VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

地域決勝1次ラウンド1日目 対 ファジアーノ岡山ネクスト

みなさんこんばんは。

現在、ナカニシは大分県中津市のホテルにいます。
食事をして、帰ってきたのでこれから今日の試合をつづります。



カニシが大分に到着したのは、だいたい試合開始1時間半前。
会場ではSC相模原と鹿児島の試合の真っ最中。

鈴鹿からのサポーターも集結しており、自分たちの試合開始を今か今かと待つ。

全国の舞台までやってきた。
胸を張って闘おうぜ。
さあ、ともに行こう。

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 19ブルーノ・18西村亮介・22伊藤竜二
MF 2ラファエル・4原祥太郎・8矢野純平
DF 3村田雅則・5榊親平・15大久保龍太・28中川宏太郎
GK 30松上大毅

試合開始。
ファジアーノ岡山ネクスト(以下岡山)は、フィジカルが強く、ギャンブル的ではなく確実なプレイをしてくる。

対する鈴鹿はちょっと落着きがない。
大事にできるボールを早く蹴りだして相手ボールになったり、攻め急ぎすぎて前線までつながらなかったり・・・。

サポーターが声出していこうぜ!
全国の舞台だ。
これくらいのドタバタはあるさ。
ここでサポーターの力を見せよう。

徐々に落ち着きいつもの動きを見せる鈴鹿

鈴鹿のリズムはディフェンスから。
「神の子」榊親平(5)が今日も気を吐く。
試合開始直後はさすがの榊も落ち着きがなかったが、前半が中盤にさしかかる頃には、いつもの榊が輝き始める。
危ないところにはいつも榊。
そうそうそれそれ。

「薩摩の闘将」大久保龍太(15)。
フィジカルに勝る相手に対して、真っ向勝負で弾き返す。
九州の地で大久保が負けるわけにはいかん。

岡山の中盤は上手くて強い。
しかし、鈴鹿のディフェンスはちょっとやそっとじゃ破れない。

支配率は岡山有利。
しかし、跳ね返しながら鈴鹿にリズムが出てくる。

そうさ、東海リーグでもこんなピンチ何度もあった。
何度でも跳ね返せ。
そしてゴールを狙え。

岡谷の攻撃は多彩だけれど、サイドというよりは中央突破。
この試合左に入る村田(3)がボールを受けて、そこから攻撃が始まっていくことが多い。

村田(3)から西村(18)へ。
西村を起点にブルーノや竜二に出したいが、最後の最後は岡山も止めてくる。

6対4で押されているが、鈴鹿のディフェンスは全く崩れていない。
逆に鈴鹿は攻守の切り替えが早くなってきて、もうちょっとで得点の可能性も。

ボランチに入るラファエル(2)
なかなかケガが治らなかった。
なかなか試合に出られなかった。
そのラファエルが活躍する。

長身を生かしてヘディングが相手を圧倒している。
足元の技術も高く、ハイプレッシャーの中でボールを懐におさめてしっかりパスを出している。
鈴鹿の誇るセンターバックボランチ
今日もいい感じ。

試合開始直後から違和感があったのだが、前線にいるはずの選手がいない。
あれ?矢野は?
壮行試合もそうだったみたいだけど、矢野(8)は中盤に入っている。
前線で獰猛にチェイスする姿はないが、ラファエル・原のボランチのスペースを走って埋めている。
しかし、中盤から飛び出せるほど前線でキープができないため、我慢のプレイ。

前線でほぼワントップの形で張っているのは、ブルーノ(19)
懐の広いブルーノにキープさせて、もしくは縦の突破を狙いたいところ。
しかし、ブルーノの動きがいつもとちょっと違う。

前半39分。
ブルーノがグラウンドにうずくまる。
OUT19ブルーノ → IN11伊藤駿祐

ブルーノが怪我?
大丈夫か?

前半は我慢の鈴鹿
危ないシーンはほぼ皆無だけど、攻め手が見つからない。

前半終了。

両チームともに得点の感じはない。
両チームともに連動している感じは少ない。
お互い個と個がぶつかっている感じ。

セットプレイか?
それとも次の手を打つか?

緊迫している。
息が詰まるようだ。

後半開始。

後半録6分。
ペナルティエリア内に侵入するのは、伊藤駿祐(11)
流れるような走りは駿祐の持ち味。
岡山はファウルでしか駿祐を止められない。

いい位置でのフリーキック
蹴るのは西村亮介(18)。
助走をとり放った弾道は易々と壁を超える。
おっ!!
(ナカニシは入ったと思った。それほどすばらしいフリーキックだった)
ボールはわずかにそれ、ゴールポストを叩く。
惜しい!!

試合の中心にいるのは原祥太郎(4)
岡山のパス回しに距離が詰められず、思うようなプレイができていなかった。
しかし、鈴鹿の攻勢の中でセカンドボールを奪いまくっている。
チャンスが続く・・・。

後半は少し盛り返し、鈴鹿と岡山は五分の展開。

しかし・・・

後半13分
岡山のカウンター。
鈴鹿のディフェンスがプレッシャーをかける。
岡山FWは十分な体勢でないながらも、ふわりとしたシュートを放つ。
そのボールが前進してきていた松上の頭を超える。
やられた。

失点。0ー1

サポーターの力を見せろ!
選手の気持ちを切り替えろ!
時間は、まだまだまだまだたっぷりあるぞ!

後半17分。
OUT8矢野純平 → IN7久保田翔

久保田を投入し、前線での機会を増やす。
しかし、両チームともに少し疲れが見える。
足の運びがワンテンポ遅れることも。

鈴鹿もなかなか前線で起点が作れない。

サイドバックの中川宏太郎(28)
究極ともいえるスピードは岡山ディフェンスにも十分通用している。
これまでは抜け出すものの、クロスをあげても高さで負けてしまうため勝負できなかった。
後半の失点後、ラファエルがポジジョンをあげてヘディングを狙う。

右の中川、左の村田からクロスが中で待つラファエルのもとへ。

失点後に鈴鹿が前がかりとなり、試合が動き出した。
岡山の攻撃は2手3手という分厚さはないものの、鋭く早い。
あわやの場面にもGK松上が落ち着いて対処。
バックパスも多いが、きちんとさばいている。

後半28分。
岡山のコーナーキックを駿祐が奪う。
カウンター!

誰よりも早く走っているのは、なんとセンターバックの榊親平(5)
シュートまでもっていき、味方を鼓舞する。

FWの伊藤竜二(22)。
ボールを受けるが早め早めで潰されてしまい、いつものドリブルができない。
西村(18)からもスルーパスが出ているのだが、岡山ディフェンスに阻まれる。

後半33分。
OUT18西村亮介 → IN9中村豪

鈴鹿の攻撃は崩すことを狙いすぎて、シュートまでが遅くなっている。
打てるのにパスを出したり、勝負できるのに後ろに戻したり・・・。

受けてからシュートまでの判断の早い「生粋のストライカー」中村豪に逆転の望みをつなぐ。

攻める鈴鹿
守りながらも逆にカウンターを狙う岡山。

後半43分
鈴鹿のディフェンスラインでのパス交換に、岡山FWがプレッシャーをかける。
大久保からこぼれたボールが、岡山に渡りシュート。
失点。0ー2

最後の最後までサポーターの応援が響く。

しかしここで試合終了。

結果は0ー2の敗戦でしたが、2点ともディフェンスを崩されて失った点ではありませんでした。
カニシの思うに、完敗という内容ではありませんでした。

とはいっても、取れるときに取れず、崩されていないとはいえ2失点したのでは勝ち抜けません。

試合終了後、誰に言うわけでもなく自分自身に言いました。

あと2試合勝てばいいんだ!
リーグ戦だってそうだった!
いつも崖っぷちだった。
これくらいのピンチなんてことない。

明日と明後日。
勝とうぜ。

サポーターも全力で応援するぞ!
全力だ。
選手もサポーターも出し切ろう!!

サポーターの仲間たち、明日、またあの場所で。

勝つぞ勝つぞ勝つぞ!

ではまた。


追伸
旅先で慣れないパソコンを使っていますので、書き込みの返信などは帰宅してから行います。