VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第7節 対 FC刈谷

平成24年6月24日(日)東海リーグ第7節
対戦相手 FC刈谷(以下刈谷
場所   石垣池公園グラウンド
観客   約501人

みなさんこんばんは。
ご機嫌のナカニシです。

ホーム石垣池グラウンドでの試合。
以前は北駐車場も開いて無かったのに,今回は臨時駐車場まで開設されたらしい。
3時間前に臨時駐車場に駐車。
これで夏のプールシーズンも大丈夫だ。

仲間のサポーターたちも準備万端。
刈谷サポーターも会場入り。

さあ勝負だ!
いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 8矢野純平・23北川慶・11伊藤駿祐・18西村亮介
MF 4原祥太郎・6木下謙一
DF 17安真也・榊親平・15大久保龍太・3村田雅則
GK 1本多隆吾

フォーメーションは4-2-4。
しかし形は4-2-3-1に近い。

刈谷の応援は人数・楽器ともに迫力がある。

だけど,鈴鹿のサポーターは自分たちの応援を一生懸命しよう。
選手たちに,サポーターが一緒にいるということを伝えよう。
いつも通り。大丈夫だ。安心して。慌てないで。自分たちのプレイを。

試合開始。

試合への入り方は悪くない。
落ち着いている。

前半の鈴鹿は西村から始まる!
「ワンダーショット」西村亮介(18)
体の使い方が上手く,懐も深い。
相手を背負いながらキープし,前を向けば必殺のパスが刈谷守備陣を襲う。
木下,原との中盤の距離も良い。
攻撃の起点となる西村。

前線で体を張る「ヒットマン」北川慶(23)
サイドからの攻撃に飛び込むシーンも見られるが,なかなか思うようなプレイができない。
刈谷センターバックは硬く高い。
ポストプレイで体を張りたいが,なかなかワンテンポがキープできない。

この試合,ボランチに入っている「レフトサイドマスター(左番長)」木下謙一(6)
カニシもボランチの木下を見るのは初めて。
どうかな・・・と思っていたら・・・!!!おおーーーやることやること。
木下はどこにいても木下。
熱くボールにアタックし,運動量,スピードどもに十分。
中盤をガリガリ蹂躙する木下。

中盤でアタックする木下を支えているのは,「ハードコア(中心核)」原祥太郎(4)
木下がアタックし,原が奪い,そして展開する。

刈谷の中盤に負けていない!!

原と木下のボランチが,セカンドボールから何から何まで,積極的に奪いに行っている。
そして,それが良い感じで鈴鹿の前に転がっている。

ボランチで奪うことができるのは,前線でコースを切っているため。
鈴鹿の切り込み隊長「ファイヤーボール」矢野純平(8)
前線からコースを切り,バックパスを追いかける。
矢野の圧力で,バックパスが乱れ何度も鈴鹿ボールになる。
いいぞ矢野純平!!!
GO!GO!GO!GO!

前半,両チームの力は拮抗している。
中盤でプレス→ディフェンスクリア,を繰り返す。
中盤のプレスが効いているので,お互いパスミスが多くなっている。
しかし,両チームともに最終ラインでの乱れは少なく,シュートまでなかなか打てない。
行ったり来たりするボール。

鈴鹿ディフェンスに君臨する「闘志天翔」大久保龍太(15)
刈谷の攻撃に真っ向から立ちふさがる。
通れるもんなら通ってみろよ!
大久保の背中に鬼の貌が見える・・・
イメージ 1

盛り上がってきたな!大久保!!!

大久保の積極的な守備を支える「神の子」榊親平(5)。
「動」の大久保に対し,「静」の榊。
危険個所の察知は神の領域。
大久保のこぼれたところ,刈谷の2列目からの飛び出し,サイドのフォロー・・・。
榊・・・怪我からよく帰ってきてくれたね。
見事なプレイだ!

刈谷の攻撃にスライディングする大久保。
当たって跳ね返ったボールがさらに刈谷に渡る。
しかし,榊は見えている。そこにスライディングする榊。
またもやボールは弾かれ刈谷に渡る・・・

そこに3連発でスライディングをするのは!!!!
「ハードワーカー」村田雅則(3)
鈴鹿の右サイドバックは,ただの右サイドバックじゃないぜ!!
村田だ!村田だ!村田がいるぞ!
的確なタイミングで中のフォローに飛び込む村田。
攻撃参加だけでなく,しっかりと試合を把握している。

木下-原のボランチ
大久保-榊-村田のディフェンス。
鈴鹿の守備は崩されていない。

とはいうものの,ショートパスをポンポンポンとつなぐ刈谷の攻撃は怖い。
鈴鹿刈谷も,どちらかの集中が途切れれば一気に行かれてる感じ。
実際にヒヤッとする場面はミスからやられている。

息が詰まるほどの集中。

苦しい・・・。

いやいや,選手が苦しい時こそ!サポーターが元気をつけなきゃ。
俺たちはここにいるぞ!ガンバレ!

一進一退
前半終了。

息詰まる熱戦。
さあ勝ちにいこうぜ!

後半開始
(OUT)23北川慶 ⇔ (IN)7久保田翔

後半,両チームともに中盤,ディフェンスは硬い。

ワイルドアットハート」伊藤駿祐(11)
昨年までは前へ前へのイメージだったけど,今年はグラウンド全体に動いている。
プレイの幅が広がった駿祐。視野も広くゲームが見えている。
この試合もチームプレイとフォローのため献身的に走り回っている。
サイドバックのフォローに入ったと思ったら,バイタルエリアでセカンドボールを競り合っている。
サポーターもガンガン応援するぞ!
行け!駿祐!

中が混戦のため,サイドでゲームを作りたい。
左サイドの「ザ・ファイター」安真也(17)
息詰まる熱戦の中で,若干守備的にプレイしている。
しかし,安の持ち味はエグイほどの攻撃参加。
守備は大事だけど,自分の持ち味を出そうぜ!
安!ファイトだ!

後半15分。
(OUT)18西村亮介 ⇔ (IN)22伊藤竜二

ここまで攻撃のタクトをふるってきた西村が交代。
誰が呼んだか東海のメッシ!
「ミラクルドラゴン」伊藤竜二(22)登場!
この時間帯の竜二投入。
これは効くぞ~。

鈴鹿の攻撃は,西村が交代したため少し変化。
右サイドに張り出す竜二からのサイドアタック中心に。

と,見せかけて,駿祐から久保田。原から矢野。
おおっと言うようなパスが出ている。
(惜しくもオフサイドだったり,長かったり・・・)
徐々に疲れてきた相手に対し,スピード勝負に持ち込みたい。

刈谷も長身FWを投入し,高さで得点を狙う。

鈴鹿のゴールを守るのは「ゴール前の怪人」本多隆悟(1)
大久保,榊が前でコースを切っているため,危なげなくキャッチしている。
落ち着いている。自分のプレイができている。
長身FWとの競合いでも,精一杯手を伸ばし,精一杯ジャンプして,必死で弾きだしている。
本多!手を伸ばせ!跳べ!
一番高いボールを触るのは本多隆悟だ!

息詰まる攻防。
キリキリと締めつけるようなプレッシャー。
大きなミスが怖い。

後半35分
(OUT)6木下謙一 ⇔ (IN)19ブルーノ

ここまで鈴鹿の中盤を支え続けた木下が交代。
慣れないポジションだったが,木下は木下。
素晴らしい存在感だった。

ここで守備的中盤を1枚下げて攻撃に出る。
監督の指示は「点取ってこい!」

辛い時間帯。

「ハードコア」原祥太郎(4)が,まさしく中心に立つ!!
ポストプレイを前から潰す。
ショートカウンターに立ちふさがる。
ハイボールルーズボール,セカンドボール。
そこにはハラショーが立っている!
祥太郎!!!

刈谷は「ミラクルドラゴン」伊藤竜二(22)が捕まえ切れていない。
ディフェンダーが2人いようが,3人いようが真ん中をこじ開けてくる。
すげぇ竜二。何でそんなドリブルができるんだ?

試合は最終局面。

鈴鹿刈谷も全力。
しかし,両チームともディフェンスに乱れはない。
サポーターの応援も最大に!
いろんなところから声が聞こえてくる。
みんなで勝利をつかみ取ろう!!!

後半45分。
右サイドを村田雅則(3)が綺麗に突破。
村田の足は衰えていない。
刈谷のディフェンスが少し遅れる。
一瞬,中を見る村田。
ピンポイントクロスがファーサイドのブルーノ(19)へ。ドンピシャ!
ブルーノが中へ落とす。
中で飛び込んだのは久保田翔(7)
しかし,刈谷ゴールキーパー水谷がはじく。
弾いたボールを狙っていたのは・・・矢野純平(8)
矢野がちょこんとパス・・・
・・・・・・
そこにいたのは「ミラクルドラゴン」伊藤竜二(22)
目の前にはゴールしかない!

ゴーーーーーーール!!!1-0


爆発するスタンド!
走り回るサポーター(ナカニシも走ってた)!
もみくちゃになる竜二!
イメージ 2

よっしゃーーーーーーー。

みんな良く動いていた。
次のプレイを信じて,先に先に動いていた。
全員で奪ったゴールだ!
見事!

サポーーーーーターーーーーー!!
時間はまだある。
岐阜セカンド戦を思い出せ!
今こそサポーターが声を出せ!
集中だ,まだまだ分からない。まだまだ試合はこれからだ。

カニシの声が声にならない。
声が自分の声でないように聞こえる。

頼む!

ここで試合終了。

感情があふれる。
勝った勝った!

今シーズン石垣池で初めてのバンザイ!
みんなでバンザイしよう。
バンザーーイ。バンザーーーイ。バンザーーーーイ!!

両チームの選手のみなさん,関係者のみなさん,スタッフのみなさん,お疲れ様でした。
最後まで全力で戦った両チームの選手を称えよう。

熱い試合が終わりました。
いやーーー疲れた。でも最高でした。

試合が終わってから子どもたちにトレーディングカードを配りました。
大人も子どももお姉さんも,みんなみんな笑っていました。
良かった。勝って良かった。

トレーディングカードは凄く好評だったので,もらえなかった子もいるかもしれません。
次にも準備してきますので,今回はごめんなさい。

この試合のvictorycross賞ですが・・・

良い試合と言うのは,1人が良いんじゃなくてみんな良いのでかなり悩みました。
でも,この試合のディフェンス陣は本当に素晴らしかった。
その中でも,チームの中心で体を張り続けた「ハードコア(中心核)」原祥太郎選手(4)にvictorycross賞を贈りたいと思います。
ハラショー。ナイスプレイ!
また次も頼みます。
イメージ 3


書きたいことがたくさんあるのですが,ヤフーブログ5000文字の壁に阻まれてしまったので,今夜はここまでにします。

また続きは後日。

ではまた。