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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第27節 対 ソニー仙台

みなさんこんばんは。

 

昨夜遅くに仙台戦から帰ってきました。

カニシの遠征は,コロナ感染防除と,仕事の都合と,遠征費の節約のため,弾丸超特急日帰り遠征がほとんどなのですが,コロナ規制が解除されたこともあり,今回は仙台に前泊しました。

 

試合前日に,仙台駅前で晩ご飯を食べました。

牛タン専門店「司」というお店です。

その後,「北野エース」というスーパーで飲み物を買いました。

ある意味,ナカニシが仙台に来たら,絶対に寄りたいと思っていたお店です。

ちなみに類似の案件として,「北野あられ」と「北野製菓」もあります。

帰路,「山内農場」というお店も見つけました。

 

前泊の行程中,ずっと,ずっと,試合のことを考えています。

本当は旅を満喫したいのですが,相変わらずナカニシは前日から緊張が始まってしまいます。

みんながんばれ!

祈りながら就寝しました。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

仙台のビジネスホテルで起床。

何となく眠りが浅い。

 

試合前のナカニシは,緊張で物が食べられない。

食欲は全く無いが,コンビニに行ってトンコツラーメンを買って食べる。

選手たちに何もしてあげられない。

できる事と言えば,ゲン担ぎだけ。

 

今日の対戦相手は,ソニー仙台(以下,仙台と書きます)。

現在リーグ3位。前節では首位のいわきFCに勝っている。

そして,鈴鹿は前期の仙台戦で1対4の大敗を喫している。

点差以上に内容的に完敗だった。どうしようもなかった。

さらに,鈴鹿は仙台のアウェイで勝利したことが無い。

サポーターは,いつも下を向いて帰る選手を見送るしかできなかった。

 

かなり早い時間に試合会場に入る。

横断幕を運んで,掲出時間を待つ。

 

続々と鈴鹿サポーターが集まってきた。

ありがたい。みんなの応援が選手の後押しをしてくれるはずだ。

バックスタンド側に横断幕を掲出。

バックスタンドは試合中解放されないので,応援はメインスタンドで行う。

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準備が整う。

冷たい風が吹く。

この試合で取り返す!

俺たちは仙台に勝つ!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 14北野純也・21山内健史

MF 4橋本晃司・42ニウド・6西村仁志・40松木駿之介

DF 18佐藤和馬・26今井那生・20中村俊貴・15菊島卓

GK 23岩脇力哉

 

試合開始

 

鈴鹿は中盤がひし形の4-4-2。

トップ下橋本(4)。

ニウド(42)1ボランチ

西村(6)は左サイドハーフ

 

仙台は,きっちりと整った4-4-2

 

「入りから!入りから!」

今井那生(26)の声が良く聞こえる。

カニシ的な感覚だが,この試合の那生の声はとても良く聞こえた。

 

試合開始から,仙台はフォワードの長身の選手をターゲットにしてくる。

パスの精度が高い仙台の攻撃は脅威。

仙台は,サイドバックから縦に縦に伸びるように攻撃するのではなく,

サイドバックからボランチボランチからサイドハーフサイドハーフからフォワードに・・・さらにフォワードも詰まると,無理せずにもう一度サイドに展開して試合を組み立てている。

中。外,中,の連携が良く,勝負所以外ではショートパスで繋いでくる仙台。

 

対する鈴鹿は,右サイドを中心に縦,縦に伸びるように攻撃する。

サイドバックの,「馬王」,菊島卓(15)

フォワードの菊島だが,しっかりとサイドバックというポジジョンをモノにしている。

攻撃面はもちろんだが,守備面でも不安は全くない。

さらに,菊島の足は,サクラバクシンオーと同じくらいの速度が出るので(ナカニシの体感),裏を取られることもなく,攻撃重視のプレイをしている。

前方にはサイドハーフ松木(40)。さらに前方では山内(21)が斜めに走りながら仙台サイドバック裏を狙う。

そして,攻め込んだところでスローインになれば前半早々から,菊島の必殺技ロングスローが発射される。

菊島。今日もナイスプレイ!

頼むぞ!

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仙台のサイトバックはあまり上がってこない。ディフェンス4人が真っすぐなディフェンスラインを作っている。

サイトバックの裏を狙いたい山内(21)や,北野(14)の流れるコースが潰されている。研究されてるのかな?

そして,仙台は前後だけでなく,左右もかなりコンパクトに保っている。

右から攻める鈴鹿だが,コンパクトな中に突っ込むので,スピードが出ず,渋滞している感じがする。

 

サイドバックの,「zumaica」,佐藤和馬(18)

右から攻める鈴鹿だが,詰まった時に大きなサイドチェンジで左の和馬にボールが渡ってチャンスになっている。

前節からサイドバックでスタメン出場している和馬だが,この試合では,よりサイトバックに適応しているのを感じる。

大きな展開から,自分でもドリブルで運べるし,パスも出せて,試合を組み立てることもできる。

さらに,鈴鹿が整う「間」を取ることもできる和馬

やはり戦術理解度が高いことを感じさせるプレイを見せている。

ただ,ナカニシの思うこの試合の不確定要素は,ニウド(42)のワンボランチと,西村(6)の左サイドハーフ

両方とも,公式戦初の試み。

和馬もニウド(42)とのパス交換や,西村(6)を使うプレイなどで,少し気を使って,丁寧にしている感じがする。

ダイレクトパスは少なく,セーフティーに試合に入っている。

和馬。ニウドと西村が少しフワッとしているぞ。

試合の展開を読める和馬しかここを支えられない。

フォロー頼む。

あの仙台で爆勝しようぜ!和馬!

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しかし,

前半12分。

左サイドから仙台のコーナーキック

一度はサイドに跳ね返すものの,こぼれ球をクロスボールを入れられる。

それを,仙台のディフェンスが頭で合わせて失点。

見事にピンポイントで合わせられた。

あれだけ精度が高いと守るのも厳しい。

0-1

 

ベンチから三浦監督の声が響いている。

「落ち着け。大丈夫。大丈夫。」

試合中,ずっと三浦監督は声を出し続けていた。

全員で勝利するぞ!

 

ボール保持率はわずかに仙台優位。

しかし,ゴールに迫る数は仙台のほうが多い。

仙台はサイドからのロングクロスではなく,サイドとセンターの間に1人走ってきてマイナスで受けるか,ショートスルーパスで崩してくる。

サイドの崩し方は,HondaFCに近く,テクニックも相当高い。

なるほど。やっぱり仙台は強い。

 

サイドハーフで先発した,「セクシーフットボール」,西村仁志(6)

カニシか見ている限り,西村かボランチ以外で出ているのは初めて。

もちろん攻撃面でも守備面でも体を張って頑張っているため,左を崩されている感じはしない。

しかし,何となく?左サイドは縦へのスピードが出ていないように感じる。

西村はワンボランチのニウド(42)のフォローに気にして,良い動きができていないような感じがする。

自らのスピードは出ていないが,前への絶妙パスはどこからでも出せる西村。

フォワードの,山内(21),北野(14)は西村からのパスを待っている。

さらに,サイドの外には和馬がフォローして,パスコースを空けて待っている。

試合が進むにつれ,落ち着き始めた中盤。

西村。大丈夫!カンバレ!

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左右に大きく展開して攻める鈴鹿

中・外・中とつないで,サイド深く侵入する仙台。

仙台のコーナーキックを何本も打たれる。

 

コールキーパーの,「男岩」,岩脇力哉(23)。

コーナーキック時に,力哉の飛び出し止めるため,仙台と鈴鹿の選手が入り乱れる。

そんな中で,人の壁をかいくぐりボールに向かう力哉。

ファイヤーな力哉がゴールを守る。

また,仙台はゴールキックの際に前にプレッシャーをかけて,ショートパスを出さないようにしてくる。

そうすると,力哉はロングキックを蹴るしかないが,この試合,ニウド以外はフィールドプレイヤーの身長が低く,高さでは仙台優位になってしまう(それを狙われて前方からマークしてくる)。

鈴鹿ボールになるよう,弾道は低く,スピードは速く,なるべくオープンスペースに。

大きく蹴るだけてなく,ロングパスを通すように精度の高いキックを蹴る力哉。

力哉。2年前に仙台で5点取られたのを覚えているか?

ここで取り返すぞ。

もう1点だってやれない!

ゴールを守り切れ!

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前半の終盤に入ると,試合は仙台に支配されはじめる。

鈴鹿はロングパスではなく,早いショートパスでやられている。

ゴールポスト直撃の危ないシュートも打たれた。

それでも何とか守っている。

鈴鹿は両サイドバックの,菊島(15),和馬(18)が守備のためにポジションを下げられてしまい,前線への展開が遠くなったため,上手く連携が繋がらなくなった。

 

センターバックの,「鬼俊貴」,中村俊貴(20)

ピンチの時こそ,頼りになるのが,うちの自慢のディフェンダー俊貴!

仙台のパスに対して,大きな声を出してディフェンスの連携で止めている。

最期のフィニッシュに飛び込んでくる仙台の大柄なフォワードを,自らの体を張って抑え込んでいる。

鍛え上げられた俊貴の筋肉が,低い唸りを上げる。

(漫画で言うと俊貴には「ゴォォォォォーーーッ」っていう効果音あり)

試合の展開は良くない。

いつ失点してもおかしくない。

だけど,俊貴がいるから大丈夫。

俊貴ならゴールを守ってくれる。

そんなオーラを放つ選手になった。

サポーターの誰かが言っていた。「三浦監督になって若い選手だけでなく,俊貴の成長も凄いよね」。その通ーーーり!

この試合,前半1失点で終われば,後半何かが起きそうな気がする。

俊貴,頼む。守り切れ!

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ここで前半終了。

 

前半が終わり,ベンチに帰って来る選手たち。

その時,松木駿之介(40)が大きな声で言う

「絶対に巻き返すぞ!!!」

魂の叫びがスタンドに届く。

 

松木!やったるぞ!

 

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ハーフタイムにウォーミングアップに出てくる両チームの選手たち。

しかし,鈴鹿は少し体を動かしたら,全員ベンチに戻った。

仙台の選手たちは引き続きアップしている。

 

鈴鹿は控室で何か話している様子。

 

このままだと,仙台に追加点を許すのは時間の問題。

初スタメンのニウドもがんばっているが,やはり中盤のスペースが大きく,仙台を捕まえきれていない。

 

フォワードの山内(21),北野(14)共に,まだ力を発揮できておらず,前半の終盤は仙台に押し込まれてディフェンスラインが下がった分,孤立してしまっている。

 

サポーターの仲間がポツリとつぶやく。

「仙台,強いなー」

 

風が吹いている。

冷たい仙台の風が吹いている。

今日も下を向いて帰る選手たちを見送るのか?

俺たちは,どんな顔をして選手たちを見送ればいいんだ?

 

いや。いやいや。

選手たちがしんどい時こそサポーターの出番じゃないか。

負けることを考えちゃいけない。

 

うちの選手たちをよく見て。

見て。見て。見て。

信じよう。

このままじゃ終わらない。

必ずなんかやってくれる。

 

全力で応援しよう!

 

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後半開始。

(OUT)18佐藤和馬 ⇔ (IN)19田村翔太

 

カニシ的には,前半の和馬のプレイは決して悪かったとは思わない。

ニウド(42),西村(6)を良く支えていたと思う。

ただ,後半は1点を追いかける展開。

さらに攻撃的なタムショーを投入。

 

鈴鹿は西村(6)とニウド(42)のダブルボランチへ。

後で思うと,ここからの7分間でニウドがハマったことが,試合を左右したように思う。

 

ボランチの,「アトミックセンター」,ニウド(42)

カニシの意見としては,ボランチを変えるというのは,攻守ともにチームにとっては大きな変化が出る。なので本来は,あんまり変えないポジションだと思う。

ニウドは,シーズン途中加入,初スタメン。強豪仙台との対戦ということで,本来ならば,もっと崩されてもおかしくなかった。

それでも前半の中盤を何とか支えたニウドの能力は,とても高いと思う。

ただ,前半,周りの選手と合っているかと言われれば,それは十分でないと言わざるを得ない。

ニウドのパスの出しどころ,ニウドのプレスのタイミング,マークの受け渡しなど,探り探りの部分があり,モヤっとした感じがあった。

実際に中盤のオープンスペースを使われて,危ない場面もあった。

後半開始から,西村(6)とダブルボランチに変更。

その途端に,パチッと音がするくらいニウドがハマった。

西村のプレイに合わせて,ニウドの周りとの呼吸もパチッと合う。

なんというか・・・西村がニウドを引っ張り上げた感じがする。

前半のニウドと,後半のニウドは別人のように感じる。

危ないところに必ずいるニウド。

素晴らしい!ハマった!

ニウド!頼むぞ(ただ,日本語はあんまり分からない)。

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後半に入り,鈴鹿が押し出してきた。

全体的に前にスライドして,攻守の切り替えが早くなった。

 

後半7分。

(OUT)6西村仁志 ⇔ (IN)25出岡大輝

 

再び,ニウドをワンボランチにして,出岡をトップ下に投入。

 

試合は後半から,さらに激しさを増している。

ジャッジのファウルを取る取らないの判断があいまいなため,試合自体が荒れ始めた。

松木(40)が接触時に耳を切って出血したため,一時的にグラウンドを出る。

 

鈴鹿は右からの攻撃が続いている。

そして,右と言えば菊島(15)の必殺技,ロング菊島スローが発射される。

 

後半10分。

右からのロング菊島スロー!

そこに飛び込んできたのは,今井那生(26)!

空中を横に平行移動するかのような滞空時間の長いジャンプ!

誰よりも那生が高い!

おりゃーーーーー!!!

ゴーーーーーーール!!!1-1

 

今井那生の豪快過ぎるヘディングシュート炸裂!

ナイスヘッド!

 

そしてリスタート。

耳を出血した松木は手当てをして戻った。

那生の声が聞こえる「ここから,ここからだよ」

 

リスタート直後の後半11分。

仙台の攻撃を左の田村(19)が止める。

素早くスローイン

そのボールを橋本(4)が,絶妙過ぎるスルーパスで仙台ディフェンスの裏へ。

そこに走っていたのは,途中交代で入っていた出岡大輝(25)。

仙台サイドバックは上がっていたので,出岡が一瞬フリーとなる。

出岡には「その一瞬」があれば十分。

仙台ディフェンスと並走する山内(21)に対し,山内にしか届かない超絶パスを出す。

仙台のゴールキーパーが飛び出すが,わずかに山内の足が早い。

しかし,仙台ゴールキーパーが身を挺してゴールを守っていたため,山内のシュートはゴールバーに!

山内!!!

そこに詰めていたのは・・・松木松木鈴鹿松木駿之介(40)!

落ちついてトラップして,落ち着いて叩き込む!

オラーーーーー!!!

ゴーーーーーーール!!!2-1!逆転!

 

橋本(4),出岡(25),山内(21),松木(40),フィニッシュまで見事なゴールだった。

みんな!ナイス!

歓喜のスタンド!

歓喜のサポーター!

 

サポーター落ち着こう。

ここで焦ったらダメだ。

サポーターの焦りは,選手に伝わってしまう。

落ち着こう。大丈夫。

・・・ナカニシは声が出せないので・・・というつぶやき。

 

後半は,鈴鹿のディフェンスラインがグッと上がり,前に押し出してきた。

そのため,守備と攻撃が近くなり,ディフェンスラインからも前線に良いボールが出始めた。

 

直線一気で走るのは,右サイトハーフの「キャノンボール」,松木駿之介(40)

前半終了時に吠えた松木が,逆転のゴールを挙げた。

耳を出血しテーピングしているが,より一層,燃え上がる炎のように仙台ゴールに迫る。

中盤がひし形の4人のため,松木は少し中に絞り気味で,外の菊島の上がるコースも上手く残している。

本当に途中加入なのか?と思うほど連携も良い。

松木,どんどん行こうぜ!

GOかSTOPなら,松木はエブリタイムGOだ!

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サイドハーフ?ときどきトップ下の,「名人」,橋本晃司(4)

2点目の起点となる出岡へのスルーパスは,さすが名人だった。

ずば抜けたテクニシャンである橋本が,倒されながらもボールに喰らいつく姿が後半見られた。

いつも以上に,どん欲にボールに執着して粘っている橋本。

北野(14)と山内(21)が前線で待っている。

この2人に良い形でつなげられれば,もう1点狙うことができる。

少しずつ試合が荒れ始めてきた。

何度も削られながらも,戦い続ける橋本。

橋本!

ガンバレ!

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試合は鈴鹿が押し込む展開。

中盤のニウドがしっかりハマっていて,仙台の攻撃を中盤の底で止めている。

カニシが見た感じ,ニウドはボールへの寄せがとにかく早く,ボールホルダーを自由にさせないディフェンス。

さらに,仙台の選手が背中に背負ってポストプレイをしようとしても,後ろから伸ばすニウドの足が長く,ボールキープもニウドには通じない。

中盤の各選手の距離感も良く,前半のように仙台にスペースを自由に使われることもない。

 

フォワードの,「餓狼」,北野純也(14)

山内(21)とツートップだが,少し下がり目に位置している。

鈴鹿はとにかく山内を走らせれば何とかなるので,北野はそのフォローと,前線からの守備で献身的に頑張っている。

そしてサイドからボールが入る時には,ペナルティエリア内でポジションを取る。

カニシは知っている。

ペナルティエリア内で北野が受ければ,シュートまでのモーションは極早。

そして北野はシュート自体がとてもうまい。

昔もそうだった。ピンチの時にナカニシは何度も祈っていた。

ペナルティエリア内の北野に渡ってくれ。そうすればゴールになる」

後半,北野はチームのための献身的なプレイをしている。

だけど,目は餓えた狼の目だ。

北野に渡ってくれ。

そうすればゴールになる。

北野!ガンバレ!

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後半から左サイドバックに入った,「スピードスター」,田村翔太(19)

いきなりのカウンターのピンチも,ダッシュ一発で追いつき,きっちりディフェンスした。

田村のディフェンスは待つのではなく,飛び出しの急加速で相手を止めるディフェンス。

押し引きも上手く,サッカーセンスの塊がプレイしている感じがする。

後半の半ばには,鋭くオーバーラップして,カットインからシュートを放つ。

何やっても鋭い田村。

タムショー。勝つぞ。この試合。

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試合は五分五分の展開。

ただ,仙台は前半ほど深く鈴鹿陣内に攻め込めていない。

逆に鈴鹿の攻撃が仙台陣内に刺さっている。

 

試合後,サポーターと話をしていたら,この試合の流れが変わったのは出岡(25)が出てからだという意見が多かった。

 

トップ下,「カミソリの左」,出岡大輝(25)

監督が変わり出番が多くなった出岡。

その才能の素晴らしさは,練習を見た人なら全員分かると思う。

これまでの出場試合では,まだまだ出岡の能力が十分に発揮されたとは言えないと,ナカニシは思う。

出岡はもっともっとできる選手だ。もっともっと凄い選手だ。

そしてこの大事な試合で,前半からの悪い流れを変えたのは紛れもなく出岡の存在。

攻守のつなぎをするだけでなく,自らも前に出て行ってシュートを放つ。

残念ながら角度が無くてゴールキーパーに止められたが,出岡のシュートは猛烈な破壊力があった。

山内(21),北野(14),出岡(25)で何度もゴールに迫る。

出岡!めっちゃ良いぞ。

勝つぞ!

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後半の半ばに給水タイム。

ベンチメンバーはアップ場所にいるため,途中交代した和馬(18)と西村(6)が,水を運んでいる。

水を渡しながら,選手たちに話している。

ガンバレ!行けるぞ!

みんなで戦う!

そして勝つ!

 

選手たちからも声が出ている。

声の出ている量なら鈴鹿のほうが上だ。

 

点差はわずかに1点。

同点も,逆転もありうる。

ここから勝負だ。

 

ところが,やはりこの試合の審判はファウルのジャッジが不安定で,鈴鹿に対しても仙台に対しても,取ったり取らなかったりする。

危ないファウルが出始めて,さらに荒れる。

ベンチから三浦監督が「落ち着け,落ち着け」と言っている。

 

両チーム共に疲れが出てきた。

前線とディフェンスとの間が広がり始めた。

 

フォワードの,「ワンダーボーイ」,山内健史(21)

この試合の究極の戦術は山内を走らせる,ということだったと思う。

山内の走りを1試合止め続けるのは不可能だし,山内が走ることで出来たスペースを,松木(40),橋本(4),北野(14)は当然に狙っている。

つまり,山内というジョーカーが仙台ディフェンスに不協和音を起こせるかどうかがポイントだった。

後半の終盤,あれほど早かった山内にも疲れが見える。

それでも走る山内。それでもボールに喰らいつく山内。

ディフェンスの今井那生(26)から厳しい声が出ている。

「走れ!後悔したくないなら走れ!」

山内。サッカー選手なら,もう前に走るしかない。

声も出せない。サポーターが背中を押してあげられない。

すまん。サポーターは何もできないけど,山内のプレイに祈りを込めている。

山内。ガンバレ!

後悔したくないなら,試合に出ている限り走るしかない!

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試合展開は,細かいパス回しから,前線へのボールの蹴り合いに変化してきた。

鈴鹿は仙台にほとんどシュートを打たれていないが,いつやられるかのギリギリのラインで耐えている。

苦しい時間が,少しずつ過ぎていく。

 

センターバックの,「我武者羅100%」,今井那生(26)

前期の仙台戦。1対4で敗れた試合のスタメンで,この試合もスタメンで出ているのは,橋本(4),西村(6),そして那生(26)の3人だけ。

那生は前回の仙台との対戦時は,後半20分に交代したが,鈴鹿が仙台にとられた4失点をその目で見ていた。

仙台の攻撃の上手さ,怖さ,圧力は良く知っているだろう。

引いたら負ける。戦いを恐れたら負ける。

この試合,最初から最後まで那生の声がグラウンドに響き続けた。

勝つ!戦う!シンプルで純粋な那生の熱さが,チーム全体に行き届く。

終盤の仙台は,フォワードを入れてロングボールを入れてくる。

そのハイボールをことごとく迎撃する那生。

那生,またレベルが上がったな!

この試合,全部が那生の成長の糧になったぞ!

最期までがんばれ!

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橋本(4)が仙台ボールを追いかける。

北野(14)が中盤でスライディングしながらボールを奪う。

山内(21)がそれでも前にボールを運ぶ。

 

後半35分。

山内(21)が前線のルーズボールを競り合った際に,仙台ディフェンスと接触

主審が副審に確認をして,仙台のディフェンスがイエローカード2枚目で退場。

前半から主審のジャッジか不明確で,荒れた試合だった。

ファウルは良いことではないが,仙台ディフェンスの人も悔しいだろう。

何となく後味が悪い。

 

三浦監督が「落ち着け,落ち着け」と何度も言っている。

サポーターも落ち着こう。

相手が10人になったとしても,サッカーというのは逆に分からない。

 

残り5分。

守りに入るのか?逃げ切るのか?

 

後半40分。

それでも三浦監督は菊島にロングスローを指示。

ディフェンスを上げて得点を狙う。

ロングスローは一度は跳ね返されるが,再びボールを奪い返し,ペナルティエリア内で山内(21)がシュート!

それを防ぎに出ていた仙台の選手の手に当たりハンド。

主審は迷わずペナルティスポットを指す。

やっとハンドを取ってくれた・・・。

 

蹴るのはPK獲得した山内か・・・

あれ?・・・ニウドが出てきた・・・

自分が蹴ると言ってる様子・・・。

「大丈夫。ニウド上手いから」って田村(19)が言っている。

そうなの?

ニウドPK上手いの?

ホントに?

なんか自信満々のニウド(42)はボールをセット。

あっさりとキック!

ゴーーーーーーール!!!3-1!

 

PKを決めて,なんか手でサインしてるニウド。

ニウド。初ゴールなので段取りが分からないけど,そのサインは何ですか?

喜ぶ選手たち。

歓喜のサポーター。

 

さあ,残り僅か。

さらに選手から声が出ている鈴鹿

後半アディショナルタイムは5分。

 

後半AT

(OUT)4橋本晃司 ⇔ (IN)13蓮沼翔太

(OUT)14北野純也 ⇔ (IN)17佐藤昂洋

 

昂洋の高さを入れて,5バックに。

鈴鹿は5-4-1の形へ。

 

残り時間は4分。

まだ,何があるか分からない。引き締めろ!

 

菊島(15)と出岡(25)が右のコーナーキックエリアで体を張って時間を使う。

鈴鹿ボールのコーナーキックに。

ショートコーナーで再び時間を使うかと思ったら・・・

 

三浦監督は「やろう,やろう」と攻撃を指示。

さすがに全員は上がってこないが,気合の入った昂洋(17)が上がってきた。

選手たちもまだ点を取りに行くという気迫を見せる。

コーナーキックは惜しくもゴールならないが,引いて守るより,攻撃に出たということが選手たちの心を燃やし続けている。

 

最後まで戦おう。

 

サポーターの手拍子が終わらない。

 

最期まで切らさずに。

 

もう,鈴鹿はこれを守り切れるチームになった。

 

大丈夫だ。

 

落ち着け。

 

ここで試合終了。

 

試合終了の笛が鳴った時,鈴鹿の選手たちは喜ぶというより疲労困憊で動けなかった。

もう歩けないほど疲れている選手もいた。

全部出しきった。

全部出しきったからこそ勝利できた。

そんな試合だった。

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

試合運営をしていただいたソニー仙台のみなさん,ありがとうございました。

遠方までお越しいただいたサポーターのみなさん,お疲れさまでした。

ネットやリモートでの応援もありがとうございました。

みなさんのパワーや,念や,ファイヤーは,仙台まで届いています。

 

この試合では,バックスタンドに横断幕を掲出させていただき,応援はメインスタンドからしていました。

そのため,掲出後にバックスタンドに入れなかったのですが,風で横断幕がめくれるたびに,警備の方やボールボーイの方が横断幕を直してくれていました。

暖かい心遣い,本当に感謝いたします。ありがとうございました。

 

試合後にスタンドに選手たちが挨拶に来ました。

たくさん拍手が送られました。

万歳の際に,ニウドが(「静かに静かに,声出さないように」)?というジェスチャーをしました。

鈴鹿は,みんなで万歳を3回やるのですが,ニウドはそれを知らなくて1回だけ万歳してました。

それを見て選手たちが笑っていました。

選手たちの笑顔が見られて最高でした。

そして,ニウドはめっちゃ面白い選手です。

良かった。本当に勝てて良かった。

(サポーターもソーシャルなディスタンスをとっています)

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今日はオフのようです。

選手たちは,もう,次の試合のことを考えていると思いますが,まずは体を休めて,良いパフォーマンスができるようコンディションを整えてください。

 

そして,この試合のナカニシが勝手に選ぶMVPですが・・・ジャジャン!

今日のMVPは(ゴールバー経由の)1アシスト,1PK獲得など,2得点に絡んだ,山内健史選手(21)に,奈良戦と2試合連続のナカニシ的MVPにしたいと思います。

最近の山内選手は止まりませんね。

ワンダーボーイですね。

この試合も良く走りました。

よく頑張りました。

この見事なプレイを,次の試合でも見せてください。楽しみにしています。

そしてサポーターのみなさん。

山内選手の作っている「松太郎」もよろしくお願いします。

山内!ガンバレ!

 

さあー,次も勝つ!

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第28節 10月30日(土)13:00 対 FC大阪@服部陸上競技

JFL第29節 11月3日(水・祝)13:00 対 ラインメール青森@AGF陸上競技

JFL第30節 11月7日(日)13:00 対 東京武蔵野ユナイテッド@武蔵野陸上

 

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このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

JFL第26節 対 奈良クラブ

みなさんこんばんは。

 

今日の試合終了後に,ナカニシはボランティアスタッフとして,会場の片づけをしていました。

試合後には,U15の練習?をしていたので,横目で見てました。

トップチームの選手であるキムテウコーチが指導していました。

 

キムテウ選手は,未だ試合に出ていません。

本人の心中も複雑だと思います。

焦りもあるでしょう。憤りもあるでしょう。

 

残念ながらチャンスは平等ではありません。でも,必ずあります。

そのチャンスを必ずつかむため,気持ちを強く持ち,己の牙を研ぎ続けねばなりません。

 

今,試合に出られない選手達。

サポーターはみんなを応援しています。

その為に,良い準備を続けてください。

試合に挑む気持ちを,忘れないでください。

 

人生を変えるのには,1試合あれば十分です。

今日,人生が変わった選手がいるとしたら・・・それは山内健史です。

 

山内。見事!

 

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久しぶりのAGFの試合。

相変わらず,試合前で緊張して本当に眠れずに夜が明ける。

※くれぐれもアレですが,本当のナカニシは緊張するタイプではありません。

 

7時。自宅を出陣。

Twitterで「出陣!」と書いて負けた試合があるので,もう書かない。

食欲が全く無いので,何も食べずに会場に入る。

 

今日の対戦相手は,奈良クラブ(以降,奈良と書きます)

前期の試合で,0対3でめちゃくちゃに負けた。

後から知ったのだけど,ミラ監督の進退がかかった試合だったらしい。

なんとしても勝ちたいという選手たちの気持ちが空回りしてしまい,ミスが多く,バランスを欠いた試合になってしまった。

そして,ナカニシ自身も自分を見失っていた。反省。

 

あの3失点を何としても取り返したい。

そしてチームが成長していることを,何とかして結果にしたい。

ずっと試合のことを考えながら準備を続ける。

 

試合会場に人が集まってきた。

久しぶりの光景だ。

 

サポーターの仲間が集まる。

大きな声は出せない。

だけど,全力の手拍子に想いを込める。

 

気温が上がってきた。

AGFの風が吹く。

 

さあ,準備は良いか?

この試合で取り返す!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 14北野純也・21山内健史

MF 4橋本晃司・25出岡大輝・6西村仁志・40松木駿之介

DF 18佐藤和馬・26今井那生・20中村俊貴・15菊島卓

GK 23岩脇力哉

 

試合開始

 

鈴鹿はたぶん中盤がひし形の4-4-2。

トップ下橋本(4)。2トップは山内(21)と北野(14)

 

奈良クラブは,4-2-3-1。または4-3-3。

と思った理由は,前線の真ん中にフォワードの選手が1人必ず残るため。

 

試合は,様子を見ながらロングボールで始まるが,徐々にパスサッカーの展開となる。

サイドに展開する鈴鹿

1トップの強力なフォワードを使う奈良。

 

最初っからブンブン飛ばすのは,フォワードの,「刃」,山内健史(21)

右に流れながら,松木(40)との連携で相手の裏を狙う山内。

ボールの受け方が極めて上手く,自分で斜めに動いてパスコースを作り出し,そこでボールを受けている。

足が止まらない。

仲間を信じて,動き続ける山内。

そして,松木もディフェンスの菊島も,山内の欲しいところにドンドン出していく。

一発で分かる。

山内がキレッキレ。触れば血が出るほどキレキレ。

この試合,とにかく山内のプレイが凄かった。

これまで試合に出られない時期も長かった。

少しずつ試合に出れるようになって,少しずつ結果を出してきた。

山内!

GOだ!

今日は息が続く限りGOだ!

やったるぞ!

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試合は中盤のチェックが早く,潰し合いの展開。

両チーム共に前に進めない。

中盤の攻防が続く。

 

中盤の,「カミソリの左」,出岡大輝(25)

おそらく左サイドハーフの出岡だが,かなり中に絞って,ボランチの西村をフォローしている。

この試合では,トップ下の橋本が縦横無尽に動くため,ポジションチェンジで出岡のポジションもコロコロ変わる。

それに対応しつつ,攻守に存在感を出す出岡。

前半は膠着状態で,中盤の潰し合いが続く。

その中で,出岡が考えたことはよく分かる。

切り崩すことができないならば,ミドルシュートで風穴を開けてやろう!

その脅威の左脚で,ミドルシュートを狙っている出岡。

しかし,奈良のディフェンスは,なかなかミドルを放つ「間」を与えてくれない。

前半の序盤には,右サイドを突破した菊島(15)からのクロスを,出岡がダイレクトボレーシュート

ゴールはならなかったものの,今日の出岡は攻撃的に行っている。

出岡!

ゴール決めてやろうぜ!

出岡の左の凄さを見せてくれ!

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ボール保持率は同じくらい。

セカンドボールの奪取率も同じくらい。

ただ,鈴鹿のほうが前線まで攻め込んでいる。

ということは,鈴鹿のほうが前方に伸びているので,コンパクトさでは奈良のほうが良い。

 

前半12分。

奈良からカウンターを受ける。

中盤がはっきりと西村(6)のワンボランチになると,その両サイドのスペースを使われる。

西村をフォローするため,センターバックが飛び出してくるが,それを交わされると数的不利となる。

鈴鹿サイドバックセンターバックの間に走られ,動きながら中につながれてしまう。

ゴールまで選手がいない。

ヤバイ!

絶対絶命!

奈良のシュートをスライディング止めたのは,センターバックの「鬼俊貴」中村俊貴(20)

そのこぼれたボールを,ゴール内でかき出したのも,「マッスルキングダム」中村俊貴(20)

凄い!ギリギリのディフェンス。

俊貴がいるところでは失点はない!

なぜか?それは俊貴だから!

俊貴,頼むぞ!

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鈴鹿は攻撃からディフェンスに転じた際に,少しフワッとしている。

言葉で説明しにくいのだけど,フワッと感がある。

西村のワンボランチは,サイドハーフの出岡(25)と松木(40)が絞ってカバーしている。

それでも,一瞬だけど中盤のチェックが遅く,一瞬だけど判断が遅く感じる。

何となく嫌な感じがする。

 

今井那生(26)が声を張り上げている。

「逃がすな!」

「ライン上げろ!」

那生。声もナイスプレイだ。

フワッとした部分を声で引き締めろ!

 

鈴鹿ボランチ,「セクシーフットボール」,西村仁志(6)

西村のプレイもずいぶん変わった。

これまではディフェンシブな選手という印象だったが,今の西村はボランチの名にふさわしいチームの舵取り役になっている。

この試合では,ほぼワンボランチだが,守備的にならず,ゲームメイクもしっかりできている。

特に,西村からのクサビのパスは,鈴鹿の攻撃のスイッチになっていて,このスイッチと共に,松木(40)や山内(21)がビュンビュン躍動している。

しかし,前半の中盤は,奈良に攻め込まれ,展開される場面も多く,攻守の切り替えが難しい試合になってきた。

それでも西村は,ゲームを作り続ける。

西村,いつもお疲れ様。

この試合も頼むぜ!

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サイドハーフの,「キャノンボール松木駿之介(40)

前半の鈴鹿の攻撃は,特に右サイドからやりまくっていた。

松木のゴリゴリドリブルで相手の足を止めてマークを引き付け,そこから裏に抜ける山内(21)が効いている。

さらに,松木がゴリゴリと進んでいる間も,後ろから大外を回って菊島(15)がフォローに行くため,攻撃が分厚くなっていた。

体幹が強く,簡単にボールを奪われない松木なので,カウンターを気にせずに,周りも上がることができる。

さらに松木は,ヘディングでも競り合いまくっていて,身長の高い奈良ディフェンスに万全の状態でヘディングをさせていない。

今日の松木はいつも以上に体をぶつけてプレイしている。

松木

今日も良いプレイだ!

奈良クラブのディフェンスをぶち破れ!

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サイドバックは,「馬王」,菊島卓(15)

フォワードの選手だけど,ナカニシはサイドバックの菊島も素晴らしいと思う。

なんてったって,足が速くて,体が強くて,ミスが無い。

この試合でも,安定したプレイを見せる菊島。

前線の山内(21),松木(40)が前に前に行くため,菊島はどちらかというとフォローに徹している。

そして,右サイドを攻略するということは・・・

右サイドからのスローインが増え・・・

菊島の人間発射台が火を噴く。

菊島のロングスローは,推定で50mくらい飛ぶので(ナカニシの計測),楽勝ゴール前に届けることができる。

前半のロングスローでは,中で待つ中村俊貴(20)にドンピシャで合わせた。

俊貴のヘディングシュートはゴールキーパー正面だったが,菊島のスローインは威力,飛距離共に最高だった。

それでいて,ササっと短いスローインの時もあるし・・・。

菊島。

攻守ともに頼むぞ!

やったろうぜ!

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前半35分

(OUT)25出岡大輝 ⇔ (IN)19田村翔太

 

前半から交代とは珍しい。

ただ,監督の狙いはわかる。

右だけでなく,左からも縦に攻めるぞという意思表示。

 

トップ下の,「名人」,橋本晃司(4)

ここ数試合,橋本は左サイドハーフをやっていた。

カニシの感想としては,どうも橋本の良さが全部出ていない気がしていた。

もっとできそうなのに・・・もっと試合に絡めそうなのに・・・。

そしてこの試合,トップ下で出場。

前線からのディフェンス,プレッシャー,そして,走る山内(21)へのバスなど,橋本が試合に絡んでいい形を作っている。

カニシがプレイを見て感服したティアモ戦の橋本に近い。

これこれ。これが名人の技。

走る田村。走る山内。

橋本からドンドン前に良いボールが出ている。

さすが!

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前半40分。

中盤の底の西村(6)から,橋本(4)に鋭いクサビのパスが出る。

スピードのあるパスを,

ダイレクトで!足に当たる角度すら完璧に!山内(21)の目の前に流す!

ギョエッ!なんというパスだ!

素早く反応し,奈良ディフェンスの裏に抜ける山内(21)

そう!山内は足が早いだけじゃない。その反応の速さも極み!

山内!

山内は中にパス!

山内と並走して走っていたのは・・・北野。北野純也!

難しいバウンドのパスを,北野がゴールに蹴り込む。

ゴーーーーーーール!!!1-0

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北野のゴール!

ベンチに走ってくる北野。

小澤司コーチと抱き合う。

(ナカニシには,この時の感情を文章で書くことができません。なのでノーコメントです)。

ナイスゴール北野!

ナイスアシスト山内!

ナイスパス橋本!

 

スタメンでフォワードに入る,「餓狼」,北野純也(14)

鈴鹿でのゴールは2016年の地域CL最終戦以来。

試合の始まりから,北野は奈良ディフェンスに対してずっとプレッシャーをかけ続けていた。その動きで中盤のコースを限定し,試合を優位に進めるための献身的なプレイ。

そして,山内(21)の裏へのスピードを活かすため,自分がターゲットになり,山内のスペースを空けていた。

献身的なチームプレイをする北野を見ながらも,それでもナカニシには分かっている。北野はフォワードとして一級品のエゴイストであることを。そして,とにかくゴールに餓えているということを。

チームが鈴鹿にできてから13年目。

歴代最高得点者は北野純也の68点。それが4年ぶりに更新されて69点になった。

(歴代2位はリンタロウの67点)

カニシは,北野のゴールがとても嬉しかったけど,たぶん北野は次の瞬間,もう次のゴールを取ることを考えているに違いない。

北野純也。北野純也。ゴール。ゴール。ゲットゴール。

北野純也にはゴールが良く似合う。

 

ここで前半終了。

 

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ハーフタイムに,以前鈴鹿に所属していた藤本安之選手が来てくれる。

少しお話をさせていただく。

選手としては引退したが,新しい分野で頑張っている様子。

ガンバレ藤本!

 

アップする選手たちを見る。

カニシの感じでは,北野(14),橋本(4),山内(21)は前半飛ばしまくっていた。

後半の交代があると思う。

 

気温はかなり上がっている。

スタミナの消耗も激しい。

交代のタイミングが大事。

 

先制したものの,全くリードしている感じはない。

いつ点を取られてもおかしくない圧力を感じる。

 

しんどい時こそサポーターの出番じゃないか。

全力で応援しよう!

 

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後半開始。

 

前半同様,激しく競り合う両チーム。

 

この試合は,たぶんシュート数はそれほど多くないと思う。

中盤の差し合い,ディフェンスの潰し合いが激しく,両チーム共に決定的な場面は少なかった。

と言っても,ここまでビンビンに闘志がぶつかり合う試合はサポーターも力が入る。

 

後半,直ぐに感じたのは,鈴鹿の左サイドからの攻撃。

サイドバックの,「zumaica」,佐藤和馬(18)

たぶん初の左サイドバックでの公式戦だと思う。

でも,戦術理解度の高い和馬ならば・・・,と期待してしまう。

前半は,右からの攻撃が多かったため,バランスを考えて,それほど突出していなかった。

後半は,前方に流れる山内(21),裏に抜けたい田村(19),を後ろから支えつつ,自らもアーリークロスで中に絶妙なボールを送り込むなど,多彩な攻撃を作り出す和馬。

そして,今井那生(26)と共に良く声が出ている。

この声が,試合の流れを作ることもよく分かっている和馬。

さすが。

慣れないポジションに,ここまで対応するか和馬。

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1点を追いかける奈良の攻撃も激しさを増す。

ここまで見てきて,奈良の印象が少しナカニシの持っていた感じと違った。

今シーズン前期に対戦した時は,ミラ監督と奈良のスペイン人監督の戦術が良く似ていると感じた。

しかし,この試合での奈良は,何となくナカニシの思うスペインの感じが少ない。

ポゼッション重視のサッカーというより,縦に早くサイドに広く,遠近両用の攻撃をしてくる。

鈴鹿は攻撃的な布陣だが,支配率はほぼ互角。

奈良は強い。オールラウンドに強い。

ビビッて引いたらやられる感じがする。

 

センターバックの,「我武者羅100%」,今井那生(26)

試合ごとにぐんぐん成長している今井那生。

もう,シーズン開始時と比べたら,サッカー選手として3倍は成長している。

この試合後半のディフェンスのキーポイントは,ボランチの西村(6)の両脇のフォローだと思う。

後半も,西村の届かない範囲にズバリと飛び出し,スライディング一閃で仕留める那生。

思い切りが良く,迷いが無い。

自分のできるプレイがよく分かっていて,GOとSTOPの判断が早い。

それがイコール安定したプレイにつながっている。

アウェイ奈良戦では,自らのミスで失点をしてしまった。

だけど,もう,あの頃の那生じゃない。

那生!3倍成長した姿を,久しぶりのお客さんたちに見せてやろうぜ。

行くぞ!那生!

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鈴鹿は名人橋本(4)から前半同様,良いパスが出ている。

後半は,左の奥に放り込むと,山内(21)と田村(19)が走るので,左の奥に基点ができる。

この場所がホットスポットになっている。

それにしても,橋本のパスはエグイ。

 

再び,フォワードの,「カッティングエッジ」,山内健史(21)

後半の山内は,前半と逆の左に流れて,ディフェンスの裏を狙う。

競り合いながらも足元にボールを収めるので,山内の動きは奈良のディフェンス嫌だろう。

田村(19)との連携もとにかく良いので,左からチャンスがつづく。

サポーターの仲間がつぶやく。

「山内くん,凄いな」

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左サイドは,山内(21),田村(19),和馬(18)が支配している。

将棋で言うと,飛車と香車が3枚縦に並んでいるような状態。

止めても次から次に攻撃が続く。

 

サイドハーフの,「スピードスター」,田村翔太(19)

山内(21)と共に,後半の左サイドをかき回しまくった田村。

また,田村は攻守の切り替えが早く,相手ボールになった瞬間,氷の上を滑るように寄せてパスコースを切る。

タムショーの周りに得点の匂いがする。

なんか起きそうだ・・・

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そして,後半17分。

前に出てきた3倍成長している今井那生(26)。

那生からスピードの速いパスが,前線の田村翔太(19)へ。

なんと!

田村翔太(19)は,ルーレットで回転しながらヒールパスを流す。

なんちゅうパスやねん!

その奇跡のパスに,一番早く反応したのはやっぱり山内健史(21)

山内が一直線にゴールに迫る。

山内!自分や!自分でいけ!

北野が中を並走するため,奈良ディフェンスは1枚しか山内に行けない。

山内のシュート!

奈良ゴーキーパーがわずかに触ったため,バーに当たり跳ね返る。

予測したかのように,その位置で待っていたのは,橋本晃司(4)。

(漫画のジャイアントキリングで言うとジーノみたいな感じ)

橋本のダイレクトボレーシュートがネットを揺らす。

ゴーーーーーーール!!!

 

ナイスゴール橋本。

惜しかった山内。

そして,得点できなかった自分に憤り地面を叩く山内(21)

その悔しがる姿を見て,山内がもっと成長することを確信するナカニシであった。

 

さあ,2点差。

そして一番怖い2点差。

 

奈良は立て続けに選手を交代してくる。

そして,鈴鹿は守りに入る様子が一切ない。

サイドバックの和馬が良い形でゲームメイクしている。

 

試合時間は残り15分

ここで奈良は,とんでもなく大きい選手をトップに入れてくる。

藤沢ネット選手クラスの重戦車。

高さも厚みもある。

 

カニシはスタンドで祈る。

神に祈るのではない。中村俊貴に祈る。

止めてくれ。俊貴。頼む。

 

鈴鹿もすぐさま選手を交代。

後半31分

(OUT)14北野純也 ⇔ (IN)42ニウド

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身体能力が高く,高さもあるニウドをボランチに入れて,奈良の攻撃を止める。

 

奈良は,右も左もめいっぱい張って待っている。

サイドで1人余っているので,サイドで起点を作られる。

中で決められなくても,奈良ボールのコーナーキックが増えている。

 

ゴールキーパーの,「男岩」,岩脇力哉(23)

右からのコーナーキックの場合,ゴールに巻くような弾道のボールが来る。

そして,コールキーパーが出てこれ無くすれば攻撃が優位になる。

肉の壁のような奈良の圧力に対して,それでも何とか前に出てボールを叩く力哉。

最後の最後で力哉が奮闘している。

力哉。ゴールを守ってくれ。

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後半35分。

右から奈良のコーナーキック

ゴールキーパーの力哉の周りは,奈良の選手にブロックされている。

そのブロックを引き剥がそうとする鈴鹿の選手たち。

奈良の選手のヘディングシュートを一度は弾くものの,バーに当たって跳ね返ったところを押し込まれて失点。

2-1。

 

監督が声を出している。

ここからだ!

 

その後も奈良の攻撃の時間が続く。

コーナーキックが何本も蹴り込まれるが,鈴鹿は岩脇を中心に全員が高い集中力で守る。

 

那生(26)が全力で奈良の190㎝90㎏の大きな選手を抑え込む。

俊貴が壁になり,奈良の攻撃を跳ね返す。

 

もう少しだ。

頑張れ。

 

ATは5分。

 

後半AT

(OUT)4橋本晃司 ⇔ (IN)8海口彦太

(OUT)18佐藤和馬 ⇔ (IN)17佐藤昂洋

 

昂洋の高さと,海口のセカンドボールの奪取。

これで試合を締める!

 

ピンチが続く鈴鹿

監督が身振りで落ち着け,落ち着けと言っている。

高宮コーチも声を上げる。

 

サポーターも声を出したい。

何とかしたい。

 

防戦一方の鈴鹿だが,それでも山内(21)は,まだ走っている。

まだ,ここまで切れるプレイができるのか!山内!

攻勢の奈良のディフェンスのスキを突いて,突破を成功させたかに見えたが,奈良ディフェンスにファウルで止められる。

しかし,山内の得たファウルで,鈴鹿は少しだけ時間が使える。

この「間」で,鈴鹿のディフェンスの体制が整う。

ナイス!山内!

 

AT5分が経過。

最期のピンチは,奈良ボールのゴール前フリーキック

奈良はゴールキーパーまで上がってきている。

岩脇。力哉。頼む。

 

このピンチをしのいだ瞬間,主審の長い笛。

 

よっしゃ!!!!!

 

ここで試合終了。

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

奈良からもたくさんのサポーターが来ていただきました。

なんか久しぶりのAGFで良い気分でした。

 

とにかく・・・,とにかく・・・,勝って良かった。

 

前節の大分戦の際にいただいたお菓子は,ほとんど持ってきていました。

また,今日の試合会場でも沢山差し入れをいただきました。

みなさんありがとうございます。

いわゆる縁起のいい「勝ち菓子」ですね。

一緒に応援したサポーターのみんなで分けました。

美味しくいただきました。感謝いたします。

 

そして,この試合のナカニシが勝手に選ぶMVPですが・・・

今日のMVPは2得点に絡んだだけでなく,試合自体を引っ張った山内健史選手(21)にあげたいと思います。

凄かった。

山内のプレイは凄かった。

山内選手,素晴らしいプレイでした。

そして,この見事なプレイを,この試合だけで終わらせてはいけません。

次の試合も,ぜひ頑張ってください。

カニシは,次はゴールを期待しています。

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選手のみなさんお疲れさまでした。

今日試合も疲れたことと思います。

めっちゃ走りましたもんね。

ゆっくり休んで,次の試合の準備をしてください。

 

カニシは北野選手のゴールと,山内選手のドリブルと,田村選手のルーレットと,橋本選手の絶妙パスと・・・

今日の試合を思い浮かべながら,良い気分で寝ます。

 

よっしゃ!

勝ったぞ!

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第27節 10月24日(日)13:00 対 ソニー仙台@めぐみのAグラウンド

JFL第28節 10月30日(土)13:00 対 FC大阪@服部陸上競技

JFL第29節 11月3日(水・祝)13:00 対 ラインメール青森@AGF陸上競技

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このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

鈴鹿ポイントゲッターズU-15!

みなさんこんばんは。

 

チーム数が奇数のJFLでは,順番にお休みの週があります。

前期・後期のそれぞれで1回お休みとなりますので,全34節のうち実際に試合は32試合を戦います。

ということで,鈴鹿ポイントゲッターズは,今週は順番のお休みです。

 

とは言っても,選手たちは休みではありません。たぶん。

カニシはエブリディ,エブリタイム,エブリシング,選手たちを応援しています。

 

みんながんばれ!

 

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本日は,鈴鹿ポイントゲッターズのU-15の話です。

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先程HPよりリリースがありましたが,10月よりU15の体験練習会がスタートします。

 

カニシの年代だと,小学生,中学生,高校生という世代分けなので,実は「アンダーなんとか」というのはパッと分かりませんが,U15は中学生1年生から3年生までです。

 

今回は来年度のチームの募集ですので,対象は小学6年生,中学1年生,2年生です。

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何となく,このブログを書いていると,自分の昔のことを思い出しましたのですが,昔はクラブチームというのはありませんでした。

三重県に無いというか,全国的に,影も形もありませんでした。

なので,サッカー少年は全員中学のサッカー部に入り,1年生の頃はボール拾いと,謎の声出しして,先輩が帰ってから,暗いグラウンドでちょっとボールを蹴って・・・終わりでした。

 

今の中学生がどんな部活なのかは知りません。

だけど,今,親となったナカニシの目線であれば,同じ時間を子どもが過ごすならば,成長するチャンスの時間を,できるだけ有意義に使って欲しいと思います。

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鈴鹿ポイントゲッターズのU-15ですが,最初は本当に少人数から始まって,ちょっとずつ増えていきました。

トップチームの試合前に,練習試合をしたりするので,チラチラと見ているのですが・・・

みんなバチクソ!上手いです。

失礼ながら,この動画を見てビビリました。

サポーターも見てみてください。この中からトップチームの選手が出そうです。

こちら↓

https://www.youtube.com/watch?v=jKv3FzIYxMc&t=12s

 

信憑性の高い噂によると(たぶん本当),

今年の3年生は,名古屋グランパスユースのスカウトをはじめ,県内外のサッカー強豪校ヘのスポーツ推薦を得た子もたくさんいるそうです。

このスクール生たちは,決して小学校のころからトレセンなどで選抜されていたエリートばかりではなく,鈴鹿ポイントゲッターズのスクールで才能を開花させた子がほとんどのようです。

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このU-15や,小学生を対象とした鈴鹿のスクールは,トップチームの選手がコーチとして指導を行っています。

だから,練習内容にも絶対の信頼ができます。

サッカーマンのナカニシとしては,相当うらやましいです。

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高宮大輔コーチに,熱い指導を受けたい。

中村侑人コーチに,苦難を乗り越える術を教えて欲しい。

橋本晃司コーチに,超級のテクニックを学びたい。

キムコーチに,にっこり微笑まれたい。

そんな願望は置いておいて・・・(いつかファン感で達成する予定)。

 

みなさん!

鈴鹿のU-15ならば,お子さんの成長する貴重な時間を,しっかりと有効に使うことができます!

 

このブログをご覧のU-15世代のお子さんのいる親御さん。

そして,近所に中学生の知人のいる方,などなど。

 

良い機会ですので,U-15の体験に行ってみませんか?

 

「美しく,逞しく,勝つ」のスローガンに基づき,技術と心身の成長を促す,マジ最高級の指導が受けられます。

まずは,こちらをご覧ください。そして,一度体験に行ってみてください。

https://suzuka-un.co.jp/news/43208/

 

そして,ナカニシの希望というか夢は・・・

スクールやU15を巣立った子たちが,選手として戻ってきてくれることです。

 

みなさん周りの方に拡散してください。

よろしくお願いします。

 

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大変遅くなったうえに,ナカニシが言うのもなんですが・・・,

みなさん,クラウドファンディングへのご協力ありがとうございました。

200万円を目標に始まったクラウドファンディングが,ゴールが2回も更新され,最終的には5,822,000円も集まりました。

324名の支援者のみなさん,ありがとうございます。

返礼品については,ユニフォームなどの都合上,シーズン終了後となると思いますので,かなりしばらくお待ちください。

みなさんの期待の大きさというのは,チーム,フロント,選手に届いているはずです。

さあ,みんな頑張ろうぜ!

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サポーターのみなさん。

みんなで共にJへ!

みんなの想いをJへ!

 

そのために,ナカニシはできる事を全てやります。

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第26節 10月16日(土)13:00 対 奈良クラブ@AGF陸上競技

JFL第27節 10月24日(日)13:00 対 ソニー仙台@めぐみのAグラウンド

JFL第28節 10月30日(土)13:00 対 FC大阪@服部陸上競技

 

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JFL第24節 対 ヴェルスパ大分

みなさんこんにちは。

本日,遅い夏休みを取っているナカニシです。

 

選手のみんなー!(大きな声)

元気ですかー!(大きな声)

カニシは元気でーす!(大きな声)

サポーターは次の試合に向けて,元気にやってまーす!(大きな声)

 

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寝過ごすのが心配で,なかなか寝付けずに夜が明ける。

早朝4時30分。自宅を出陣。

始発で大分に向かう。

 

今日の対戦相手は,ヴェルスパ大分(以下,大分と書きます)

昨年のJFL優勝チーム。

そして,その優勝はAGFで決められた。

優勝すると,なんかJFLの優勝幕?みたいなのを使った記念写真を撮るらしい。

スタンドから見ていて,悔しいというより,羨ましかった。

今シーズンも上位から落ちたことはない強敵。

 

新幹線で博多に向かう。

 

ずっと試合のことを考えている。

Honda戦に勝利して以来,鈴鹿は4-5-1の形が多い。

おそらく,今日もそうなんではないだろうか。

不安要素は,緊急事態宣言下でグラウンドが無く,大きなピッチを使っての練習ができていないこと。

いろいろなことを考える。

 

博多到着。

すぐさまレンタカーを借りて大分県日田市へ。

始発で出ても,横断幕掲出時間に間に合わない。

そのため,昨日九州入りしているサポーターの仲間たちが先行して横断幕を張ってくれている。

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会場到着。

今日の予想最高気温は何と35度。

湿気が少なく日陰は過ごしやすい。

しかし,ピッチ上の選手たちに厳しいコンディションになる。

 

久しぶりのスタンド。

久しぶりの試合前の緊張感。

さあ,選手が入場してきた。

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 7リンタロウ

MF 4橋本晃司・25出岡大輝・6西村仁志・13蓮沼翔太・40松木駿之介

DF 19田村翔太・26今井那生・17佐藤昂洋・20中村俊貴

GK 23岩脇力哉

 

試合開始

 

鈴鹿は4-5-1だが,ちょっと攻撃的。なので,4-1-4-1の西村アンカーに近い。

大分は,たぶん4-4-2だと思うが,登録上は0トップ。中盤と前線はかなり流動的に動く。

 

試合はロングボールの蹴り合いで様子を見るかと思いきや,バチバチのサイドの攻防で始まる。

 

中盤の左インサイドハーフ?「カミソリの左」,出岡大輝(25)

戦前のナカニシは,出岡のミドルシュートで試合が決まると妄想していた。

出岡のミドルがそろそろ見たい。

Honda戦と異なりこの試合では3ボランチというより,少し前目のトップ下でプレイする出岡。

試合開始早々から,積極的に左サイドを駆け上がり,コーナーキックを獲得する。

いつも以上に前へ前への意識が高く,得点の匂いがする。

後方からのリンタロウへのロングパスもきっちりと通す。

出岡,良い動きだ。

よしよし。

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同じく,中盤の右インサイドハーフ?「ハスのダンディズム」,蓮沼翔太(13)

出岡と共に少し前目でプレイする蓮沼。

積極的に前に出る出岡と異なり,少し下がってゆっくり試合展開を見ている感じ。

大分は,主にサイドから攻めてくるが,中盤から大きなサイドチェンジというのはあまり多用しないため,一方のサイドに人数をかけてくることが多い。

大分の前線はマークしにくい。中盤と前線が区別なくフレキシブルに動く。

前半からの鈴鹿の右サイドの数的不利を,蓮沼がカバーしに動く。

しかし,大分は先に先にボールを回し,蓮沼の寄せる間を作らせていない。

蓮沼,鈴鹿の中盤を頼む。

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大分は,サイドに足の早い選手を置いている。

一気に数的有利を作られてしまい,フォローも早い。

開始10分で,ナカニシはよーく思い出した。

これだ。これが大分のサッカーだった。

大分は,足元の技術が正確なうえで,2列目以降が後ろから走ってくる。

そして,サイドは可能な限りワイドに使ってマークを外す。

 

鈴鹿は試合開始こそ前に迎えていたが,少しずつ大分にやられてきている。

特に,セカンドボールが奪えず,中盤が不安定。

さらに,ディフェンスラインも安定していない。

ん?どうした?

なんか鈴鹿のディフェンスが変だぞ?

中盤でボールが全く引っかからない。

徐々に押され始める鈴鹿

 

前半12分。

右サイドでサイドバックの中村俊貴(20)と,佐藤昂洋(17)が突破され,2対3の場面を作られる。

鈴鹿の中盤は間に合わない。

数的不利のため,行くか?行かないか?センターバックの今井那生(26)の判断が一瞬遅れる。

大分のフォワードは,中にボールを出すこともできたが,迷い無く一気に走って自らシュート。

これが決まり失点。0-1。

 

スタンドで見ていてよく分かるのだけど,鈴鹿はアンカーの西村と4バックだけで守っている感じがする。

大分は2トップと4ミッドフィールダーで押し上げてくるので,中盤でも前線でも鈴鹿は安定せず,自陣のセカンドボールも確保できていない。

 

センターバックの左,「我武者羅100%」,今井那生(26)

最近の試合では,中村俊貴(20)とセンターバックを組むことが多かったが,この試合では,久しぶりに佐藤昂洋(17)とセンターバックを組んでいる。

しかし,なかなか連携が不安定。

2例目以降がドンドン追い越してくる大分に対して,何とか止めている那生。

佐藤昂洋の裏までカバーしてスライディングで止める。

大分はあまりハイボールやロングクロスを使ってこない。ドリブルと裏からの抜け出し中心。

那生もヘディングではなく,裏をカバーする。

特に前半は,大分の攻撃にさらされ危ない場面が多数あった。

ディフェンスに来るまでに,大分の攻め手が止まっていない。

那生!これ以上失点できない。

頼む。ガンバレ!

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サイドバックの,「マッスルキングダム」,中村俊貴(20)

最近はセンターバックが多かったが,この試合では右サイドバックで出場。

前述のとおり,前半の大分は右サイドを中心に攻撃を作ってきた。

特に,俊貴が止めても,後ろからトップスピードで追い抜かす大分の2列目は脅威だった。

さらに,大分のサイドバックがそれよりも外で張っていて,一枚余った状態で待っている。

サイドハーフ松木(40)も戻って来るが,数的不利で何度も突破される鈴鹿の右サイド。

センターバックの右側の佐藤昂洋(17)との距離感も良くなく,俊貴のカバーが不足している。

俊貴。何とか持ちこたえてくれ。

 

鈴鹿コーナーキックのカウンターから,またもピンチ!

大分のスピードについていけず,2対3の数的不利に。

ゴールキーパーの岩脇力哉(23)が,右足一本でスーパーセーブ!

力哉!ナイス!

 

失点後も,鈴鹿のバランスが崩れている。

ボールへのアプローチが,明らかに大分より遅い。

先に動くというより,見てから動く感じ。

 

鈴鹿の選手が集中できていないとか,頑張っていない訳ではない。

もちろん一生懸命にやっているのは痛いほどわかる。

しかし,どれだけボールに寄せても,先に先にパスを回されてしまい,ボールを奪うことができない。

コースを切ってパスミスを誘い,全体でプレスをかけて,一気にバクッとボールを奪う。

そういうことをやりたいが,そうはいかない。

前半の支配率は,3対7で大分。

ただ単に支配されているというより,鈴鹿はやりたいことができていない感じがする。

 

前半の半ばから,早くもベンチが動き出した。

新加入のニウド(42)が小澤司コーチと共に,アップを始めている。

これは早く動かないと,さらに点を取られるぞ。

 

サイドハーフの,「名人」,橋本晃司(4)

サイドプレイヤーというより,鈴鹿の攻撃の要である橋本。

前半はほとんど攻撃ができず,橋本も中盤でボールを追う姿が目立った。

橋本ならば,今この状態が良くないことは当然分かっている。

1トップのリンタロウ,左サイドバックの田村翔太(19),個人技とスピードに秀でた選手を使って一撃を狙う。

しかし,守備に忙殺されて橋本の良いところが出せない展開となってしまう。

橋本,何とか立て直してくれ。

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セカンドボールだけでなく,鈴鹿は自陣のスローインすら大分に詰められて,自らのボールにできない。

鈴鹿の選手間の距離が近ければサイドに展開。

鈴鹿の選手間の距離が離れていれば中にクサビのパスが入る。

言葉で書くと簡単だけど,これをハイレベルで出来る大分は上手い。そして強い。

 

アンカーの,「セクシーフットボール」,西村仁志(6)

4-1-4-1のアンカーの右と左のスペースを,良いようにやられている。

大分は,西村を避けながら,鈴鹿陣内の中央でボールも人も良く動かしている。

鈴鹿バイタルエリアですら,シュートブロックはできてもボールを奪うことができない。

試合の中心で孤軍奮闘の西村。

さらに,鈴鹿のディフェンスラインに下りてきて,ディフェンスのカバーもする。

この試合の西村はホントによく頑張った。おつかれさま。

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孤軍奮闘はもう一人。

ワントップの,「ER7」,エフライン・リンタロウ(7)

前半の中盤以降,前線に蹴り出されたボールを全力で競り合うものの,リンタロウの周りには鈴鹿の選手が詰めておらず,リンタロウから先の攻撃ができていない。

左右に流れても,攻撃は単発で終わる。

大分のディフェンスに,きっちりマンマークされている。

鈴鹿の攻撃は分厚さが無く,リンタロウ経由を潰せばいいので,大分は抑えやすい形になってしまっている。

リンタロウの良さが全然出ていない。

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鈴鹿のディフェンスラインも確かに不安定だったが,この試合のバランスは中盤から崩れていたように思う。

1アンカーの両サイドが使われてしまい,そこに大分のクサビのパスが入っていた。

同様のスルーパスは,鈴鹿サイドバックの裏にも出されていて,ずっとピンチが続いていた。蓮沼(13)と出岡(25)のトップ下が,大分のパス回しでかわされ,ディフェンス時に効いていない。

攻撃陣を止めるだけでなく,パスの出どころを潰しきれなかった感じがする。

 

そんな中で何本ものシュートから鈴鹿のゴールを救ったのは,

ゴールキーパー,「男岩」,岩脇力哉(23)

シュート数だけていうなら,この試合全体の大分と鈴鹿のシュート数は同じ。

しかし,前半の大分のシュートは,鈴鹿が崩された決定的なシュートが多かった。

何とか1失点でしのいでいるのは,力哉の奮闘も大きい。

前半32分。

またもや,トップスピードで裏に走る大分攻撃陣を,鈴鹿ディフェンスは捕まえきれずに,ペナルティエリア内で倒してしまう。

PK?

何とか前半は1点でしのぎたかったのに,PKか・・・。

力哉に祈るしかない。

力哉頼む!

そのPKをズバリ止める力哉!

おおーーー!さすが力哉!!!

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さあ,ここから流れを変えていこう。

 

しかし?あれ?

鈴鹿の選手にかなり疲労を感じる。

暑い試合。そして,大分のパス回しでかなり走らされている。

鈴鹿の選手たちの体が重い。

 

前半36分。

鈴鹿はセカンドボールを奪えない。

さらに,大分のパス回しに選手達の足がついていかない。

コースを切って潰すことができず,鈴鹿陣内で良いようにパスを回され,クサビを入れられる。

大分は,攻めあぐねてパスを回しているのではなく,どこで決めようか狙っている感じ。

なんだこれは?どうなっているんだ?

これが鈴鹿のディフェンスなのか?

ここまでバランスが崩れているのか?

丁寧に丁寧につながれ,クサビのパスもスルーパスも良いように通され,最後に決定的に崩されて失点。0-2。

無念。

大分強い。鈴鹿は何もさせてもらえなかった。

 

センターバックの右,佐藤昂洋(17)

久しぶりのスタメンのセンターバックで出場。

カニシの主観ではあるけども,この試合の昂洋は浮足立っていた。

今日の試合では,ナカニシの知っている佐藤昂洋の力は出ていない。

センターバック間でのパスをミスしたり,PKを与えてしまったり,連携ミスも多かったと思う。

しかし,なによりミスをした後の,昂洋自身のガックリした姿と,次のプレイに対するモチベーションの低さが気になった。

昂洋。君がもっとやれる選手というのはナカニシが保証する。

次で取り返すために,より激しく自分を磨こう。

ピンチの時こそ,エグイくらい前向きになろう。

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2失点しても鈴鹿のリズムは作れない。

何とかしたい橋本(4)が,大分のパスをカットする。

それでも次が続かない。

 

ニウドは準備出来ている。

これはヤバイ。

後半で立て直さねば。

 

ここで前半終了。

 

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スタンドは影になってきた。

グラウンド上はかなり暑いだろう。

 

大分にやられっぱなしだったが,消耗したのは鈴鹿の選手だと思う。

パスを追い回して,走って走った。だが,ボールに触れない。

 

鈴鹿の選手が頑張っていない訳ではない。

いつも以上に気合も入っているだろう。

ただ,上手く噛み合っていないし,前半が終わるまで修正ができなかった。

 

前半,ベンチから監督が「大丈夫,大丈夫」と指示をしていた。

ベンチの選手からも声が出ていた。

 

今日の鈴鹿のリズムが変なのはよく分かっている。

みんなが修正しようとしている。

 

サポーターとして声を出したい。

カニシの大音声で「大~丈~夫!」と言ってあげたい。

サポーターの声でリラックスさせたい。

 

何とか変えなければ。

 

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後半,やはり三浦監督が動く。

 

HT

(OUT)7リンタロウ ⇔ (IN)21山内健史

(OUT)17佐藤昂洋 ⇔ (IN)15菊島卓

(OUT)13蓮沼翔太 ⇔ (IN)42ニウド

 

後半開始。

 

鈴鹿は4-4-2に変更。

ニウドと西村の2ボランチ

山内と出岡の2トップ。

両方とも公式戦初めてのコンビ。

そして,センターバックは,俊貴(20),那生(26)のいつもの布陣。

 

試合はいきなり山内(21)が魅せる。

山内,橋本の連携から,橋本のシュートは一度跳ね返される。

しかし,再びボールを受けた橋本から,逆サイドの山内にフワリとしたボールが入る。

滑り込みながら山内のシュートは,わずかにそれてコールならず。

後半いきなりリズムが生まれたプレイで,鈴鹿のボルテージが上がる。

 

後半からフォワードに入った,「カッティングエッジ」,山内健史(21)

身長は高くないが,そのカットする切れ味はチーム内最高。

カニシ的には,山内はサイドに張り付かせるよりも,中で自由に動いたほうが良いと思う。

後半からゴールに迫るプレイを見せて,鈴鹿の選手達をビルドアップさせる。

やれるぞ!

山内,行くぞ!

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試合は前半と全く違う展開になる。

いつもの鈴鹿のイケイケな感じが出てきた。

 

センターバックに張る中村俊貴(20)が,きっちりディフェンスラインを掌握。

さらに,右サイドに入った菊島のカバーも完璧。

サイドバックの菊島は,スピードがあるので大分に裏を取られることもない(俊貴のカバーも速いし)。

鈴鹿の右サイドから,攻撃が活性化する。

 

途中交代の,右サイドバック,「馬王」,菊島卓(15)

もともとフォワードだった菊島だが,三浦監督となりサイドバックの起用が増えた。

足の速さだけでなく体も強いので,ディフェンスもばっちり。

そして,サイドで駆け上がるだけでなく,しっかりと起点を作り,ロングスローも放つことができる。

今になって思うと,サイドバックの要素を全部持っている選手。

さあ,菊島頼むぞ!

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鈴鹿のラインが上がってきた。

ディフェンスが落ち着いたため,ボランチの位置取りも高い。

 

ボランチにはいった新加入,「アトミックセンター」,ニウド(42)

カニシはニウドの試合でのプレイを見るのは初めて。

第一印象は手足が長い。手足が長いということは細かい技が・・・いや違う。

ニウドはその長い手足を完全に使いこなして,足元もパスも上手い。

さらに,ボールを受けた時のフトコロが広く,相手を飛び込ませてから後出しで交わすこともできる。

プレイ範囲も広く,前も後ろも献身的に良く走っている。

初出場なのに,存在感バリバリの選手。

これは・・・期待できるぞ。

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そしてニウドが入り,少し中盤に余裕が生まれ,前半には全く出ていなかった,鈴鹿のクサビの縦パスが出始める。

 

鈴鹿はリズムをつかみ始めたが,それでも試合は5分に戻っただけ。

前半に走りすぎて,両チーム共に選手交代が増えてきた。

 

後半19分

(OUT)4橋本晃司 ⇔ (IN)14北野純也

 

北野純也!北野純也!ゴールゴール!ゲットゴール!

北野がフォワードに入る。

橋本が下がり,サイドハーフは山内(21)。

 

サイドバックの,「スピードスター」,田村翔太(19)

ここまでじっと我慢のプレイ。

後半の鈴鹿は主に右サイドから攻めているので,田村はバランスを取って押し上げてはいるものの,前に飛び出してはいない。

さらに,山内がサイドハーフに入るため,後ろから支える田村。

残念ながら田村の良さを出し切れていないが,試合に勝つためのプレイをコツコツとこなす田村翔太。

タムショー,後半の反撃のため大分のカウンターを防いでくれ。

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後半からフォワードに入った,「餓狼」,北野純也(14)

今現時点でも,鈴鹿での歴代最多得点記録を保持している北野。

つまり,最も多くの歓喜をサポーターにプレゼントしてくれた選手。

(北野への想いは長くなるので置いておいて)

このピンチでの出場。

そこで北野らしいプレイを見せてくれる。

カニシが好きな北野のプレイは,斜めに走りながら体を使って相手をブロックして,ボールを懐に入れるプレイ。相手を背負ってからも北野はめっぽう強い。

前線でボールを確保すれば,山内(21),松木(40),出岡(25)が飛んでくる。

大分のディフェンスと削り合いながら,ゴールを目指す北野。

北野,頼むぞ。一緒にJに行こう。

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攻勢をかける鈴鹿だが,大分を押しているわけではない。

大分も交代した元気な選手を中心に攻撃を続ける。

鈴鹿のディフェンスラインでボールを失い,決定的なシュートを打たれるが,それすらも止めるゴールキーパー岩脇力哉(23)!すごい!

 

後半34分

(OUT)25出岡大輝 ⇔ (IN)18佐藤和馬

 

走り尽くした出岡に代わり,和馬が入る。

和馬。頼むぞ。

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和馬の声がグラウンドに響く。

まだ終わっちゃいない。

 

サイドハーフの,「キャノンボール」,松木駿之介(40)

鈴鹿松木は,ずっとゴールを狙い続けていた。

自分にできる最大のチームプレイは,ゴールだということを良く分かっている。

しかし,大分のディフェンスは技術だけでなく,連携も整っていて松木のマークが外れなかった。

ボールを受けようにも,マークが離れず中盤からパスが出せない。

前線でポジションを頻繁に変え,マークを外そうとする。

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そして,

 

後半37分。

ニウド(42)→北野(14)→ニウド(42)。

ニウドからディフェンスの裏にスルーパスが出る。

ボールスピード,パス位置共に完璧。

走るのは,山内健史(21)。

 

山内の独走に大分ディフェンスが追いすがる。

山内!自分や!自分で打て!

山内がシュートを打たずに切り返す。

大分ディフェンスの数はそろっている。戻りが早い。

山内は,大分のゴールキーパーとディフェンスの間の,わずかな隙間に早いパスを出す。

シュートを打つためのバスじゃない。

味方に渡すパスじゃない。

誰か!体で押し込んでくれ!というようなパス。

大分ディフェンスを割って,突っ込んできたのは,松木鈴鹿松木駿之介(40)

ゴーーーーーーール!!!1-2

松木が体で押し込んで得点。よしっ!

 

AT合わせて残り10分。

まだまだ何か起きるには十分な時間だ。

 

大分は時間を使い始める。

じりじりと時間が過ぎる。

ニウド(42)も前線に上がる。

菊島(15)がロングスローを放り込む。

コーナーキックのキッカーは田村翔太(19)。

サイドバックの菊島(15)が,ペナルティエリア内で待つ。

北野(14)にボールを渡したい。

和馬(18),ミドルで狙え。

 

何とか1点。

何とか・・・。

 

ここで試合終了。

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

遠方にもかかわらず,たくさんのサポーターが大分まで来てくれました。

みんな声を出して応援したかったと思います。

みんな何とかしたくてウズウズしてました。そんな試合でした。

この試合に関わった全てのみなさん,ありがとうございました。

 

鈴鹿には九州出身の選手もたくさんいます。

また,九州在住のサポーターもいます。

みなさんから,たくさんお菓子をいただきました。

大分のサポーターさんからもお土産貰いました。

みなさん,ありがとうございます。

賞味期限の大丈夫なものは持ち帰って,次のホーム戦での勝ち菓子にしたいと思います。

 

 

 

サッカーというのは,11人でしているのではありません。

22人でやるスポーツです。選手交代を合わせると30人以上が試合に関わることになります。

たくさんの人が1個のボールを使い,1つの試合を作るのですから,いつもと同じようにしていても,なんか違ったり,合わなかったり,あれ?あれ?となることがあります。

今日の前半はそんな試合だったと思います。

 

鈴鹿J3ライセンスを取りました。

今シーズン勝ち続ければJリーグに行けます。

だけど,そんなことは試合に何の関係もありません。

相手はそんなこと知ったこっちゃありません。

 

失点した。ミスした。試合に負けた。

ウジウジしても,下を向いても,誰も慰めてくれないし,誰も評価してくれません。

次のプレイ。

次の試合。

次の1点。

もう,次の事を考えるのが,選手達のやるべきことです。

 

とりあえず,オフ明けの練習では,元気に大きな声を出してみましょうか?

前向きなムードも大事です。元気なフリも大事です。

声を出したくても出せないサポーターのために。

大きな声で練習の良い雰囲気を作ってください。

カニシのお願いです。

 

特別な試合なんかありません。

Hondaに勝っても1試合。大分に負けても1試合です。

次も,今シーズン32試合の中の1試合があるだけです。

大丈夫,大丈夫。

おんなじ,おんなじ。

 

と冷静に書きつつも,ナカニシはまだ悔しいですけどね(笑)

 

暑い中,選手のみなさんお疲れさまでした。

ゆっくり休んで,次の試合の準備をしてください。

 

次は勝ちますよ。

 

なっ!

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第26節 10月16日(土)13:00 対 奈良クラブ@AGF陸上競技

JFL第27節 10月24日(日)13:00 対 ソニー仙台@めぐみのAグラウンド

JFL第28節 10月30日(土)13:00 対 FC大阪@服部陸上競技

 

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このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

J3ライセンス

みなさんこんばんは。

 

毎日,元気にサポーター活動をしているナカニシです。

何をしているかは内緒です。

 

そして,岩脇選手,海口選手のおススメの,山忠食品さんのモズクを毎日食べているので,大変体調が良いです。

カニシは自宅で取れたミョウガと酢で食べています。

うまい!

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本日,鈴鹿ポイントゲッターズにJ3ライセンスが交付されました。

すでにJリーグ百年構想クラブに認定されているので,J3参入の準備が整ったことになります。

 

J3ライセンス取得のためご尽力いただいたみなさんに,心より感謝します。

スポンサーのみなさん,サッカー協会のみなさん,鈴鹿市役所をはじめとする行政のみなさん,チームを支えていただいている全てのみなさん,そして頑張ったフロントのみなさん。

ありがとうございました。

 

鈴鹿にチームができて13年目です。

鈴鹿で汗を流した選手は,これまでで186人です(ナカニシ調べ)

毎年いろいろなことがありました。

良いことも悪いこともありました。

Jリーグを目指す」という言葉すら,言い難い時期もありました。

 

いや~,いろいろあったな~。

 

 

そして,今のナカニシは,実を言うとJ3ライセンスに全く浮かれていません。

逆に,次の1戦に向けて,より一層,気合を込めているところです。

 

J3参入の準備はできましたが,J3に行けることが決まったわけではありません。

言うなれば,スタートラインに立っただけです。

ここから,一歩,一歩,目的地に向かって足を動かさなくてはなりません。

 

次の試合に向けて,心を整えて準備しましょう。

 

ライセンスは,試合に何の関係もありません。

目の前の1試合,1ゴール,1プレイに集中しましょう。

選手達にプレッシャーはあるでしょうが,心のどこかでサッカーを楽しみましょう。

 

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大分戦は,アウェイ席OKらしいので,ナカニシは行きます。

今夜,横断幕を車移動のサポーターの仲間に預けてきました。

ニウド選手の小断幕も,もちろんできていますよ。

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選手と共に戦えることが嬉しいです。

 

さあ,やったろうぜ!

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第24節 10月3日(日)13:00 対 ヴェルスパ大分@日田市陸上競技

JFL第26節 10月16日(土)13:00 対 奈良クラブ@AGF陸上競技

JFL第27節 10月24日(日)13:00 対 ソニー仙台@めぐみのAグラウンド

 

スポンサー様に感謝。そして仲間に感謝。

みなさんこんばんは。

 

知ってる人は知ってますが,ナカニシの持ってるTシャツはほとんど白です。

なので,Zumaicaも,ツッピー28も白を買いました。

 

なぜ白かというと,特に意味はありませんが,汗シミが出ないのと,色を選ぶのが面倒だからです。

そうです。

カニシは清潔であればなんでも良いタイプなので,ファッションセンスが退化してしまいダメダメなのです。

ところが,いつ買ったのか全然覚えてないのですが,1枚だけ赤いTシャツがあります。

赤を着ていたら,ナカニシさんぽく無いと,仲間のサポーターに言われたことがあります。

 

これは良い・・・。

 

カニシの変装は,赤いTシャツと帽子とマスクで決まりです。

 

外見の特徴は無くなりました。

これで,絶対バレないはず・・・

 

(なんでこんな前置きなのかは,後で分かります)

 

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さて,

鈴鹿市を車で走っていると,道路沿いに看板が立っていることがあります。

信号待ちの時に,その看板を見ると・・・。

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そう!

うちのスポンサー様である長田広告さんの看板には,鈴鹿ポイントゲッターズの応援メッセージが入っているのです。

素晴らしい!長田広告さん,ありがとうございます。

現在,ナカニシは2枚を確認していますが,もっと探して写真を撮ってコレクションしようと思います。

 

他にもたくさんあると思いますので,みなさんも探してみてください。

でも,わき見運転にはご注意ください。

そして,長田広告さんに感謝を。

 

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そして,以前のブログにも書きましたが,

こちらもスポンサー様であるイオンモール鈴鹿さんでは,今シーズンの展示コーナーを設けていただいています。

イオンモール鈴鹿さん,ありがとうございます。

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ムラサキスポーツのところの入り口から入ると,目の前にあります。

みなさん,ぜひ見に行ってください。

 

ひょっとして,ナカニシとNカメラマンが周りの注目をひくため,小芝居をしているかもしれません。

 

A:あれ?これはなんだろう?

B:これはJリーグを目指すサッカーチーム鈴鹿ポイントゲッターズかな?

A:へぇ,カッコいい写真だね。見て行こう。

B:そういえば,最近,負けてないんじゃないかな。

A:凄い強いチームなんだね。

B:そうだよ。これから新スタジアムの建設も始まるらしいよ。

A:地域の誇りだね。みんなで応援しよう。

B:応援しよう!

 

と言うことで,ナカニシは一般市民を装って,変装しています。

見かけたとしても,ゴリッゴリのサポーターと言うことは,内緒にしてください。

 

この展示は,Nカメラマンが更新してくれているので,少し更新が遅れることもありますが,随時写真が変わっていますので,ご覧いただけると幸いです。

 

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そして,今夜,帰宅してホゲーっとチームのHPみたら,スポンサー様の山忠食品さんとコラボレーションすることが載っていました。

山忠食品さん,ありがとうございます。

「洗いもずく230g スタンドパック」

https://suzuka-un.co.jp/news/42933/

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もずく!

こんなん,なんぼあっても良いですからね。

山忠食品さんに感謝。

これはぜひ買いに行こう!

 

そして,ハンターと言えば,

サポーターの胃袋をつかんで離さないスポンサー様のビルガバンバさん。

こちらの黒酢酢豚も買いに行こう!

 

鈴鹿ハンターでも,ナカニシが小芝居をしている可能性があります。

見知らぬ赤い服の人がなんか言ってたら,それはナカニシです。

変装してますので,ビックリしないでください。

 

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たくさんの方にご協力いただいているクラウンドファンディングが残り8日となりました。

正直,ナカニシの予想外のたくさんの支援,本当にありがとうございます。

ファイナルゴールに向けて,チームを,選手を,支援してあげてください。

https://readyfor.jp/projects/suzukaPG2021

 

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毎日いろいろなことがあります。

 

サポーターの仲間たちに助けていただく毎日です。

 

ブログの場で申し訳ないですが,みなさん,本当にありがとうございます。

 

また,何かあった際には,声をかけさせていただきます。

 

今後とも,なにとぞ,なにとぞ,みなさんのご協力をお願いいたします。

 

みんなで,共にJへ!

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第24節 10月3日(日)13:00 対 ヴェルスパ大分@日田市陸上競技

JFL第26節 10月16日(土)13:00 対 奈良クラブ@AGF陸上競技

JFL第27節 10月24日(日)13:00 対 ソニー仙台@めぐみのAグラウンド

 

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ようこそニウド。そして怪我してる選手達へ。

みなさんこんにちは。

 

いわゆるシルバーウィークで3連休だったのですが,ナカニシは感染拡大を避けるため,ガソリンを入れる以外はどこにも行きませんでした。

とは言っても,何もしていなかった訳ではありません。

 

そう言うことで?

本日のナカニシは,選手小断幕のペンキ塗りをしていました。

先日,新入団選手が発表されたためです。

 

Josenildo Burito da Silva ジョゼニウド・ブリット・ダ・シルヴァ

ポジション MF

身長/体重 180cm/75kg

背番号 42

 

小断幕にどうやって名前を入れるか考えていたのですが,「パブロ」みたいな感じで「ニウド」にしようと思います。

ペンキを塗りながら,みんな大好き伝説のパブロチャントに,ニウドがハマらないかちょっと言ってみたりしてました。

 

ニウド選手,ようこそ鈴鹿へ。頑張ってください。

 

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ニウド選手が入り,鈴鹿の選手は全部で37人になったと思います。たぶん。

かなりの大所帯ですが,ナカニシの見たところ,全選手がいつ出でもおかしくない精鋭なので,特にポジション争いが激しくなっていることと思います。

(練習を見ていないので正確には分かりません)

 

最近の試合でも,今まで出れていた選手が出られなくなり,今までベンチに入っていなかった選手が大活躍したりもしています。

選手起用に関しては,監督が変わったためと言えばそれまでですが,ハイレベルの選手層の中で選手同士が切磋琢磨し,その中から選ばれて出場するというのは,本当に大変で厳しい世界だと感じます。

 

しかし,その切磋琢磨にも加われない選手がいます。

チャレンジすることすらできない選手がいます。

それは怪我をしている選手です。

 

スポーツ選手である以上,怪我は避けられません。

誰だって怪我の危険性と,紙一重でプレイしています。

 

ニウド選手の入った中盤には,本来ならば和田篤紀がいるはずです。

なので,ちょっとナカニシの心中は複雑なのです。

 

昨年の年間VictoryCross大賞(サポーターの選ぶMVP)を受賞した和田篤紀(10)は,長い怪我に苦しんでいます。

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篤紀は,鈴鹿の中盤の要です。そして鈴鹿で一番上手い選手です(ナカニシの考察)。

だけど,今,ポジション争いをすることもできません。

三浦監督にそのプレイを見せる事すら出来ていません。

 

たくさん新入団が入って,監督も変わって,チームにはたくさん変化がありました。

そんな時に,グラウンドの端っこでリハビリするのは自分だけ乗り遅れてるような気がしているかもしれません。

怪我が長引いて,凹んだり,落ち込んだり,悩むことも多いでしょう。

でも,サポーターは,いつだって篤紀を応援しています。

 

和田篤紀以外にも,怪我で苦しんでいる選手はいます。

怪我に苦しんでいる彼らにも,サポーターの気持ちが届くことを願います。

 

カニシは,試合に出ている11人の選手だけを応援しているわけではありません。

他の鈴鹿サポーターも同じです。

ある意味,矛盾しているかもしれませんが,頑張っている選手みんなを応援していますし,みんなの活躍を願っています。

怪我をした選手が,ちゃんと直して,よりパワフルになって戻ってきてくれることを,ちゃんと待ってます。

 

怪我してる選手たち,

君たちはひとりじゃない。

You'll Never Walk Alone

みんなスタンドで待ってるぞ!

ガンバレ!

 

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そして,試合中の大怪我で戦線を離脱していた,「悪魔の左」,野口遼太選手(34)が練習に復帰しているようです。

ノグさんが怪我をしたのは,6月のヴェルスパ大分戦でした。約3カ月かかりました。

(練習を見ていないので確実じゃないけど,先日,偶然バッタリ会ったコーチに聞きました)。

 

カニシは嬉しくて,ずっとノグさんのチャントを(心の中で)歌っています。

(ノグさんあるあるですが,パンツの裾をめくりがちです)

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今ここ鈴鹿で,悪魔の左,磨き続けた,伝家の宝刀「ノ・グ・チ!」

(この「ノ・グ・チ」というのをちょっと食い気味で言うのがカッコいい)

 

悪魔の左を見たいです。

ノグさん,頑張ってください。

スタンドで待ってます。

 

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大分戦の時のコロナの状況が分からないので,新幹線や飛行機の手配に悩んでいます。

観戦が可能であれば,這ってでもその場所に行って,選手たちにパワーを届けたいと思っています。

 

みんな,勝利に餓えているか?

カニシはまだまだ腹ペコだ!

 

さあ,次こそ勝つぞ!!!

貪欲に行こうぜ!

 

ではまた。

 

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クラウンドファンディング実施中です。

ファイナルゴールに向けて,みなさまのご支援よろしくお願いします。

https://readyfor.jp/projects/suzukaPG2021

 

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(今後の試合)

JFL第24節 10月3日(日)13:00 対 ヴェルスパ大分@日田市陸上競技

JFL第26節 10月16日(土)13:00 対 奈良クラブ@AGF陸上競技

JFL第27節 10月24日(日)13:00 対 ソニー仙台@めぐみのAグラウンド