VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第6節 対 藤枝市役所

平成24年6月17日(日)東海リーグ第6節
対戦相手 藤枝市役所(以下藤枝)
場所   藤枝市民グラウンド

みなさんこんばんは。
なんだか,ご機嫌がよろしくないナカニシです。

本日は,藤枝でアウェイ戦。
高速道路を乗り継ぎ藤枝へ。

到着すると,仲間のサポーターたちが集まっている。
遅くなってすみません。

さあ,大事な大事な一戦だ。

みんなで選手とともに闘おう!

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 8矢野純平・23北川慶・22伊藤竜二
MF 11伊藤駿祐・4原祥太郎・18西村亮介
DF 17安真也・榊親平・15大久保龍太・3村田雅則
GK 1本多隆吾

怪我からあけた榊が本格復帰。
頼むぜ!榊!

試合開始。

試合はまったりとしたペース。
「まったり」をそのまんま言うと,どちらもあまり勝負に行かない。

今季初めて見る藤枝は,なんかリズムがおかしい。
パスミスが多く,サイドに出したパスがオーバーしてラインを割る場面がしばしば。
選手の動きも悪く,組織的な感じがしない。
あれ?

しかし,そこにつけ入れない鈴鹿

左サイドの「ザ・ファイター」安真也(17)
三重県選手権で見せたような,攻撃的な感じがしない。
駆け上がりも少なく消極的。
どうした?安?
持ち味は攻撃参加じゃないのか?

様子見のようなフワッとした時間が続く。

しかし,鈴鹿の切り込み隊長は今日も熱い!
「ファイヤーボール」矢野純平(8)
積極的に裏を狙い,積極的にプレスをかける。

前半10分。
前線のプレスから西村(18)が奪い,最高のスルーパス
矢野はスピードを落とさず走りぬける!
いけっ!

ゴーーーーーーール!!1-0


最高のパスと最高のゴール!
ビューティフルだった!

矢野に最高のパスを出した「ワンダーショット」西村亮介(18)
西村が前線でボールを持って前を向いた時のワクワク感はたまらない。
前線に早くてうまい選手がいる鈴鹿,だけどそれらを使いこなすためにはパサーがいる。
西村のパスから活路を見いだせ!

前半は鈴鹿ペース。
でも,ポールを回させられている感じがする。
以前の藤枝戦でも感じた。
ボールはキープできているけど,回させられている?点につながらない。

藤枝は綺麗に4-4-2にフォーメーションができている。
オープンスペースが無く,パスでは切り込めない。
良い場所でセカンドボールも奪えない。

圧迫感。

MFの「ワイルドアットハート」伊藤駿祐(11)
竜二(22)矢野(8)とポジションチェンジを繰り返し,動いてスペースを作ろうとしている。
ピッチ全体を縦横に動く。
パスはつながる。回すことはできる。
しかし,藤枝の守備にほころびは見られない。

1対1で勝負に行かず,パスを回して様子を見る。
時間が経過していく。

藤枝の攻撃はディフェンスの裏を狙ってくる。
先週の中京大戦でもオフサイドにならなかったら,何点か入っていたらしい。
オフサイドぎりぎりを走ってくる。
中盤はあまりパスが回らない藤枝だが,最後のラストパスは良いタイミングで出してくる。
最終ラインの「神の子」榊親平(5)
みんなが「やられたっ」って思った場面でも,キッチリ戻ってクリア。
危険個所を察知し,一直線にそこに向かっている感じ。
そこに到達するスピードが速い。

藤枝の攻撃は,キッチリ止めている。
中盤は支配している。
だけど攻めきれない。

前半ロスタイム。
藤枝のシュートが鈴鹿ゴールに。
榊がコースを切っているので,スピードは減。
ゴールキーパーの本多隆悟(1)がこれをファンプル!
あっ!!!
藤枝FWが一瞬早くボールを押し込み失点。1-1。

この試合の本多(1)は,開始時からキャッチミスが多く,相手FWに何度か寄せられていた。
いかんいかん。立て直せ!

ここで前半終了。

昨日までの雨がうそのように,日差しがきつい。
暑くなってきた。
後半選手たちが疲れてくる場面がある。
サポーターの声で試合をこっちに引き寄せよう。

後半開始。

3トップのセンターに入る「ヒットマン」北川慶(23)
ポストプレイで矢野(8),竜二(22),西村(18)を生かす。
体を張ってヘディングに競合い,体を張ってボールをキープするが,藤枝はスペースが無く窮屈なプレイ。
北川もボールを落ち着かせられない。
FWがなかなかシュートまで持っていけない。

後半5分。
(OUT)8矢野純平 ⇔ (IN)19ブルーノ

なんと!

先制点をあげ,まだまだスタミナ十分で藤枝の裏を積極的に狙っていた矢野を交代。
新加入でJ2岐阜からレンタルされたJリーガー,ブルーノを投入。

この同点の場面で,新加入選手がどのようにマッチするのか?
高木監督の采配はどうでるか?

ボランチの「ハードコア」原祥太郎(4)
ヘディングを競り合い,セカンドボールを奪い,前線に供給。
対人の守備は悪くないが,やはりプレイが小さく,単に潰し屋となっている。
閉そく感を打開するためにも,もっと動いてもっと攻撃参加を。

後半から入ったブルーノは,藤枝のプレッシャーで転びまくっている。
ん???
ボディバランスが悪いのか,ワンプレイごとに転んでいる気がする。
おいおい,大丈夫か?
運動量も少なく,徐々に目立たなくなる。

センターバックの「闘志天翔」大久保龍太(15)。
榊とのコンビは鉄板。
前から来たボールを撥ね返すことにかけては,間違いない。
しかし,藤枝からは前線に指示が出ている。
鈴鹿の裏を狙え!」
後半に入って,大久保の正面ではなく,スルーパスの走り合いで勝負をかける藤枝。
これが徐々にタイミングが合い始め,藤枝が本来のペースを取り戻す。

前線に速い選手が多い鈴鹿も同じようにスルーパスを狙いたいが・・・

後半12分。
(OUT)18西村亮介 ⇔ (IN)25関大輔

パサーである西村が交代。
前半で良いコンビネーションを見せて先制点を奪った,西村-矢野ラインがそろって交代。
守備固め?
なのか?
守備的MFの関を投入。

藤枝の攻撃のスルーパスが決まり始める。
大久保,榊,本多の受け渡しは悪くない。
本多も思い切りよく飛び出している。
しかし,キックの精度やキャッチのファンプルが目立つ。
どうした本多。危ないぞ!!

前線でタメが作れてパスが出せる西村が下がり,鈴鹿の攻撃も藤枝の攻撃もカウンター中心に。
中央からスルーパスを狙う藤枝に対し,鈴鹿は右サイドの「ハードワーカー」村田雅則(3)が走る。

守備に攻撃に大忙しの村田(3)。
フォローに入る駿祐(11),竜二(22)とのワンツーで綺麗に抜け出し中へクロス。
中にいる北川も競り合うが藤枝のディフェンスもキッチリ守っている。
矢野,西村が下がり,前線の数が足りない。

後半25分。
(OUT)23北川慶 ⇔ (IN)9中村豪

きた!
ストライカ中村豪が来た!!!!
待ってたぜGO!
何とかゴールを頼む!

カウンターとスルーパスを恐れて,両チームともにディフェンスラインが下がってきた。
さらに,徐々に選手の足が止まってくる。
中盤のプレスが弱くなる。

「ミラクルドラゴン」伊藤竜二(22)
前半から藤枝ディフェンスは竜二を捕まえ切れていない。
ファウルで潰すか,コースを切ってパスを出させている。
竜二!
あっちは竜二のドリブルを怖がってるんだぞ!!
もっと勝負だ!もっともっと勝負だ!

右サイドギリギリで藤枝ディフェンス2人を置き去りにし,中へ。
惜しくもゴールならなかったが,竜二の攻撃が冴えてきた!

攻撃のターンは鈴鹿のほうが多い。
お互い中盤が薄くなってきて,プレッシャーが少なくなり竜二から良いボールが出ている。

何度も良いボールがブルーノへ!!
しかし,トラップミスでコントロールできずシュートに至らず。
右サイドから走りこみキーパーと1対1でもシュートを外す。
ゴール前で受けてもタイミングを逃してシュートを打てず・・・
シュートを外してイラつき,ゴールを蹴っ飛ばして審判に注意される場面も。
・・・・・・・・・・・。

おいおい。
なんだこりゃ?

鈴鹿サポーターのため息が何度も藤枝グラウンドに。

そして試合終了。

両チームの選手のみなさん,関係者のみなさん,スタッフのみなさん,お疲れ様でした。

カニシの感想を率直に言うと。

ずいぶん消極的に感じました。
勝負する場面でパスを選択し,シュートを打てる場面でバックパスし・・・。
失点の感じもありませんでしたが,得点の感じもありませんでした。
なんか練習試合を見ているような,そんなフワッとした感じがありました。
ワクワクする時が少なかったです。
体が疲れている?朝早かった?
かなり残念な試合でした。

そして,監督の采配も最後まで意図が分かりませんでした。

チームの意思が,バラバラなように感じます。
選手間だけでなく,監督と選手とも。

ここを立て直さないと。
リーグ優勝とか,JFLとか言う前に・・・

サポーターは応援します。

頑張りましょう。

ではまた。


(追伸)
藤枝MYFCのサポーター,スタッフの方から,たくさん激励のお言葉をいただきました。
ありがとうございました。
お互い頑張りましょう。そしていつか対戦できる日を楽しみにしています。

藤枝市役所サッカー部友の会」の方から,サポーターにたくさんお饅頭をもらいました。
試合中だったのできちんとお話しできず,すみませんでした。
ありがとうございました。みんなで美味しくいただきました。
次は鈴鹿でお待ちしています。鈴鹿で決着つけましょう。
よろしくお願いします。