VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海1部リーグ 対 トヨタ蹴球団

平成23年7月10日(日)東海リーグ
対戦相手 トヨタ蹴球団
場所   鈴鹿市スポーツガーデンメイン
観客   約250人

なんやモヤモヤとした感じがぬぐえないみなさん,こんばんは。

試合の後も仕事が残っていましたので,ブログの更新が遅れてしまいました。
筆は重いのですが,今から今日の悔しさをつづろうと思います。

カニシは10日の早朝から仕事だったのですが,職場で限界ギリギリの調整をした結果,何とか試合を観戦することができました。
しかし,思っていた以上に仕事が押してしまったため,のぼり旗や小フラッグ等,万全の準備をすることができませんでした。
時間が読めなかったナカニシの判断ミスです。
選手のみなさん,観客のみなさん,申し訳ありませんでした。
準備や撤収などお世話になったみなさん,すみませんでした。


と,言うことでナカニシの会場到着は,なんと12時50分。
ヤバイ!早く早く!
スタンドでは,サポーター仲間たちがスタンバイしている。
みんなごめんm(_ _)m遅くなりました。

さあ!!!!
いくぜ!!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 22伊藤竜二・9中村豪・8矢野純平
MF 11伊藤駿祐・3村田雅則・10曽根祐一
DF 13木下謙一・15大久保龍太・5榊親平・25関大輔
GK 21水谷允俊
イメージ 1

少しポジションを変えてきた。
アンカーを置いて,2トップ下で攻撃的に試合を組み立てる模様。
早くペースを握りたい。

しかし,それにしても暑い・・・
風もほとんどなく,ジリジリと焼けつくような暑さ。

試合開始直後から,ディフェンスラインがバタバタしている。
ん???
どうした???
なんだか安定していないぞ。

常にセーフティーにゴールを守る大久保龍太(15)のプレイに精度が欠けている。
大久保にしては珍しく,ボールをかぶって後ろにそらす場面も。
最終ラインでのパスミスで,あわやの場面も見られる。
どうした?
大久保!しっかりしろ!

センターバックの榊親平(5)。
危機管理能力とカバーリングはやはり強い。
パス回しや試合のコントロールに間違いはないが・・・
なんだか元気が無く,綱渡りのようなディフェンス。
マークの受け渡しもボヤっとしている。

ん?

前半5分。
ディフェンスラインも不安定だけど,なんか中盤にスペースがあるな~と思った瞬間,鈴鹿陣内フィールド中央から,トヨタの選手がロングシュート。
ボールは弧を描いて,鈴鹿ゴール内に・・・無念。0-1。

まだまだ試合は始まったばかりだ。
元気出していこうぜ!!

中盤は,村田をアンカーにした2トップ下(だと思う)。
運動量のある村田雅則(3)が,全力でスペースを埋めるが・・・
1人では手が回らない。
トヨタは,ボランチが低めからワントップにボールを供給するワンパターンで攻めてくる。
鈴鹿の前線は先制されたことで,張り付き始めてプレスが足りない・・・
中盤が・・・人数が少ない。
プレッシャーが遅い。
いつも中盤にいる関がサイドバックにいるためか?

前線のプレスが無い・・・
村田が孤軍奮闘・・・
曽根!
駿祐!
慌てるな!バランスを!

前半20分。
鈴鹿の攻撃をカットされ,高い位置からトヨタのカウンター。
プレッシャーが遅れる。相手の中盤から悠々と縦一本。
カウンターでディフェンスの体制が整っていない。
パスコースが切れていない。
高いラインを保っていた,榊-大久保の間をズバリ抜かれる。
トヨタのワントップの選手が早い!
水谷!!!止めてくれ!!
無念。0-2。

グラウンドの温度は,おそらく今期最高の温度!
スタンドも熱い。
靴の黒い部分が熱い。
選手も消耗しているだろう。
だけど,頼む!走ってくれ!
ガンバレ!

立て直せ!
まだまだ1時間以上はあるぞ!

2点取ってトヨタは完全に守りにはいった様子。
ワントップだけ残してドン引き。
それに対して,前線べた張りの窮屈なサッカーをする鈴鹿

この試合でサイドバックではなくトップ下に入る曽根祐一(10)
こんな状態だからこそ,試合をコントロールして欲しい。
しかし,曽根からのパスは,ことごとくカットされている。
コースが無い。
マンツーマンでマークされているので,たとえ受けても,受けた瞬間潰される。
前線がパスを受けるための動きができていない。
スペースが少ない。

中盤の伊藤駿祐(11)
良く動いて良くボールに絡んでいる。
ボールを受けて,キープするが・・・。
持ち味であるスピードに乗った状態で,リズムよく前線に供給したい。
しかし,窮屈な前線にパスが入らないため,やむなくサイドに展開。
行きたくても勝負に行けない。
ならばと,機を見てミドルシュートを放つが・・・惜しい!!

前線で良い動きをしているのは,矢野純平(8)
持ち前のスピードで,軽々とマークを外すため,前線で起点となっている。
しかし,最終ラインが窮屈で,どうしてもズバッとシュートが打てない。
やむを得ず持たされてしまう場面も。

前半30分ごろ。
中村豪(9)が抜け出し,GKと1対1!!!
しかし,相手GKの好判断でゴールならず。惜しい!!

前半35分ごろ。
竜二(22)がヘッドで流したボールを狙い撃つのは,また中村豪(9)!!
しかし,これもゴールならず。惜しい!!

鈴鹿のストライカ中村豪(9)
中村の仕事はゴールを奪うこと!
ドンドン狙え!エゴイステッィクに狙え!
そして決めろ!

トヨタが引いたため,前半半ばから鈴鹿が良い攻撃を見せ始める。

左の木下謙一(13)が果敢なオーバーラップ。
熱風を切り裂く鋭い上り!!!
伊藤竜二(22)との連携で,左サイドを支配。
前線が詰っているので,外・中・外と変化を持たせたい。
木下!!!!

前半45分。
左からのコーナーキックを中へ。
バーにあたったボールを鈴鹿の選手(たぶん矢野?)がヘッドで飛び込むが,これもキーパーが触ってゴールならず。

敵ながら,今日のトヨタのGKはアタッている。
鈴鹿は決定的な場面があるものの,なんだかゴールに嫌われている。

ここで前半終了。

選手の消耗が激しい。
うなだれている。
疲れているだろう。
暑いだろう。

でも,サポーターにできるのは心をこめて応援する事だけ。
ただそれだけを一生懸命しよう。
ガンバレ!

後半開始。
(OUT)11伊藤駿祐 ⇔ (IN)7久保田翔
(OUT)8矢野純平 ⇔ (IN)28中川宏太郎

後半開始からいきなり2枚を変える。
矢野,駿祐ともに動きは悪くなかったのだが・・・

さあ,いこうぜ!

この試合で右サイドバックに入っている関大輔(25)
積極的にボールを追うのだが,プレイ範囲が少し狭く感じる。
縦へのランと,横へのカバーが少し遅い。
後半は,そこに曽根(10)が流れて右サイドのテコ入れをする。
右サイドで起点となる曽根。
中へのクロスであわやの場面もあるが,点につながらない。

後半から入った久保田翔(7)
キープ力が高く,攻め急がず動きながらタメを作れる。
動きながらルックアップしてパスコースを作り出せる。
パスがつながる。攻撃のリズムが良い。
良い感じだぜクボショー。

久保田(7)とともに,キープ力のある伊藤竜二(22)。
後半少し運動量が落ちてきたが,ボールを持たせたらなかなか奪われない。
久保田が入ったことにより,受け手と出し手がうまくかみ合い始める。
久保田(7)と竜二(22)の連携で試合が作られる。

中で待つのは,もちろん中村豪(9)
しかし,トヨタも必死で守るので,もの凄く混雑している。
シュートを打っても相手にあたり,枠に行かない。

攻めているのは鈴鹿
しかし,要所要所でトヨタも鋭くカウンター。

水谷允俊(21)が,守備範囲を大きく使い,ディフェンスとの間でボールを回す。
足元の技術に不安はない。

中盤でずっと汗をかき続け,セカンドボールを追い続けた村田(3)が前線に上がってくる。
村田の惜しいシュート!!!

時間が過ぎていく。
両チームともに疲れが見える。

こんな時こそ,走れ中川宏太郎(28)!!!
トヨタのディフェンスラインを置き去りにして飛び出す中川(28)
オフサイドはない!!いけーーーーーー!!!
しかし,アタッているトヨタのGKが前に飛び出す。早い!
ループで狙ったシュートは惜しくも枠の左へ。
中川,走れ走れ!!

後半35分。
(OUT)25関大輔 ⇔ (IN)6蒲原直樹

サイドバックの関を変えて,蒲原を投入。
蒲原~~~,待ってたぞ!
時間は短いけど,やり切れ!

パスの精度が良い蒲原(6)。
ロングパスをピタッと止める。
走っている速度と合わせて,右を駆け上がる曽根(10)の足もとにもピタリ!
蒲原!
ドンドン良いボールを頼むぜ!

最後まで諦めない鈴鹿

しかし・・・時間は無情にも・・・

ここで試合終了。

申し訳ないことに,ナカニシは試合終了と同時に,所用のため会場をあとにしました。
サポーターの仲間たち,撤収などいろいろご協力いただきすみませんでした。
17日はフル参戦します。


試合終了直後から今まで,なんかモヤモヤしていました。
イライラと言ってもいいのかもしれません。
メラメラかもしれません。

ずっと,試合の事を考えていました。
ブログを書きながら1つ1つのプレイ,1人1人のプレイをもう一度思い出しました。

選手たちは全力で頑張りました。
勝利に対して手を抜いた選手はいません。
灼熱と言っていいスポーツガーデンのグラウンドで,汗をかきながら走り回りました。
みんなの前でバンザイをしたかったと思います。
カニシの何倍も何十倍も悔しい思いをしていると思います。

前試合のFC刈谷戦の敗戦のあと,気持ちを無理矢理切り換えて,絶対に勝ちたい試合だったはずです。

今,選手たちは絶対に凹んでいる。
今,選手たちは悔しい思いで,腹の中を煮えたぎらせている。

この試合はダメでした。
鈴鹿はまだまだ強くない。

だけど,選手が辛い時こそ,サポーターの大きな応援が必要なんじゃないだろうか?
選手たちが下を向いている時こそ,サポーターがはげますべきなんじゃないだろうか?

サポーターは選手を信じて応援することしかできない。
カニシは選手を信じている。
心から信じている。

敗因に犯人はいない。
誰が悪かった,誰のせいだと小さいことを言っている場合ではない。
みんなでチームを立て直そう。
みんなで修正しよう。

こんな凹んでる夜だけど,ナカニシは次の試合が待ち遠しい。
必ず選手たちは,この一週間でもっと強くなっているはず。
もっと強くなった選手たちを見られる,次の試合が待ち遠しい。

次の試合も全力で応援するぞ!

さあ,頑張ろうぜ!
さあ,胸を張って闘おうぜ!
次の試合はもう始まってる!

ではまた。