VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第10節 対 伊勢ペルソナ

今日は伊勢ペルソナとの三重ダービー。
前試合では鈴鹿に敗れたものの,他の試合では安定した強さを見せる伊勢ペルソナ。
全く油断のできない相手。伊勢は強い。
しかし,勝つ!絶対に勝~つ!

伊勢までの車中,ナカニシ的テーマソングnobodyknows+の「HERO`S COME BACK」を聞く。
盛り上がるテンション。続けて「EYE OF THE TIGER」燃えるぜナカニシ!

燃えるのはいいけど,車のディスプレイで外気温は35度!これは暑い。

会場では伊勢のケーブルテレビの準備が進んでいる。
アウェイながらもサポーターの人たちが結構来ていただいている。この大一番に心強い。
試合前,落ち着きの無いナカニシ。
腹の奥が重くなるようなプレッシャーと緊張感。
良い感じだ!よしっ行くぞ!
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今日のスターティングメンバー
FW 9中村・15石本
MF 7久保田・14内田・8山本・19横山
DF 17木下・26森本・4大久保・3村田
GK 1日向

サイドバックに村田を起用。
前試合の村田のサイドバックでの動きは素晴らしかった。期待してるぜ!いっちょやったれ!

15:00キックオフ。
いきなりペースをもぎとるFC鈴鹿
「エースのショウ」久保田の突破から,石本が飛び出すが惜しくもオフサイド
石本の飛び出しは,ディフェンスラインを完全に見切ってるのだけど,切れ味が鋭いため
印象的にオフサイドをとられているような感じがする。
審判に文句を言うつもりは無いけど,ディフェンスラインの良く見える位置で見ていたの
でそう思った。

前試合で感じたノイズは感じない。テンポ良くパスがまわり,人も動く。
しかし,伊勢のディフェンスは相当固い。
ボランチがストッパー的な役目をして,センターバック2人が良いフォローをしている。
最終ラインが突破できず,遠巻きにボールを回す鈴鹿
「ストライカー」中村も徹底的にセンターでマークされている。
村田と横山のコンビネーション。久保田と木下のコンビネーションで両サイドから攻め込む
シーンもあるが,センターで弾き返される。
ボールを支配しながらも攻めあぐねる鈴鹿

前半25分。
木下の鋭いミドルシュートが枠の外に。転々と転がるボール。
相手GKがボールを取りに行く間,給水を取る両チームの選手たち。
なんと,両チームの全員が給水に行って,グラウンドに誰もいなくなる。
暑さで凄くハードな試合になってきた・・・ガンバレ!

ハードな試合といえば,「KID」横山和也。
右サイドで攻守にわたり活躍。
マンツーマンでマークされると,「マジシャン」内田とポジションチェンジ。
横山は,足が特別速いわけでもなく,背が高いわけでもないが,その運動量で2人分3人分
の働きをする。ボランチでも横山は良い動きを見せる。
また,右の攻撃的MFにポジションチェンジした内田も良い動きを見せる。パス良しドリブ
ル良し。「マジシャン」の名にふさわしい変幻自在のプレイを見せる。

右も良いが左も良い。
前半29分。
「スピードハンター」木下のオーバーラップ。
囮になった久保田を抜き去り,最前線へ。
石本からドンピシャのスルーパス。しかーし,惜しいところでシュートまで行かない。残念。

前半43分
ペナルティエリア左からのフリーキック
キッカーは「マジシャン」内田。
中で待つのは長身の「タワーハッカー」森本。
サポーターからは「ゲット ゴール スズカ」のコール(覚えたて)。
内田のキックは・・・なんと!カーブをかけて直接狙う!
逆をつかれたキーパー!しかし,惜しくもポールはゴールバーに当たりゴールならず。

惜しいところはあるものの,伊勢のディフェンスラインを崩すまでにはいたらず,前半終了。
帰ってくる選手に疲労の色が。ユニフォームは水をかぶったように汗だく。
(それしか言えないけど)がんばれ!

後半開始。

両チームともに疲労感がある。
伊勢は,徹底した守備から前線の3番の選手に当ててからの,ポストプレイが怖い。
ハイボールには森本が落ち着いて対応。
ディフェンスライン自体は「キャプテン」大久保のクレバーな指示で安定している。
また,いざという時の村田のフォローが効いている。
両チームともディフェンスラインが安定しているので,中盤の差し合いが続く。
消耗戦になってきた。

早くも監督が動く。

後半10分
OUT横山(19)⇒INチョン・カンシク(11)

膠着した前線を打開するために「韓国の猛犬」チョンを投入。
マッハな加速を持つチョン。伊勢の度肝を抜いてやれ!

試合全般にわたり,攻撃のタクトを振るうのは「マエストロ」山本遼。
中盤の底でゲームを組み立てる。イメージ的にはACミランピルロのような選手。
この試合では,攻めあぐねる攻撃陣の後ろで,左右にボールを振り分ける。

後半19分
OUT石本(15)⇒INユン・チャンヒ(23)

「ジャックナイフ」石本は,相手攻撃陣を切り裂くものの,致命傷は与えられなかった。
「韓国のテクニシャン」ユンは気合十分でピッチに躍り出る。
膠着し,スタミナ勝負となったこの時間帯で,韓国の2選手はどんな動きを見せるか?

暑い・・・それにしても暑い・・・

選手がしんどい時はサポーターが頑張らねば!
某組織のSさんと一緒に鈴鹿コール!

アレアレの歌。
鈴鹿ゴーゴーの歌(新曲)。
FC鈴鹿コール。
オー鈴鹿
鈴鹿オレオレの歌。

くノ一サポーターでもあり,victory crossの会員でもある「みえのみえ」さんからもアド
イスをもらい,後半はコールが途切れないサポーター陣。
カニシはノドが・・・でも,声を張り上げるぜ!行け!鈴鹿

疲れの見える選手に「キャプテン」大久保の“檄”が飛ぶ。
息遣いが聞こえるほど,息の荒い選手たち。
疲れがピークになった選手たちに,大久保の声が最後の力を生み出す。

後半43分。
ユンから狙い済ましたパスが・・・チョンへ!
しかし,遠いか・・・加速するチョン,飛び出す相手GK。
滑り込むチョンの足が一瞬早くボールに!
キーパーの手の中でファンブルするボール。
倒れこむ2人。
チョンのところにボールがポロリとこぼれる。
すばやく起き上がり蹴り込むチョン・・・・。

ゴーーーーーーーーール!0-1!

待ち焦がれたぜ!先制点!それにしてもなんとも泥臭いゴール。
でも,ゴールはゴール!
喜ぶ選手,沸き立つサポーター。

しかーし,気を抜くな!伊勢は諦めてないぞ!

ここで選手交代。
OUT中村(9)⇒IN榊(6)

前線で体を張り続けた「ストライカー」中村が交代。
いつも右サイドバックの榊が,ボランチに入り守りを固める。
榊は前試合でもボランチに入り,素晴らしいプレイを見せた。
ファウルも少なく,中盤を安定させるには,もってこいの選手と思う。

なかなか終わらない試合。ロスタイムはいったい何分???
エンドレスFC鈴鹿コール!

しかし,永遠とも思われた死闘にも,ついにピリオドが。
試合終了。
0-1でFC鈴鹿が辛勝。

選手たちと万歳。
よくやった。よく頑張った。よく勝った!
みんな疲労の色が濃いが,良い笑顔。やっぱり勝つのは良い。

さて,久しぶりのvictory cross賞ですが・・・
攻守にわたって活躍し,攻撃のタクトを振るい続けた「マエストロ」山本遼選手は素晴らし
いプレイだった。
決定的な得点を挙げ伊勢の地で吼えた「韓国の猛犬」チョン・カンシク選手も見事だった。
サイドバックでアップダウンを繰り返し,さらにセンターのフォローも完璧だった「ソフ
トタッチ」村田雅則選手もナイスプレイだった。

しかーし,ナカニシ的にこの試合一番良かったのは!
鉄壁のディフェンスラインを指揮し,前試合の悪いところを克服し,攻守に声を張り上げて
選手たちを鼓舞した「キャプテン」大久保龍太選手(背番号4番)に今回のvictory cross賞
をあげたいと思います。
サポーターの応援場所から,大久保選手の声が良く聞こえました。
また,試合開始前,ハーフタイム,試合終了後,それぞれのシーンで,選手たちに声をかけて
いる姿が印象的でした。
試合終了後にナカニシと強く握手。
良いキャプテンだ!惚れちゃうぜ!

それはさておき・・・

試合会場でたくさんの人に,チームフラッグのご寄付をいただきました。
ブログの場で申し訳ないですが,厚くお礼申し上げます。
みなさんからお預かりした資金は,ナカニシが責任を持って管理いたしますので,今後とも
FC鈴鹿並びにvictory crossをよろしくお願い申しあげます。

天王山の伊勢ぺルソナ戦を勝利で終えて,しばらくシーズンは中断です。
次の試合は,8月23日の天皇杯予選。対戦相手は三重中京大学

カニシは閉店間際の返馬餅と昆布のやつを買って帰りました。めでたし。
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ではまた。