VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

コリン,コリン,コリン,キローラン木鈴!

みなさんこんばんは。

 

シーズン終了後から,ずっとナカニシは体調不良のまま,身を焦がすようにヤキモキしていました。

そして,ついに今日,退団が発表され始めました。

やっぱり何年サポーターやってても,割り切れない想いです。

とやかく言われなくても分かっていますが,辛いものは辛いです。

 

 

キローラン木鈴

『コリン,コリン,コリン,キローランコリ~ン』

カニシは,チョコボールのCM替歌の木鈴のチャントが大好きでした。

今年は一度も彼に対して歌うことができず,パワーを送ってあげられなかったことが,今の今でも悔やまれてなりません。

 

2017シーズンの途中に,鈴鹿にやってきました。

たぶん,当時の監督の小澤監督が引っ張ってきたのだと思います。

カニシは,初めて木鈴を見た日をよく覚えています。

夏のさくら幼稚園のグラウンドです。

最初,木鈴を見た時,実はボランチの選手だと思いました。

コリンの前へ前へ出るプレイは,「最終ラインで守る」という守備的なディフェンダーのプレイではなかったからです。

木鈴のプレイは,前に前に出てクリアする攻撃的なディフェンスでした。

その勇敢なプレイで鈴鹿は何度も何度も救われました。

その気高く雄々しいプレイは,ディフェンスながら,とても目立つ選手でした。

FC刈谷からゴールを決めた後の歓喜

f:id:miracle_fcsuzuka:20201210232753j:plain

 

2018シーズンの木鈴は無双状態でした。

ディフェンスは圧が増して怖い程でした。

高さもありながら,筋肉の鎧を着たようなフィジカルを持つ木鈴は,向かうところ敵なしの状態でした。

コーナーキックからのゴールを量産し,なんとシーズントータルで8点も決めました。

夏場には,5試合連続コーナーキックからのヘディングゴールを決めました。

凄かった!

地域CL1次ラウンドの土壇場。

アルティスタ戦でも起死回生の一撃をコーナーキックからのヘッドで叩き込みました。

凄すぎる!

そして,木鈴は私たちを,鈴鹿を,JFLに連れて行ってくれました。 

(もみくちゃですが,アルティスタ戦のゴールの後)

f:id:miracle_fcsuzuka:20201210232814j:plain

 

2019シーズンは,初のJFLのシーズンでしたが,なかなか調子が出ませんでした。

鈴鹿はたくさん失点し,辛い試合も多かったです。

ディフェンダーとして木鈴も責任を感じていたと思います。

でも,実際の失点より,何倍もゴールを守ってくれていることをサポーターは知っていました。だから木鈴を責める声は一度もありませんでした。

ソニー仙台戦で久しぶりにゴールを決めました。

スタンドでナカニシは叫んでました「見たか!これが木鈴だ!!!」

でも,負けていたので,リスタートのためボールを持って走りました。 

f:id:miracle_fcsuzuka:20201210233217j:plain

 

2020シーズンは,新しくセンターバックに数人の選手が入団し,木鈴は徐々にスタメンで試合に出られなくなりました。

木鈴はJFLでも特に空中戦で負けることはありませんでした。

だから,出られなかったのは力の差では無いと思います。たぶんミラ監督の求めるサッカーのスタイルなんじゃないかと思います。

でも,出場すると,どんな時でもサポーターは期待していました。

コーナーキックで木鈴が点を取ってくれる・・・。

最後の試合の最後の笛まで,キローラン木鈴は雄々しく戦いました。本当に立派でした。

f:id:miracle_fcsuzuka:20201210233112j:plain

 

 

鈴鹿に4年間在籍しました。

出場試合数は67試合です(ナカニシ調べ)。

そして,得点は10点とりました。そのうち8点が2018年です。

 

4年間の間。実はナカニシはほとんど木鈴と話をしたことがありません。

挨拶と,一言二言です。

木鈴はいつも厳しい表情でした。次の試合の事を考えているような顔でした。

自分自身にもチームメイトにも,サッカーに関してはとても厳しかったと思います。

練習でも厳しい指示が良く出ていました。

 

退団は残念です。

カニシは,木鈴と一緒にJへ行きたかった。

そしたら,またビールかけして,また水中メガネして出てきて,たぶん木鈴は笑ってくれたと思います。

 

その強靭なフィジカルと,最高級の空中戦は,どの試合でも誰にも負けていません。

キローラン木鈴

鈴鹿JFLに昇格させてくれて,ありがとう。

君の前途に幸多きことを祈ります。

そして,またどこかで会おう!

 

ではまた。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

(追記)

選手たちを応援する横断幕をたくさん預かっています。

作成していただいたみなさん,本当にありがとうございました。

これらの横断幕は,選手たちをきっと勇気づけた事だと思います。

 

退団した選手の横断幕は,下記の3通りの取り扱いとさせていただこうと思います。

① 作成者の方に返送いたします。

② 移籍したチームのサポーターに相談して,可能であれば引継ぎます。

③ ご連絡ない場合は,ナカニシが生きている限り保存します。

 

この3つのうちどれかです。

カニシが所有者の連絡先を知っている場合は,メールやDMなどで連絡させていただくつもりですが,できましたら横断幕の取り扱いに関して,下記のメールアドレスまで連絡をお願いします。

①の場合は,氏名,住所,電話番号をお知らせください。

②の場合は,移籍先のサポーターと相談しますが,引き継げなかった場合や,届けられなかった場合は,③の保管とさせていただきます。

miracle_fcsuzuka@yahoo.co.jp

 

横断幕ありがとうございました。

大事に使わせていただきました。心より感謝いたします。