VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

2021 JFL第3節 対 東京武蔵野ユナイテッドFC

みなさんこんばんは。

 

前節の刈谷戦の前に,ナカニシはとんこつラーメンを食べて会場入りしました。

そして雨天の快勝!

 

そして今日。

朝,6時ごろに起床し,とんこつラーメン(袋メン)を作って食べました。

こんなことで何かが変わることは絶対にありません。

ジンクスやゲン担ぎで勝てる世界ではありません。

 

よーく分かってますが,何となく気になります。

なので,勝利した試合の時にやってたことを,なるべく再現します。

 

とんこつラーメンは,「粉落とし」で食べる派です。

 

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ホームAGFの朝。

 

なんとなくナカニシは鈴鹿のホームと言えばAGFのイメージが強い。

朝早くから起き出して準備をする。

魂のこもった横断幕を車に積み込む。

全て前試合の後にきちんと畳みなおしている。

 

昨シーズンAGFでは負けていないらしい。

ホームの力があるのだとすると,そこにはわずかながらサポーターの応援も入っていると思いたい。

選手たちにパワーを。

そのためならば,ナカニシは何でもする。

 

試合会場に到着。

黙々と準備を進める。

黙々と,黙々と,選手たちのプレイを想像しながら。

 

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思ったとおりAGFのグラウンドコンディションは悪い。

芝が全く緑じゃなく,そのうえデコボコしている。

 

第3節の対戦相手は,東京武蔵野ユナイテッドFC(以下,武蔵野と書きます)。

カニシの記憶で一番鮮烈なのは,2019年のJFL初年度の初対戦。

アウェイ東京の地で,1対4で敗戦。

実は,鈴鹿は試合を優位に進めていたため?4点も取られた感じがしなかった。

こちらが攻めている時こそ,カウンターを狙う武蔵野の術中にはまっている。

カニシの印象ではJFLで最もカウンターの切れ味が鋭いチーム。

 

試合の準備が終わり,選手たちの練習が始まる。

しかし,ナカニシはまだスタンドに上がっていない。

オオヤマ新代表とコールリーダーと仲間たちに応援は任せてある。

 

サポーターの代表としてみんなを鼓舞していた時は,ナカニシが試合前にリラックスしてスタジアムグルメを食べることはまず無かった。

試合に向けてピリピリしていたし,ひとかけらの食欲もなく,ひどい時は緊張のあまり吐き戻すこともあった。

 

スタンド裏に太鼓の音が聞こえる。手拍子も聞こえる。

肉巻きおにぎりと,塩カラアゲを食べる。ウマい!

 

来場いただいた方たちとお話しする。

いろんな方と話をする。

サポーター,観客,ファンを増やすため,やれることは全部する。 

 

スタンドに上がる。

ここがナカニシのポジションだ!

さあ!いこうぜ!明日めざし!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 7リンタロウ・8海口彦太

MF 11遠藤純輝・10和田篤紀・6西村仁志・19田村翔太

DF 13蓮沼翔太・17佐藤昂洋・20中村俊貴・26今井那生

GK 30池末知史

 

試合開始。

 

前節VictoryCross賞を取った海口彦太(8)がトップ下に入る。

皇帝小澤司の流れを汲む生粋のトップ下。

ミラ監督。ナイス!海口はそこで使わなきゃ。

 

試合開始直後は,わずかに鈴鹿ペースで進む。

グラウンドコンディションはそれほど良くないため,両チームともシンプルに蹴り出している。

空中戦の競り合いの中で,いくつかファウルを取られる。

今日の審判はかなりファウルの判断が厳しい。

ミラ監督もジャッジに対して大きな声を出している(何言ってるかは不明)。

両チーム共に競り合い時のファウルが増えていく。

 

武蔵のフリーキックに対して敢然と立ち塞がるのは・・・,

ゴールキーパーの,「ハードパンチャー」,池末知史(30)

武蔵野のフリーキックに対して,池末が飛び出してきて誰よりも先にボールに触る。

こんなにゴリゴリ出てくるゴールキーパーをナカニシは見たことがない。

飛び出すというより,ボールをパンチングでぶん殴りに行く感じ。

「オラーーー!!!」って声が出ててもいいくらい。たぶん出ている。

武蔵野には両サイド共にロングスローを得意とする選手が出ていた。

フリーキックもロングスローもコーナーキックも,試合を通して合わせて20本くらいは鈴鹿ゴール前に放り込まれたが,ほぼ全てのボールに対して池末は自分から殴りに行っていた。

積極的の極み。

ハードパンチャー池末恐るべし!

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試合は時間が経つにつれて,武蔵野が鈴鹿陣内に進入する。

中盤は,海口(8),和田(10),西村(6)のコンビネーションが良く,中のパスはほとんど切っている。

そのため,武蔵野は前線にロングボールを入れてくることが多い。

 

センターバックの,「スカイハイ」,佐藤昂洋(17)

開幕戦のパス回しでミスがあった。

先日,練習を見に行った時「昂洋!(ミスを)取り返したな!」と言ったら,「全然まだです」と厳しい顔つきで言っていた。

刈谷戦は勝ったけど失点した。昂洋が満足しないのは当然。

この試合,ディフェンスの裏を狙うようなロングボールが何発も入るが,昂洋は空中戦の競り合いで全勝。個の力で負けることは一度もなかった。

気持ちのこもったヘディングは,人の心を引き付ける。

昂洋のヘディングクリアに,スタンドから拍手が起きている。

刈谷戦同様,ディフェンスラインは高かった。

しかし,裏を取られることは,一度もなかった。

それだけ集中し,それだけ自分の力を発揮した。

ディフェンス間,そしてゴールキーパー間の連携も完璧。

スカイハイ昂洋。

鈴鹿の空は昂洋のもんだ!

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開始わずか10分で,試合がビシッと引き締まっているのを感じる。

 

池末(30)のコーチングが良く聞こえる。

武蔵野のカウンターの発動を止める際に,「篤紀!GO!」と和田(10)に指示を出した。

後ろは大丈夫だからGO!の指示に対して,ボランチの和田篤紀が武蔵野ディフェンスに迫り,カウンターを止めた。

 

サイドバックの那生(26)の声も良く聞こえる。

グラウンドでは先輩も後輩も関係ない。

大声の指示が的確に飛ぶ。

 

センターバックの俊貴(20)も絶叫のような雄たけびが響く。

絶対にやらせない!1点も与えない!

俊貴から炎が噴き出す。

 

サイドハーフの,「スピードスター」,田村翔太(19)

右のサイドバックに入る今井那生(26)との連携が良く,自分がパスを受けても,那生(26)のオーバーラップにパスを出しても,どちらにしても良い形を作っている。

後ろからのボールを流れの中で懐に入れる技術が高く,タムショーの場所で試合の起点が作られている。

後ろから今井那生(26)中には海口彦太(8),そして自分からも動ける。

左の遠藤純輝(11)と共に,縦への推進力を生み出すタムショー。

鈴鹿カウンター時に武蔵野ディフェンスに喰らいついたスピードは,ほぼ音速だった(ナカニシ調べ)。

田村翔太。良いじゃないか。イケイケドンドンで行こうぜ。

 

ボランチの,「鈴鹿のプリンス」,和田篤紀(10)

海口がトップ下のため,和田篤紀は完全にボランチの位置に入っている。

4-4-2の時ほどポジションは高くなく,ディフェンスラインに落ちてボールを受けている。

一段下で,じっくりと試合を組み立てているため,元イタリア代表のピルロみたいな感じ。

鈴鹿の攻撃陣は,それぞれに特徴が際立っており,自ら動いてマークを外している。

「俺にクレ」「ここに出して」「ここへ」

和田篤紀へのオーダーに対し,篤紀は切り裂くようなスルーパスを通している。

相変わらず,篤紀のプレイはゾッとするほど上手い。

誰がどう見ても上手い。

さあ,和田篤紀がなんかやりそうな雰囲気になってきたぞ。

篤紀,今日も深紅のキャプテンマークが光ってるぜ。

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前半19分。

和田篤紀(10)から,相手ディフェンス裏へ抜けだした田村翔太(19)へ,ロングスルーパス一閃!

刃物のようなギラリとしたパスだ!

田村は後方からのボールを見事にトラップ!凄い!

その瞬間,武蔵のゴールキーパーの手が田村の足にかかり転倒。

ファウルに敏感な審判は,迷わずPKのジャッジ。

蹴るのはエフライン・リンタロウ(7)

軽い助走から・・・ズドン!

ゴーーーーーーール!!!1-0

 

カウンターを得意とするチームに対して,値千金の先制点。

パスを出した和田篤紀(10)。

それを受けた田村翔太(19)。

落付いて決めたリンタロウ(7)。

みんなナ-イス!

 

試合は鈴鹿が先制したが,試合の流れは全く変わらない。

鈴鹿の選手たちは何も変えずに,武蔵野ゴールにひたひたと迫る。

 

武蔵野は,4-4-2のフォーメーションだが,4バック4ミッドフィールダーは2列を作り,かなり引いて守っている。

前線の2トップも鈴鹿ボランチに対して圧力をかけつつ,いつでも飛び出して,カウンターを狙っている感じがする。

対する鈴鹿は,中村俊貴(20),佐藤昂洋(17)のセンターバックが落ち着いてパスを回し,和田篤紀(10)が中盤から降りてきて,ゲームメイクをする。

 

そのため,サイドバックはベタ引きではなく,高く保ちアグレッシブに前線をビルドアップする。

 

サイドバックの,「ハスのダンディズム」,蓮沼翔太(13)

2重に本職ではない左サイドバックだが,ハスのテクニックなら何の問題もない。

前線の遠藤純輝(11)はフレキシブルに中に入るため,縦のラインが空いている。

ポジションを高くとり,サイドでボールを受けるハス。

中のリンタロウ(7),逆サイドの田村翔太(19),縦横無尽の海口彦太(8)それぞれを使い,自らもゴールに迫る。

そして,ディフェンス時には蓮沼らしい体を張ったプレイで攻撃を止める。

それにハスは空中戦にも強いので,安心して見ていられる。

完璧。蓮沼完璧。

どれだけ厳しいプレイをしても,何となく(本当に何となく),蓮沼には少し余裕があるように見える。

そう。それが,ハスのダンディズム。 

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試合は鈴鹿ペースで進む。

何が良いかというと,この試合は鈴鹿がセカンドボールを奪う場面が多い。

海口(8),和田(10),西村(6)の中盤が,相手のボールを引っ掛けまくって,流れの中でショートカウンターにつないでいる。

形は,引いて守る武蔵野のロングカウンター。

鈴鹿はセカンドボールを奪ってショートカウンター

中盤が安定している試合は見ていて楽しい。

 

鈴鹿のTHEワントップ,「ER7」,エフライン・リンタロウ(7)

鈴鹿がセカンドボールを拾うもう一つの要因は,リンタロウが前線でしっかりと競り合っているため。

そのため,武蔵野ディフェンスはクリアに距離が出ない。

また,ショートカウンターの際にもリンタロウはパワーのある走りをするので,なかなか止められずにクサビとなって鈴鹿の攻撃を支えている。

カニシの見た感じ,リンタロウは2トップと1トップで少しプレイが違う。

この試合はワントップ。リンタロウは周りを活かしつつ,相手のマークを引き付ける。

そして,そのリンタロウから追加点が演出される。

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前半43分。

鈴鹿後方からのロングボールを競り合うリンタロウ(7)。

武蔵野のクリアは距離が出ず,再び競り合いに,こぼれたボールに対して体を入れたリンタロウは,前線にフワリとしたスルーパス

信じて走っていたのは・・・「ハートのエース」遠藤純輝(11)

後ろからの浮き球のパスを,ダイレクトで叩き込む!

ゴーーーーーーール!!!2-0!

 

欲しかった追加点が,3戦連続弾の純輝から生まれた。

そしてスタンドにハートマーク。純輝最高。

そして,リンタロウも良く体を張った。見事!

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ここで前半終了。

 

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武蔵野のカウンターを防ぎ,2点リードで折り返す。

出来過ぎなくらい出来過ぎだが,全然不思議じゃない。

それほど,今日の鈴鹿は強い。

 

ただ,残りはたっぷり45分。

試合の流れはいつどんなことで変わるか分からない。

1点でも返されたら,残り時間は地獄の時間となる。

 

ベンチメンバーのアップを見る。

みんなよく動けている。

今の鈴鹿は,ベンチメンバーはただの控えじゃない。

誰が出ても一騎当千の選手ばかりだ。

 

さあ,後半行くぜ!

 

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後半開始。

 

鈴鹿のプレイに変化はない。

しかし,武蔵野はより一層攻撃的に攻めてきた。

武蔵野の両サイドはロングスローがあるので注意。

しかし,鈴鹿の選手はロングスローを嫌って無理するのではなく,セーフティに行くべきところは迷い無くサイドに出している。

よしよし。それで良いぞ。

 

ロングスローとセットプレイで,ゴールキーパー池末の負担が大きい。

しかし,前半と変わらず,ゴリゴリに勇敢なパンチングに行っている。

「最初の15分だぞ!」良い声だ。

池末やよし!

 

サイドハーフの,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)

開幕戦から3試合連発弾を叩き込んだ純輝。

体のキレも良く,自分だけでなく周りを活かすプレイも良い。

特に,この試合でトップ下に入る海口との距離感や連携はとても良く,互いに活かしながら武蔵野ゴールに迫る。

武蔵野の反撃でプレイが徐々に激しくなっている。

純輝もかなり削られていて,痛そうにする場面が増えている。

純輝。大丈夫か?

それでも攻守に渡り全力プレイを続ける純輝。

カニシが日本代表監督なら,絶対に純輝を招集する!

 

試合は押す鈴鹿。走る武蔵野の五分の様相。

鈴鹿の攻撃は海口を中心にとても創造的な形を作っている。

対する武蔵野は,スピードと切れ味で裏への抜けだしを狙う。

 

もちろんトップ下,「ネスクトバンディエラ」,「若大将」,海口彦太(8)

この試合の中盤の三角形。海口(8),和田(10),西村(6)の頂点にいるのが海口彦太。

刈谷戦で感じだのだが,海口の体幹の強さが跳ね上がってないか?

競り合いで負けることは無く,武蔵野の中盤に積極的に寄せている。

後方のボランチ2人も,海口のプレイを良く見ていて,ごちゃっとなった時のカバーリングがとても早い。

後半も攻撃のリズムを作るのは海口。

海口のクロスボールから和田のヘディング。

海口からファーサイドの蓮沼にクロス。

素晴らしいプレイの数々。

前半も楽しかったけど,後半のサッカーも楽しい。

海口100点。だけど,次は120点を目指すぞ。

トップ下の海口。ミラ監督頼みますよ。

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武蔵野のロングスローは続く。

そしてロングスローだけでなく,スピードを使った攻撃も脅威。

左に流れながらシュートを打たれるが,ゴールキーパー池末(30)がファインセーブ。

スタンドで見てたけど,やられてるタイミングだった。

池末。ありがとう。

 

後半24分

(OUT)11遠藤純輝 ⇔ (IN)33平墳迅

 

ちょっと痛めたか?

前線で削られまくった純輝が交代。

心配なナカニシ。

そして,ゴールにかなり餓えている平墳が入る。

 

武蔵野も積極的に選手交代。

後半の半ばを過ぎ,疲れている選手と,疲れていない選手がギャップとなり,試合の流れを変えることはよくあること。

鈴鹿はこのままのペース。

武蔵野は選手交代で突破口を作りたい。

 

サイドバックの,「我武者羅100%」,今井那生(26)

前半から積極的なプレイで,かなり走り回っていた。

純輝の攻撃を支えるビルドアップは,積極的でかつキレがあった。

後半に入り,武蔵野攻撃陣は選手交代をしてサイドの攻略を狙うが,絶対に那生は通さない。

デュエルで負けるのは絶対に嫌だ。

失点なんて何があっても許さない。

那生は試合に出られない時間を無駄に過ごしたわけじゃない。

この時,この場所で,このプレイに勝つために自分を磨いてきている。

那生がどんな準備をして試合に挑んだのか,よく分かるようなピンと集中したプレイ。

1年前の那生のプレイも良かった。だけど,さらに今は見違えるような堂々たるプレイ。

若さの暴走は無い。落ち着いている。びくともしない。

空中戦での競り合いも十分に勝負できている。

そして那生の声が良く聞こえる。

良~い声だ。

那生!この試合無失点で決めるぞ!

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後半は,両チーム共に深く攻め入るため,コーナーキックが増えている。

鈴鹿のキッカーは西村(6)と和田(10)

素直で合わせやすいボールを蹴る西村。

ちょっと癖があって相手が守りにくいボールを蹴る和田。

鈴鹿も再三のチャンスを迎えるが,コーナーキックでのゴールならず。

 

武蔵野もコーナーキックで飛び込んでくる。

しかし,パンチング池末(30)と,鬼俊貴(20)がゴールを守り続ける。

 

センターバックの,「鬼俊貴」,中村俊貴(20)

俊貴からも再三,怒号のような激しい声が出ている。

半分は仲間への指示。半分は自分の気炎の放出のような声。

一昨年の自信なさげなプレイの影は微塵もない(だいたいあれは俊貴だったのかも疑わしい)。

今の俊貴は,まさに鬼のように鈴鹿のゴールに立ちふさがる。

フィジカルはあって当然。スピードも兼ね備えている。体幹も強い。

そして,周りをよく見て,連携もばっちり。

心技体を併せ持つベストディフェンダーと言っていい。

そして,「なんかわからないけど守ってくれそう」という,ディフェンスとにって大事な要素が漂っている。

俊貴,鈴鹿のゴールを守ってくれ。

頼むぞ!

 

後半34分。

(OUT)7リンタロウ ⇔ (IN)14北野純也

(OUT)19田村翔太 ⇔ (IN)18佐藤和馬

 

ちょっと疲れた前線を交代。

しかし,試合の流れは悪くないので変えたくない。

 

北野(14)も和馬(18)もサッカー頭脳の高い選手。

試合の流れをつかみながら,きっちり試合に入った。

 

鈴鹿の中盤,「万里一空」,西村仁志(6)

西村のプレイが分かってきた。

西村は上手い。ちょっと地味に見せることもあるけど,それは地味になるように先回りしてプレイしているだけで,本当に上手い。

この試合でセカンドボールを拾いまくった西村。

西村のプレイを見ていると分かるのだけど,ボールを奪ったり,パスを受けてから,自分がパスを出すまでが早い。

これは,常に周りを見ていて,選手の位置を把握しているためだと思う。

この選手がこの辺を走っていて・・・という鳥の目で試合を見るような絵が西村には見えているのだろう。

止める蹴るの技術も高く,簡単にやっているように見えるが,それは西村の技術。

3節目にして鈴鹿の中盤が整った。

西村の加入はめちゃくちゃ大きい。

西村,鈴鹿の中盤を頼むぜ。

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後半の終盤となったが,試合は未だ,鈴鹿の時間帯が続く。

攻撃にシフトした武蔵野の一瞬のスキを突き,海口がミドルシュートを放つ。

おっしい!

 

北野純也(14)が,体の強さを生かしてボールを前線で懐に収める。

北野らしいプレイが出てきた。

でーも,まだまだ北野のプレイはこんなもんじゃない。

北野,ゴール決めてくれ。鈴鹿サポーターの何人かが泣くから。たぶん。

 

佐藤和馬(18)は試合のバランスを崩さない。

不用意なプレイはせず,確実に試合を組み立てている。

 

平墳迅(33)は,前線で走りまくる。

刈谷戦で思ったけど,平墳も相当足が速い。

武蔵野はもっと攻撃の人数をかけたいのだけど,平墳が残っているので,もう一つ前に上がれない。

 

後半40分

(OUT)8海口彦太 ⇔ (IN)29坂本広大

 

坂本が右サイドハーフに入って,北野,平墳の2トップに変形。

 

試合時間は刻々と過ぎる。

試合後に,サポーターの仲間と話していたのだが,これまでの鈴鹿ならばここで1失点して試合終了だった。

しかーし,ナカニシはもうこの試合失点の予感はしなかった。

 

AT4分。

4分もあるのか?と思ったけど焦りはない。

 

蓮沼翔太(13)),中村俊貴(20),佐藤昂洋(17),今井那生(26)

このディフェンス陣を抜くのは至難の業だ。

そして,0距離に放り込まれる,セットプレイとロングスローを防ぎ続けたゴールキーパー池末智史(30)

 

鈴鹿は毎年スロースターターだった。

今シーズンは第3節でここまでのチームができている。

そして,さらに期待の選手がまだ出てきていない。

 

ベンチメンバーから声が出ているのが分かる。

監督もコーチも。

サポーターとして,声が出せないのが本当に辛い。

 

さあもう少しだ。

最後まで締めろ!

 

ここで試合終了

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

設営をお手伝いいただいた津工業高校のみなさん,ボランティアスタッフのみなさん,ありがとうございました。お疲れさまでした。

 

今日の試合は見ていて,とても楽しい試合でした。

選手たちのプレイは創造性にあふれ,それを下支えする連携や技術も十分に発揮されていました。

本当はあと1点欲しかったのですが,強敵武蔵野さん相手でこの結果は大満足です。

 

それでも,ここがゴールではありません。ずっと先の先です。

それに,まだ試合に出られない選手たちが虎視眈々とポジションを狙っています。

また,次の試合の準備が始まります。

怪我や疲労に気を付けて,良い準備をしてください。

 

さて,ナカニシが勝手に選ぶこの試合のMVP。VictoryCross賞ですが,

悩んだ・・・久しぶりにめちゃめちゃ悩んだ・・・。

その結果!この試合は,「鬼俊貴」中村俊貴(20)選手に贈りたいと思います。

俊貴選手,見事なプレイでした。

カニシ感服。

次の試合もよろしくお願いします。 

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あーーー!

楽しかった!

みんな最高だ!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第4節 4月4日(日)13:00 対 ラインメール青森新青森総合運動公園球技場

JFL第5節 4月11日(日)13:00 対 FC大阪@AGF陸上競技

◇(たぶん)三重県選手権準決勝 4月18日(日)不明 対 不明@不明

 

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