国体予選 対 愛知選抜

平成２３年８月１３日（土）国体予選
対戦相手　愛知選抜
場所　　　スポーツガーデン第３
観客　　　約５０人

みなさんこんばんは。
お盆の夜をいかがお過ごしですか？
ナカニシは妻ノリコの実家でいろいろいただいてお腹いっぱいです。
ダイエット・・・まっいっか。

本日は国体予選（ミニ国体）
愛知，岐阜，静岡，そして三重の選抜チームが，国体本戦への１枚の切符を争います。

国体予選に鈴鹿の選手が登録されたのは，今年が初めて。
ということでナカニシも初めて国体予選を見ました。

鈴鹿からは，水谷允俊選手，榊親平選手，大久保龍太選手，久保田翔選手，中村豪選手，伊藤駿祐選手が選ばれました。
久保田翔選手はあいにく怪我のため出場できませんでしたが・・・

クボショウの完全復活をナカニシは信じて待っているぞ！
慌てずにしっかり怪我を治して，最高のプレイを見せてください。

試合会場には１３時ごろ到着。

三重選抜の試合の前に，見たい試合が２試合。

まずは，女子の三重選抜。
伊賀ＦＣくノ一の選手で構成された，三重県女子選抜と岐阜県女子選抜の試合。
くノ一のサポーターさんたちが応援するなか，ナカニシも端っこで観戦させていただきました。
前半先制されるものの，終始押し気味に試合を進め，技ありのミドルシュートで同点に追いつき，１－１で前半を終えます。

それにしても暑い。
スタンドのコンクリートの上は，暑いうえに熱い。
ナカニシは，前半で女子の観戦を切り上げ，後半は男子岐阜選抜と静岡選抜の試合に。

岐阜選抜には，昨年ＦＣ鈴鹿に所属していた，安西大輝選手が登録されています。
これは，陰ながら応援せねば！
安西～ガンバレ～！

前半は０－１で静岡選抜が１点リードしている様子。
安西選手は後半途中から出場し，切れのあるプレイであわやゴールかという場面も作りましたが，チームは波に乗れぬまま，静岡の勝利となりました。

ナカニシが安西選手を応援している間に，女子の試合は終了し，三重選抜が３－１で見事勝利をおさめました。

さあ，待ってたぜ！
三重選抜の試合を拝見しよう。

三重選抜のスタメン（以後敬称略）
（サッカー協会ＨＰで発表された番号と背番号が異なるため，他チームの選手は誰が誰やら分かりませんでした）
ＦＷ　９中村豪・１１伊藤駿祐
ＭＦ　１５・６・８榊親平・１０
ＤＦ　３・４・５大久保龍太・２
ＧＫ　１水谷允俊

システムは４－４－２のダブルボランチ。
ユニフォームは白と青。

キックオフ！！

両チームともに硬い感じの立ち上がり。
ボール回しも何かぎこちない。

身長とフィジカルでは愛知のほうに分がある。

じゃあ，三重は・・・

そりゃ，いつも鈴鹿の試合でやっていることと同じ！
スピードと運動量，そして強い気持ち！

前半開始いきなり！

三重選抜ではＦＷに入る伊藤駿祐。
トップスピードに入った時の加速が，他の選手と次元が違う。

バイタルエリア少し後ろで受けて，グッと加速！
一瞬の緩急に相手のタイミングがずれる。
少し斜めからゴール右隅を狙ったシュートは，本当にわずか外れてゴールならず。
おしーーーーーーーーーーーーい！

中盤の榊親平が，良く効いている。
セカンドボールの奪取と，２列目からの飛び出しで榊の動きが大きく見える。
パスを散らし，守備のフォローをし，攻撃参加。
よく目立つ。
良いぞ～。

始まってから思ったけど，やっぱりＦＣ鈴鹿の応援の時とナカニシの気持ち的にも違う。
少し落ち着いて見られる。

試合の流れは，はっきり言うと散漫な感じ。

意思の疎通が悪く，何を狙っているのか分からない。
サイド攻撃なのか，スルーパスなのか・・・
しかし，それは両チームともに同じ。
愛知もなんかおかしい。

中盤での潰し合い⇒ボールが出て競り合い⇒押し返し⇒中盤で競り合って・・・
大きな展開もなく，阿吽の呼吸もなく・・・

前半１８分。
三重ディフェンダーからの不用意なバックパスに愛知ＦＷが飛び出す。
ＧＫ水谷が飛び出した足に引っ掛かり，一発レッドカード。
うわーーー，こりゃやばい。
水谷あれは仕方ない。気にするな～。

前半１８分。
（ＯＵＴ）６　⇔　（ＩＮ）１２

１人少ない三重。
どうやら駿祐が一段下がって，中村のワントップ。
４－４－１になった様子。

試合は完全に膠着状態。

中盤で潰し合い，ディフェンスが蹴り，ディフェンスが返して，中盤で競り合う。
ボールが動かない。
展開が小さい。
大きく展開してもサイドが走っていない。

中村豪もポストプレイで２列目を生かしたいが，なにしろボールが入らない。
欲しがる位置が味方に理解されていないように思う。

う～ん。

愛知は声が出ている。
背が高く体が大きいので，単純にパワープレイを狙っている。
しかし・・・単調で愛知も得点の気配はない。

中盤である程度止められているので，危険な感じで崩される場面はないが，大久保はラインのコントロールで苦しんでいる。
ナカニシの見ている位置からも，ラインがバラバラ。
フォローの役割分担も良く分からない。

う～ん。

国体は３５分ハーフ。
えっ，もう？

前半終了。

熱い。灼熱。
たまに吹く風も生ぬるい。
水分とって，さあ行こう。

後半開始。

試合の中で選手たちが共有する感覚。
ここを使ってここを生かす・・・
サイドを狙って・・・中で・・・
こうくれば，ここに仲間が走ってくるはず

いろいろ共有する感覚があると思う。
その部分が見えない。
一生懸命なのだけど，意思が統一されていない。

特に前線は孤軍。

中村豪がもがいている。
何もできない。
ボールが来ない。
受けてもフォローが何もない。

三重と愛知の試合は，後半も膠着。

サポーターの中では，後半開始すぐから「この試合は延長は何分でしたっけ？」という会話も。
三重も悪いけど愛知も悪い。
どっちともに点の入る気配はない。

後半１５分くらい。
（ＯＵＴ）９中村豪　⇔　（ＩＮ）１４

中村豪が交代。
残念ながら決定的な仕事をさせてもらえなかった中村。
残念・・・

１４番が中盤に入り，駿祐がワントップに上がる。

後半２０分。
三重の左サイドを突破される。
ふらっと上がったクロス。
三重のＧＫが判断を迷い，頭上を越してしまう。
そこをヘッドで合わされて失点。０－１。

この状況でこの１点は重い。

さあ，三重のみんなガンバレ！

失点の後，サイド攻撃とロングフィードを中心にした攻め。
しかし，なんと言っても身長は愛知のほうが圧倒的に高い。

ハイボールをどれだけ放り込んでも，精度も悪くギャンブル要素が強い。

サイドからもう少しえぐってくれると良いんだけど。
裏を狙うようなボールを入れてくれると良いんだけど。

駿祐のスピードが生きない・・・

後半２８分。
（ＯＵＴ）８　⇔　（ＩＮ）７

モヤモヤとした時間。
このまま膠着した試合は続き・・・

試合終了。

三重の選手，愛知の選手，国対関係者のみなさんお疲れ様でした。

ナカニシにとって国体は初体験でした。
自分自身どんな感じで試合に臨むのか，試合が始まるまで良く分かりませんでした。

ナカニシの感想としては・・・
やはり正直に言うと，なんか変な感じでした。
公式戦なんだけど，練習試合のような気持ち。

選手のみんなごめんなさい。
なんかナカニシは普段ほど熱くなりきれませんでした。
いつものように応援に力が入りませんでした。

どんなプレイをする選手なのか分からない。
激を飛ばそうにも，何て言っていいかわからない。
というか，違うチームの選手に激を飛ばしていいのか？？？

試合内容は大変良くなかったです。

イメージ的に，パスって出し手の意思を持ったボールを送らなくちゃいけないと思うのだけど，なんか蹴っているだけのような気がしました。
そのせいか，ゲームが単発で連動しない。
そのせいか，展開がワンパターン。

意思の疎通のために，出なければならない声も全く出ていませんでした。
サポーターのところからは，グラウンド対面の三重ベンチの指示のほうがよく聞こえていました。

なんかモヤモヤした試合でした。

三重県選抜は女子が国体本戦出場をかけて，１４日（日）の１４時からガーデンメインで試合が行われます。
三重のサッカーのレベルを向上させるためにも，なんとか女子には国体に行って欲しいと思います。
明日，お時間のある方は，ぜひ応援してください。
男子は敗戦しましたので，１４日は静岡と愛知の試合となりました。
三重県の試合を見に行くつもりだった方は，試合がありませんのでご注意ください。

そんなことで，完全に不完全燃焼なナカニシですが，次の試合は来週に迫っています。

次戦は８月２１日（日）１６：００～
スポーツガーデン第３グラウンドで，天皇杯予選準決勝，対　皇學館大学の試合が行われます。

ナカニシの悲願。天皇杯出場のための必ず勝たなくてはならない試合です。
みなさんぜひぜひ観戦におはこびください。

次は猛烈に燃えて応援します。

ではまた。