みなさんこんにちは。
本日,いわきFCとの試合がアウェイでありました。
コロナの影響で日本全国が大変な中で,アウェイ席が廃止となりました。
ナカニシの職場でも,県外移動が制限されたため,ネット配信を見ながら応援していました。
鈴鹿がJリーグ昇格をするためには,全体の4位以内で,かつ,J3ライセンスを持つチームの中で2位以内に入らねばなりません。
今後,鈴鹿がライセンスを申請するのか?それが承認されるのか?
それはともかくとして,何よりも勝たなければどっちみち昇格できません。
いわきとの上位対決。
ナカニシは現地で応援したかった。
選手たちと,笑顔も涙も共にしたかった。
試合終了の時。何もできなかった自分に対してイライラしていました。
声を出したい。
潰れて枯れるまで,応援したい。
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試合会場に行けなくても,試合の日は早起きしてしまう。
何もすることが無いのにうろうろする。
今日の対戦相手は,いわきFC(以下,いわきと書きます)
いわきと言えば,地域リーグのころから強いと評判だった。
ナカニシの目から見ると,施設面,資金面,チームの強さ,などいろいろな面で素晴らしいチーム。
強い。めっちゃくちゃ強い。
10時には自宅でユニフォームに着替え,戦闘態勢に入る。
何もすることはできない。
祈って,念を送って,祈って,また祈って。
時間が来た。
選手たちを信じろ。
いくぜ!
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 9藤沢ネット
MF 11遠藤純輝・19田村翔太・8海口彦太・15菊島卓・6西村仁志
DF 34野口遼太・3川里光太郎・17佐藤昂洋・13蓮沼翔太
GK 30池末知史
鈴鹿のフォーメーションは4-2-3-1。スタメンは高知と同じ。
いわきは,たぶん4-4-2
試合内容については,JFLの配信をご覧ください。
こちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=raq-l3EsyqM
前半から一方的に押しまくられる鈴鹿。
鈴鹿といわきの攻撃回数は,3対7くらい。
鈴鹿ティフェンス陣は,しっかりと受けて,最後の最後で崩されていない感じがする。
なので,それほど危ない場面になっていない。
(危ないのは池末が足一本で止めた)
いわきは,ボールの球際が非常に強い。
そのため,中盤でごちゃごちゃすると,いわきの選手が抜け出してくる場面が多い。
要所要所で,いわきの選手はポストプレイのようにボールを懐に入れてタメつくる。
体が強いだけでなく,体の使い方が上手い。
そのため,セカンドボールの奪い合いで,鈴鹿が押されている。
この試合,いわきは鈴鹿の中盤へ強いプレッシャーをかけてきた。
そのため,鈴鹿はパス回しよりも,前線のネットに放り込むしかなく,攻撃が単発になっている。
対照的にいわきは,鈴鹿陣内でのセカンドボールの奪い合いで,鈴鹿を抑えているため,ずっといわきの攻撃のターンが続いているように感じる。
鈴鹿は,押されてもディフェンス陣は後ろへ引かず,高い位置を取っている。
そのため,センターバックが前に出てディフェンス出来ている。
しかし,ペースは完全にいわき。
JFL初年度のアウェイのホンダロック戦の時くらい何もさせてもらえない。
これは・・・。
ヤバイ・・・。
前半35分。
蹴るのは西村仁志(6)
西村のキックの弾道は,センターで体を張るネットの所へ。
ネットが踏ん張っている。
ネット放送の画面の外から飛び込んできたのは,佐藤昂洋(17)!
コウヨウヘッド!
ゴーーーーーーール!!!1-0
なんと!鈴鹿先制。
さんざん押されていたが,セットプレイ一発で流れを変える。
コウヨウヘッドの後,鈴鹿の攻撃がつながり始め,いわきゴールに迫る。
しかし,いわきのディフェンスも固い。
前半終了。
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ハーフタイムも祈るナカニシ。
頼む。厳しい試合だけど,みんな頑張ってくれ。
何度も食いしばった奥歯が痛い。
ナカニシの奥歯ぐらい砕けても良い。
みんなが笑っていわきから帰ってこれますように。
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後半開始。
後半開始直後は,五分の展開。
しかし,徐々にいわきのフィジカルが鈴鹿を追い詰めていく。
鈴鹿のディフェンスは川里を中心に崩れていない。
ただ,ギリギリの攻防戦のため,タックルで痛めるのは鈴鹿の選手が多い。
当たりの激しさでも,いわきが押しているように見える。
いわきは後半からサイドを中心に攻めるようになった。
そのため,より一層,前線の密度が薄くなり,ネットが孤立している。
鈴鹿の攻撃のターンが始まらない。
後半20分
(OUT)9藤沢ネット ⇔ (IN)7エフライン・リンタロウ
(OUT)11遠藤純輝 ⇔ (IN)18佐藤和馬
試合の流れを変えるため,和馬とリンが入る。
頼む。リンタロウ,和馬。流れを変えてくれ。
試合は変わらず,いわきペース。
特に左サイドからクロスを放り込んでくるので,ディフェンスが左に寄っている。
鈴鹿はリンタロウが走るので,一発カウンターを狙いたいが,ゴールキーパーの池末から,リンタロウへの一閃が出ない。
いわきは,リンタロウにマークを絞れるため,十分に余裕をもって対応している。
鈴鹿の攻撃は単調にならざるを得ず,まだ変化が出せない。
後半27分。
いわきのコーナーキックの,こぼれたボールを狭いところを通されて失点。
1-1
いわきは,フィジカルだけでなく,止める蹴るの技術も高く,サイドをショートパスで抜いてくる。
サイドに張ると,「サイド」と「センター」の中間にフォローの選手が必ず走ってスルーパスをもらうので,練習している攻撃なのだろう。
鈴鹿はどうだ?
練習してきたことが出来ているか?
後半28分
(OUT)17佐藤昂洋 ⇔ (IN)20中村俊貴
残り15分。
防戦一方だが,ギリギリ崩れていない鈴鹿。
鈴鹿の攻撃のターンは無い。全て潰されている。
失点するな。
持ちこたえろ。
後半38分
(OUT)19田村翔太 ⇔ (IN)14北野純也
(OUT)15菊島卓 ⇔ (IN)29坂本広大
残り5分。
後半41分。
左からのクロスボールを頭で合わせられて失点。
1-2
反撃及ばず,試合終了。
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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。
コロナの状況下で,試合運営を行うのは大変だと思います。いわきのスタッフのみなさん,お疲れさまでした。
フィジカル,球際,出足の早さ,中盤の主導権争いなど,鈴鹿が負ける試合は,何となく似ている気がします。
しかし,もう選手も監督もスタッフも,今日の試合の修正と,次の試合の必勝を考えていることでしょう。
敗戦は取り返せません。
だけど,次の試合に勝つための準備はできます。
言いたくはありませんが,
いわきは鈴鹿より強かった。
だから鈴鹿が負けた。
それが全てです。
今は。
みなさん,お気をつけて帰路についてください。
そしてゆっくり休んで,5月5日の試合に向き合いましょう。
次はホームAGFです。
声を出せませんが,その場で気持ちを込めます。
こんな時こそ,鈴鹿が一丸となって,次の戦いを迎えましょう。
最後に一言。
俺たちはこんなもんじゃない。
ではまた。
(今後の試合)
◇JFL第8節 5月5日(水・祝)13:00 対 FCマルヤス岡崎@AGF陸上競技場