VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第7節 対 春日井クラブ

来たぜ日曜日!
うおーーーーと叫んでも試合は17時から。朝から待ち遠しい持間が過ぎる。

試合会場に行くと,じっとりと蒸し暑い。
こちらのサポーターは約30名。サッカー少年たちも見に来ている。
子どもたちの夢になるような,そして地元の誇りとなるようなチームに成長して欲しいと思う。

アップする選手たち
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さて,今日のスターティングメンバー
FW 9中村・15石本
MF 7久保田・19横山・14内田・8山本
DF 17木下・6榊・3村田・4大久保
GK 1日向

ここ3試合,同じスタメン。
監督の構想もかなり固まってきたのだろうか?
今回の注目選手はなんと言っても「エース」久保田翔!
昨年の借りをバシッと返してやろうゼ!

春日井クラブにもサポーターが来ているらしく,大きな声が響く。
少人数なのに,よく響く見事なチャント。
よーし,こっちも負けてられない。
手持ちの歌は「アレアレの歌」と「FC鈴鹿コール」
まだレパートリーが少ないけど,一生懸命声を出そう。

試合開始。
春日井クラブは体が大きい選手が多い。かっちりした体格の選手も多く,フィジカルで持って
いかれると辛い。
いつも思うのだが,他チームと比べて,FC鈴鹿は高さがあまり無いので,他で頑張らなくて
はいけない。高さは無いけど,スピードとスタミナは負けん!

前半5分。
FC鈴鹿の誇る黄金の左サイドコンビ,久保田+木下の突破が決まる。
ワンツーからクロスを完璧に上げるが,中で競られてゴールならず。
相手センターバックも大きく高い。なかなかこじ開けるのは大変そう。

前半10分。
次は右。
右へ流れた石本のキープに連動して横山がダッシュ
石本(反転しながらパス)⇒横山(縦に突破)⇒中村(ヘッド)
中村が果敢にヘッドで狙うが,ディフェンダーに寄せられてジャスミートできない。

前半18分。
ゴールから約20m。左45度から内田のフリーキック
クロスが駄目なら,セットプレイで狙う。
しかし,これも相手DFに阻まれゴールならず。

「ジャックナイフ」石本が前線で縦横に動く。
横山との連携で見事な突破を見せるが,シュートコースを潰されてなかなか打てない。

春日井クラブのディフェンスは相当固い。
中盤は完全にFC鈴鹿が支配しているので,ある程度まではパスが通るのだが,ラストパスをこ
とごとく潰され,最終ラインでがっちり守っている。
ボランチも引き気味なので,6バックくらいいるように見える。
攻め手はカウンター狙い。中盤を飛ばしてロングボールが前線の大型FWへ。
FC鈴鹿のディフェンス陣が決定的に崩されることは無いが,カウンターと大型FWの攻めは,
嫌なプレッシャーが漂う。

じめじめと蒸し暑い中,徐々に疲労する両チーム。
給水を取る選手の姿も頻繁に見られる。
そんな中,もの凄く元気いっぱいの選手が!!背番号17番。木下謙一!
久保田の攻撃をビルドアップし,機を見てオーバーラップに走るスタミナは脅威。
また,前半20分ごろには,自ら切れ込んでシュートを放つ。
闘志がみなぎっているので,体は小さいながらもアタリが強く,相手のカウンターへのフォ
ローも早い。

前半25分。
木下(ドリブル突破からパス)⇒中村(中央に切れ込みシュート)
中村のシュートの直前,シュートコースを作るため,石本がおとりの動きで相手DFにフェイン
トを入れている。惜しい!

春日井クラブが引いて守るため,中盤は山本が君臨。
山本からサイドハーフへ・・・。
山本からサイドチェンジ・・・。
山本から前線の中村,石本へ・・・。
攻撃の基点として,ゲームメーカーとして,自由自在にパスを供給する。
山本が突然チェンジオブペース。
緩急をつけたパス!サイド中心の展開が突然中へ。ポジションを変えた久保田へビシッとパスが
通る。
久保田に寄せる相手DF。引き付けておいて久保田から中村へ。
中村シュート!!!
惜しくも枠の外。

春日井DFの寄せは早く,一歩遅いとコースを潰される。
攻めているのだけど,点がなかなか入らない嫌な感じのまま前半終了。

後半開始。
後半開始直後から怒涛の攻めを見せるFC鈴鹿
引いて守る相手に対して,石本がミドルシュートを放つ。
いいぞ石本!どんどん打っていこう。

サポーターも応援に力が入る。
春日井のサポーターも良い声が出ている。
絶対にFC鈴鹿が勝~つ!!頑張れ!

後半は山本も積極的に攻撃参加。
見事なドリブルで相手を抜くシーンもあるが,相手DFのフォローが早い。狭いほうに追い込ま
れて,パスコースを潰される。
中盤が前がかりになったところを,相手はロングボールで狙ってくる。
冷静に対応する「ソフトタッチ」村田。あわやという場面も村田が冷静にクリア。
1点を争うプレッシャーの中,もの凄い落ち着いている。ハードボイルドだね~。

キャプテン大久保からはチーム全体に檄が飛ぶ。
大きなサイドチェンジや前線へのロングパスで局面の打開を図る。

相手のセットプレイは要注意。でかいから。
何本か危ない場所でFKを与えてしまうが,これは日向が落ち着いてパンチング。
でも,セットプレイで走りこんでくる相手選手の迫力は相当怖い。
早く先制してくれ~。

チーム得点王(たぶん東海2部リーグの得点王)の「ストライカー」中村も,クロスに飛び込み,
サイドに流れ,ミドルシュートを放つが,どんなに攻めても相手のゴールネットを揺らすことが
できない。

良い流れなのだけど点が入らない。春日井の作戦にはまっているように見える。
何度もため息の漏れるサポーター席。

後半16分。
膠着した局面を打開するために,選手交代。
OUT横山(19)⇒INユン(23)
パス,ドリブル,シュートともにハイレベルな「韓国のテクニシャン」ユンを投入。
フレッシュに走り回るユン。

ベンチに戻ってきた横山を見てビックリ!
汗でユニフォームが水を浴びたようになっている。
「スタミナの塊」横山でもこの消耗とは・・・お疲れさん横山。
両チームの選手の足も止まりがちに見える。

さらに監督が動く。
後半25分。
OUT石本(15)⇒INユ(22)
韓国の三銃士の中で,唯一東海リーグに出場していなかったユが登場。
攻撃的なユン,チョンと違い,中盤やサイドバックの選手らしい。
ユはボランチに入り山本が右,ユンがFWに行った模様(違うかもしれません)。

ユンやチョンのような派手さは無いものの,ユのプレイは堅実的で無駄が無い。
リズムを変えた良いパスが前線へ供給される。また,守備では体を張って相手を止める。
良いね~。ユ。

ユン,ユの韓国人コンビが頑張るものの,まだ点は入らない。
ヤバイ感じがサポーター席に漂う。

この試合,前半からトップ下の位置をずっとキープし,前線の攻撃をビルドアップし,2列目か
ら果敢にゴールを狙う選手が・・・その名は・・・内田寛人!(背番号14)

後半40分
右の榊から,鋭いパスが中央の内田へ。
なんと内田がスルー。後ろが見えているのか?
相手DFも隙をつかれる。
スルーの先に走りこんでいたのは・・・
この試合で借りを返すぜ!「エース」久保田翔!(背番号7)
鋭いパスをぴたっと足元にトラップ。
相手選手を置き去りにして,ゴールライン沿いを中へ。
しかし,シュートコースが無い。
久保田がマイナス方向にパスを出したのは・・・またキターーーーー内田!!!!
久保田からのパスを狙い済ましてゴールへ叩き込む。
一瞬信じられない!!
ゴーーーーーーーールーーーーー!!!エクセレントゴーーーール!!!
待ちに待ったぜ!

選手と喜ぶ内田がサポーターに手を上げる。
感極まるナカニシ。
よくやった久保田!ナイスシュート内田!

その後も攻撃の手を緩めないFC鈴鹿
しかし,決して無理はせず,確実にボールを自チームでコントロール

終了間際に,ユの単独中央突破や,榊の右からの上がりなど,良いプレイが見られるが,春日井
も集中を切らさず,確実にディフェンス。

そして,歓喜のタイムアップ。

先週,引き分けでおあずけだったバンザイで選手と喜びを分かち合うサポーター。
このバンザイが良いのよ~。
バンザーイ,バンザーイ,バンザーイ!
楽しー,嬉しー。サポーターやめられまへんな。

お待ちかね(?)の今日のvictory cross賞は・・・
値千金のゴールを上げた内田選手は素晴らしかった。
3試合連続無失点に抑えたディフェンス陣も素晴らしかった。
でも,今日は左サイドを幾度も突破し,決定的ラストパスを出し,さらに危険なときはディフェン
スラインまで戻って守備まで頑張った,背番号7番。「エース」久保田翔選手にあげたいと思いま
す。
久保田選手お疲れさま。素晴らしいプレイでした。次節も頑張ってください。

さて,この試合サポーター的にいつもと違ったところが・・・
相手サポーターが声を出したり,横断幕を上げていたところ。
初心者サポーターとしては,先輩サポーターに挨拶したくて,春日井のサポーターを探すが,帰り
の混乱で誰か誰やら分からない。
とりあえず,声をかけてみたら,榊選手のお父さんだったり,なんと春日井の監督さんだったり。
どうも失礼しました。
結局,バタバタしている間に,春日井のサポーターの方たちは帰ったらしく,お会いすることがで
きませんでした。

また,今回の試合中に,こちらのサポーターから不適切な発言がありました。
この場を借りて春日井クラブのみなさん,関係者のみなさんにお詫びし,今後このようなことが無
いよう注意いたします。

今日で前半戦が終わり,東海2部リーグを5勝2分の首位で折り返したFC鈴鹿。見事な成績です
が,まだ試合は7試合残っています。
選手のみなさん,希望ばかりで悪いのですが,サポーターは残り全勝を望んでいます。
とりあえず,開幕戦の忘れ物を取り返しに行こう!
次節「あの!」芙蓉クラブ戦・・・頼むぜFC鈴鹿

ではまた。