VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海1部リーグ 対 芙蓉クラブ

平成22年9月19日(日)東海リーグ
対戦相手 芙蓉クラブ
場所   石垣池公園グラウンド
観客   約200人

ブログをごらんいただいている皆さん。こんにちは。
更新が遅くなってすみません。
またもヤフーブログ5000字の壁に阻まれまして。

今日は,現在,東海リーグ最下位の芙蓉クラブと対戦。
最下位といっても,老獪(?)なチームで侮れない相手。
アウェイで引き分けており,なんとしても勝ちたい。

いざ!石垣池公園!
先週の試合と比べると,少し風があり幾分暑さもやわらいだようだけど,それでも暑い。
鈴鹿は芙蓉相手にどう戦うか?

いくぜ!

今日のスタメン(以後敬称略)
FW 9中村豪・10内田寛人
MF 8山本遼・27曽根祐一・5榊親平・30矢野純平
DF 2木下謙一・24原祥太郎・4森本一樹・3村田雅則
GK 13北井太陽

試合開始。
芙蓉は運動量が少ないが,ここぞという所でグッと力を入れてくる。
サッカーを良く知っていて,ポイントを押さえに来る感じ。
ボール支配率は鈴鹿優位。無難にボールをさばくが・・・

なんかプレイが変な感じ。
言い方は悪いが散漫に見える。
ボールが自分のところへ来てから,「あっ」と思って動いている様子。
チームが連動している感じがない。
どうした?なんかおかしいぞ?

曽根(27),榊(5)とも先日の刈谷では冴えたプレイを見せていたが,パスミスが多い。
細かいパスがうまくつながらず,ボランチの位置でボールを失っている。
さらに,前線でボールを受ける内田(10)もボールが足に付かない。
ポロリとボールを失ってしまう。
うーん。

最終ラインの祥太郎(24)は落ち着いたプレイを見せている。
森本(4)との連携もよく,足元の技術は高い。

森本も中盤で失うボールへのケアが早い。
対人の強さは際立っており,「鈴鹿の壁」は磐石。

芙蓉は老獪なプレイを見せる。
森本,祥太郎の間にプレイヤーが入り,どちらかが引っ張り出された裏を狙う。
出し手を止めねばならないが,バイタルエリアのマークが甘い。

うーん,よくない。
だけど,サポーターにできるのは声を出すことだけ。
選手たちも立ち上がりが悪いことは分かっている。
何とかしようともがいている。

前半30分すぎ。

鈴鹿の攻撃を立て直したのはサイド攻撃。
「業師」村田雅則(3)が良く動いて,前線に駆け上がる。
攻守ともに村田のプレイには隙がない。
いいぞ村田。いけいけ!

右が動けば左も動き出す。

「雷神」木下謙一(2)も山本(8)との連携でアップダウンを繰り返す。
曽根からのサイドチェンジを受けて,中にボールを折り返す。

ゲームメイクは曽根。
前線でタクトを振るうのは「マエストロ」山本遼(8)
サイドを走らせ,ミドルを打つ。

しかし,決して良い展開とは言えない。
芙蓉DFはドン引きで硬い。
崩すことができず,中盤をボールが行ったり来たりする展開。

ここで前半終了。

なんだか気持ちの良くない試合。
うーん。
でも後半は立て直すはず。
選手を信じろ!

後半開始。
OUT 8山本遼  ⇒  IN 28伊藤駿祐

山本(8)が交代?
怪我かな?と思ったけど違うみたい。
公式戦ではこれまであまり出番の無かった伊藤駿祐(28)を投入。

駿祐!ガンバレ!

前半,前線で孤立していた「ストライカー」中村豪(9)
硬い芙蓉ディフェンス相手に,ほぼワントップなのでガチガチにマークされている。
ヘディングで競り合い,流れてスペースを作るが,中村の作ったスペースに走りこむ選手
がいない。
後半は攻撃的な駿祐(28)の投入で,マークが分散。
いけー中村!

村田のパスカットから,折り返しが中村へ。
惜しくもゴールならず。
しかし,サイドを起点にして徐々に良くなってくる。

芙蓉の足が止まり始め,サイドからの攻撃が突破口になる。
矢野(30)が得意のドリブルで相手を置き去りにするシーンも。

後半17分
左サイドを内田(10)が駆け上がる。早い!!
中へ折り返して待っていたのは!駿祐!

滑り込みながらシュートしたボールは,キーパーが触れるもののそのままゴールへ。

ゴーーーーーーール!!!1-0

待望の先制点。
駿祐よく走った。よく決めた!
そして「マジシャン」内田寛人!ナイスクロス!

サポーターは歓喜というより安堵の感じ。
やっと取ったー。

後半18分
OUT 9中村豪  ⇒  IN 18安西大輝

フィジカルの強い芙蓉に対して,スピードのある安西を投入。
安西ガンバレ!!かき回したれ!

後半出場の駿祐のプレイがキレている。
伊藤兄弟のプレイスタイルは,良い意味でよく似ている。
両者とも体のキレが素晴らしい。
(なんて言ったらいいかな~)感覚でいうとマラドーナみたいにフェイントをかけなく
ても体のフリだけで相手をかわすことができる感じ。

変わって入った安西(18)のスピードも良い。
疲れの出てきた芙蓉に対して,スピードのある選手の投入はOK!
何度もドリブルで相手を突破する。

後半25分
OUT 30矢野純平  ⇒  IN 38伊藤竜二

曽根監督は攻めどころと判断したらしい。
守備ではなく攻撃にテコ入れをしさらに得点を狙う。

後半26分。
駿祐(28)が中央やや右を単独突破。
相手キーパーと1対1だが,DFの帰りが早い。
駿祐は中へ折り返し・・・が相手DFの足に当たりゴールの中へ。

ゴーーーーーーール!!2-0


記録はオウンゴールだけど,ほぼ駿祐のゴール。
よしよし。いいぞー。

ここまで鈴鹿ディフェンスにほころびは見られない。
ゴールキーパーの北井太陽(13)も確実にキャッチしている。
しかし,北井の凄いところはキャッチだけではない。
後半,相手の攻め込んだ後のカウンター。
レーザービールのような低空のパス(?)がズバリ内田(10)へ通る。
ゴールキーパーでも,常に局面を見て攻撃につなげられるプレイは素晴らしい。
いいよいいよ。

運動量で圧倒し,鈴鹿ペースで後半は進む。

後半時間不明。
セカンドボールを拾い波状攻撃。
右サイドをスルスルと上がる村田。

狙い済ましたクロスが中へ。
ドンピシャ!
ヘディングを完璧に決めたのは!
伊藤駿祐!

ゴーーーーーーール!!3-0

素晴らしいクロスと素晴らしいヘディング。
芙蓉のディフェンスも少し甘かったが,練習を見ているような完璧なプレイだった。
OKOKナイスプレイ!

このまま試合試合終了。

ほぼ,2ヶ月ぶりのバンザイ!
この試合,決してできは良くなかった。
たぶんドローの刈谷戦のほうが良かったと思う。
しかし,勝利で終わることができたのは,本当にうれしい。
ものすごく久しぶりの勝利。
記録を見ると,7月17日の勝利以来ほぼ2ヶ月ぶり。えっ,そんなに・・・

次の試合まで2週間。
修正すべきは修正し,少しでも上を目指して欲しいと思う。

さて,ひっさしぶりのvictory cross賞ですが。
よくやった伊藤駿祐!
(ほぼ)ハットトリックは見事。
今まで出場機会に恵まれなかったけど,いきなりの出場で結果を出せたということは,
地道にきちんとトレーニングを積んでいたためだと思う。
おめでとう,君がこの試合のvictory cross賞だ!!
(3点目を決めた伊藤駿祐選手)
イメージ 1


たくさんの人が応援に来てくれました。
みなさんに感謝です。
芙蓉クラブのみなさん,審判スタッフのみなさん。お疲れ様でした。
選手のみなさん,お疲れ様でした。
この試合に関わったすべてのみなさん。お疲れ様でした。

決して楽観できる試合内容ではありませんが,少しずつ曽根監督の色が出てきたように
思います。
試合開始前に厳しい表情でスタンドにいる曽根監督を見ました。
本来は,選手として全力を出したいのだろうと思います。
兼任というのは,(ものすごく)いろいろ大変だと思いますが頑張ってください。

さて,話は変わりますが,26日はチーム主催のファン感謝イベントが石垣池で開かれ
るようです。
カニシは所用で練習試合だけしか見られませんが,選手と触れ合うチャンスだと思う
ので,お時間のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

さて,次戦はマルヤス工業戦(アウェイ)。
10月3日14時15分キックオフ。場所は中京大学

前期は2-3で敗れた相手。
あの日の悔しさは忘れない。
絶対に勝つ!!!

ではまた。