2-1


左の木下(2)のプレイは今日も鋭かった。
前で山本(8)がタメを作る分,駆け上がる間があり,ドンドン出て行く。
良いぞ木下!

山本(8)は前線でゲームメイクをする。
曽根⇒山本のラインが強く,ディフェンスラインから前線へきちんとつながる。

そして安西(18)は,やっぱり良い選手。
FWとして何でもこなせて,体も強い。
中盤からのスルーパスにもう少し息が会えば,得点を量産できる雰囲気。

ほとんど危ない場面の無い鈴鹿
GKの北井も攻め込まれないので,カウンターが狙えず,超高精度のキックが披露できない。
バックスパスの時に少しもたつく場面もあるが,次に期待。

攻める時間が多い鈴鹿
曽根(27)が素晴らしく効いている。
絶対にお世辞を言うわけじゃないけど,曽根のプレイは巣晴らしかった。
声が出ている。
パスミスが少ない。
フォローが早い・・・などなど。
監督としてベンチに座らせてしまうのはあまりに惜しい。
選手兼なのだから,勝つためには出場を期待。

選手交代
OUT 13北井太陽  ⇒  IN 23池田健

前半終了間際。
手塚(14)の足がつってしまう。
前線でよく走っていた手塚。
しかし,パスのもらいどころが良くなく,ポストプレイも焦ってしまっていた。
ガンバレ手塚。

北井に変わって入った池田(23)が頑張る。
1度パンチングが中途半端になった場面があったが,良いコーチングをしていた。
鈴鹿の3人のキーパーはそれぞれタイプが違い,レベルが高い。
互いの切磋琢磨を期待したい。

ラストプレイで竜二(38)が得点。
こちらから見ていて,オフサイドと思っていた。ごめん。

ゴーーーーーーール!!3-1


前半終了。

ハーフタイム。
曽根監督が選手を車座に座らせて何か話をしている。
しばらく続く。
そしてみんな立ち上がった時,選手から明るい声が上がる。
良い雰囲気だ。
サポーターとして嬉しくなってくる。

後半開始。
FW 21海野了・9中村豪・19山下俊之
MF 31二瓶将太・5榊親平・25田宮勇次・28伊藤駿祐
DF 35坂井康平・15大久保龍太・3村田雅則
GK 23池田健

なんと3バック3トップ!
試合で使うシステムなのか?
選手に合わせてシステムを作ったならば,それは違うと思うが・・・
3バックもオプションとして使ってくるのかもしれない。

前線の海野(21)が良くかき回している。
左右に流れ,良い飛び出しを見せる。

山下(19)は3トップに戸惑っている感じがする。
中村(9)と同じ動きでは,ダブってしまう。
ポストプレーヤーとして2列目を生かす動きをしたほうがいいのでは。

そして,怪我から復活した中村(9)!!
派手に動くわけではないが,やはり生粋のストライカー。
ワントラップからのシュート。
ダイレクトボレー。
ともに相手DFに当たったが,強烈なインパクトだった。

二瓶(31)はサイドを良い感じで切れ込む。
何度か良いボールが中へ折り返される。

後半特に良かったのは2列目。
田宮(25)がよく動いている。
田宮 ⇒ 中村(ターンして) ⇒ 田宮(走りこむ)
パスアンドゴーでドンドン飛び出す田宮。
しかし,闘志が表に出すぎるときがある。注意が必要。

榊もボランチで生き生きしている。
中盤のへそでボールをさばき,左右を走らせたかと思うと,自ら駆け上がる。
中村がサイドに流れてポストプレー ⇒ サイドを走る田宮 ⇒ クロスに対してファー
サイドで待つのは・・・榊(5)
惜しくも外れるが,さすがボランチで良い動きをする。

駿祐(28)も切れ味は良いのだが,どうも中盤と連携が合わない。
欲しいところでもらえず,主張する場面も。

後半25分ごろ
田宮(25)から相手DFとGKの間へ絶妙なパス。
オフサイドラインには下がり遅れた中村と山下(知らん顔をする)。
相手DFの足が止まった時・・・後ろから走りこんできたのは海野(21)
オフサイドなし(ナイス線審)!

ゴーーーーーール!!4-1


ディフェンスラインは危なげない。
大久保(15)の指示も行き届いている。
また,坂井(35)からも良い指示が出ている。
村田(3)のフォローも良い。

しかし,3バックでサイドをやられたときに,1人つり出されてしまい危険な場面も。
3バックに対して,守備に戻るべきサイドハーフの意識が低いような気がする。

ここで試合終了。

この試合,曽根監督は選手にひとつの目標(課題)を出していた様子。
カニシは途中で課題が何か分かったのですが,それは企業秘密(?)なので内緒。
何はともあれ,うまくいったみたい。

監督が選手と話をしている。
選手同士も議論している。
この時間を大事にして欲しい。

監督,選手のみなさん,お話中だったので挨拶もせずに失礼しました。すみません。

帰路,Nくんといろんなお話。
久しぶりに帰路が楽しい。
久しぶりに良いサッカーを見れた。

victory crossは全ての頑張る選手たちと曽根監督を応援します。
ガンバレ!!!

ではまた。